JPH10231164A - 新規な複合ボード - Google Patents
新規な複合ボードInfo
- Publication number
- JPH10231164A JPH10231164A JP5119097A JP5119097A JPH10231164A JP H10231164 A JPH10231164 A JP H10231164A JP 5119097 A JP5119097 A JP 5119097A JP 5119097 A JP5119097 A JP 5119097A JP H10231164 A JPH10231164 A JP H10231164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- gypsum
- pts
- isocyanate group
- composite board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 石膏の欠点である脆弱性と耐水性を改善して
高い曲げ強度、耐衝撃性、優れた耐水性能と難燃性を備
え更に、合板、他の木質ボード類、発泡プラスチック板
や金属板などと組み合わせて複合使用するために適する
低コストの複合ボードとその製造方法を提供する。 【解決手段】 非木材植物茎より得たリグノセルロース
ファイバーまたは/および削片と半水石膏とを主要成分
とし、イソシアネート基を有する化合物またはその化合
物を含む混合物を加えて複合ボードに加圧成形する。
高い曲げ強度、耐衝撃性、優れた耐水性能と難燃性を備
え更に、合板、他の木質ボード類、発泡プラスチック板
や金属板などと組み合わせて複合使用するために適する
低コストの複合ボードとその製造方法を提供する。 【解決手段】 非木材植物茎より得たリグノセルロース
ファイバーまたは/および削片と半水石膏とを主要成分
とし、イソシアネート基を有する化合物またはその化合
物を含む混合物を加えて複合ボードに加圧成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な複合ボ−ドに
関するもので、耐水性と難燃性に優れて高い強度を有す
る石膏を主体とする複合ボ−ドを提供するものである。
特に農産廃棄物として利用されていない草本植物の茎や
タケなどより得たリグノセルロ−スファイバ−または/
および削片を補強材として使用することによって木材資
源を節約し、森林資源の保護と環境保全に役立つ高強度
の複合ボ−ドを提供することを目的にする。
関するもので、耐水性と難燃性に優れて高い強度を有す
る石膏を主体とする複合ボ−ドを提供するものである。
特に農産廃棄物として利用されていない草本植物の茎や
タケなどより得たリグノセルロ−スファイバ−または/
および削片を補強材として使用することによって木材資
源を節約し、森林資源の保護と環境保全に役立つ高強度
の複合ボ−ドを提供することを目的にする。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されている石膏ボ−ドは半
水石膏に木材や故紙より得た繊維を補強材にして、それ
にデンプンを主体とする糊液を加えて2枚の厚紙に挟ん
で板状に成形したものであり、安価であるがゆえに建築
内装材として多量に使用されている。しかし、この石膏
ボ−ドは水に弱く、また僅かな衝撃により破壊されると
いう極めて脆弱な建築材料である。
水石膏に木材や故紙より得た繊維を補強材にして、それ
にデンプンを主体とする糊液を加えて2枚の厚紙に挟ん
で板状に成形したものであり、安価であるがゆえに建築
内装材として多量に使用されている。しかし、この石膏
ボ−ドは水に弱く、また僅かな衝撃により破壊されると
いう極めて脆弱な建築材料である。
【0003】したがってこの脆弱性を補うために厚いボ
−ドとして強度を保持しているが、なお十分な効果が得
られていない。またボ−ドの耐水性を改善するために表
面紙や石膏にアスファルトやパラフィンなどの防水剤や
撥水剤を染み込ませているが、このような改善方法を施
してもボ−ドの脆さまで改善することはできない。
−ドとして強度を保持しているが、なお十分な効果が得
られていない。またボ−ドの耐水性を改善するために表
面紙や石膏にアスファルトやパラフィンなどの防水剤や
撥水剤を染み込ませているが、このような改善方法を施
してもボ−ドの脆さまで改善することはできない。
【0004】このような石膏ボ−ドの欠点を改善するた
めにユリア樹脂、メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂エマル
ジョンやスチレン・ブタジエンゴムラテックスなどの合
成樹脂の水溶液やラテックスを添加することも検討され
ていた。しかし、このような方法はボ−ドの強度や耐水
性などの性質を改善することは可能であったが、コスト
も大幅に上昇して実用に耐えるものにはならなかった。
めにユリア樹脂、メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂エマル
ジョンやスチレン・ブタジエンゴムラテックスなどの合
成樹脂の水溶液やラテックスを添加することも検討され
ていた。しかし、このような方法はボ−ドの強度や耐水
性などの性質を改善することは可能であったが、コスト
も大幅に上昇して実用に耐えるものにはならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、高い曲げ強度と耐衝撃性を有して優れた耐水性能と
難燃性を備えた石膏複合ボ−ドを提供することを課題と
し、合板、他の木質ボ−ド類、発泡プラスチック板や金
属板などと組み合わせて複合使用するために適する低コ
ストの複合ボ−ドとその製造方法を提供することを検討
した。
は、高い曲げ強度と耐衝撃性を有して優れた耐水性能と
難燃性を備えた石膏複合ボ−ドを提供することを課題と
し、合板、他の木質ボ−ド類、発泡プラスチック板や金
属板などと組み合わせて複合使用するために適する低コ
ストの複合ボ−ドとその製造方法を提供することを検討
した。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題に対して
本発明者らは種々検討した結果、長繊維状のリグノセル
ロ−ス材料が石膏ボ−ドの補強材として有効であること
から、現在、利用されずに捨てられている農産廃棄物の
茎やタケなどに存在する維管束繊維に着目し、半水石膏
にそれらのリグノセルロ−スファイバ−または/および
削片を混入することによってコストを抑えて補強効果を
高めることに成功した。
本発明者らは種々検討した結果、長繊維状のリグノセル
ロ−ス材料が石膏ボ−ドの補強材として有効であること
から、現在、利用されずに捨てられている農産廃棄物の
茎やタケなどに存在する維管束繊維に着目し、半水石膏
にそれらのリグノセルロ−スファイバ−または/および
削片を混入することによってコストを抑えて補強効果を
高めることに成功した。
【0007】さらにこれらの長繊維と石膏との接着を強
固にすることを考えて、茎繊維あるいは茎削片と石膏と
の混合物にイソシアネ−ト基を有する化合物を添加した
結果、イソシアネート化合物が茎繊維あるいは茎削片の
内部へ浸透して補強効果を発揮すると同時に、石膏と茎
繊維や茎削片との界面に介在して接着効果を示すため
に、得られたボ−ドの強度はいっそう向上すると共にボ
−ドの耐水性能を著しく改善することにも成功した。
固にすることを考えて、茎繊維あるいは茎削片と石膏と
の混合物にイソシアネ−ト基を有する化合物を添加した
結果、イソシアネート化合物が茎繊維あるいは茎削片の
内部へ浸透して補強効果を発揮すると同時に、石膏と茎
繊維や茎削片との界面に介在して接着効果を示すため
に、得られたボ−ドの強度はいっそう向上すると共にボ
−ドの耐水性能を著しく改善することにも成功した。
【0008】また、このような方法によって得たボ−ド
は、従来より使用されている石膏ボ−ドに比べて高強度
であるために、厚さが2〜10mmという薄い複合ボ−ド
を得ることが可能であることも見出した。このことは、
ボードの取扱いに際して軽くて扱いやすいものとなり、
また1枚当たりのボードのコストを安価なものとする。
これにより合板、他の木質ボード類、発泡プラスチック
板や金属板などと組み合わせて耐水性や難燃性にも優れ
た複合ボード使用に道を開いた。
は、従来より使用されている石膏ボ−ドに比べて高強度
であるために、厚さが2〜10mmという薄い複合ボ−ド
を得ることが可能であることも見出した。このことは、
ボードの取扱いに際して軽くて扱いやすいものとなり、
また1枚当たりのボードのコストを安価なものとする。
これにより合板、他の木質ボード類、発泡プラスチック
板や金属板などと組み合わせて耐水性や難燃性にも優れ
た複合ボード使用に道を開いた。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の複合ボ−ドならびにその
製造方法について、さらに詳細に説明すると、半水石膏
粉末100重量部に非木材植物茎から得たリグノセルロ
−スファイバ−または/および削片を3〜100重量
部、好ましくは5〜50重量部と水20〜100重量部
を加えて混合してスラリ−状にしたのち、イソシアネ−
ト化合物を1〜100重量部、好ましくは2〜50重量
部を均一になるよう混合する。この際に各成分の混合順
序を任意に変えても本発明の効果に影響はなく、したが
って作業しやすい方法で混合すればよい。このようにし
て得たスラリ−を一定の厚さのマットにして所定の型も
しくはスペ−サ−を備えたプレスによって10〜30kg
f/cm2 の圧力を加えて成形し、石膏やイソシアネ−ト化
合物が硬化するまで放置する。
製造方法について、さらに詳細に説明すると、半水石膏
粉末100重量部に非木材植物茎から得たリグノセルロ
−スファイバ−または/および削片を3〜100重量
部、好ましくは5〜50重量部と水20〜100重量部
を加えて混合してスラリ−状にしたのち、イソシアネ−
ト化合物を1〜100重量部、好ましくは2〜50重量
部を均一になるよう混合する。この際に各成分の混合順
序を任意に変えても本発明の効果に影響はなく、したが
って作業しやすい方法で混合すればよい。このようにし
て得たスラリ−を一定の厚さのマットにして所定の型も
しくはスペ−サ−を備えたプレスによって10〜30kg
f/cm2 の圧力を加えて成形し、石膏やイソシアネ−ト化
合物が硬化するまで放置する。
【0010】このような方法によって本発明の複合ボ−
ドが得られるが、成形するボ−ドの厚さは任意に選ぶこ
とができる。また先に述べたように、本発明の複合ボ−
ドを合板や他のボ−ド類と積層接着して使用することも
可能であり、その目的で使用する場合は、厚さを2〜1
0mm程度に調製した複合ボ−ドとすることが望ましい。
ドが得られるが、成形するボ−ドの厚さは任意に選ぶこ
とができる。また先に述べたように、本発明の複合ボ−
ドを合板や他のボ−ド類と積層接着して使用することも
可能であり、その目的で使用する場合は、厚さを2〜1
0mm程度に調製した複合ボ−ドとすることが望ましい。
【0011】本発明のボ−ドにおいて半水石膏と混合使
用するリグノセルロ−ス・ファイバ−または/および削
片は、繊維方向の長さを可能な限り切断せずに利用する
のが好ましいが、その繊維方向の長さが少なくとも10
mm以上のファイバ−状もしくはストランド状を保持する
のが望ましい。
用するリグノセルロ−ス・ファイバ−または/および削
片は、繊維方向の長さを可能な限り切断せずに利用する
のが好ましいが、その繊維方向の長さが少なくとも10
mm以上のファイバ−状もしくはストランド状を保持する
のが望ましい。
【0012】また、半水石膏とリグノセルロ−スファイ
バ−または/および削片との混合比が、半水石膏100
重量部に対してリグノセルロ−スファイバ−などが3重
量部より少ないと、すなわちリグノセルロ−スファイバ
−などの混合比率が3%より少なくなると、得られる複
合ボ−ドの曲げ強度や耐衝撃性が現行の石膏ボ−ドと大
差ないものとなり、極めて脆いボ−ドになる。
バ−または/および削片との混合比が、半水石膏100
重量部に対してリグノセルロ−スファイバ−などが3重
量部より少ないと、すなわちリグノセルロ−スファイバ
−などの混合比率が3%より少なくなると、得られる複
合ボ−ドの曲げ強度や耐衝撃性が現行の石膏ボ−ドと大
差ないものとなり、極めて脆いボ−ドになる。
【0013】逆にリグノセルロ−スファイバ−などの混
合比率が100%を越えるようになると、複合ボ−ドの
難燃性が著しく損なわれるようになる。そのために、半
水石膏とリグノセルロ−スファイバ−または/および削
片との混合比率が3〜100%、望ましくは5〜50%
であるのが適当である。
合比率が100%を越えるようになると、複合ボ−ドの
難燃性が著しく損なわれるようになる。そのために、半
水石膏とリグノセルロ−スファイバ−または/および削
片との混合比率が3〜100%、望ましくは5〜50%
であるのが適当である。
【0014】本発明の複合ボ−ドに使用されるリグノセ
ルロ−スの原料として、イネ、ムギ、ヒエ、トウモロコ
シ、コ−リャンやサトウキビなどのごときイネ科の植物
の茎、タケやアシなどの茎などが主に使用される。また
ヒマワリ、豆類、ワタの茎などの農産廃棄物として利用
されていない植物茎も使用することが可能である。これ
らの未利用資源のうちの2種類以上の材料を混合して使
用することも可能であり、さらにこれらのファイバ−ま
たは/および削片と木質繊維または/および木質削片を
混合して使用しても本発明の効果に差し支えるものでは
ない。
ルロ−スの原料として、イネ、ムギ、ヒエ、トウモロコ
シ、コ−リャンやサトウキビなどのごときイネ科の植物
の茎、タケやアシなどの茎などが主に使用される。また
ヒマワリ、豆類、ワタの茎などの農産廃棄物として利用
されていない植物茎も使用することが可能である。これ
らの未利用資源のうちの2種類以上の材料を混合して使
用することも可能であり、さらにこれらのファイバ−ま
たは/および削片と木質繊維または/および木質削片を
混合して使用しても本発明の効果に差し支えるものでは
ない。
【0015】また、半水石膏に対する水の配合量はリグ
ノセルロ−スファイバ−または/および削片の混合割合
によって異なるが、石膏の0.2 〜1.0 倍の水を加えてス
ラリ−状にする。このスラリ−に石膏の0.01〜0.5 倍の
イソシアネ−ト基を有する化合物を加えて均一に混合し
たのち、マット状に広げ、所定の厚さのスペ−サ−を備
えたプレスに挿入して所定時間圧締放置する。圧締放置
時間は石膏が硬化するまでで、通常は15分から2時間
くらいを要する。このような本発明の方法によって得ら
れた複合ボ−ドは優れた強度と耐水性能を有する。
ノセルロ−スファイバ−または/および削片の混合割合
によって異なるが、石膏の0.2 〜1.0 倍の水を加えてス
ラリ−状にする。このスラリ−に石膏の0.01〜0.5 倍の
イソシアネ−ト基を有する化合物を加えて均一に混合し
たのち、マット状に広げ、所定の厚さのスペ−サ−を備
えたプレスに挿入して所定時間圧締放置する。圧締放置
時間は石膏が硬化するまでで、通常は15分から2時間
くらいを要する。このような本発明の方法によって得ら
れた複合ボ−ドは優れた強度と耐水性能を有する。
【0016】本発明の複合ボ−ドの性能にはイソシアネ
−ト基を有する化合物の添加量が大きな影響を与えてお
り、その添加量が増えるにしたがってボ−ドの強度や耐
水性能が向上する。その結果に基づくイソシアネ−ト基
を有する化合物の添加量は石膏100重量部に対して1
〜100重量部、好ましくは2〜50重量部が使用され
る。
−ト基を有する化合物の添加量が大きな影響を与えてお
り、その添加量が増えるにしたがってボ−ドの強度や耐
水性能が向上する。その結果に基づくイソシアネ−ト基
を有する化合物の添加量は石膏100重量部に対して1
〜100重量部、好ましくは2〜50重量部が使用され
る。
【0017】そしてイソシアネ−ト基を有する化合物の
添加量が石膏100重量部に対して2重量部に満たない
ときは複合ボ−ドの性能改善は小さく、1重量部に満た
ないとその効果はほとんど認められない。またイソシア
ネ−ト基を有する化合物が50重量部を越えると性能改
善効果は小さくなり、100重量部を越えるようになる
と難燃性などの性能が損なわれてくる。
添加量が石膏100重量部に対して2重量部に満たない
ときは複合ボ−ドの性能改善は小さく、1重量部に満た
ないとその効果はほとんど認められない。またイソシア
ネ−ト基を有する化合物が50重量部を越えると性能改
善効果は小さくなり、100重量部を越えるようになる
と難燃性などの性能が損なわれてくる。
【0018】本発明の複合ボ−ドや製造に使用されるイ
ソシアネ−ト基を有する化合物とは、1分子中にイソシ
アネ−ト基を2個以上有する化合物のことであり、例え
ばトリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタン・ジイ
ソシアネ−ト、ナフタレン・ジイソシアネ−ト、ヘキサ
メチレン・ジイソシアネ−ト、イソホロン・ジイソシア
ネ−トやキシリレン・ジイソシアネ−トなどの単量体な
らびにそれらのプレポリマ−などであり、それらのイソ
シアネ−ト化合物のうちから選ばれた1種類あるいは2
種類以上の混合物が使用される。
ソシアネ−ト基を有する化合物とは、1分子中にイソシ
アネ−ト基を2個以上有する化合物のことであり、例え
ばトリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタン・ジイ
ソシアネ−ト、ナフタレン・ジイソシアネ−ト、ヘキサ
メチレン・ジイソシアネ−ト、イソホロン・ジイソシア
ネ−トやキシリレン・ジイソシアネ−トなどの単量体な
らびにそれらのプレポリマ−などであり、それらのイソ
シアネ−ト化合物のうちから選ばれた1種類あるいは2
種類以上の混合物が使用される。
【0019】さらにはそれらのイソシアネ−ト化合物と
エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ポリエチ
レングリコ−ル、グリセリン、ポリプロピレングリコ−
ル、メチルグルコシド、ソルビト−ルや蔗糖などのごと
きポリオ−ル化合物とを反応させて親水性を付与した化
合物やプレポリマ−であって、水に容易に乳化もしくは
懸濁するイソシアネ−ト化合物が本発明の複合ボ−ド
や、あるいはその製造に使用するのに最適である。
エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ポリエチ
レングリコ−ル、グリセリン、ポリプロピレングリコ−
ル、メチルグルコシド、ソルビト−ルや蔗糖などのごと
きポリオ−ル化合物とを反応させて親水性を付与した化
合物やプレポリマ−であって、水に容易に乳化もしくは
懸濁するイソシアネ−ト化合物が本発明の複合ボ−ド
や、あるいはその製造に使用するのに最適である。
【0020】またこれらのイソシアネ−ト化合物をポリ
ビニ−ルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸ソ−ダやポリカプロラクタムなどの水溶性高分子
の水溶液、カルボキシメチルセルロ−ス、ヒドロキシメ
チルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセルロ−スやヒドロ
キシプロピルセルロ−スなどのセルロ−ス誘導体の水溶
液、デンプン、ジアルデヒドデンプン、酸化デンプン、
ヒドロキシメチルデンプン、デキストリンなどのデンプ
ンまたはデンプンの誘導体、アルギン酸ソ−ダ、ペクチ
ン、アルブミン、小麦粉または小麦グルテン、大豆タン
パクなどの水溶液または水懸濁液、およびキトサンの水
溶液などに乳化あるいは懸濁させたものを使用してもよ
い。
ビニ−ルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸ソ−ダやポリカプロラクタムなどの水溶性高分子
の水溶液、カルボキシメチルセルロ−ス、ヒドロキシメ
チルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセルロ−スやヒドロ
キシプロピルセルロ−スなどのセルロ−ス誘導体の水溶
液、デンプン、ジアルデヒドデンプン、酸化デンプン、
ヒドロキシメチルデンプン、デキストリンなどのデンプ
ンまたはデンプンの誘導体、アルギン酸ソ−ダ、ペクチ
ン、アルブミン、小麦粉または小麦グルテン、大豆タン
パクなどの水溶液または水懸濁液、およびキトサンの水
溶液などに乳化あるいは懸濁させたものを使用してもよ
い。
【0021】本発明の複合ボ−ドおよびその製造方法に
おいて半水石膏、リグノセルロ−スファイバ−または/
および削片とイソシアネ−ト化合物のほかに、石膏の硬
化促進剤として塩化ナトリウムや硫酸カリウムなどのご
とき無機の塩酸塩や硫酸塩を加えたり、またゼラチン、
ペプトン、デンプン、ホウ砂や燐酸ナトリウムなどのよ
うな硬化遅延剤を加えたり、さらにはクレ−、カオリ
ン、ベントナイト、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ムや酸化マグネシウムなどのごとき充填剤や難燃剤など
を加えても本発明の効果には影響がない。
おいて半水石膏、リグノセルロ−スファイバ−または/
および削片とイソシアネ−ト化合物のほかに、石膏の硬
化促進剤として塩化ナトリウムや硫酸カリウムなどのご
とき無機の塩酸塩や硫酸塩を加えたり、またゼラチン、
ペプトン、デンプン、ホウ砂や燐酸ナトリウムなどのよ
うな硬化遅延剤を加えたり、さらにはクレ−、カオリ
ン、ベントナイト、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ムや酸化マグネシウムなどのごとき充填剤や難燃剤など
を加えても本発明の効果には影響がない。
【0022】以上のような種々の特徴を有する本発明の
ボ−ドの性能と製造方法について実施例によって詳しく
述べる。 [実施例1〜4および比較例1]水30gにポリメリッ
クMDI(日本ウレタン工業製 WC−300)を2.5
g、5g、7.5 gならびに10gをそれぞれ加えた懸濁
液を調製した。それらの懸濁液を繊維方向に10cmの長
さに切断してパルマン・リングフレ−カ−によって粉砕
したコ−リャン茎の繊維33gに均一に散布した。この
ように処理したコ−リャン茎の繊維を半水石膏の粉末1
00gと混合したのち、離形剤を塗布したコ−ルプレ−
ト上に一定の厚さのマットになるようフォ−ミングし、
厚さ10mmのスペ−サ−を設置したコ−ルドプレスに挿
入した。30kgf/cm2 の圧力を加えて4時間保持して板状
に成形し、ポリメリックMDIの添加量がそれぞれ異な
る厚さ10mm、比重1.2 の石膏複合ボ−ドの試料を作製
した。これらの複合ボ−ドを室温下に1週間養生させた
のち、各ボ−ドの曲げ強度を、常態のままならびに24
時間冷水浸せきしたのちの湿潤状態について測定した。
その結果を表1にまとめて示した。なお、比較例として
ポリメリックMDIを加えずに上記と同様な方法により
複合ボ−ドを調製して、その強度性能を比較した。
ボ−ドの性能と製造方法について実施例によって詳しく
述べる。 [実施例1〜4および比較例1]水30gにポリメリッ
クMDI(日本ウレタン工業製 WC−300)を2.5
g、5g、7.5 gならびに10gをそれぞれ加えた懸濁
液を調製した。それらの懸濁液を繊維方向に10cmの長
さに切断してパルマン・リングフレ−カ−によって粉砕
したコ−リャン茎の繊維33gに均一に散布した。この
ように処理したコ−リャン茎の繊維を半水石膏の粉末1
00gと混合したのち、離形剤を塗布したコ−ルプレ−
ト上に一定の厚さのマットになるようフォ−ミングし、
厚さ10mmのスペ−サ−を設置したコ−ルドプレスに挿
入した。30kgf/cm2 の圧力を加えて4時間保持して板状
に成形し、ポリメリックMDIの添加量がそれぞれ異な
る厚さ10mm、比重1.2 の石膏複合ボ−ドの試料を作製
した。これらの複合ボ−ドを室温下に1週間養生させた
のち、各ボ−ドの曲げ強度を、常態のままならびに24
時間冷水浸せきしたのちの湿潤状態について測定した。
その結果を表1にまとめて示した。なお、比較例として
ポリメリックMDIを加えずに上記と同様な方法により
複合ボ−ドを調製して、その強度性能を比較した。
【0023】 (表1) 石膏複合ボードの曲げ強度(単位:kgf/cm2 ) 常態曲げ強度 湿潤曲げ強度 ─────────────────────────── 実施例1 87 43 実施例2 98 76 実施例3 105 86 実施例4 112 85 比較例1 83 36 ───────────────────────────
【0024】[実施例5]繊維方向におよそ5cmの長さ
にカットしたタケをパルマンリングフレ−カ−で楊枝状
のストランドとし、その40gと半水石膏の粉末100
gとを均一に混合した。それに水30gとポリメリック
MDI(日本ポリウレタン工業製 WC−300)の5
0%水懸濁液20gとを散布して均一に混合する。この
ようにして得たスラリ−を離形剤を塗布したコ−ルドプ
レス上に一定の厚さでマット状にフォ−ミングし、厚さ
5mmのスペ−サ−を設置したコ−ルドプレスに挿入し
て、30kgf/cm2 の圧力で5時間圧締して厚さ5mm、比重
1.2 の石膏複合ボ−ドを得た。この複合ボ−ドを40℃
の恒温器内にて1週間養生したのち、曲げ強度と曲げヤ
ング率を測定した。その結果、曲げ強度は76kgf/cm2
、曲げヤング率は32 tonf/cm2の値を得た。また試験
片を冷水中に24時間浸せきしたところ、厚さ膨潤率は1.
5 %となり、脆弱化することもなく優れた耐水性能を示
した。
にカットしたタケをパルマンリングフレ−カ−で楊枝状
のストランドとし、その40gと半水石膏の粉末100
gとを均一に混合した。それに水30gとポリメリック
MDI(日本ポリウレタン工業製 WC−300)の5
0%水懸濁液20gとを散布して均一に混合する。この
ようにして得たスラリ−を離形剤を塗布したコ−ルドプ
レス上に一定の厚さでマット状にフォ−ミングし、厚さ
5mmのスペ−サ−を設置したコ−ルドプレスに挿入し
て、30kgf/cm2 の圧力で5時間圧締して厚さ5mm、比重
1.2 の石膏複合ボ−ドを得た。この複合ボ−ドを40℃
の恒温器内にて1週間養生したのち、曲げ強度と曲げヤ
ング率を測定した。その結果、曲げ強度は76kgf/cm2
、曲げヤング率は32 tonf/cm2の値を得た。また試験
片を冷水中に24時間浸せきしたところ、厚さ膨潤率は1.
5 %となり、脆弱化することもなく優れた耐水性能を示
した。
【0025】[比較例2]ポリメリックMDIを加えず
に実施例5と同様な製造方法によって複合ボ−ドを作製
し、曲げ強度と曲げヤング率を測定した。その結果、曲
げ強度は52kgf/cm2 、曲げヤング率が18 tonf/cm2で
あり、冷水中浸せき24時間後の厚さ膨潤率は5.3 %であ
った。
に実施例5と同様な製造方法によって複合ボ−ドを作製
し、曲げ強度と曲げヤング率を測定した。その結果、曲
げ強度は52kgf/cm2 、曲げヤング率が18 tonf/cm2で
あり、冷水中浸せき24時間後の厚さ膨潤率は5.3 %であ
った。
【0026】[実施例6]水100gにコンスタ−チ5
gを加えて加熱糊化した糊液40gにMDI(光洋産業
製 AP)を5g加えて懸濁させ、それをパルマンリン
グフレ−カ−で粉砕したコ−リャン茎の繊維30gに均
一に散布したのち、半水石膏の粉末100gを加えて均
一に混合した。それを離形剤を塗布したコ−ルプレ−ト
上に一定の厚さのマットにフォ−ミングし、厚さ10mm
のスペ−サ−を設置したプレスによって、常温下で30kg
f/cm2 の圧力で5時間圧締した。このようにして得た石
膏複合ボ−ドを温度20℃、関係湿度65%の恒温室に
て1週間放置した。その後曲げ試験を行い、曲げ強度は
89kgf/cm2 、曲げヤング率は41ton f/cm2の値を得
た。また試験片を冷水中に24時間浸せきしたところ、厚
さ膨潤率が2.2 %となり、脆弱化することもなく優れた
耐水性能を示した。
gを加えて加熱糊化した糊液40gにMDI(光洋産業
製 AP)を5g加えて懸濁させ、それをパルマンリン
グフレ−カ−で粉砕したコ−リャン茎の繊維30gに均
一に散布したのち、半水石膏の粉末100gを加えて均
一に混合した。それを離形剤を塗布したコ−ルプレ−ト
上に一定の厚さのマットにフォ−ミングし、厚さ10mm
のスペ−サ−を設置したプレスによって、常温下で30kg
f/cm2 の圧力で5時間圧締した。このようにして得た石
膏複合ボ−ドを温度20℃、関係湿度65%の恒温室に
て1週間放置した。その後曲げ試験を行い、曲げ強度は
89kgf/cm2 、曲げヤング率は41ton f/cm2の値を得
た。また試験片を冷水中に24時間浸せきしたところ、厚
さ膨潤率が2.2 %となり、脆弱化することもなく優れた
耐水性能を示した。
【0027】以上の実施例によって示されるように、本
発明の複合ボ−ドの製造方法によって優れた性能を有す
ることが明らかであった。
発明の複合ボ−ドの製造方法によって優れた性能を有す
ることが明らかであった。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の複合ボ−ド
は排煙脱硫石膏などの石膏や農産廃棄物からのリグノセ
ルロースファイバーや削片等を主成分として有効利用
し、それにイソシアネート化合物を添加使用するので、
環境保護に大いに役立つ。また石膏の脆弱性、耐水性を
改善しつつその特徴である耐火性や低コスト性を生かし
たものである。したがってこれにより高性能の石膏ボー
ドや他のボードと組み合わせた新規の複合ボードが安価
に得られる。
は排煙脱硫石膏などの石膏や農産廃棄物からのリグノセ
ルロースファイバーや削片等を主成分として有効利用
し、それにイソシアネート化合物を添加使用するので、
環境保護に大いに役立つ。また石膏の脆弱性、耐水性を
改善しつつその特徴である耐火性や低コスト性を生かし
たものである。したがってこれにより高性能の石膏ボー
ドや他のボードと組み合わせた新規の複合ボードが安価
に得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 24:12) (72)発明者 田村 靖夫 神奈川県横浜市本郷台1ー19ー3 (72)発明者 木村 光一 神奈川県座間市入谷5ー2095ー3 (72)発明者 河野 進一 東京都世田谷区梅ヶ丘2ー21ー12
Claims (8)
- 【請求項1】 非木材植物茎より得たリグノセルロ−ス
ファイバ−または/および削片と半水石膏とを主要成分
とし、イソシアネ−ト基を有する化合物またはその化合
物を含む混合物を加えて成形した複合ボ−ド。 - 【請求項2】 非木材植物茎がイネ、ムギ、トウモロコ
シ、コ−リャン、サトウキビ、アシやタケなどのごとき
維管束植物である請求項1に記載する複合ボ−ド。 - 【請求項3】 イソシアネ−ト基を有する化合物が自己
乳化型化合物である請求項1に記載する複合ボ−ド。 - 【請求項4】 イソシアネ−ト基を有する化合物を含む
混合物が、水溶性高分子の水溶液にイソシアネ−ト基を
有する化合物を乳化もしくは懸濁させたものである請求
項1に記載する複合ボ−ド。 - 【請求項5】 非木材植物茎より得たリグノセルロ−ス
ファイバ−または/および削片と半水石膏とを主要成分
とする混合スラリ−にイソシアネ−ト基を有する化合物
またはその化合物を含む混合物を混合したのち、成形す
ることを特徴とする複合ボ−ドの製造方法。 - 【請求項6】 非木材植物茎がイネ、ムギ、トウモロコ
シ、コ−リャン、サトウキビ、アシやタケなどのごとき
維管束植物である請求項5に記載する複合ボ−ドの製造
方法。 - 【請求項7】 イソシアネ−ト基を有する化合物が自己
乳化型化合物である請求項5に記載する複合ボ−ドの製
造方法。 - 【請求項8】 イソシアネ−ト基を有する化合物を含む
混合物が、水溶性高分子の水溶液にイソシアネ−ト基を
有する化合物を、乳化もしくは懸濁させたものである請
求項5に記載する複合ボ−ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119097A JPH10231164A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 新規な複合ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119097A JPH10231164A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 新規な複合ボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231164A true JPH10231164A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12879961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119097A Pending JPH10231164A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 新規な複合ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231164A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127823A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Panahome Corp | 石膏系建材及びその製造方法 |
WO2012098749A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2012-07-26 | 国立大学法人京都大学 | 削片板および繊維板の製造方法 |
JP2018104263A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 住友林業株式会社 | セメント材料補強用繊維 |
JP2018118879A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 住友林業株式会社 | セメント材料補強用繊維 |
JP2020531320A (ja) * | 2017-08-23 | 2020-11-05 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | カプロラクタムおよびそのオリゴマーの存在下でリグノセルロース材料を製造する方法 |
JP2021524814A (ja) * | 2018-05-21 | 2021-09-16 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 多層石膏ボードおよび関連方法およびスラリー |
CN114211587A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-22 | 河南佳诺威木业有限公司 | 一种高韧性阻燃发泡型pb板及其制备工艺 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP5119097A patent/JPH10231164A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127823A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Panahome Corp | 石膏系建材及びその製造方法 |
WO2012098749A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2012-07-26 | 国立大学法人京都大学 | 削片板および繊維板の製造方法 |
JPWO2012098749A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2014-06-09 | 国立大学法人京都大学 | 削片板および繊維板の製造方法 |
JP5971805B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2016-08-17 | 国立大学法人京都大学 | 削片板および繊維板の製造方法 |
JP2018104263A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 住友林業株式会社 | セメント材料補強用繊維 |
JP2018118879A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 住友林業株式会社 | セメント材料補強用繊維 |
JP2020531320A (ja) * | 2017-08-23 | 2020-11-05 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | カプロラクタムおよびそのオリゴマーの存在下でリグノセルロース材料を製造する方法 |
JP2021524814A (ja) * | 2018-05-21 | 2021-09-16 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 多層石膏ボードおよび関連方法およびスラリー |
CN114211587A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-22 | 河南佳诺威木业有限公司 | 一种高韧性阻燃发泡型pb板及其制备工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4935457A (en) | Fiberboard method and composition | |
US3931088A (en) | Adhesive composition consisting of polyvinylalcohol solution or polyvinylacetate latex modified with hydrophobic solution of isocyanate compound | |
US20070298274A1 (en) | Adhesive system and method of producing a wood based product | |
NO148412B (no) | Fremgangsmaate for fremstilling av et ikke-brennbart material inneholdende cellulosefibre og trespon saavel som mineralstoffer | |
US4297311A (en) | Method of manufacturing improved mineral board | |
JP2002206082A (ja) | 接着剤およびこれを用いた木工製品 | |
CA2656822C (en) | Adhesive system and method of producing a wood based product | |
RU2395553C2 (ru) | Адгезивная система и способ | |
EP0224484B1 (en) | Adhesive or cement | |
JPH10231164A (ja) | 新規な複合ボード | |
WO1981000985A1 (en) | Composite structures,new adhesive,and cement composition | |
CS276387B6 (en) | Substantially flat articles from substances containing wood or cellulose and process for producing thereof | |
US4307206A (en) | Urea-formaldehyde resin adhesive | |
JPH10231163A (ja) | 新規な複合ボード | |
JP2020534194A (ja) | セルロース含有材料のためのバインダー | |
US20090317651A1 (en) | Adhesive system and method of producing a wood based product | |
JP2002052514A (ja) | 木質繊維板の製造方法 | |
US1925142A (en) | Thermal and sound insulating material and process for making same | |
JP2895421B2 (ja) | 通気性被着体用接着剤 | |
RU2803520C2 (ru) | Связующее вещество для содержащих целлюлозу материалов | |
JP2801740B2 (ja) | 可撓性植物質繊維板の製造方法 | |
CN85106389A (zh) | 泡沫制品及其用途 | |
CS209521B2 (en) | Reactive catalyzer for the polycondensation of the amino-resins | |
JP4171788B2 (ja) | 成型物の製造方法 | |
JPS61192515A (ja) | 防音ボ−ドの製造方法 |