JPH10229615A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

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Publication number
JPH10229615A
JPH10229615A JP9029922A JP2992297A JPH10229615A JP H10229615 A JPH10229615 A JP H10229615A JP 9029922 A JP9029922 A JP 9029922A JP 2992297 A JP2992297 A JP 2992297A JP H10229615 A JPH10229615 A JP H10229615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
tank
insulating
circuit breaker
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP9029922A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Nakanishi
良一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP9029922A priority Critical patent/JPH10229615A/ja
Publication of JPH10229615A publication Critical patent/JPH10229615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • H01H2033/6665Details concerning the mounting or supporting of the individual vacuum bottles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空インタラプタの交換が容易に行える遮断
器を提供する。 【解決手段】 絶縁材料からなる略有底筒形状のケース
29の内部に一対の真空インタラプタ30を並列に並べ
て収容し、ケース29の底部を気密に貫通するとともに
ケース29と一体にモールドされた一対の主回路導体3
4に個別に接続した端子31に固定リード棒30aを接
続する一方、夫々の可動リード棒30bが摺動自在に貫
通する接続導体35をボルト38を介してケース29に
結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮断器に関し、真空
インタラプタの交換作業が容易にできるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の遮断器を用いたガス絶縁開閉装置
の構造を図5に示す。図のように、気密に形成されると
ともに絶縁ガスが充填されたタンク4とタンク1とが設
けられる。タンク4は、ユニット4aとユニット4bと
を一点鎖線の位置で結合して構成されている。タンク4
内には真空インタラプタを内蔵した遮断器5が収容さ
れ、ケーブルヘッド7が断路器6を介して遮断器5に接
続される一方、タンク1内の母線3が断路器2を介して
遮断器5に接続されている。ケーブルヘッド7は、ケー
ブル8を介して電力送り出し用の変電所9に接続され、
ケーブル8には開閉器10と断路器11とが接続されて
いる。
【0003】斯かるガス絶縁開閉装置において、遮断器
5を構成する図示しない真空インタラプタを交換するに
は、変電所9の開閉器10を開にしてタンク4内の絶縁
ガスを抜き取ったのちにタンク4内から遮断器5を取り
外し、遮断器5内の真空インタラプタを新しいものに交
換し、前記と逆の手順で遮断器5をタンク4内に組み込
む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大きなタン
ク4内の絶縁ガスを抜いてタンク4を分解したのちに遮
断器5を取り出さねばならないため、真空インタラプタ
の交換のための作業が面倒である。また、真空インタラ
プタの交換の際にはタンク4内の絶縁ガスを全て抜き取
るため、電気設備として使用できない。
【0005】そこで本発明は、斯かる課題を解決した遮
断器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る遮断器の構成は、絶縁材料により形
成された略有底筒形状のケースの内部に、一対の真空イ
ンタラプタを、固定リード棒がケースの底部側となるよ
うに並列に並べて収容し、ケースの底部を気密に貫通す
るとともにケースの内側で夫々の固定リード棒と個別に
導通する端子を設ける一方、対となる真空インタラプタ
の可動リード棒を夫々摺動自在に挿通した挿通孔を有す
る接続導体を着脱自在にケースの内面に結合し、夫々の
真空インタラプタと接続導体との間には圧縮ばねを設
け、絶縁ガスが充填されたタンクの開口部を前記ケース
で閉塞し、前記ケースがタンクの内部に位置するととも
に前記ケースの内部がタンクの外部へ開口する状態でタ
ンクに取り付け得るようにし前記ケースの外周面に一対
の主回路導体を設け、夫々の主回路導体を前記端子に個
別に接続するとともに、主回路導体から端子までを絶縁
材料で前記ケースと一体にモールドしたことを特徴と
し、請求項2に係る遮断器の構成は、前記端子をモール
ドすることによって前記ケースの外部底面に絶縁支持部
を形成し、当該絶縁支持部にはタップ穴を有する固定用
インサートを埋設したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0008】本発明による遮断器を設けたガス絶縁開閉
装置の構成を、図1に示す。図のように、機器タンク1
3の上部中央に接続タンク14が接続され、接続タンク
14の右側には三相絶縁スペーサ17を介して母線タン
ク15が接続されている。16は接続タンク14の左側
の開口部を塞ぐ蓋である。これらの3つのタンクは、ガ
スシール用パッキン,ボルトを介して相互に結合されて
いる。
【0009】機器タンク13内には遮断器18と、ケー
ブルを接続するためのケーブルヘッド19とが設けら
れ、ケーブルヘッド19は主回路導体20,接地開閉器
21,断路器22を介して遮断器18に接続されてい
る。一方、母線タンク15内には母線24が収容され、
母線24は断路器25,主回路導体26を介して遮断器
18に接続されている。機器タンク13の外部には操作
手段28が設けられ、操作手段28は遮断器18に連動
連結されている。
【0010】次に、遮断器18の構成を詳細に説明す
る。図3に示すように、一対の真空インタラプタ30を
収容するためのケース29が設けられる。ケース29は
絶縁材料により略有底筒形状に形成したものであり、ケ
ース29の内部を上下に仕切るための仕切部29aと、
ケース29を機器タンク13に取り付けるためのフラン
ジ部29bとを有する。ケース29内の仕切部29aの
上下には一対の真空インタラプタ30が、その固定リー
ド棒30aを底部に対向させた状態で収容されている。
【0011】ケース29の底部には、底部を気密に貫通
する一対の端子31が設けられ、端子31の内端部には
嵌合穴32が形成されるとともに、嵌合穴32にはマル
チコンタクト33を介して固定リード棒30aが嵌合さ
れている。ケース29の外周面であって相互に180°
をなす位置には一対の主回路導体34が配置され、主回
路導体34は端子31に個別に接続されている。そし
て、端子31,主回路導体34は、絶縁材料によりケー
ス29と一体にモールドされ、ケース29の外部底面に
は絶縁支持部27が形成され、絶縁支持部27に固定用
インサート23が埋設されている。上部の端子31は主
回路導体34を介して前記主回路導体26に結合される
一方、下部の端子31は主回路導体34を介して前記主
回路導体20に結合されている。このほか、上下に長い
主回路導体20の中間部が図示しないボルトを介して、
絶縁支持部27の固定用インサート23に結合され支持
されている。
【0012】真空インタラプタ30の可動リード棒30
bどうしを接続するために接続導体35が設けられる。
接続導体35には一対の挿通孔が形成されるとともに夫
々の挿通孔には集電コンタクト36を介して摺動自在に
可動リード棒30bが挿通されている。ケース29にお
ける仕切部29aの右端には取付金具37が埋設されて
おり、接続導体35の中央部がボルト38を介して着脱
自在に取付金具37に結合されている。そして、真空イ
ンタラプタ30が動かないように拘束するため、夫々の
真空インタラプタ30と接続導体35との間には圧縮ば
ね39が設けられている。
【0013】図2に示すように、機器タンク13には開
口部13aが形成され、開口部13aにはパッキン40
を介して取付板41が取り付けられている。取付板41
には連絡孔41aが形成され、連絡孔41aの左側には
パッキン42を介してケース29のフランジ部29bが
結合される一方、右側にはパッキン43aを介して仕切
板43が取り付けられている。取付板41には操作手段
28が取り付けられ、操作手段28と真空インタラプタ
30とを連結するとともに左右方向へ往復移動する絶縁
ロッド44がパッキン44aを介して気密に仕切板43
を貫通している。
【0014】最後に、絶縁ロッド44と真空インタラプ
タ30との連結部の構造を図3に基づいて説明する。絶
縁ロッド44の先端に連結部材45の中央部が結合され
る一方、連結部材45の両端を貫通する延長ボルト46
の先端が夫々の可動リード棒30bの先端に螺合されて
いる。そして、夫々の延長ボルト46に挿通されたバネ
受け47と連結部材45との間には、延長ボルト46を
囲繞する圧接ばね48が設けられている。
【0015】そして、母線タンク15と、接続タンク1
4を含めた機器タンク13と、ケース29との内部が夫
々気密に構成され、夫々の3つの空間には絶縁ガスが個
別に充填されている。
【0016】次に、斯かる遮断器の作用を説明する。真
空インタラプタ30を交換するには、以下の手順で行
う。まず、図2において操作手段28を取り外したのち
に、仕切板43に取り付けた図示しないバルブ等を介し
てケース29内の絶縁ガスを抜き取る。次に仕切板43
を取り外し、図3に示すボルト38を取り外す。する
と、図4に示すように絶縁ロッド44を右方へ引っ張る
ことにより、一対の真空インタラプタ30をケース29
から外部へ引き出すことができる。
【0017】このあとは、新しい真空インタラプタ30
を絶縁ロッド44に取り付けたのちに前記と逆の手順で
ケース29内に真空インタラプタ30を挿入して取り付
け、仕切板43を取り付けたのちにケース29内に絶縁
ガスを充填し、最後に操作手段28を取り付ける。
【0018】真空インタラプタの交換作業の際に、機器
タンク内の絶縁ガスを抜き取る必要がないので、従来の
ように送り出し側の開閉器を開にする必要がない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る遮断器によれば絶縁材料からなるケースの内部に
真空インタラプタを並列に並べて収容するので、遮断器
が小形化される。また、機器を収容するタンクの開口部
をケースで閉塞し、ケースがタンクの内部に位置すると
ともにケースの内部がタンクの外部へ開口する状態でケ
ースを取り付けることにより、タンクの内部とは分離し
た状態でケースの内部に絶縁ガスを充填することがで
き、タンク内の絶縁ガスを抜くことなくケース内の真空
インタラプタを交換することができることになり、真空
インタラプタの交換作業が容易になる。更に、タンク内
の絶縁ガスを抜かずに真空インタラプタの交換ができる
ので、従来のように送り出し側の開閉器を開にする必要
がない。
【0020】請求項2に係る遮断器によれば、ケースの
外部底面に絶縁支持部を設けたので、ケースを介して複
数の主回路導体を支持することができ、部品点数が少な
くて足りるとともにガス絶縁開閉装置が小形化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遮断器を用いたガス絶縁開閉装置
に係り、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A矢視
図。
【図2】本発明による遮断器と操作手段との関係に係
り、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図。
【図3】本発明による遮断器の構成に係り、(a)は断
面図、(b)は(a)の左側面図。
【図4】本発明による遮断器における作用説明図。
【図5】従来の遮断器を用いたガス絶縁開閉装置の構成
図。
【符号の説明】
13…機器タンク 13a…開口部 23…固定用インサート 27…絶縁支持部 29…ケース 30…真空インタラプタ 30a…固定リード棒 30b…可動リード棒 31…端子 34…主回路導体 35…接続導体 38…ボルト 39…圧縮ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料により形成された略有底筒形状
    のケースの内部に、一対の真空インタラプタを、固定リ
    ード棒がケースの底部側となるように並列に並べて収容
    し、ケースの底部を気密に貫通するとともにケースの内
    側で夫々の固定リード棒と個別に導通する端子を設ける
    一方、対となる真空インタラプタの可動リード棒を夫々
    摺動自在に挿通した挿通孔を有する接続導体を着脱自在
    にケースの内面に結合し、夫々の真空インタラプタと接
    続導体との間には圧縮ばねを設け、 絶縁ガスが充填されたタンクの開口部を前記ケースで閉
    塞し、前記ケースがタンクの内部に位置するとともに前
    記ケースの内部がタンクの外部へ開口する状態でタンク
    に取り付け得るようにし、 前記ケースの外周面に一対の主回路導体を設け、夫々の
    主回路導体を前記端子に個別に接続するとともに、主回
    路導体から端子までを絶縁材料で前記ケースと一体にモ
    ールドしたことを特徴とする遮断器。
  2. 【請求項2】 前記端子をモールドすることによって前
    記ケースの外部底面に絶縁支持部を形成し、当該絶縁支
    持部にはタップ穴を有する固定用インサートを埋設した
    請求項1に記載の遮断器。
JP9029922A 1997-02-14 1997-02-14 遮断器 Pending JPH10229615A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261127A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 配電盤
CN104576161A (zh) * 2015-01-27 2015-04-29 山东泰开高压开关有限公司 超高压接地开关用辅助灭弧装置

Cited By (2)

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JP2009261127A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 配電盤
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