JPH08196096A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH08196096A JPH08196096A JP7004212A JP421295A JPH08196096A JP H08196096 A JPH08196096 A JP H08196096A JP 7004212 A JP7004212 A JP 7004212A JP 421295 A JP421295 A JP 421295A JP H08196096 A JPH08196096 A JP H08196096A
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- inverter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ブラシレスDCモータ駆動用PW
M制御インバータ装置の電力効率を向上し、また比較的
簡単な制御方式で提供することを目的とする。 【構成】 インバータ通電角を120゜以上180゜未
満に設定する通電角制御手段を備えたブラシレスDCモ
ータ駆動用インバータ装置。
M制御インバータ装置の電力効率を向上し、また比較的
簡単な制御方式で提供することを目的とする。 【構成】 インバータ通電角を120゜以上180゜未
満に設定する通電角制御手段を備えたブラシレスDCモ
ータ駆動用インバータ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置の電力
効率を向上できるPWM制御インバータ装置の制御方式
に関するものである。
効率を向上できるPWM制御インバータ装置の制御方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスDCモータ(以降、単
にモータと表記)の駆動用インバータ装置の制御法の代
表的な一例を図面とともに示す。図5にインバータ回路
を、図6(a)に制御回路のブロック図を、図6(b)
にスイッチング素子22〜27のON−OFF波形28
〜213を示す。図中のTu+の意味は上アームのU相
スイッチング素子を、Tu-は下アームのU相スイッチ
ング素子を意味する。Tv+・Tv-なども同様な考え方
である。また、図6(b)のスイッチングパターン波形
では、HIレベルをスイッチング素子ONとしている。
にモータと表記)の駆動用インバータ装置の制御法の代
表的な一例を図面とともに示す。図5にインバータ回路
を、図6(a)に制御回路のブロック図を、図6(b)
にスイッチング素子22〜27のON−OFF波形28
〜213を示す。図中のTu+の意味は上アームのU相
スイッチング素子を、Tu-は下アームのU相スイッチ
ング素子を意味する。Tv+・Tv-なども同様な考え方
である。また、図6(b)のスイッチングパターン波形
では、HIレベルをスイッチング素子ONとしている。
【0003】図6(b)に示すとうり、下アーム(25
〜27の素子)は120゜通電制御、上アーム(22〜
24の素子)は、通常120゜通電制御に等幅PWM制
御(PWMデューティ比0〜100%)を使用する。も
しくは、上アームと下アームの制御法を入れ換えても良
いし、双方にPWM制御を付加してもよい。PWMデュ
ーティ比の設定は、図6(a)の制御ブロックで行われ
る。モータ電圧検出手段11によりモータ電圧を検出
し、運転周波数検出手段12によりモータの運転周波数
を演算する。また、位相角検出手段16でモータ電圧位
相角を検出する。PWMデューティ比制御手段14にお
いては、あらかじめ設定した運転周波数になるようにP
WMデューティ比を調節すると同時に、TrをON−O
FFする位相タイミングを決定する。Tr(トランジス
タ)駆動手段15によりTrを駆動する。
〜27の素子)は120゜通電制御、上アーム(22〜
24の素子)は、通常120゜通電制御に等幅PWM制
御(PWMデューティ比0〜100%)を使用する。も
しくは、上アームと下アームの制御法を入れ換えても良
いし、双方にPWM制御を付加してもよい。PWMデュ
ーティ比の設定は、図6(a)の制御ブロックで行われ
る。モータ電圧検出手段11によりモータ電圧を検出
し、運転周波数検出手段12によりモータの運転周波数
を演算する。また、位相角検出手段16でモータ電圧位
相角を検出する。PWMデューティ比制御手段14にお
いては、あらかじめ設定した運転周波数になるようにP
WMデューティ比を調節すると同時に、TrをON−O
FFする位相タイミングを決定する。Tr(トランジス
タ)駆動手段15によりTrを駆動する。
【0004】インバータ駆動時の、モータを流れる電流
は図7(a)のようになる。電流波形が矩形状となるの
で、基本波に対して5次・7次・11次…倍の奇数次高
調波電流が多い。
は図7(a)のようになる。電流波形が矩形状となるの
で、基本波に対して5次・7次・11次…倍の奇数次高
調波電流が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
流により、モータの巻線鉄心の鉄損が増加しモータ駆動
効率が低下するというデメリットがあった。また、モー
タ電流を正弦波にするため、不等幅PWM制御を適用し
た180゜通電方式も存在する。しかし、モータの磁極
位置を検出する位置センサを省略した制御系を構成しよ
うとすると、制御演算が複雑になり、コストも増大する
問題がある。また、インバータ上下アームの短絡防止手
段も設ける必要もあるため、余分な制御手段を構成しな
ければならない課題があった。
流により、モータの巻線鉄心の鉄損が増加しモータ駆動
効率が低下するというデメリットがあった。また、モー
タ電流を正弦波にするため、不等幅PWM制御を適用し
た180゜通電方式も存在する。しかし、モータの磁極
位置を検出する位置センサを省略した制御系を構成しよ
うとすると、制御演算が複雑になり、コストも増大する
問題がある。また、インバータ上下アームの短絡防止手
段も設ける必要もあるため、余分な制御手段を構成しな
ければならない課題があった。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の欠点を
除き、インバータ装置の電力効率を向上できるPWM制
御インバータ装置を、比較的簡単な制御方式で提供しよ
うとするものである。また、120゜通電型インバータ
とほぼ同様な制御手段により構成しようとするものであ
る。
除き、インバータ装置の電力効率を向上できるPWM制
御インバータ装置を、比較的簡単な制御方式で提供しよ
うとするものである。また、120゜通電型インバータ
とほぼ同様な制御手段により構成しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブラシレスD
Cモータに可変周波数の交流電力を供給するインバータ
装置において、インバータ通電角を120゜以上180
゜未満に設定する通電角制御手段を備えることを特徴と
したものである。
Cモータに可変周波数の交流電力を供給するインバータ
装置において、インバータ通電角を120゜以上180
゜未満に設定する通電角制御手段を備えることを特徴と
したものである。
【0008】また、本発明は、通電角制御手段におい
て、インバータ通電角を140゜以上160゜未満に設
定することを特徴としたものである。
て、インバータ通電角を140゜以上160゜未満に設
定することを特徴としたものである。
【0009】また、本発明は、インバータ装置におい
て、等幅PWM制御を行うことを特徴としたものであ
る。
て、等幅PWM制御を行うことを特徴としたものであ
る。
【0010】また、本発明は、インバータ装置におい
て、ブラシレスDCモータの運転周波数に応じ、インバ
ータ通電角を設定することを特徴としたものである。
て、ブラシレスDCモータの運転周波数に応じ、インバ
ータ通電角を設定することを特徴としたものである。
【0011】また、本発明は、インバータ装置におい
て、ブラシレスDCモータの運転負荷に応じ、インバー
タ通電角を設定することを特徴としたものである。
て、ブラシレスDCモータの運転負荷に応じ、インバー
タ通電角を設定することを特徴としたものである。
【0012】また、本発明は、インバータ装置におい
て、ブラシレスDCモータの誘起電圧に対するインバー
タ通電角の位相を補正する制御手段を持つことを特徴と
したものである。
て、ブラシレスDCモータの誘起電圧に対するインバー
タ通電角の位相を補正する制御手段を持つことを特徴と
したものである。
【0013】
【作用】本発明は、インバータ装置の電力効率を向上で
きるPWM制御インバータ装置を、比較的簡単な制御方
式で提供する。また、120゜通電型インバータとほぼ
同様な制御手段により構成し、コストUPを抑えつつ製
品の電力効率を向上する。
きるPWM制御インバータ装置を、比較的簡単な制御方
式で提供する。また、120゜通電型インバータとほぼ
同様な制御手段により構成し、コストUPを抑えつつ製
品の電力効率を向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示すものであ
り、(a)に制御ブロックを、(b)にスイッチング素
子のパターン波形17〜112を示す。なお、インバー
タ回路は図5に示したものと同等である。
り、(a)に制御ブロックを、(b)にスイッチング素
子のパターン波形17〜112を示す。なお、インバー
タ回路は図5に示したものと同等である。
【0016】図1(b)中のTu+の意味は上アームの
U相スイッチング素子を、Tu-は下アームのU相スイ
ッチング素子を意味する。Tv+・Tv-なども同様な考
え方である。また、HIレベルをスイッチング素子ON
としている。
U相スイッチング素子を、Tu-は下アームのU相スイ
ッチング素子を意味する。Tv+・Tv-なども同様な考
え方である。また、HIレベルをスイッチング素子ON
としている。
【0017】本発明の要するところは、一周期のインバ
ータ通電角(以降単に通電角と表記)を120゜以上1
80゜未満に設定することにより、モータの電流波形を
正弦波状に近づけようとするものである。こうすること
により、モータの基本波以外の高調波電流を低減し、モ
ータ駆動効率を向上させ、製品の電力効率を向上する。
特に、140゜以上160゜未満に設定すれば、モータ
の磁極位置検出手段を設けることなく、モータ電圧から
磁極位置を検知でき、ブラシレスDCモータのセンサレ
ス駆動系を構築できるとともに、電力効率を高めること
も可能である。さらに、等幅PWM方式のまま本発明の
効果を発揮することができるため、モータを駆動する制
御回路も格段に簡単な構成になる。なお、通電角は、磁
極位置を検知可能な範囲において180゜まで拡張でき
るが、インバータのフィードバックダイオード(FR
D)を流れる回生電流によるモータ電流のテール等を考
慮して、160゜未満が望ましい。
ータ通電角(以降単に通電角と表記)を120゜以上1
80゜未満に設定することにより、モータの電流波形を
正弦波状に近づけようとするものである。こうすること
により、モータの基本波以外の高調波電流を低減し、モ
ータ駆動効率を向上させ、製品の電力効率を向上する。
特に、140゜以上160゜未満に設定すれば、モータ
の磁極位置検出手段を設けることなく、モータ電圧から
磁極位置を検知でき、ブラシレスDCモータのセンサレ
ス駆動系を構築できるとともに、電力効率を高めること
も可能である。さらに、等幅PWM方式のまま本発明の
効果を発揮することができるため、モータを駆動する制
御回路も格段に簡単な構成になる。なお、通電角は、磁
極位置を検知可能な範囲において180゜まで拡張でき
るが、インバータのフィードバックダイオード(FR
D)を流れる回生電流によるモータ電流のテール等を考
慮して、160゜未満が望ましい。
【0018】図2(a)に本発明の制御方式によるモー
タ電流波形(U相)と、図2(b)にそのFFT波形を
示す。図7(a),(b)と比較して、電流波形は正弦
波状に近づき、FFT波形解析結果も高調波電流成分が
減少することを示している。なお、図2(a),(b)
は、通電角をおよそ160゜としたものである。この時
のTr駆動波形が図1(b)である。図6(b)と比較
して、通電角を約40゜拡張(160゜通電)したもの
で、上アームTr(22〜24)にのみ等幅PWMを重
畳させている。PWM方式として、不等幅PWMも考え
られ、この方式でも正弦波状にする効果はある。
タ電流波形(U相)と、図2(b)にそのFFT波形を
示す。図7(a),(b)と比較して、電流波形は正弦
波状に近づき、FFT波形解析結果も高調波電流成分が
減少することを示している。なお、図2(a),(b)
は、通電角をおよそ160゜としたものである。この時
のTr駆動波形が図1(b)である。図6(b)と比較
して、通電角を約40゜拡張(160゜通電)したもの
で、上アームTr(22〜24)にのみ等幅PWMを重
畳させている。PWM方式として、不等幅PWMも考え
られ、この方式でも正弦波状にする効果はある。
【0019】また説明図では、下アームをPAM通電、
上アームを等幅PWM通電としているが、上アームと下
アームの通電法を入れ換えても、両アームにPWMを加
えても何等原理上差し支えない。
上アームを等幅PWM通電としているが、上アームと下
アームの通電法を入れ換えても、両アームにPWMを加
えても何等原理上差し支えない。
【0020】本発明の制御ブロック(図1(a))を説
明する。従来方式との相違は、通電角制御手段13を付
加することにある。その他の制御理論は、従来例を踏襲
している。通電角制御手段13は、モータ電圧検出手段
11の情報より求められたモータ回転数(運転周波数検
出手段12)に応じた通電角を決定する。通電角決定で
は、あらかじめメモリ等にストアされた値を読み出す方
法が一般的である。もちろん、マイコンによりリアルタ
イム演算を行うのもよい。こうして得られた通電角情報
をPWMデューティ比制御手段14に出力する。磁極位
置の情報(位相角検出手段16)により、Trを駆動す
る位相タイミングを決定し、PWM重畳されてTr駆動
手段15に出力する。
明する。従来方式との相違は、通電角制御手段13を付
加することにある。その他の制御理論は、従来例を踏襲
している。通電角制御手段13は、モータ電圧検出手段
11の情報より求められたモータ回転数(運転周波数検
出手段12)に応じた通電角を決定する。通電角決定で
は、あらかじめメモリ等にストアされた値を読み出す方
法が一般的である。もちろん、マイコンによりリアルタ
イム演算を行うのもよい。こうして得られた通電角情報
をPWMデューティ比制御手段14に出力する。磁極位
置の情報(位相角検出手段16)により、Trを駆動す
る位相タイミングを決定し、PWM重畳されてTr駆動
手段15に出力する。
【0021】図3は、前述のTr駆動位相タイミングを
可変もしくは補正する位相角補正手段41を付加したも
のである。位相角補正手段41の効果は、モータ電圧と
モータ電流の位相を自由に設定することができる。モー
タ電流を図7(a)、通常時のモータ電圧を図3(b)
の42と定義する。位相角補正手段41を加えた場合
は、補正量の正負に応じ43、44のようなモータ電圧
波形となり、電圧・電流の位相差を自在に変化すること
を可能にする。これは、モータ電圧から磁極位置を求め
た時の推定位置誤差を補正するためで、運転周波数・負
荷状態に応じた補正量を演算(あるいはメモリ読み出
し)し、位相角検出手段16の値を補正し、PWMデュ
ーティ比制御手段14に出力する。負荷状態は、運転周
波数とPWMデューティ比から求めれる。すなわち、運
転周波数をパラメータとして、基準負荷時のPWMデュ
ーティ比をあらかじめメモリ等に1次元ストアしてお
き、それと実際のPWMデューティ比を比較すれば、負
荷の重さを判定できる。あるいは、負荷もパラメータと
して、PWMデューティ比を2次元ストアしてもよい。
あるいは、モータ電流を電流検出器などで検出すれば、
さらに精度よく負荷状態を定量化できる。このような位
相角補正制御を行うことにより、モータの磁束利用率が
高まり、さらに効率向上を狙える。
可変もしくは補正する位相角補正手段41を付加したも
のである。位相角補正手段41の効果は、モータ電圧と
モータ電流の位相を自由に設定することができる。モー
タ電流を図7(a)、通常時のモータ電圧を図3(b)
の42と定義する。位相角補正手段41を加えた場合
は、補正量の正負に応じ43、44のようなモータ電圧
波形となり、電圧・電流の位相差を自在に変化すること
を可能にする。これは、モータ電圧から磁極位置を求め
た時の推定位置誤差を補正するためで、運転周波数・負
荷状態に応じた補正量を演算(あるいはメモリ読み出
し)し、位相角検出手段16の値を補正し、PWMデュ
ーティ比制御手段14に出力する。負荷状態は、運転周
波数とPWMデューティ比から求めれる。すなわち、運
転周波数をパラメータとして、基準負荷時のPWMデュ
ーティ比をあらかじめメモリ等に1次元ストアしてお
き、それと実際のPWMデューティ比を比較すれば、負
荷の重さを判定できる。あるいは、負荷もパラメータと
して、PWMデューティ比を2次元ストアしてもよい。
あるいは、モータ電流を電流検出器などで検出すれば、
さらに精度よく負荷状態を定量化できる。このような位
相角補正制御を行うことにより、モータの磁束利用率が
高まり、さらに効率向上を狙える。
【0022】図4は本発明において、モータ電流(DC
電流)検出手段51を付加したものである。この手段の
付加により、モータ電流情報を通電角制御手段13に出
力する。モータ電流の大小と運転周波数に応じて、通電
角を設定することでより正弦波状に近いモータ電流を得
ることができる。なお、DC電流を検出した場合、PW
Mデューティ比を用いてモータ電流に換算することが可
能である。
電流)検出手段51を付加したものである。この手段の
付加により、モータ電流情報を通電角制御手段13に出
力する。モータ電流の大小と運転周波数に応じて、通電
角を設定することでより正弦波状に近いモータ電流を得
ることができる。なお、DC電流を検出した場合、PW
Mデューティ比を用いてモータ電流に換算することが可
能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシレスDCモータ
に可変周波数の交流電力を供給するインバータ装置おい
て、インバータ通電角を120゜以上180゜未満に設
定することで、モータ電流波形を正弦波状に近づけるこ
とができるため、モータの電気的・磁気的損失が減少
し、装置全体の電力効率を向上できる。
に可変周波数の交流電力を供給するインバータ装置おい
て、インバータ通電角を120゜以上180゜未満に設
定することで、モータ電流波形を正弦波状に近づけるこ
とができるため、モータの電気的・磁気的損失が減少
し、装置全体の電力効率を向上できる。
【0024】また、本発明によれば、インバータ通電角
を140゜以上160゜未満に設定することで、ホール
素子などのモータ磁極位置検出器を付加しないインバー
タ構成を可能にし、かつ装置の電力効率を向上できる。
を140゜以上160゜未満に設定することで、ホール
素子などのモータ磁極位置検出器を付加しないインバー
タ構成を可能にし、かつ装置の電力効率を向上できる。
【0025】また、本発明によれば、等幅PWM制御を
行うことにより、制御回路構成を格段に容易にし、ま
た、モータ電流も正弦波状に近づく。
行うことにより、制御回路構成を格段に容易にし、ま
た、モータ電流も正弦波状に近づく。
【0026】また、本発明によれば、ブラシレスDCモ
ータの運転周波数に応じたインバータ通電角を設定する
ことで、各運転周波数ごとにより最適な通電角でモータ
駆動を可能にし、効率の最適ポイントを確保できる。
ータの運転周波数に応じたインバータ通電角を設定する
ことで、各運転周波数ごとにより最適な通電角でモータ
駆動を可能にし、効率の最適ポイントを確保できる。
【0027】また、本発明によれば、ブラシレスDCモ
ータの運転負荷に応じたインバータ通電角を設定するこ
とで、運転負荷の変化にも最適な通電角でモータ駆動を
可能にし、効率の最適ポイントを確保できる。
ータの運転負荷に応じたインバータ通電角を設定するこ
とで、運転負荷の変化にも最適な通電角でモータ駆動を
可能にし、効率の最適ポイントを確保できる。
【0028】また、本発明によれば、ブラシレスDCモ
ータの誘起電圧に対するインバータ通電角の位相を補正
することにより、モータ電圧から磁極位置を求めた時の
推定位置誤差の影響を少なくでき、電力効率の低下を防
止できる。
ータの誘起電圧に対するインバータ通電角の位相を補正
することにより、モータ電圧から磁極位置を求めた時の
推定位置誤差の影響を少なくでき、電力効率の低下を防
止できる。
【図1】(a)は本発明の制御ブロック構成図 (b)は本発明のTr ON−OFF波形図
【図2】(a)は本発明の電流波形図 (b)は本発明のFFT波形図
【図3】(a)は本発明の制御ブロック構成図 (b)は図4(a)の説明図 (c)は図4(a)の説明図
【図4】本発明の制御ブロック構成図
【図5】従来のインバータ回路図
【図6】(a)は従来のTr ON−OFF波形図 (b)は従来の制御ブロック構成図
【図7】(a)は従来方式の電流波形図 (b)は従来方式のFFT波形図
11 モータ電圧検出手段 12 運転周波数検出手段 13 通電角制御手段 14 PWMデューティ比制御手段 15 Tr駆動手段 16 位相角検出手段 17〜112 各相のスイッチング波形 21 定電圧源 22〜27 スイッチング素子 28〜213 各相のスイッチング波形 41 位相角補正手段 42 通常時の誘起電圧 43 誘起電圧の位相遅れ 44 誘起電圧の位相進み 51 モータ電流(DC電流)検出手段
Claims (6)
- 【請求項1】ブラシレスDCモータに可変周波数の交流
電力を供給するインバータ装置において、インバータ通
電角を120゜以上180゜未満に設定する通電角制御
手段を備えることを特徴としたインバータ装置。 - 【請求項2】インバータ通電角を140゜以上160゜
未満に設定することを特徴とした請求項1記載のインバ
ータ装置。 - 【請求項3】等幅PWM制御を行うことを特徴とした請
求項1記載のインバータ装置。 - 【請求項4】ブラシレスDCモータの運転周波数に応
じ、インバータ通電角を設定することを特徴とした請求
項1記載のインバータ装置。 - 【請求項5】ブラシレスDCモータの運転負荷に応じ、
インバータ通電角を設定することを特徴とした請求項1
記載のインバータ装置。 - 【請求項6】ブラシレスDCモータの誘起電圧に対する
インバータ通電角の位相を補正する制御手段を持つこと
を特徴とした請求項1記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004212A JPH08196096A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004212A JPH08196096A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196096A true JPH08196096A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11578326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004212A Pending JPH08196096A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196096A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001157491A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Hitachi Ltd | 超高速永久磁石式回転電機システム |
JP2004266904A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータの運転制御装置 |
JP2007228768A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | モータ駆動装置,モータ駆動方法、及び電動ブレーキ装置 |
JP2010233415A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Panasonic Corp | モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫 |
CN102780383A (zh) * | 2012-07-18 | 2012-11-14 | 华为技术有限公司 | 一种晶闸管驱动方法及装置 |
JP2014007855A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Disco Abrasive Syst Ltd | ブラシレスdcモータの駆動方法 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7004212A patent/JPH08196096A/ja active Pending
Cited By (7)
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