JPH10229483A - ファクシミリ装置および通信装置 - Google Patents

ファクシミリ装置および通信装置

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JPH10229483A
JPH10229483A JP9044809A JP4480997A JPH10229483A JP H10229483 A JPH10229483 A JP H10229483A JP 9044809 A JP9044809 A JP 9044809A JP 4480997 A JP4480997 A JP 4480997A JP H10229483 A JPH10229483 A JP H10229483A
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JP
Japan
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unit
communication
tone signal
signal
facsimile
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JP9044809A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Endo
浩 遠藤
Ryuichi Kohara
竜一 古原
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信手順を短縮することができるファクシミ
リ装置を提供する。 【解決手段】 発呼側ファクシミリ装置では、CNG発
生回路20により信号レベルが異なる複数のCNG信号
を時間的に順次に切り換えて送信し、送信したCNG信
号に対する応答信号に基づいて標準および非標準モード
の何れかの通信手順を選択する。被呼側ファクシミリ装
置では、発呼側ファクシミリ装置から送信されたCNG
信号の信号レベルをCNG検定回路30により複数回繰
り返して検定し、標準および非標準モードの何れかの通
信手順を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信手順を
有するファクシミリ装置および通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆電話網に接続されたファクシミリ装
置の通信手順は、ITU−T(International Telecomm
unication Union - Telecommunication Standardizatio
n Sector;国際電気通信連合−電気通信標準化部門)勧
告V.30により規定されている。この通信手順では、
標準機能以外のサービスをNSF(Non-Standard Facil
ities ;非標準機能識別信号)およびNSS(Non-Stan
dard facilities Set-up;非標準機能設定信号)を用い
て実現することができる。近年、ITU−T勧告V.3
4に準拠したモデムを使用した通信手順が勧告T.30
AnnexFにおいて勧告化されている。この通信手順
は、モデム本体のパラメータ等の情報を交換した後、勧
告T.30で規定されたファクシミリ通信手順に移行す
る。一方、公衆電話網には、モデムを介してコンピュー
タ等のデータ端末装置も接続されている。非音声端末装
置であるファクシミリ装置およびデータ通信装置は、自
動発着呼により互いに回線が接続されても、通信手順の
違いにより正当な応答信号が得られず回線が切断され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ITU
−T勧告T.34に準拠したモデムを使用した従来のフ
ァクシミリ装置にあっては、非標準機能を表すNSFお
よびNSSを交換するまでに、多くの制御信号を交換す
る必要があった。このため、非標準機能を用いた通信手
順に移行するのにかなりの時間がかかっていた。また、
従来のファクシミリ装置およびデータ通信装置にあって
は、両者を併設する際にそれぞれの回線を用意する必要
があった。このため、設置費用がかかるとともに、回線
を有効利用することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の問題点
を解決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉信号レベルが異なる複数の呼出用のトーン信
号を時間的に順次に切り換えて送信するトーン信号送信
部と、被呼側ファクシミリ装置から送信された呼出用の
トーン信号の信号レベルを複数回繰り返して検定するト
ーン信号検定部と、トーン信号送信部およびトーン信号
検定部に電気的に接続され、標準および非標準のファク
シミリ通信手順の中から何れか1つの通信手順を選択す
る選択部とを備え、選択部は、発呼側ファクシミリ装置
から送信されたトーン信号を受信した場合、トーン信号
検定部により検定されたトーン信号の信号レベルに基づ
いて通信手順を選択し、トーン信号送信部により被呼側
ファクシミリ装置にトーン信号を送信した場合、トーン
信号に対する応答信号に基づいて通信手順を選択するこ
とを特徴とするファクシミリ装置。
【0005】〈構成2〉構成1において、選択部は、ト
ーン信号検定部により検定された時間的に前後のトーン
信号の信号レベルを比較する信号レベル比較部を有し、
信号レベル比較部の比較結果に基づいて通信手順を選択
することを特徴とするファクシミリ装置。
【0006】〈構成3〉周波数が異なる複数の呼出用の
トーン信号を時間的に順次に切り換えて送信するトーン
信号送信部と、被呼側ファクシミリ装置から送信された
呼出用のトーン信号の周波数を複数回繰り返して検定す
るトーン信号検定部と、トーン信号送信部およびトーン
信号検定部に電気的に接続され、標準および非標準のフ
ァクシミリ通信手順の中から何れか1つの通信手順を選
択する選択部とを備え、選択部は、発呼側ファクシミリ
装置から送信されたトーン信号を受信した場合、トーン
信号検定部により検定されたトーン信号の周波数に基づ
いて通信手順を選択し、トーン信号送信部により被呼側
ファクシミリ装置にトーン信号を送信した場合、トーン
信号に対する応答信号に基づいて通信手順を選択するこ
とを特徴とするファクシミリ装置。
【0007】〈構成4〉構成3において、選択部は、ト
ーン信号検定部により検定された時間的に前後のトーン
信号の周波数を比較する周波数比較部を有し、周波数比
較部の比較結果に基づいて通信手順を選択することを特
徴とするファクシミリ装置。
【0008】〈構成5〉通信回線の接続および切断を制
御する回線制御部と、ファクシミリ通信手順を制御する
ファクシミリ通信制御部と、データ通信手順を制御する
データ通信制御部と、ファクシミリ通信制御部およびデ
ータ通信制御部の何れか一方を回線制御部に電気的に接
続する切換部と、ファクシミリ通信モードおよびデータ
通信モードの何れかの通信モードを選択する通信モード
選択部と、通信モード選択部により選択された通信モー
ドに応じて、異なる周波数の呼出用のトーン信号を送信
するトーン信号送信部と、発呼側通信装置から送信され
たトーン信号の周波数を検定するトーン信号検定部とを
備え、切換部は、発呼時には、通信モード選択部により
選択された通信モードに基づいてファクシミリ通信制御
部およびデータ通信制御部の何れか一方を回線制御部に
接続し、被呼時には、トーン信号検定部により検定され
たトーン信号の周波数に基づいてファクシミリ通信制御
部およびデータ通信制御部の何れか一方を回線制御部に
接続することを特徴とする通信装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例に基づいて説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は本発明に係る具体例1のファクシミリ装
置の通信制御部10の構成を示すブロック図であり、図
2は具体例1のファクシミリ装置のシステム構成図であ
る。まず、図2を説明する。
【0010】図2に示すように、ファクシミリ装置は、
CPU1、ROM2、RAM3、操作表示部4、読取部
5、印刷部6、画像処理部7、符号化復号化部8、モデ
ム9および通信制御部10を備えている。
【0011】CPU1は、ROM2およびRAM3に記
憶された制御プログラムや制御データに基づいて本装置
全体を制御する。RAM3には、短縮ダイヤルや通信手
順等の制御データとともに、送受される画像データが一
時的に記憶される。操作表示部4は、操作情報を入力す
るとともに、操作情報および状態情報を表示する。読取
部5は、送信原稿の画像を光学的に読み取る。印刷部6
は、受信原稿や管理レポート等の印刷出力を行う。
【0012】画像処理部7は、読取部5により読み取ら
れた画像データに所定の画像処理を施す。符号化復号化
部8は、画像処理部7により処理された画像データをM
H(Modified Huffman)符号化方式、MR(Modified R
EAD )符号化方式、MMR(Modified Modified READ)
符号化方式等の符号化方式に基づいて符号化するととも
に、符号化された画像データを復号化する。モデム9
は、送信信号の変調および受信信号の復調を行う。通信
制御部10は、通信回線を介して相手先ファクシミリ装
置との接続および切断を制御するとともに、相手先ファ
クシミリ装置との間で制御信号を交換してファクシミリ
通信を実行する。各部はバスにより相互に接続されてい
る。
【0013】図1に戻り、通信制御部10の構成を説明
する。図1に示すように、他端末接続部11には電話機
等の他端末が接続されており、回線接続部12には電話
回線が接続されている。切替リレー13は、回線接続部
12、すなわち電話回線を他端末接続部11およびリン
グ検出回路14(電話機)側と直流保持回路15(ファ
クシミリ装置本体)側とに切り換えて接続するものであ
り、通常は電話機側に接続されている。リング検出回路
14は、回線接続部12を通して受信した電話回線から
の呼出用のリング信号を検出する。直流保持回路15
は、交換機から加えられた直流電圧を一定の終端抵抗に
より保持する。トランス16は、ファクシミリ装置と直
流保持回路15側とを電気的に絶縁する。インピーダン
ス整合回路17は、電話回線とのインピーダンスを整合
する。送信アンプ18は、モデム9およびCNG発生回
路20から出力された信号のレベル調節を行う。受信ア
ンプ19は、回線接続部12を通して受信した信号のレ
ベルを調節し、モデム9およびCNG検定回路30に出
力する。CNG発生回路20は、標準モードおよび非標
準モードを識別する複数の信号レベルのCNG(Callin
g tone)信号を発生する。CNG検定回路30は、相手
先のファクシミリ装置から送信されたCNG信号の信号
レベルを検定する。
【0014】図3は図1に示されたCNG発生回路20
の構成を示すブロック図である。図3に示すように、C
NG発生回路20は、基準信号発生回路21、バッファ
22、抵抗23a、抵抗23b、抵抗23cおよびアナ
ログスイッチ24を備えている。基準信号発生回路21
は、所定の信号レベルの1100HzのCNG信号を発
生する。発生したCNG信号は、バッファ22に出力さ
れ、抵抗23a、抵抗23bおよび抵抗23cにより3
つのレベルの信号に分圧されてそれぞれアナログスイッ
チ24に入力される。アナログスイッチ24は、入力端
子S0、S1を通してそれぞれCPU1からの2値(パ
ルス)信号を入力し、入力された2値信号に基づいて入
力端子X、Y、Zを通して入力されたCNG信号を切り
換えて出力端子COMを通して出力する。出力されたC
NG信号は、図1の送信アンプ18等を介して電話回線
に送出される。入力端子Xを通して入力されるCNG信
号は、−4dBmの信号であり、入力端子Yを通して入
力されるCNG信号は、−10dBmの信号であり、入
力端子Zを通して入力されるCNG信号は、−16dB
mの信号である。以下、これらの信号をそれぞれCNG
A1、CNGA2およびCNGA3という。
【0015】図4は図1に示されたCNG検定回路30
の構成を示すブロック図である。図4に示すように、C
NG検定回路30は、相手先ファクシミリ装置から送信
されたCNG信号の信号レベルを検定するものであり、
A/D変換回路31、D/A変換回路32およびバッフ
ァ33を備えている。A/D変換回路31は、入力端子
VINを通して入力されたCNG信号をデジタル信号に
変換してCPU1に出力する。入力端子REFには、リ
ファレンス電圧が入力される。D/A変換回路32は、
CPU1の命令に基づいてリファレンス電圧を設定し、
バッファ33を介してA/D変換回路31に出力する。
CPU1は、CNG信号が受信アンプ19を介してCN
G検定回路30に入力されると、A/D変換回路31に
より変換されたデジタル信号をサンプリングして周波数
を検定するとともに、D/A変換回路32により設定さ
れたリファレンス電圧を調節し、入力波形の信号レベル
を算出して検定する。
【0016】〈動作〉図5は具体例1のファクシミリ装
置の動作シーケンスを示す図である。ここで、ファクシ
ミリ装置間で非標準の通信手順を用いてパスワードチェ
ックを行うものとする。
【0017】ステップS1において、発呼側ファクシミ
リ装置では、操作表示部4によりダイヤル番号が入力さ
れると、通信制御部10の切替リレー13がファクシミ
リ装置側に切り替えられ、モデム9を制御してリング信
号が被呼側ファクシミリ装置に送信される。ステップS
2において、被呼側ファクシミリ装置では、リング検出
回路14により呼出用のリング信号が検出されると、通
信制御部10の切替リレー13がファクシミリ装置側に
切り替えられ、CNG信号検出モードに移行する。
【0018】ステップS3において、発呼側ファクシミ
リ装置では、リング信号に続いてCNG発生回路20に
より−10dBmのCNGA2を発生し、被呼側ファク
シミリ装置に送信される。ステップS4において、被呼
側ファクシミリ装置では、発呼側ファクシミリ装置から
送信されたCNGA2が受信されると、CNG検定回路
30によりCNGA2の信号レベルが検定され、検定さ
れた信号レベルがRAM3に記憶される。
【0019】ステップS5において、発呼側ファクシミ
リ装置では、CNG発生回路20により、−10dBm
のCNGA2に続いて、−16dBmのCNGA3を発
生し、被呼側ファクシミリ装置に送信される。ステップ
S6において、被呼側ファクシミリ装置では、発呼側フ
ァクシミリ装置から送信されたCNGA3が受信される
と、CNG検定回路30によりCNGA3の信号レベル
が検定され、検定された信号レベルがRAM3に記憶さ
れる。
【0020】そして、CPU1によりRAM3に記憶さ
れたCNGA2およびCNGA3の信号レベルが比較さ
れる。ここで、両者のレベルの差が3dBmより大きい
場合には、発呼側ファクシミリ装置が非標準モードの通
信手順を有すると判断し、非標準モードに移行する。一
方、両者のレベルの差が3dBm以下の場合には、発呼
側ファクシミリ装置が非標準モードの通信手順をもたな
いと判断し、ITU−T勧告T.30AnnexFに準
拠したANSam信号が送信され、標準モードに移行す
る。同図では、被呼側ファクシミリ装置において、CN
G検定回路30によりレベルの差が6dBmと検定さ
れ、非標準モードに移行し、勧告V.21に準拠したパ
スワード要求PWDRQが発呼側ファクシミリ装置に送
信される(ステップS7)。
【0021】ステップS8において、発呼側ファクシミ
リ装置では、被呼側ファクシミリ装置から送信されたパ
スワード要求PWDRQが受信されると、被呼側ファク
シミリ装置が非標準モードの通信手順を有すると判断
し、非標準モードに移行して、被呼側ファクシミリ装置
にパスワードPWDが送信される。なお、ITU−T勧
告T.30AnnexFに準拠したANSam信号を受
信した場合には、被呼側ファクシミリ装置が非標準機能
の通信手順をもたないと判断し、標準モードの通信手順
に移行する。ステップS9において、被呼側ファクシミ
リ装置では、発呼側ファクシミリ装置から送信されたパ
スワードPWDがRAM3に登録されているか否かを照
合し、パスワードPWDが一致した場合には、Ansa
m信号が発呼側ファクシミリ装置に送信されて、ファク
シミリ通信手順に移行する。一方、パスワードが一致し
ない場合には、回線が切断される。
【0022】〈効果〉以上のように、具体例1によれ
ば、発呼側ファクシミリ装置では、CNG発生回路20
により信号レベルが異なる複数のCNG信号を時間的に
順次に切り換えて送信し、送信したCNG信号に対する
応答信号に基づいて標準および非標準モードの何れかの
通信手順を選択する。一方、被呼側ファクシミリ装置で
は、発呼側ファクシミリ装置から送信されたCNG信号
の信号レベルをCNG検定回路30により複数回繰り返
して検定し、標準および非標準モードの何れかの通信手
順を選択する。したがって、非標準モードの通信手順が
実行可能な旨をITU−T勧告T.30AnnexFに
準拠した標準モードの通信手順に移行する前に確認する
ことができるので、通信手順を短縮することが可能とな
る。
【0023】また、被呼側ファクシミリ装置では、CP
U1によってCNG検定回路30により検定された時間
的に前後のCNG信号の信号レベルの差を比較して標準
および非標準モードの何れかの通信手順を選択する。こ
のため、2つの信号レベルの絶対値ではなく、2つの信
号レベルの相対値を比較するので、通信路の違いによる
信号レベルの変化の影響を小さくし、正確な判定を行う
ことができる。
【0024】なお、具体例1では、標準および非標準モ
ードの何れかの通信手順を選択するようにしているが、
これに限るものではなく、種々の非標準の通信手順を選
択することが可能である。例えば、CNGA1〜CNG
A3を時間的に組み合わせることで、さらに多くの通信
モードを選択することができる。
【0025】《具体例2》 〈構成〉本発明に係る具体例2のファクシミリ装置は、
図3に示されたCNG発生回路20を図6に示されたC
NG発生回路40に置き換えるとともに、図4に示され
たCNG検定回路30を図7に示されたCNG検定回路
50に置き換えたものである。
【0026】図6はCNG発生回路40の構成を示すブ
ロック図である。図6に示すように、CNG発生回路4
0は、第1CNG発生回路41、第2CNG発生回路4
2、第3CNG発生回路43、バッファ44a、バッフ
ァ44b、バッファ44cおよびアナログスイッチ45
を備えている。
【0027】第1CNG発生回路41は、1100Hz
のCNG信号(以下、CNGP1という)を発生する。
第2CNG発生回路42は、CNGP1よりも20Hz
周波数が高い1120HzのCNG信号(以下、CNG
P2という)を発生する。第3CNG発生回路43は、
CNGP1よりも20Hz周波数が低い1080Hzの
CNG信号(以下、CNGP3という)を発生する。第
1〜第3CNG発生回路41〜43により発生したCN
GP1〜3は、それぞれバッファ44a、44b、およ
び44cを介してアナログスイッチ45に入力される。
【0028】アナログスイッチ45は、入力端子S0、
S1を通してそれぞれCPU1からの2値(パルス)信
号を入力し、入力された2値信号に基づいて入力端子
X、Y、Zを通して入力されたCNGP1〜CNGP3
を切り替えて出力端子COMを通して出力する。アナロ
グスイッチ45により出力端子COMを通して出力され
たCNGP1〜CNGP3は、図1の送信アンプ18を
介して電話回線に送出される。
【0029】図7はCNG検定回路50の構成を示すブ
ロック図である。図7に示すように、CNG検定回路5
0は、入力回路51、アナログスイッチ53、第1CN
G検定フィルタ54、第2CNG検定フィルタ55、第
3CNG検定フィルタ56および入力ポート57を備え
ている。
【0030】入力回路51は、受信アンプ19を介して
入力された電話回線からの入力信号を抵抗51a、51
b、51cにより分圧し、それぞれバッファ52a、5
2b、52cにより異なるレベルに増幅してアナログス
イッチ53に出力する。アナログスイッチ53は、入力
端子S0、S1を通してそれぞれCPU1からの2値信
号を入力し、入力された2値信号に基づいて入力端子
X、Y、Zを通して入力された入力信号の中から適切な
レベルの入力信号を選択し、出力端子COMを通して第
1〜第3CNG検定フィルタ54〜56に出力する。
【0031】第1CNG検定フィルタ54は、入力され
た信号が1100±40Hz以内かを検定するバンドパ
スフィルタである。第2CNG検定フィルタ55は、入
力された信号が1120±20Hz以内かを検定するバ
ンドパスフィルタである。第3CNG検定フィルタ56
は、入力された信号が1080±20Hz以内かを検定
するバンドパスフィルタである。入力ポート57は、入
力端子RDを通して入力された2値信号に同期して第1
〜第3CNG検定フィルタ54〜55から出力された信
号をそれぞれ入力端子IN0、IN1およびIN3を通
してラッチする。CPU1は、入力ポート57によりラ
ッチされたCNG信号に基づいてCNG信号の周波数を
特定し、RAM3に記憶された標準および非標準モード
の通信手順のうち何れかの通信手順を選択する。
【0032】〈動作〉図8は具体例2のファクシミリ装
置の動作シーケンスを示す図である。また、図9はCN
G検定回路50の入力ポート57の状態を示す図であ
る。ここで、ファクシミリ装置間で非標準の通信手順を
用いてパスワードチェックを行うものとする。
【0033】ステップS11において、発呼側ファクシ
ミリ装置では、操作表示部4によりダイヤル番号が入力
されると、通信制御部10の切替リレー13がファクシ
ミリ装置側に切り替えられ、モデム9を制御してリング
信号が被呼側ファクシミリ装置に送信される。ステップ
S12において、被呼側ファクシミリ装置では、リング
検出回路14により呼出用のリング信号が検出される
と、通信制御部10の切替リレー13がファクシミリ装
置側に切り替えられ、CNG信号検出モードに移行す
る。
【0034】ステップS13において、発呼側ファクシ
ミリ装置では、リング信号に続いてCNG発生回路40
により1120HzのCNGP2を発生し、被呼側ファ
クシミリ装置に送信される。ステップS14において、
被呼側ファクシミリ装置では、発呼側ファクシミリ装置
から送信されたCNGP2が受信されると、CNG検定
回路50によりCNGP2の周波数が検定され、検定さ
れた周波数がRAM3に記憶される。このとき、図9に
示すように、第1および第2CNG検定フィルタ54、
55の出力がアクティブとなり、入力ポート57では、
入力端子INOおよびIN1を通して入力された信号が
それぞれラッチされる。
【0035】ステップS15において、発呼側ファクシ
ミリ装置では、CNG発生回路40により、1120H
zのCNGP2に続いて、1080HzのCNGP3を
発生し、被呼側ファクシミリ装置に送信される。ステッ
プS16において、被呼側ファクシミリ装置では、発呼
側ファクシミリ装置から送信されたCNGP3が受信さ
れると、CNG検定回路50によりCNGP3の周波数
が検定され、検定された周波数がRAM3に記憶され
る。このとき、図9に示すように、第1および第3CN
G検定フィルタ54、56の出力がアクティブとなり、
入力ポート57では、入力端子INOおよびIN2を通
して入力された信号がそれぞれラッチされる。
【0036】そして、CPU1によりRAM3に記憶さ
れたCNGP2およびCNGP3の周波数が比較され
る。ここで、両者のレベルの差が20Hzより大きい場
合には、発呼側ファクシミリ装置が非標準モードの通信
手順を有すると判断し、非標準モードに移行する。一
方、両者のレベルの差が20Hz以下の場合には、発呼
側ファクシミリ装置が非標準モードの通信手順をもたな
いと判断し、ITU−T勧告T.30AnnexFに準
拠したANSam信号が送信され、標準モードに移行す
る。同図では、被呼側ファクシミリ装置において、CN
G検定回路30によりレベルの差が40Hzと検定さ
れ、非標準モードに移行し、勧告V.21に準拠したパ
スワード要求PWDRQが発呼側ファクシミリ装置に送
信される(ステップS17)。
【0037】ステップS18において、発呼側ファクシ
ミリ装置では、被呼側ファクシミリ装置から送信された
パスワード要求PWDRQが受信されると、被呼側ファ
クシミリ装置が非標準モードの通信手順を有すると判断
し、非標準モードに移行して、被呼側ファクシミリ装置
にパスワードPWDが送信される。なお、ITU−T勧
告T.30AnnexFに準拠したANSam信号を受
信した場合には、被呼側ファクシミリ装置が非標準機能
の通信手順をもたないと判断し、標準モードの通信手順
に移行する。ステップS19において、被呼側ファクシ
ミリ装置では、発呼側ファクシミリ装置から送信された
パスワードPWDがRAM3に登録されているか否かを
照合し、パスワードがPWDが一致した場合には、An
sam信号が発呼側ファクシミリ装置に送信されて、フ
ァクシミリ通信手順に移行する。一方、パスワードが一
致しない場合には、回線が切断される。
【0038】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、発呼側ファクシミリ装置では、CNG発生回路40
により周波数が異なる複数のCNG信号を時間的に順次
に切り換えて送信し、送信したCNG信号に対する応答
信号に基づいて標準および非標準モードのうち何れかの
通信手順を選択する。一方、被呼側ファクシミリ装置で
は、発呼側ファクシミリ装置から送信されたCNG信号
の周波数をCNG検定回路50により複数回繰り返して
検定し、標準および非標準モードの何れかの通信手順を
選択する。したがって、非標準モードの通信手順が実行
可能な旨をITU−T勧告T.30AnnexFに準拠
した標準モードの通信手順に移行する前に確認すること
ができるので、通信手順を短縮することが可能となる。
【0039】また、被呼側ファクシミリ装置では、CP
U1によってCNG検定回路50により検定された時間
的に前後のCNGの周波数の差を比較して標準および非
標準モードの何れかの通信手順を選択する。このため、
2つの周波数の絶対値ではなく、2つの周波数の相対値
を比較するので、通信路の違いによる周波数の変化の影
響を小さくし、正確な判定を行うことができる。
【0040】なお、具体例2では、標準および非標準モ
ードの何れかの通信手順を選択するようにしているが、
これに限るものではなく、種々の非標準の通信手順を選
択することが可能である。例えば、CNGP1〜CNG
P3を時間的に組み合わせることで、さらに多くの通信
モードを選択することができる。また、上記具体例1お
よび2では、それぞれCNG発生回路20およびCNG
検定回路30、並びにCNG発生回路40およびCNG
検定回路50をそれぞれ通信制御部10に設けている
が、モデム9に設けてもよい。
【0041】《具体例3》 〈構成〉図10は本発明に係る具体例3の通信装置の構
成を示すブロック図である。図10に示すように、通信
装置は、データ通信およびファクシミリ通信を行うもの
であり、回線切替部100、データ通信部110および
ファクシミリ通信部120を備えている。
【0042】回線切替部は100は、データ通信部11
0およびファクシミリ通信部120の何れか一方を通信
回線に接続するものであり、回線制御部101、CNG
信号発生部102、CNG周波数検出部103および切
替部104を備えている。回線制御部101は、通信回
線の接続および切断を制御するものであり、発呼時に
は、データ通信部110またはファクシミリ通信部12
0のリング信号送信命令に基づいて呼出用のリング信号
を通信回線に送出し、被呼時には、通信回線を通して着
信した呼出用のリング信号を検出する。CNG信号発生
部102は、発呼時に、ファクシミリ通信モードを表す
1100HzのCNG信号またはデータ通信モードを表
す1500HzのCNG信号を、リング信号に続けて回
線制御部101を介して通信回線に送出する。なお、フ
ァクシミリ通信のCNG信号の周波数はITU−T勧告
V.30に従っている。CNG周波数検出部103は、
被呼時に、発呼側通信装置から送信されたCNG信号の
周波数を検出する。
【0043】切替部104は、発呼時に、データ通信部
110およびファクシミリ通信部120の何れか一方を
それぞれのリング信号送信命令に従って回線制御部10
1に接続する。CNG信号発生部102は、切替部10
4によりデータ通信部110が回線制御部101に接続
された場合には、データ通信部110の送信命令に従っ
て1500HzのCNG信号を出力し、切替部104に
よりファクシミリ通信部120が回線制御部101に接
続された場合には、ファクシミリ通信部120の送信命
令に従って1100HzのCNG信号を出力する。ま
た、切替部104は、被呼時に、CNG周波数検出部1
03により検出されたCNG信号の周波数に基づいて回
線制御部101をデータ通信部110およびファクシミ
リ通信部120の何れか一方を接続する。ここで、CN
G周波数検出部103により検出された周波数が150
0Hzの場合には、回線制御部101とデータ通信部1
10とを接続する。一方、CNG周波数検出部103に
より検出された周波数が1100Hzの場合には、回線
制御部101とファクシミリ通信部120とを接続す
る。
【0044】データ通信部110は、データ通信制御部
111、ホストインタフェース(I/F)部112およ
びホスト装置113を備えている。データ通信制御部1
11は、送信信号の圧縮、変調およびフォーマット変換
を行うとともに、受信信号のフォーマット変換、復調お
よび伸張を行い、相手先通信装置のデータ通信制御部1
11との間でデータ通信制御信号を交換する。ホスト装
置113は、例えばパーソナルコンピュータ等からな
り、内部に組み込まれた通信プログラムに基づいてホス
トI/F部112を介してデータ通信制御部111に送
信信号を出力するとともに、データ通信制御部111か
ら受信信号を入力する。
【0045】ファクシミリ通信部120は、ファクシミ
リ通信制御部121、読取制御部122、スキャナ12
3、印刷制御部124、プリンタ125および操作表示
部126を備えている。ファクシミリ通信制御部121
は、送信信号の圧縮、変調およびフォーマット変換を行
うとともに、受信信号のフォーマット変換、復調および
伸張を行い、相手先通信装置のファクシミリ通信制御部
121との間でファクシミリ通信制御信号を交換する。
読取制御部122、スキャナ123により読み取られた
送信原稿の画像に所定の画像処理を施し、ファクシミリ
通信制御部121に出力する。スキャナ123は、送信
原稿の画像を光学的に読み取る。印刷制御部124は、
ファクシミリ通信制御部121により受信された画像を
入力し、所定の画像処理を施してプリンタ125に出力
する。プリンタ125は、印刷制御部124から出力さ
れた画像を印刷出力する。操作表示部126は、操作情
報を入力するとともに、操作情報およぶ状態情報を表示
する。
【0046】〈動作〉具体例3の通信装置では、データ
通信部110のホスト装置113により送信命令が出力
された場合には、切替部104によりデータ通信制御部
111と回線制御部101とが接続され、ホスト装置1
13によりホストI/F部112を介して出力されたデ
ータがデータ通信制御部111により圧縮、変調および
フォーマット変換され、回線制御部101を介して通信
回線に送出される。また、被呼時にCNG周波数検出部
103により1500HzのCNG信号が検出された場
合には、切替部104によりデータ通信制御部111と
回線制御部101とが接続され、回線制御部101を介
して受信された受信信号は、データ通信制御部111に
よりフォーマット変換、復調およぶ伸張され、ホストI
/F部112を介してホスト装置113に受信信号が入
力される。
【0047】一方、ファクシミリ通信部120の操作表
示部126により送信命令が出力された場合には、切替
部104によりファクシミリ通信制御部121と回線制
御部101とが接続され、スキャナ123により読み取
られ、読取制御部122により所定の画像処理が施され
た送信信号が、ファクシミリ通信制御部121により圧
縮、変調およびフォーマット変換され、回線制御部10
1を介して通信回線に送出されるまた、被呼時にCNG
周波数検出部103により1100HzのCNG信号が
検出された場合には、切替部104によりファクシミリ
通信制御部121と回線制御部101とが接続され、回
線制御部101を介して受信された受信信号は、ファク
シミリ通信制御部121によりフォーマット変換、復調
およぶ伸張され、印刷制御部124により所定の画像処
理が施され、プリンタ125により印刷出力される。
【0048】図11および図12は具体例3の通信装置
の動作を示すフローチャートであり、図11は発呼側通
信装置、図12は被呼側通信装置の動作を示すフローチ
ャートである。まず、発呼側通信装置の動作を図11の
フローチャートに従って説明する。ステップS21にお
いて、データ通信部110のホスト装置113またはフ
ァクシミリ通信部120の操作表示部126により相手
先通信装置のダイヤル番号が入力され、送信命令が入力
されると、切替部104によりデータ通信制御部111
およびファクシミリ通信制御部121の何れか一方が回
線制御部101に接続され、CNG信号発生部102に
より選択された通信モードに応じた周波数のCNG信号
がセットされる。
【0049】ステップS22において、回線制御部10
1により入力されたダイヤル番号が検出され、ステップ
S23において、対応するリング信号が通信回線に送出
される。ステップS24において、セットされたCNG
信号が通信回線に送出される。ステップS25におい
て、送信したCNG信号に対する有効な応答信号が検出
された場合には、フェーズBに移行する。一方、ステッ
プS25において、送信したCNG信号に対する有効な
応答信号が検出されない場合には、ステップS24に戻
り、所定時間CNG信号の送出を繰り返し、ステップS
26において、所定時間経過した場合には、回線制御部
101により通信回線を切断する。
【0050】次に、被呼側通信装置の動作を図12のフ
ローチャートに従って説明する。ステップS31におい
て、発呼側通信装置から送信された呼出用のリング信号
が回線制御部101により着信されると、ステップS3
2において、その応答信号が送信され、ステップS33
において、必要に応じて録音アナウンスが送出される。
なお、この録音アナウンスの応答は、オプションであ
る。ステップS34において、リング信号に続いてCN
G信号が受信されると、CNG周波数検出部103によ
りCNG周波数が検出される。このとき、検出された周
波数が1500Hzの場合には、切替部104により回
線制御部101とデータ通信制御部111とが接続さ
れ、データ通信モードに移行する。一方、検出された周
波数が1100Hzの場合には、ステップS35におい
て、切替部104により回線制御部101とファクシミ
リ通信制御部121とが接続され、ファクシミリ通信モ
ードに移行し、CED(Called Station Identificatio
n ;被呼端末識別信号)が発呼側通信装置に送信され
る。
【0051】〈効果〉以上のように、具体例3によれ
ば、発呼時には、切替部104によって、データ通信部
110のホスト装置113およびファクシミリ通信部1
20の操作表示部126の送信命令に基づいて、それぞ
れデータ通信制御部111およびファクシミリ通信制御
部121が選択的に回線制御部101に接続され、CN
G信号発生部102により通信モードに応じた周波数の
CNG信号が通信回線に送出される。一方、被呼時に
は、切替部104によって、CNG周波数検出部103
により検出されたCNG信号の周波数に基づいて、デー
タ通信制御部111およびファクシミリ通信制御部12
1の何れか一方が回線制御部101に接続される。
【0052】このため、CNG信号の周波数の違いによ
り通信手順を識別し、通信制御部を切り替えて電話回線
に接続することができる。したがって、従来のように、
通信手順の異なる通信制御部同志が接続されて回線が切
断されるのを防止することができる。また、1本の通信
回線を複数の通信制御部により共有することができるの
で、回線の設置費用を低減するとともに、通信回線を有
効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る具体例1のファクシミリ装置の通
信制御部10の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る具体例1のファクシミリ装置のシ
ステム構成図である。
【図3】図1に示されたCNG発生回路20の構成を示
すブロック図である。
【図4】図1に示されたCNG検定回路30の構成を示
すブロック図である。
【図5】具体例1のファクシミリ装置の動作シーケンス
を示す図である。
【図6】本発明に係る具体例2のファクシミリ装置のC
NG発生回路40の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る具体例2のファクシミリ装置のC
NG検定回路50の構成を示すブロック図である。
【図8】具体例2のファクシミリ装置の動作シーケンス
を示す図である。
【図9】CNG信号と入力ポートとの関係を示す図であ
る。
【図10】本発明に係る具体例3の通信装置の構成を示
すブロック図である。
【図11】具体例3の発呼側通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】具体例3の被呼側通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 9 モデム 10 通信制御部 11 他端末接続部 12 回線接続部 13 切替リレー 14 リング検出回路 15 直流保持回路 16 トランス 17 インピーダンス整合回路 18 送信アンプ 19 受信アンプ 20 CNG発生回路 30 CNG検定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号レベルが異なる複数の呼出用のトー
    ン信号を時間的に順次に切り換えて送信するトーン信号
    送信部と、 被呼側ファクシミリ装置から送信された呼出用のトーン
    信号の信号レベルを複数回繰り返して検定するトーン信
    号検定部と、 前記トーン信号送信部および前記トーン信号検定部に電
    気的に接続され、標準および非標準のファクシミリ通信
    手順の中から何れか1つの通信手順を選択する選択部と
    を備え、 前記選択部は、 発呼側ファクシミリ装置から送信されたトーン信号を受
    信した場合、前記トーン信号検定部により検定されたト
    ーン信号の信号レベルに基づいて通信手順を選択し、 前記トーン信号送信部により被呼側ファクシミリ装置に
    トーン信号を送信した場合、前記トーン信号に対する応
    答信号に基づいて通信手順を選択することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記選択部は、 前記トーン信号検定部により検定された時間的に前後の
    トーン信号の信号レベルを比較する信号レベル比較部を
    有し、 前記信号レベル比較部の比較結果に基づいて通信手順を
    選択することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 周波数が異なる複数の呼出用のトーン信
    号を時間的に順次に切り換えて送信するトーン信号送信
    部と、 被呼側ファクシミリ装置から送信された呼出用のトーン
    信号の周波数を複数回繰り返して検定するトーン信号検
    定部と、 前記トーン信号送信部および前記トーン信号検定部に電
    気的に接続され、標準および非標準のファクシミリ通信
    手順の中から何れか1つの通信手順を選択する選択部と
    を備え、 前記選択部は、 発呼側ファクシミリ装置から送信されたトーン信号を受
    信した場合、前記トーン信号検定部により検定されたト
    ーン信号の周波数に基づいて通信手順を選択し、 前記トーン信号送信部により被呼側ファクシミリ装置に
    トーン信号を送信した場合、前記トーン信号に対する応
    答信号に基づいて通信手順を選択することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記選択部は、 前記トーン信号検定部により検定された時間的に前後の
    トーン信号の周波数を比較する周波数比較部を有し、 前記周波数比較部の比較結果に基づいて通信手順を選択
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】通信回線の接続および切断を制御する回線
    制御部と、 ファクシミリ通信手順を制御するファクシミリ通信制御
    部と、 データ通信手順を制御するデータ通信制御部と、 前記ファクシミリ通信制御部および前記データ通信制御
    部の何れか一方を前記回線制御部に電気的に接続する切
    換部と、 ファクシミリ通信モードおよびデータ通信モードの何れ
    かの通信モードを選択する通信モード選択部と、 前記通信モード選択部により選択された通信モードに応
    じて、異なる周波数の呼出用のトーン信号を送信するト
    ーン信号送信部と、 発呼側通信装置から送信されたトーン信号の周波数を検
    定するトーン信号検定部とを備え、 前記切換部は、 発呼時には、前記通信モード選択部により選択された通
    信モードに基づいて前記ファクシミリ通信制御部および
    前記データ通信制御部の何れか一方を前記回線制御部に
    接続し、 被呼時には、前記トーン信号検定部により検定されたト
    ーン信号の周波数に基づいて前記ファクシミリ通信制御
    部および前記データ通信制御部の何れか一方を前記回線
    制御部に接続することを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000048386A3 (en) * 1999-02-10 2000-12-28 Qualcomm Inc Method and apparatus for detection of fax calls

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JP2002537690A (ja) * 1999-02-10 2002-11-05 クゥアルコム・インコーポレイテッド ファックス通話を検出する方法および装置

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