JPH10232562A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10232562A
JPH10232562A JP3794697A JP3794697A JPH10232562A JP H10232562 A JPH10232562 A JP H10232562A JP 3794697 A JP3794697 A JP 3794697A JP 3794697 A JP3794697 A JP 3794697A JP H10232562 A JPH10232562 A JP H10232562A
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JP
Japan
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developing roller
developing
peripheral speed
developer
image
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Pending
Application number
JP3794697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Anzai
正保 安西
Tsuneaki Kawanishi
恒明 川西
Yoshitaka Fujinuma
善隆 藤沼
Hiroyoshi Matsumoto
博好 松本
Yasuo Takuma
康夫 詫間
Hisao Okada
久雄 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/023,462 priority patent/US5923933A/en
Priority to DE19807325A priority patent/DE19807325B4/de
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2本の現像ローラの現像領域における摺擦
力、移動速度、現像剤並びに記録体の電気特性を整合す
ることにより、均一な画像を得る。 【解決手段】 互いに逆方向に回転する2本の現像ロー
ラ61,62を用い、第1現像ローラ61の移動方向が
感光体ドラム1の移動方向と逆方向であって、該周速の
感光体ドラム1の周速に対する周速比は0.5〜2.5
であり、第2現像ローラ62の移動方向が感光体ドラム
1の移動方向と同方向であって、該周速の感光体ドラム
1の周速に対する周速比は1.5〜3.5であり、第1
現像ローラ61で形成される現像剤の現像ブラシと感光
体ドラム1との摺擦力と、第2現像ローラ62による現
像剤の現像ブラシと感光体ドラム1との摺擦力の比が
0.9〜2.1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法や静電
記録法を用いて、着色トナー像を用紙等の転写材に形成
する画像形成装置に係り、特に感光体や誘電体などの記
録体に形成した静電電荷潜像を、その記録体の移動方向
に沿って配置されて互いに逆方向に回転する第1現像ロ
ーラと第2現像ローラにより、磁性キャリアとトナーと
を主成分とする2成分磁性現像剤で現像する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法や静電記録法におい
て、記録体である光導電感光体や誘電体に電荷潜像を作
り、これを互いに逆方向に回転する2本の現像ローラに
より、磁性キャリアとトナーを主成分とする2成分磁性
現像剤で現像する方式が、特公昭54−10869号公
報、公表特開平1−503811号公報、実公昭63−
15881号公報、米国特許明細書第 4,442,790号等に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来方式
では、現像能力が増大するために高画像濃度域での現像
方向むらの発生を防ぐことができるが、高抵抗現像剤を
用いたとき、画像濃度がD≦1である低画像濃度域や、
網点あるいは線構成の中間調画像では現像ブラシの方向
にむらが残るという問題があった。
【0004】図8は、従来の静電潜像現像装置におい
て、しばしば見られる画像欠陥を説明するための図であ
る。図8(イ)は縦横3cm程度の大きさの黒ベタ部3
3の中に線幅1〜2mmの白抜き部34を記録したもの
で、現像ブラシの相対移動方向が矢印方向の場合の例で
ある。
【0005】黒ベタ部33の後端部が鮮明に現像されな
い現象、後端部欠け35、白抜き部34の先端部が現像
されにくい現象、先端部抜け36が発生している。ま
た、これらの現象は現像ブラシの相対移動方向と画像部
周辺部の電気力線とに基づいて現れるもので、例えば画
像濃度D=1以下の低画像濃度のとき著しく、現像能力
を上げて高画像濃度とすると目立たなくなるが、細線の
白抜き画像を再現し難く、またトナー使用量が多くなる
等の欠点がある。
【0006】図8(ロ)は長さ10mm、幅0.1mm
程度の細線37が0.2mm程度の間隔で約100本
(幅約20mm)並び、その手前に幅3mm、長さ10
mm程度の太線39を記録したときの像の例である。
【0007】この場合の後端部欠け38は、太線39が
あるところは少ない。この現象は現像ブラシの相対移動
方向、画像部周辺部の電気力線、現像剤のキャリア内に
誘導される電荷とに基づき現れるもので、例えば画像濃
度D=1以下の低画像濃度のとき著しく、現像能力を上
げて高画像濃度とすると目立たなくなるが、細線の再現
が難しくなる。
【0008】図8(ハ)は、100〜600線の網点部
40の中に黒ベタ部41を記録したときに発生する欠陥
像の例である。
【0009】前述の後端部欠けの他、黒ベタ周辺部での
画像濃度低下、あるいは白抜けによるフリンジ像42が
発生するが、前端部の方が著しく、左右並びに後端部は
少ない。この現象は現像ブラシの相対移動方向、画像部
周辺部の電気力線に基づき現れるもので、例えば画像濃
度D=1以下の低画像濃度のとき著しく、現像能力を上
げて高画像濃度とすると目立たなくなるが、網点が潰れ
やすくなるなどの欠点を有している。
【0010】本発明者らはこの画像欠陥について種々検
討した結果、第1現像ローラの周速と記録体の周速との
比、ならびに第2現像ローラの周速と記録体の周速との
比が大きく関与していることを見出した。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
消し、優れた画像品質が得られる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の第1の手段は、感光体や誘電体などの記録
体に形成した静電電荷潜像を、その記録体の移動方向に
沿って配置されて互いに逆方向に回転する第1現像ロー
ラと第2現像ローラにより、磁性キャリアとトナーとを
主成分とする2成分磁性現像剤で現像する画像形成装置
を対象とするものである。
【0013】そして前記第1現像ローラの移動方向が前
記記録体の移動方向と逆方向であって、第1現像ローラ
の周速(Vd1)と記録体の周速(Vp)との周速比
(S1=Vd1/Vp)が0.5〜2.5の範囲に規制
され、かつ前記第2現像ローラの移動方向が記録体の移
動方向と同方向であって、第2現像ローラの周速(Vd
2)と記録体の周速(Vp)との周速比(S2=Vd2
/Vp)が1.5〜3.5の範囲に規制されていること
を特徴とするものである。
【0014】本発明の第2の手段は、前記第1の手段に
おいて、第1現像ローラの周速比(S1)が第2現像ロ
ーラの周速比(S2)以下(S1≦S2)であることを
特徴とするものである。
【0015】本発明の第3の手段は、前記第1の手段ま
たは第2の手段において、前記第1現像ローラで形成さ
れる現像剤の磁気ブラシと記録体との摺擦力(F1)
と、前記第2現像ローラで形成される現像剤の磁気ブラ
シと記録体との摺擦力(F2)の比(F1/F2)が
0.9〜2.1の範囲に規制されていることを特徴とす
るものである。
【0016】本発明の第4の手段は、前記第1の手段に
おいて、前記記録体が有機光導電体から構成され、その
光導電体の比誘電率が3〜5で、かつ有機光導電体の層
厚が20〜60μmの範囲に規制されていることを特徴
とするものである。
【0017】本発明の第5の手段は、前記第1の手段に
おいて、前記磁性キャリアの動的電気抵抗値が107
1010Ω・cm、現像剤の動的電気抵抗値が108 〜1
11Ω・cmの範囲に規制されていることを特徴とする
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、静電記録法や電子写真
法において、記録体上に形成された静電電荷潜像を現像
してトナー像を得る画像形成装置に関するが、以下説明
の都合上、電子写真法による画像形成装置について述べ
る。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係るレーザ
プリンタの構成図である。同図に示すように光導電性の
感光体ドラム1は矢印A(時計回り)方向に回転し、そ
の周囲には電子写真プロセス順に帯電チャージャ2、レ
ーザビーム(光書き込み系)3、現像器4、転写ローラ
17、クリーナ29が配置されている。
【0020】感光体ドラム1をチャージャ2で一様に帯
電した後、レーザビーム3で静電電荷潜像を形成する。
ここで、本発明に適する感光体ドラム1の移動速度(周
速)は10〜50cm/s、好ましくは20〜40cm
/s程度である。これは10cm/s未満のような低速
では画像欠陥が出やすく、50cm/sを超える高速で
は現像能力が不足するためである。
【0021】感光体ドラム1の直径は40〜150m
m、高速小形なプリンタを実現するに適する直径は60
〜120mm程度、好ましくは60〜100mmであ
る。帯電極性はプラス、マイナス何れでも良いが、ここ
ではプラスとする。帯電電圧は500ないし1000
V、例えば700Vに帯電する。露光はイメージライテ
ィング、即ち画像部露光である。
【0022】続いて現像器4で反転現像し、プラス極性
のトナー像を感光体ドラム1上に形成する。露光をバッ
クグランドライティングとし正規現像しても良いが、本
発明は反転現像の場合により効果を発揮する。
【0023】次に現像器4の動作について説明する。感
光体ドラム1と逆方向に回転する第1現像ローラ61
と、感光体ドラム1と同方向に回転する第2現像ローラ
62とは、内部にそれぞれ固定されたマグネット51、
マグネット52を有し、これらマグネット51,52の
磁力により、それぞれの現像ローラ61,62に磁性キ
ャリアと着色トナー(磁性もしくは非磁性)とを主成分
とする2成分磁性現像剤を吸着し、さらに第1、第2現
像ローラ61,62のそれぞれの回転により搬送し、現
像剤を感光体ドラム1に接触せしめて電荷潜像を現像す
る。
【0024】現像磁極の磁束密度は700〜900ガウ
ス、感光体ドラム1の中心と第1、第2現像ローラ6
1,62の中心とを結ぶ線に対する現像磁極の中心がな
す角度θは、第1現像ローラ61では回転手前0〜10
度に、第2現像ローラ62では±10度に設定されてい
る。トナーの帯電極性は感光体ドラム1の帯電極性と同
極性のプラスである。
【0025】現像剤の搬送量は、規制板8と第1,第2
現像ローラ61,62のギャップにより調整される。第
1現像ローラ61にバイアス電源71、第2現像ローラ
62にバイアス電源72が接続されて、共にトナーと同
極性のプラスの電圧が印加され、例えば感光体ドラム1
への帯電電圧がV0=700Vのときには、250〜6
00Vが印加される。これらバイアス電圧には100H
z〜10kHzの交流電圧を重畳してもよく、その実効
電圧の大きさは直流電圧の1/2〜1/4である。
【0026】現像器4内の現像剤は、切欠き羽根構造の
一対のスクリュウオーガ11,12にて左右、前後に混
合撹拌される。この混合撹拌に対して切欠き羽根構造の
スクリュウオーガ11,12は、単純形状のスクリュウ
オーガに比べてトナーを現像剤中に混合分散、帯電せし
める効果が大きい。従ってトナーをフィードローラ13
から供給した際、速やかにトナーを現像剤中に分散せし
め、所定の帯電量にまで短時間で立ち上げることができ
るので、トナー補給時のかぶりや不均一現像の発生を防
止できる。
【0027】斯くして混合撹拌された現像剤は第2現像
ローラ62に吸着、搬送され、規制板8と第2現像ロー
ラ62とのギャップを通過した現像剤が、第2現像ロー
ラ62での電荷潜像の現像を行い、現像器4内に戻され
る。規制板8で規制された現像剤は第2現像ローラ62
側に向かい吸着、搬送され、規制板8と第1現像ローラ
61とのギャップを通過した現像剤が、第1現像ローラ
61での電荷潜像の現像を行い、スクレーパ10を経て
現像器4内に戻される。
【0028】第2現像ローラ部で規制された余剰の現像
剤はガイド板9にてスクリュウオーガ部に戻される。第
1、第2現像ローラ61,62での現像の際、感光体ド
ラム1上にトナーのみならず、キャリアが付着すること
があるが、これを固定されたマグネット53を内蔵する
キャッチローラ63にて引き戻し、その回転で現像器4
内へ搬送、回収する。
【0029】キャッチローラ53には、付着キャリアの
引き戻しを助けるために、感光体帯電電圧と同極性のバ
イアス電源73が接続され、感光体帯電電圧あるいは第
2現像ローラ62のバイアス電圧と同程度の電圧が印加
されている。キャッチローラ53を装備することは、感
光体ドラム1に付着したキャリアによる転写不良や感光
体損傷等の不具合を避ける、現像器4からのトナー飛散
を防止する、意味で有用であるが、本実施の形態のよう
に2本の現像ローラ61,62で現像する場合には、第
2現像ローラ62での付着キャリア除去効果があるた
め、マグネット53として安価なプラスティックマグネ
ットの使用、もしくは直径10mm程度の小形キャッチ
ローラ53の使用が可能となる。あるいはマグネット5
3を除いた、単なる導電性ローラとすることも可能であ
る。なお、印加する電圧に、第1、第2現像ローラ6
1,62の場合と同様の交流電圧を重畳すると、キャリ
ア除去効果が増大する。
【0030】この構成の現像器4において、感光体ドラ
ム1の周速度が20〜40cm/s、直径が60〜10
0mmであるとき、小形現像器にして大きな現像能力を
得るに適した第1、第2現像ローラ61,62の直径
は、感光体ドラム1の直径の1/3〜1/4である。例
えば感光体ドラム1の直径が100mmであるとき、第
1、第2現像ローラ61,62の直径は25〜30mm
が好適である。
【0031】現像器4の設定位置は図1に示すように、
レーザビーム3での露光位置から2つの現像ローラ6
1,62の中心位置が角度θをなすように設定すると、
空間を効率よく使用でき、全体をコンパクトにまとめる
ことができる。このようにできるのは、反転現像を採用
しているためである。
【0032】2つの現像ローラ61,62の回転数(周
速)、現像ギャップ、印加バイアス電圧、現像磁極、感
光体、現像剤の関係は後述するが、層厚25〜60μm
の厚い誘起光導電感光体、反導電性現像剤を用い、第1
現像ローラ61の周速比を第2現像ローラ62のそれと
同等ないし小さくし、第1現像ローラ61で形成される
現像剤の磁気ブラシと感光体ドラム1との摺擦力と、第
2現像ローラ62で形成される現像剤の磁気ブラシと感
光体ドラム1との摺擦力の比を1〜2の範囲とし、第1
現像ローラ61のバイアス電圧を第2現像ローラ62の
それと同等ないし70%とすることで、低画像濃度から
高画像濃度に至るまで現像方向むらのない均一画像が得
られる。
【0033】また反転現像を採用している本実施の形態
では、第1現像ローラ61での現像の際、クリーニング
機能が生じるために、感光体ドラム1へのトナーフィル
ミング現象を抑止できるので、感光体の寿命を有効に引
き出すことができる。
【0034】記録紙14は、レジストローラ15,16
にて感光体ドラム1上のトナー像と記録紙14との位置
合わせをされつつ搬送され、転写ローラ17によりトナ
ー像が記録紙14に転写される。転写ローラ17には、
スイッチ18によりバイアス電源19、バイアス電源2
0が選択され、1000〜3000Vの電圧が印加され
る。
【0035】トナー像の転写時、バイアス電源19が選
択されてマイナス電圧が印加される。また記録紙間や記
録動作のイニシャライズ時、バイアス電源20が選択さ
れてプラス電圧が印加される。これにより転写ローラ1
7に付着したトナーを感光体ドラム1側に移行せしめ、
転写ローラ17のトナーによる汚れを防止する。
【0036】消去ランプ21は記録紙14が通過しない
ときに感光体ドラム1上の電荷を減衰、消去するための
ものである。消去ランプ21を転写位置に設けること
で、記録紙14の先端部の電荷を減衰できるので、感光
体ドラム1から記録紙14を分離し易くなる。記録紙1
4を感光体ドラム1から分離する際、除電針22で剰余
の電荷を除電して分離を助ける。除電針22には、バイ
アス電源23が接続され、1000〜4000Vのプラ
ス極性の電圧が印加される。
【0037】転写後に記録紙14は、紙ガイド板24を
経て、定着器25で加熱、加圧され、トナー像は定着さ
れる。定着器25は、内部にヒータ28を持つヒートロ
ーラ27、バックアップローラ26からなる。感光体ド
ラム1は、転写後に残るトナーをクリーナ29で除去
し、次の作像に供される。クリーナ29は、ゴムブレー
ド30、感光体ドラム1と接触回転するブラシ31、除
去されたトナーを排出する排出クリーナ32からなる。
【0038】本発明を適用したレーザプリンタは、直径
60〜100mmの感光体ドラム1を用いた小形プリン
タながら、記録速度20〜40cm/sと高速で、かつ
中間調の均一再現性に優れた画像をプリントできる。
【0039】図8に示す画像欠陥は、低抵抗現像剤(動
的電気抵抗値106 Ω・cm以下)を用い、図1で示す
ように互いに回転方向が異なる2本の現像ローラ61,
62で現像すると改善されるが、低濃度画像では完全で
なく、現像剤の寿命が短い、感光体との間で放電し感光
体の寿命を低下せしめる、バイアスリークを起こし易い
という問題があり、高抵抗現像剤では高画像濃度が得ら
れない他、低画像濃度、網点や細線構成の中間調での欠
陥が解消できないという問題がある。また、誘電率が3
〜5である有機光導電感光体(誘電体)では、層厚20
未満で発生し易いので、本発明は上述の画像欠陥を防止
すると共に、現像剤、感光体の長寿命化を達成するもの
である。
【0040】まず、感光体は誘電率3〜5の場合、厚さ
20〜60μm、好ましくは25〜50μmのものを用
いる。これは電気力線の周辺効果を減じ、現像剤やクリ
ーナブレードでの摩耗に対する裕度を確保し、感光体を
長寿命とするためである。感光体の厚さが20μm未満
では周辺効果が大きく、上述の画像欠陥が出やすく、寿
命が短い。感光体の厚さが60μmを超えると光レスポ
ンスの低下や残留電圧の増加が大きく、製作が難しい。
感光層を厚くすることで生じる光レスポンスの低下や、
残留電圧の増加による弊害は現像器4の設定位置θ、現
像バイアス電圧の適正な設定及び補正により解消する。
【0041】本発明は、上述並びに下記の現像システム
とクリーナとの組み合わせで、10万頁当たり1〜5μ
mの摩耗量となり、感光体ドラム1の寿命を20〜10
0万頁とすることが可能である。
【0042】現像剤のキャリアは、体積平均粒径70〜
120μm、好ましくは80〜100μmのフェライト
もしくはマグネタイトキャリアを用いる。70μm未満
では感光体へのキャリア付着の増大、現像剤の流動性低
下を来し、120μmを超すと画像濃度低下、画像乱れ
を招来する。
【0043】これらキャリアのうち、飽和磁化密度50
〜100emu/gのものが使用できる。50emu/
g未満では搬送しずらく、100emu/gを超えると
現像ブラシの剛性が大きくなり画質劣化を来す。現像磁
極の磁束密度として適合する強さは700〜900ガウ
スである。また、キャリアの表面に水溶性イオンが付着
していると、現像剤の初期使用時におけるプリント枚数
に対する経時的な帯電量変化が大きいので、キャリア製
造後、水洗、乾燥処理したものを使用することが望まし
い。
【0044】トナーとしては、体積平均粒径5〜12μ
m、好ましくは8〜10μmのものを用いる。5μm未
満では製作が困難であり、現像剤の流動性が低下する。
12μmを超すと解像度が低下し、16本/mm以上の
高解像度記録は困難である。キャリアがトナーで覆われ
る被覆率を0.2〜0.5、好ましくは0.25〜0.
4とする。0.2未満ではトナー供給量が不足し、高画
像が得られ難い。0.5を超すと帯電立ち上がり速度低
下、画像かぶりの発生、トナー飛散等の弊害を来し易く
なる。
【0045】トナーの電荷量は10〜25μC/g(感
光体上に現像されたトナーの電荷量を測定)が好適であ
る。例えば、トナー粒径8〜10μmの場合、15〜2
0μC/gが良好な結果を与える。10μC/g未満で
は過剰なトナー付着、トナー飛散が生じ、25μC/g
を超すと画像濃度が不足する。
【0046】本発明に適する現像剤の動的電気抵抗値
は、108 〜1011Ω・cm、そのときのキャリアの動
的電気抵抗値は107 〜1010Ω・cmである。ここ
で、動的電気抵抗値は、感光体ドラム1の代わりに金属
(例えばアルミニウム)ドラムを用い、現像剤あるいは
キャリアを現像ローラ61,62で搬送した状態で、1
00Vの直流電圧を印加したときの電流値、ギャップ、
接触幅、接触長より算出して求めた値である。
【0047】この抵抗値に対して図5を用いて後述する
ように、適正な現像ギャップがあるが、これより低い場
合には、放電による感光体損傷、バイアスリーク、現像
剤寿命が短い(スペントトナーによる抵抗値変化が大き
い)等の不具合を来し、高い場合には画像濃度の不足を
来す。
【0048】上述の感光体、現像剤を用いるとき、図8
で述べた画像欠陥の発生を抑止できる現像ローラの回転
速度について検討した結果を延べる。第1現像ローラ6
1の周速Vd1と感光体ドラム1の周速Vpとの比であ
る周速比S1=Vd1/Vp、第2現像ローラ62の周
速Vd2と感光体ドラム1の周速Vpとの比である周速
比S2=Vd2/Vpの関係で調べた。前記周速比S
1,S2及び感光体ドラム1の移動方向は図1の矢印の
方向を(+)としている。
【0049】互いに逆方向に回転する2本の現像ローラ
61,62で現像する場合、現像剤の移動方向に基づく
画像欠陥を抑止するには、第1現像ローラ61で欠陥が
生じた部分を第2現像ローラ62で補うようにするため
に、感光体ドラム1との相対速度は、互いに逆方向、す
なわちS1>0、S2>0とするのがよい。S1、S2
が取り得る範囲を実験により確認した各種事例を図2に
示す。
【0050】この実験では画像欠陥を判別し易いよう
に、ベタ部の画像濃度をD=1.1と薄めになる現像バ
イアス電圧に設定している。この実験条件は、下記の通
りである。
【0051】 S1:1.5 感光体ドラム直径:100mm 有機感光体厚さ:30μm 比誘電率:約3 感光体ドラム周速Vp:250mm/s 第1、第2現像ローラ直径:30mm 第1、第2現像ローラ現像磁極の磁束密度:900ガウス 第1現像ローラと感光体ドラムとのなす角度:5° 第2現像ローラと感光体ドラムとのなす角度:0° 感光体ドラム帯電電圧V0:650V 第1現像ローラのバアイス電圧b1:300V 第2現像ローラのバアイス電圧b2:350V 現像剤キャリア:マグネタイト 体積平均粒径100μm 飽和磁化密度90emu/g 動的電気抵抗値値1.5×108 Ω・cm 現像剤トナー:体積平均粒径9μm 電荷量15μC/g 現像剤:トナー被覆率0.3 動的電気抵抗値値1.2×1010Ω・cm 第1現像ローラの現像部での現像剤充填密度:41% 第2現像ローラの現像部での現像剤充填密度:35% これらの条件で画像を形成し、そのときの黒ベタ前端部
欠け〔図8(イ)参照〕、黒ベタ後端部欠け〔図8
(イ)参照〕、白抜き前端部〔図8(イ)参照〕、白抜
き後端部〔図8(イ)参照〕、細線構成〔図8(ロ)参
照〕、網点中ベタ前端部〔図8(ハ)参照〕、網点中ベ
タ後端部〔図8(ハ)参照〕について評価し、良好なも
のを○印、やや良好なものを△印、悪いものを×印とし
て表した。
【0052】この評価結果から明らかなように、S1=
1.5に対して許容できる画像が得られるS2の範囲は
1.5≦S2≦3.5、望ましくは2≦S2≦3であ
る。即ち、S2=(S1+1)±0.5の範囲であっ
た。
【0053】感光体ドラム1の周速を20〜40cm/
sとしたとき、種々の実験条件下で得られた良好な範囲
と、其々の現像ローラが十分な現像能力を有し、他方で
は回転による負荷を極力抑えることができる範囲とが両
立するには、0.5≦S1≦2.5,1.5≦S2≦
3.5、好ましくは0.5≦S1≦2,1.5≦S2≦
2.5であることが実験で確認された。
【0054】更に、相対速度の違いで第1現像ローラ6
1よりも第2現像ローラ62での摺動力を同等以上とし
てクリーニング効果をもたせることができる関係、即ち
第1現像ローラ61の感光体ドラム1との周速比差が第
2現像ローラ62の感光体ドラム1との周速比差より大
きい(S1+1≧S2−1)条件と、感光体ドラム1と
同方向に回転する第2現像ローラ62の現像能力をトナ
ー搬送能力で高めるため、周速比を同等以上とする条件
(S1≦S2)を加えると、図3に示す斜線の範囲とな
る。図中の四角の範囲が0.5≦S1≦2.5でかつ,
1.5≦S2≦3.5の範囲である。
【0055】一方、第1現像ローラ61でのクリーニン
グ効果あるいは感光体ドラム1に対する適切な摩耗効果
を持たせるために磁気ブラシの摺擦力を大きくすること
は、感光体ドラム1へのフィルミングを防止したり、カ
ブリを抑止する上で有用であるが、大き過ぎると画像欠
陥に対するバランスが崩れたり、感光体ドラム1を摩耗
し過ぎることがある。摺擦力は、上述の如く相対速度差
の違いや現像領域での現像剤密度で変えることができ
る。
【0056】図4は、これらの関係を調べた実験例であ
る。この実験では、現像領域での現像剤密度で変えるこ
とで摺擦力を変えた。摺擦力は感光体ドラム1にトルク
メータを取り付けて、第1現像ローラ61もしくは第2
現像ローラ62を動作させたときの感光体ドラム1の回
転力の変化を測定することで求まる。摺擦力は磁気ブラ
シの単位長さ当たりで表している。
【0057】この実験では、S1=1.5、S2=2、
第2現像ローラ62の摺擦力F2=7.33gf/cm
(充填密度35%)とし、他の条件は図2の実験と同じ
にした。この図から明らかなように、第1現像ローラ6
1の摺擦力F1と第2現像ローラ62の摺擦力F2との
比(F1/F2)は0.9〜2.1、好ましくは1.2
〜1.6とするのがよい。
【0058】図5は、2本の現像ローラと感光体ドラム
とのギャップ関係を示すものである。第1現像ローラ6
1のギャップd1は、第2現像ローラ62のギャップd
2と同等、もしくは図示のごとく0.1〜0.5mmよ
りも広く設定する(図5では0.5mm広く設定)。こ
れは、感光体ドラム1に対する移動方向の違いによる現
像剤の流れやすさに基づく。図5中の斜線領域が好適な
領域である。
【0059】また、現像器4の設定時、第2現像ローラ
62の設定を精度よく行えば(例えば±0.05m
m)、第1現像ローラ61のそれは精度を落としてもよ
い(例えば±0.1mm)。同図においてaはフリンジ
を抑止しやすい範囲、bは高画像濃度を確保しやすい範
囲、cは端部欠けを抑止し得る範囲で、0.5mm以下
では安定な搬送が困難である。従って、好ましくは、d
1,d2ともに0.5〜1.5mmにするのがよい。
【0060】ここでは現像ギャップとして示したが、も
う一つの尺度として、現像ギャップ領域における現像剤
あるいはキャリアの充填密度を考慮するのがより好まし
い。即ち、ギャップを図3と同様にしたときに、第1現
像ローラ61でのキャリアの充填密度を第2現像ローラ
62での値と同等ないし1.5以内とする。これにより
第1現像ローラ61での現像能力、摺動力、クリーニン
グ効果を確保することができる。具体的には第1現像ロ
ーラ61でのキャリア充填密度は30〜60%、第2現
像ローラ62でのそれは15〜50%である。
【0061】図6は、感光体ドラムの光応答特性と現像
器の設定位置関係を説明するための図である。有機光導
電感光体は、図の例では光照射後、減衰電圧が飽和値近
くに達するまでに、t1=0.15sを必要とする。従
来、現像器4の設定は現像ローラの位置をt1以後にな
るようにしていた。しかし、感光体ドラムの膜厚が厚い
場合にはt1も大きくなるため、露光位置から現像器4
までの距離を長くする必要が生じ、結果的に大径ドラム
にしなければならず、小形化の阻害となる。
【0062】ところが本発明のように、2本の現像ロー
ラ61,62で、かつ反転現像を採用する場合、図1の
θに相当する位置をt2とすることができ、かかる問題
が解消できる。t2は電圧減衰量70〜90%相当のと
ころにあたり、t1の約1/2で、露光から現像器4ま
での距離が短縮できる。
【0063】このとき、2本の現像ローラ61,62へ
印加するバイアス電圧は、第1現像ローラ61へのバイ
アス電圧をVb1、第2現像ローラ62へのバイアス電
圧をVb2とするとき、Vb1≦Vb2とする。
【0064】例えば、感光体の帯電電圧(非露光部の帯
電電圧)がV0=700Vであるとき、Vb1=400
V、Vb2=500Vとする。Vb1をV0に対し30
0V低くすることでクリーニング効果が得られ、かぶり
の発生や感光体ドラム1へのトナーフィルミング現象の
発生を防ぐことができ、感光体ドラム1の長寿命化に寄
与する。Vb2を400Vとすることで現像性を上げ、
第1現像ローラ61での現像不足を補うと共に、現像剤
の移動方向に基づく現像むらの発生を抑止できる。
【0065】感光体の層厚を厚くすると、低温時に残留
電圧(露光後の帯電電圧)が大きくなるために、画像濃
度が低下する問題があるので、本発明では以下のような
工夫を施している。図7は、そのためのバイアス印加回
路を示す図である。
【0066】現像バイアス電源43と直列に抵抗44、
サーミスタ46を接続し、抵抗45をサーミスタ46と
並列に接続する。抵抗45は省略できる場合もある。サ
ーミスタ46に発生する電圧を2本の現像ローラ61,
62に印加する。そのときサーミスタ46は現像器4の
近傍、現像器4、もしくは現像剤流れの一部と接触する
ように取り付けられ、現像剤の温度に依存して抵抗値が
変化するようになっている。
【0067】プリンタ動作中は、感光体ドラム1の温度
は略現像剤の温度に近くなるので、温度が低下するとバ
イアス電圧が増加して、画像濃度の低下を補うように動
作する。このように、サーミスタ46を現像器4に一体
的に取り付けた構造とすれば、感光体ドラム1の温度変
化に伴う残留電圧の変化を自動的に補償する現像器ユニ
ットが得られる。
【0068】
【発明の効果】本発明は前述のように、第1現像ローラ
の移動方向が前記記録体の移動方向と逆方向であって、
第1現像ローラの周速(Vd1)と記録体の周速(V
p)との周速比(S1=Vd1/Vp)が0.5〜2.
5の範囲に規制し、かつ前記第2現像ローラの移動方向
が記録体の移動方向と同方向であって、第2現像ローラ
の周速(Vd2)と記録体の周速(Vp)との周速比
(S2=Vd2/Vp)が1.5〜3.5の範囲に規制
することにより、画像濃度D≦1.0もしくは網点ない
し線構成の中間調を再現する場合においても、現像ブラ
シの移動方向に基づく現像むらが防止でき、優れた画像
品質を有する画像形成装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレーザプリンタの構
成図である。
【図2】そのレーザプリンタにおいて、第1現像ローラ
と感光体ドラムの周速比S1に対して第2現像ローラと
感光体ドラムの周速比S2を種々変えて画像を形成した
場合の画像状態の評価をまとめた特性図である。
【図3】そのレーザプリンタにおいて、周速比S1,S
2の好適な範囲を示す特性図である。
【図4】そのレーザプリンタにおいて、感光体ドラムに
対する第1現像ローラの摺動力F1と感光体ドラムに対
する第2現像ローラの摺動力F2の比率(F1/F2)
と、他の特性との評価をまとめた特性図である。
【図5】そのレーザプリンタにおいて、2本の現像ロー
ラと感光体ドラムとのギャップの好適な範囲を示す特性
図である。
【図6】感光体の光応答特性と現像器の設定位置を示す
特性図である。
【図7】そのレーザプリンタにおけるバイアス印加回路
図である。
【図8】画像欠陥の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 チャージャ 3 レーザビーム 4 現像器 14 記録紙 17 転写ローラ 25 定着器 29 クリーナ 61 第1現像ローラ 62 第2現像ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 博好 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 詫間 康夫 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 岡田 久雄 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録体に形成した静電電荷潜像を、その
    記録体の移動方向に沿って配置されて互いに逆方向に回
    転する第1現像ローラと第2現像ローラにより、磁性キ
    ャリアとトナーとを主成分とする2成分磁性現像剤で現
    像する画像形成装置において、 前記第1現像ローラの移動方向が前記記録体の移動方向
    と逆方向であって、第1現像ローラの周速(Vd1)と
    記録体の周速(Vp)との周速比(S1=Vd1/V
    p)が0.5〜2.5の範囲に規制され、 かつ前記第2現像ローラの移動方向が記録体の移動方向
    と同方向であって、第2現像ローラの周速(Vd2)と
    記録体の周速(Vp)との周速比(S2=Vd2/V
    p)が1.5〜3.5の範囲に規制されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記第1現像ロ
    ーラの周速比(S1)が第2現像ローラの周速比(S
    2)以下(S1≦S2)であることを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、前記第
    1現像ローラで形成される現像剤の磁気ブラシと記録体
    との摺擦力(F1)と、前記第2現像ローラで形成され
    る現像剤の磁気ブラシと記録体との摺擦力(F2)の比
    (F1/F2)が0.9〜2.1の範囲に規制されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記記録体が有
    機光導電体から構成され、その光導電体の比誘電率が3
    〜5で、かつ有機光導電体の層厚が20〜60μmの範
    囲に規制されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、前記磁性キャリ
    アの動的電気抵抗値が107 〜1010Ω・cm、現像剤
    の動的電気抵抗値が108 〜1011Ω・cmの範囲に規
    制されていることを特徴とする画像形成装置。
JP3794697A 1997-02-21 1997-02-21 画像形成装置 Pending JPH10232562A (ja)

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JP3794697A JPH10232562A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 画像形成装置
US09/023,462 US5923933A (en) 1997-02-21 1998-02-13 Electrophotographic apparatus
DE19807325A DE19807325B4 (de) 1997-02-21 1998-02-20 Elektrophotographisches Gerät

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7574164B2 (en) 2004-09-24 2009-08-11 Ricoh Company Ltd. Developing device and electrophotographic apparatus using the same
JP2010072036A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置、並びにトナー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7574164B2 (en) 2004-09-24 2009-08-11 Ricoh Company Ltd. Developing device and electrophotographic apparatus using the same
JP2010072036A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置、並びにトナー

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Effective date: 20040323