JPH10229029A - トリマコンデンサ - Google Patents

トリマコンデンサ

Info

Publication number
JPH10229029A
JPH10229029A JP9029890A JP2989097A JPH10229029A JP H10229029 A JPH10229029 A JP H10229029A JP 9029890 A JP9029890 A JP 9029890A JP 2989097 A JP2989097 A JP 2989097A JP H10229029 A JPH10229029 A JP H10229029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
electrode
base
trimmer capacitor
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9029890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakai
宏 酒井
Toshiaki Osawa
俊明 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chichibu Onoda Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chichibu Onoda Cement Corp filed Critical Chichibu Onoda Cement Corp
Priority to JP9029890A priority Critical patent/JPH10229029A/ja
Publication of JPH10229029A publication Critical patent/JPH10229029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量を調整する際に、セッティング
ドリフトが発生せず、しかも誘電性を有する部材に損傷
が起き難いトリマコンデンサを提供することである。 【解決手段】 基体と、この基体の上に設けられた、第
1の電極を有し、かつ、誘電性を備えたロータと、この
ロータの上に設けられた第2の電極とを具備してなるト
リマコンデンサであって、前記ロータと、前記第2の電
極及び/又は基体とに貫通孔が形成されてなるトリマコ
ンデンサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量の調整が
可能であるよう構成されたトリマコンデンサに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、可変容量型のコ
ンデンサとしては、図12に示すものが広く用いられて
きた。この図12に示すコンデンサは、誘電材料から構
成され、かつ、内部に電極31を有するステータ32
と、このステータ32の上に載置された金属製のロータ
33と、このロータ33を覆うよう設けられた金属製の
カバー34とからなる。
【0003】更に、上記コンデンサは、二つの外部電極
35a,35bを有する。このうち外部電極35aは、
スルーホール内に充填された導電材料36によって電極
31に接続されている。一方、外部電極35bはカバー
34と一体のものであって、すなわちカバー34に形成
した延在片をステータ32側に折り曲げることで構成さ
れている。
【0004】ロータ33の上面には溝37が形成されて
いる。この溝37にはドライバの先端部が没入し、その
状態のまま、ドライバを所定の量だけ回転させること
で、コンデンサの静電容量を調整できるようになってい
る。ところで、こうした従来型のコンデンサにあって
は、調整中における静電容量と、調整後の静電容量とが
相違することがある。こうした現象はセッティングドリ
フトと呼ばれ、静電容量調整時にはドライバを通して加
えられる押圧力によりロータ33がステータ32に圧着
させられ、これによって両者の間隙が一時的に小さくな
るのに対し、静電容量調整後においてはドライバによる
押圧力が解除されるので、ロータ33とステータ32と
の間隙が静電容量調整時よりも大きくなることに起因し
ている。つまり、セッティングドリフトは、静電容量の
調整に際し、ロータ33とステータ32との間隙が大き
く変動することが原因で生じる。
【0005】そこで、こうした問題を解決するべく、特
開平7−153648号公報に開示されるごとくのコン
デンサが考えられた。以下、図13を用いて、その構造
を簡単に説明する。図13に示す改良型のコンデンサ
も、先に説明したものと同様、誘電材料から構成され、
かつ、内部に電極41を有するステータ42と、金属製
のロータ43と、同じく金属製のカバー44とを備え
る。
【0006】ステータ42の周面には、外部電極45
a,45bが存在する。このうち外部電極45aは、直
接、ステータ42に埋設された電極41に接続されてい
る。一方、外部電極45bは、カバー44を介してロー
タ43に接続されている。更に、この改良型のコンデン
サにあっては、ロータ43に、それをステータ42に対
して回動させる際に用いられるドライバ挿入用の貫通孔
46が形成されている。
【0007】こうした構造であることから、図13のコ
ンデンサでは、静電容量を調整する際、ドライバによる
垂直方向の負荷がロータ43には掛からない。ゆえに、
ロータ43とステータ42との間隙の変動は少なく、セ
ッティングドリフトは僅かである。しかし、上記コンデ
ンサにも次のような欠点がある。すなわち、貫通孔46
に挿入されたドライバがステータ42にある一定以上の
速度で当たると、その際の衝撃でステータ42の表面に
亀裂が生じることがある。コンデンサは静電容量調整後
に行われるハンダ付けなどによって熱が加えられるの
で、その亀裂が極めて微細なものであっても熱負荷でス
テータ42が破損する恐れがある。この場合、コンデン
サは本来の性能を発揮できず、それが組み込まれた機器
は正常に作動しない。
【0008】また、貫通孔46にドライバを挿入してロ
ータ43を回動させるに際して、ドライバの先端がステ
ータ42に強く当たると、ロータ(電極)43とステー
タ42に埋設された電極41との間の距離、すなわち電
極間距離が変動してしまい、静電容量が一定しないこと
がある。したがって、本発明が解決しようとする課題
は、静電容量を調整する際にセッティングドリフトが発
生せず、しかも誘電性を有する部材に損傷が起き難いト
リマコンデンサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、基体と、
この基体の上に設けられた、第1の電極を有し、かつ、
誘電性を備えたロータと、このロータの上に設けられた
第2の電極とを具備してなるトリマコンデンサであっ
て、前記ロータと、前記第2の電極及び/又は基体とに
貫通孔が形成されてなることを特徴とするトリマコンデ
ンサによって解決される。
【0010】特に、このトリマコンデンサにあっては、
第2の電極におけるロータと接する側の面が段状に構成
され、前記第2の電極は、厚みの大きな部分が第1の電
極と対向するよう設けられる。なお、ロータを誘電材料
から構成し、第1の電極を前記ロータを構成する誘電材
料中に埋設してもよく、あるいはロータを絶縁材料から
なる第1の層と誘電材料からなる第2の層との積層体と
し、第1の電極を前記第1の層と第2の層との間に設け
てもよい。
【0011】このようにして第1の電極をロータ内部に
配する場合、ロータ底面に第1の電極に接続されるリン
グ状の第3の電極を設け、基体におけるロータと接する
側の面に第3の電極と接する第4の電極を設けた構造と
することができる。更に、第2の電極は二つ以上の延在
片を有し、この延在片を基体側に折り曲げることで、前
記第2の電極が前記基体に固定されるようにしてなるこ
とが好ましい。これによって、構造を簡略化でき、製造
コストの低減が図れる。
【0012】上記のごとく構成されたトリマコンデンサ
にあっては、静電容量を調整する際に、ドライバを第2
の電極(あるいは基体)に形成された貫通孔に差し込む
と、ドライバの先端部はロータを通り抜ける。このた
め、ロータには垂直方向の負荷が全く掛からず、ロータ
と、ステータである第2の電極との間隙が変動しない。
ゆえに、セッティングドリフトは生じない。特に貫通孔
を第2の電極に形成した場合、ドライバの先端部が当接
するのはコンデンサ機能には直接関係しない基体部分と
なる。よって、ドライバの当接速度が高すぎた場合で
も、ロータと第2の電極との距離、すなわち電極間距離
が変動することはなく、静電容量の調整を正確に行え
る。そして、本発明のトリマコンデンサでは、ロータが
載置される基体にではなく、ロータ自身に誘電性を付与
している。したがって、ドライバの先端部が当接するの
は、亀裂の発生しやすい誘電材料からなる部材ではな
く、樹脂やセラミックなどから構成される基体、あるい
は金属製の第2の電極に対してである。このため、誘電
性を有する部材が損傷することはない。その上、基体や
第2の電極は、ドライバを挿入する速度が高すぎて多少
の傷がついたとしても、コンデンサとしての機能に重大
な影響を与えるものではない。よって、本発明のトリマ
コンデンサは、静電容量調整作業時のミスによって不良
品となることはなく、静電容量調整後も確実に本来の性
能を発揮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下で本発明の第1実施形態とし
て説明するトリマコンデンサは、基体と、この基体の上
に設けられた、第1の電極を有し、かつ、誘電性を備え
たロータと、このロータの上に設けられた第2の電極と
を具備してなるものであって、前記ロータと、前記第2
の電極とに貫通孔が形成されてなることを特徴とする。
特に、第2の電極におけるロータと接する側の面は段状
に構成されてなり、前記第2の電極は、厚みの大きな部
分が第1の電極と対向するよう設けられている。また、
ロータは誘電材料から構成されたものであって、第1の
電極は前記ロータを構成する誘電材料中に埋設されてい
る。また、基体におけるロータと接する側の面には、第
1の電極に接続されたリング状の第3の電極と接する第
4の電極が設けられている。更に、第2の電極は二つ以
上の延在片を有し、この延在片を基体側に折り曲げるこ
とで、前記第2の電極が前記基体に固定されるようにな
っている。
【0014】次に、図1〜図8を用いて、本実施形態の
トリマコンデンサを更に詳しく説明する。なお、図1は
トリマコンデンサの断面図、図2は基体の斜視立体図、
図3は図2の基体を反転させた状態を示す斜視立体図、
図4はロータの斜視立体図、図5は図4のロータを反転
させた状態を示す斜視立体図、図6はカバー(第2の電
極)の組み立て前の状態を示す斜視立体図、図7は図6
のカバーを反転させた状態を示す斜視立体図、図8はド
ライバが差し込まれた状態でのトリマコンデンサの断面
図である。
【0015】図1から判るように、本実施形態のトリマ
コンデンサは、基体1と、この基体1の上に設けられた
ロータ2と、このロータ2の上に設けられたカバー(第
2の電極)3とを具備してなる。言い換えれば、本実施
形態のトリマコンデンサは、基体1、ロータ2、カバー
3を順に積層させた構造となっている。基体1は、図2
及び図3に示すごとく、皿状のものであって、円形の凹
部4を有する。本実施形態では、この基体1をセラミッ
ク、あるいは液晶ポリマーと呼ばれる樹脂材料から構成
している。
【0016】基体1には、後述するロータ2の底面に設
けたリング状電極と接する電極(第4の電極)5が埋め
込まれている。この電極5において、実際にロータ2の
底面に設けたリング状電極と接するのは、凹部4の底面
の一部となっている三日月状の部分であり、電極5の他
の部分は基体1の外周面及び底面を構成している。基体
1の外面には、凹部6a〜6cが形成されている。これ
ら凹部6a〜6cは、後述するカバー3の延在片を収め
るためのものである。
【0017】凹部4内に大部分が収納された状態で、基
体1の上に設けられるロータ2は、全体が誘電材料から
構成されており、図4にも示すごとく、内部に三日月状
の電極(第1の電極)7を有する。また、ロータ2にお
いて基体1の電極5と接する側の面、すなわち図5に示
す側の面には、リング状の電極(第3の電極)8が設け
られている。この電極8は、スルーホール内に充填され
た導電材料9によってロータ2内部の電極7に接続され
ている。なお、本実施形態では、リング状の電極8を印
刷によって形成している。
【0018】ロータ2の中心には断面が非円形(四角
形)の貫通孔10が形成されている。貫通孔10は静電
容量調整の際に用いられるもので、この貫通孔10が存
在することにより、挿入された静電容量調整用ドライバ
の先端部は、ロータ2を通り抜けて、基体1における凹
部4の底面に当接する。基体1及びロータ2と共にトリ
マコンデンサを構成するカバー3は、図6及び図7に示
すとおりのものであり、特に図7から判るように、ロー
タ2と接する側の面が段状に構成されている。すなわ
ち、カバー3は、略半円状の凸部11と、円柱状の突起
12とを備える。略半円状の凸部11は、電極7と共に
コンデンサの主構成要素として機能し、一方、突起12
はロータ2の水平状態を維持する役割を果たす。
【0019】ステータを兼ねたカバー3は、ステンレス
あるいはリン青銅などの金属材料から構成されており、
凸部11がロータ2の内部に設けた電極7と対向するよ
う配置される。カバー3には、90°間隔で延在片13
a〜13cが形成されている。これら延在片13a〜1
3cは最終的に基体1側に折り曲げられ、これによって
カバー3は基体1に固定される。なお、折り曲げられた
延在片13a〜13cは、上述したように基体1の凹部
6a〜6cにそれぞれ収められる。また、延在片13a
〜13cにおいて、延在片13aのみが引出し電極とし
て機能する。
【0020】カバー3の中心には、円形の貫通孔14が
形成されている。この貫通孔14の径は、ロータ2に形
成した貫通孔10の対角線寸法より、いくらか大きい程
度である。上記構成のトリマコンデンサにあっても、静
電容量の調整は、図8に示すごとくカバー3の貫通孔1
4から挿入されたドライバDを用いて行われる。この
際、ドライバDの先端部はロータ2を通り抜けるので、
ロータ2には垂直方向の負荷が全く掛からない。ゆえ
に、ロータ2と、ステータ(電極)であるカバー3との
間隙が変動せず、セッティングドリフトは生じない。ま
た、挿入されたドライバDが基体1に強く当たっても、
これによってロータ2とカバー3との間隙が変動するこ
とはないので、静電容量が一定しないといった不具合は
起きない。
【0021】しかも、本実施形態のトリマコンデンサで
は、ロータ2を誘電材料から構成すると共に、ドライバ
Dの先端部が当接する基体1を樹脂あるいはセラミック
などから構成している。したがって、亀裂の生じやすい
誘電性部材が損傷することはない。その上、基体1は、
ドライバDを挿入する速度が高すぎて多少の傷がついた
としても、コンデンサとしての機能に重大な影響を与え
るものではない。よって、動作不良は起きず、静電容量
を調整した後も確実に本来の性能を発揮する。
【0022】更に、本実施形態のトリマコンデンサは、
従来のものに比べて厚みを小さくできるといった特長が
ある。これは、誘電性部材であるロータ2にドライバか
ら垂直方向の負荷が掛からないため、それほど高い強度
が要求されず、ロータ2の厚みを可能な限り小さくでき
るからである。続いて、本発明の第2実施形態を説明す
る。なお、全体構成は第1実施形態とほぼ同じであるか
ら、それについての説明は省略し、要部についてのみ記
す。
【0023】本実施形態のトリマコンデンサは、ロータ
として、絶縁材料からなる第1の層と、誘電材料からな
る第2の層との積層体を用いたことを特徴とする。但
し、第1の電極は、前記第1の層と第2の層との間に設
けている。更に具体的に言うと、ロータは、図9に示す
ごとく、アルミナなどの絶縁材料からなるベース15の
上に三日月状の電極16を配置し、更にその上に誘電材
料の層17を印刷することにより構成されている。
【0024】このロータについても、中央には貫通孔1
8が形成されており、また、底面にはリング状の電極1
9が設けられている。なお、リング状の電極19は、ス
ルーホールに充填された導電材料20によって電極16
に接続されている。こうした構造のロータが組み込まれ
たトリマコンデンサにあっても、第1実施形態のものと
同様、静電容量調整時にロータとステータであるカバー
との間隙が変動しない。よって、セッティングドリフト
は生じない。しかも、誘電性を有する部材であるロータ
がドライバによって損傷することはないので、静電容量
調整後に動作不良は起きない。
【0025】続いて、本発明の第3実施形態を説明す
る。なお、この第3実施形態のトリマコンデンサについ
ても、その基本構造は第1実施形態のものとほぼ同じで
あるから、細部の構成についての説明は省略し、相違点
のみを記す。本実施形態のトリマコンデンサは、図10
に示すごとく、ロータ20に貫通孔21を形成すると共
に、カバー22にではなく、基体23に貫通孔24を形
成したことを特徴とする。
【0026】こうした構造のトリマコンデンサにあって
は、静電容量の調整は、ドライバをトリマコンデンサの
底面側から差し込んで行われるわけであるが、その際、
ドライバの先端部が当接するのは、金属製のカバー22
に対してである。よって、ドライバの挿入速度が高くて
も、トリマコンデンサには致命的なトラブルが生じな
い。
【0027】なお、図1タイプの第1実施形態や図9タ
イプの第2実施形態のトリマコンデンサと、図10タイ
プの第3実施形態のトリマコンデンサとを比較すると、
第1実施形態や第2実施形態のトリマコンデンサの方が
好ましい。なぜなら、静電容量の調整に際して、ドライ
バの先端部が第2の電極(カバー)に当たらないので電
極間距離に狂いが生じ難く、静電容量の調整が正確に行
えるからである。したがって、貫通孔はロータと第2の
電極とに形成しておくのが望ましい。
【0028】続いて、本発明の第4実施形態を説明す
る。なお、この第4実施形態のトリマコンデンサについ
ても、その基本構造は第1実施形態のものとほぼ同じで
あるから、細部の構成についての説明は省略し、相違点
のみを記す。本実施形態のトリマコンデンサは、図11
に示すごとく、コンデンサの主構成要素として機能する
電極(第1の電極)25を完全にロータ26の内部に埋
め込むのではなく、それがロータ26の底面の一部を構
成するよう設けたことを特徴とする。つまり、電極25
が第1実施形態におけるリング状電極(第3の電極)を
兼ねるようにしている。但し、電極25はリング状では
なく三日月状であり、一方、電極25と接する基体側電
極がリング状あるいはC字状に構成される。そして、本
実施形態では、ロータ26の水平状態を維持する役割を
果たす突起27を、電極25と重なり合わないようカバ
ー28の端部に設けている。
【0029】こうした構造のトリマコンデンサにあって
も、静電容量の調整は、ドライバをロータ26の貫通孔
29に差し込んで行われるわけであるが、その際、ロー
タ26とステータであるカバー28との間隙が変動しな
い。したがって、セッティングドリフトが生じることは
なく、その上、誘電性を有する部材であるロータ26が
ドライバによって損傷することもないので、静電容量調
整後に動作不良は起きない。
【0030】
【発明の効果】静電容量を調整する際に、セッティング
ドリフトが発生せず、しかも誘電性を有する部材に損傷
が起き難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トリマコンデンサ(第1実施形態)の断面図
【図2】基体の斜視立体図
【図3】図2の基体を反転させた状態を示す斜視立体図
【図4】ロータの斜視立体図
【図5】図4のロータを反転させた状態を示す斜視立体
【図6】カバー(第2の電極)の組み立て前の状態を示
す斜視立体図
【図7】図6のカバーを反転させた状態を示す斜視立体
【図8】ドライバが差し込まれた状態でのトリマコンデ
ンサの断面図
【図9】トリマコンデンサ(第2実施形態)におけるロ
ータ部分の断面図
【図10】トリマコンデンサ(第3実施形態)の断面図
【図11】トリマコンデンサ(第4実施形態)の断面図
【図12】従来型コンデンサの断面図
【図13】従来型コンデンサの他形態を示す断面図
【符号の説明】
1 基体 2 ロータ 3 カバー(第2の電極) 4 凹部 5 電極(第4の電極) 6a〜6b 凹部 7 電極(第1の電極) 8 電極(第3の電極) 9 導電材料 10 貫通孔 11 凸部 12 突起 13a〜13b 延在片 14 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、 この基体の上に設けられた、第1の電極を有し、かつ、
    誘電性を備えたロータと、 このロータの上に設けられた第2の電極とを具備してな
    るトリマコンデンサであって、 前記ロータと、前記第2の電極及び/又は基体とに貫通
    孔が形成されてなることを特徴とするトリマコンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 第2の電極におけるロータと接する側の
    面は段状に構成されてなり、前記第2の電極は、厚みの
    大きな部分が第1の電極と対向するよう設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のトリマコンデンサ。
  3. 【請求項3】 ロータは誘電材料から構成されたもので
    あって、第1の電極は前記ロータを構成する誘電材料中
    に埋設されてなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のトリマコンデンサ。
  4. 【請求項4】 ロータは、絶縁材料からなる第1の層
    と、誘電材料からなる第2の層との積層体であって、第
    1の電極は、前記第1の層と第2の層との間に設けられ
    てなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    トリマコンデンサ。
  5. 【請求項5】 基体におけるロータと接する側の面に
    は、第1の電極に接続されたリング状の第3の電極と接
    する第4の電極が設けられてなることを特徴とする請求
    項1〜請求項4いずれかに記載のトリマコンデンサ。
  6. 【請求項6】 第2の電極は二つ以上の延在片を有し、
    この延在片を基体側に折り曲げることで、前記第2の電
    極が前記基体に固定されるようにしたことを特徴とする
    請求項1〜請求項5いずれかに記載のトリマコンデン
    サ。
JP9029890A 1997-02-14 1997-02-14 トリマコンデンサ Pending JPH10229029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9029890A JPH10229029A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 トリマコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9029890A JPH10229029A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 トリマコンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10229029A true JPH10229029A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12288574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9029890A Pending JPH10229029A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 トリマコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10229029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021438A (ja) * 2014-07-11 2016-02-04 シャープ株式会社 可変コンデンサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021438A (ja) * 2014-07-11 2016-02-04 シャープ株式会社 可変コンデンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3340625B2 (ja) 表面実装型セラミック電子部品
JP3307234B2 (ja) セラミック電子部品
JP2000228451A (ja) 電子部品
US6717334B2 (en) Electronic component and method for forming substrate electrode of the same
JPH10229029A (ja) トリマコンデンサ
JPH09186042A (ja) 積層電子部品
JP4107160B2 (ja) 複合電子部品
KR100323583B1 (ko) 가변커패시터
JP2004357131A (ja) 圧電振動子
JP3724633B2 (ja) セラミックレゾネータ
US6060963A (en) Ladder-type piezoelectric filter with lid providing predetermined contact pressure and method of manufacturing same
JP3010900B2 (ja) トリマコンデンサ
JP2839213B2 (ja) 液晶表示装置
JP4438168B2 (ja) 電子部品
JPH0236262Y2 (ja)
JPH0963894A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP4559211B2 (ja) 圧電振動子
JP3678371B2 (ja) トリマーコンデンサ
JP4080728B2 (ja) 表面実装型水晶振動子の製造方法
JPH1187172A (ja) 可変コンデンサの静電容量調整用ドライバおよび静電容量調整方法
JP2602758Y2 (ja) トリマーコンデンサ
JPH0974048A (ja) 可変磁器コンデンサ
JP2001126957A (ja) 可変コンデンサ
JP2000113921A (ja) 電極接続装置
JPH11135362A (ja) トリマコンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041117