JPH10231037A - エアー吸引式給紙装置 - Google Patents

エアー吸引式給紙装置

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Publication number
JPH10231037A
JPH10231037A JP9054137A JP5413797A JPH10231037A JP H10231037 A JPH10231037 A JP H10231037A JP 9054137 A JP9054137 A JP 9054137A JP 5413797 A JP5413797 A JP 5413797A JP H10231037 A JPH10231037 A JP H10231037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
paper
feeding
air
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9054137A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Otsuka
正雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH10231037A publication Critical patent/JPH10231037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーの吸引を利用した給紙部および搬送部
を簡単な機構で共用できるエアー吸引式給紙装置を提供
すること。 【解決手段】 通気性を有する給紙ベルト3の内側に吸
引ダクト7を設け、この吸引ダクトの複数個所に吸引口
aを設けた一つのエアー吸引式給紙装置であって、積層
された紙Pを現像部24へ送るための給紙と、現像済み
の紙を定着部12へ送るための給紙の両方を行うように
構成し、前記吸引口のうち前記積層紙Pの給紙に関与す
る吸引口に開閉蓋13を設け、その吸引口の開閉により
給紙のタイミングをとるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電写真式複写
機、ファクシミリあるいはプリンタ等の画像形成装置に
おいて、エアーの吸引を利用した給紙部および搬送部を
簡単な機構で共有できるように構成した新規なエアー吸
引式給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、積層された紙を現像部へ送るための給紙と、現像済
みの紙を定着部へ送るための給紙を行うのに、それぞれ
エアーの吸引を利用したものがあるが、ベルトやファン
をそれぞれ設けてあるから、コスト高である上に、駆動
時に騒音が大きかった。また、給紙のタイミングをクラ
ッチでとるように構成しているから、機構が複雑であっ
た。
【0003】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、エアーの吸引を利用した給紙部および
搬送部を簡単な機構で共用できるエアー吸引式給紙装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、通気性を有する給紙ベルトの内側に吸
引ダクトを設け、この吸引ダクトの複数個所に吸引口を
設けた一つのエアー吸引式給紙装置で、積層された紙を
現像部へ送るための給紙と、現像済みの紙を定着部へ送
るための給紙の両方を行うように構成し、前記吸引口の
うち前記積層された紙の給紙に関与する吸引口に開閉蓋
を設け、その吸引口の開閉により給紙のタイミングをと
るように構成してある。
【0005】このように、積層された紙を現像部へ送る
ための給紙ベルトを、現像済みの紙を定着部へ送るため
の搬送ベルトとして共用でき、また、吸引ダクトに接続
される吸引ファンは1個で済むので、大幅なコストダウ
ンが可能であり、騒音も低減できる。また、積層された
紙の給紙に関与する吸引口の開閉により給紙のタイミン
グをとることができる。例えば、従来用いたクラッチの
代わりに簡単な機構のソレノイドのオン・オフで給紙の
タイミングをとることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、それによってこの発明は
限定を受けるものではない。図1〜図5において、1
は、画像形成装置において用いられるエアー吸引式給紙
装置で、積層紙Pがセットされる用紙トレイ2の上方
に、通気性を有する5つの給紙ベルト3が、給紙方向
(矢印Bで示す方向)とは直角な用紙幅の方向(矢印C
で示す方向)に沿って並列配置されている。各給紙ベル
ト3は、図示しないモータによってK方向へ回転駆動さ
れる駆動ロール4および従動ロール5に巻回されてい
る。そして、積層紙Pのうち最上位の用紙P1 (図1,
2参照)を後述するエアー30で吸引して給紙ローラ対
6へ給紙する。
【0007】7は、箱状に形成された状態で、5つの給
紙ベルト3の内側に跨がり設けられた1つの吸引ダクト
である。この吸引ダクト7は、その長手方向(前記C方
向と同じ)における一端面mに吸引ファンを内蔵する吸
引ケース8が接続される接続口7aを有する。
【0008】更に、吸引ダクト7の下面部10は、例え
ば、C方向に配列された15個の同一形状の吸引口a…
をB方向において前後二段にわたって有している。この
吸引口aは、B方向に長い矩形形状をしている。図3〜
5は、後述する開閉蓋13によって全ての吸引口aが閉
じられている非吸引時の状態を示しており、例えば、図
4において、下面部10には、各給紙ベルト3ごとに対
応する前後6個の吸引口aが形成されている。
【0009】また、吸引ダクト7の上面部11には、現
像済みの紙P2 (図1参照)をエアー30で吸引して定
着部12へ送るための複数個の吸引孔b…が形成されて
いる。この吸引孔bは、前記吸引口aに比して、少なく
ともB方向に短い矩形形状をしている。つまり、吸引ダ
クト7の上面部11の吸引孔bを下面部10の吸引口a
より小さく形成しているので、積層された紙Pを現像部
24へ送る際に、吸引孔bからのエアー30の漏れを少
なくでき、その分、積層紙Pを給紙可能な吸引力をかけ
ることができる。
【0010】13は、前記吸引口aの開閉操作を行う薄
板状の開閉蓋で、矩形形状をなして、吸引ダクト7の下
面部10直上にC方向に往復移動可能に配置されてい
る。そして、この開閉蓋3には、エアー30の吸引時
に、前記吸引口a…に連通するよう前記吸引口aと同一
形状の開口c…が吸引口aの数だけ設けられている。す
なわち、開閉蓋13は、C方向に配列された15個の同
一形状の開口c…をB方向において前後二段にわたって
有している。
【0011】更に、開閉蓋3に設けた30個の開口cの
配列形態は、吸引ダクト7の下面部10に設けた30個
の吸引口aのものと同一である。すなわち、非吸引時に
は、全ての吸引口aがC方向において隣接する開口c,
c間の被覆部分40で覆われる一方、吸引時において
は、全ての吸引口aが対応する開口cに連通するように
吸引口aおよび開口cがそれぞれ下面部10および開閉
蓋3に形成されている。なお、31は開閉蓋3のガイド
部材である。
【0012】前記開閉蓋3は、ソレノイド14のオン・
オフ操作によりC方向に往復移動する。このソレノイド
14は、前記接続口7aが形成された吸引ダクト7の一
端面mに対向する他端面nに設けられており、C方向に
往復移動可能なコア15の外筒Mが前記他端面nに固定
配置される。そして、ソレノイド14のオン操作時に
は、コア15の接続口7a側への動きを伝達する一方、
ソレノイド14のオフ操作時には、コア15の他端面n
側への動きを伝達する伝達機構が設けられている。
【0013】この伝達機構は、前記外筒Mを挟む状態
で、吸引ダクト7の他端面nに形成された穴16,16
を貫通する一対のロッド17,17と、ロッド17の一
端17aを開閉蓋3に結合するために開閉蓋3の上面3
aにおける前記他端面n近傍位置に設けられた一対の結
合部材18,18と、ロッド17,17の他端17b,
17b同士を接続するとともに、コア15の先端が固着
されている1つの接続部材19と、軸受け20,20
と、軸受け20および接続部材19間に介装されたバネ
21,21から構成されている。これにより、吸引口a
を開けるオン操作時には、開口cが吸引口aに連通する
まで開閉蓋3を接続口7a側に移動させることができる
一方、吸引口aを閉じるオフ操作時には、開閉蓋3を他
端面n側に復帰させることができる。
【0014】なお、22は、用紙トレイ2内に昇降自在
に設けられ、積層紙Pを間欠的に持ち上げる底板部材
で、最上位の用紙P1 が吸引可能な位置まで積層紙Pを
持ち上げるよう上昇する。この場合、セットされた積層
紙Pの最上位の用紙P1 の位置をセンサ(図示せず)で
検知し、その出力に基づき昇降機構が作動する。
【0015】また、23は、底板部材22の上昇後にお
いて、最上位の用紙P1 と後続する紙の重送防止を図る
ためのファンが内蔵されたエアー吹き出し用のケース
で、このケース23の先端部に接続されたダクト61の
吹き出し口61aからエアー60が吹き出される。ま
た、24〜28は、それぞれ、現像部、感光ドラム、ク
リーニング部、クリーニング部のブレードおよび排出ロ
ーラ対である。
【0016】而して、まず、用紙トレイ2にセットされ
た最上位の用紙P1 が吸引可能な位置にくるよう積層紙
Pを持ち上げた状態において、図3〜5に示すような非
吸引時では、全ての吸引口aが開閉蓋3によって閉じら
れている。このとき、ソレノイド14はオフ状態で、バ
ネ21は伸びたままになっている。
【0017】その後、ユーザーがプリントキーをオンす
ると、吸引ケース8内の吸引ファンが作動する。この場
合、吸引ファンの回転が充分に立ち上がるまではソレノ
イド14はオフ状態で、全ての吸引口aが開閉蓋3によ
って閉じられたままである。そして、吸引ファンの回転
が充分に立ち上がった時点で、駆動ロール4のモータお
よびソレノイド14がオンされて給紙動作が開始され
る。この場合、吸引ケース8内のファンおよび吹き出し
用ケース23内の重送防止用のファンが駆動するととも
に、開口cと吸引口aが連通するまで開閉蓋3が接続口
7a側に移動する。すなわち、コア15が前記バネ21
の付勢力に抗して接続口7a側へ駆動され、そのコア1
5の動きが前記伝達機構を介して開閉蓋3に伝わって全
ての吸引口aが開くことになり、エアー30の吸引を利
用した給紙が行われる。このとき、前記バネ21は接続
部材19によって軸受け20側に押圧されて縮んだ状態
になっている。
【0018】そして、積層された紙Pを現像部24へ送
るための給紙が行われる。すなわち、積層した紙のうち
最上位の紙P1 (図1,2参照)を、5つの給紙ベルト
3の通気孔、吸引口aおよび開口cを通してエアー30
で吸引して現像部24へ搬送できる。その後、現像済み
の紙P2 (図1参照)を、5つの給紙ベルト3の通気孔
および吸引口bを通してエアー30で吸引して定着部1
2へ搬送できる。
【0019】この場合、例えば、タイマー(図示せず)
を設け、このタイマーによるカウント数が所定のカウン
ト数になる(あるいは、給紙ベルト3の下流側に図示し
ない紙P1 後端検知用のスイッチを設け、紙P1 の後端
を検知する)と、ソレノイド14をオフにして開閉蓋3
を閉じるように構成するとともに、その後、タイマーに
よるカウント(あるいは、紙検知スイッチによる検知)
に基づいて、感光ドラム25の直下流に設けたレジスト
ローラ50がオンすることによって開閉蓋3を開き(ソ
レノイド14をオン)、後続用紙の現像部24への給紙
動作を開始するよう構成することで、給紙のタイミング
をとるのが好ましい。
【0020】一方、積層された紙Pを現像部24へ送る
ための給紙を行わないときは、ソレノイド14がオフに
なり、前記バネ21の付勢力によって接続部材19が軸
受け20側から外側に移動し、これに連動して開閉蓋3
は他端面n側に動いて開閉蓋3の被覆部分40が吸引口
aを閉じることになる。
【0021】このように、従来用いたクラッチの代わり
に簡単な機構のソレノイド14のオン・オフで給紙のタ
イミングをとることができる。
【0022】なお、この発明では、前記吸引孔b…にも
前記開閉蓋3と同様の動作を行う開閉蓋を設けて、積層
された紙Pを現像部24へ送るための給紙を行う際に、
前記吸引孔b…を閉じる構成にしてもよい。この場合に
は、前記吸引孔b…を閉じていれば、その分最上位の紙
1 を吸引するための充分な吸引力が得られる利点を有
する。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、積層された
紙を現像部へ送るための給紙と、現像済みの紙を定着部
へ送るための給紙の両方を行うように構成し、前記吸引
口のうち前記積層紙の給紙に関与する吸引口に開閉蓋を
設け、その吸引口の開閉により給紙のタイミングをとる
ように構成したので、給紙ベルトを、現像済みの紙を定
着部へ送るための搬送ベルトとして共用でき、また、吸
引ダクトに接続される吸引ファンは1個で済むので、大
幅なコストダウンが可能であり、騒音も低減できる。ま
た、積層紙の給紙に関与する吸引口の開閉により給紙の
タイミングをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による現像・定着のため
の給紙動作を示す構成説明図である。
【図2】上記実施形態における現像のための給紙動作を
示す全体構成説明図である。
【図3】上記実施形態における側方からみた要部構成説
明図である。
【図4】上記実施形態における上側からみた要部構成説
明図である。
【図5】上記実施形態における開閉蓋の動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
2…用紙トレイ、3…給紙ベルト、7…吸引ダクト、8
…吸引ファンを内蔵する吸引ケース、12…定着部、1
3…開閉蓋、14…ソレノイド、24…現像部、P…積
層紙、a…吸引口、c…開口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有する給紙ベルトの内側に吸引
    ダクトを設け、この吸引ダクトの複数個所に吸引口を設
    けた一つのエアー吸引式給紙装置で、積層された紙を現
    像部へ送るための給紙と、現像済みの紙を定着部へ送る
    ための給紙の両方を行うように構成し、前記吸引口のう
    ち前記積層された紙の給紙に関与する吸引口に開閉蓋を
    設け、その吸引口の開閉により給紙のタイミングをとる
    ように構成したことを特徴とするエアー吸引式給紙装
    置。
JP9054137A 1997-02-20 1997-02-20 エアー吸引式給紙装置 Pending JPH10231037A (ja)

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JP9054137A JPH10231037A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 エアー吸引式給紙装置

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JP9054137A JPH10231037A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 エアー吸引式給紙装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191293A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191293A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP4649340B2 (ja) * 2006-01-20 2011-03-09 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置

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