JPH10233642A - 弾性表面波フィルタの特性測定方法及び製造方法 - Google Patents

弾性表面波フィルタの特性測定方法及び製造方法

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JPH10233642A
JPH10233642A JP3389997A JP3389997A JPH10233642A JP H10233642 A JPH10233642 A JP H10233642A JP 3389997 A JP3389997 A JP 3389997A JP 3389997 A JP3389997 A JP 3389997A JP H10233642 A JPH10233642 A JP H10233642A
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光雄 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性表面波フィルタの製造に際し、ウエハ状
態で特性を測定するに際し、より完成品に近い伝送特性
を得ることができ、かつウエハプロービング用治具間の
測定ばらつきを抑制し得る方法を提供する。 【解決手段】 ウエハ1上に弾性表面波フィルタ用電極
パターンを形成した後に、電極プローブを接触させてウ
エハ上で伝送特性を測定するに際し、入力側プローブ組
9のアース用プローブ9bが接触される弾性表面波フィ
ルタのアース電極8bと出力側プローブ組10のアース
用プローブ10cが接触される出力側アース電極8eと
を、ウエハ1上において導電パターン7を介して電気的
に短絡させて伝送特性を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性表面波フィル
タの特性測定方法及び製造方法に関し、より詳細には、
弾性表面波フィルタの製造工程においてウエハ状態にお
いて弾性表面波フィルタの特性を測定する方法及び該弾
性表面波フィルタの製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波フィルタは、通常、弾性表面
波フィルタ素子を、外部と接続するための外部端子を有
するパッケージ内に収納した構造を有する。この場合、
弾性表面波フィルタ素子の入出力端子及びアース電極
が、上記パッケージに構成されている外部端子にボンデ
ィングワイヤを介して接続されている。また、この種の
弾性表面波フィルタでは、入力側及び出力側のアース電
極は、ボンディングワイヤを介して、パッケージ側にお
いて共通接続されている。すなわち、弾性表面波フィル
タ素子上においては、入力側アース電極と、出力側アー
ス電極は電気的に分離されている。
【0003】他方、弾性表面波フィルタ素子の製造は、
以下の工程により行われていた。まず、圧電単結晶や圧
電セラミックスからなるウエハを用意する。次に、ウエ
ハ上に弾性表面波フィルタを構成するための電極パター
ンを形成する。しかる後、ウエハに構成された各弾性表
面波フィルタ素子の特性を測定する。この測定は、ウエ
ハプロービンクと称されている方法により行われてい
る。すなわち、信号用プローブ及びアース用プローブか
らなる入力側プローブ組と、信号用プローブ及びアース
用プローブからなる出力側プローブ組とを用いて弾性表
面波フィルタの特性が測定されていた。
【0004】より具体的には、弾性表面波フィルタの入
力側においては、入力側プローブ組の信号用プローブを
弾性表面波フィルタの入力側のホット側電極に、アース
用プローブを入力側アース電極に接触させ、他方、出力
側においては、上記出力側プローブ組の信号用プローブ
を弾性表面波フィルタの出力側のホット側電極に、アー
ス用プローブを出力側アース電極に接触させ、弾性表面
波フィルタの特性を測定していた。
【0005】また、弾性表面波フィルタにおいて入力側
アース電極が複数形成されている場合には、複数のアー
ス用プローブを各アース電極に接触させ、複数のアース
用プローブ同士を短絡させることにより、入力側のアー
ス電極を共通化していた。同様に、出力側においても、
複数のアース電極が構成されている場合には、複数の出
力側アース用プローブを該複数の出力側アース電極に接
触させ、かつ複数の出力側アース用プローブを短絡させ
ることにより、出力側アース電極を共通化していた。
【0006】また、入力側及び出力側のアース電極が単
数及び複数の如何にかかわらず、入力側アース用プロー
ブと出力側アース用プローブとをプローブにおいて短絡
させ、結果的に全てのアース電極を共通化し、上記測定
を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の測定方法では、複数のアース電極が、アース用
プローブを介して導通されていたため、測定結果に、プ
ローブのインダクタンスや入出力プローブ間の寄生容量
が影響せざるを得なかった。
【0008】特に、入力側アース用プローブと出力側ア
ース用プローブとが比較的大きな距離を隔てて配置され
ることが多く、入出力アース間のインピーダンスが大き
くなるため、入力側アース電極と出力側アース電極と
が、同電位及び同位相になり難かった。そのため、上記
ウエハプロービング段階で測定された弾性表面波フィル
タ素子の伝送特性は、最終的にパッケージに収納された
弾性表面波フィルタの完成品における伝送特性とかなり
異なるものとなっていた。従って、ウエハプロービング
工程により伝送特性を測定して良品選別を行ったとして
も、該良品選別を高精度に行うことができなかった。
【0009】さらに、従来の測定方法では、プローブを
含むウエハプロービング用治具のインピーダンスが伝送
特性に影響を与えるため、ウエハプロービング用治具の
インピーダンスのばらつきが少ないことが求められる
が、これらの治具のインピーダンスを高精度に制御する
ことも困難であった。従って、ウエハプロービング用治
具を変更した場合、測定結果が異なることがあり、用い
られるウエハプロービング用治具間における測定ばらつ
きが生じざるを得なかった。
【0010】本発明の目的は、ウエハ状態において、弾
性表面波フィルタの特性を測定するに際し、最終的な完
成品に近い伝送特性を正確に測定することができ、かつ
使用するウエハプロービング用治具間の測定ばらつきを
抑制し得る、弾性表面波フィルタの特性測定方法及び製
造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる弾性表面
波フィルタの測定方法は、弾性表面波フィルタ用電極パ
ターンが形成されたウエハを用意する工程と、それぞ
れ、信号用プローブ及びアース用プローブからなる入力
側プローブ組及び出力側プローブ組を用いて、前記入力
側プローブ組のアース用プローブが接触される弾性表面
波フィルタの少なくとも一つの入力側アース電極と、前
記出力側プローブ組のアース用プローブが接触される弾
性表面波フィルタの少なくとも一つの出力側アース電極
とを前記ウエハ上において電気的に短絡させておいて、
前記ウエハに構成された弾性表面波フィルタの特性を測
定するウエハプロービング工程とを備えることを特徴と
する。
【0012】本発明の弾性表面波フィルタの測定方法で
は、好ましくは、前記ウエハプロービング工程におい
て、前記弾性表面波フィルタの入力側アース電極の全て
が、前記弾性表面波フィルタの出力側アース電極の全て
と電気的に短絡される。
【0013】また、本発明の弾性表面波フィルタの測定
方法においては、入力側アース電極と出力側アース電極
のウエハ上における短絡は、適宜の方法で行い得るが、
より特定的な局面によれば、ウエハ上に形成された導電
パターンにより行われる。
【0014】本発明にかかる弾性表面波フィルタの製造
方法は、弾性表面波フィルタ用電極パターンが形成され
たウエハを用意する工程と、それぞれ、信号用プローブ
及びアース用プローブからなる入力側プローブ組及び出
力側プローブ組を用いて、前記入力側プローブ組のアー
ス用プローブが接触される弾性表面波フィルタの少なく
とも一つの入力側アース電極と、前記出力側プローブ組
のアース用プローブが接触される弾性表面波フィルタの
少なくとも一つの出力側アース電極とを前記ウエハ上に
おいて電気的に短絡させておいて、前記ウエハに構成さ
れた弾性表面波フィルタの特性を測定するウエハプロー
ビング工程と、前記ウエハプロービング工程において得
られた測定結果から良品の弾性表面波フィルタを選別す
る工程と、前記ウエハを個々の弾性表面波フィルタ単位
に切断する工程とを備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例にかか
る弾性表面波フィルタの製造方法を説明するための平面
図である。図1では、ウエハ1上に弾性表面波フィルタ
を構成するための電極パターンが形成されている状態が
図示されている。
【0016】なお、ウエハ1としては、LiTaO3
LiNbO3 などの圧電単結晶、またはPZT系圧電セ
ラミックスのような圧電セラミックスからなるもの、あ
るいはアルミナなどの絶縁性材料上にZnO薄膜などの
圧電薄膜を形成したものを用いることができる。さら
に、絶縁性基板上に例えば図1に示されている弾性表面
波フィルタ用電極パターンを形成した後に、上面にZn
O薄膜などの圧電薄膜を形成し、後述のプローブが接触
される部分のみがZnO薄膜から電出されるように構成
してもよい。
【0017】ウエハ1上には、複数の弾性表面波フィル
タを構成するために、各弾性表面波フィルタに応じた電
極パターンが複数形成されているが、図1では、一つの
弾性表面波フィルタ部分のみが拡大して図示されてい
る。
【0018】図1から明らかなように、本実施例では、
弾性表面波フィルタを構成するために、1ポート型弾性
表面波共振子2〜6が用いられている。1ポート型弾性
表面波共振子2は、少なくとも1本以上の電極指を有す
るくし歯電極を互いの電極指が間挿し合うように配置し
てなるインターデジタルトランスデューサ(以下、ID
Tと略す。)2aの表面波伝搬方向両側に反射器2b,
2cを配置した構造を有する。他の1ポート型SAW共
振子3〜6もSAW共振子2と同様に構成されている。
【0019】1ポート型SAW共振子2〜6は、図2に
示す後述の測定回路におけるAで囲まれている部分を構
成するように接続されている。すなわち、1ポート型S
AW共振子3,5が直列腕共振子を、1ポート型SAW
共振子2,4,6が並列腕共振子を構成している、2.
5段のラダー型回路を構成するように、SAW共振子2
〜6が接続されている。
【0020】また、図1において、1ポート型SAW共
振子2〜6で構成されている1個の弾性表面波フィルタ
用電極パターンの周囲には、格子状に導電パターン7が
形成されている。導電パターン7は、好ましくは、SA
W共振子2〜6と同一電極材料を用いることにより、S
AW共振子2〜6の電極パターンと同一工程で形成する
ことができる。
【0021】なお、この弾性表面波フィルタにおいて
は、アース電極8b,8d,8eと入力電極8a、出力
電極8cが形成されており、アース電極8b,8eに
は、導電パターンに接続された電極突出部8b1 ,8e
1 が形成されている。
【0022】本実施例では、ウエハ1上に、上記SAW
共振子2〜6からなる弾性表面波フィルタがマトリクス
状に多数形成されており、かつ格子状の導電パターン7
が形成されている構造を用意する。この場合、各SAW
共振子フィルタ2〜6及び導電パターン7については、
ウエハ1上にAlなどの導電性材料を塗布・硬化させる
ことにより、あるいはウエハ1の全面にメッキ、蒸着も
しくはスパッタリングなどにより導電膜を形成した後エ
ッチングすることにより形成することができる。
【0023】次に、各弾性表面波フィルタの特性をウエ
ハ状態で測定する。この工程をウエハプロービング工程
と規定する。ウエハプロービング工程では、信号用プロ
ーブ9a及びアース用プローブ9bからなる入力側プロ
ーブ組9と、信号用プローブ10a及びアース用プロー
ブ10b,10cからなる出力側プローブ組10を用い
る。すなわち、弾性表面波フィルタの入力電極8aに、
信号用プローブ9aを接触させる。また、入力側アース
電極8bにアース用プローブ9bを接触させる。
【0024】他方、出力側においては、出力電極8c
に、信号用プローブ10aを接触させる。さらに、出力
側アース電極8d,8eに、それぞれアース用プローブ
10b,10cを接触させる。なお、アース用プローブ
10b,10cは、プローブ側において共通接続する。
【0025】上記のように、入力側プローブ組9及び出
力側プローブ組10を用い、図2に示す測定回路を用い
て、上記弾性表面波フィルタの伝送特性をウエハ状態で
測定する。なお、図2において、Bで囲まれている部分
はウエハプロービング用治具、すなわち入力側プローブ
組9及び出力側プローブ組10を含むウエハプロービン
グ用治具による等価回路を示し、インピーダンスZは、
このウエハプロービング用治具の等価インピーダンスを
示す。また、11は電圧計を含む測定装置を示す。
【0026】上記のようにして、弾性表面波フィルタの
伝送特性を測定した結果を図3に破線C,Dで示す。な
お、破線Dは、挿入損失を図3の右側のスケールで拡大
して示す特性である。
【0027】本実施例では、上記のようにして、弾性表
面波フィルタの伝送特性をウエハ状態で測定した後、測
定された伝送特性に従って、良品を選別する。すなわ
ち、測定された伝送特性が、目的とする特性からの許容
範囲に入る場合には良品とし、入らない場合には不良品
とする。しかる後、ウエハ1を個々の弾性表面波フィル
タ単位に切断し、良品として判断された弾性表面波フィ
ルタのみを取り出し、製品とする。
【0028】この場合、ウエハ1の切断は、格子状に形
成された導電パターン7の内側で行われる。すなわち、
SAW共振子フィルタ2〜6が構成されている領域の周
囲において、導電パターン7よりも内側でウエハ1を切
断することにより個々の弾性表面波フィルタを得る。従
って、切断後には、入力側アース電極8bと、出力側ア
ース電極8eとは電気的に分離される。
【0029】本実施例の特徴は、上記ウエハプロービン
グ工程において、弾性表面波フィルタの入力側のアース
電極8bと、出力側のアース電極8eとをウエハ1上に
おいて導電パターン7を用いて電気的に短絡されている
ことにある。
【0030】すなわち、上記ウエハプロービング工程に
おいては、アース電極8bとアース電極8eとが導電パ
ターン7を介して短絡されており、かつ出力側アース電
極8d,8eは、アース用プローブ10b,10cを介
してウエハプロービング用治具内で短絡されているの
で、結果として、全てのアース電極8b,8d,8eが
ほぼ同電位及び同位相となる。
【0031】よって、従来の弾性表面波フィルタのウエ
ハ状態における伝送特性の測定結果に比べて、最終的に
得られた弾性表面波フィルタの完成品の伝送特性に近い
測定結果を得ることができる。これを、図3並びに図4
〜図6を参照して説明する。
【0032】図3において、実線E,Fは、それぞれ、
最終的に得られた弾性表面波フィルタ、すなわちウエハ
1から切断された後パッケージに格納されている弾性表
面波フィルタの伝送特性を示す。曲線Fは、曲線Eの特
性を右側のスケールに従って拡大した特性を示す。比較
のために、従来の弾性表面波フィルタのウエハ状態にお
ける伝送特性を図4及び図5を参照して説明する。
【0033】図4は、従来法に従って、ウエハ51上に
複数の弾性表面波フィルタを構成した場合の一つの弾性
表面波フィルタ部分を拡大して示す平面図である。ウエ
ハ51上に、1ポート型SAW共振子52〜56が構成
されている。1ポート型SAW共振子52〜56は、図
1に示した1ポート型SAW共振子2〜6とほぼ同様に
構成されている。
【0034】もっとも、図1に示した実施例では、アー
ス電極8b,8eが導電パターン7に接続されるように
電極突出部8b1 ,8e1 が形成されていたが、図4に
示す弾性表面波フィルタでは、上記電極突出部8b1
8e1 は形成されていない。すなわち、SAW共振子5
2の入力側アース電極58bは、ウエハ1に形成された
格子状の導電パターン57に電気的に接続されていな
い。同様に、出力側アース電極58eについても、導電
パターン57に電気的に接続されていない。
【0035】ウエハプロービング工程においては、入力
側電極58aに、入力側プローブ組59の内信号用プロ
ーブ59bを接触させる。また、アース用プローブ59
aを入力側アース電極58bに接触させる。
【0036】また、出力側においては、出力電極58c
に、出力側プローブ組の内信号用プローブ60aを接触
させる。さらに、出力側アース電極58d,58eにそ
れぞれ、アース用プローブ60b,60cを接触させ
る。
【0037】図5は、上記ウエハプロービング工程にお
ける測定系の等価回路を示す図であり、Gで囲まれる部
分が、弾性表面波フィルタの等価回路を示し、Hで示す
部分が、ウエハプロービング用治具の等価回路を示す。
【0038】上記従来法でウエハ状態において測定した
伝送特性を図6に破線I,Jで示す。比較のために、完
成品の伝送特性を実線E,Fで示す。破線I,Jと、実
線E,Fとの間の隔たりは、図3に示した破線C,Dと
実線E,Fとの隔たりに比べて大きいことが判る。
【0039】これは、上述した実施例では、入力側アー
ス電極8bと、出力側アース電極8eとがウエハ1上で
導通されており、かつ出力側アース電極8d,8eがウ
エハプロービング用治具で短絡されているのに対し、従
来例では、入力側アース電極58bと、出力側アース電
極58d,58eとがウエハ51上では短絡されておら
ず、ウエハプロービング用治具側において全て短絡され
ていることによると思われる。
【0040】さらに、上記実施例では、ウエハ1上にお
いて、入力側アース電極8bと出力側アース電極8eと
が短絡されているので、入力側アース用プローブ9bと
出力側アース用プローブ10cとの間のインピーダンス
のウエハプロービング用治具間ばらつきも問題とならな
い。従って、ウエハプロービング用治具間における測定
ばらつきを抑制することもできる。
【0041】また、従来例では、図6に示したように、
完成品との特性の隔たりが大きいだけでなく、通過帯域
内における損失が大きく、波形もかなり異なっているの
に対し、上記実施例によれば、完成品において測定され
た特性との隔たりが小さいだけでなく、波形も同じよう
な形となることが判る。
【0042】(第2の実施例)図7は、本発明の弾性表
面波フィルタの測定方法の第2の実施例を説明するため
の平面図である。第2の実施例では、ウエハ1上に形成
されている電極パターン8dが、電極突出部8d1 を有
し、電極突出部8d1 が導電パターン7に電気的に接続
されていることを除いては、第1の実施例と同様であ
る。従って、同一の部分に同一の参照番号を付すること
により、それぞれの部分についての詳細な説明は、第1
の実施例について行った説明を援用することにより省略
する。
【0043】本実施例では、出力側アース電極8dが、
電極突出部8d1 により導電パターン7に電気的に接続
されている。従って、入力側アース電極8b、及び出力
側アース電極8d,8eが、導電パターン7を介してウ
エハ1上において短絡されている。いいかえれば、弾性
表面波フィルタの入力側及び出力側の全てのアース電極
がウエハ1上において電気的に短絡されている。
【0044】ウエハプロービング工程においては、第1
の実施例と同様に、入力側プローブ組9及び出力側プロ
ーブ組10を用いて伝送特性を測定するが、この場合、
全てのアース電極8b,8d,8eがウエハ1上で短絡
されているため、測定系の等価回路を示す図8における
ウエハプロービング用治具の等価インピーダンスZ’の
影響はほぼ無視することができ、アースが一層強化さ
れ、アース電極8dとアース電極8eはさらに同電位、
同位相に近づくことになる。
【0045】図9にウエハプロービング工程で測定され
た弾性表面波フィルタの伝送特性を破線K,Lで示す。
なお、破線Lは、破線Kの特性の要部を右側のスケール
に沿って拡大して示した特性である。比較のために、完
成品の伝送特性を実線E,Fで示す。
【0046】破線K,Lを図3に示した破線C,Dと比
較すれば明らかなように、本発明によれば、第1の実施
例に比べてより一層完成品に近い伝送特性の得られるこ
とが判る。
【0047】従って、本実施例のように全てのアース電
極8b,8d,8eをウエハ1上において短絡すること
により、全てのアース電極8b,8d,8eがより一層
ほぼ同電位及び同位相となるので、ウエハプロービング
工程において測定される伝送特性をより一層完成品の伝
送特性に近づけることが可能となる。
【0048】(第3の実施例)第3の実施例は、共振子
型フィルタを用いた弾性表面波フィルタの製造方法に適
用したものである。
【0049】まず、例えば、36°Y方向X伝搬のLi
TaO3 からなるウエハを用意する。次に、図10に示
すように、ウエハ21の1面に、格子状導電パターン2
2と、該格子状導電パターン22で囲まれた各領域内
に、それぞれ一つの弾性表面波フィルタ用電極パターン
を形成する。
【0050】この弾性表面波フィルタ用電極パターン
は、SAW共振子を2段縦続接続させた構成を有するも
のであり、一方のSAW共振子フィルタ23は、IDT
23a,23b,23cと、反射器23d,23eとを
有する。他方のSAW共振子フィルタ24も、IDT2
4a,24b,24cと、反射器24d,24eとを有
する。
【0051】一方のSAW共振子フィルタでは、中央の
IDT23aが入力電極28a及びアース電極28bを
有する。また、両側のIDT23b,23cは、共通ア
ース電極28cにより共通接続されている。また、ID
T23b,23cのホット側の電極は、段間接続電極2
8dに接続されている。段間接続電極28dには、他方
のSAW共振子フィルタ24のIDT24b,24cが
接続されている。IDT24b,24cの他方の電極
は、共通アース電極28eに接続されている。SAW共
振子フィルタ24の中央のIDT24aは、アース電極
28fと出力電極28gとを有する。
【0052】なお、共通アース電極28c,28eは、
それぞれ、電極接続部28c1 ,28e1 により導電パ
ターン22に電気的に接続されている。上記弾性表面波
フィルタ用電極パターンについては、第1の実施例と同
様にウエハ21上にAlなどの金属を全面に蒸着、メッ
キもしくはスパッタリングなどにより形成し、しかる後
エッチングすることにより形成することができる。
【0053】ウエハプロービング工程では、入力側プロ
ーブ組40として、信号用プローブ40a及びアース用
プローブ40b,40cを用いる。すなわち、信号用プ
ローブ40aを入力電極28aに接触させ、アース用プ
ローブ40b,40cを共通アース電極28c及びアー
ス電極28bに、それぞれ接触させる。
【0054】また、出力側においては、出力側プローブ
組41として、信号用プローブ41a及びアース用プロ
ーブ41b,41cを用いる。すなわち、信号用プロー
ブ41aを出力電極28gに接触させ、アース用プロー
ブ41b,41cをアース電極28f及び共通アース電
極28eにそれぞれ接触させる。
【0055】なお、SAW共振子フィルタ23,24の
1段の等価回路を図11に示す。また、図12に上記ウ
エハプロービング工程における測定系全体の等価回路を
示す。図12において、実線Mは、上記導電パターン2
2内に構成されている1個の弾性表面波フィルタの等価
回路を示し、実線Nはウエハプロービング用治具の等価
回路を示す。
【0056】本実施例では、SAW共振子フィルタ2
3,24を2段縦続接続させて弾性表面波フィルタが構
成されるが、この場合においても、入力側アース電極と
しての共通アース電極28c及び出力側アース電極とし
ての共通アース電極28eが導電パターン22に接続さ
れてウエハ21上において電気的に短絡されている。
【0057】また、入力側プローブ組40のアース用プ
ローブ40b,40c並びに出力側プローブ組41のア
ースプローブ41b,41cがプローブ内で短絡されて
いる。
【0058】従って、ウエハ21上で入力側の少なくと
も一つのアース電極28cと出力側の少なくとも一つの
アース電極28eとが短絡されているので、入力側アー
ス電極と出力側アース電極とがほぼ同電位及び同位相と
なる。従って、測定される伝送特性は完成品の伝送特性
に近いものとなる。
【0059】これを、図13及び比較のための図14〜
図16を参照して説明する。図13は、上記第3の実施
例においてウエハプロービング工程において測定された
伝送特性を示し、破線O,Pはウエハプロービング工程
において測定された特性を、実線Q,Rは完成品の伝送
特性を示す。なお、破線P及び実線Rは、それぞれ、破
線O及び実線Qの要部を右側のスケールで拡大した特性
である。図13から明らかなように、本実施例によれ
ば、完成品の伝送特性と似た波形の伝送特性を測定し得
ることが判る。
【0060】図14は、比較のために用意した従来の弾
性表面波装置の製造方法におけるウエハプロービング工
程を説明するための平面図である。ここでは、ウエハ7
1上に、格子状に導電パターン72が形成されており、
導電パターン72で構成された矩形領域内に、SAW共
振子フィルタ73,74が構成されている。SAW共振
子フィルタ73,74は、第3の実施例におけるSAW
共振子フィルタ23,24と同様に構成されている。も
っとも、共通アース電極78c,78eは、それぞれ、
格子状の導電パターン72に電気的に接続されていな
い。その他の点については、第3の実施例と同様に構成
されている。従って、相当の部分については、相当の参
照番号を付することにより、詳細な説明は省略する。
【0061】ウエハ状態で特性を測定するに際しては、
第3の実施例と同様に、入力側プローブ組80として、
信号用プローブ80a及びアース用プローブ80b,8
0cを用いる。すなわち、信号用プローブ80aを入力
電極78aに接触させ、アース用プローブ80b,80
cを共通アース電極78c及びアース電極78bにそれ
ぞれ接触させる。
【0062】同様に、出力側においても、出力側プロー
ブ組81として、信号用プローブ81a 及びアース用プ
ローブ81b,81cを用意する。信号用プローブ81
aを出力電極78gに接触させる。また、アース用プロ
ーブ81b,81cをアース電極78f,共通アース電
極78eにそれぞれ接触させる。
【0063】上記ウエハプロービング工程における測定
系の等価回路を図15に示す。図14及び図15を参照
して説明した従来法では、アース電極78c,78b,
78e,78fに、それぞれ、アース用プローブ80
b,80c,81b,81cが接触されて測定が行われ
る。この場合、アース電極80b、80cは入力側アー
スプローブ内で、アース電極81b,81cは出力側ア
ースプローブ内でそれぞれ短絡している。よって、図1
4及び図15に示した従来例では、図16に示すよう
に、得られる伝送特性は、完成品の伝送特性からかなり
異なることになる。
【0064】なお、図16において、破線S,Tは、ウ
エハプロービング工程において測定された伝送特性を示
し、破線Tは破線Sで示した特性を右側のスケールに沿
って拡大して示したものである。破線S,Tで示されて
いるように、通過帯域内において、左側の肩が欠けた波
形となり、完成品と異なる波形の伝送特性しか得られな
いことが判る。
【0065】図13と図16との比較から、第3の実施
例においても少なくとも一つの入力側アース電極と、少
なくとも一つの出力側アース電極とがウエハ21上で電
気的に短絡されているので、ウエハ上で完成品に近い伝
送特性を測定し得ることが判る。また、入力側アース電
極と出力側アース電極とはウエハ21上で短絡されてい
るので、入力側のアース用プローブと出力側のアース用
プローブとの間に存在するインピーダンスZ’のウエハ
プロービング用治具間のばらつきは問題とはならない。
従って、ウエハプロービング用治具間の測定ばらつきを
抑制することができる。
【0066】なお、第3の実施例においても、上記ウエ
ハプロービング工程を実施した後に、第1の実施例と同
様に測定結果から良品の弾性表面波フィルタを選別す
る。また、良品を選別した後に、ウエハを個々の弾性表
面波フィルタ単位に切断し、良品の弾性表面波フィルタ
チップを得る。このようにして、目的とする特性の弾性
表面波フィルタを確実に製造することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明の弾性表面波フィルタの測定方法
では、ウエハプロービング工程において、入力側プロー
ブ組のアース用プローブが接触される弾性表面波フィル
タの少なくとも一つの入力側アース電極と、出力側プロ
ーブ組のアース用プローブが接触される弾性表面波フィ
ルタの少なくとも一つの出力側アース電極とをウエハ上
において電気的に短絡させているため、入力側アース電
極と出力側アース電極とがほぼ同電位及び同位相となる
ため、完成品の弾性表面波フィルタにより近い伝送特性
を得ることができると共に、入力側のアース用プローブ
と出力側のアース用プローブとの間に存在するインピー
ダンスのウエハプロービング用治具間のばらつきが問題
とならないので、ウエハプロービング用治具間の測定ば
らつきを抑制することも可能となる。
【0068】よって、使用するウエハプロービング用治
具を変更したとしても、完成品に近い伝送特性を安定に
測定することができ、かつ測定後の良品選別を確実に行
うことができ、設計に応じた伝送特性を有する弾性表面
波フィルタを容易にかつ安定に供給することが可能とな
る。
【0069】また、ウエハプロービング工程において、
入力側アース電極の全てを出力側アース電極の全てとウ
エハ上において短絡させた場合には、より一層完成品に
近い伝送特性をウエハ上において測定することが可能と
なる。
【0070】また、ウエハ上における入力側アース電極
と出力側アース電極との短絡をウエハ上に形成された導
電パターンにより行う場合には、弾性表面波フィルタ用
電極パターンの形成に際し、上記短絡のための導電パタ
ーンを同時に形成することができるので、工程を増加さ
せることなく、入力側アース電極と出力側アース電極と
を容易に短絡させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる弾性表面波フィ
ルタの製造方法においてウエハ上にプローブを接触させ
た状態を示す拡大平面図。
【図2】第1の実施例におけるウエハプロービング工程
の測定系の等価回路を示す図。
【図3】第1の実施例において、ウエハプロービング工
程において測定された伝送特性と完成品の伝送特性とを
示す図。
【図4】比較のために実施した弾性表面波フィルタの測
定方法においてウエハ上にプローブを接触させた状態を
説明するための拡大平面図。
【図5】比較のために実施した弾性表面波フィルタの測
定方法の測定系を説明するための等価回路図。
【図6】比較のために実施した弾性表面波フィルタのウ
エハプロービング工程において測定された伝送特性と完
成品の伝送特性とを示す図。
【図7】本発明の第2の実施例の弾性表面波フィルタの
製造方法においてウエハプロービング工程を説明するた
めの拡大平面図。
【図8】第2の実施例におけるウエハプロービング工程
の測定系を説明するための等価回路図。
【図9】第2の実施例において、ウエハプロービング工
程において測定された伝送特性と完成品の伝送特性とを
示す図。
【図10】本発明の第3の実施例において、ウエハプロ
ービング工程においてプローブを接触させた状態を説明
するための拡大平面図。
【図11】第3の実施例で用いられているSAW共振子
フィルタ1段の等価回路を示す図。
【図12】第3の実施例のウエハプロービング工程にお
ける測定系の等価回路を示す図。
【図13】第3の実施例のウエハプロービング工程にお
いて測定された伝送特性及び完成品の伝送特性とを示す
図。
【図14】第3の実施例の比較のために実施した従来の
ウエハプロービング工程を説明するための拡大平面図。
【図15】図14に示したウエハプロービング工程にお
ける測定系の等価回路を示す図。
【図16】図15に示したウエハプロービング工程に従
って測定された伝送特性と完成品の伝送特性とを示す
図。
【符号の説明】
1…ウエハ 2〜6…1ポート型SAW共振子 8a…入力電極 8b…入力側アース電極 8c…出力電極 8d,8e…出力側アース電極 9…入力側プローブ組 9a…信号用プローブ 9b…アース用プローブ 10…出力側プローブ組 10a…信号用プローブ 10b,10c…アース用プローブ 7…導電パターン 21…ウエハ 22…導電パターン 23,24…SAW共振子フィルタ 28a…入力電極 28b,28c…入力側アース電極 28e,28f…出力側アース電極 28g…出力電極 40…入力側プローブ組 40a…信号用プローブ 40b,40c…アース用プローブ 41…出力側プローブ組 41a…信号用プローブ 41b,41c…アース用プローブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性表面波フィルタ用電極パターンが形
    成されたウエハを用意する工程と、 それぞれ、信号用プローブ及びアース用プローブからな
    る入力側プローブ組及び出力側プローブ組を用いて、前
    記入力側プローブ組のアース用プローブが接触される弾
    性表面波フィルタの少なくとも一つの入力側アース電極
    と、前記出力側プローブ組のアース用プローブが接触さ
    れる弾性表面波フィルタの少なくとも一つの出力側アー
    ス電極とを前記ウエハ上において電気的に短絡させてお
    いて前記ウエハに構成された弾性表面波フィルタの特性
    を測定するウエハプロービング工程とを備えることを特
    徴とする、弾性表面波フィルタの特性測定方法。
  2. 【請求項2】 前記ウエハプロービング工程において、
    前記弾性表面波フィルタの入力側アース電極の全てが、
    前記弾性表面波フィルタの出力側アース電極の全てと電
    気的に短絡されている、請求項1に記載の弾性表面波フ
    ィルタの特性測定方法。
  3. 【請求項3】 前記入力側アース電極と出力側アース電
    極のウエハ上における短絡が、ウエハ上に形成された導
    電パターンにより行われている、請求項1または2に記
    載の弾性表面波フィルタの特性測定方法。
  4. 【請求項4】 弾性表面波フィルタ用電極パターンが形
    成されたウエハを用意する工程と、 それぞれ、信号用プローブ及びアース用プローブからな
    る入力側プローブ組及び出力側プローブ組を用いて、前
    記入力側プローブ組のアース用プローブが接触される弾
    性表面波フィルタの少なくとも一つの入力側アース電極
    と、前記出力側プローブ組のアース用プローブが接触さ
    れる弾性表面波フィルタの少なくとも一つの出力側アー
    ス電極とを前記ウエハ上において電気的に短絡させてお
    いて前記ウエハに構成された弾性表面波フィルタの特性
    を測定するウエハプロービング工程と、 前記ウエハプロービング工程において得られた測定結果
    から良品の弾性表面波フィルタを選別する工程と、 前記ウエハを個々の弾性表面波フィルタ単位に切断する
    工程とを備えることを特徴とする、弾性表面波フィルタ
    の製造方法。
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