JPH10232071A - アキュームレータ - Google Patents

アキュームレータ

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JPH10232071A
JPH10232071A JP9348141A JP34814197A JPH10232071A JP H10232071 A JPH10232071 A JP H10232071A JP 9348141 A JP9348141 A JP 9348141A JP 34814197 A JP34814197 A JP 34814197A JP H10232071 A JPH10232071 A JP H10232071A
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chamber
tank
refrigerant
desiccant unit
separator wall
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Keiji Yamazaki
啓司 山崎
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減、内部構造の簡素化を通じて
製品のコストダウンを図り、しかも、冷媒側の圧力損失
を小さくしえてシステム性能を向上することができる構
造のアキュームレータの提供。 【解決手段】 タンク1内が乾燥剤ユニット2によって
上室10と下室11とに区画されている。上室10は、
セパレーター壁3にて冷媒入口側の室10aと同出口側
の室10bとの左右の室に区画され、これら左右の室は
セパレーター壁3に設けられた多数の通気孔16…を通
じて連通されている。また、オイル戻し管4が設けら
れ、乾燥剤ユニット2にフィルター5が備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーエアコン等の
冷凍サイクルに用いられるアキュームレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアキュームレータは、例えば、図
6に示されるように、蒸発器で蒸発された冷媒の気液分
離のため、タンク(51)内に、U字状に曲げられた吸入
パイプ(52)が備えられている。また、振動や揺れのあ
る環境下においても有効的に気液分離が遂行されるよう
に、傘状ないしは逆カップ状のデフロスター(53)が備
えられている。更に、水分除去のため、タンク(51)内
には、乾燥剤ユニット(54)が吸入パイプ(52)の配設
スペースとの関係で複雑な形状構造をなして備えられて
いる。更にまた、圧縮機へのオイル戻しのため、吸入パ
イプ(52)の下端部にはフィルター(55)が特殊構造を
なして取り付けられたものとなされている。
【0003】また、アキュームレータに関する先行技術
として、各種構造のものが提案されている(例えば、特
開昭51−42157号公報、実開昭55−26329
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アキュームレータは、吸入パイプ(52)、デフロスター
(53)、乾燥剤ユニット(54)、フィルター(55)等の
多くの部品から構成されていて部品点数が多く、また、
個々の部品も複雑かつ特殊な形状、構造となっており、
そのため、製品コストが高いという問題があった。
【0005】また、タンク(51)内の吸入パイプ(52)
を通じて冷媒を吸入したり、タンク内にはデフロスター
(53)が備えられていたりして、内部を通過する冷媒の
圧力損失が大きなものになるという問題があった。ま
た、フィルター(55)も、上記のような取付け構成態様
では、圧損を大きくしてしまう原因となる。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、部品点数を削減すると共に内部構造を簡素化して製
品のコストダウンを図ることができ、しかも、冷媒側の
圧力損失を小さくしえてシステム性能を向上することが
できる構造のアキュームレータを提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、タンク内の
高さ方向中間部に配設された乾燥剤ユニットによってタ
ンク内が乾燥剤ユニットを挟んで上室と下室とに区画さ
れ、これら上下の室は乾燥剤ユニットを通じて連通さ
れ、乾燥剤ユニットよりも上方の室は、セパレーター壁
にて冷媒入口側の室と同出口側の室との左右の室に区画
されると共に、これら左右の室はセパレーター壁に設け
られた多数の通気孔を通じて連通されてなることを特徴
とするアキュームレータによって解決される。
【0008】このように、乾燥剤ユニットによって区画
された上下の室のうちの上室が、セパレーター壁にて冷
媒入口側の室と同出口側の室との左右の室に区画され、
これら左右の室はセパレーター壁に設けられた通気孔を
通じて連通されている構造であることにより、冷媒入口
側の室に流入された液・ガス混合冷媒のうち、液冷媒は
セパレーター壁に遮られて冷媒出口側の室へは移行でき
ず、冷媒入口側の室を落下していく一方、ガス冷媒はセ
パレーター壁の通気孔を通じて冷媒出口側の室に吸い込
まれ、これにより気液が分離され、ガス冷媒のみが冷媒
出口側の室から圧縮機に吸入されていく。
【0009】そして、ガス冷媒は、セパレーター壁にて
区画された左右の広い室内を流通すること、及び、セパ
レーター壁に設けられた多数の通気孔を通じて室から室
に移行することにより、冷媒の圧力損失が低下される。
なお、液冷媒は、上記のように落下して乾燥剤ユニット
にて水分を除去される。また、下室の冷媒のうち気相部
分は乾燥剤ユニットを通じて冷媒出口側の室に吸い込ま
れ、圧縮機に吸入される。
【0010】構造的には、気液分離のため、複数の通気
孔を有するセパレーター壁が備えられているだけであ
り、そのため、構成部品点数が削減される。
【0011】また、タンク内にこれを上下の室に区画す
る乾燥剤ユニットが配設されると共に、乾燥剤ユニット
よりも上方の室に、これを左右の室に区画するセパレー
ター壁が配設された構造によって気液分離、水分除去等
を行うものとなされていることにより、複雑な形状の吸
入パイプが排除されると共に、乾燥剤ユニットも構造的
に簡素化されて、タンク内部の構造が簡素化される。
【0012】上記アキュームレータにおいては、タンク
内下室下端部からタンク上室の冷媒出口側の室内上方へ
と延びるオイル戻し管が設けられ、タンク内の上下の室
が、乾燥剤ユニットに備えられた異物捕獲用のフィルタ
ーを通じて連通されているのがよい。また、タンク内の
上下の室が、乾燥剤ユニットに備えられた異物捕獲用の
フィルターを通じて連通されることにより、このフィル
ターにて異物は捕獲され、オイル戻し管の下端部に特殊
構造のフィルターを取り付ける必要がなくなり、従っ
て、オイル戻しのためのタンク内部構造も簡素化される
と共に、圧損も小さく抑えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1及び図2に示されるアキュームレータ
において、(1)はタンク、(2)は乾燥剤ユニット、
(3)はセパレーター壁、(4)はオイル戻し管、
(5)(5)はフィルターである。
【0015】タンク(1)は、所定の高さを有する有底
円筒状のもので、その上端開口部はヘッダー(6)にて
封鎖されている。該ヘッダー(6)には、冷媒入口ポー
ト(7)と、冷媒出口ポート(9)とが設けられてい
る。タンク(1)内には、その高さ方向中間部に乾燥剤
ユニット(2)が配設されており、この乾燥剤ユニット
(2)によってタンク(1)内が上室(10)と下室(1
1)とに区画され、これらの上下の室(10)(11)は乾
燥材ユニット(2)を通じて連通されている。
【0016】即ち、乾燥剤ユニット(2)は、図3ない
し図5に示されるように、逆カップ状カバー材(12)
と、蓋状カバー材(13)とを備え、逆カップ状カバー材
(12)の下端開口が蓋状カバー材(13)にて塞がれて内
部に乾燥剤(14)が保持されるようになされており、そ
の外周直径はタンク(1)の内周直径とほぼ一致するも
のに設計されている。逆カップ状カバー材(12)の上底
部(12a )には、図4(ハ)に示されるように、そのほ
ぼ全面にわたって多数の小孔(12b )…が分散状態に設
けられると共に、蓋状カバー材(13)の蓋本体部(13a
)にも図5(ハ)に示されるようにそのほぼ全面にわ
たって多数の小孔(13a )…が分散状態に設けられてい
る。そして、蓋状カバー材(13)には下方に突出する複
数本の足(15)…が一体成形されており、これらの足
(15)…をタンク(1)の底部に支承させることによ
り、この乾燥剤ユニット(2)によってタンク(1)内
が上室(10)と下室(11)とに区画して仕切られ、上下
の室(10)(11)は、逆カップ状カバー材(12)の上底
部(12a )の小孔(12b )…、蓋状カバー材(13)の蓋
本体部(13a )の小孔(13b )…を通じて、連通される
ようになされている。
【0017】なお、逆カップ状カバー材(12)と蓋状カ
バー材(13)の位置を逆にして、上部が開口したカップ
状カバー材の上部開口部を蓋状カバー材で塞ぐ構成とし
ても良い。また、足(15)は蓋状カバー材(13)と一体
でなくてもよい。
【0018】セパレーター壁(3)は、平坦壁によるも
ので、図1及び図2に示されるように、タンク(1)内
の上室(10)内に配置され、該上室(10)内を左右の室
(10a )(10b )に区画して仕切っている。図1(イ)
における右側の室(10a )はヘッダー(6)の冷媒入口
ポート(7)と連通されて冷媒入口側の室とされ、左側
の室(10b )はヘッダー(6)の出口ポート(9)と連
通されて冷媒出口側の室とされている。このセパレータ
ー壁(3)は、図4に示されるように、上記乾燥剤ユニ
ット(2)における逆カップ状カバー材(12)の上底部
(12a )の上面から上方に突出するように、逆カップ状
カバー材(12)と一体に成形されている。そして、図4
(ロ)に示されるように、このセパレーター壁(3)に
は多数の通気孔(16)…が分散状態に設けられており、
左右の室(10a )(10b )はこれら通気孔(16)…を通
じて連通されている。なお、セパレータ壁(3)は逆カ
ップ状カバー材(12)と一体でなくても良い。
【0019】オイル戻し管(4)は、図1に示されるよ
うに、上下方向に延ばされており、その下端部はタンク
(1)内の下室(11)の下端部に位置し、上端部は、乾
燥剤ユニット(2)の逆カップ状カバー材(12)の上底
部(12a )を貫通して、上室(10)の冷媒出口側の室
(10b )内の上端部に、冷媒出口ポート(9)に対応し
て位置している。このオイル戻し管(4)は、図5に示
されるように、乾燥剤ユニット(2)における蓋状カバ
ー材(13)と一体に成形されているもので、該蓋状カバ
ー材(13)の蓋本体部(13a )から上下方向に突出して
設けられている。なお、オイル戻し管(4)は蓋状カバ
ー材(13)と一体でなくても良い。
【0020】フィルター(5)(5)は、図1、図3に
示されるように、乾燥剤ユニット(2)における逆カッ
プ状カバー材(12)の上底部(12a )の下面に沿ってそ
の全面にわたって配設されると共に、蓋状カバー材(1
3)の蓋本体部(13a )の上面に沿ってその全面にわた
って配設されている。
【0021】アキュームレータの組み立ては、逆カップ
状カバー材(12)と蓋状カバー材(13)とを、それらの
内部に乾燥剤(14)、フィルター(5)(5)を収容し
て組み合わせて乾燥材ユニット(2)とし、この乾燥材
ユニット(2)をタンク(1)内に挿入配置すると共
に、タンク(1)をヘッダー(6)にて塞ぐというよう
にして行われ、その組み立ては極めて容易である。
【0022】なお、上記タンク(1)、ヘッダー
(6)、逆カップ状カバー材(12)、蓋状カバー材(1
3)等はアルミニウムまたはその合金等の成形性の良好
な金属材等にて製作し得るが、クラッド金属材に限定さ
れることはなく、樹脂により製作してもよい。
【0023】上記アキュームレータでは、蒸発器で蒸発
された液・ガス混合冷媒は、図1に示されるように、ヘ
ッダー(6)の入口ポート(7)を通じて、冷媒入口側
の室(10a )に流入されるが、液冷媒はセパレーター壁
(3)に遮られて冷媒出口側の室(10b )へは移行でき
ず、点線矢印にて示されるように、冷媒入口側の室(10
a )を落下していく一方、ガス冷媒は実線矢印にて示さ
れるようにセパレーター壁(3)の通気孔(16)…を通
じて冷媒出口側の室(10b )に吸い込まれ、これにより
気液が分離され、ガス冷媒のみが冷媒出口側の室(10b
)から出口ポート(9)を通じて、圧縮機に吸入され
ていく。
【0024】ガス冷媒は、セパレーター壁(3)にて区
画された左右の広い室(10a )(10b )内を流通するこ
と、及び、セパレーター壁(3)に分散状態に設けられ
た多数の通気孔(16)…を通じて室(10a )から室(10
b )に移行することにより、冷媒は圧力損失小さくアキ
ュームレータ内を通過していくことができる。
【0025】液冷媒は、上記のように冷媒入口側の室
(10a )を落下していき乾燥剤ユニット(2)にて水分
を除去され、下室(11)に貯められる。下室(11)の冷
媒のうち気相部分は実線矢印にて示されるように乾燥剤
ユニット(2)を通じて冷媒出口側の室(10b )に吸い
上げられ、圧縮機に吸入される。
【0026】また、冷媒中に含まれている圧縮機潤滑用
のオイルは、液冷媒とともに冷媒入口側の室(10a )を
落下していき、乾燥剤ユニット(2)を通過することに
よって該ユニット(2)に備えられたフィルター(5)
(5)にて異物を除去され、下室(11)に移行される。
そして、オイル戻し管(4)に吸い上げられて、ガス冷
媒と共に、圧縮機に吸入されていく。
【0027】構造的には、気液分離のため、分散状態に
多数の通気孔(16)…を有するセパレーター壁(3)が
備えられているだけであり、しかも、このセパレーター
壁(3)は乾燥剤ユニット(2)と一体に成形されてお
り、そのため、構成部品点数が削減される。
【0028】また、タンク(1)内にこれを上下の室
(10)(11)に区画する乾燥剤ユニット(2)が配設さ
れると共に、乾燥剤ユニット(2)よりも上方の室(1
0)に、これを左右の室(10a )(10b )に区画するセ
パレーター壁(3)が配設された構造によって気液分
離、水分除去等を行うものとなされていることにより、
従来のような複雑な形状の吸入パイプがタンク(1)内
から排除されると共に、乾燥剤ユニット(2)も構造的
に簡素化されて、簡素なタンク内部構造が実現される。
【0029】また、オイル戻し管(4)が乾燥剤ユニッ
ト(2)と一体に成形されて備えられていることによ
り、オイル戻しのための部品も削減される。また、タン
ク(1)内の上下の室(10)(11)が、乾燥剤ユニット
(2)に備えられた異物捕獲用のフィルター(5)を通
じて連通されることにより、このフィルター(5)にて
異物は捕獲され、従って、オイル戻し管(4)の下端部
に特殊構造のフィルターを備えさせる必要がなくなり、
オイル戻しのためのタンク内部構造も簡素化されると共
に、圧損も小さく抑えられる。
【0030】
【発明の効果】上述の次第で、本発明のアキュームレー
タは、乾燥剤ユニットによって区画された上下の室のう
ちの上室が、セパレーター壁にて冷媒入口側の室と同出
口側の室との左右の室に区画され、これら左右の室はセ
パレーター壁に設けられた多数の通気孔を通じて連通さ
れている構造であるから、冷媒入口側の室に流入された
液・ガス混合冷媒のうち、液冷媒はセパレーター壁に遮
られて冷媒出口側の室へは移行できず、冷媒入口側の室
を落下していく一方、ガス冷媒はセパレーター壁の通気
孔を通じて冷媒出口側の室に吸い込まれ、これにより気
液を分離しえて、ガス冷媒のみを圧縮機に吸入すること
ができる。
【0031】そして、ガス冷媒は、セパレーター壁にて
区画された左右の広い室内を流通すること、及び、セパ
レーター壁に設けられた通気孔を通じて室から室に移行
することにより、冷媒の圧力損失を小さくすることがで
きる。
【0032】しかも、構造的には、気液分離のための通
気孔を有するセパレーター壁が備えられているだけであ
るから、構成部品点数を削減し得る。また、タンク内に
これを上下の室に区画する乾燥剤ユニットが配設される
と共に、乾燥剤ユニットよりも上方の室に、これを左右
の室に区画するセパレーター壁が配設された構造によっ
て気液分離、水分除去等を行うものとなされているか
ら、複雑な形状の吸入パイプを排除し得ると共に、乾燥
剤ユニットも構造的に簡素化し得て、タンク内部の構造
を簡素化することができる。従って、上記のような構成
部品点数の削減、タンク内部構造の簡素化により、製品
のコストダウンを図ることができる。
【0033】また、オイル戻し管が設けられ、タンク内
の上下の室が、乾燥剤ユニットに備えられた異物捕獲用
のフィルターを通じて連通される構造とすることによ
り、オイル戻し管の下端部に特殊構造のフィルターを取
り付ける必要がなくなり、従って、オイル戻しのための
タンク内部構造を簡素化し得ると共に、圧損も小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態にかかるアキュームレータを示すも
ので、図(イ)は正面断面図、図(ロ)は平面図であ
る。
【図2】一部切欠き側面断面図である。
【図3】乾燥剤ユニットを示すもので、図(イ)は正面
断面図、図(ロ)は側面断面図、図(ハ)は平面図であ
る。
【図4】逆カップ状カバー材を示すもので、図(イ)は
正面断面図、図(ロ)は側面断面図、図(ハ)は平面図
である。
【図5】蓋状カバー材を示すもので、図(イ)は正面断
面図、図(ロ)は側面断面図、図(ハ)は平面図であ
る。
【図6】従来例にかかるアキュームレータの正面断面図
である。
【符号の説明】
1…タンク 2…乾燥剤ユニット 3…セパレーター壁 4…オイル戻し管 5…フィルター 10…上室 10a…入口側の室 10b…出口側の室 11…下室 16…通気孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内の高さ方向中間部に配設された
    乾燥剤ユニットによってタンク内が乾燥剤ユニットを挟
    んで上室と下室とに区画され、これら上下の室は乾燥剤
    ユニットを通じて連通され、 乾燥剤ユニットよりも上方の室は、乾燥剤ユニットから
    上方に延びたセパレーター壁にて冷媒入口側の室と同出
    口側の室との左右の室に区画されると共に、これら左右
    の室はセパレーター壁に設けられた多数の通気孔を通じ
    て連通されてなることを特徴とするアキュームレータ。
  2. 【請求項2】 タンク内下室下端部からタンク上室の冷
    媒出口側の室内上方へと延びるオイル戻し管が設けら
    れ、タンク内の上下の室が、乾燥剤ユニットに備えられ
    た異物捕獲用のフィルターを通じて連通されている請求
    項1に記載のアキュームレータ。
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