JPH10231338A - プラスチックス用プライマー処理材 - Google Patents

プラスチックス用プライマー処理材

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JPH10231338A
JPH10231338A JP3634197A JP3634197A JPH10231338A JP H10231338 A JPH10231338 A JP H10231338A JP 3634197 A JP3634197 A JP 3634197A JP 3634197 A JP3634197 A JP 3634197A JP H10231338 A JPH10231338 A JP H10231338A
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JP
Japan
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acid
resin
carboxyl group
primer
polyester
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JP3634197A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kuwabara
満 桑原
Masaya Higashiura
真哉 東浦
Toshiyuki Shimizu
敏之 清水
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Yoshio Araki
良夫 荒木
Chikao Morishige
地加男 森重
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着性、耐水性、耐ブロッキング性に優れた
プラスチックス用プライマー処理材を提供。 【解決手段】 幹部が疎水性ポリエステル共重合体、枝
部がカルボキシル基含有ラジカル重合体で、かつカルボ
キシル基の一部がアンモニウム塩になっている自己架橋
性を有するグラフト重合体を主成分とするプラスチック
ス用プライマー処理材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックス用プ
ライマー(下塗り)処理材に関する。更に詳しくは、プ
ラスチックス、特にプラスチックフィルムに塗布される
各種被覆物、例えば、ラミネート接着剤、インキ、塩化
ビニリデン樹脂組成物、磁性塗料、ゼラチン組成物、電
子写真トナー、ヒートシール性付与組成物、無機質皮膜
形成性物質等に対し、優れた接着性、耐水性、耐ブロッ
キッグ性を有するプライマー処理材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレ
ン、ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂は、通常、溶融し
て、繊維、フィルム、シート等に成形されるが、その表
面は結晶化されている場合が多く、インキ、接着剤等と
の接着性に乏しい。中でも、フィルムの場合、延伸、熱
固定の工程により、高度に結晶配向されるため、その接
着性のレベルは非常に低くなってしまう。そこで、この
接着性を改善する方法として、物理処理、例えばコロナ
処理、紫外線処理、プラズマ処理、EB処理、火焔処
理、あるいは薬剤処理例えば、アルカリ、アミン水溶
液、トリクロロ酢酸、フェノール類等の薬剤による処理
が知られている。しかしながら、これらの方法は接着力
の経時変化や薬剤の揮散による作業環境の汚染等の実用
上不利な問題がある。
【0003】接着性を改善する他の方法として、フィル
ム表面に易接着性塗剤を塗布してプライマー層を設ける
方法が知られている。易接着性塗剤としては、数多くの
材料が提案されており、中でも、ポリエステルを中心と
した比較的極性が高いフィルムに対しては、塗布時の作
業環境、安全も考慮し、水溶性あるいは水分散性のポリ
エステル系樹脂あるいはアクリル系樹脂を用いることが
提案されている(特開昭54-43017号、特公昭49-10243
号、特開昭52-19786号、特開昭52-19787号等)。しか
し、上記ポリエステル系樹脂はフィルムを巻いてロール
としたとき、ブロッキングを起こしやすいという欠点が
あり、また上記アクリル系樹脂はフィルム及びプライマ
ー層に被覆される層との接着性に劣るという欠点があ
る。そこで、これらの欠点を改善する目的で、上記ポリ
エステル系樹脂と上記アクリル系樹脂を混合して用いる
ことが提案されている(特開昭58-124651 号)が、欠点
の改善は十分とは言い難い。
【0004】更に、グラフト変性を中心とした種々の変
性ポリエステルを使用することも提案されている。例え
ば、特開平2-3307号、特開平2-171243号、特開平2-3100
48号では、水溶性あるいは水分散できる親水基含有ポリ
エステル樹脂に不飽和結合含有化合物をグラフト化させ
た樹脂が、ポリエステルフィルムのプライマーとして好
適であることが開示されている。しかし、この様に、ポ
リエステル樹脂中にあらかじめ共重合等で親水基を含有
させた樹脂のグラフト変性では、高度の接着性及び耐水
性がなく、ボイル、レトルト等の処理に耐えられない。
また、特開平3-273015号、特公平3-67626 号でも、ポリ
エステルのグラフト変性樹脂がポリエステルフィルムの
プライマーとして有用であることが開示されている。し
かし、これらの樹脂についても、架橋性が低く、凝集力
に乏しいため、高度の接着性と耐水性とを発現できない
のが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決することを目的とし、プラスチックス、特にプラ
スチックフィルムに塗布される各種被覆物、例えば、ラ
ミネート接着剤、インキ、塩化ビニリデン樹脂、磁気塗
料、ゼラチン組成物、電子写真トナー、ヒートシール性
付与組成物、無機質皮膜形成性物質等に対し、優れた接
着性、耐水性、耐ブロッキッグ性を有するプラスチック
ス用プライマー処理材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、幹
部が疎水性ポリエステル共重合体、枝部がカルボキシ基
含有ラジカル重合体であるグラフト重合体を主成分とし
て含み、前記カルボキシル基の水素の一部がアンモニウ
ムイオンで置換され、かつ前記グラフト重合体が自己架
橋性を有することを特徴とするプラスチックス用プライ
マー処理材である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、疎水性ポリエス
テル共重合体は、本来それ自身で水に分散または溶解し
ない本質的に水不溶性である必要がある。水に分散する
または溶解するポリエステル樹脂を、グラフト重合に使
用すると、本発明の目的である接着性及び耐水性が悪く
なる。
【0008】この疎水性ポリエステル共重合体のジカル
ボン酸成分の組成は、芳香族ジカルボン酸30〜99.
5モル%、脂肪族ジカルボン酸および/または脂環族ジ
カルボン酸0〜69.5モル%、重合性不飽和二重結合
を含有するジカルボン酸0.5〜10モル%であること
が好ましい。芳香族ジカルボン酸が30モル%未満であ
る場合や脂肪族ジカルボン酸および/または脂環族ジカ
ルボン酸が69.5モル%を越えた場合は、接着強度が
低下する傾向がある。
【0009】また、重合性不飽和二重結合を含有するジ
カルボン酸が0.5モル%未満の場合、ポリエステル樹
脂に対するラジカル重合性単量体の効率的なグラフト化
が行われにくくなり、逆に10モル%を越える場合は、
グラフト化反応の後期に余りにも粘度が上昇し、反応の
均一な進行を妨げるので好ましくない。より望ましく
は、芳香族ジカルボン酸は40〜88モル%、脂肪族ジ
カルボン酸および/または脂環族ジカルボン酸10〜5
8モル%、重合性不飽和二重結合を含有するジカルボン
酸2〜7モル%である。
【0010】芳香族ジカルボン酸の例としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ビフェニルジカルボン酸等を挙げることが
できる。5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の親水基
含有ジカルボン酸は、本発明の目的である耐水性が低下
する点で、用いない方が好ましい。脂肪族ジカルボン酸
としては、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸等を挙げること
ができ、脂環族ジカルボン酸としては、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカル
ボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸とその酸
無水物等を挙げることができる。
【0011】重合性不飽和二重結合を含有するジカルボ
ン酸の例としては、α、β−不飽和ジカルボン酸とし
て、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、シトラコン酸、不飽和二重結合を含有する脂環族ジ
カルボン酸として、2,5−ノルボルネンジカルボン酸
無水物、テトラヒドロ無水フタル酸等を挙げることがで
きる。このうち好ましいのは、重合性の点から、フマル
酸、マレイン酸、2,5−ノルボルネンジカルボン酸で
ある。
【0012】一方、グリコール成分は、炭素数2〜10
の脂肪族グリコールおよび/または炭素数6〜12の脂
環族グリコールおよび/またはエーテル結合含有グリコ
ールよりなるが、炭素数2〜10の脂肪族グリコールと
しては、エチレングリコール、1,2−プロピレングリ
コール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,
5−ペンタンジオール、1,9−ノナンジオール、2−
エチル−2−ブチルプロパンジオール等を挙げることが
でき、炭素数6〜12の脂環族グリコールとしては、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等を挙げることが
できる。
【0013】エーテル結合含有グリコールとしては、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、さらにビスフェノール類の二つのフ
ェノール性水酸基に、エチレンオキサイドまたはプロピ
レンオキサイドを付加して得られるグリコール類、例え
ば2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシフェニル)プ
ロパンなどを挙げることができる。ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコールも必要により使用しうる。
【0014】本発明で使用される疎水性ポリエステル共
重合体中に、0〜5モル%の3官能以上のポリカルボン
酸および/またはポリオールを共重合することができる
が、3官能以上のポリカルボン酸としては、(無水)ト
リメリット酸、(無水)ピロメリット酸、(無水)ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸、トリメシン酸、エチレン
グリコールビス(アンヒドロトリメリテート)、グリセ
ロールトリス(アンヒドロトリメリテート)等が使用さ
れる。一方、3官能以上のポリオールとしては、グリセ
リン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール等が使用される。3官能以上
のポリカルボン酸および/またはポリオールは、全酸成
分あるいは全グリコール成分に対し0〜5モル%、望ま
しくは0〜3モル%の範囲で共重合されるが、5モル%
を越えると重合時のゲル化が起こりやすく、好ましくな
い。
【0015】また、疎水性ポリエステル共重合体の分子
量は、重量平均で5000〜50000 の範囲が好ましい。分子
量が5000未満の場合は接着強度の低下の傾向があり、逆
に50000 を越えると重合時のゲル化等の問題が起きる傾
向がある。
【0016】本発明において、グラフト重合体の枝部を
構成するカルボキシル基含有ラジカル重合体とは、カル
ボキシル基を含有しているか、カルボキシル基を発生す
るラジカル重合性単量体から重合された重合体である。
そのような単量体として、例えば、アクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコ
ン酸、マレイン酸無水物、イタコン酸無水物、メタクリ
ル酸無水物などを挙げることができ、これらの中から一
種または複数種を選んで用いることができる。最も望ま
しい単量体は、グラフト重合性の点から、アクリル酸、
メタクリル酸およびマレイン酸無水物である。
【0017】また、カルボキシル基を含有しないか、発
生しないラジカル重合性単量体を併用させてもよい。即
ち、アクリル酸、メタクリル酸のエステル類として、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エ
チルヘキシル、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、ア
クリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピル、メタク
リル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸−n−ヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキ
シプロピルなど、更にはよく知られた単量体として、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリ
ルアミド、酢酸ビニル、ビニルエーテル類、N−ビニル
ピロリドン、スチレン、α−メチルスチレン、t−ブチ
ルスチレン、ビニルトルエンなどを例示することがで
き、これらの中から、一種または複数種を選んで用いる
ことができる。
【0018】本発明のグラフト重合は、幹部を構成する
上記疎水性ポリエステル共重合体に、通常、カルボキシ
ル基を含有しているか、発生するラジカル重合性単量体
をグラフト重合することによって達成される。その方法
は、疎水性共重合ポリエステル樹脂を有機溶剤中に溶解
させた状態で、ラジカル開始剤およびラジカル重合性単
量体を反応せしめるのが一般的である。グラフト化反応
終了後の反応生成物は、所望の疎水性共重合ポリエステ
ル−ラジカル重合性単量体混合物間のグラフト重合体の
他に、グラフト化を受けなかった疎水性ポリエステル共
重合体及び疎水性ポリエステル共重合体にグラフト化し
なかったラジカル重合体をも含有しているが、本発明に
おけるグラフト重合体とは、これらすべてが含まれる。
【0019】本発明において、疎水性ポリエステル共重
合体にラジカル重合性単量体をグラフト重合させた反応
物の酸価は1200当量/106 g以上であることが好
ましい。反応物の酸価は、より好ましくは1500当量
/106 g以上、最も好ましくは2000当量/106
g以上である。反応物の酸価が1200当量/106
未満である場合は、本発明の目的であるプライマー処理
材に被覆される層との接着性が十分でない。
【0020】また、本発明の目的に適合する望ましい疎
水性ポリエステル共重合体とラジカル重合性単量体の重
量比率は、ポリエステル共重合体/ラジカル重合性単量
体=40/60〜95/5の範囲であり、更に好ましく
は55/45〜93/7、最も好ましくは60/40〜
90/10の範囲である。
【0021】疎水性ポリエステル共重合体の重量比率が
40重量%未満であるとき、ポリエステル樹脂の優れた
接着性を発揮することができない。一方、疎水性ポリエ
ステル共重合体の重量比率が95重量%より大きいとき
は、ポリエステル樹脂の欠点であるブロッキングが起こ
りやすくなる。
【0022】本発明のグラフト重合体は、水系溶媒の溶
液または分散液の形態になる。特に、水系溶媒の分散液
つまり、水分散樹脂の形態が、塗布性の点で好ましい。
この様な水分散樹脂を得るには、通常、有機溶媒中で、
前記疎水性ポリエステル共重合体に、カルボキシル基を
含有しているか、発生するラジカル重合性単量体をグラ
フト重合し、次いで、塩基性化合物と水の添加、有機溶
媒留去により達成される。
【0023】本発明のグラフト重合体において、カルボ
キシル基の水素の一部がアンモニウムイオンで置換され
ている必要がある。これにより、水分散性、接着性、耐
水性、耐ブロッキング性の何れも、十分に発現すること
ができる。カルボキシル基の水素が、置換されていない
場合は、水分散性が十分でない。また、アンモニウムイ
オン以外、例えばトリエチルアミン、モノエタノールア
ミン、トリエタノールアミン等の有機アミンで置換され
る場合は、乾燥後の塗膜に有機アミンが残留し、接着
性、耐水性、耐ブロッキング性の何れも低下してしま
う。
【0024】本発明での水分散樹脂は、レーザー光散乱
法により測定される平均粒子系は500nm以下であ
り、半透明ないし乳白色の外観を呈する。重合方法の調
整により、多様な粒子径の水分散樹脂が得られるが、こ
の粒子径は10〜500nmが適当であり、分散安定性
の点で、400nm以下が好ましく、より好ましくは3
00nm以下である。500nmを越えると被覆膜表面
の光沢の低下がみられ、被覆物の透明性が低下し、10
nm未満では、本発明の目的である耐水性が低下する傾
向が強い。
【0025】本発明の水分散樹脂の重合に使用する親水
性ラジカル重合性単量体とは、親水基を含有している
か、あるいは、後で親水基に変化できる基を指す。親水
基を有するラジカル重合性単量体として、カルボキシル
基、水酸基、リン酸基、亜リン酸基、スルホン酸基、ア
ミド基、第4級アンモニウム塩基等を含むラジカル重合
性単量体を挙げることができる。一方、親水基に変化で
きるラジカル重合性単量体として、酸無水物基、グリシ
ジル基、クロル基などを挙げることができる。これらの
中で、水分散性の点から、カルボキシル基を含有してい
るか、カルボキシル基を発生する基を有するラジカル重
合性単量体が好ましい。その例として、前述した化合物
を挙げることができる。
【0026】本発明におけるカルボキシル基含有水分散
樹脂の13C−NMRにおいて、カルボニル炭素シグナル
の半値幅は、分散粒子構造に関し、重要な情報を与え
る。共重合ポリエステル樹脂エステル部のカルボニル炭
素シグナルの半値幅は、300Hz以上であり、かつカ
ルボキシル基含有ラジカル重合性単量体を含有するラジ
カル重合性単量体の重合体のカルボニル炭素シグナルの
半値幅は、150Hz以下である方が好ましい。これら
の半値幅が、それぞれ300Hz未満あるいは150H
zより大きい場合、分散粒子は安定性が良好なコア−シ
ェル構造をとることができなくなってしまう。
【0027】本発明において、疎水性ポリエステル共重
合体にラジカル重合性単量体をグラフト重合させた反応
物は、自己架橋性を有することが必要である。常温では
架橋しないが、乾燥時の熱で、1)反応物中に存在するカ
ルボキシル基の脱水反応 2)熱ラジカルによる水素引き
抜き反応等の分子間反応を行い、架橋剤なしで架橋す
る。これにより初めて、本発明の目的である接着性、耐
水性を発現できる。塗膜の架橋性については、様々の方
法で評価できるが、疎水性ポリエステル共重合体および
カルボキシル基含有ラジカル重合体の両方を溶解するク
ロロホルム溶媒での不溶分率により、調べることができ
る。80℃以下で乾燥し、120℃で5分間熱処理して
得られる塗膜の不溶分率は、好ましくは50%以上、よ
り好ましくは70%以上である。塗膜の不溶分率が50
%未満の場合は、接着性、耐水性が不十分になり、ブロ
ッキングも起こす傾向が強い。
【0028】疎水性ポリエステル共重合体にラジカル重
合性単量体をグラフト重合させた反応物は、貯蔵安定性
に問題ない限りにおいて、架橋剤を添加してもよい。例
えば、フェノールホルムアルデヒド樹脂、アミノ樹脂、
多官能エポキシ化合物、多官能イソシアネート化合物お
よび各種ブロックイソシアネート化合物、多官能アジリ
ジン化合物、オキサゾリン化合物などの架橋剤を挙げる
ことができる。必要であれば、架橋反応の触媒も併用さ
れる。
【0029】また、疎水性共重合ポリエステル樹脂にラ
ジカル重合性単量体をグラフト重合させた反応物は、架
橋剤の他にも、必要な限りにおいて、顔料、染料等の各
種添加剤、他の樹脂を配合することができる。
【0030】以上のように、幹部が疎水性ポリエステル
共重合体、枝部がカルボキシ基含有ラジカル重合体であ
るグラフト重合体を主成分として含み、該カルボキシル
基の水素の一部がアンモニウムイオンで置換され、かつ
該グラフト重合体が自己架橋性を有する水性樹脂が、プ
ラスチックスのプライマー(下塗り)処理材として被覆
される。プラスチックスは、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂からなり、繊維、
フィルム、シート等に成形される。その表面は、結晶化
されている場合が多く、特に、フィルムの場合、延伸、
熱固定の工程により、高度に結晶配向されるため、イン
キ、接着剤等に対する接着性のレベルは非常に低い。本
発明におけるプライマー処理材をあらかじめ表面が結晶
化していないプラスチックスに下塗りすることで、その
接着性は飛躍的に向上する。
【0031】本発明において、被覆されるプラスチック
スの主成分は、接着性の点から、ポリエステル樹脂ある
いはポリアミド樹脂であることが好ましい。ポリエステ
ル樹脂あるいはポリアミド樹脂は、本発明のプライマー
処理材との界面相溶性が高く、接着性が優れている。
【0032】プラスチックスの主成分として使用される
ポリエステル樹脂とは、芳香族二塩基酸またはそのエス
テル形成性誘導体およびジオールまたはそのエステル形
成性誘導体とから合成される結晶性線上ポリエステル樹
脂である。かかるポリエステル樹脂の具体例としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シ
クロへキシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート等が例示
でき、これらの共重合体なども含まれる。
【0033】また、プラスチックスの主成分として使用
されるポリアミド樹脂とは、例えば、ε−カプロラクタ
ムを主原料とした代表的なナイロン6や3員環以上のラ
クタム、ω−アミノ酸、二塩基酸とジアミンの重縮合に
よって得られるポリアミド等である。これらの原料化合
物を例示すると、ラクタム類としては、ε−カプロラク
タムの他に、エナントラクタム、カプリルラクタム、ラ
ウリルラクタム等、ω−アミノ酸としては、6−アミノ
カプロン酸、7−アミノヘプタン酸、9−アミノノナン
酸、11−アミノウンデカン酸等、二塩基酸としては、
アジピン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカ
ジオン酸、ヘキサデカジオン酸、エイコサンジオン酸、
エイコサジエンジオン酸、2,2,4−トリメチルアジ
ピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、キシリレンジカルボン酸、ジアミン
としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、
テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ペ
ンタメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、
2,2,4(または2,4,4)−トリメチルヘキサメ
チレンジアミン、シクロヘキサンジアミン、ビス−
(4,4’−アミノシクロヘキシル)メタン、メタキシ
リレンジアミン等である。
【0034】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を更に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例
中、単に部とあるのは重量部を表し、%とあるのは重量
%を示す。各測定項目は以下の方法に従った。 1)クロロホルム不溶分率 70℃で2時間乾燥後、120℃で5分間熱処理して得
られる塗膜につき、クロロホルム不溶分率を求めた。 2)酸価 固形分1gの試料を30mlのクロロホルムまたはDM
Fに溶解し、フェノールフタレインを指示薬として、K
OHで滴定した。試料106 g当たりのカルボキシル基
の当量を求めた。 3)重量平均分子量 樹脂0.03gをテトラヒドロフラン(THF)10m
lに溶かし、GPC−LALLS装置低角度光散乱光度
計 LS−8000(東ソー株式会社製、テトラヒドロ
フラン溶媒、リファレンス:ポリスチレン)で測定し
た。
【0035】4)ポリエステルグラフト効率 グラフト重合により得られた生成物を、220MHz 1
H−NMR(バリアン社製、測定溶媒CDCl3 /DM
SO−d6)により測定を行い、ポリエステルに共重合
した二重結合含有成分由来のシグナルの強度変化をもと
にグラフト効率を測定した。 ポリエステルグラフト効率=(1−(グラフト重合生成
物の二重結合含有成分の二重結合に由来のシグナル相対
強度/原料ポリエステルの二重結合含有成分の二重結合
に由来のシグナル相対強度))×100(%) なお、基準シグナルとして、内部インターナルのシグナ
ル強度との比較により、相対強度を算出した。
【0036】5)グラフト鎖の重量平均分子量測定 グラフト重合により得られた生成物を、KOH/水−メ
タノール溶液中で、還流下、共重合ポリエステルの加水
分解を行った。分解生成物を酸性条件下でTHFを用い
て抽出を行い、ヘキサンで再沈殿によりラジカル重合性
重合体を精製した。この重合体をGPC装置(島津製作
所製、テトラヒドロフラン溶媒、ポリスチレン換算)で
測定し、グラフト鎖の重量平均分子量を測定した。 6)液粘度 液粘度はB型回転粘度計(東京計器(株)製、EM型)
を用い、25℃で測定した。 7)水分散樹脂の粒子径 イオン交換水のみで、固形分濃度0.1重量%に調節
し、レーザー光散乱粒度分布計 Coulter mo
del N4 (Coulter社製)により、20℃
で測定した。
【0037】8)13C−NMRの半値幅 水分散樹脂を溶液濃度20重量%になるように重水で希
釈し、次いでこれにDSS(ソジウム2,2−ジメチル
−2−シラペンタン−5−スルホネート)を添加して測
定用サンプルを調製した。UNITY 500(バリア
ン社製)を用いて、25℃で、DSSのシグナルが5H
z以下に設定した後、サンプルの13C−NMR(125
MHz)を測定し、重み付け関数をかけずにフーリエ変
換した。共重合ポリエステルのカルボニル炭素とグラフ
ト重合したラジカル重合性単量体重合体部のカルボニル
炭素のシグナル半値幅をそれぞれ測定した。
【0038】9)耐ブロッキング性 50mm×50mmのフィルムの数枚を2枚のガラス板
間にはさみ、40℃、0.5kg/cm2 の加重下で、
48時間放置後、室温まで放冷した。フィルムのブロッ
キング程度を次のごとくランク付けした。 ○:力を加えなくともフィルムは1枚、1枚のシートに
分かれる。 △:力を加えるとシートに分かれるが、塗布樹脂が部分
的に剥がれる。 ×:硬いブロックになっており、フィルムの破壊なしに
は、シートに分けることができない。 10)剥離強度 常態または90℃熱水中において、引張速度100mm
/分、90°剥離で測定した。
【0039】(共重合ポリエステル樹脂の製造例)撹拌
機、温度計、および部分還流式冷却器を具備したステン
レススチール製オートクレーブに、ジメチルテレフタレ
ート345部、1,4−ブタンジオール211部、エチ
レングリコール270部、およびテトラ−n−ブチルチ
タネート0.5部を仕込み、160℃から220℃ま
で、4時間かけてエステル交換反応を行った。次いで、
フマル酸14部およびセバシン酸160部を加え、20
0℃から220℃まで1時間かけて昇温し、エステル化
反応を行った。次いで255℃まで昇温し、反応系を徐
々に減圧した後、0.22mmHgの減圧下で1時間3
0分反応させ、ポリエステルA−1を得た。得られたポ
リエステルは、淡黄色透明であった。同様の方法で、別
の共重合組成のポリエステル樹脂A−2を得た。A−
1、A−2につき、NMRで測定した組成および重量平
均分子量を表1に示す。
【0040】実施例1 (グラフト重合反応)撹拌機、温度計、還流装置と定量
滴下装置を備えた反応器に共重合ポリエステル樹脂(A
−1)75部、メチルエチルケトン56部およびイソプ
ロピルアルコール19部を入れ、65℃で加熱、撹拌
し、樹脂を溶解した。樹脂が完溶した後、メタクリル酸
17.5部とアクリル酸エチル7.5部の混合物、およ
びアゾビスジメチルバレロニトリル1.2部を25部の
メチルエチルケトンに溶解した溶液を0.2ml/mi
nでポリエステル溶液中に滴下し、さらに2時間撹拌を
続けた。反応溶液から分析用のサンプリングを行った
後、水300部と28%アンモニア水15部を反応溶液
に加え、1時間撹拌した。その後、反応器内温を100
℃に上げ、メチルエチルケトン、イソプロピルアルコー
ルを蒸留により留去し、水分散樹脂B−1を得た。各特
性を表2に示す。
【0041】(プライマー処理フィルムの作製)上記水
分散樹脂(B−1)を、固形分濃度10%になるように
水で希釈してプライマー塗布液を調製した。一方、ポリ
エチレンテレフタレートをスクリュー式押出し機で、2
80℃に加熱溶融し、Tダイより回転冷却ドラム上に押
出して、未延伸シートを得た。次に、この未延伸シート
を50℃で3.2倍の縦延伸を行ったのち、上記プライ
マー塗布液を一軸延伸フィルムの片面に、グラビア方式
で塗布、乾燥した。乾燥後、120℃で4倍横延伸、2
20℃で熱処理を行い、厚さ12μmのプライマー処理
ポリエステルフィルムを得た。プライマーの塗布量は、
0.2g/m2 であった。また、前述した方法で、耐ブ
ロッキング性を評価した。評価結果を表3に示す。 (接着性評価)上記プライマー処理ポリエステルフィル
ムのプライマー処理面上に、グラビアインキ(ラミエー
ス61白、二液タイプ、東洋インキ社製)をグラビア印
刷して印刷層を形成し、次いでその上に、一液型湿気硬
化型ラミネート接着剤(T−104、日本曹達社製)を
塗布して接着剤層を形成した。次いで、接着剤層上に、
常法に従って、LLDPE押し出しラミネートでシーラ
ント層を設け、ポリエステルフィルム積層体を得た。こ
の積層体の剥離強度を常態と90℃熱水中で測定した。
評価結果を表3に示す。
【0042】実施例2 グラフト重合におけるメタクリル酸の仕込量を変えた樹
脂B−2を得た以外は、実施例1と同様に、樹脂作製と
プライマー特性の評価を行った。表2にグラフト重合樹
脂の特性、表3にプライマー特性の評価結果を示す。
【0043】実施例3 (グラフト重合反応)撹拌機、温度計、還流装置と定量
滴下装置を備えた反応器に共重合ポリエステル樹脂(A
−1)75部、メチルエチルケトン56部およびイソプ
ロピルアルコール19部を入れ、65℃で加熱、撹拌
し、樹脂を溶解した。樹脂が完溶した後、無水マレイン
酸12.0部をポリエステル溶液に添加した。次いで、
スチレン13.0部、およびアゾビスジメチルバレロニ
トリル1.5部を12部のメチルエチルケトンに溶解し
た溶液を0.1ml/minでポリエステル溶液中に滴
下し、さらに2時間撹拌を続けた。反応溶液から分析用
のサンプリングを行った後、メタノール5部を添加し
た。次いで、水300部と28%アンモニア水15部を
反応溶液に加え、1時間撹拌した。その後、反応器内温
を100℃に上げ、メチルエチルケトン、イソプロピル
アルコールを蒸留により留去し、水分散樹脂B−3を得
た。各特性を表2に示す。次に、この樹脂を用いて、実
施例1と同様に、プライマー特性の評価を行った。評価
結果を表3に示す。
【0044】実施例4 プライマー処理するフィルムとして、ポリエステルフィ
ルムの代わりにポリアミドフィルムを用いた以外は、実
施例1と同様に、プライマー特性の評価を行った。評価
結果を表3に示す。
【0045】実施例5 プライマー処理するフィルムとして、ポリエステルフィ
ルムの代わりにポリアミドフィルムを用いた以外は、実
施例3と同様に、プライマー特性の評価を行った。評価
結果を表3に示す。
【0046】比較例1 グラフト重合における中和剤を、アンモニアからモノエ
タノールアミンに変えた以外は、実施例1と同様に、樹
脂作製とプライマー特性の評価を行った。表2にグラフ
ト重合樹脂B−4の特性、表3にプライマー特性の評価
結果を示す。
【0047】比較例2 共重合ポリエステルにつき、A−1の代わりにA−2を
用いた以外は、実施例1と同様に、樹脂を製造し、プラ
イマー特性の評価を行った。表2にグラフト重合樹脂B
−5の特性、表3にプライマー特性の評価結果を示す。
【0048】比較例3 グラフト重合において、中和剤を使用しなかった以外
は、実施例1と同様に、樹脂作製を行った。表2にグラ
フト重合樹脂B−6の特性を示すが、水分散性が悪く、
プライマーとしての評価ができなかった。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
【発明の効果】本発明のプラスチックス用プライマー処
理材は、グラフト鎖中のカルボキシル基の一部がアンモ
ニウム塩であり、かつ自己架橋性であるため、特に水系
処理材として接着性、耐水性、耐ブロッキング性に優
れ、繊維、フィルム、シート等のプラスチックスに広く
利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀樹 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 荒木 良夫 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 森重 地加男 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹部が疎水性ポリエステル共重合体、枝
    部がカルボキシ基含有ラジカル重合体であるグラフト重
    合体を主成分として含み、前記カルボキシル基の水素の
    一部がアンモニウムイオンで置換され、かつ前記グラフ
    ト重合体が自己架橋性を有することを特徴とするプラス
    チックス用プライマー処理材。
  2. 【請求項2】 前記のプラスチックスの主成分が、ポリ
    エステル樹脂またはポリアミド樹脂である請求項1のプ
    ラスチックス用プライマー処理材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031473A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Kao Corp 水系塗料組成物

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JP2014031473A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Kao Corp 水系塗料組成物

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