JPH10229690A - 永久磁石形acサーボモータ駆動装置 - Google Patents

永久磁石形acサーボモータ駆動装置

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Publication number
JPH10229690A
JPH10229690A JP9047367A JP4736797A JPH10229690A JP H10229690 A JPH10229690 A JP H10229690A JP 9047367 A JP9047367 A JP 9047367A JP 4736797 A JP4736797 A JP 4736797A JP H10229690 A JPH10229690 A JP H10229690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
servo motor
torque
circuit
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9047367A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Shinohara
勝次 篠原
Yasuo Mieno
保男 三重野
Yoshitaka Sanenari
義孝 実成
Yoshitaka Azuma
義高 東
新京 ▲都▼
Shinkiyou Miyako
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP9047367A priority Critical patent/JPH10229690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子磁石の磁束分布の状況に関わらず、
励磁中の磁束分布が正弦波状としてトルクリップルを抑
制して回転精度を向上する。 【解決手段】サーボモータに電流を供給する3相の主回
路と、速度指令と前記サーボモータの回転速度を比較し
て前記サーボモータの速度を制御する速度制御器と、該
速度制御器の指令を受けて前記主回路の電流を制御する
電流制御部とを備え、回転子に永久磁石を含む前記サー
ボモータの速度を制御する永久磁石形ACサーボモータ
駆動装置において、前記サーボモータの回転速度から回
転位置を算出する位置検出回路と、回転子が1回転する
間のトルクが一定となる電流に対応する信号を回転子の
前記回転位置毎に格納したROMと、D/A変換器と、
乗算器とからなるトルク脈動補償回路を設け、前記サー
ボモータの回転位置に対応して前記電流制御部の入力信
号を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は回転子に永久磁石を備え
た永久磁石形ACサーボモータのトルク脈動を抑制する
永久磁石形ACサーボモータ駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ACサーボモータのトルクに脈動があれ
ばサーボ性能が低下し、駆動される機械に悪影響を及ぼ
すため、これまではモータ側と駆動装置側の双方でトル
ク脈動を低減するための工夫がされてきた。その工夫と
は、モータ側でトルク脈動を軽減する場合は、磁石セグ
メントの断面形状を周方向の厚みが正弦波状となるよう
にしたり、磁束分布が正弦波状となるように着磁したり
して、誘起電圧波形を正弦波に近づけるというものであ
った。また駆動装置側でトルク脈動を軽減する場合は、
例えば特開平7−123765号公報に示されているよ
うに、モータの各相の巻線に流す電機子電流の目標値
を、全ての相の誘起電圧の瞬時値の2乗和に反比例する
量と、各相の誘起電圧の瞬時値に比例する量、トルク目
標値から磁極位置に対応する所定値を減じた値に比例す
る量として演算器で演算し、電流調節器において、変流
器を介して得られる電機子電流の実際値を、先の演算器
の出力値に一致させるよう制御するというものであっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし前記のように、
ACサーボモータの界磁永久磁石の形状を正弦波状にし
たり正弦波着磁したりすると、磁石の総磁束が減少して
しまい結果としてトルクが低下するという欠点があっ
た。また特開平7−123765に開示された技術によ
ると、汎用性が高い3相ブリッジのインバータを使用す
ることができず、各相ごとに単相のインバータを必要と
することになるため、単相のインバータが3個必要とな
って駆動装置が大きくなり、価格も高くなるという問題
点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、サーボモータに電流を供給する3相の主
回路と、速度指令と前記サーボモータの回転速度を比較
して前記サーボモータの速度を制御する速度制御器と、
該速度制御器の指令を受けて前記主回路の電流を制御す
る電流制御部とを備え、回転子に永久磁石を含む前記サ
ーボモータの速度を制御する永久磁石形ACサーボモー
タ駆動装置において、前記サーボモータの回転速度から
回転位置を算出する位置検出回路と、回転子が1回転す
る間のトルクが一定となる電流に対応する信号を回転子
の前記回転位置毎に格納したROMと、D/A変換器
と、乗算器とからなるトルク脈動補償回路を設け、前記
サーボモータの回転位置に対応して前記電流制御部の入
力信号を補正することを特徴とするものである。 【0005】 【実施例】以下本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の永久磁石形ACサーボモータ駆動装
置が駆動するサーボモータの正断面の一例である。図に
おいて、1は軸受で回転可能に支持された回転子であ
り、その表面には磁石2が固着されている。3は図示し
ないフレームなどに取付けられた固定子であり、内周側
を周方向に等間隔のスロット4が18個設けられ、これ
によって形成された各ティースには図示しない巻線が巻
かれている。磁石2は円筒になっていて6極に着磁され
ており、1個の円筒であっても、円筒を6分割して瓦形
とした磁石を交互に異極となるよう6個組み合わせたも
のであってもよく、回転子1の表面に固着して円筒にな
っていればよい。ティース先端と磁石2の間の空隙部で
は、磁石2の磁束に固定子3の巻線に供給した電流によ
って生じる磁束が作用し回転子1が回転する。次に本発
明を適用した永久磁石形ACサーボモータ駆動装置につ
いて図2を用いて説明する。図において5はサーボモー
タ、51はサーボモータ5の回転を検出してパルス列を
発生する回転センサ、52はF/V変換器、53は回転
方向判別回路、54は回転指令と検出した回転信号を受
けて差をとり、位相補償して速度指令を出力する速度制
御器である。7は電流制御部であり、電流制御器71
と、電流検出器72、電流検出回路73、ゲート回路7
4とからなっており、6は3相の主回路である。8はト
ルク脈動補償回路であり、位置検出回路81と、ROM
82、D/Aコンバータ83、乗算器84からなってい
る。このような構成において、電流制御部7と3相の主
回路6とで電流制御ループが構成されており、電流検出
器72がサーボモータ5の3相の電流を検出すると、電
流検出回路73が電圧信号に変換し、電流制御器71が
トルク脈動補償回路8の電流指令とフィードバックした
電流検出回路73の信号を比較して位相補償する。電流
制御器71の指令を受けたゲート回路74はパルス信号
に変換して対応する3相の主回路6の各パワー素子にス
イッチング指令を与える。このようにして、トルク脈動
補償回路8の電流指令に応じた電流がモータ5に供給さ
れるのである。この電流制御ループと、サーボモータ
5、回転センサ51、F/V変換器52、回転方向判別
回路53、速度制御器54、トルク脈動補償回路8とで
速度制御ループをなしている。ここで、回転センサ51
がサーボモータ5の回転速度を検出すると、F/V変換
器52と回転方向判別回路53の働きで正回転か逆回転
かを判別する信号と、回転速度に対応する信号を出力す
る。回転方向判別回路53の信号を受けた速度制御器5
4は速度指令とその信号を比較して位相補償する。トル
ク脈動補償回路8では、位置検出回路81が回転センサ
51の信号と回転方向判別回路53の信号を受けると固
定子3に対する回転子1の回転角度位置に対応する信号
を出力し、この信号を受けた3つのROM82は角度に
対応して格納されたデータを払い出し、D/A変換器8
3を介して基準補正電流iU0、iV0、iW0を出力
する。そして、この3つの信号と速度制御器54の信号
を乗算して3相の電流指令を得るのである。このよう
に、サーボモータ5の回転を検出すると速度制御器54
が働いて位相補償し、3相毎に電流指令を与えるので、
サーボモータ5は速度指令に応じた速度で回転するので
ある。ここで、本発明の基礎となるトルク脈動を補償す
る原理について説明する。サーボモータ5のトルクは回
転子1の磁石2が作る磁束密度と、固定子3の励磁電流
の積で表わされる。そして回転子1の表面の磁束密度の
周方向分布と励磁電流が正弦波になっていればトルクは
脈動せず一定になる。しかし、前記磁束密度の分布が正
弦波に対して歪んでいれば、励磁電流が正弦波であって
もトルクに脈動が生じることになる。この場合、前記の
ようにトルクが回転子の磁束密度と励磁電流の積である
ため、励磁電流が、正弦波の磁束密度と歪みを含む磁束
密度の比を正弦波に乗じた波形となるようにすれば、そ
の積であるトルクは脈動がなく一定とすることができ
る。歪みを含む磁束密度は次のようにして測ることがで
きる。固定子3を励磁することなくサーボモータを自由
に回転すると、回転子1の表面に固着した磁石2の磁束
のため固定子3の巻線に誘起電圧が発生する。この誘起
電圧は磁束密度に比例しているのでこの誘起電圧を測る
ことによって間接的に磁束密度を測ることができるので
ある。そこで、回転子1の回転位置に対応して誘起電圧
を計測してROMに書き込んでおき、永久磁石形ACサ
ーボモータ駆動装置でサーボモータ5を駆動する時は回
転位置に同期して前記ROMの信号をD/A変換器でア
ナログ信号にして補正し、新たに電流指令とすれば脈動
のない一定のトルクを得ることができるのである。 【0006】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、回
転子に円筒の磁石を用いつつ脈動トルクを抑えることが
できるので、従来のように回転子の永久磁石の形状を正
弦波状にしたものに比べて、脈動トルクを抑えつつ大き
なトルクが得られるという効果がある。従ってサーボモ
ータの小形、高効率が可能となるほか、位置決め時間の
短縮ができたり、速度リップルも抑制する効果がある。
さらに汎用される3相インバータを用いることができる
ので小形で安価な装置を提供できる効果がある。 【0007】
【図面の簡単な説明】 【図1】永久磁石形ACサーボモータの正断面図の一部 【図2】本発明の永久磁石形ACサーボモータ駆動装置 1 回転子 2 磁石 3 固定子 4 スロット 5 サーボモータ 51 回転センサ 52 F/V変換器 53 回転方向判別回路 54 速度制御器 6 3相の主回路 7 電流制御部 71 電流制御器 72 電流検出器 73 電流検出回路 74 ゲート回路 8 トルク脈動補償回路 81 位置検出回路 82 ROM 83 D/A変換器 84 乗算器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サーボモータに電流を供給する3相の主回路と、 速度指令と前記サーボモータの回転速度を比較して前記
    サーボモータの速度を制御する速度制御器と、 該速度制御器の指令を受けて前記主回路の電流を制御す
    る電流制御部とを備え、回転子に永久磁石を含む前記サ
    ーボモータの速度を制御する永久磁石形ACサーボモー
    タ駆動装置において、 前記サーボモータの回転速度から回転位置を算出する位
    置検出回路と、 回転子が1回転する間のトルクが一定となる電流に対応
    する信号を回転子の前記回転位置毎に格納したROM
    と、 D/A変換器と、 乗算器とからなるトルク脈動補償回路を設け、前記サー
    ボモータの回転位置に対応して前記電流制御部の入力信
    号を補正することを特徴とする永久磁石形ACサーボモ
    ータ駆動装置。 【0001】
JP9047367A 1997-02-14 1997-02-14 永久磁石形acサーボモータ駆動装置 Pending JPH10229690A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9047367A JPH10229690A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 永久磁石形acサーボモータ駆動装置

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JP9047367A JPH10229690A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 永久磁石形acサーボモータ駆動装置

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JPH10229690A true JPH10229690A (ja) 1998-08-25

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ID=12773149

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JP9047367A Pending JPH10229690A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 永久磁石形acサーボモータ駆動装置

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