JPH10233591A - 筐体のシールド構造 - Google Patents

筐体のシールド構造

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Publication number
JPH10233591A
JPH10233591A JP3651897A JP3651897A JPH10233591A JP H10233591 A JPH10233591 A JP H10233591A JP 3651897 A JP3651897 A JP 3651897A JP 3651897 A JP3651897 A JP 3651897A JP H10233591 A JPH10233591 A JP H10233591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
contact
thin plate
terminals
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3651897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Morinaga
健一 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP3651897A priority Critical patent/JPH10233591A/ja
Publication of JPH10233591A publication Critical patent/JPH10233591A/ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度的に強く、隙間が生じにくくてシールド
効果を高めることができるとともに、外部から隙間が見
えず、且つコネクタへの接触を確実に行うことができる
筐体のシールド構造を提供する。 【解決手段】 パソコン等の電子機器、電気機器におけ
る筐体のシールド構造において、コネクタ部10に装着
するシールド板20を薄板で形成してこの薄板を二重折
りにし、この薄板21,22の上下端部の一部を切り起
こして接触端子23,24を形成し、この接触端子2
3,24を上下の筐体30,31に接触させ、更に、筐
体30,31内に配設された回路基板40にグランド端
子41,42を設け、この薄板21,22のグランド端
子41,42に対応する箇所を内向きに切り起こして接
続端子28,29を形成し、この接続端子28,29を
グランド端子41,42に接触させるように構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン等の電子
機器、電気機器における筐体のシールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン等の電子機器、電気機器
における筐体のシールド構造は、筐体の開口部の内部に
板材を配設して、この開口部を塞ぐようにしている。ま
た、この開口部にコネクタを配設するには、開口部を塞
ぐ板材に孔部を形成し、この孔部からコネクタを外向き
に突出させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、筐体の開口
部を板材で塞ぐようにした従来のシールド構造において
は、一枚の板材で塞ぐようにしているために、隙間が生
じやすくてシールド性が悪いという問題があった。しか
も、板材が一枚であるために、強度的に弱いという問題
があった。更に、この板材に形成した孔部にコネクタを
配設するようにしているので、コネクタを配設する孔部
に隙間が生じやすくてシールド性が悪いという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解消し、強度
的に強く、隙間が生じにくくてシールド効果を高めるこ
とができるとともに、外部から隙間が見えず、且つコネ
クタへの接触を確実に行うことができる筐体のシールド
構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1の発明
は、パソコン等の電子機器、電気機器における筐体のシ
ールド構造において、コネクタ部に装着するシールド板
を薄板で形成してこの薄板を二重折りにし、この薄板の
上下端部の一部を切り起こして接触端子を形成し、この
接触端子を上下の筐体に接触させ、更に、筐体内に配設
された回路基板にグランド端子を設け、この薄板の上記
グランド端子に対応する箇所を内向きに切り起こして接
続端子を形成し、この接続端子を上記グランド端子に接
触させるように構成したことを特徴としている。
【0006】請求項2の発明は、上記二重折りの薄板の
内側部における上記コネクタ部に対応する箇所に、コネ
クタに接触する複数の内向き圧接舌片を有する内側孔部
を形成して、上記圧接舌片を上記コネクタに接触させ、
更に、上記薄板の外側部に、上記コネクタに合致する外
側孔部を形成して、この外側孔部にコネクタを内側から
外向きに挿入するように構成したことを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る筐体のシール
ド構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明す
る。図1は実施の形態の筐体のシールド構造において、
コネクタを配設した部分を示す縦断面図、図2は実施の
形態の筐体のシールド構造において、接続端子が接触す
る部分を示す縦断面図、図3は実施の形態の筐体のシー
ルド構造の構成を示す要部の斜視図である。
【0008】本発明の筐体のシールド構造は、パソコン
等の電子機器、電気機器における筐体のシールド構造と
して用いられるものである。図1に示すように、コネク
タ部10に装着するシールド板20は、2重折りとした
薄板21,22のバネ材で形成し、このシールド板20
の上下端部の一部を切り起こして、先端が円弧状に曲成
された接触端子23,24を各々複数列形成して、これ
らの接触端子23,24の曲成部を上下の筐体30,3
1に弾性接触させている。
【0009】また、筐体30,31内は配設される回路
基板40には、図1、図3に示すように、コネクタ部1
0が装着されており、二重折りのシールド板20の内側
の薄板21には、コネクタ部10のコネクタ11の表面
に接触する複数の内向き圧接舌片25を有する内側孔部
26を形成し、更に、シールド板20の外側の薄板22
には、コネクタ11の外面に合致する外側孔部27を形
成して、この外側孔部27にコネクタ11を内側から外
向きに挿入するようにしている。ここで、圧接舌片25
とは、コネクタ11のまわりに、その先端が接触する舌
片状部であって、舌片状とすることによって弾性をもた
せ、その先端がコネクタ11の表面にある程度の接触圧
をもって接触するものであり、圧接舌片25は、図3に
示すように先端が鋭角に尖ったものや、図4に示すよう
に、先端が辺に形成され先細り形状にしたものなどがあ
る。
【0010】また、図2,図3に示すように、回路基板
40には、その上下面に一定間隔でグランド端子41,
42を設け、シールド板20の内側の薄板21のグラン
ド端子41,42に対応する箇所を内向きに切り起こし
て、先端が円弧状に曲成された接続端子28,29を回
路基板40を挟んで上下2箇所に形成し、これらの接続
端子28,29の曲成部をグランド端子41,42に弾
性接触させるようにしている。
【0011】本実施形態の筐体のシールド構造は上記の
ように構成したことにより、シールド板20が薄板2
1,22のバネ材を二重折りにして形成しているので、
強度的に強く、しかも、シールド板20の一枚の薄板を
使用した上下の接触端子23,24を上下の筐体30,
31に弾性接触させているので、筐体30,31への接
触を確実にすることができる。また、コネクタ11の外
面に、二重折りのシールド板の内側の薄板21に形成さ
れた内側孔部26の複数の内向き圧接舌片25を接触さ
せるようにしたので、コネクタ11への接触を確実に行
うことができ、更に、外側の薄板22に形成された外側
孔部27を、コネクタ11の外面に合致した形状に形成
しているので、隙間を無くすことができて、シールド効
果を高めることができるとともに、内側孔部26の複数
の内向き圧接舌片25の隙間が外部から見えないので、
見栄えがよくて外観上優れている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シールド板を二重折りとしたことによって、強
度的に強くでき、また、回路基板に設けられたグランド
端子を接触させる接続端子を内側の一枚の薄板を使用し
てバネ効果を持たせて弾性接触させることができるの
で、接続端子のグランド端子への接触を確実にできる。
請求項2の発明によれば、二重折りの薄板の内側部に、
コネクタに接触する複数の内向き圧接舌片を形成したこ
とにより、コネクタへの接触を確実に行うことができ、
更に、薄板の外側部に、コネクタに合致する外側孔部を
形成して、この外側孔部にコネクタを挿入するようにし
たので、隙間を無くすることができて、シールド効果を
高めることができ、且つ、内側孔部の隙間が外側から見
えずに、見栄えが良く、外観上優れたものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の筐体のシールド構造にお
いて、コネクタを配設した部分を示す縦断面図である。
【図2】実施の形態の筐体のシールド構造において、接
続端子が接触する部分を示す縦断面図である。
【図3】実施の形態の筐体のシールド構造の構成を示す
要部の斜視図である。
【図4】実施の形態の筐体のシールド構造におけるコネ
クタと他の例の圧接舌片の接触状態を示す部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 コネクタ部 20 シールド板 21,22 薄板 23,24 接触端子 25 圧接舌片 26 内向き孔部 27 外側孔部 28,29 接続端子 30 上部筐体 31 下部筐体 40 回路基板 41,42 グランド端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パソコン等の電子機器、電気機器における
    筐体のシールド構造において、 コネクタ部に装着するシールド板を薄板で形成してこの
    薄板を二重折りにし、この薄板の上下端部の一部を切り
    起こして接触端子を形成し、この接触端子を上下の筐体
    に接触させ、 更に、筐体内に配設された回路基板にグランド端子を設
    け、この薄板の上記グランド端子に対応する箇所を内向
    きに切り起こして接続端子を形成し、この接続端子を上
    記グランド端子に接触させるように構成したことを特徴
    とする筐体のシールド構造。
  2. 【請求項2】上記二重折りの薄板の内側部における上記
    コネクタ部に対応する箇所に、コネクタに接触する複数
    の内向き圧接舌片を有する内側孔部を形成して、上記圧
    接舌片を上記コネクタに接触させ、更に、上記薄板の外
    側部に、上記コネクタに合致する外側孔部を形成して、
    この外側孔部にコネクタを内側から外向きに挿入するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の筐体の
    シールド構造。
JP3651897A 1997-02-20 1997-02-20 筐体のシールド構造 Pending JPH10233591A (ja)

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JP3651897A JPH10233591A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 筐体のシールド構造

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JP3651897A JPH10233591A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 筐体のシールド構造

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JPH10233591A true JPH10233591A (ja) 1998-09-02

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ID=12472049

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JP3651897A Pending JPH10233591A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 筐体のシールド構造

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JP (1) JPH10233591A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6264480B1 (en) 1999-06-16 2001-07-24 Ericsson Inc. RF emissions shield including resilient fingers and connector assembly and method including the same
EP2043414A2 (en) 2007-09-26 2009-04-01 Funai Electric Co., Ltd. Shielding structure of thin type monitor device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6264480B1 (en) 1999-06-16 2001-07-24 Ericsson Inc. RF emissions shield including resilient fingers and connector assembly and method including the same
EP2043414A2 (en) 2007-09-26 2009-04-01 Funai Electric Co., Ltd. Shielding structure of thin type monitor device
EP2043414A3 (en) * 2007-09-26 2010-03-31 Funai Electric Co., Ltd. Shielding structure of thin type monitor device
US7978283B2 (en) 2007-09-26 2011-07-12 Funai Electric Co., Ltd. Shielding structure of thin type monitor device

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