JP3574058B2 - 通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置 - Google Patents

通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の通信機器を遠隔から集約的に監視・制御するオペレーションシステムに用いられる通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通信機器とその通信機器を遠隔から集約的に監視するオペレーションシステムとは、データ回線にて結ばれる。通信機器から自律的に発せられる自律メッセージの監視、オペレーションシステムによる遠隔からの通信機器の制御、通信機器の運用ファイルの更新等の業務は、前記データ回線を用いて行なわれる。
【0003】
通信機器とオペレーションシステムの間のコネクションが切断された場合は、オペレーションシステムは、切断信号の受信を契機として、通信機器とのコネクションを新たに確立することができる。
【0004】
例えば、通信機器とオペレーションシステムの間の通信に、DDX−P等を用いる場合は、通信機器とオペレーションシステムとの間には常時コネクションが張られる。なお、DDX−P(digital data exchange − P)とは、パケット通信方式において、端末とパケット交換機間をディジタルの専用回線で直結して直接アクセスする方式である。
【0005】
そのため、通信機器に故障等が生じた場合は、コネクションが切断され、オペレーションシステムにはコネクションが切断されたことを示す切断信号が送信される。この場合オペレーションシステムは、自らコネクションを張り直すことにより、通信機器の監視を続ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通信機器とオペレーションシステムをTCP/IPにて結ぶ場合は、TCPの仕様から通信元のハード故障又はネットワーク故障等のいくつかのケースで通信先がリアルタイムにコネクション切断を確認することができない。従って、通信機器の故障、又は網障害によって物理的にコネクションが切断されていても、オペレーションシステムは、そのコネクションの異常を検出できないので、コネクションの再接続を行なわず、通信機器を監視することが実質不可能となる。
【0007】
すなわち、通信機器とオペレーションシステムの間の通信にTCP/IPを用いた場合は、通信機器とオペレーションシステムの間で常時確立されているコネクションは、あくまでも通信機器とオペレーションシステム間でのみコネクションが張られていることを確認する。つまりデータ回線側ではそのコネクションの存在は把握せず、またTCPレベルのコネクションの切断はあくまでも端末間同士のやり取りで行なうこととなっている。
【0008】
これはTCPの仕様によるものである。そのため、通信機器の故障又はデータ回線障害等が生じた場合は、通信機器又はデータ回線側がTCPレベルの切断処理をすることができないため、前記故障等により論理的にコネクションが切断されていても、オペレーションシステムに当該コネクションが切断されたということを通知する手段がない。そこで、オペレーションシステムは、通信機器の故障又はデータ回線障害等が生じた以降、通信機器を監視できなくなってしまう。
【0009】
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な目的は以下の通りである。
即ち、本発明の第1の目的は、オペレーションシステムによる通信機器の監視又は制御が不可能となる期間を削減することを可能とする通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置を提供せんとするものである。
【0010】
本発明の第2の目的は、通信機器とオペレーションシステムの間の通信にTCP/IPを用いた場合であっても、DDX−Pを用いた場合と同様に、通信機器又はデータ回線に障害等が生じた後も、オペレーションシステムが通信機器の監視及び制御をし続けることを可能とする通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置を提供せんとするものである。
【0011】
本発明の第3の目的は、オペレーションシステムが通信機器に対して2つのコネクションを確立し、一方のコネクションから送信されるメッセージによって、他方のコネクションが切断されていることを認知することを可能とする通信機器監視制御方法及びアソシエーションリフレッシュシステム装置を提供せんとするものである。
【0012】
本発明の他の目的は、明細書、図面、特に、特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと明らかとなろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明方法は、上記課題の解決に当たり、オペレーションシステムは、通信機器に対してソフトルートとハードルートの2つのコネクションを確立し、ハードルートから送信されるメッセージによって、通信機器とオペレーションシステム間のソフトルートが切断されたことを認知してなる構成手法を講じる特徴を有する。
【0014】
本発明装置は、上記課題の解決に当たり、オペレーションシステムと通信機器との間では、TCP/IPを用いる第1コネクションとTCP/IPを用いない第2コネクションとからなる2つのコネクションが確立されており、前記オペレーションシステムは、前記通信機器から送信されるメッセージであって、前記第2コネクションから送信されるメッセージによって、当該通信機器と当該オペレーションシステムの間の前記第1コネクションが切断されたことを認知する仕組みからなる構成手段を講じる特徴を有する。
【0015】
更に、具体的詳細に述べると、当該課題の解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念にわたる新規な特徴的構成手法又は手段を採用することにより、上記目的を達成するように為される。
【0016】
即ち、本発明方法の第1の特徴は、ネットワークを構成する複数の通信機器を所定の通信プロトコルを用いて通信してオペレーションシステムが管理する通信機器監視制御方法であって、前記オペレーションシステムと前記通信機器との間では、前記所定の通信プロトコルを用いる第1コネクションと当該所定の通信プロトコルを用いない第2コネクションとからなる2つのコネクションが確立されており、前記通信機器から送信されるメッセージであって、前記第2コネクションを介して送信されるメッセージによって、当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記第1コネクションが切断されたことを認知してなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0017】
本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方法の第1の特徴における前記所定の通信プロトコルが、TCP/IPからなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0018】
本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方法の第1又は第2の特徴における前記第1コネクションが、TCP/IPを用いて前記通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージ及び制御コマンドを通信する論理コネクションであるソフトルートからなり、前記第2コネクションは、TCP/IPを用いずに前記通信機器の特定の前記自律メッセージ及び特定制御コマンドを通信する論理コネクションであるハードルートからなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0019】
本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方法の第3の特徴における前記通信機器から送信されるメッセージが、当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記ソフトルートが切断されたことを示すものであって前記ハードルート経由で送信されるメッセージからなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0020】
本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方法の第3の特徴における前記通信機器から送信されるメッセージが、当該通信機器が前記オペレーションシステムに自律的に送信する前記ソフトルート経由のメッセージが一定期間以上送信されていないことを示すメッセージからなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0021】
本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記オペレーションシステムが、前記通信機器と当該オペレーションシステムの間の前記第1コネクションの切断を認知した場合は、当該第1コネクションの再接続を行ない、当該通信機器の監視を続けてなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0022】
本発明方法の第7の特徴は、ネットワークを構成する複数の通信機器につきTCP/IPを用いて通信して管理する通信機器監視制御方法であって、前記通信機器のハードルートから、当該通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージを受信して、当該自律メッセージの内容から当該通信機器とのコネクションが切断していることを判断する切断判断処理と、前記通信機器から発せられた前記自律メッセージを監視し、定期的に送られてくるべき当該自律メッセージが定期的に送られているか否かを判断するメッセージ判断処理と、当該メッセージ判断処理で定期的に送られてくるべき前記自律メッセージが定期的に送られていないと判断された場合に、当該通信機器に対してヘルスチェックの要求をして、コネクションが正常であるか否かを判断するコネクション判断処理と、前記切断判断処理及び前記コネクション判断処理のいずれかによってコネクションが正常ではないと判断された場合に、当該通信機器に対するコネクションを強制的に切断し、その後に再接続する再接続処理と、を順次一貫経由して実施してなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0023】
本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方法の第7の特徴における前記通信機器の管理が、オペレーションシステムが行なうものであり、当該オペレーションシステムは、汎用計算機を有してなる通信機器監視制御方法の構成採用にある。
【0024】
本発明装置の第1の特徴は、ネットワークを構成する複数の通信機器と、当該通信機器につきTCP/IPを用いて通信して監視及び制御するオペレーションシステムと、を有してなるアソシエーションリフレッシュシステム装置であって、前記オペレーションシステムと前記通信機器との間では、TCP/IPを用いる第1コネクションとTCP/IPを用いない第2コネクションとからなる2つのコネクションが確立されており、前記オペレーションシステムは、前記通信機器から送信されるメッセージであって、前記第2コネクションから送信されるメッセージによって、当該通信機器と当該オペレーションシステムの間の前記第1コネクションが切断されたことを認知する働きを有してなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0025】
本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装置の第1の特徴における前記第1コネクションが、TCP/IPを用いて、前記通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージ及び制御コマンドを通信する論理コネクションであるソフトルートからなり、前記第2コネクションは、TCP/IPを用いずに、前記通信機器の特定の前記自律メッセージ及び特定制御コマンドを通信する論理コネクションであるハードルートからなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0026】
本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装置の第2の特徴における前記通信機器から送信されるメッセージが、当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記ソフトルートが切断されたことを示すものであって前記ハードルート経由で送信される第1メッセージと、当該通信機器が前記オペレーションシステムに自律的に送信する前記ソフトルート経由のメッセージが一定期間以上送信されていないことを示す第2メッセージと、の内の1つ以上からなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0027】
本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装置の第1、第2又は第3の特徴における前記オペレーションシステムが、前記通信機器と当該オペレーションシステムとの間のコネクションの切断を認知した場合は、当該通信機器に対するコネクションを切断し、当該コネクションの再接続を行ない、当該通信機器の監視を続ける働きを有してなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0028】
本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記オペレーションシステムが、前記通信機器の警報状況を監視する通信機器監視部と、前記通信機器と当該オペレーションシステムとのコネクション状態を管理するコネクション管理部と、前記通信機器と当該オペレーションシステムとのコネクションの確立及び切断を実行する通信機器通信部と、を有してなり、前記第1コネクション及び前記第2コネクションは、前記通信機器と前記通信機器通信部との間で確立されており、前記通信機器監視部は、前記通信機器監視部によって受信されたメッセージが前記ハードルートを介して送られてきたメッセージであって、前記ソフトルートが切断されていることを示すメッセージである場合と、所定時間以上にわたって前記通信機器からソフトルートを介して所定のメッセージが前記通知されなかった場合と、の内のいずれか1以上になったときは、前記ソフトルートが切断されていると判断するものからなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0029】
本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装置の第5の特徴における前記コネクション管理部が、前記通信機器監視部が前記ソフトルートは切断されていると判断した場合に、前記通信機器通信部に対してヘルスチェックの要求を行ない、当該通信機器通信部からタイムアウト通知を受信した場合及びヘルスチェックの結果がコネクション異常を示す内容である旨の通知を受信した場合は、当該通信機器通信部に対してコネクションリフレッシュの要求をする仕組みからなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0030】
本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装置の第5又は第6の特徴における前記通信機器通信部が、前記コネクション管理部からヘルスチェックの要求を受けた場合は、前記通信機器に対してヘルスチェックの要求を送信し、当該ヘルスチェックの要求に対する応答であるヘルスチェックの結果を前記通信機器から受信し、当該ヘルスチェックの結果を前記コネクション管理部へ送る仕組みのものであって、前記コネクション管理部から発せられたコネクションリフレッシュの要求を受けた場合も、前記通信機器に対するコネクションを切断し、更に当該通信機器に対するコネクションの再確立を実施する仕組みをも有してなるアソシエーションリフレッシュシステム装置の構成採用にある。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態をシステム装置例及び方法例につき説明する。
【0032】
なお、本発明は、オペレーションシステムと通信機器との間に、ソフトルートとハードルートの2つのコネクションを確立し、オペレーションシステムがハードルートから送信されるメッセージによってソフトルートが切断されたことを認知して、コネクションの再接続を行ない通信機器の監視を続行することを可能とするものであるが、本実施形態例では、オペレーションシステムの構成要素として、通信機器監視部、コネクション管理部及び通信機器通信部を揚げて説明するもこれ等に限定されるものではない。
【0033】
(システム装置例)
図1は、本システム装置例の概略を示す概念的構成ブロック図である。
図中、1は通信機器を監視・制御するオペレーションシステム、2はオペレーションシステム1の監視・制御の対象となる通信機器である。
【0034】
オペレーションシステム1は、通信機器2の警報状況を監視する通信機器監視部11と、通信機器2と当該オペレーションシステム1とのコネクション状態を管理するコネクション管理部12と、通信機器2と当該オペレーションシステム1とのコネクションの確立及び切断を実行する通信機器通信部13とを備えている。
【0035】
通信機器2とオペレーションシステム1の通信機器通信部13とは、論理コネクションであるソフトルート21(第1コネクション)と、論理コネクションであるハードルート22(第2コネクション)とで結ばれている。ソフトルート21は、TCP/IPを用いて通信機器2の自律メッセージ又は制御コマンドを通信する。ハードルート22は、TCP/IPを用いずに通信機器2の特定の自律メッセージ又は特定制御コマンドを通信する。なお、ハードルート22は、コンソールルートともいう。
【0036】
(方法例)
図2乃至図6及び図1を参照して本方法例につき説明する。
図2は、オペレーションシステム1における通信機器監視部11の動作を示すフローチャートである。
【0037】
図1に示す通信機器2が自律的に通知するメッセージ(「自律メッセージ」という。)は、ソフトルート21又はハードルート22並びに通信機器通信部13を介して通信機器監視部11に送信される。この自律メッセージを受信することで、通信機器監視部11は通信機器2の装置状態を監視している。
【0038】
通信機器監視部11が通信機器2よりソフトルート21を介して自律メッセージを受信すると(ST1)、前回の自律メッセージの受信時に登録したタイマを解除する(ST2)。その後、新たな自律メッセージの受信を期待する時刻を、新規にタイマに登録する(ST3)。
【0039】
更に、通信機器監視部11によって受信された自律メッセージがハードルート22を介して送られてきた自律メッセージであって、実質的にソフトルート21が切断されている事象となる障害を示すメッセージであるか否かを、通信機器監視部11は判断する(ST4)。即ち、通信機器監視部11は、ハードルート22を介して送られてきた自律メッセージを受信することで、ソフトルート21が切断されていると判断する。
【0040】
ST4で実質的にソフトルート21が切断されている事象となる障害を示すメッセージを受信したと判断した場合は、通信機器監視部11はコネクション管理部12に対してヘルスチェックを要求する(ST5)。なお、ヘルスチェックの要求とは、通信機器2とオペレーションシステム1とのコネクション状況の確認を、通信機器2に対して求める要求をいう。
【0041】
図3は、通信機器監視部11における図2の動作以外の動作を示すフローチャートである。
図2におけるST3の新規のタイマ登録で登録した時刻になっても、通信機器2からソフトルート21を介して通信機器監視部11に自律メッセージが通知されなかった場合、即ちタイムアウト通知を受信した場合は(ST11)、図2のST5と同様に、通信機器監視部11はコネクション管理部12に対してヘルスチェックを要求する(ST12)。
【0042】
即ち、通信機器2がオペレーションシステム1へ自律的に送信するメッセージであって、ソフトルート21を介して送信されるメッセージが、一定期間以上にわたって通信機器監視部11において受信されていない場合は、通信機器監視部11はソフトルート21が切断されていると判断する。
【0043】
図4は、オペレーションシステム1におけるコネクション管理部12の動作を示すフローチャートである。
図2のST5又は図3のST12で通信機器監視部11から発せられたヘルスチェックの要求を受信したコネクション管理部12は(ST21)、通信機器通信部13に対してヘルスチェックの要求を送信する(ST22)。そして、コネクション管理部12は、タイマ登録を行なう(ST23)。
【0044】
その後、コネクション管理部12は、ST23でしたタイマ登録についてのタイムアウト通知、又は通信機器通信部13から発せられたヘルスチェックの結果を受信する(ST24)。ST24でタイムアウト通知を受信した場合(ST25)、又はヘルスチェックの結果がコネクション異常を示す内容である場合(ST26)は、コネクション管理部12は通信機器通信部13に対してコネクションリフレッシュの要求を送信する(ST27)。
【0045】
図5は、オペレーションシステム1における通信機器通信部13の動作を示すフローチャートである。
図4のST22でコネクション管理部12から発せられたヘルスチェックの要求を受信した通信機器通信部13は(ST31)、通信機器2に対してヘルスチェックの要求を送信する(ST32)。このヘルスチェックの要求はソフトルート21を介して行なう。その後、通信機器通信部13は、ヘルスチェックの要求に対する応答であるヘルスチェックの結果を通信機器2から受信する(ST33)。その後、通信機器通信部13は、ヘルスチェックの結果をコネクション管理部12へ送信する(ST34)。
図6は、通信機器通信部13における図5の動作以外の動作を示すフローチャートである。
図4のST27でコネクション管理部12から発せられたコネクションリフレッシュの要求を受信した通信機器通信部13は(ST41)、通信機器2に対するコネクションを切断し(ST42)、更に通信機器2に対するコネクションの再確立を実施する(ST43)。これらにより、通信機器通信部13は、通信機器2とオペレーションシステム1の間のソフトルート21のコネクションをリフレッシュする。
【0046】
これらにより、本方法例によれば、複数の通信機器2を遠隔から集約的に監視・制御するオペレーションシステム1において、通信機器2とオペレーションシステム1とをTCP/IPを用いて接続しても、通信機器2とオペレーションシステム1の間のコネクション断を早期に検出することが可能となるので、オペレーションシステム1が通信機器2を監視・制御することが不能となる期間を最小限に抑えることが可能となる。
【0047】
以上、本発明の代表的なシステム装置例及び方法例について説明したが、本発明は、必ずしも上記した事項に限定されるものではない。本発明の目的を達し、下記する効果を奏する範囲において、適宜変更実施可能である。例えば、オペレーションシステム1としては、汎用計算機を用いて構成することが可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、オペレーションシステムと通信機器との間で、第1コネクション(ソフトルート)と第2コネクション(ハードルート)の2つのコネクションが確立して、第2コネクションを介して送信されるメッセージによって第1コネクションが切断されたことを認知するので、第1コネクションとしてTCP/IPを用いた場合であっても、その第1コネクションが切断されたことをリアルタイムで認識することが可能となり、オペレーションシステムが通信機器を監視・制御することが不能となる期間を最小限に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるシステム装置例の概念的構成ブロック図である。
【図2】同上の通信機器監視部11の動作を示すフローチャートである。
【図3】通信機器監視部11における他の動作を示すフローチャートである。
【図4】同上のコネクション管理部12の動作を示すフローチャートである。
【図5】同上の通信機器通信部13の動作を示すフローチャートである。
【図6】通信機器通信部13における他の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…オペレーションシステム
2…通信機器
11…通信機器監視部
12…コネクション管理部
13…通信機器通信部
21…ソフトルート
22…ハードルート

Claims (15)

  1. ネットワークを構成する複数の通信機器を所定の通信プロトコルを用いて通信してオペレーションシステムが管理する通信機器監視制御方法であって、
    前記オペレーションシステムと前記通信機器との間では、前記所定の通信プロトコルを用いる第1コネクションと当該所定の通信プロトコルを用いない第2コネクションとからなる2つのコネクションが確立されており、
    前記通信機器から送信されるメッセージであって、前記第2コネクションを介して送信されるメッセージによって、当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記第1コネクションが切断されたことを認知する、
    ことを特徴とする通信機器監視制御方法。
  2. 前記所定の通信プロトコルは、
    TCP/IPからなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信機器監視制御方法。
  3. 前記第1コネクションは、
    TCP/IPを用いて前記通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージ及び制御コマンドを通信する論理コネクションであるソフトルートからなり、
    前記第2コネクションは、
    TCP/IPを用いずに前記通信機器の特定の前記自律メッセージ及び特定制御コマンドを通信する論理コネクションであるハードルートからなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信機器監視制御方法。
  4. 前記通信機器から送信されるメッセージは、
    当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記ソフトルートが切断されたことを示すものであって前記ハードルート経由で送信されるメッセージである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信機器監視制御方法。
  5. 前記通信機器から送信されるメッセージは、
    当該通信機器が前記オペレーションシステムに自律的に送信する前記ソフトルート経由のメッセージが一定期間以上送信されていないことを示すメッセージである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信機器監視制御方法。
  6. 前記オペレーションシステムは、
    前記通信機器と当該オペレーションシステムの間の前記第1コネクションの切断を認知した場合は、当該第1コネクションの再接続を行ない、当該通信機器の監視を続ける、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の通信機器監視制御方法。
  7. ネットワークを構成する複数の通信機器につきTCP/IPを用いて通信して管理する通信機器監視制御方法であって、
    前記通信機器のハードルートから、当該通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージを受信して、当該自律メッセージの内容から当該通信機器とのコネクションが切断していることを判断する切断判断処理と、
    前記通信機器から発せられた前記自律メッセージを監視し、定期的に送られてくるべき当該自律メッセージが定期的に送られているか否かを判断するメッセージ判断処理と、
    当該メッセージ判断処理で定期的に送られてくるべき前記自律メッセージが定期的に送られていないと判断された場合に、当該通信機器に対してヘルスチェックの要求をして、コネクションが正常であるか否かを判断するコネクション判断処理と、
    前記切断判断処理及び前記コネクション判断処理のいずれかによってコネクションが正常ではないと判断された場合に、当該通信機器に対するコネクションを強制的に切断し、その後に再接続する再接続処理と、
    を順次一貫経由して実施してなる、
    ことを特徴とする通信機器監視制御方法。
  8. 前記通信機器の管理は、
    オペレーションシステムが行なうものであり、
    当該オペレーションシステムは、
    汎用計算機を有してなる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信機器監視制御方法。
  9. ネットワークを構成する複数の通信機器と、
    当該通信機器につきTCP/IPを用いて通信して監視及び制御するオペレーションシステムと、を有してなるアソシエーションリフレッシュシステム装置であって、
    前記オペレーションシステムと前記通信機器との間では、TCP/IPを用いる第1コネクションとTCP/IPを用いない第2コネクションとからなる2つのコネクションが確立されており、
    前記オペレーションシステムは、
    前記通信機器から送信されるメッセージであって、前記第2コネクションから送信されるメッセージによって、当該通信機器と当該オペレーションシステムの間の前記第1コネクションが切断されたことを認知する働きを有する、
    ことを特徴とするアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  10. 前記第1コネクションは、
    TCP/IPを用いて、前記通信機器が自律的に通知するメッセージである自律メッセージ及び制御コマンドを通信する論理コネクションであるソフトルートからなり、
    前記第2コネクションは、
    TCP/IPを用いずに、前記通信機器の特定の前記自律メッセージ及び特定制御コマンドを通信する論理コネクションであるハードルートからなる、
    ことを特徴とする請求項9に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  11. 前記通信機器から送信されるメッセージは、
    当該通信機器と前記オペレーションシステムの間の前記ソフトルートが切断されたことを示すものであって前記ハードルート経由で送信される第1メッセージと、
    当該通信機器が前記オペレーションシステムに自律的に送信する前記ソフトルート経由のメッセージが一定期間以上送信されていないことを示す第2メッセージと、
    の内の1つ以上からなる、
    ことを特徴とする請求項10に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  12. 前記オペレーションシステムは、
    前記通信機器と当該オペレーションシステムとの間のコネクションの切断を認知した場合は、当該通信機器に対するコネクションを切断し、当該コネクションの再接続を行ない、当該通信機器の監視を続ける働きを有する、
    ことを特徴とする請求項9、10又は11に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  13. 前記オペレーションシステムは、
    前記通信機器の警報状況を監視する通信機器監視部と、
    前記通信機器と当該オペレーションシステムとのコネクション状態を管理するコネクション管理部と、
    前記通信機器と当該オペレーションシステムとのコネクションの確立及び切断を実行する通信機器通信部と、を有してなり、
    前記第1コネクション及び前記第2コネクションは、
    前記通信機器と前記通信機器通信部との間で確立されており、
    前記通信機器監視部は、
    前記通信機器監視部によって受信されたメッセージが前記ハードルートを介して送られてきたメッセージであって、前記ソフトルートが切断されていることを示すメッセージである場合と、
    所定時間以上にわたって前記通信機器からソフトルートを介して所定のメッセージが前記通知されなかった場合と、の内のいずれか1以上になったときは、
    前記ソフトルートが切断されていると判断するものからなる、
    ことを特徴とする請求項9、10、11又は12に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  14. 前記コネクション管理部は、
    前記通信機器監視部が前記ソフトルートは切断されていると判断した場合に、前記通信機器通信部に対してヘルスチェックの要求を行ない、
    当該通信機器通信部からタイムアウト通知を受信した場合及びヘルスチェックの結果がコネクション異常を示す内容である旨の通知を受信した場合は、当該通信機器通信部に対してコネクションリフレッシュの要求をする仕組みからなる、ことを特徴とする請求項13に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
  15. 前記通信機器通信部は、
    前記コネクション管理部からヘルスチェックの要求を受けた場合は、前記通信機器に対してヘルスチェックの要求を送信し、
    当該ヘルスチェックの要求に対する応答であるヘルスチェックの結果を前記通信機器から受信し、
    当該ヘルスチェックの結果を前記コネクション管理部へ送る仕組みのものであって、
    前記コネクション管理部から発せられたコネクションリフレッシュの要求を受けた場合も、
    前記通信機器に対するコネクションを切断し、更に当該通信機器に対するコネクションの再確立を実施する仕組みをも有する、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のアソシエーションリフレッシュシステム装置。
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