JPH0913511A - バックカットアンカーの係止方法 - Google Patents

バックカットアンカーの係止方法

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JPH0913511A
JPH0913511A JP8163302A JP16330296A JPH0913511A JP H0913511 A JPH0913511 A JP H0913511A JP 8163302 A JP8163302 A JP 8163302A JP 16330296 A JP16330296 A JP 16330296A JP H0913511 A JPH0913511 A JP H0913511A
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hole
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JP8163302A
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Werner Fuchs
フックス ヴェルナー
Antonius Winkeljann
ヴィンケルヤン アントニウス
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Hilti AG
Original Assignee
Hilti AG
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/06Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
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    • F16B13/065Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander fastened by extracting the screw, nail or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B13/0833Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with segments or fingers expanding or tilting into an undercut hole

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 亀裂が存在する基盤においても拡開力を必要
とせず、ごく僅かな距離の移動のみを必要とする係止に
基づいて十分な大きさの係止力を達成すると共に、開放
した亀裂を有する基盤においても高い安全を確保し得る
バックカットアンカーの係止方法を提案する。 【解決手段】 本発明によれば、拡開力を必要とせずに
バックカットアンカー(5)を係止するため、バックカ
ット部分(3)を有する略円筒形状の受け孔(2)を所
定深度まで基盤(1)に穿設する。次に、旋回可能なセ
グメント(7)を設けたスリーブ(6)を具えるバック
カットアンカー(5)を受け孔(2)内に装着し、セグ
メント(7)を受け孔内で旋回させて受け孔(2)にお
けるバックカット部分(3)に形状結合させる。本発明
では、硬化可能なモルタルを受け孔のバックカット部分
(3)に充填し、充填したモルタル(M)を硬化後に少
なくともバックカット部分において、バックカットアン
カー(5)のスリーブ(6)におけるセグメント(7)
と結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、バックカット部分を有する略円
筒形状の受け孔を所定深度まで基盤に穿設し、旋回可能
なセグメントを設けたスリーブを具えるバックカットア
ンカーを受け孔内に装着し、セグメントを受け孔内で旋
回させてバックカット部分に形状結合させるバックカッ
トアンカーの係止方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】拡開力を必要としない係止を実現するため
に、現行の技術水準下では、基本的に二種類の固定技術
が既知である。これら既知の固定技術においては、バッ
クカットアンカーまたは結合アンカーを使用する。バッ
クカットアンカーの作用方法は、基盤と形状結合するこ
とに基づくものである。バックカットアンカーの多く
は、軸線方向孔および旋回可能なセグメントを有するス
リーブと、スリーブの軸線方向孔を貫通すると共にヘッ
ドを有するねじロッドとを具えている。セグメントは、
ねじロッドを介してヘッドを、制御された力の作用下で
軸線方向に変位させて旋回させるものである。ヘッドを
有するねじロッドの代わりに円錐ロッドを具えることも
可能であり、この円錐ロッドは軸線方向孔に配置するか
又はスリーブの装着方向側前端部に連なるものとする。
その場合、セグメントは、円錐ロッドを前端部に向けて
先細のテーパ形状を有する軸線方向孔内に押し込み、又
はスリーブを円錐ロッド上に被せて旋回させる。
【0003】多くの場合、係止を実現するためには、先
ず基盤に円筒形状の受け孔を穿設する。次に、既知の適
宜手段を用いて受け孔の所定深度にバックカット部分を
形成する。さらに、このようにして準備した受け孔内に
バックカットアンカーを装着する。その際、旋回可能な
セグメントはバックカット部分の領域内に位置決めされ
る。アンカーの係止に際してセグメントがバックカット
部分に向けて旋回し、拡開力を必要としない形状結合を
達成する。係止部分に荷重が負荷されて初めて、セグメ
ントは、バックカット部分における形状結合に基づいて
受け孔の内壁と完全に係合する。すなわち、基盤は、ア
ンカーが与圧され又はアンカーを介して外的荷重が及ぼ
される場合に初めて荷重が負荷されるものである。
【0004】バックカットアンカーを用いる係止は、特
に、重量物の固定分野で使用されている。この係止方法
は形状結合であって拡開力が不要のため、小さな軸間距
離または縁部間隔でも適用可能である。基盤に亀裂が存
在する場合でも、バックカットアンカーを用いる係止に
よれば十分な荷重負荷性能が達成される。
【0005】拡開力を必要としない別の公知方法は、結
合アンカーを使用することである。結合アンカーの場
合、アンカーロッドは受け孔内に装着する。その受け孔
内には、例えば有機又は無機のモルタル材料を予め充填
する。通常、結合アンカーは、例えば屋根状の鋭端部を
有するアンカーロッドと、十分な量のモルタルからなる
モルタルパッキングとを有する。結合アンカーを装着す
るため、先ず、受け孔を基盤に穿設し、次に多くの場合
にはモルタルカートリッジを滑入させる。結合アンカー
の装着工程において、カートリッジを、例えばハンマー
ドリルによる回転衝撃運動で打ち込まれたアンカーロッ
ドの鋭端部により破壊する。その際、通常はガラス製の
カートリッジが完全に粉砕され、カートリッジから放出
・混合・圧縮されたモルタル成分から高強度のモルタル
が得られる。このモルタルは、通常は比較的短時間で硬
化する。
【0006】結合アンカーは拡開力を必要としないこと
を特徴とし、したがって従来の係止方法と対比してより
小さな軸間距離または縁部間隔でも適用可能である。結
合アンカーの保持力は、モルタルが受け孔の内壁および
アンカーロッドの外面と固着することにより達成され
る。十分に高い係止力が得られるため、結合アンカーは
重量物の固定に使用可能である。特に、結合アンカー
は、常に湿った基盤、例えばトンネル設備や港湾設備等
における使用に有効である。
【0007】
【発明の開示】本発明の課題は、拡開力を必要としない
既知の係止方法を改善して係止の有用性を更に高めるこ
とにある。本発明は、僅かな変位に基づいて高い係止力
を実現するものである。これと同時に、本発明によれ
ば、亀裂が存在する基盤においても拡開力を必要とせず
に、ごく僅かな移動距離のみを必要とする係止に基づい
て、十分な大きさの係止力を達成すると共に開放した亀
裂においても十分な安全性を確保できるものである。さ
らに本発明は、過大な労力を要せずに実施し得るもので
ある。
【0008】この課題を解決するため、本発明による係
止方法は、請求項1に記載した特徴を具えるものであ
る。すなわち、本発明は、バックカット部分を有する略
円筒形状の受け孔を所定深度まで基盤に穿設し、旋回可
能なセグメントを設けたスリーブを具えるバックカット
アンカーを受け孔内に装着し、セグメントを受け孔内で
旋回させてバックカット部分に形状結合させる係止方法
において、硬化可能なモルタルを受け孔のバックカット
部分に充填し、充填したモルタルを硬化後に少なくとも
バックカット部分において、バックカットアンカーのス
リーブにおけるセグメントと結合することを特徴とする
ものである。
【0009】バックカット部分を有する受け孔は、円筒
形状の受け孔を基盤に穿設した後に適宜の工具で所定の
深度にバックカット部分を形成する方法か、又は同一の
作業工程で受け孔とバックカット部分を同時に形成する
方法で形成する。
【0010】拡開力を必要としない係止を実現する本発
明の方法は、バックカットアンカーを用いた形状結合に
よる係止の利点と、結合アンカーの利点とを併有するも
のである。その結果、純粋な形状結合による係止または
単なる固着係止に基づく係止力を大幅に上回る係止力を
実現することが可能である。バックカット領域に充填さ
れたモルタルは、少なくともバックカット領域でスリー
ブに固着する。したがって、負荷時に力の伝達に利用さ
れる有効面積を増大させることが可能である。その結
果、特に、基盤中で亀裂が拡大する場合でも有効な係止
が達成されるものである。本発明の方法は、従来方法と
対比して実質的にコストアップを伴わずに実施すること
が可能である。
【0011】本発明の係止方法は、硬化後にバックカッ
ト領域で基盤と結合するモルタルを使用することによ
り、係止力をさらに高めることが可能である。
【0012】本発明による係止方法の有利な実施例にお
いては、モルタルを、バックカットアンカーの装着前に
受け孔内に充填する。この場合、モルタルの充填量はバ
ックカット領域の容積に適合させる。かくして、バック
カットアンカーが容易かつ確実に使用可能であり、その
使用時に過剰なモルタルが受け孔から押し出されること
はなくなる。
【0013】受け孔のバックカット部分にモルタルを充
填するために軸線方向の盲孔を設けた略円筒形状の充填
装置を使用し、この盲孔はその一端にカラーを有すると
共に他端で横孔に接続し、前記充填装置の使用状態で横
孔を、受け孔におけるバックカット部分の領域内に位置
決めすることができる。このような充填装置におけるカ
ラーは、深度ストッパーとして機能するものである。横
孔とカラーとの間隔は、受け孔内でのバックカット部分
の深度と一致させる。その結果、モルタルをバックカッ
ト部分に確実に導入することが可能となる。
【0014】モルタルの粘度を調整してモルタルを受け
孔におけるバックカット部分内に充填した後、バックカ
ット部分内で受け孔の内壁に付着させることができる。
これによりバックカットアンカーを受け孔内に確実に固
定することが可能となる。
【0015】本発明の係止方法の他の有利な実施例で
は、モルタルを、バックカットアンカーの装着時に受け
孔におけるバックカット部分の領域内に充填する。この
場合、受け孔におけるバックカット部分にモルタルを充
填するための特別な手段は必要とされない。その結果、
例えば、モルタルの粘度を適正に調整しないためにモル
タルがドリル孔の底部に向けて流れることに由来する問
題を解消することが可能となる。
【0016】本発明による係止方法の有利な変形例にお
いては、バックカットアンカーを受け孔内に装着する前
に所定量のモルタルを、旋回可能なセグメントの転向領
域でバックカットアンカーのスリーブに形成されている
円周溝内に充填し、バックカットアンカーを受け孔内に
装着した後にモルタルをセグメントの旋回により円周溝
からバックカット部分の領域に向けて押し出す。円周溝
の幾何学的配置を適切に設定することにより、バックカ
ット領域を完全に充填する量のモルタルが円周溝内に収
められる構成とする。旋回可能なセグメントの転向領域
に連なるスリーブの後端部側領域は、円周溝から押し出
されたモルタルが基盤表面に向けて逆流するのを阻止し
得る外径とする。
【0017】本発明による係止方法の他の有利な変形例
においては、バックカットアンカーを受け孔内に装着す
る前に所定量のモルタルを、スリーブとその軸線方向孔
を貫通するねじロッドとの間に設けられた環状空隙内に
充填する。バックカットアンカーを受け孔内に装着して
セグメントの旋回による係止の後にモルタルを環状空隙
の幅に適合した略円筒スリーブ形状の工具を用いて環状
空隙バックカット部分の領域に向けて押し出す。この場
合、工具は押し出しピストンとして機能し、その肉厚を
環状空隙の幅に適合させてあるために、モルタルはもっ
ぱらバックカットアンカーに機能領域のみに向けて押し
出すことが可能である。
【0018】拡開力を必要としない係止方法を実施する
ための本発明装置は、略円筒形状の管状部材を具え、該
管状部材は、その一端にカラーを、他端には横孔を有
し、該横孔と接続する軸線方向の盲孔を具え、盲孔は、
ペースト状モルタルのための押し出し工具、好適には静
的ミキサーを有する押し込み片を収める構成とする。本
発明装置は、バックカットアンカーを受け孔内に装着す
る前に所定量のモルタルを充填することを前提とするも
のである。軸線方向の盲孔は、一成分系または多成分系
モルタルを対象とする既知の押し出し装置による押し込
み片と協動して、所定量のモルタルを充填し得る構成と
されている。盲孔は、押し込み片を所定深度において適
切に保持すると共に押し出されたモルタルの、押し出し
手段に向けての逆流を阻止する機能を発揮する。その
際、押し込み片は、過大な力を必要とせずに抜き出せる
程度の保持力で盲孔内に保持されるものとする。カラー
は、基盤の表面において支持することにより、受け孔内
に装着する充填装置の深度ストッパーとして機能する。
横孔とカラーとの間隔を適切に設定し、横孔が充填装置
の装着状態でバックカット部分の領域内に適正に位置決
めされる構成とする。充填装置の外径は係止に用いるバ
ックカットアンカーの外径とほぼ一致させる。
【0019】上述した本発明の係止方法を実施するため
のバックカットアンカーは、固定ヘッドを有するねじロ
ッドと、旋回可能なセグメントおよび軸線方向の貫通孔
を有するスリーブとを具え、スリーブにおける貫通孔は
内径の異なる少なくとも二つの領域を有し、これら領域
のうち、セグメントの転向領域から装着方向とは反対側
のスリーブの端部に向けて延在する領域は残りの領域よ
りも内径を大としたものである。したがって、ねじロッ
ドと内径のより大きなスリーブの広報領域との間には環
状空隙が残され、この環状空隙内には受け孔に充填すべ
きモルタルの収容室とされている。モルタルはセグメン
トの旋回後にバックカットアンカーの機能領域において
環状空隙からバックカット部分に向けて押し出される。
それ以前にはモルタルは受け孔の内壁とは接触しない。
したがってモルタルは、もっぱらバックカット部分に向
けて押し出される。
【0020】
【最良の実施形態】以下、本発明を図示の実施例に基づ
いて詳述する。
【0021】図1に示す基盤1は、例えばコンクリート
製基盤とする。基盤1には、既知の方法により略円筒形
状の受け孔2を形成する。次に、バックカット用の専用
工具を用いて受け孔の所定深度にバックカット部分3を
設ける。バックカット部分3を受け孔の所定深度に作成
すること自体は既知であり、例えば本出願人の発行に係
る1995年版製品カタログ「製品および用途」、第4
章、第8頁に記述されている。バックカット部分3に
は、硬化時に環状突出部分を形成する所定量の有機また
は無機モルタル材料を充填する。この目的のため、専用
の管状充填装置11を受け孔2内に導入する。
【0022】充填装置11は略円筒形状の管を具え、こ
の管はその一端にカラー12が設けられ、軸線方向の盲
孔13と接続する横孔14を他端に有する構成とされて
いる。盲孔13は、好適には静的ミキサーを含む押し込
み片15を収めるものである。この押し込み片15は、
ペースト状モルタル材料の押し出し手段(図示せず)の
一部を構成する。盲孔13は、一成分系または多成分系
モルタル用の既知の押し出し手段における押し込み片1
5と組み合わせて使用する。この押し込み片15により
モルタルの充填量を極めて効果的に調整することができ
る。この種の押し出し手段は、例えば本出願人の製品と
して市販されており、前述の製品カタログ第4章、第5
2頁に記載されている。盲孔13は、押し込み片15を
所定深度において適切に保持すると共に押し出されたモ
ルタルの、押し出し手段に向けての逆流を阻止する機能
を発揮する。その際、押し込み片15は、過大な力を必
要とせずに抜き出せる程度の保持力で盲孔13内に保持
されるものとする。カラー12は、基盤1の表面におい
て支持することにより、受け孔2内に装着する充填装置
11の深度ストッパーとして機能する。横孔14とカラ
ー12との間隔を適切に設定し、横孔14が充填装置1
1の装着状態でバックカット部分3の領域内に適正に位
置決めされる構成とする。充填装置11の外径は係止に
用いるバックカットアンカーの外径とほぼ一致させる。
【0023】受け孔2のバックカット部分3に所定量の
モルタルを充填した後、バックカットアンカー5を装着
することができる。図2は、装着して係止されたバック
カットアンカー5を示すものである。バックカットアン
カー5は、旋回可能なセグメント7と、貫通孔8とを有
するスリーブ6を具える。貫通孔8を貫通するねじロッ
ド9の装着方向側の前端部をヘッド10として構成す
る。ヘッド10によりセグメント7を旋回させて受け孔
2のバックカット部分3内に突入させる。バックカット
アンカー5は、既知の方法により受け孔2に形状結合さ
せて係止する。すなわち、バックカットアンカー5は基
盤1に対して拡開力を及ぼすものではない。形状結合を
なすバックカットアンカー5の機能領域は、事前にバッ
クカット部分3に充填したモルタルM中に埋設される
(図2参照)。硬化したモルタルMは、バックカットア
ンカー5の機能領域でスリーブ6に固着する。モルタル
Mは、蘇生を適切に選択することにより、バックカット
部分3の領域においても基盤1と固着する。その固着に
より、バックカットアンカー5の定着力を増加させる。
これにより、バックカットアンカー5は従来の方法によ
り係止されたバックカットアンカーよりも高い抗引き抜
き荷重性能を有する。モルタルMとスリーブ6との結合
は、特にモルタルMが膨張して容積を増加させる際に、
バックカットアンカー5の機能領域を拡大するため、基
盤中に亀裂が存在する場合に有利な作用を発現するもの
である。
【0024】本発明による方法の別の実施例において
は、有機または無機モルタルをバックカットアンカーと
共に受け孔内に導入する。これに適したバックカットア
ンカー5は、例えば図3に示す構成とされている。この
バックカットアンカー5は、旋回可能なセグメント7
と、貫通孔8とを有するスリーブ6を具える。ねじロッ
ド9を貫通孔8に通し、このねじロッド9はセグメント
7の領域にヘッド10を有する。ヘッド10はセグメン
ト7を旋回させる機能を発揮する。スリーブ6には、セ
グメント7の転向領域において円周溝16を設ける。こ
の円周溝16は、所定量のモルタルMを収めるものとす
る。円周溝16の容積を適切に設定することにより、バ
ックカットアンカー5の係止後に、その機能領域全体が
硬化中または硬化済みのモルタルMで包囲される。円周
溝16には、バックカットアンカー5の装着に先立っ
て、例えば硬化時に膨張する所定量のモルタルMを充填
する(図3参照)。次に、バックカットアンカー5はモ
ルタルMと共に予め用意されているバックカット部分を
有する受け孔2内に装着する。
【0025】図4は、図3に示したバックカットアンカ
ー5の装着・係止状態を示すものである。ねじロッド9
におけるヘッド10を軸線方向に引き出すことによりセ
グメント7を旋回させる。セグメント7の旋回により円
周溝16が縮小し、モルタルMが溝16から押し出され
る。装着方向とは反対方向で溝16に連なるスリーブ6
の領域は、受け孔2に関連して溝16から押し出された
モルタルMが基盤1の表面に向けて流れるのを阻止し得
る外径とする。これにより、モルタルMは確実に受け孔
2のバックカット部分3に向けて押し出され、図4に示
すようにバックカットアンカー5の機能領域全体を包囲
する。
【0026】図5に示すバックカットアンカー5は、本
発明による方法のさらに他の実施例においても使用可能
である。この場合でも、モルタルMはバックカットアン
カー5と共に受け孔2内に導入することができる。バッ
クカットアンカー5は、旋回可能なセグメント7と、軸
線方向の貫通孔8とを有するスリーブ6を具える。ねじ
ロッド9を貫通孔8に通し、セグメント7の領域にヘッ
ド10を設ける。ヘッド10によりセグメント7を、バ
ックカットアンカー5を係止すべく旋回可能とする。ス
リーブ6は内径の異なる少なくとも二つの領域を有す
る。この場合、装着方向とは逆方向で旋回可能な素子7
の転向領域に連なるスリーブ6の領域61は、比較的大
きな内径を有する。これにより生じる環状空隙62内に
は、所定量のモルタルMを収めることが可能である。バ
ックカットアンカー5を装着する前にモルタルMを環状
空隙62内に充填する。次に、バックカットアンカー5
を基盤1におけるバックカット部分3を有する受け孔2
内に装着する。
【0027】図6は、図5に示したバックカットアンカ
ー5を受け孔2内に装着した状態を示すものである。ね
じょロッド9を介してヘッド10を引き出すことにより
セグメント7あは予め形成されているバックカット部分
に向けて旋回させる。その結果、バックカットアンカー
5は受け孔2に形状結合して係止される。次に、環状空
隙62内に充填したモルタルMは環状空隙62から押し
出される。この目的のために、基盤1の表面からスリー
ブ状の工具17を受け孔2内に導入して、ねじロッド9
上に差し込む。工具17は略円筒形状の管状部材よりな
り、この管状部材は環状空隙62内に滑入し得るよう、
その寸法を適切に設定する。工具17は押し出しピスト
ンとして機能し、モルタルMを環状空隙62からバック
カット部分3の領域におけるバックカットアンカー5の
機能領域に押し出すものである。工具17の内径および
外径を適切に設定することにより、押し出されたモルタ
ルMはもっぱらバックカット部分3に向けて流出させ
る。このようにして、バックカットアンカー5の機能領
域全体は、図6に示すように、硬化中または硬化済みの
モルタルMにより包囲される。
【0028】以上の記載から明らかなとおり、拡開力を
必要としない係止を実現する本発明の方法は、バックカ
ットアンカーを用いた形状結合による係止の利点と、結
合アンカーの利点とを併有するものである。その結果、
純粋な形状結合による係止または単なる固着係止に基づ
く係止力を大幅に上回る係止力を実現することが可能で
ある。バックカット領域に充填されたモルタルは、少な
くともバックカット領域でスリーブに固着する。したが
って、負荷時に力の伝達に利用される有効面積を増大さ
せることが可能である。その結果、特に、基盤中で亀裂
が拡大する場合でも有効な係止が達成されるものであ
る。本発明の方法は、従来方法と対比して実質的にコス
トアップを伴わずに実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、バックカットを施した受け孔を充填装
置の装着状態で示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示した本発明による受け孔内に
係止されたバックカットアンカーを示す断面図である。
【図3】図3は、本発明による方法の変形例を実施する
ためのバックカットアンカーを示す断面図である。
【図4】図4は、図3に示したバックカットアンカーの
係止状態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明による方法の他の変形例を実施
するためのバックカットアンカーを示す断面図である。
【図6】図6は、図5に示したバックカットアンカーの
係止状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基盤 2 受け孔 3 バックカット部分 5 バックカットアンカー 6 スリーブ 7 セグメント 8 軸線方向孔 9 ねじロッド 10 固定ヘッド 11 充填装置 12 カラー 13 盲孔 14 横孔 15 押し込み片 17 工具 61 スリーブの後端領域 62 環状空隙 M モルタル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックカット部分(3)を有する略円筒
    形状の受け孔(2)を所定深度まで基盤(1)に穿設
    し、旋回可能なセグメント(7)を設けたスリーブ
    (6)を具えるバックカットアンカー(5)を受け孔
    (2)内に装着し、セグメント(7)を受け孔(2)内
    で旋回させてバックカット部分(3)に形状結合させる
    バックカットアンカーの係止方法において、硬化可能な
    モルタル(M)を受け孔(2)のバックカット部分
    (3)に充填し、充填したモルタル(M)を硬化後に受
    け孔(2)内の少なくともバックカット部分(3)にお
    いて、バックカットアンカー(5)のスリーブ(6)に
    おけるセグメント(7)と結合することを特徴とする、
    バックカットアンカーの係止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の係止方法において、モル
    タル(M)を、バックカット部分(3)の領域内におけ
    る硬化後に基盤(1)と結合することを特徴とする係止
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の係止方法にお
    いて、モルタル(M)を、バックカットアンカー(5)
    の装着前に受け孔(2)内に充填することを特徴とする
    係止方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の係止方法において、受け
    孔(2)のバックカット部分(3)にモルタル(M)を
    充填するために軸線方向の盲孔(13)を設けた略円筒
    形状の充填装置(11)を使用し、該盲孔(13)はそ
    の一端にカラー(12)を有すると共に他端で横孔(1
    4)に接続し、前記充填装置(11)の使用状態で横孔
    (14)を、受け孔(2)におけるバックカット部分
    (3)の領域内に位置決めすることを特徴とする係止方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の係止方法にお
    いて、モルタル(M)の粘度を調整してモルタル(M)
    を受け孔(2)におけるバックカット部分(3)内に充
    填した後、バックカット部分(3)内で受け孔(2)の
    内壁に付着させることを特徴とする係止方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の係止方法にお
    いて、モルタル(M)を、バックカットアンカー(5)
    の装着時に受け孔(2)におけるバックカット部分
    (3)の領域内に充填することを特徴とする係止方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の係止方法において、バッ
    クカットアンカー(5)を受け孔(2)内に装着する前
    に所定量のモルタル(M)を、旋回可能なセグメント
    (7)の転向領域でバックカットアンカー(5)のスリ
    ーブ(6)に形成されている円周溝(16)内に充填
    し、バックカットアンカー(5)を受け孔(2)内に装
    着した後にモルタル(M)をセグメント(7)の旋回に
    より円周溝(16)からバックカット部分(3)の領域
    に向けて押し出すことを特徴とする係止方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の係止方法において、バッ
    クカットアンカー(5)を受け孔(2)内に装着する前
    に所定量のモルタル(M)を、スリーブ(6)とその軸
    線方向孔(8)を貫通するねじロッド(9)との間に設
    けられた環状空隙(62)内に充填し、バックカットア
    ンカー(5)を受け孔(2)内に装着してセグメント
    (7)の旋回による係止の後にモルタル(M)を環状空
    隙(62)の幅に適合した略円筒スリーブ形状の工具
    (17)を用いて環状空隙(62)バックカット部分
    (3)の領域に向けて押し出すことを特徴とする係止方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の係
    止方法を実施するための装置において、略円筒形状の管
    状部材(11)を具え、該管状部材(11)は、その一
    端にカラー(12)を、他端には横孔(14)を有し、
    該横孔(14)と接続する軸線方向の盲孔(13)を具
    え、該盲孔(13)は、ペースト状モルタルのための押
    し出し工具、好適には静的ミキサーを有する押し込み片
    (15)を収める構成とされていることを特徴とする、
    バックカットアンカーの係止装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の
    係止方法を実施するためのバックカットアンカーにおい
    て、固定ヘッド(10)を有するねじロッド(9)と、
    旋回可能なセグメント(7)および軸線方向の貫通孔
    (8)を有するスリーブ(6)とを具え、スリーブ
    (6)における貫通孔(8)は内径の異なる少なくとも
    二つの領域を有し、これら領域のうち、セグメント
    (7)の転向領域から装着方向とは反対側のスリーブ
    (6)の端部に向けて延在する領域(61)は残りの領
    域よりも内径を大としたことを特徴とするバックカット
    アンカー。
JP8163302A 1995-06-24 1996-06-24 バックカットアンカーの係止方法 Pending JPH0913511A (ja)

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