JPH1023057A - ネットワーク中継装置 - Google Patents
ネットワーク中継装置Info
- Publication number
- JPH1023057A JPH1023057A JP8172424A JP17242496A JPH1023057A JP H1023057 A JPH1023057 A JP H1023057A JP 8172424 A JP8172424 A JP 8172424A JP 17242496 A JP17242496 A JP 17242496A JP H1023057 A JPH1023057 A JP H1023057A
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- JP
- Japan
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- repeater
- communication
- information
- routing information
- network
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信システムの信頼性を向上させたネットワ
ーク中継装置を実現する。 【解決手段】 送信手段は、自己のルーティング情報を
載せたハートビート通信を相手中継器に送る。各中継器
は、相手中継器から送られるハートビート通信の通信フ
レームから相手中継器のルーティング情報を取り込み保
存しておく。各中継器は、相手中継器の送信手段から送
られてくるハートビート通信を監視し、所定時間を超え
てもハートビート通信が送られてこないときは、相手中
継器が動作を停止したと判断する。各中継器は、相手中
継器の動作の停止を検出したときは、保存していた相手
中継器のルーティング情報を自己のルーティングテーブ
ルに追加する。動作を再開した中継器は、相手中継器に
対して動作の再開を通知する。各中継器は、相手中継器
の動作の再開が通知されたときは、自己のルーティング
テーブルから相手中継器のルーティング情報を削除す
る。
ーク中継装置を実現する。 【解決手段】 送信手段は、自己のルーティング情報を
載せたハートビート通信を相手中継器に送る。各中継器
は、相手中継器から送られるハートビート通信の通信フ
レームから相手中継器のルーティング情報を取り込み保
存しておく。各中継器は、相手中継器の送信手段から送
られてくるハートビート通信を監視し、所定時間を超え
てもハートビート通信が送られてこないときは、相手中
継器が動作を停止したと判断する。各中継器は、相手中
継器の動作の停止を検出したときは、保存していた相手
中継器のルーティング情報を自己のルーティングテーブ
ルに追加する。動作を再開した中継器は、相手中継器に
対して動作の再開を通知する。各中継器は、相手中継器
の動作の再開が通知されたときは、自己のルーティング
テーブルから相手中継器のルーティング情報を削除す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２つのネットワー
クを２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負荷を
分散しながらネットワーク相互間の通信を中継するネッ
トワーク中継装置に関するものである。更に詳しくは、
通信システムの信頼性を向上させるための改良を施した
ネットワーク中継装置に関するものである。
クを２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負荷を
分散しながらネットワーク相互間の通信を中継するネッ
トワーク中継装置に関するものである。更に詳しくは、
通信システムの信頼性を向上させるための改良を施した
ネットワーク中継装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】２つのネットワークを中継器で相互接続
し、ネットワーク相互間の通信を中継するネットワーク
中継装置では、通信系のボトルネックが中継器にある場
合は、中継器を２台設置することがある。図８は２台の
中継器を設置したネットワーク中継装置の従来例の構成
図である。図８で、１，２はネットワーク、３，４はネ
ットワーク１と２を相互接続する中継器である。図の例
ではネットワーク１が上位側ネットワーク、ネットワー
ク２が下位側ネットワークになっている。５はネットワ
ーク１上のノードに接続された機器、６，７はネットワ
ーク２上のノードに接続された機器である。
し、ネットワーク相互間の通信を中継するネットワーク
中継装置では、通信系のボトルネックが中継器にある場
合は、中継器を２台設置することがある。図８は２台の
中継器を設置したネットワーク中継装置の従来例の構成
図である。図８で、１，２はネットワーク、３，４はネ
ットワーク１と２を相互接続する中継器である。図の例
ではネットワーク１が上位側ネットワーク、ネットワー
ク２が下位側ネットワークになっている。５はネットワ
ーク１上のノードに接続された機器、６，７はネットワ
ーク２上のノードに接続された機器である。
【０００３】このような中継装置では、中継器３は、矢
印ａに示すように、機器５と機器６との間の通信を中継
し、中継器４は、矢印ｂに示すように、機器５と機器７
との間の通信を中継する。このようにすることで各中継
器にかかる負荷は中継器が１台のときの半分になり、各
ノードからみた通信レスポンスが向上する。しかし、図
８の中継装置では、一方の中継器が故障等によって動作
を停止すると、その中継器が中継していた機器に対する
通信が一切できなくなるという問題点があった。
印ａに示すように、機器５と機器６との間の通信を中継
し、中継器４は、矢印ｂに示すように、機器５と機器７
との間の通信を中継する。このようにすることで各中継
器にかかる負荷は中継器が１台のときの半分になり、各
ノードからみた通信レスポンスが向上する。しかし、図
８の中継装置では、一方の中継器が故障等によって動作
を停止すると、その中継器が中継していた機器に対する
通信が一切できなくなるという問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、２台の中継器
の一方が故障等により動作を停止したときに、動作を停
止した中継器の中継動作を他方の中継器が引き継ぐこと
によって通信を続行し、通信システムの信頼性を向上さ
せたネットワーク中継装置を実現することを目的とす
る。
点を解決するためになされたものであり、２台の中継器
の一方が故障等により動作を停止したときに、動作を停
止した中継器の中継動作を他方の中継器が引き継ぐこと
によって通信を続行し、通信システムの信頼性を向上さ
せたネットワーク中継装置を実現することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、２つのネット
ワークを２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負
荷を分散しながらネットワーク相互間の通信を中継する
ネットワーク中継装置において、各中継器は、自己のル
ーティング情報を載せたハートビート通信を前記ネット
ワークを介して相手中継器に送る送信手段と、相手中継
器の送信手段から送られるハートビート通信を受信し、
受信したハートビート通信の通信フレームから相手中継
器のルーティング情報を取り込み保存する情報取込手段
と、自己の中継器のルーティング情報を登録したルーテ
ィングテーブルを格納したメモリと、相手中継器の送信
手段から送られてくるハートビート通信を監視し、所定
時間を超えてもハートビート通信が送られてこないとき
は、相手中継器が動作を停止したと判断する故障検出手
段と、この故障検出手段が相手中継器の動作の停止を検
出したときは、前記情報取込手段が保存している相手中
継器のルーティング情報を自己のルーティングテーブル
に追加する情報追加手段と、自己の中継器が動作を再開
したときに、相手中継器に対して動作の再開を通知する
再開通知手段と、相手中継器の再開通知手段から動作の
再開が通知されたときに、自己のルーティングテーブル
から相手中継器のルーティング情報を削除する情報削除
手段と、を具備したことを特徴とするネットワーク中継
装置である。
ワークを２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負
荷を分散しながらネットワーク相互間の通信を中継する
ネットワーク中継装置において、各中継器は、自己のル
ーティング情報を載せたハートビート通信を前記ネット
ワークを介して相手中継器に送る送信手段と、相手中継
器の送信手段から送られるハートビート通信を受信し、
受信したハートビート通信の通信フレームから相手中継
器のルーティング情報を取り込み保存する情報取込手段
と、自己の中継器のルーティング情報を登録したルーテ
ィングテーブルを格納したメモリと、相手中継器の送信
手段から送られてくるハートビート通信を監視し、所定
時間を超えてもハートビート通信が送られてこないとき
は、相手中継器が動作を停止したと判断する故障検出手
段と、この故障検出手段が相手中継器の動作の停止を検
出したときは、前記情報取込手段が保存している相手中
継器のルーティング情報を自己のルーティングテーブル
に追加する情報追加手段と、自己の中継器が動作を再開
したときに、相手中継器に対して動作の再開を通知する
再開通知手段と、相手中継器の再開通知手段から動作の
再開が通知されたときに、自己のルーティングテーブル
から相手中継器のルーティング情報を削除する情報削除
手段と、を具備したことを特徴とするネットワーク中継
装置である。
【０００６】
【作用】このような本発明では、送信手段は、自己のル
ーティング情報を載せたハートビート通信を相手中継器
に送る。各中継器は、相手中継器から送られるハートビ
ート通信の通信フレームから相手中継器のルーティング
情報を取り込み保存しておく。各中継器は、相手中継器
の送信手段から送られてくるハートビート通信を監視
し、所定時間を超えてもハートビート通信が送られてこ
ないときは、相手中継器が動作を停止したと判断する。
各中継器は、相手中継器の動作の停止を検出したとき
は、保存していた相手中継器のルーティング情報を自己
のルーティングテーブルに追加する。動作を再開した中
継器は、相手中継器に対して動作の再開を通知する。各
中継器は、相手中継器の動作の再開が通知されたとき
は、自己のルーティングテーブルから相手中継器のルー
ティング情報を削除する。
ーティング情報を載せたハートビート通信を相手中継器
に送る。各中継器は、相手中継器から送られるハートビ
ート通信の通信フレームから相手中継器のルーティング
情報を取り込み保存しておく。各中継器は、相手中継器
の送信手段から送られてくるハートビート通信を監視
し、所定時間を超えてもハートビート通信が送られてこ
ないときは、相手中継器が動作を停止したと判断する。
各中継器は、相手中継器の動作の停止を検出したとき
は、保存していた相手中継器のルーティング情報を自己
のルーティングテーブルに追加する。動作を再開した中
継器は、相手中継器に対して動作の再開を通知する。各
中継器は、相手中継器の動作の再開が通知されたとき
は、自己のルーティングテーブルから相手中継器のルー
ティング情報を削除する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。
図１で、１０1，１０2は２つのネットワーク１と２を相
互接続する２台の中継器である。中継器１０1と１０2は
同一構成である。
する。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。
図１で、１０1，１０2は２つのネットワーク１と２を相
互接続する２台の中継器である。中継器１０1と１０2は
同一構成である。
【０００８】中継器１０1で、１１は上位側のネットワ
ーク１のプロトコル制御を行う上位ネットワーク制御
部、１２は下位側のネットワーク２のプロトコル制御を
行う上位ネットワーク制御部である。１３はデータバ
ス、１４はアドレスバス、１５はタイマである。
ーク１のプロトコル制御を行う上位ネットワーク制御
部、１２は下位側のネットワーク２のプロトコル制御を
行う上位ネットワーク制御部である。１３はデータバ
ス、１４はアドレスバス、１５はタイマである。
【０００９】１６は中継器全体の制御を司るプロセッサ
である。プロセッサ１６で、１６１は自己のルーティン
グ情報を載せたハートビート通信をネットワーク１を介
して相手中継器に送る送信手段である。１６２は情報取
込手段で、相手中継器の送信手段から送られるハートビ
ート通信を受信し、受信したハートビート通信の通信フ
レームから相手中継器のルーティング情報を取り込み保
存する。１６３は自己の中継器のルーティング情報を登
録したルーティングテーブル１６４を格納したメモリで
ある。１６５は故障検出手段で、相手中継器の送信手段
から送られてくるハートビート通信を監視し、所定時間
を超えてもハートビート通信が送られてこないときは、
相手中継器が故障等により動作を停止したと判断する。
タイマ１５は所定時間だけ時間をカウントするとタイム
アウトするため、タイムアウトをもとに故障検出手段１
６５は動作の停止を検出する。１６６は情報追加手段
で、故障検出手段１６５によって相手中継器の動作の停
止が検出されたときは、情報取込手段１６２が保存して
いる相手中継器のルーティング情報を自己のルーティン
グテーブル１６４に追加する。１６７は再開通知手段
で、自己の中継器が動作を再開したときに、相手中継器
に対して動作の再開を通知する。１６８は情報削除手段
で、相手中継器の再開通知手段から動作の再開が通知さ
れたときに、自己のルーティングテーブルから相手中継
器のルーティング情報を削除する。
である。プロセッサ１６で、１６１は自己のルーティン
グ情報を載せたハートビート通信をネットワーク１を介
して相手中継器に送る送信手段である。１６２は情報取
込手段で、相手中継器の送信手段から送られるハートビ
ート通信を受信し、受信したハートビート通信の通信フ
レームから相手中継器のルーティング情報を取り込み保
存する。１６３は自己の中継器のルーティング情報を登
録したルーティングテーブル１６４を格納したメモリで
ある。１６５は故障検出手段で、相手中継器の送信手段
から送られてくるハートビート通信を監視し、所定時間
を超えてもハートビート通信が送られてこないときは、
相手中継器が故障等により動作を停止したと判断する。
タイマ１５は所定時間だけ時間をカウントするとタイム
アウトするため、タイムアウトをもとに故障検出手段１
６５は動作の停止を検出する。１６６は情報追加手段
で、故障検出手段１６５によって相手中継器の動作の停
止が検出されたときは、情報取込手段１６２が保存して
いる相手中継器のルーティング情報を自己のルーティン
グテーブル１６４に追加する。１６７は再開通知手段
で、自己の中継器が動作を再開したときに、相手中継器
に対して動作の再開を通知する。１６８は情報削除手段
で、相手中継器の再開通知手段から動作の再開が通知さ
れたときに、自己のルーティングテーブルから相手中継
器のルーティング情報を削除する。
【００１０】ここで、ルーティング情報は、ネットワー
ク上のどのノードに接続された機器の通信を中継するか
を指定する情報である。図８の例では、中継器３のルー
ティング情報は「機器６が接続されたノード」、中継器
４のルーティング情報は「機器７が接続されたノード」
である。ルーティング情報により２台の中継器が中継の
負荷を分散する。
ク上のどのノードに接続された機器の通信を中継するか
を指定する情報である。図８の例では、中継器３のルー
ティング情報は「機器６が接続されたノード」、中継器
４のルーティング情報は「機器７が接続されたノード」
である。ルーティング情報により２台の中継器が中継の
負荷を分散する。
【００１１】図１の中継装置の動作を説明する。図２は
中継器の動作手順を示したフローチャートである。図２
において、スタート通信処理が行われ、上位ネットワー
クから通信フレームを受信したときは上位通信処理を行
い、下位ネットワークから通信フレームを受信したとき
は下位通信処理を行う。ハートビート通信の監視タイマ
（タイマ１５）がタイムアウトしたときは、相手中継器
が動作を停止したと判断し、バックアップ通信の処理を
開始する。上位通信処理は、上位側のネットワークから
下位側のネットワークへの通信であり、下位通信処理は
その逆の通信である。
中継器の動作手順を示したフローチャートである。図２
において、スタート通信処理が行われ、上位ネットワー
クから通信フレームを受信したときは上位通信処理を行
い、下位ネットワークから通信フレームを受信したとき
は下位通信処理を行う。ハートビート通信の監視タイマ
（タイマ１５）がタイムアウトしたときは、相手中継器
が動作を停止したと判断し、バックアップ通信の処理を
開始する。上位通信処理は、上位側のネットワークから
下位側のネットワークへの通信であり、下位通信処理は
その逆の通信である。
【００１２】図３は上位通信処理の処理手順を示したフ
ローチャートである。両方の中継器が正常に動作してい
る場合は、各中継器は、相手中継器に送られたハートビ
ート通信を自己の中継器も受信することにより、相手中
継器の動作を監視している。ハートビート通信の通信フ
レームには、ハートビート通信時点でのルーティング情
報が載せられている。情報取込手段１６２は、ハートビ
ート通信を受信する度に、自身が保存しているルーティ
ング情報を更新し、タイマ１５をリセットする。中継器
が故障等により動作を停止し、その後、動作を再開した
ときは、次の処理を行う。動作を停止した中継器は、動
作を再開したときに、スタート通信を相手中継器に送
る。スタート通信を受けた中継器は、応答を送信元に返
す。スタート通信をしたときは、中継器は自己が通常動
作を開始するための処理を行う。スタート通信に対する
応答を受けたときは、中継器は相手中継器が中継するノ
ードの通信の中継を止める処理を行う。
ローチャートである。両方の中継器が正常に動作してい
る場合は、各中継器は、相手中継器に送られたハートビ
ート通信を自己の中継器も受信することにより、相手中
継器の動作を監視している。ハートビート通信の通信フ
レームには、ハートビート通信時点でのルーティング情
報が載せられている。情報取込手段１６２は、ハートビ
ート通信を受信する度に、自身が保存しているルーティ
ング情報を更新し、タイマ１５をリセットする。中継器
が故障等により動作を停止し、その後、動作を再開した
ときは、次の処理を行う。動作を停止した中継器は、動
作を再開したときに、スタート通信を相手中継器に送
る。スタート通信を受けた中継器は、応答を送信元に返
す。スタート通信をしたときは、中継器は自己が通常動
作を開始するための処理を行う。スタート通信に対する
応答を受けたときは、中継器は相手中継器が中継するノ
ードの通信の中継を止める処理を行う。
【００１３】図４はバックアップ通信の処理手順を示し
たフローチャートである。ハートビート通信の監視タイ
マがタイムアウトすると、バックアップ通信の処理を開
始する。ここでは、情報追加手段１６６は、バックアッ
プ通信の開始時点に情報取込手段１６２が保存している
相手中継器のルーティング情報を自己のルーティングテ
ーブル１６４に追加し、故障検出手段１６５はハートビ
ート通信の監視を止める。この動作により、動作を中止
した一方の中継器の中継動作を他方の正常動作している
中継器が引き継ぐ。
たフローチャートである。ハートビート通信の監視タイ
マがタイムアウトすると、バックアップ通信の処理を開
始する。ここでは、情報追加手段１６６は、バックアッ
プ通信の開始時点に情報取込手段１６２が保存している
相手中継器のルーティング情報を自己のルーティングテ
ーブル１６４に追加し、故障検出手段１６５はハートビ
ート通信の監視を止める。この動作により、動作を中止
した一方の中継器の中継動作を他方の正常動作している
中継器が引き継ぐ。
【００１４】図５はスタート通信の処理手順を示したフ
ローチャートである。故障から復旧して動作を再開した
中継器は、自己のルーティング情報をスタート通信の通
信フレームに載せ、スタート通信を相手中継器に送信す
る。スタート通信を受け取った中継器は、相手中継器が
正常動作を再開したと判断し、スタート通信を受け取っ
た時点でバックアップ通信を行っているときは、ルーテ
ィングテーブルから相手中継器のルーティング情報を削
除し、その後、ハートビート通信の監視を開始する。こ
の動作により、動作を停止していた中継器が動作を再開
したことが認識され、バックアップ通信を停止し、通常
の２台の中継器で負荷を分散する動作へ移行する。動作
を再開した中継器は、スタート通信を相手中継器に送っ
たときに、相手中継器から応答が返ってきたときは、応
答した通信フレームから相手中継器のルーティング情報
を取り出して保存しておく。そして、ハートビート通信
の監視タイマをスタートする。動作を再開した中継器
は、スタート通信を相手中継器に送ったときに、相手中
継器から応答が返ってこないときは、相手中継器が正常
に動作していないと判断する。このとき、動作を再開し
た中継器は、あらかじめ定義されている相手中継器のル
ーティング情報を自己のルーティング情報に追加する。
これによって、動作を再開した中継器は、自己のルーテ
ィング情報と相手中継器のルーティング情報の両方で指
定するノードに接続された機器の通信を中継する。図８
の例では、中継器３が動作を再開し、中継器４にスター
ト通信を送ったときに、中継器４から応答が返ってこな
いときは、中継器３は中継器４が正常に動作していない
と判断し、中継器３と中継器４の両方の通信を中継す
る。
ローチャートである。故障から復旧して動作を再開した
中継器は、自己のルーティング情報をスタート通信の通
信フレームに載せ、スタート通信を相手中継器に送信す
る。スタート通信を受け取った中継器は、相手中継器が
正常動作を再開したと判断し、スタート通信を受け取っ
た時点でバックアップ通信を行っているときは、ルーテ
ィングテーブルから相手中継器のルーティング情報を削
除し、その後、ハートビート通信の監視を開始する。こ
の動作により、動作を停止していた中継器が動作を再開
したことが認識され、バックアップ通信を停止し、通常
の２台の中継器で負荷を分散する動作へ移行する。動作
を再開した中継器は、スタート通信を相手中継器に送っ
たときに、相手中継器から応答が返ってきたときは、応
答した通信フレームから相手中継器のルーティング情報
を取り出して保存しておく。そして、ハートビート通信
の監視タイマをスタートする。動作を再開した中継器
は、スタート通信を相手中継器に送ったときに、相手中
継器から応答が返ってこないときは、相手中継器が正常
に動作していないと判断する。このとき、動作を再開し
た中継器は、あらかじめ定義されている相手中継器のル
ーティング情報を自己のルーティング情報に追加する。
これによって、動作を再開した中継器は、自己のルーテ
ィング情報と相手中継器のルーティング情報の両方で指
定するノードに接続された機器の通信を中継する。図８
の例では、中継器３が動作を再開し、中継器４にスター
ト通信を送ったときに、中継器４から応答が返ってこな
いときは、中継器３は中継器４が正常に動作していない
と判断し、中継器３と中継器４の両方の通信を中継す
る。
【００１５】図６は下位通信処理の処理手順を示したフ
ローチャートである。下位側のネットワークから送信さ
れた通信フレームに載せられた送信元ノードは自己の中
継器のルーティング情報に含まれているかどうかを判断
し、含まれているときは、中継器は上位側のネットワー
クへ中継をする。
ローチャートである。下位側のネットワークから送信さ
れた通信フレームに載せられた送信元ノードは自己の中
継器のルーティング情報に含まれているかどうかを判断
し、含まれているときは、中継器は上位側のネットワー
クへ中継をする。
【００１６】図７はハートビート通信の処理手順を示し
たフローチャートである。図７の処理はタイマで定周期
に割り込みをかけることにより実行する。ハートビート
通信を監視中であるかどうかを判断し、監視中である場
合は監視タイマ（タイマ１５）をインクリメントし、監
視中でないときはインクリメントしない。そして、ハー
トビート通信の通信フレームに自己の中継器のルーティ
ング情報を載せ、上位側のネットワーク１を介して相手
中継器に送信する。
たフローチャートである。図７の処理はタイマで定周期
に割り込みをかけることにより実行する。ハートビート
通信を監視中であるかどうかを判断し、監視中である場
合は監視タイマ（タイマ１５）をインクリメントし、監
視中でないときはインクリメントしない。そして、ハー
トビート通信の通信フレームに自己の中継器のルーティ
ング情報を載せ、上位側のネットワーク１を介して相手
中継器に送信する。
【００１７】なお、送信手段１６１は、上位側のネット
ワークを介して自己のルーティング情報を載せたハート
ビート通信を相手中継器に送っているが、下位側のネッ
トワークを介して送ってもよい。
ワークを介して自己のルーティング情報を載せたハート
ビート通信を相手中継器に送っているが、下位側のネッ
トワークを介して送ってもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、２つのネットワークを
２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負荷を分散
しながらネットワーク相互間の通信を中継するネットワ
ーク中継装置において、２台の中継器の一方が故障等に
より動作を停止したときに、動作を停止した中継器の中
継動作を他方の中継器が引き継ぐ。このため、一方の中
継器が故障等により動作を停止しても通信を続行でき、
通信システムの信頼性を向上させることができる。
２台の中継器で相互接続し、２台の中継器で負荷を分散
しながらネットワーク相互間の通信を中継するネットワ
ーク中継装置において、２台の中継器の一方が故障等に
より動作を停止したときに、動作を停止した中継器の中
継動作を他方の中継器が引き継ぐ。このため、一方の中
継器が故障等により動作を停止しても通信を続行でき、
通信システムの信頼性を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図２】図１の中継装置の動作説明図である。
【図３】図１の中継装置の動作説明図である。
【図４】図１の中継装置の動作説明図である。
【図５】図１の中継装置の動作説明図である。
【図６】図１の中継装置の動作説明図である。
【図７】図１の中継装置の動作説明図である。
【図８】２台の中継器を設置したネットワーク中継装置
の従来例の構成図である。
の従来例の構成図である。
１，２ ネットワーク １０1，１０2 中継器 １１ 上位ネットワーク制御部 １２ 下位ネットワーク制御部 １３ データバス １４ アドレスバス １５ タイマ １６ プロセッサ １６１ 送信手段 １６２ 情報取込手段 １６３ メモリ １６４ ルーティングテーブル １６５ 故障検出手段 １６６ 情報追加手段 １６７ 再開通知手段 １６８ 情報削除手段
Claims (1)
- 【請求項１】 ２つのネットワークを２台の中継器で相
互接続し、２台の中継器で負荷を分散しながらネットワ
ーク相互間の通信を中継するネットワーク中継装置にお
いて、 各中継器は、 自己のルーティング情報を載せたハートビート通信を前
記ネットワークを介して相手中継器に送る送信手段と、 相手中継器の送信手段から送られるハートビート通信を
受信し、受信したハートビート通信の通信フレームから
相手中継器のルーティング情報を取り込み保存する情報
取込手段と、 自己の中継器のルーティング情報を登録したルーティン
グテーブルを格納したメモリと、 相手中継器の送信手段から送られてくるハートビート通
信を監視し、所定時間を超えてもハートビート通信が送
られてこないときは、相手中継器が動作を停止したと判
断する故障検出手段と、 この故障検出手段が相手中継器の動作の停止を検出した
ときは、前記情報取込手段が保存している相手中継器の
ルーティング情報を自己のルーティングテーブルに追加
する情報追加手段と、 自己の中継器が動作を再開したときに、相手中継器に対
して動作の再開を通知する再開通知手段と、 相手中継器の再開通知手段から動作の再開が通知された
ときに、自己のルーティングテーブルから相手中継器の
ルーティング情報を削除する情報削除手段と、を具備し
たことを特徴とするネットワーク中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172424A JPH1023057A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ネットワーク中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172424A JPH1023057A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ネットワーク中継装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023057A true JPH1023057A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15941722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8172424A Pending JPH1023057A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ネットワーク中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1023057A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040051042A (ko) * | 2002-12-11 | 2004-06-18 | 엘지엔시스(주) | 고가용성 시스템의 장애 처리방법 |
| WO2004112327A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Nec Corporation | ルータ装置およびネットワーク接続方式 |
| KR100693663B1 (ko) | 2003-12-30 | 2007-03-14 | 엘지엔시스(주) | 노드 장애 감지 방법 및 시스템 |
| JPWO2006035575A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2008-05-15 | 日本電気株式会社 | 冗長化パケット交換システムおよび冗長化パケット交換システムの系切り替え方法 |
| JP2008526088A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ケィティ、コーポレーション | 多重移動ルータを用いた携帯インターネットサービスシステムにおける移動ルータの代替方法 |
| JP2020036143A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 中継装置及び中継処理プログラム |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP8172424A patent/JPH1023057A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040051042A (ko) * | 2002-12-11 | 2004-06-18 | 엘지엔시스(주) | 고가용성 시스템의 장애 처리방법 |
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| JP4513070B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2010-07-28 | 日本電気株式会社 | 冗長化パケット交換システムおよび冗長化パケット交換システムの系切り替え方法 |
| JP2008526088A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ケィティ、コーポレーション | 多重移動ルータを用いた携帯インターネットサービスシステムにおける移動ルータの代替方法 |
| JP2020036143A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 中継装置及び中継処理プログラム |
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