JPH10229372A - 無線局管理システム - Google Patents

無線局管理システム

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JPH10229372A
JPH10229372A JP3180197A JP3180197A JPH10229372A JP H10229372 A JPH10229372 A JP H10229372A JP 3180197 A JP3180197 A JP 3180197A JP 3180197 A JP3180197 A JP 3180197A JP H10229372 A JPH10229372 A JP H10229372A
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Saburo Ikeda
三郎 池田
Takehiro Fujii
武弘 藤井
Hiroyuki Sato
浩之 佐藤
Mariko Mori
眞理子 森
Masatoshi Mizobe
正敏 溝邉
Hiromi Atsuta
裕美 熱田
千津子 ▲吉▼田
Chizuko Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人的な操作をなくし、自立的に維持管理を行
う無線局管理システムを提供すること。 【解決手段】 無線ネットワーク内の各無線局21 …2
n 、3、4に対し、現在の動作状態を示す情報を順次個
別に要求する情報要求手段22と、情報要求手段22に
よる情報要求の結果、得られた情報を各無線局21 …2
n 、3、4ごとに対応付けて格納する情報格納手段21
と、情報格納手段21に格納された各無線局21
n 、3、4ごとに対応付けられた情報に基づいて無線
ネットワーク内における各無線局21 …2n 、3、4の
状態を把握する状態把握手段22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局と複数の中継
局および端局とを無線回線によって接続することで構築
される無線ネットワークの管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、親局と複数の中継局および端局と
を無線回線によってツリー状に接続してなる無線通信シ
ステムとしては、特開平5−235817号公報に示す
ような無線局管理方式がある。図6に従来の無線局管理
方式を構成する、親局、中継局、端局の接続関係を示
す。なお、以下の説明では、ネットワーク上の上流側に
位置する局を上流局、一方、ネットワーク上の下流側に
位置する局を下流局と呼称する。
【0003】同図において、この無線局管理方式100
は、ネットワークの頂点に位置する親局101と、親局
101からの送信情報を受信するとともに、受信した情
報をネットワークの下流側に送信する中継局102と、
上流側に位置する中継局102からの送信情報を受信す
るとともに、受信した情報をネットワークの下流側に送
信する中継局103と、上流側からの送信情報を受信す
るだけの端局104〜106とから構成されている。
【0004】また、中継局102は、親局101からの
送信情報を受信する無線機201と、信号線301を介
して無線機201による受信信号から上流局(この場
合、親局101)に割り当てられた局番号を受信する受
信回路202と、信号線301を介して無線機201に
よる受信信号を中継する中継回路203と、信号線30
2を介して中継回路203に自局番号を通知する自局番
号通知部204と、信号線303を介して中継回路20
3により中継された受信信号を送信する無線機205と
から構成されている。なお、中継局103についても中
継局102と同一構成となる。
【0005】ここで、無線ネットワーク内において、電
源断などにより中継局に障害が発生すると、中継局の下
流側に位置する他の無線局(中継局および端局)との間
で情報伝達が行われなくなり、下流局にも影響を及ぼす
ことになる。すると、親局101に接続される監視管理
装置(図示せず)では、中継局の下流局が故障としたも
のと判断されてしまうことになり、障害発生に対する正
しい監視管理が要求されていた。
【0006】そこで、前述の従来例では、無線ネットワ
ーク上のすべての無線局に固有の番号を付与し、監視管
理装置側で、中継局を含む配下の下流局を認識できるよ
うにしている。具体的には、中継局102では、受信信
号の中に含まれる、上流局(この場合、親局101)に
固有の番号を受信回路202において受信し、上流局を
認識するとともに、中継時には信号中に含まれる固有の
番号として自局に固有の番号を挿入し、無線機205か
ら下流局(中継局103および端局104)に送信す
る。
【0007】さらに、中継局103では、中継局102
と同様に、受信回路において、受信信号中に含まれる上
流局(中継局102)に固有の番号を認識し、さらに、
自局に固有の番号を挿入して、下流局(端局105、1
06)に送信する。すなわち、信号伝送の途中で障害が
発生した場合、障害が発生した局では、自局に固有の番
号が挿入されないため、端局104〜106において受
信した情報を親局101に転送することにより、監視管
理装置では、いずれの局で障害が発生したかを把握する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、監
視管理装置では、無線ネットワーク内における複数の無
線局の状態を監視するが、例えば、工事中の無線局から
は、電源断などのように、数多くの障害情報が発生する
ことが予想される。これに対して監視管理装置では、工
事中の無線局に対して、工事中である旨の指示を行い、
他の工事をしていない監視下の無線局からの障害発生を
見落とすことがないように、工事中の指示があった無線
局からの障害情報は、無視する機能を設けることが従来
より行われている。
【0009】特に無線局の建設時では、障害情報を無視
したい場合や障害情報を監視したい場合など、目的によ
って個々の監視管理の状況を変えていくことも必要とな
る。すなわち、工事中における監視系に対して、工事中
の指示、工事中の解除、監視の正常性の確認などの指示
を行うためには、管理者による操作が必須となってい
た。一般に、中継局および子局は各々独立しており、か
つ、距離的にも離れている。さらに、これらの各局にお
いて、局の建設完了時期は一定ではなく、また、電源投
入時期についてもすべて局で動作準備が完了している状
況下での同時一斉起動はほとんど考えられない。
【0010】このような状況下において、無線ネットワ
ークの監視管理を行おうとする管理者は、監視管理装置
側と無線局側とにそれぞれ配置しなければならず、さら
に、同期した作業が要求されることから、電話などの別
の連絡手段を用いて作業を行わなければならないといっ
た問題点があった。したがって、ネットワーク上に接続
される局数が増加していくと、その状況管理はますます
繁雑なものとなり、人的な操作が不可欠となっていた。
【0011】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、人的な操作をなくし、自立的に維持管理を行う無線
局管理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線局管
理システムは、無線ネットワーク内の各無線局に対し、
現在の動作状態を示す情報を順次個別に要求する情報要
求手段と、情報要求手段による情報要求の結果、得られ
た情報を各無線局ごとに対応付けて格納する情報格納手
段と、情報格納手段に格納された各無線局ごとに対応付
けられた情報に基づいて無線ネットワーク内における各
無線局の状態を把握する状態把握手段とを備えるように
構成している。これによって、情報格納手段内には、無
線局の状態を示す情報が各無線局ごとに格納されるの
で、その情報を読み出すことで各無線局の状態を容易に
把握することができる。
【0013】請求項2記載の無線局管理システムは、無
線ネットワークを構築する複数の無線局と、これらの無
線局に対し、少なくとも、個々の無線局を識別する識別
情報と現在の動作状態を示す状態情報との2つの情報を
要求する情報要求手段と、情報要求手段による情報要求
の結果、返答のあった無線局の情報を、識別情報によっ
て示される無線局ごとに対応付けて格納する情報格納手
段と、情報格納手段に格納された各無線局ごとに対応付
けられた情報に基づいてネットワーク内における各無線
局の状態を把握する状態把握手段とを備えるように構成
している。これによって、情報格納手段内には、各無線
局の識別情報と共に現在の動作状態を格納されるので、
各無線局の状態を詳細に把握することができる。
【0014】請求項3記載の無線局管理システムの情報
格納手段は、1つの無線局に対して2以上の情報格納領
域を有し、情報要求手段は、各無線局を個々に巡回しな
がら情報要求を行うとともに、情報要求の結果、得られ
た情報を、情報格納手段の情報格納領域において前回と
異なる領域に格納するようにしている。これによって、
時間と共に変化する各無線局の情報を常に把握すること
ができる。
【0015】請求項4記載の無線局管理システムの状態
把握手段は、情報格納手段の各情報格納領域内に格納さ
れた情報履歴に基づいて無線ネットワーク内における各
無線局の状態を把握する。これによって、単に現在の状
態を把握するだけでなく、過去からの状態変化をも把握
することができる。
【0016】請求項5記載の無線局管理システムは、状
態把握手段により、故障状態である旨を検出した無線局
に対して、利用可能な伝送路から外すように指定する迂
回処理手段と、状態把握手段により、故障状態から回復
した旨を検出した無線局に対して、利用可能な伝送路中
に含むように指定する復旧処理手段とを備えるように構
成している。これによって、人手の介入を減らすことが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例における
無線局管理システムにおける親局、中継局、子局の接続
関係を示すものである。同図中、無線局管理システム1
は、通信回線Lを介して所定数の通信端末Tを接続する
子局21 …2n (nは2以上の整数)と、各子局21
n と上流局との間を中継する中継局3と、中継局3と
上流局との間を中継する中継局4と、中継局4との間で
送受信を行う基地局5と、基地局5に信号線11を介し
て接続する管理装置6と、基地局5に信号線12を介し
て接続する交換機7とを備えている。
【0018】子局21 …2n は、それぞれアンテナ21a
〜2naを備え、中継局3との間でデータの送受信を行う
ものであり、中継局3は、アンテナ3a を介して各子局
1…2n との間でデータの送受信を行うとともに、ア
ンテナ3b を介して中継局4との間でデータの送受信を
行うことで、各子局21 …2n と中継局4との間を中継
するものである。中継局4は、中継局3と同様に、アン
テナ4a を介して中継局3との間でデータの送受信を行
うとともに、アンテナ4b を介して基地局5との間でデ
ータの送受信を行うことで、中継局3と基地局5との間
を中継するものである。
【0019】基地局5は、アンテナ5aを介して中継局
4との間でデータの送受信を行うとともに、信号線12
を介して交換機7との間でデータの送受信を行う。これ
によって、子局21 …2n と交換機7との間は無線回線
によって接続されることになる。管理装置6は、基地局
5を介して無線ネットワーク全体を集中監視するための
ものであり、後述するように、情報要求手段、情報格納
手段、状態把握手段の各機能を有するとともに、迂回処
理および復旧処理を行う機能も有する。
【0020】図2は、管理装置の要部構成を示すもので
あり、同図に示すように、管理装置6は、ネットワーク
上に接続された各局(子局21 …2n 、中継局3および
中継局4)における状態を記憶するためのメモリ(情報
格納手段)21と、管理装置6の制御中枢となる管理中
枢部22とを備えている。管理中枢部22は、CPU
(Central Processing Unit )31と、ROM(Read O
nly Memory)32と、RAM(Random Access Memory)
33とを有し、この管理中枢部22は、基地局5と共に
情報要求手段の機能を有し、また、メモリ21の内容を
あらかじめ設定された値でクリアしたり、メモリ21の
内容から任意の無線局の状態を把握する状態把握手段と
しての機能も備えている。
【0021】メモリ21および管理中枢部22内のCP
U31、ROM32、RAM33は、それぞれ信号線4
1〜44を介してシステムバス40に接続されることに
より、メモリ21、CPU31、ROM32、RAM3
3はシステムバス40を介して互いに接続するものであ
る。
【0022】図3は、メモリにおける情報格納領域のフ
ォーマット例を示すものである。同図に示すように、メ
モリ21は、無線ネットワークを構成するすべての無線
局(子局および中継局)に対応する情報格納領域A1
n 〜Am (ただし、n<m)を備え、さらに、各情報
格納領域A1 〜An 〜Am は、各無線局を識別するため
の識別情報を格納する領域B11、B21、B31および各無
線局における現在の動作状態を示す情報を格納する領域
12、B22、B32を3組ずつ備えている。
【0023】この3組の領域B11およびB12、領域B21
およびB22、領域B31およびB32は共に同一長のデータ
を格納するものとなっており、まず始めに領域B11およ
びB 12を利用し、次に、領域B21およびB22、領域B31
およびB32と利用し、今度はまた領域B11およびB12
利用する。これによって、各無線局における現在の動作
情報を格納した時点でも、前回、前々回に格納した動作
情報を保有していることになる。すなわち、この履歴情
報を参照しつつ、現在の動作情報を確認することで、管
理中枢部22は、各無線局のより細かな状態把握ができ
る。
【0024】図4は、無線局に対して情報要求を行った
結果に基づく、動作状態の判断内容を示すものであり、
情報要求に対して無線局側から正常である旨の返答があ
った場合は“1”、工事中や障害などで返答がなかった
場合は“0”で示す。そして、前々回の情報が領域
11、前回の情報が領域B21、現在の情報が領域B31
格納されているとすると、領域B31に格納されている情
報が“0”であれば、その無線局は現時点においてネッ
トワーク上で対象外となっていることを示し、反対に、
領域B31に格納されている情報が“1”であれば、その
無線局は現時点においてネットワーク上で有効となって
いることを示す。
【0025】そして、過去の履歴情報から、情報が
“0”,“0”,“0”の場合、その無線局はネットワ
ーク上でずっと対象外となっていることがわかり、ま
た、“0”,“0”,“1”の場合、その無線局はネッ
トワーク上に今回新たに追加されたものであることがわ
かる。同様に、“0”,“1”,“0”では、ネットワ
ーク上に追加された後に故障状態となったことがわか
り、“0”,“1”,“1”では、ネットワーク上に追
加されてから正常状態を保っていることがわかる。
【0026】“1”,“0”,“0”では、ネットワー
ク上に最初から存在したもののその後故障が続いてお
り、“1”,“0”,“1”では、いったん故障したも
のの復旧したことがわかる。“1”,“1”,“0”で
は、ネットワーク上に最初から存在しており今回故障し
たもの、“1”,“1”,“1”では、ネットワーク上
に最初から存在し、正常状態を保っていることがわか
る。このように、状態を示す情報の履歴を採っておくこ
とにより、各無線局の状態をよりいっそう詳細に把握す
ることが可能となっている。
【0027】次に、上述の実施例における管理装置の動
作例を図5に基づいて説明する。
【0028】図5は、本実施例におけるネットワークの
構築および維持を管理する処理を示すものである。な
お、メモリ21内の情報格納領域A1 〜An 〜Am は、
それぞれ図1中における子局21 〜2n および中継局
3、4の総数以上用意されており、子局21 〜2n は各
情報格納領域A1 〜An にそれぞれ対応し、中継局3は
情報格納領域An+1 、中継局4は情報格納領域An+2
それぞれ対応している。同図において、管理装置6は、
まず、管理中枢部22によってメモリ21の内容をすべ
てクリアする(ステップS101)。
【0029】次にカウント変数Iに‘0’を代入し(ス
テップS102)、I番目の無線局に情報要求を行い、
正常性の問い合わせを行う(ステップS103)。ここ
で、問い合わせを行った無線局からの応答の有無を確認
し(ステップS104)、応答がある場合(ステップS
104;Y)、続いて応答情報に基づいて装置故障の有
無を確認する(ステップS105)。そして、ステップ
S105の判断処理において、装置故障がある場合(ス
テップS105;Y)、故障回復のための処理動作を実
行し(ステップS106)、装置故障がない場合(ステ
ップS105;N)と共に、装置存在フラグを領域
11、B21、B31の該当箇所にセットし(ステップS1
07)、ステップS110に進む。
【0030】一方、ステップS104の判断処理におい
て、応答がなかった場合(ステップS104;N)、装
置が存在するか否かを確認する(ステップS108)。
そして、装置が存在する場合(ステップS108;
Y)、その無線局に故障発生のための処理動作を実行し
(ステップS109)、装置が存在しない場合(ステッ
プS108;N)と共にステップS110に進む。次
に、カウント変数Iをインクリメントし(ステップS1
10)、カウント変数Iによってすべての無線局に対し
て情報要求を行ったか否かを確認する(ステップS11
1)。
【0031】ステップS111の判断処理において、残
りの無線局がある場合には(ステップS111;N)、
ステップS103からの処理を繰り返し実行し、ステッ
プS111の判断処理において、残りの無線局がなく、
すべての無線局に対して情報要求を行った場合には(ス
テップS111;Y)、ステップS102からの処理を
繰り返し実行する。この場合、情報格納領域A1 〜An
〜Am 内で用いられる領域を次の領域に切り替える。
【0032】以上の処理において、無線局からの応答が
すでにあって装置存在の旨の記憶があったが、最新の問
い合わせに対する応答がなかった場合には、装置故障発
生あるいは装置故障中の旨を記憶する。また、装置故障
中の旨の記憶があったが、最新の問い合わせ時に応答が
あった場合には、故障回復の旨の記憶に変更し、通常の
装置の存在の状況に戻る。ここで、1回の応答もない局
の場合においては、何らどの記憶もないことから、監視
管理の対象から外されていることになり、電源投入のな
い工事中の扱いと同様となる(図4参照)。
【0033】また、上記説明では、詳細を省いている
が、各無線局からの応答情報の中に詳細な故障情報が含
まれていれば、例えば、装置故障中であるのか、試験中
であるのかを詳細に把握することができるので、管理装
置6は自立的に監視管理を行うことができる。
【0034】以上説明したように、本実施例では、子局
あるいは中継局の存在、および、接続の正常性などを予
め登録していなくても、各無線局から送られてくる情報
に基づいて自動的に判定し、障害情報として抽出するこ
とができる。そして、これら複数の無線局によるネット
ワークシステムを構築している場合には、この障害情報
をネットワークシステムにおける迂回処理や回復処理の
トリガとして使用することができ、ネットワークの正常
性を自立的に確保することができる。
【0035】これによって、遠隔地に設定された装置の
設置や電源投入の有無、あるいは、状態を集中監視管理
する装置に対しても、人的な操作を加えることなく監視
することが可能となり、ネットワークシステムを自立的
に維持管理することができる。
【0036】なお、前述の実施例では、メモリ21にお
ける情報格納領域A1 〜An 〜Amを3組に分け、この
3組の領域を巡回利用することにより、情報の履歴を持
つようにしているが、これに限るものではない。例え
ば、1組の領域で現在の情報だけを格納するようにした
り、さらに多くの領域に分割して、情報履歴を持たせる
ように構成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明では、情報格納手段内に、無線局の状態を
示す情報を各無線局ごとに格納することで、格納された
情報に基づいて各無線局の状態を容易に把握することが
できる。
【0038】請求項2記載の発明では、情報格納手段内
に、各無線局の識別情報と共に現在の動作状態を格納す
ることで、各無線局の動作状態を詳細に把握することが
できる。
【0039】そして、請求項3記載の発明では、情報を
格納する領域を複数設け、この複数領域を用いて情報の
履歴をとることで、時間と共に変化する各無線局の情報
を常に把握することができる。この場合、請求項4記載
の発明のように、単に現在の状態を把握するだけでな
く、過去からの状態変化をも把握することができる。
【0040】また、請求項5記載の発明では、得られた
情報に基づいて、例えば、迂回処理や回復処理を行うこ
とで、人手の介入を減らすことができ、自立的な維持管
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における無線局管理システムにおける
親局、中継局、子局の接続関係を示す図である。
【図2】管理装置の要部構成を示す図である。
【図3】メモリにおける情報格納領域のフォーマット例
を示す図である。
【図4】無線局に対して情報要求を行った結果に基づ
く、動作状態の判断内容を示す図である。
【図5】本実施例におけるネットワークの構築および維
持を管理する処理を示す図である。
【図6】従来の無線局管理方式を構成する、親局、中継
局、端局の接続関係を示す図である。
【符号の説明】
1 無線局管理システム 21 …2n 子局 3、4 中継局 5 基地局 6 管理装置 7 交換機 21 メモリ(情報格納手段) 22 管理中枢部(情報要求手段、状態把握手段) 31 CPU 32 ROM 33 RAM 40 システムバス 41〜44 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 眞理子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 溝邉 正敏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 熱田 裕美 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 ▲吉▼田 千津子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ネットワーク内の各無線局に対し、
    現在の動作状態を示す情報を順次個別に要求する情報要
    求手段と、 情報要求手段による情報要求の結果、得られた情報を各
    無線局ごとに対応付けて格納する情報格納手段と、 情報格納手段に格納された各無線局ごとに対応付けられ
    た情報に基づいて無線ネットワーク内における各無線局
    の状態を把握する状態把握手段とを具備することを特徴
    とする無線局管理システム。
  2. 【請求項2】 無線ネットワークを構築する複数の無線
    局と、 これらの無線局に対し、少なくとも、個々の無線局を識
    別する識別情報と現在の動作状態を示す状態情報との2
    つの情報を要求する情報要求手段と、 情報要求手段による情報要求の結果、返答のあった無線
    局の情報を、識別情報によって示される無線局ごとに対
    応付けて格納する情報格納手段と、 情報格納手段に格納された各無線局ごとに対応付けられ
    た情報に基づいてネットワーク内における各無線局の状
    態を把握する状態把握手段とを具備することを特徴とす
    る無線局管理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報格納手段は、1つの無線局に対
    して2以上の情報格納領域を有し、 前記情報要求手段は、各無線局を個々に巡回しながら情
    報要求を行うとともに、情報要求の結果、得られた情報
    を、前記情報格納手段の情報格納領域において前回と異
    なる領域に格納することを特徴とする請求項1または2
    記載の無線局管理システム。
  4. 【請求項4】 前記状態把握手段は、情報格納手段の各
    情報格納領域内に格納された情報履歴に基づいて無線ネ
    ットワーク内における各無線局の状態を把握することを
    特徴とする請求項3記載の無線局管理システム。
  5. 【請求項5】 前記状態把握手段により、故障状態であ
    る旨を検出した無線局に対して、利用可能な伝送路から
    外すように指定する迂回処理手段と、 前記状態把握手段により、故障状態から回復した旨を検
    出した無線局に対して、利用可能な伝送路中に含むよう
    に指定する復旧処理手段とを具備することを特徴とする
    請求項1〜4記載の無線局管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001144866A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Omron Corp 通信端末装置
JP2021077993A (ja) * 2019-11-08 2021-05-20 Necソリューションイノベータ株式会社 通信回線制御装置、通信回線制御方法、プログラム、及び記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001144866A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Omron Corp 通信端末装置
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