JPH01308184A - 移動体の速度制御方法 - Google Patents

移動体の速度制御方法

Info

Publication number
JPH01308184A
JPH01308184A JP63132753A JP13275388A JPH01308184A JP H01308184 A JPH01308184 A JP H01308184A JP 63132753 A JP63132753 A JP 63132753A JP 13275388 A JP13275388 A JP 13275388A JP H01308184 A JPH01308184 A JP H01308184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
moving object
command
sine
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63132753A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Tajima
文男 田島
Hiroshi Katayama
博 片山
Kunio Miyashita
邦夫 宮下
Seiichi Narishima
誠一 成島
Koichi Saito
幸一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63132753A priority Critical patent/JPH01308184A/ja
Priority to US07/310,197 priority patent/US4980617A/en
Priority to KR1019890002096A priority patent/KR930008780B1/ko
Publication of JPH01308184A publication Critical patent/JPH01308184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動体の速度制御方法に関し、特に運転時に速
度変動してはならない制御機器、例えばVTR用モータ
等に適用されて顕著な効果を発揮するものである。
〔従来の技術〕
VTR(ビデオテープレコーダ)用の駆動モータの速度
は一定であることが望まれている。速度変動(回転ムラ
、速度リシプル、トルクリップル)があると、画像が乱
れ、VTRとしての信頼性。
品位が著しく損なわれてしまう。
従来この種装置は直流モータを主として使用していたが
、近年では速度を自由に、しかも簡単に変えることがで
きるブラシレスモータを採用する例が増加している。
ブラシレスモータは機械的なブラシがないのでブラシや
コンミテータの摩耗あるいは摩耗粉による種々の問題点
が除去される反面、120度通電方式のブラシレスモー
タにおいては通電コイルの磁束叉交数が回転子の位置に
よって異なり、これに起因してlヘルクリップルが発生
し、運転時の回転ムラ(速度変動)となる。
今、駆動相のコイルの磁束叉交数を K(θ)(0は移動体の位置) とすると、 発生トルクは、 K (0) ■ (、Iはコイルに流す電流)となり、
電流が一定の場合、磁束叉交数と同じくK(0)に比例
してトルクリップルを発生する。
一方、回転体の回転位置に応じて電流を1/KOにする
例が特開昭55−79694号公報に開示されている。
この方法は、予め回転体の回転位置に対応した1/K(
θ)の情報をROM (Read 0nly Memo
ry)に記憶させておき、回転位置に対応したROMか
ら1/K (tlJ)の情報を得て、電流指令を1/K
(θ)・工τに補正することにより一定のトルクを得る
ものである。
又、コアを有するブラシレスモータではコギングトルク
によっても大きな回転むらが発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公開公報記載の発明において、磁束叉交数の変化K
(θ)は、永久磁石の着磁状態、コイルの配置や巻装状
態のバラツキによって変化するために、補正信号17K
(θ)を個々のモータにおいて正確に検知するのが困難
である。
更に、コア付きモータにあっては前記のコギングトルク
が発生するが、このコギングトルクの大きさや位相が着
磁のバラツキ、組立誤差により大きく変動するのでRO
Mの固定データに基づいてトルクリップル、速度変動を
完全に補正することは不可能である。
コギングトルク、トルクリップルが予め判らない場合は
、回転子の位置に対応して独立の速度制御用の積分項を
設け、回転子の位置に応じてこれらの積分項を順次切換
えてゆく学習制御の手法によりトルクリップルを押える
ことは可能である。
しかし、この手法によれば、周波数発電機FG(Fre
quency Generator)のパルス数に応じ
たランダムアクセスメモリRAM (Random A
ccessMemory)が必要であり、複雑かつ高価
になるという問題点を有している。
本発明は、制御対象物が変った場合でも簡単にトルクリ
ップル、速度変動を減じることができ、又、必要なRA
Mを最小限に押えた移動体の速度制御装置を得ることを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、種々の解決手段があるが、代表的なものと
して、例えば、移動体と、この移動体の移動速度を検出
する速度検出要素と、この速度検出要素から得られた速
度検出信号と外部から与えられた速度指令信号の関係か
ら適切な電流あるいは電圧指令を前記移動体に付与する
速度制御手段を具備するものにおいて、前記速度制御手
段は、指令速度に応じた大きさの電流あるいは電圧を付
与するドライバ(INV)と、前記速度検出要素からの
信号から速度を検出する速度検出回路(COUNT’)
と、前記速度指令信号と前記速度検出回路(COUNT
)から得られた速度信号を比較処理して適切に前記ドラ
イバ(INV)を駆動させるマイクロコンピュータ(M
C)とを含みかつ前記マイクロコンピュータは、比例、
積分等の速度制御を行うとともに、前記速度検出回路か
ら得られたLヶの速度情報より任意調波の回転ムこれら
の係数を指令正弦項係数、余弦項係数をOとして比例、
積分制御して、補正余弦項係数C1、補正余弦項係数D
Iを算出した後、合成信号E1をEt=Ct 5in−
i(flln+θt)+Dt cos−i(On+01
)なる式により算出して、電流指令ならびにトルク指令
を補正する構成とすることによって達成できる。
〔作用〕
前記構成で、速度ムラの中の任意の調波成分に対して、
正弦項と余弦項の別々に分けて演算し、かつ、その正弦
項係数、余弦項係数に比例積分制御を行った後、合成補
正信号を作ることによって計算式を容易にするとともに
、従来例で示した種種の欠点が克服でき、低トルクリッ
プルの移動体の制御装置を提供しうる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。
第1図は移動体をブラシレスモータとした速度制御装置
である。
Mは移動体になるモータで1回転内で周期的にトルク変
動、速度変動する。このモータMは回転形、直進形いず
れでもよく、更にブラシの有無は問わないが、ブラシレ
スの方が都合がよい。又、モータは負荷と結合され、負
荷との結合において速度変動するものも移動体と称する
。PSはモータMの特に回転子の位置を検出する磁極位
置検出器で、これはモータMの相電流を切換えるのに用
いられる。モータの内部構成については図示していない
が、ブラシレスモータは回転子の位置を電予約に検出し
、回転子の位置に応じて選択された二つの相巻線に電流
を流すよう通常構成されている。EはモータMの回転軸
に取付けたエンコーダ等から成る速度検出器である。速
度検出器はエンコーダの外に周波数発電機、タコジェネ
レータ。
パルスジェネレータ等が採用され得る。
INVはモータを駆動するドライバであるインバータで
通常6個のスイッチング素子で正、負それぞれ3個のア
ームを構成させ、選択された二つの相巻線に電流を流し
、又、その大きさを変えられるものである。ACRは自
動電流調整回路(Automatic−Current
 Regulator)で電流トランスCTで得られた
電流検出値を受けるよう構成している。MCはマイクロ
コンピュータで後述する機能をもつ。C0UNTは速度
検出回路で、実際はカウンタから構成されており、一定
のサンプリング時間で検出されたパルス数あるいはパル
ス間隔を検出することによって行なわれる。速度制御手
段Cは前記のマイクロコンピュータMC1自動電流調整
回路ACR、ドライバ(インバータ)INV。
速度検出回路C0UNTで主要部が構成される。
そして、速度検出回路C0UNTで得られた速度をマイ
クロコンピュータMCに伝え、磁極位置検出器PSから
の信号を同じくマイクロコンピュータMCとドライバI
NVに伝え、マイクロコンピュータMCは前記信号を処
理してドライバのスイッチング素子のオン、オフ制御と
、電流値の大きさを調整するように機能する。
マイクロコンピュータMCは第2図に示した内部機能を
有する。すなわち、演算部ALU、カウンタCNT、D
/AコンバータDAおよび記憶部MRYを具備している
。カウンタCNTはエンコーダEからのパルス信号の周
期を計り、これの逆数として速度を検出する。演算部A
LUではカウンタからの信号を受け、記憶部MRYのR
OMに記憶させている指令速度と比較し、速度誤差を算
出する。次いで、これによって算出された速度誤差に基
づき補正信号を作成する。そして、この補正信号を随時
記憶部MRYのRAMに記憶し、新規なデータに順次更
新する。更に、演算部ALUでは前記で検出された実際
のモータMの速度モードに内在している調波成分を検出
する要素を有している。又、この調波成分の検出は基本
波成分と特に1〜ルクリツプルを生じさせる例えば第3
次あるいは第5次調波成分等を対象にして行なうもので
ある。尚、前記カウンタCNTは外付けのものを示して
いるが、マイクロコンピュータMC内蔵のものでもよい
第3図は速度制御装置の具体化されたブロック図である
。この図において速度信号は、速度検出器(エンコーダ
)Eのパルス間隔に入る基準発振器(マイクロコンピュ
ータに内在するクロック又はカウンタ)のパルス数を数
え、これの逆値をとることによって検出され、これによ
って得られた速度信号n、はマイクロコンピュータに取
込まれる。マイクロコンピュータ内ではソフト的な処理
手法によって、速度指令n8と速度信号n!の差から速
度偏差信号neを算出し、比例・積分制御(P工制御)
処理後に新たな電流指令工、を出力する。電流制御系は
バー1くで構成され、速度指令=11− nsに基づいて与えられた電流指令Isと電流トランス
CTから得られた電流検出値工□とから電流誤差■eを
算出し、自動電流調整装置ACRを介してモータMに電
流を付与するように構成される。尚、第3図ではインバ
ータが省略されている。
これらの全体的な構成は従来知られているものであるが
、本発明は第3図破線枠で示した新規な補正信号発生手
段10を有する。つまり、速度信号nz、あるいは速度
偏差信号neに内在する任意の調波成分の正弦項係数と
余弦項係数を別に算出し、これを指令値を零としてPI
(比例、積分)制御を行った後、位置に対する正弦値な
らびに余弦値を算出して補正信号を作り、これを前記の
電流指令Isに加えるものである。図示では、1ケの調
波についての例で示したが、複数の調波成分に対して同
様の補正信号発生手段を持つと本発明の効果はさらに発
揮しうる。
第4図にモータMの1回転当りにおける速度変動状況を
示す。1回転当りのエンコーダEが発生するパルス数は
NKであり、速度検出のための演算は1パルス間隔にお
いて1回行なうものである。
速度n1はエンコーダEのそれぞれのパルス間隔に入る
マイクロコンピュータ内蔵の基準発振器のパルス数の逆
数で求めることができる。実際は速度検出のカウンタで
計測し、速度信号n、は第4図に表わされる。
一般に速度n!(θ)は次式に従ってそれぞれの周波数
成分に展開することができる。
n=1 ・(1) 但し、nQ・・・直流分、an・・・正弦の係数、 b
n・・・余弦の係数。
そして、任意の周波数成分に対するno I an g
bnの絶対値は次式で表わされる。
2 π −π 2 π −π 1回転当りnet個のパルスを発生するエンコーダEを
用いた第4図の例において、1回転にnIP P R(
Pulses Per Revolutjon)の速度
変動分は次式で求められる。
・・(5) ・・(6) 但し、N、・ 1回転当りのパルス数、nznn番目パ
ルスとn−1番目のパルス間の速度、更に、rz PP
Rの速度変動Nは次式で求められる。
・・(7) 第3図には1回転分について示しであるが、次の回転に
ついても同様の変動モードを示し、これを繰かえす。
計算の起点は回転子の基準位置である。基準位置はエン
コーダEによって与えられる基準信号、又は、ブラシレ
スモータの場合はホール素子によって与えられる回転子
の磁極位置検出信号を利用して検知するようにしている
。尚、直流機でエンコーダ等を用いないものにあっては
基準位置を別に設け、任意の位置を設定するように構成
してもよい。
前述の手法においては、正弦波あるいは余弦波情報を必
要とするが、これはROMに予め格納しておくことで対
処できる。又、後述のように、ブラシレスモータの各相
に流す電流を正弦波状に与えるドライブ方式を取入れて
いるものにおいては、ROM内に既に正弦波および余弦
波情報を有しているので、これをそのまま利用可能であ
る。
次に第4図および第5図に基づいてトルクリップルを押
え、速度リップルを除去する手法について説明する。こ
の図はトルクリップルが2つの周波数成分である場合を
示しているが、多数の周波数(調波)成分がある場合で
も同様の手法にてリップルを除去することができる。多
くの場合、速度リップル、1〜ルクリツプルには複数の
周波数(調波)成分を含んでいるので、それらの周波数
成分に対し、別個に対処することになる。
速度リップル(速度変動)は、前記エンコーダEから得
られた信号を式(5)ないしく7)に従って処理するこ
とにより、第4図(a)に示す波形として検出できる。
この速度リップルの零クロス点は計算開始位置である基
準位置HPより通常Onだけ遅れて発生する。実際は、
この零クロス点から1回転分の検出動作を始めるもので
ある。この速度リップルを発生させる原因であるトルク
リップルは第4図(b)のように速度リップルに対し逆
相で、Onl だけ進んだ波形である。これは、トルク
リップルがあってもモータの慣性等の影響で速度リップ
ルとして直ちに現われないことから理解される。このト
ルクリップルと逆相の第4図(c)に示す補正信号をト
ルク指令あるいは電流=16− 指令に加えることにより、トルクリップルを除去でき、
速度リップル(変動)を押えることができるものである
。前記111ntはサーボ系のゲイン、モータのイナー
シャ、トルクリップルの周波数等によって異なるが、低
周波数成分の場合は無視できる程度である。従って一般
には前記系のゲイン等を考慮してQnlを計算し与える
のが好ましいが、Oniが非常に小さい場合は、単に速
度リップルと逆相の補正信号を与えても相当の効果を期
待することが出来るし、あるいは低速・低周波数の場合
は満足すべき効果を達成することができる。
第5図に本発明の速度リップル低減の具体的手法を示し
ている。(a)はモータの実際の速度変動モードを示す
。(b)はそれぞれのパルス間で1回の速度検出を行な
うことを示している。(c)はそれぞれのパルス間隔毎
に求められた速度信号(電流信号)のデジタル的に階段
状になる。(d)は(c)の速度信号から求められた速
度信号の基本波成分(−吹成分)である。(e)は同じ
く(c)から求められた速度信号の第n吹成分である。
これらの(d)および(e)の調波成分は既知の周波数
分析器により簡単に求めることができる。このように調
波成分が求められるので(f)および(g)に示す補正
信号(電流)を加えることによりこれらの調波成分は相
殺され、消滅するので、これに起因する1−ルクリップ
ル(速度リップル)は消滅あるいは減じることができる
第6図はこれらの速度制御系をデジタル方式で構成する
一例を示す。一定速度で回転させねばならないVTR用
モータ等において速度制御を行う間隔はエンコーダある
いは周波数発電機FGから得られるパルス周期あるいは
その数倍の間隔で行うのが一般的である。前記第5図の
例はパルス周期と速度制御の周期を等しくした場合を示
すもので、Nh回目の速度制御のための計算に際しては
Nk−s回目のエンコーダあるいは周波数発電機の信号
周期の情報をテークとして使用する。一方、補正制御の
サンプリング周期は速度制御の周期より長くするのがよ
い。これは、速度制御のサンプリングN1ないしNh個
の速度情報に基づき、それぞれの速度制御の領域内で前
記式(5)ないしく7)に従って速度リップル(変動)
の位相と絶対値を算出し、Nkの後に新たな補正信号を
生成するものである。つまり、N工ないしN、の間は同
一の位相と絶対値として補正信号を作成するのが簡便で
ある。特に、この手法によれば、N1ないしNkの独立
した速度情報を独立して個々のRAM領域に格納する必
要がないので低周波数成分の場合においてはRAM容量
を大幅に低減できる。一方、内在する周波数成分が多い
場合、前記補正制御の周期はそれぞれの周波数成分毎に
変えた方がよい。
特に、高い周波数成分に対してはその周波数成分に補正
制御の周期を好ましい周期にすることにより、応答性が
著しく向上するので積極的に変えるべきである。
第7図は前述した本発明の手法をマイクロコンピュータ
によって実行するためのフローチャー1〜を示している
。図面を参照し説明すると、ステップ■および■で速度
指令n3および速度n、を取込み、ステップ■で前記取
り込まれた速度指令l9− nsと実際の速度n、から速度誤差n。を計算(ne 
=ns−nz) し、更にステップ■でP制御のための
比例項PをP ” K n eで計算する。次にステッ
プ■にて速度リップル(変動)の周波数成分の係数計算
を式(5)、 (6)に従って行ない、A N 5(n
)、BNI (n)を求める。このANl (n ) 
!BNt(n)は最終値ではなく途中経過の値である。
ステップ■では1回転まで計算したかどうかを判定し、
1回転までの計算が終了した場合、式5゜弐6の1’J
+t、n+ の除去を行って、ステップ■で速度リップ
ル(回転ムラ)正弦項線数A (n)、余弦項係数B 
(n)として記憶要素(RAM)に記録し、登録する。
一方、補正信号の正弦項線数C(n) 、余弦項係数D
 (n)は、前回の補正信号の正弦項線数C(n−1)
、余弦項係数D(n−1)、また指令の正弦項線数、余
弦項係数をOを使って、■で算出する。■においては、
前記の正弦項線数の位置に対する正弦値と、余弦項の位
置に対する余弦値をそれぞれ乗算した後加算して補正信
号とし、さらに比例項の値を加えて、電流指令として出
力する。これが本発明を実施するための一手法である。
なお、第7図は1回転の速度情報から補正信号を作る例
を示したが、本発明はこれに限定するものでなく、一般
にL個の速度情報(1回転のエンコーダ信号より多くて
も少なくても良い)から求めても十分本発明の効果は発
揮できる。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように、移動体と、この移動体の移動速
度を検出する速度検出要素と、この速度検出要素から得
られる速度検出信号と外部から付与した速度指令信号と
から指令された速度で移動体を移動させるために適切な
電流あるいは電圧を移動体に付与する速度制御手段とを
具備し、この速度制御手段は前記速度指令信号に応した
電流あるいは電圧を付与するドライバと、前記速度検出
要素から得られた信号に基づいて速度を検出する速度検
出回路と、これらの速度指令信号と速度検出回路から得
られた速度信号を比較処理して前記ドライバを適切に駆
動するマイクロコンピュータとを含むものにおいて、こ
のマイクロコンピュータは比例、積分の速度制御を実行
できる要素を含み、前記速度検出回路から得られる複数
個(L個)の速度情報に基づいて任意調波の回転ムラの
正弦項係数ANIを、 AN1=にΣVnsinl:In n=1 同しく回転ムラの余弦項係数BN1を、1+ BNI:にΣVncosθ。
n=] から算出し、これらの係数を指令正弦項係数および余弦
項係数を零として比例・積分制御して補正余弦項係数C
5および補正余弦項係数DIを算出し、これらの係数C
IおよびDI に角度に対する正弦値と余弦値をそれぞ
れ乗算し、これによって得られた両値を加算して補正信
号を作成し、この補正信号に応じて前記トライバを駆動
し、前記移動体を指令された速度に合うように運転する
方法としたので、移動速度変動あるいは回転ムラの小さ
い速度制御装置を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本ブロック図、第2図はマイクロコ
ンピュータの内部構造図、第3図は補正信号作成手段を
含む回路構成図、第4図はエンコーダ信号と速度信号の
関係を示す図、第5図は速度リップルの相殺手法を示す
図、第6図は周波数発電機からの信号をサンプリングす
る図、第7図は速度変動を低減するためのマイクロコン
ピュータの処理フローを示すものである。 M・・電動機、PS・ポジションセンサ、E・エンコー
ダ、C0UNT・・速度検出回路、MC・・マイクロコ
ンピュータ、ACR・・・自動電流調整回路、C・制御
装置、INV  インバータ、Is・電流指令。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、移動体と、この移動体の移動速度を検出する速度検
    出要素と、この速度検出要素から得られる速度検出信号
    と外部から付与した速度指令信号とから指令された速度
    で移動体を移動させるために適切な電流あるいは電圧を
    移動体に付与する速度制御手段とを具備し、この速度制
    御手段は前記速度指令信号に応じた電流あるいは電圧を
    付与するドライバと、前記速度検出要素から得られた信
    号に基づいて速度を検出する速度検出回路と、これらの
    速度指令信号と速度検出回路から得られた速度信号を比
    較処理して前記ドライバを適切に駆動するマイクロコン
    ピュータとを含むものにおいて、このマイクロコンピュ
    ータは比例、積分の速度制御を実行できる要素を含み、
    前記速度検出回路から得られる複数個(L個)の速度情
    報に基づいて任意調波の回転ムラの正弦項係数A_N_
    1を、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 同じく回転ムラの余弦項係数B_N_1を、▲数式、化
    学式、表等があります▼ から算出し、 これらの係数を指令正弦項係数および余弦項係数を零と
    して比例・積分制御して補正正弦項係数C_iおよび補
    正余弦項係数D_iを算出し、これらの係数C_iおよ
    びD_iに角度に対する正弦値と余弦値をそれぞれ乗算
    し、これによつて得られた両値を加算して補正信号を作
    成し、この補正信号に応じて前記ドライバを駆動し、前
    記移動体を指令された速度に合うように運転することを
    特徴とする移動体の速度制御方法。 2、前記特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、 ドライバはインバータで構成されることを特徴とする移
    動体の速度制御方法。 3、前記特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、 補正信号の数は複数であることを特徴とする移動体の速
    度制御装置。 4、前記特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、 移動体は正弦波電流にて駆動されるブラシレスモータで
    あつて、電流指令を与える正弦波情報を、補正信号を算
    出するための正弦波情報に用いることを特徴とする移動
    体の速度制御方法。 5、前記特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、 ドライバはインバータであり、速度検出回路はカウンタ
    であることを特徴とする移動体の速度制御装置。 6、前記特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、 速度検出回路はカウンタで構成され、移動体に設けられ
    たエンコーダのパルス周期の逆値から速度を検出し、こ
    の検出値に基づいて速度制御することを特徴とする移動
    体の速度制御方法。
JP63132753A 1988-02-24 1988-06-01 移動体の速度制御方法 Pending JPH01308184A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63132753A JPH01308184A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 移動体の速度制御方法
US07/310,197 US4980617A (en) 1988-02-24 1989-02-14 Speed control apparatus of movable equipment
KR1019890002096A KR930008780B1 (ko) 1988-02-24 1989-02-22 이동체의 속도제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63132753A JPH01308184A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 移動体の速度制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01308184A true JPH01308184A (ja) 1989-12-12

Family

ID=15088760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63132753A Pending JPH01308184A (ja) 1988-02-24 1988-06-01 移動体の速度制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01308184A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123827A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Canon Inc 記録装置及びキャリッジモータの制御方法
DE112017002279T5 (de) 2016-06-08 2019-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Drehzahlschätzungsvorrichtung für ac-motor, antriebsvorrichtung für ac-motor, kältemittelverdichter und kältekreislaufvorrichtung
WO2021144856A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 三菱電機株式会社 交流電動機の駆動装置、圧縮機駆動装置及び冷凍サイクル装置
DE112019007350T5 (de) 2019-05-20 2022-02-17 Mitsubishi Electric Corporation Motorantriebsvorrichtung, kompressorantriebssystem und kühlzyklussystem

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123827A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Canon Inc 記録装置及びキャリッジモータの制御方法
DE112017002279T5 (de) 2016-06-08 2019-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Drehzahlschätzungsvorrichtung für ac-motor, antriebsvorrichtung für ac-motor, kältemittelverdichter und kältekreislaufvorrichtung
US11098928B2 (en) 2016-06-08 2021-08-24 Mitsubishi Electric Corporation Speed estimation apparatus for AC motor, driving apparatus for AC motor, refrigerant compressor, and refrigeration cycle apparatus
DE112017002279B4 (de) 2016-06-08 2023-10-26 Mitsubishi Electric Corporation Drehzahlschätzungsvorrichtung für ac-motor, antriebsvorrichtung für ac-motor, kältemittelverdichter und kältekreislaufvorrichtung
DE112019007350T5 (de) 2019-05-20 2022-02-17 Mitsubishi Electric Corporation Motorantriebsvorrichtung, kompressorantriebssystem und kühlzyklussystem
US11682992B2 (en) 2019-05-20 2023-06-20 Mitsubishi Electric Corporation Motor drive device, compressor drive system, and refrigeration cycle system
WO2021144856A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 三菱電機株式会社 交流電動機の駆動装置、圧縮機駆動装置及び冷凍サイクル装置
JPWO2021144856A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22
US11705847B2 (en) 2020-01-14 2023-07-18 Mitsubishi Electric Corporation Drive device for AC motor, compressor drive device, and refrigeration cycle device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5023924A (en) Speed control apparatus for movable equipment
US5569994A (en) Method and apparatus for sensorless control of permanent-magnet synchronous motors
JP2548513B2 (ja) 永久磁石形モーターのトルクリップルを補整する装置および方法
KR930008780B1 (ko) 이동체의 속도제어장치
US6756753B1 (en) Sensorless control system and method for a permanent magnet rotating machine
EP1219015A1 (en) Low ripple permanent magnet motor control
CN100517946C (zh) 用于控制电机驱动的方法和装置
JP3344914B2 (ja) 3相モータの速度制御装置
US5589746A (en) Brushless motor speed control arrangement having derived common mode supply signal component
JPH01308184A (ja) 移動体の速度制御方法
JP5418769B2 (ja) ブラシレスモータの電気角推定方法およびブラシレスモータ
JPH02206382A (ja) トルク制御装置
KR0176469B1 (ko) 써보모터의 위상 오프셋 보정방법
JPH01218380A (ja) 移動体の速度制御装置
JPH0799952B2 (ja) 移動体の速度制御装置
JPH0226292A (ja) 移動体の速度制御装置
JPH03178590A (ja) ブラシレス同期電動機の制御装置
JP3557855B2 (ja) リラクタンスモータのトルク制御装置
JPH07303390A (ja) サーボモータシステム
JP3292797B2 (ja) モータ駆動制御装置
JPH07284286A (ja) サーボモータのトルクリップル補正方式
JP2017055637A (ja) モータの巻き線に生じる逆起電圧に基づきモータを制御するモータ制御装置
JPH02206381A (ja) デジタル制御装置
JP2003037989A (ja) Pmモータの自動位相調整装置
JPH01295688A (ja) 速度制御装置