JPH10229152A - 電子部品用リード材、それを用いたリードおよび半導体装置 - Google Patents

電子部品用リード材、それを用いたリードおよび半導体装置

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JPH10229152A
JPH10229152A JP30877597A JP30877597A JPH10229152A JP H10229152 A JPH10229152 A JP H10229152A JP 30877597 A JP30877597 A JP 30877597A JP 30877597 A JP30877597 A JP 30877597A JP H10229152 A JPH10229152 A JP H10229152A
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JP
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layer
lead material
lead
thickness
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JP30877597A
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English (en)
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Morimasa Tanimoto
守正 谷本
Satoshi Suzuki
智 鈴木
Akira Matsuda
晃 松田
Kinya Sugie
欣也 杉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Kanzacc Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Kyowa Electric Wire Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境に悪影響を及ぼさず、半田付け性や溶接
時の溶接強度が優れており、またリフロー処理時の偏肉
も小さい電子部品用リード材を提供する。 【解決手段】 このリード材は、導電性基体1の表面に
Pbを含まない第1めっき層2と第2めっき層3がこの
順序で積層されていて、第2めっき層3の方が第1めっ
き層2よりも溶融温度が低くなっている。これらの第1
めっき層と第2めっき層は、Sn単体とSn合金で構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品用リード
材、それを用いたリードおよび半導体装置に関し、更に
詳しくは、導電性基体の表面をPbを含まないSn系め
っき層で被覆した電子部品用リード材であって、Pbを
含まないので環境を害することがなく、半田付け性(半
田濡れ性)が優れ、半田との接合強度が高く、またリフ
ロー処理時にも偏肉を生ずることのない電子部品用リー
ド材に関する。
【0002】
【従来の技術】Cu単体またはCu合金のような導電性
基体の表面を、Sn単体または半田に代表されるSn合
金のめっき層で被覆したリード材は、前記Cu単体また
はCu合金が備えている優れた導電性と機械的強度を有
し、かつ、Sn単体またはSn合金が備えている耐食性
と良好な半田付け性をも併有する高性能導体であって、
各種の端子,コネクタ,リードのような電気・電子機器
分野や電力ケーブルの分野などで多用されている。
【0003】また、半導体チップを回路基板に搭載する
場合には、半導体チップのアウターリード部に半田の溶
融めっきや電気めっきを行うことにより、当該アウター
リード部の半田付け性を向上せしめることが行われてい
る。ところで、上記したリード材において、導電性基体
を被覆するめっき層がSn単体から成る場合には次のよ
うな問題がある。
【0004】まず、形成されたSnめっき層にはSnの
ウイスカー(針状単結晶)が発生し、これが短絡事故の
原因になることがあるということである。このような問
題は、Snめっき層にリフロー処理を行うことにより解
消することができる。しかしながら、Sn単体の融点
は、232℃と比較的高温であり、またSnめっき層が
例えば、半田組み立て工程で加わる熱などで酸化されや
すいため、Snめっき層はその半田付け性が劣化すると
いう問題がある。
【0005】また、コンデンサー用リード線の場合は、
溶接対象の例えばアルミ線との溶接部の肉盛りを行うた
め、めっき層の厚みを厚肉化しているが、そのようなリ
ード線に前記リフロー処理を行うと、処理後のSnめっ
き層の偏肉が大きくなるという問題がある。一方、めっ
き層をSn合金で形成すれば、Snめっき層の場合のよ
うなウイスカーは発生しない。このようなSn合金の代
表例は半田(Sn−Pb合金)であり、従来から広く用
いられている。
【0006】しかしながら、半田に含まれているPbは
人体に悪影響を与える虞があるとのことから、最近で
は、その優れた性質を備えているにもかかわらず使用が
敬遠されている。そして、Pbを含有しないSn合金、
具体的には、Sn−Ag系,Sn−Bi系,Sn−In
系,Sn−Zn系のものに代替されつつある。しかしな
がら、これらのSn合金でめっき層を形成したリード材
には次のような問題がある。
【0007】まず、これら合金の融点は比較的低温であ
り、そのため、半田組み立て工程の熱で、導電性基体の
構成材料であるCuなどがこのSn合金めっき層の表面
に熱拡散してきて、当該Sn合金めっき層の半田付け性
が劣化するという問題である。更には、例えばアルミ線
と溶接する際に、溶接部の温度は瞬間的には2000℃
近辺の温度になるため、当該溶接部の近傍では、Sn合
金めっき層内のZn,Bi,Inなどの元素が瞬時にし
て気化し、その結果、溶接部にはブローホールが発生
し、その溶接強度が低下するという問題も発生する。し
かも、溶接部では、導電性基体からCuなどが熱拡散し
てリード材の表面にCu−Sn系化合物層などが形成さ
れることにより、表面の変色と半田付け性の劣化も起こ
り得る。
【0008】なお、Pbを含まないSn合金として例示
した前記した合金のうち、Sn−Ag系,Sn−In系
のものは上記の問題に加えて高価であるという問題があ
る。またSn−Bi系のものは、耐熱性が劣り導電性基
体の熱拡散が起こりやすく、曲げ加工性に劣るのでめっ
き層にクラックが発生しやすく、更には半田付け後に形
成された接合部ではその接合強度が経時的に劣化すると
いう問題がある。そして、Sn−Zn系のものは、耐熱
性に劣っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、半田めっき
層を用いない従来のリード材における上記した問題を解
決し、Pbの悪影響が排除されていることは勿論のこ
と、半田付け性に優れ、アルミ線などとの溶接部の溶接
強度が高く、まためっき層の全体を厚肉化してリフロー
処理を行っても偏肉の発生を抑制することができる電子
部品用リード材と、それを用いたリードおよび半導体装
置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、導電性基体の表面に、第1
めっき層と第2めっき層とがこの順序で積層されている
電子部品用リード材であって、前記第2めっき層の溶融
温度が前記第1めっき層の溶融温度よりも低いことを特
徴とする電子部品用リード材が提供される。具体的に
は、前記第1めっき層がSn単体から成り、前記第2め
っき層が、Ag,Bi,Cu,In,Znの群から選ば
れる少なくとも1種を含有するSn合金から成る電子部
品用リード材(以下、第1のリード材という)が提供さ
れ、また、前記第1めっき層が、Ag,Cu,Sb,Y
の群から選ばれる少なくとも1種を含むSn合金から成
り、前記第2めっき層がSn単体から成る電子部品用リ
ード材(以下、第2のリード材という)が提供される。
【0011】また、本発明においては、上記リード材を
用いたリードと、上記リードを用いた半導体装置が提供
される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明のリード材Aの基本
構成を示す断面図である。図において、導電性基体1の
表面には、後述する第1めっき層2と第2めっき層3が
この順序で積層されためっき層の2層構造が形成されて
いる。そして、このリード材Aにおいては、最上層の第
2めっき層3はその溶融温度(これをT2とする)がそ
の下に位置する第1めっき層2の溶融温度(これをT1
とする)よりも低くなっていることを最大の特徴とす
る。
【0013】まず、このリード材Aにおける導電性基体
1としては、少なくともその表面が導電性を有する材料
であれば何であってもよく、例えば、Cu系,Fe系,
Ni系、Al系などをあげることができ、リード材の目
的用途に応じて適宜に選定される。それらのうち、少な
くとも表面の構成材料はCu単体やCu合金などである
ものが好適である。とくにリード材に大きな機械的強度
が要求される場合には、例えば鋼材を芯部とし、その表
面をCuまたはCu合金の層で被覆したものであること
が好ましく、またリード材に優れた導電性が要求される
場合にはCu単体で基体を構成することが好ましい。ま
た、導電性基体の形状は限定されるものではなく、棒
状,線状,条,板状,管状など、いずれであってもよ
い。
【0014】このリード材Aは次のような効果を発揮す
る。まず、最上層への半田付けを行うときに、仮に半田
付け温度TがT2≦T<T1の関係を満足している場合、
最上層の第2めっき層3は溶融してもその下に位置する
第1めっき層2の溶融は起こっていないので、この第1
めっき層2が半田付け時の熱で導電性基体1から熱拡散
してくるCuなどに対しバリアとして機能することにな
る。したがって、リード材Aにおける半田付け性の劣化
は抑制され、半田との間で良好な接合強度を実現するこ
とができる。
【0015】また、第1めっき層2の厚みをt1、第2
めっき層3の厚みをt2とした場合、厚み:t1+t2
厚くても、厚みt2を薄くした状態でめっき層を全体と
して厚肉化し、それにリフロー処理を行ったとすると、
リフロー処理時には、薄い第2めっき層3だけは溶融し
ても厚い第1めっき層2の溶融を抑制することができ
る。その結果、リフロー処理終了後における偏肉の発生
を抑制することができるようになる。
【0016】本発明のリード材の場合、具体的には、次
のような態様のものが提案される。まず第1のリード材
は、第1めっき層2がSn単体(融点:231.9℃)か
ら成り、かつ第2めっき層3がAg,Bi,Cu,I
n,Znの群から選ばれる少なくとも1種を含有するS
n合金(I)から成るものである。そして、第2リード
材は、第1めっき層2がAg,Cu,Sb,Yの群から
選ばれる少なくとも1種を含有するSn合金(II)から
成り、かつ第2めっき層3がSn単体から成るものであ
る。
【0017】すなわち、上記リード材においては、2層
構造のめっき層のうち、1つはSn単体で構成し、他の
めっき層はSn合金(I)またはSn合金(II)で構成
するものであり、第1のリード材の場合は、最上層の第
2めっき層3がSn単体より低融点のSn合金(I)で
構成され、第2のリード材の場合は、最上層の第2めっ
き層3がSn単体で構成され、第1めっき層2がそれよ
りも高融点のSn合金(II)で構成されたものである。
【0018】まず、第1のリード材について詳細に説明
する。第1のリード材で用いるSn合金(I)として
は、Sn−Ag系,Sn−Bi系,Sn−Cu系,Sn
−In系,Sn−Zn系の2元系合金の外に、例えば、
Sn−In−Ag系,Sn−Zn−In系、Sn−Bi
−Ag−Cu系などの多元系合金をあげることができる
が、いずれの場合でも、それら合金の溶融温度はSn単
体の溶融温度よりも低くなるように合金組成が調整され
なければならない。
【0019】例えば上記した2元系合金において、Sn
−Ag系の場合はAg含有量の上限値を5重量%,Sn
−Bi系の場合はBi含有量の上限値を87重量%,S
n−Cu系の場合はCuの含有量の上限値を2重量%,
Sn−Zn系の場合はZn含有量の上限値を12重量%
にそれぞれ規制することが必要である。上記上限値を超
えると、いずれの場合も、溶融温度はSn単体より高く
なってしまい、本発明のリード材における第2めっき層
3の材料としては不適切になる。
【0020】なお、Sn−In系の場合は、Inが含有
されているだけでその溶融温度はSn単体よりも低くな
るのでIn含有量の上限値に制限はない。しかしなが
ら、あまり多量に含有されていると、例えばアルミ線と
この第1のリード材とを溶接するときに、この第2めっ
き層3は直接高熱に曝されるので、そのときのInの気
化により溶接部にブローホールが発生して溶接強度の低
下を招く。したがって、Sn−In系の場合には、In
含有量は50重量%以下に規制することが好ましい。
【0021】また、Sn−Bi系の場合、融点との関係
ではBi含有量は87重量%まで許容されるが、半田と
接合したときに当該半田接合部にBiが20重量%以上
存在していると、その半田接合部の接合強度が経時的に
劣化してしまう。そして、あまり多量にBiが含有され
ている系の場合、Inの場合と同じように溶接部にブロ
ーホールが発生して溶接強度の低下が引き起こされる。
このようなことから、Sn合金(I)としてSn−Bi
系合金を用いる場合には、半田付け後の接合部における
Bi含有量が20重量%よりも少なくなるような合金組
織に調整することが好ましい。
【0022】上記したSn合金(I)のうち、Sn−A
g系とSn−In系は比較的高価であり、またSn−Z
n系やSn−In系は半田付け時に酸化変色を起こして
劣化することがあり、Sn−Cu系の場合も半田付け時
に酸化変色を起こして劣化する問題があり、Sn−Bi
系が工業的には最も有利である。このSn−Bi系は、
上記Sn合金(I)のうちで、それほど高価でもなく、
しかも耐酸化性に優れているからである。
【0023】次に、第2のリード材について詳細に説明
する。第2のリード材で用いるSn合金(II)として
は、Sn−Ag系,Sn−Cu系,Sn−Sb系,Sn
−Y系の2元系合金の外に、Sn−Ag−Cu系,Sn
−Ag−Sb系などの多元系合金をあげることができる
が、いずれの場合でも、それら合金の溶融温度はSn単
体の溶融温度よりも高くなるように合金組成が調整され
なければならない。
【0024】例えば上記した2元系合金において、Sn
−Agの場合はAg含有量を5重量%以上、Sn−Cu
系の場合はCu含有量を2重量%以上に設定すればよ
い。また、Sn−Sb系,Sn−Y系の場合は、Sb,
Yを含有せしめるだけでその溶融温度はSn単体よりも
高くなるので、溶融温度の点からは含有量に制限を受け
ることはない。
【0025】しかしながら、これら元素の含有量をあま
り多くしても耐熱性の効果は飽和に達するだけではな
く、例えばSn−Ag系,Sn−Y系の場合にはコスト
高を招き、またSn−Sb系の場合には、この第1めっ
き層2が最上層のSnめっき層3の下に位置しているの
で第1のリード材におけるSn合金(I)ほどではない
が、やはり、アルミ線との溶接時にブローホール発生の
虞れもあるので、Sn合金(II)におけるこれら元素の
含有量は20重量%以下に設定することが好ましい。
【0026】このような第1のリード材,第2のリード
材のいずれにおいても、第1めっき層2の厚みt1は、
1〜15μm,第2めっき層の厚みt2は0.5〜5μm
に設定し、かつ、t1とt2の間ではt2/t1≦1の関係
が成立するように設定することが好ましい。第1めっき
層2の厚みt1が1μmより薄くなると、半田付け時に
導電性基体1から熱拡散してくるCuなどに対しバリヤ
としての機能が有効に発揮されず、また厚みt1を15
μmより厚くしても無駄であるばかりではなく、形成し
ためっき層に蓄積されるめっき歪みが大きくなって基体
との剥離やクラックなどが発生しやすくなるからであ
る。
【0027】第2めっき層の厚みt2が0.5μmより薄
くなると、例えばアルミ線との溶接時に溶接部の肉盛り
を行うことができず、また厚みt2を5μmより厚くす
ると、例えばリフロー処理時に偏肉が起こりやすくなる
からである。各めっき層の厚みt1,t2は上記した範囲
内に設定しつつも2つのめっき層の合計の厚み(t1
2)を5〜15μmにすることが好ましい。
【0028】また、厚みt1の第1めっき層2と厚みt2
の第2めっき層3との間では、t2/t1≦1の関係、す
なわち、第2めっき層3の方を第1めっき層よりも薄く
することが好ましい。その理由の1つは、例えば第1の
リード材の場合、第2めっき層3をSn−Ag系やSn
−In系で形成する際に、これら高価な合金系のめっき
層を薄くすることにより、リード材としての機能低下を
招くことなく、コスト低減が可能となるからである。
【0029】また、第1のリード材において第2めっき
層3がSn−Bi系である場合、第1めっき層2の厚み
を厚くして基体からのCuなどの熱拡散を抑制して当該
Sn−Bi系めっき層の半田付け性を確保したうえで、
このSn−Bi系めっき層を薄くすることにより、曲げ
加工性を良好にすることができる。更には、例えば半田
付け時やリフロー処理時、またアルミ線などとの溶接時
に2層構造のめっき層が溶融した場合には、溶融後の再
凝固時に形成された新たなめっき層ではSn合金に含有
されていたBi,Agなどの成分がSnで希釈された状
態になる。例えば第1のリード材における第2めっき層
がSn−Bi系で形成されている場合には、新たなめっ
き層におけるBi含有量が低下することになる。このよ
うに、この第2めっき層の厚み(t2)を薄くすること
により、新たなめっき層におけるBi含有量を低下させ
て、半田付け後の接合部における接合強度の経時的な低
下を抑制することができる。
【0030】とくに、第1のリード材の場合、第2めっ
き層3の厚みは2層構造のめっき層全体の厚みの40%
以下の厚みになっていることが好ましい。すなわち、t
2/t1≦0.67になっていることが好ましい。コストの
面でも、半田付け性、耐熱性の点でも、また半田の接合
強度やアルミ線などとの溶接部の溶接強度の点でも良好
な特性が得られるからである。
【0031】上記した関係を満たす各めっき層の厚みに
おいては、更に、t1は6〜10μm,t2は1〜3μ
m,t2/t1は0.1〜0.5に設定すると、なお一層リー
ド材としての性能向上が得られるので好適である。本発
明のリード材は、導電性基体1の表面に例えば電気めっ
きや溶融めっきを行って製造することができる。そのと
き、Snや前記Sn合金(I),(II)のめっきに先立
ち、導電性基体1の表面に予めNiやCoを下地めっき
しておくと、これらの下地めっき層が導電性基体のCu
などの熱拡散を抑制するためのバリアとして有効に機能
し、この上に形成された2層構造のめっき層の耐熱性が
向上し、得られたリード材は優れた半田付け性を具備す
るようになるので好適である。とくに、第2めっき層3
が低融点のSn−Bi系で形成される場合には有効であ
る。
【0032】本発明のリード材の場合、基体表面にめっ
き層を形成したのち、一旦、リフロー処理を行って、少
なくとも第2めっき3を溶融し、再凝固させることが好
ましい。とくに、第2のリード材の場合は有効である。
第2めっき層3であるSnめっき層が溶融して表面は平
滑になり、耐酸化性や半田付け性も向上するからであ
る。
【0033】なお、このとき、温度制御を行うことによ
り第2めっき層3の下に位置する第1めっき層2の少な
くとも一部は溶融しないようにすると、厚みをより均一
にすることができるので好適である。本発明で提供され
るリードとしては、上記した材料を用いて製造されたリ
ード線,リードフレームなどをあげることができ、また
半導体装置としては、上記したリード材をリード線とす
るダイオード,コンデンサ、またはリードフレーム上に
IC素子を搭載したリードフレームなどをあげることが
できる。
【0034】
【実施例】
実施例1〜12,比較例1〜3 直径0.5mmの銅被服鋼線を、電解脱脂槽,酸洗槽,Sn
めっき槽,Sn合金めっき槽に順次走行せしめて表1で
示した第1めっき層,第2めっき層を形成し、本発明の
第1のリード材であるリード線を製造した。
【0035】各リード線を、155℃のエアバス内に2
4時間保持したのち、下記の仕様で半田付け性(半田濡
れ性)およびアルミ線との溶接強度を評価した。 半田付け性:リード線を温度230℃の溶融共晶半田の
中に2秒間浸漬したのち引き上げて半田の濡れ面積を測
定し、リード線の浸漬面積に対する測定面積の百分率で
表示。この値が大きいほど半田付け性は優れていること
を表す。
【0036】アルミ線との溶接強度:JISC0051
に準拠して測定。すなわち、リード線とアルミ線を溶接
したのち下側に配したリード線に1kgの荷重をぶら下
げ、アルミ線をチャックでつかみ、溶接部の両側にロー
ラを接触させ、この状態で、チャックを左右交互に振っ
てアルミ線の首振り運動を行うことにより溶接部に90
°の曲げを反復して付与した。チャックを左に振り元に
戻して1回、ついで右に振り元に戻して2回という態様
で回数を数え、溶接部が破断するまでの回数を計測。
【0037】以上の結果を表1に示した。
【0038】
【表1】
【0039】表1から次のことが明らかである。 (1)本発明のリード材は半田付け性と溶接強度のいず
れもが良好である。とくに、実施例4,実施例5,実施
例6,実施例7を対比して明らかなように、それぞれの
第2めっき層の厚みは異なっているとはいえ、用いたS
n合金(II)におけるSn以外の成分の含有量はいずれ
も10重量%と同じであるにもかかわらず、第2めっき
層がSn−Bi系で構成されている実施例4のリード材
は半田付け性が他の実施例よりも良好な値を示してい
る。このようなことから、第1のリード材における第2
めっき層はSn−Bi系で構成することの有用性が明ら
かである。
【0040】しかし、第2めっき層がSn−Bi系の場
合であっても、実施例11,12で明らかなように、B
i含有量が少なすぎると溶接強度は向上するものの半田
付け性は悪くなり、逆にBi含有量が多すぎると、半田
付け性と溶接強度の両方が劣化する。このようなことか
ら、第2めっき層をSn−Bi系で構成する場合には、
このめっき層におけるBi含有量は5〜30重量%にす
ることが好適であることがわかる。
【0041】(2)実施例1と比較例1を対比すると、
両者とも基体上のめっき層の厚みはいずれも10μmと
同じであるが、比較例1では実施例1に比べて溶接強度
は若干向上しているものの半田付け性は大幅に劣化して
いる。比較例1で溶接強度が実施例1に比べて若干向上
しているのは、比較例1のめっき層がSn単体から成
り、溶接時のブローホールの原因になる他の成分を含有
していないからである。しかし、そのめっき層は1層の
みであるため、半田付け時に基体から拡散してくるCu
に対するバイヤ機能がないため、半田付け性が大幅に劣
化しているのである。
【0042】(3)また、実施例4と比較例2,実施例
7と比較例3を対比して明らかなように、半田付け性を
高めるためには、Sn−10%Biめっき層の下にそれ
より融点が高いSnめっき層を配置する(実施例4と比
較例2の対比)ことや、Sn−10%Znめっき層の下
にそれより融点の高いSnめっき層を配置する(実施例
7と比較例3の対比)ことの有用性が明らかである。
【0043】なお、各リード線を大気中に長時間放置し
ておいたところ、比較例1のリード線の場合には、ウイ
スカーが発生した。しかし、表面層がSn合金で形成さ
れている他のリード線の全てにはウイスカーの発生は認
められなかった。また、各リード線に温度750℃、送
り速度50〜70m/分でリフロー処理を行ったとこ
ろ、めっき層全体の厚みが10μmを超えているもの
(実施例4,7,10)には偏肉の発生は全く認められ
なかった。しかし、比較例1は偏肉の発生が認められた なお、リフロー処理後にあっては、実施例1〜12,比
較例1〜3のリード線には、いずれも、ウイスカーの発
生は認められなかった。
【0044】実施例13〜45,比較例4,5 表2,3で示したように直径0.6mmの純銅線に、一旦、
Niをめっきして厚み0.5μmの下地めっき層を成膜
し、その後、その上に、表2,3で示したような第1め
っき層と第2めっき層を順次形成した。ついで、各線材
を温度170℃のエアバス内で48時間加熱したのち、
表2,3で示した条件下でリフロー処理を行い、直ちに
水冷して溶融めっき層を再凝固させた。
【0045】得られた各線材につき、下記の仕様で半田
付け性と偏肉の度合いを測定した。 半田付け性:実施例1〜12の場合と同じ。 リフロー処理後の偏肉の度合:線材を長さ10cmに切断
し、めっき層の厚みを、30点、蛍光X線で測定し、最
大厚みと最小厚みの差として表示。
【0046】以上の結果を一括して表2,3に示した。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】表2,3から次のことが明らかである。 (1)各実施例は、半田付け性が80〜95%、偏肉の
度合が0.1〜1.2μmであり、Snめっき層1層のみの
比較例4に比べて、半田付け性がはるかに優れ、偏肉は
小さい。 (2)実施例13〜18は、第1めっき層が同一で、第
2めっき層の厚みのみが変化している第1のリード材の
事例であるが、第2めっき層の厚みが厚くなってt2
1が1を超えるようになると、半田付け性の劣化が起
こり、また偏肉も大きくなり始めている。逆に、実施例
13のように第2めっき層の厚みが薄くなってt2/t1
が0.1より小さくなると、偏肉の度合は小さいものの半
田付け性は悪くなりはじめている。このようなことから
第2めっき層の厚みは0.5〜5μmにすることが好まし
いことがわかる。
【0050】(3)実施例19〜24は、第2めっき層
が同一で第1めっき層の厚みのみが変化している第1の
リード材の事例であるが、この第1めっき層の厚みが薄
くなると、半田付け性が悪くなり、バリアとしての機能
低下を招いている。また逆に、第1めっき層が厚くなり
すぎても、半田付け性は飽和傾向を示している。このよ
うなことから、第1めっき層の厚みは1〜15μmにす
ることが好ましい。
【0051】(4)実施例25〜29は、第2めっき層
を構成するSn−Bi系合金の組成が変化していること
を除いては全て同じである第1のリード材の事例である
が、Bi含有量が多すぎても、また少なすぎても半田付
け性の劣化が認められる。とくに、Bi含有量が3重量
%の場合(実施例25)は、偏肉が大きくなっている。
このようなことから、第2めっき層をSn−Bi系合金
で構成する場合には、Bi含有量を5〜30重量%にす
ることが好適である。
【0052】(5)実施例30〜33は、第2めっき層
の合金組成を変化させた第1のリード材の事例である
が、いずれの場合も良好な半田付け性を示し、また、偏
肉の度合も良好である。 (6)実施例15と実施例14を対比すると、両者の相
違はNi下地めっき層の有無だけにあるが、Niの下地
めっき層を形成していない実施例34の方が半田付け性
は悪い。
【0053】このようなことから、Ni下地めっき層を
形成することの有用性が明らかである。 (7)実施例15と実施例36の相違点はリフロー処理
の有無にあるが、リフロー処理を行わない方が半田付け
性は悪くなっている。このようなことから、めっき層の
形成後、リフロー処理を行うことの有用性が明らかであ
る。
【0054】(8)実施例39〜43は、第1めっき層
を高融点のSn合金(II)で構成した第2のリード材の
事例であるが、この場合も、半田付け性や偏肉の度合は
良好である。しかし、全体としては、第1のリード材の
場合よりも半田付け性と偏肉の度合は低くなる傾向にあ
る。 (9)実施例44,45は、第1めっき層を高融点のS
n合金(II)で構成し、第2のめっき層を低融点のSn
合金(I)で構成した事例であるが、この場合も半田付
け性は良好である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
リード材は、まずめっき層がPbを含まないので環境に
悪影響を及ぼす心配はない。その上で、めっき層は、高
融点の第1めっき層とそれよりも融点の低い第2めっき
層との2層構造になっているので、半田付け時に第2め
っき層が溶融しても、そのときの熱で基体から拡散して
くるCuなどは第1めっき層でバリアされ、その結果、
半田付け性は向上する。
【0056】そして、第1のリード材にあっては、第2
めっき層をSn−Ag系やSn−In系などの高価な合
金で形成する場合でも、第1めっき層(Snめっき層)
の厚みを厚くして当該第2めっき層を薄くすればよいの
でコスト低減を実現することができる。しかも、第2め
っき層を薄くすることにより、リフロー処理後の偏肉を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード材例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 導電性基体 2 第1めっき層 3 第2めっき層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 晃 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 杉江 欣也 大阪府寝屋川市楠根北町2番5号 協和電 線株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体の表面に、第1めっき層と第
    2めっき層とがこの順序で積層されている電子部品用リ
    ード材であって、前記第2めっき層の溶融温度が前記第
    1めっき層の溶融温度よりも低いことを特徴とする電子
    部品用リード材。
  2. 【請求項2】 前記第1めっき層がSn単体から成り、
    前記第2めっき層が、Ag,Bi,Cu,In,Znの
    群から選ばれる少なくとも1種を含有するSn合金から
    成る請求項1の電子部品用リード材。
  3. 【請求項3】 前記第1めっき層が、Ag,Cu,S
    b,Yの群から選ばれる少なくとも1種を含むSn合金
    から成り、前記第2めっき層がSn単体から成る請求項
    1の電子部品用リード材。
  4. 【請求項4】 前記第1めっき層の厚みをt1、前記第
    2めっき層の厚みをt2としたとき、t1,t2は、1μ
    m≦t1≦15μm,0.5μm≦t2≦5μmであり、か
    つt2/t1≦1.0の関係を満足する請求項2または3の
    電子部品用リード材。
  5. 【請求項5】 5μm≦t1+t2≦15μmである請求
    項4の電子部品用リード材。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記第2めっき層がリフロー
    処理されている請求項1〜5の電子部品用リード材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の電子部品用リード材を用
    いたリード。
  8. 【請求項8】 請求項7のリードを用いた半導体装置。
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