JPH10230989A - ディスクカートリッジ収納ケース - Google Patents

ディスクカートリッジ収納ケース

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Publication number
JPH10230989A
JPH10230989A JP3251597A JP3251597A JPH10230989A JP H10230989 A JPH10230989 A JP H10230989A JP 3251597 A JP3251597 A JP 3251597A JP 3251597 A JP3251597 A JP 3251597A JP H10230989 A JPH10230989 A JP H10230989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cartridge
lid
main body
mounting plate
Prior art date
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Application number
JP3251597A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のディスクカートリッジ収納ケースは、
複数枚のディスクカートリッジの高さが揃えられた状態
で収納されていたために、取り出しにくかったのでこれ
を解決する。 【解決手段】 ディスクカートリッジ収納ケース1は、
複数枚のディスクカートリッジ201…201を重ね合
わせた状態で収納可能なケース本体部2と、ケース本体
部2のカートリッジ出入口3を開閉する蓋部4とを備え
ている。蓋部4は、蓋部組付手段11によってケース本
体部2に回動かつスライド可能に取り付けられていて、
ケース本体部2に対して回動させることにより、上記カ
ートリッジ出入口3を開閉し、カートリッジ出入口3を
開いた状態でケース本体部2に対してスライドさせるこ
とにより、ケース本体部2を収納できるようになってい
る。ケース本体部2は、蓋部4に収納されたときに傾斜
して、複数枚のディスクカートリッジ201…201を
段階状にしてカートリッジ出入口3から突出させるカー
トリッジ載置板21を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク、3.5インチマイクロフロッピーディスク
等の複数枚のディスクカートリッジを重ね合わせた状態
で収納することができるようにしたディスクカートリッ
ジ収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジ収納ケースとし
て、図8に示したものが知られている。上記ディスクカ
ートリッジ収納ケース101は、複数枚のディスクカー
トリッジ201…201を重ね合わせた状態で収納可能
なケース本体部102と、該ケース本体部102のカー
トリッジ出入口103を開閉する蓋部104とを備えて
いる。
【0003】上記ケース本体部102は、複数枚のディ
スクカートリッジ201…201を、互いの高さを揃え
た状態で収納するようになっている。
【0004】上記蓋部104は、上記ケース本体部10
2に軸105で回動可能に取り付けられている。
【0005】そして、図8〜図9に示したケース本体部
102のカートリッジ出入口103を蓋部104で閉じ
ている状態から、上記蓋部104を上記軸105を中心
にして一方向に略90°回動させると、図10に示した
ように、上記カートリッジ出入口103は、開かれた状
態になる。そして、上記蓋部104を更に180°回動
させると、図11に示したように、上記蓋部104を台
座にした状態で上記ケース本体部102は、僅かに傾斜
した状態でテーブルの上などに載置されるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のデ
ィスクカートリッジ収納ケース101には次に述べるよ
うな問題点があった。
【0007】(1)図11に示したように、蓋部104
を台座として、テーブル上などに載置した場合に、上記
蓋部104の一部が上記ケース本体部102の背面板1
02aから突出した状態になるために、そのぶん載置ス
ペースを多く必要とし、狭い場所等に載置するのに不便
なものになる。
【0008】(2)図9に示したように、ケース本体部
102の底面板102bは、フラットに形成されてい
て、ディスクカートリッジ201…201の高さを揃え
た状態で収納しているために、カートリッジ出入口10
3から所望のディスクカートリッジ201を摘み出すの
が難しい。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決し、カ
ートリッジ出入口を開いた状態でケース本体部を蓋部内
に収納できる構成とすることにより、載置スペースを減
少させることができるようにするとともに、ケース本体
部を蓋部内に収納すると、上記ケース本体部の底面に配
置したカートリッジ載置板が傾斜して、収納されている
複数枚のディスクカートリッジを段階状にカートリッジ
出入口から突出させることにより、ディスクカートリッ
ジを取り出し易くしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のディ
スクカートリッジを重ね合わせた状態で収納可能なケー
ス本体部と、上記ケース本体部のカートリッジ出入口を
開閉する蓋部とを備えたディスクカートリッジ収納ケー
スにおいて、上記蓋部を、蓋部組付手段によって上記ケ
ース本体部に回動かつスライド可能に取り付け、上記ケ
ース本体部に対して回動させることにより、上記カート
リッジ出入口を開閉し、上記カートリッジ出入口を開い
た状態でケース本体部に対してスライドさせて、ケース
本体部を蓋部の内側に重ね合わせた状態でケース本体部
の外側面に蓋部を重ね合わせることにより、ケース本体
部と蓋部を一体化して、蓋部を開いた状態におけるディ
スクカートリッジ収納ケースの載置スペースの増大を防
止した。
【0011】また、本発明は、ケース本体部を蓋部内に
収納すると、ケース本体部の底部に配置したカートリッ
ジ載置板が自づと傾斜して、ケース本体部内に収納され
ている複数枚のディスクカートリッジを段階状にケース
本体部のカートリッジ出入口から突出させる構成とし
て、複数枚のディスクカートリッジが重なり合っている
場合でも、その中から所望のディスクカートリッジを摘
み出しやすいものにした。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明のディスク
カートリッジ収納ケース1の斜視図である。上記ディス
クカートリッジ収納ケース1は、複数枚のディスクカー
トリッジ201…201を重ね合わせた状態で収納可能
なケース本体部2と、上記ケース本体部2のカートリッ
ジ出入口3を開閉する蓋部4とを備えている。
【0013】上記蓋部4は、蓋部組付手段11によって
上記ケース本体部2に回動かつスライド可能に取り付け
られて、図1に示したケース本体部2のカートリッジ出
入口3を閉じている状態から反時計方向に約90°回動
させると図2に示したように上記カートリッジ出入口3
を開いた状態になり、更に約90°回動させると図3に
示したように蓋部4は、ケース本体部2の真下に位置し
た状態になる。そして、上記蓋部4を、ケース本体部2
側又はケース本体部2を蓋部4側にスライドさせると図
4に示したように、ケース本体部2は、蓋部4の内側面
に重なり合って、蓋部4内に収納された状態になる。
【0014】上記蓋部組付手段11は、ケース本体部2
に形成された蓋部スライドガイド用の長孔12と、蓋部
4に形成されていて上記長孔12に挿入されているスラ
イド及び回動用の軸部13とで構成されている。
【0015】上記ケース本体部2は、これが蓋部4内に
収納された状態(図4参照)において傾斜して、収納さ
れている複数枚のディスクカートリッジ201…201
を段階状に持ち上げて上記カートリッジ出入口3から突
出させるカートリッジ載置板21を底部に有している。
【0016】上記カートリッジ載置板21は、ケース本
体部2に設けられたカートリッジ出入方向に伸びる、上
記カートリッジ載置板21を傾斜させるための第1の長
孔32,32に嵌合する第1の軸部22,22と、上記
ケース本体部2に設けられたカートリッジ出入方向と直
角方向に伸びる、第2の長孔33,33に嵌合する第2
の軸部23,23とを有している。そして、図4に示し
たようにケース本体部2を蓋部4内に挿入すると、該蓋
部4に設けた軸係合部41,41が上記第1の軸部2
2,22に係合し、上記第1,第2の軸部22,22、
23,23を上記第1,第2の長孔32,32、33,
33に沿って移動させるとともに、上記第2の軸部2
2,22を中心にして上記カートリッジ載置板21を回
動させて、これを傾斜させるようになっている。
【0017】次に、図5の分解斜視図を参照して、ケー
ス本体部2、蓋部4、カートリッジ載置板21を詳細に
説明する。
【0018】上記ケース本体部2は、矩形状の底面板2
aと、該底面板2aの長辺の両側部に設けられた左右の
側面板2b,2cと、短辺の両側部に設けられた前,後
面板2d,2eとからなっていて、上端側がカートリッ
ジ出入口3になっている。
【0019】上記左右の側面板2b,2cと後面板2e
は、略同じ高さに形成されているとともに、上記前面板
2dは、上記左右の側面板2b,2c、後面板2eの略
1/2の高さに形成されている。
【0020】上記左右の側面板2b,2cの幅方向の略
中央部には、上記蓋部4の組付手段11を構成する蓋部
スライドガイド用の長孔12が上記前,後面板2d,2
eと平行に形成されている。
【0021】上記左右の側面板2b,2cの後面板2e
側の下端部には、上記後面板2eと平行に、上記カート
リッジ載置板21の第1の軸部22,22が嵌合する上
記第1の長孔32,32が形成されているとともに、前
面板2d側の下端部には、上記底面板2aと平行に、上
記カートリッジ載置板21の第2の軸部23,23が嵌
合する第2の長孔33,33が形成されている。また、
上記左右の側面板2b,2cの後面板2e側の上端部に
は、図1に示したように、上記ケース本体部2の開口部
3を閉じた状態に蓋部4を係止するための蓋部係止用の
凹部34が形成されているとともに、上記第2の長孔3
3の近傍には、図4に示したように、上記ケース本体部
2を蓋部4内に収納した状態に係止するための蓋部係止
用の凹部35が形成されている。上記ケース本体部2
は、ポリスチレン、アクリルスチロール、ポリプロピレ
ン等の合成樹脂により一体的に形成されている。
【0022】次に、蓋部4について説明する。上記蓋部
4は、矩形状の天面板4aと、該天面板4aの長手方向
の両側部に設けられた左右の側面板4b,4cと、上記
天面板4aの短手方向の一側部に設けられた前面板4d
とからなっている。上記天面板4aは、上記ケース本体
部2の底面板2aよりも若干長目の矩形状に形成されて
いる。上記左右の側面板4b,4cは、上記ケース本体
部2の左右の側面板2b,2cと略同じ高さに形成され
ているとともに、上記前面板4dは、上記左右の側面板
4b,4cの略1/2の高さに形成されている。
【0023】上記左右の側面板4b,4cの内面の下端
側の略中央部には、上記ケース本体部2の左右の側面板
2b,2cに設けた蓋部スライドガイド用の長孔12と
ともに上記蓋部組付手段11を構成するスライド及び回
動用の軸部13が設けられている。また、上記左右の側
面板4b,4cの内面の上記前面板4dの近傍には、ケ
ース本体部2を蓋部4内に挿入するときに上記カートリ
ッジ載置板21に設けた第1の軸部22,22に係合す
る軸係合部41,41が突設されているとともに、上記
前面板4dと反対側の端部には、上記ケース本体部2に
設けた蓋部係止用の凹部34,34又は凹部35,35
に嵌合する半球形状の蓋部係止用の凸部42,42が設
けられている。また、上記天面板4aの上面の上記前面
板4dと反対側の端部には蓋部に開閉操作部43が設け
られている。
【0024】上記蓋部4は、上記ケース本体部2と同様
に合成樹脂で一体的に形成されている。上記蓋部4は、
上記左右の側面板4b,4cを上記ケース本体部2の左
右の側面板2b,2cの外側面に重ね合わせ、かつ、上
記スライド及び回動用の軸部13,13を上記スライド
ガイド用の長孔12,12に挿入することにより、上記
ケース本体部2に回動かつスライド可能に取り付けられ
ている。そして、図1に示したように、上記蓋部4は、
上記蓋部係止用の凸部42,42をケース本体部の蓋部
係止用の凹部34,34に嵌合することにより、所謂閉
蓋状態に係止されて、上記天面板4aと左右の側面板4
b,4cの上端部および前面板4dで上記ケース本体部
2のカートリッジ出入口3を密閉するようになってい
る。
【0025】次に、カートリッジ載置板21について説
明する。上記カートリッジ載置板21は、上記ケース本
体部2の底面板2aよりも僅かに小さい矩形状に形成さ
れている。上記カートリッジ載置板21の短辺側の側面
の一端側に上記第1の軸部22,22が形成され、他端
側に上記第2の軸部23,23が形成されている。上記
第1の軸部22,22は、上記第2の軸部21,21よ
りも若干長目に形成されていて、上記第1の長孔32,
32に挿入したときに、その先端が上記ケース本体部2
の左右の側面板2b,2cから僅かに突出するようにな
っている。
【0026】上記カートリッジ載置板21は、上記ディ
スクカートリッジ201…201の下端部を支持する凹
凸部51…51を上面に有している。上記凹凸部51…
51は、上記ディスクカートリッジ201…201の肉
厚に応じて形成されていて、ディスクカートリッジ20
1…201の下端部を支持するようになっている。
【0027】また、上記カートリッジ載置板21は、上
記第2の軸部23,23側の端部の上面に、外側に向か
って徐々に薄肉になる傾斜面52を有している。
【0028】また、上記カートリッジ載置板21は、上
記ケース本体部2の底部へ挿入する際に撓み変形しやす
くするための切欠部53を有している。
【0029】上記カートリッジ載置板21は、上記ケー
ス本体部2や蓋部4と同様に合成樹脂で一体的に形成さ
れている。
【0030】実施の形態のディスクカートリッジ収納ケ
ース1は、上述のような構成である。従って、その組立
に際しては、先ず上記カートリッジ載置板21を撓ませ
ながら上記ケース本体部2に挿入し、上記第1、第2の
軸部22,22、23,23を上記ケース本体部2の第
1、第2の長孔32,32、33,33に挿入して、上
記ケース本体部2の底面板2a上に上記カートリッジ載
置板21を取り付けたのち、上記ケース本体部2を上記
蓋部4の左右の側面板4b,4c間に挿入して、これら
側面板4b,4cに設けたスライド及び回動用の軸部1
3,13を上記ケース本体部2の左右の側面板2b,2
cに設けたスライドガイド用の長孔12,12に挿入す
ることにより簡単に組み立てられる。
【0031】そして、上記ケース本体部2のカートリッ
ジ出入口3からディスクカートリッジ201…201を
挿入すると、これらディスクカートリッジ201…20
1の下端部は、上記カートリッジ載置板21の上面の凹
凸部51…51で支持される。
【0032】そして、上記蓋部4を閉蓋方向つまりケー
ス本体部2の後面板2e側に向けて回動させれば、上記
蓋部4の前面板4dがケース本体部2の前面板2dの上
端に重なり合うとともに、上記蓋部4の左右の側面板4
b,4cが上記ケース本体部2の左右の側面板2b,2
c上に重なり合い、上記蓋部4の左右の側面板4b,4
cに設けた蓋部係止用の凸部42,42が上記ケース本
体部2の左右の側面板2b,2cに設けた蓋部係止用の
凹部34,34に嵌合して、上記蓋部4は、上記ケース
本体部2のカートリッジ出入口3を閉じた状態に係止さ
れる。
【0033】また、上記ケース本体部2のカートリッジ
出入口3を開くときには、上記蓋部4の天面板4aに設
けた蓋部開閉操作部43に指先を掛けるなどして、上記
蓋部4を上記ケース本体部4の後面板4eと反対側に押
圧すれば、上記蓋部4は、上記スライド及び回動用の軸
部13を中心として回動して、上記ケース本体部2のカ
ートリッジ出入口3を開いてゆく。
【0034】そして、上記蓋部4をケース本体部2に対
して略180°回動させた状態で、上記ケース本体部2
を蓋部4に押圧すれば、上記ケース本体部2は、上記ス
ライドガイド用の凸部13と長孔12とからなる蓋部組
付手段11によってガイドされながら蓋部4内に収納さ
れていく。
【0035】上記ケース本体部2が蓋部4内に収納され
ていく過程で、上記蓋部4に設けた軸係合部41,41
が上記カートリッジ載置板21の第1の軸部22,22
に係合し、これら第1の軸部22,22を上記第1の長
孔32,32に沿って押し上げていくので上記カートリ
ッジ載置板21は、上記第2の軸部23,23を中心に
回動し、傾斜してその上に載置されているディスクカー
トリッジ201…201を段階状に持ち上げて上記ケー
ス本体部2のカートリッジ出入口3から突出させる。
【0036】上記第1の軸部22,22が第1の長孔3
2,32の上端まで移動し、上記カートリッジ載置板2
1が最も傾斜した状態になったときに、上記ケース本体
部2の底面板2aは、上記蓋部4の天面板4a上に重な
って、上記ケース本体部2は、蓋部4内に完全に収納さ
れ、かつ上記蓋部係止用の凸部42,42が上記蓋部係
止用の凹部35,35に嵌合して、ケース本体部2と蓋
部4は、係止された状態になるのである。
【0037】また、蓋部4を閉じる際には、上述の蓋部
4を開く場合とは逆に、ケース本体部2を蓋部4から引
き抜く方向に移動させると、上記軸係合部41,41に
よる第1の軸部22,22の押圧が解除されて、上記カ
ートリッジ載置板21は、自重および載置しているディ
スクカートリッジ201…201の重量により上記第2
の軸部23,23を中心にして戻り回動するのである
が、このときに、上記カートリッジ載置板21の第2の
軸部23,23側の端部は、傾斜面52になっているの
で、上記カートリッジ載置板21が戻り回動する際に、
上記傾斜面52は、ディスクカートリッジ201の下端
に入り込んで、上記カートリッジ載置板21の戻り回動
を円滑に行うことができる。
【0038】なお、図面に示す実施の形態においては、
カートリッジ載置板21の一端部に第1の軸部22,2
2を設け、これら第1の軸部22,22をケース本体部
2の第1の長孔32,32に挿入するとともに、他端部
に第2の軸部23,23を設け、これら第2の軸部2
3,23をケース本体部2の第2の長孔33,33に挿
入する構成にしたが、上記第2の長孔33,33に代え
て第2の軸部23,23をスライド不可能にかつ回動可
能に嵌合する第2の真円形の孔を設けてもよい。この場
合には、上記第1の長孔32,32は、上記真円形の孔
を中心にして円弧状に形成される。また、上記第2の軸
部23,23は、省略してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジ収納ケー
スには次に述べるような効果がある。
【0040】(1)請求項1のディスクカートリッジ収
納ケースは、蓋部を開いて、該蓋部内にケース本体部を
収納した状態て載置することができるので、従来のディ
スクカートリッジ収納ケースのように蓋部を開いた状態
での載置スペースを増大させることがなく、狭いスペー
スでも蓋部を開いた状態で置くことが可能になる。
【0041】(2)請求項2のディスクカートリッジ収
納ケースは、ケース本体部に設けた蓋部スライドガイド
用の長孔に蓋部に設けたスライド及び回動用の軸部を挿
入するという簡単な操作で、ケース本体部に蓋部を組み
付けることができる。
【0042】(3)請求項3のディスクカートリッジ収
納ケースは、ケース本体部の底部に設けたカートリッジ
載置板を傾斜させることにより、その上に載置されてい
る複数枚のディスクカートリッジを段階状にカートリッ
ジ出入口から突出させることができ、ディスクカートリ
ッジの取り出しに便利なものになる。
【0043】(4)請求項4のディスクカートリッジ収
納ケースは、カートリッジ載置板に設けた第1の軸部を
ケース本体部に設けた第1の長孔に沿って移動させるこ
とにより、カートリッジ載置板を容易かつ確実に傾斜さ
せることができる。
【0044】(5)請求項5のディスクカートリッジ収
納ケースは、ケース本体部を蓋部内に挿入するときに、
該蓋部に設けた軸係合部がカートリッジ載置板の第1の
軸部に係合して上記カートリッジ載置板を自動的に傾斜
させることができる。
【0045】(6)請求項6のディスクカートリッジ収
納ケースは、カートリッジ載置板の上面に設けた凹凸部
によって、複数枚のディスクカートリッジを位置決めし
た状態で載置することができる。
【0046】(7)請求項7のディスクカートリッジ収
納ケースは、カートリッジ載置板の一端側に設けた傾斜
面が最前列のディスクカートリッジの下端部に入り込ん
で上記カートリッジ載置板の戻り回動を確実に行うこと
ができる。
【0047】(8)請求項8のディスクカートリッジ収
納ケースは、カートリッジ載置板の中央部に切欠部を設
け、撓み変形しやすくしたので、ケース本体部内への装
置が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋部を閉じている状態の斜視図。
【図2】蓋部を90°回動させた状態の斜視図。
【図3】蓋部を180°回動させた状態の斜視図。
【図4】蓋部内にケース本体部を収納した状態の斜視
図。
【図5】分解斜視図。
【図6】図1のA−A線断面図。
【図7】図4のA−A線断面図。
【図8】従来例の斜視図。
【図9】図8のA−A線断面図。
【図10】蓋部を90°回動させた状態の断面図。
【図11】蓋部を180°回動させた状態の断面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ収納ケース、2…ケース本体
部、3…カートリッジ出入口、4…蓋部、11…蓋部組
付手段、12…スライドガイド用の長孔、13…スライ
ド及び回動用の軸部、21…カートリッジ載置板、2
2,23…第1,第2の軸部、32,33…第1,第2
の長孔、41…軸係合部、51…凹凸部、52…傾斜
面、53…切欠部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のディスクカートリッジを重ね合
    わせた状態で収納可能なケース本体部と、 上記ケース本体部のカートリッジ出入口を開閉する蓋部
    と、 を備えたディスクカートリッジ収納ケースにおいて、 上記蓋部は、蓋部組付手段によって上記ケース本体部に
    回動かつスライド可能に取り付けられていて、上記ケー
    ス本体部に対して回動させることにより、上記カートリ
    ッジ出入口を開閉し、上記カートリッジ出入口を開いた
    状態でケース本体部に対してスライドさせることによ
    り、上記ケース本体部を収納する構成になっていること
    を特徴とするディスクカートリッジ収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 蓋部組付手段は、ケース本体部の一対の側面板の対向面
    に設けた蓋部スライドガイド用の長孔と、蓋部の一対の
    側面板の対向面に設けられていて、上記蓋部スライドガ
    イド用の長孔内にスライドかつ回動可能に嵌合されてい
    るスライド及び回動用の軸部とで構成されていることを
    特徴とするディスクカートリッジ収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ケース本体部は、これが蓋部内に収納された状態におい
    て傾斜して、その上に載置されている複数枚のディスク
    カートリッジを段階状に持ち上げるカートリッジ載置板
    を底部に有していることを特徴とするディスクカートリ
    ッジ収納ケース。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 カートリッジ載置板は、ケース本体部の側面板の一側部
    に設けられたカートリッジ出入口方向に伸びる載置板傾
    斜用の第1の長孔に嵌合する第1の軸部を有していて、 上記第1の軸部を第1の長孔に沿って移動させることに
    より、他側部を中心にして回動して傾斜するようになっ
    ていることを特徴とするディスクカートリッジ収納ケー
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 蓋部は、ケース本体部に対して、これを収納する方向に
    スライドさせたときに、カートリッジ載置板に設けた第
    1の軸部に係合して、これをケース本体部の第1の長孔
    に沿って移動させる軸係合部を有していることを特徴と
    するディスクカートリッジ収納ケース。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 カートリッジ載置板は、上面にディスクカートリッジの
    肉厚に応じて、該カートリッジの下端部を嵌合支持する
    凹凸部を上面に有していることを特徴とするディスクカ
    ートリッジ収納ケース。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 カートリッジ載置板は、第1の軸部と反対側の端部の上
    面が外側に向かって徐々に薄肉になる傾斜面に形成され
    ていることを特徴とするディスクカートリッジ収納ケー
    ス。
  8. 【請求項8】 請求項3において、 カートリッジ載置板は、中央部に切欠部を有しているこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ収納ケース。
JP3251597A 1997-02-18 1997-02-18 ディスクカートリッジ収納ケース Pending JPH10230989A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101287678B1 (ko) * 2012-03-13 2013-07-24 권혁도 학습용 카드 수납박스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101287678B1 (ko) * 2012-03-13 2013-07-24 권혁도 학습용 카드 수납박스

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