JPH10227307A - 結合アンカー用のアンカーロッド - Google Patents

結合アンカー用のアンカーロッド

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JPH10227307A
JPH10227307A JP10023439A JP2343998A JPH10227307A JP H10227307 A JPH10227307 A JP H10227307A JP 10023439 A JP10023439 A JP 10023439A JP 2343998 A JP2343998 A JP 2343998A JP H10227307 A JPH10227307 A JP H10227307A
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
    • F16B13/141Fixing plugs in holes by the use of settable material

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放した受孔に対して良好な再拡開特性を有
する結合アンカー用のアンカーロッドを提案し、結合ア
ンカーの亀裂適性を確実に発現する構成および特性を実
現する。このアンカーロッドは回転衝撃ドリル装置のみ
を使用する単一工程で固定可能とする。 【解決手段】 結合アンカー用のアンカーロッドは、硬
化可能な無機及び/又は有機モルタル物質中に挿入可能
な係止領域(4)を有する。係止領域に接続するアンカ
ーロッドの後端領域(1)に荷重係止手段が設けられて
いる。係止領域(4)は3分割され、頭部(5)からな
る前方混合部分を有する。頭部の前端には、アンカーロ
ッドの中心軸線(A)に対してほぼ垂直に延在するカッ
ター(7)が配置されている。混合部分には搬送部分
(10)が接続し、搬送部分(10)は後方の圧縮部分
(13)に接続する。頭部(5)は、外径(c)が係止
領域(4)における混合部分に接続する部分(10,1
3)の最大径(d)より大きい拡大領域(53)を有
し、モルタル物質のための搬送手段(9)を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、硬化可能な有機及び/又は無機
モルタル物質を用いて受孔に固定される結合アンカー用
のアンカーロッドに関するものである。
【0002】
【従来技術】拡開圧力を作用させないで固定構造を実現
するため、従来より二種類の係止方法が既に実証済みで
ある。先ず、受孔底部におけるバックカットに押し出し
可能なセグメントを用いてアンカーを固定することが既
知である。この場合、セグメントは、バックカット領域
内に開放し、バックカットとの形状結合によって中心軸
線方向にアンカーを保持する。この固定方法は、比較的
多くの労力を要する。始めに、受孔を形成し、つぎに特
殊工具により受孔における既定の深度位置にバックカッ
トを形成しなければならない。それにより、アンカーは
初めて受孔に装着することができる。例えば、円錐形状
の拡開部材を中心軸線方向に引き込み又は押し出すこと
により、保持セグメントを開放させることが可能であ
る。この場合、バックカットに移行するドリル孔内壁の
角度に応じて、固定は拡開圧力のないものとする。
【0003】拡開圧力を作用させないで固定構造を実現
するための、より簡単な方法として、硬化可能な有機及
び/又は無機モルタル物質を用いてアンカーロッドを受
孔内に固定することも既知である。この目的のため、受
孔を形成した後にモルタル物質を受孔内に充填する。一
般的に使用されるモルタル物質は、互いに分離状態で保
管される反応成分と混和剤とを含む多成分系である。硬
化反応は、受孔内で成分が互いに接触および混合する際
に開始される。互いに反応するモルタル物質の成分は、
例えば、ガラス製アンプル又はフォイルバッグに別々に
分けて収められ、受孔内に投入される。次に、アンカー
ロッドを挿入することによりガラス製アンプル又はフォ
イルバッグを破壊して、成分を互いに接触させる。結合
モルタルの強度を高めると共に可能な限り高い係止値又
は抜き出し抵抗値を達成するため、モルタル物質の成分
は互いに十分に混合することが重要である。したがっ
て、通常、アンカーロッドは長手方向中心軸線を中心と
して回転させながら受孔内に挿入する。アンカーロッド
の係止領域は、成分の混合を向上させるプロファイル形
状とする。アンカーロッドは、モルタル物質の成分を混
合すると共にガラス製のアンプル又はフォイルバッグを
破砕する機能も発揮する。この破砕は外周部で行われる
ものであり、ガラス製アンプル又はフォイルの多数の残
留物がドリル孔内壁に付着することによって係止値が損
なわれることはない。
【0004】
【発明の課題】通常、既知の構成のアンカーロッドによ
り、成分の十分な混合および成分を含む保管容器の満足
すべき破砕が達成されるが、一層の向上も望まれてい
る。すなわち、破砕プロセスは、より迅速に実行可能で
なければならない。特に、フォイルバッグからなる保管
容器は、一層良好に破砕されねばならない。モルタル物
質の成分が部分的に未混合状態で受孔底部に沈積するこ
とを阻止しなければならない。モルタル物質は、可能な
限り均質に混合され、アンカーロッドの係止領域におけ
る中心軸線方向で均一に配分されなければならない。こ
れと同時に、混合プロセスの間にモルタル物質が受孔か
ら外部に逆流するのを阻止しなければならない。アンカ
ーロッドの後端部分は、例えば、外ねじとして形成され
た荷重係止手段を具える。この後端部分は、モルタル物
質から離間していなければならない。さらに、本発明が
解決しようとする重要な課題は、開放した受孔に対して
良好な再拡開特性を有する結合アンカー用のアンカーロ
ッドを提案することにある。アンカーロッドは、結合ア
ンカーの亀裂適性を確実に発現する構成および特性を有
するものとする。その際、アンカーロッドは単一工程で
固定可能とし、回転衝撃ドリル装置以外の補助的な手段
を必要としない。
【0005】
【課題の解決手段】この課題を解決するため、本発明
は、硬化可能な無機及び/又は有機モルタル物質中に挿
入可能な係止領域と、係止領域に接続する後端領域とを
有し、後端領域に荷重係止手段が設けられてなる結合ア
ンカー用のアンカーロッドにおいて、係止領域は、前方
の混合部分と、混合部分に接続する搬送部分と、搬送部
分に隣接する圧縮部分とを具え、混合部分は、アンカー
ロッドの中心軸線に対してほぼ垂直に延在するカッター
が遊端に設けられ、かつ、外径が係止領域の残部の最大
径より大径の拡大領域を有する頭部として形成され、さ
らに、頭部にはモルタル物質のための搬送手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0006】上述した本発明の構成によれば、受孔内に
導入された有機及び/又は無機モルタル物質を十分に混
合し、係止領域全体に亙って配分することが可能であ
る。アンカーロッドの前端に配置されたカッターは、モ
ルタルを収納した容器の破砕機能を発揮する。頭部は、
それに接続する係止領域の部分よりも外径の大きい拡大
領域を有する。そのため、頭部におけるドリル孔内壁と
アンカーロッドとの間の環状空隙は、頭部に接続する後
端部分における空隙より狭い。この狭い環状空隙によ
り、モルタル物質を収納した容器、例えばガラス製のア
ンプル又はフォイルバッグの破砕をさらに促進する。特
に、フォイルバッグの場合、狭い環状空隙によってフォ
イルの破砕が促進される。アンカーロッドを回転させる
ことにより、容器から放出されたモルタル物質が十分に
混合される。その際、混合プロセスは環状空隙の狭さに
よって支援される。このことは、例えば、樹脂成分、硬
化剤成分および所要に応じて充填剤を含む多成分系モル
タル物質に対して特に有利である。これらのモルタル物
質では、成分を可能な限り均質に混合する必要がある。
頭部における搬送手段は、混合したモルタル物質を、混
合部分に接続する後方の搬送部分まで搬送する。最前端
の係止領域からのモルタル物質が搬送部分により速やか
に搬送されるため、既に十分に混合したモルタル部分が
混合部分に止まることに起因する、アンカーロッドの回
転に伴う過熱を防止する。混合したモルタル物質の搬送
は、アンカーロッドとドリル孔内壁との間における、ア
ンカーロッドの中心軸線方向に沿って変化する環状空隙
の幅によって支援される。ドリル孔の中心軸線方向の深
さに亙って圧力勾配が形成され、この圧力勾配はドリル
孔全体における混合モルタル物質の配分を支援する。モ
ルタル物質の混合部分の迅速な搬送により、モルタル物
質における未混合状態の成分が混合部分に到達し、そこ
で互いに十分に混合される。搬送部分に接続する係止領
域の圧縮部分では、モルタル物質の搬送プロセスが減速
され、結局は中断される。それにより、良好に混合され
たモルタル物質が確実にアンカーロッドの係止領域に止
まり、受孔から流出してアンカーロッドの荷重係止手段
を汚染することはない。
【0007】頭部領域における外径は、その頭部に接続
する係止領域の部分の最大径を上回り、搬送部分又は圧
縮部分における最大径の約1.05〜1.07倍とする
のが有利である。この直径比によれば、一方では、フォ
イル容器におけるフォイルとする容器の確実な破砕およ
びモルタル物質の良好な混合を可能とし、他方では混合
物質を可及的速やかに混合部分から搬出すると共に係止
領域全体に亙って配分するという、二律背反的な課題を
特に効果的に解決することができる。
【0008】搬送領域における搬送スクリュー形状によ
り、大量のモルタル物質を迅速に搬出することが可能と
なり、このモルタル量は係止領域全体に亙って可能な限
り均等に配分される。搬送部分における円錐形状部分
は、例えば、開放した受孔における亀裂の入ったコンク
リートに対する結合アンカーの再拡開特性を支援し、拡
開圧力を係止領域の全長に亙って良好に作用させる。
【0009】混合部分の多面的機能について、頭部は前
端に向けて円錐形状をもって延在して拡大領域に移行す
る形状とするのが有利である。拡大領域は円筒形状に形
成し、前端にカッターを具える。円筒形状領域の長さ
は、頭部の中心軸線方向の長さの約50〜75%とする
のが有利である。円筒形状領域とドリル孔内壁との間に
おける狭い環状空隙は、頭部の中心軸線方向長さの比較
的大きい部分に亙って延在する。したがって、頭部の大
部分は容器の破砕に関与する。モルタル物質は、長時間
に亙って狭い環状空隙に止まり、一層良好に混合され
る。頭部における搬送部分に向けて円錐形状のテーパを
有する領域により、環状空隙は連続的に延在する。その
結果として生じる圧力勾配は、モルタル物質の搬送部分
への転送を促進する。搬送部分では、モルタル物質が素
早く後方の圧縮部分に向けて搬送される。
【0010】搬送手段は、頭部の拡大領域の外周面にお
けるプロファイル形状により形成するのが有利である。
拡大領域の外周面のプロファイル形状は、モルタル物質
の搬送部分への運搬を支援する。これと同時に、プロフ
ァイル形状は容器から放出されたモルタル物質の混合を
促進する。
【0011】本発明による容易に実現可能な実施形態に
おいて、外周面のプロファイル形状は、ほぼ中心軸線方
向に延在するスプライン溝により限定され、このスプラ
イン溝は前端から搬送部分に向けて延在する。スプライ
ン溝は、例えば、常温圧延プロセスにより極めて容易に
形成可能である。これと同時に、頭部の加工領域におけ
る外径は任意の大きさに拡大することができる。
【0012】混合プロセスおよび大量搬送のためには、
スプライン溝の深さを約0.5〜2.5mm、最大幅を
約1〜3mmとするのが有利である。スプライン溝は、
溝底部から外周面に向けて斜めに延在する側面を有し、
この側面はほぼ中心軸線方向に延在するエッジを外周面
に形成すると共に、隣接するスプライン溝の側面と鋭角
をなして接合する。その結果、容器の破砕を支援するこ
とができる。特に、フォイル容器の場合、頭部の外周面
における鋭いエッジがフォイルの破砕に際して有用であ
る。
【0013】本発明の別の実施形態において、搬送手段
は、頭部の外周面におけるスクリュー形状部分として構
成され、そのリード方向は、搬送スクリューとした搬送
部分のリード方向と一致する。頭部のスクリュー形状部
分において、モルタル物質はスクリューコンベアによる
と同様に搬送され、その際に混合も行われる。頭部のス
クリュー形状部分と搬送部分における搬送スクリューの
リード方向は一致している。すなわち、例えば一方が右
ねじであれば他方も右ねじである。したがって、アンカ
ーロッドの前端から係止領域全体を通じての大量搬送は
阻害されない。
【0014】搬送部分の搬送スクリューは、頭部のスク
リュー形状部分よりもねじ山の角度および高さが大きい
構成とするのが有利である。このような構造により、混
合部分と搬送部分とは明確に区分される。モルタル物質
の成分は、頭部における細密なねじ領域によって良く混
合される。搬送スクリューを有する搬送部分では、混合
したモルタル物質の搬送だけが行われる。搬送スクリュ
ーにおけるねじ山の大きな角度および高さは、もっぱら
大量のモルタルを迅速に搬送するために設計されてい
る。したがって、搬送領域において、モルタル物質の混
合は実質的に殆んど進行しない。
【0015】本発明によるアンカーロッドは、極めて容
易に、しかも特別の補助手段を要せずに受孔内に固定す
ることができる。既に受孔の形成段階から使用可能とす
る回転衝撃ドリル装置だけが必要となる。この場合、ア
ンカーロッドの後端部を回転衝撃ドリル装置の工具ホル
ダーに装着する。通常、アンカーロッドに回転衝撃力を
作用させて受孔内に挿入することにより、モルタル物質
容器を装填した受孔にアンカーロッドを装着することが
できる。
【0016】搬送部分の搬送スクリューにおけるねじ山
角は、圧縮部分に向けて減少する。その結果、係止領域
全体に亙って配分された混合モルタル物質の搬送速度
は、後方に向けて減速され、モルタル物質はある程度ま
で圧縮される。その結果、圧縮部分の作用がさらに支援
され、モルタル物質は受孔から流出せず、アンカーロッ
ドの接続部分を汚染することはない。圧縮部分に向けて
ねじ山角を漸減させることにより、搬送部分の円錐形状
領域も短縮される。圧縮部分も、前端に向けて延在する
円錐形状領域を有する。この円錐形状領域も、結合アン
カーの再拡開特性の発現に寄与すると共に、例えば、亀
裂の入ったたコンクリートにおける係止値を上昇させる
ものである。前端に配置されたカッターは、頭部におけ
るくさび状の傾斜によって形成するのが有利であり、こ
の傾斜は頭部の外周面まで延在する。カッターは、ガラ
ス容器のみならず、モルタル成分を収めたフォイルバッ
グの確実な破砕に適している。傾斜は、アンカーロッド
の中心軸線に対して約45°の角度とする。そのため、
回転衝撃ドリル装置による軸線方向の衝撃力は容器に対
して良好に伝達され、その際に容器はアンカーロッドの
回転時に圧縮されずに破砕される。アンカーロッドとモ
ルタル物質とは亀裂の発生に際して確実に相互解除さ
れ、アンカーロッドの再拡開が可能となる。そのため
に、係止領域の表面は有機及び/又は無機モルタル物質
に対して非付着性であることが有利である。製造技術上
の観点から、係止領域には、ニッケル及び/又はクロム
の電解めっきを施すのが望ましい。この製造ステップ
は、安価で大量生産に適している。アンカーロッドは、
任意の表面性状を有すると共に腐食作用に対して保護さ
れている。
【0017】
【実施の形態】以下、本発明を図示の好適実施形態につ
いて更に具体的に説明する。
【0018】図1および図3に例示した結合アンカー用
アンカーロッドの実施形態では、後方の接続領域1に荷
重係止手段としての外ねじ2が設けられている。アンカ
ーロッドの後端部は、通常、装着状態で受孔から突出す
る。この後端部に形成した装着端部3により、アンカー
ロッドは、例えば、本出願人の製造販売に係るハンマー
ドリル装置等の回転衝撃ドリル装置における工具ホルダ
(図示せず)に装着可能である。アンカーロッドの接続
領域1に係止領域4が接続し、この係止領域4は硬化可
能な有機及び/又は無機モルタル物質中に挿入可能であ
ると共に、装着状態では硬化したモルタル物質中に埋設
されるものである。
【0019】ドリル孔の底部に対向した係止領域4の最
前端部分は、混合部分として形成された頭部5である。
頭部5の前端6にカッター7を配置し、カッター7はア
ンカーロッドの中心軸線Aに対してほぼ垂直に延在す
る。カッター7を配置したために、頭部5は前方領域に
傾斜面8を有する。この傾斜面8は、アンカーロッドの
中心軸線Aに対して、例えば約45°の角度αだけ傾斜
させ、頭部5の外周面51まで延在する。頭部5は、前
端6に向けて円錐状に拡大する部分52を有し、この拡
大部分は円筒形状領域53に接続する。カッター7は、
頭部5の円筒形状領域53の前端に配置する。円筒形状
領域53の長さlは、頭部5の軸線方向長さの約50〜
75%とする。
【0020】頭部5に搬送部分10が接続し、この搬送
部分10は搬送スクリュー11としてのプロファイル形
状を有する。搬送スクリュー11のリード方向は、モル
タル物質がアンカーロッドの中心軸線Aを中心とする回
転に際して、 搬送スクリューとして頭部5から後方に向
けて搬送される方向とする。搬送スクリュー11は、円
錐形状部分12によって形成され、この円錐形状部分1
2はアンカーロッドの前端6に向けて延在する。
【0021】搬送部分10は後方に向けて圧縮部分13
に接続し、この圧縮部分13はモルタル物質のための搬
送ストッパーとして機能する。図1に図示した実施形態
において、圧縮部分13はほぼ円筒形状として形成し、
その直径は外ねじ2を設けた後端の接続領域1の外径に
ほぼ一致する。図3に示したアンカーロッドの実施形態
において、圧縮部分には少なくとも1個の円錐部分14
を配置し、この円錐部分14は圧縮部分13の端部でア
ンカーロッドの狭隘部に接続する配置とされ、前端6に
向けて延在する。例示したように、円錐部分14には拡
大領域で逆円錐部分15が連なり、この逆円錐部分15
は搬送スクリューの最後の円錐部分に向けてテーパを有
する。逆円錐部分15の軸線方向長さbは、圧縮部分1
3における円錐部分14の長さaの約2/3とする。図
3には逆円錐部分15と組合わせた1個の円錐部分14
だけが図示されているが、対応する逆円錐部分と組合わ
せて複数の円錐部分を相前後して配置することもでき
る。円錐体は等しい長さとすることができる;その長さ
は後端領域1の方向でも縮小可能である。図3に示した
実施形態の場合、圧縮領域は円錐部分14において最大
径dを有する。
【0022】図示した両実施形態において、頭部5の円
筒形状領域53は、係止領域4の残り部分10,13の
最大径dより大きな外径cを有する。図1に示すよう
に、後者の最大径dは円筒形状とする圧縮部分10の直
径によって規定される。図3に示す実施形態において、
搬送部分10と圧縮部分13とは、圧縮領域13の端部
における円錐部分14において最大直径dを有する。特
に、係止領域4の残部10,13の最大径dに対する外
径cの比は約1.05〜1.07である。
【0023】種々の形状とすることのできる圧縮部分を
別にすれば、図1および図3に示した本発明の実施形態
の大きな相違点は、頭部5の最大径となる円筒形状領域
53に配置される搬送手段9の構成に関するものであ
る。図1に示す実施形態においては、搬送手段9が外周
面51のスプライン溝として構成される。すなわち、搬
送手段9がスプライン溝90から形成され、これらのス
プライン溝90はカッター7を配置した前端6から頭部
5の円錐形状部分52に向けて軸線方向に延在する。
【0024】図2の断面図から明らかなように、スプラ
イン溝90は、溝底部92から外周面51に向けて斜め
に伸長した側面91を有する。これらの側面は隣接した
溝90の側面91に対して鋭角で接合し、外周面51に
鋭いエッジ93を形成する。歯状部材を具える外周面5
2は、受孔でアンカーロッドが回転する際に、例えば、
プラスチックフォイル等の容器を破砕する機能を発揮す
る。溝の深さtは、例えば約0.5〜2.5mmとす
る。
【0025】図3に示した実施形態においては、搬送手
段9がスクリュー形状部分95により構成され、このス
クリュー形状は頭部5の円筒形状領域53における外周
面51に配置される。スクリュー形状部分95は、リー
ド方向において搬送部分10の搬送スクリュー11と一
致している。搬送スクリュー11におけるねじ山の角度
1 ,s2 ,s3 および高さは、 頭部5の外周面51に
おけるねじのようなプロファイル形状の勾配とねじ高よ
りも大とする。
【0026】以上、特定の実施形態に基づいて上述した
本発明によるアンカーロッドは、モルタル物質およびそ
の成分を収めた容器を確実に破砕可能とするものであ
る。アンカーロッドの係止領域についての本発明の独自
の配置により、多成分系モルタル物質における個別的な
成分が十分に混合される。混合されたモルタル物質は、
アンカーロッドの係止領域に亙って均等に配分され、受
孔からの流出が阻止される。本発明に係るアンカーロッ
ドの配置により、アンカーロッドの再拡開特性も支援さ
れ、亀裂の入った基盤においても、開放した亀裂では十
分に高い係止値が保証される。係止領域の表面を適切に
処理することにより、硬化したモルタル物質に対して非
付着性の特性を実現し、アンカーロッドの再拡開特性を
一層向上することができる。したがって、アンカーロッ
ドの表面には、少なくとも係止領域において、直流通電
によるニッケル及び/又はクロムの電解めっきを施す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第一実施形態によるアンカー
ロッドを示す側面図である。
【図2】図2は、第1図に示すアンカーロッドのII−II
線に沿う断面図である。
【図3】図3は、本発明の第二実施形態によるアンカー
ロッドを示す側面図である。
【符号の説明】
1 後端領域 2 荷重係止手段 4 係止領域 5 混合部分としての頭部 6 前端 7 カッター 9 搬送手段 10 搬送部分 11 搬送スクリュー 12 円錐形状部分 13 圧縮部分 51 外周面 53 拡大領域 90 スプライン溝 91 側面 93 エッジ 95 プロファイル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化可能な無機及び/又は有機モルタル
    物質中に挿入可能な係止領域(4)と、係止領域(4)
    に接続する後端領域(1)とを有し、後端領域(1)に
    荷重係止手段(2)が設けられてなる結合アンカー用の
    アンカーロッドにおいて、 係止領域(4)は、前方の混合部分(5)と、混合部分
    (5)に接続する搬送部分(10)と、搬送部分(1
    0)に隣接する圧縮部分(13)とを具え、混合部分
    (5)は、アンカーロッドの中心軸線(A)に対してほ
    ぼ垂直に延在するカッター(7)が遊端(6)に設けら
    れ、かつ、外径(c)が係止領域(4)の残部(10,
    13)の最大径(d)より大径の拡大領域(53)を有
    する頭部として形成され、さらに、頭部(5)にはモル
    タル物質のための搬送手段(9)が設けられていること
    を特徴とするアンカーロッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンカーロッドにおい
    て、頭部(5)の拡大領域(53)の外径(c)が、係
    止領域(4)の残部(10,13)の最大径(d)の約
    1.05〜1.07倍であることを特徴とするアンカー
    ロッド。接続する部分(10,13)の最大径(d)を
    超える
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のアンカーロッド
    において、搬送部分(10)は、前端(6)に向けて延
    在する略円錐形状部分(12)を有する搬送スクリュー
    (11)として形成されていることを特徴とするアンカ
    ーロッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載のアン
    カーロッドにおいて、頭部(5)は前端(6)に向けて
    略円錐状をなして拡大領域(53)に接続し、拡大領域
    (53)は、頭部(5)の全長の約50〜75%に相当
    する長さ(l)の円筒形状を有すると共に前端(6)に
    カッター(7)を具えることを特徴とするアンカーロッ
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載のアン
    カーロッドにおいて、搬送手段(9)は、頭部(5)の
    拡大領域(53)の外周面(51)におけるプロファイ
    ル形状により形成されていることを特徴とするアンカー
    ロッド。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアンカーロッドにおい
    て、外周面(51)のプロファイル形状は、ほぼ中心軸
    線方向に延在するスプライン溝(90)により限定さ
    れ、前記スプライン溝(90)は前端(6)から搬送部
    分(10)に向けて延在することを特徴とするアンカー
    ロッド。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のアンカーロッドにおい
    て、スプライン溝(90)は、深さ(t)が約0.5〜
    2.5mm、最大幅(w)が約1〜3mmであり、溝底
    (92)から外周面(51)に向けて斜めに延在する側
    面(91)を有し、該側面(91)は、ほぼ中心軸線方
    向に延在するエッジ(93)を外周面(51)に形成す
    ると共に、隣接するスプライン溝(90)の側面(9
    1)と鋭角をなして接合することを特徴とするアンカー
    ロッド。
  8. 【請求項8】 請求項2〜5の何れか一項に記載のアン
    カーロッドにおいて、搬送手段(9)は、頭部(5)の
    外周面(51)におけるスクリュー形状部分(95)と
    して構成され、そのリード方向は、搬送スクリュー(1
    1)とした搬送部分(10)のリード方向と一致するこ
    とを特徴とするアンカーロッド。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のアンカーロッドにおい
    て、搬送部分(10)の搬送スクリュー(11)は、頭
    部(5)のスクリュー形状部分(95)よりもねじ山の
    角度(s1 ,s2 ,s3 )および高さ(t)が大きいる
    ことを特徴とするアンカーロッド。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れか一項に記載のア
    ンカーロッドにおいて、係止領域(4)は有機及び/又
    は無機モルタル物質に対して非付着性の表面を有すると
    共に、ニッケル及び/又はクロムの電解めっきが施され
    ていることを特徴とするアンカーロッド。
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