JPH10227267A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH10227267A
JPH10227267A JP9140882A JP14088297A JPH10227267A JP H10227267 A JPH10227267 A JP H10227267A JP 9140882 A JP9140882 A JP 9140882A JP 14088297 A JP14088297 A JP 14088297A JP H10227267 A JPH10227267 A JP H10227267A
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JP
Japan
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fuel
pipe
fuel injection
valve
resin
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JP9140882A
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English (en)
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Junichi Wakabayashi
純一 若林
Hideki Toudouzono
英樹 東堂園
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁などが引き起こすチャタリングに
影響されることなく安定した燃料の供給を可能とした信
頼性に優れた燃料噴射装置を提供する。 【解決手段】 燃料管3は、剛体によって形成された剛
体管31と、その管内に空気層32を介して樹脂製の管
33によって構成されている。そして、樹脂製の管33
の管内34に電磁弁部2により供給される断続的な圧力
波を伴う燃料を導くようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に燃料を
供給するためのものであり、詳しくはエンジンの吸気管
内又はシリンダ内に燃料を噴射して混合気を作成するた
めの燃料噴射装置に関するものであり、特にこの装置に
適用される燃料管に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンを駆動させる混合気を作成する
方式において、吸気管に燃料噴射弁を設けて、所定量の
燃料を噴射し、混合気を作成する方式がある。この燃料
噴射方式は、従来のキャブレター(気化器)方式に比べ
て混合比調節の自由度が高く、エンジンの性能を向上さ
せることの可能なものである。
【0003】このような従来技術としては、例えば図2
に示されたようなものがある。図2は従来技術に係る燃
料噴射装置100の概略構成図である。以下、簡単に従
来技術に係る燃料噴射装置100の概略を説明する。
【0004】燃料噴射装置100は、ソレノイド式の電
磁弁101が所定圧力の燃料を受け取って、金属製の鋼
管によって構成される複数の燃料管102へ燃料を計量
供給する。
【0005】各燃料管102に供給された燃料は、燃料
管102内部の圧力を上昇させることになり、所定の保
持圧以上の圧力が供給された場合に開弁する燃料噴射弁
103は、燃料管102内部が所定の保持圧以上の圧力
となっている間開弁して、不図示のシリンダ内燃方式の
エンジンの吸気弁部に向けて燃料を噴射する。
【0006】より具体的には、まず、電磁弁101で
は、不図示の燃料供給源から所定の圧力(燃料噴射弁1
03の開弁保持圧より高い圧力)に調整された燃料を装
置内部に備えられた不図示のソレノイドバルブ内に取り
込む。
【0007】そして、ソレノイドコイルを通常技術によ
ってパルス幅変調電流を印加することにより、電磁弁1
01を開弁して燃料管102へ燃料を供給するように制
御する。
【0008】すなわち、パルス幅が増加するとバルブが
長時間開き燃料管102へ供給する燃料が増加するよう
に構成されており、パルス幅によって燃料の供給量が調
整されるものである。そして、燃料管102内に供給さ
れた燃料に応じた量の燃料が、燃料噴射弁103から不
図示のシリンダ内燃エンジンの吸気弁部に向けて噴射さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、燃料管は金属製の鋼管によ
って構成され、この管内に燃料を導くようにしているた
め、金属製の鋼管の持つ固有振動数によりハンチングを
起こしやすかった。
【0010】これは、燃料噴射弁が引き起こすチャタリ
ング(燃料を噴射する際に、不安定な圧力状態により弁
体が繰り返し弁座をたたく現象であり、装置の形状、材
質等、および、流体の流量、粘度等によってその大きさ
が変化する。)により、燃料管の内部に圧力脈動が発生
して金属製の鋼管と共振し、この燃料管内を流れる燃料
にその振動の影響を与えてしまうことが主要な原因と考
えられるものである。また、エンジンの振動と共に燃料
管も振動を起こした場合には、燃料管の振動がその内部
を流れる燃料の圧力に脈動を発生させてしまい、燃料噴
射弁103からの燃料噴射量のバラツキが増加すること
となってしまう。
【0011】図3(a)は従来技術に係る燃料管(金属
製の鋼管)を適用した場合の燃料噴射弁の開弁・閉弁時
の管内の圧力波形を示したもので、図に示したように、
開弁時(高圧側)の時間3〜12msの間で圧力が激し
く変動しておりハンチングが発生しているのが確認でき
る。
【0012】このようにハンチングが発生すると管内の
圧力が著しく不安定となり、管内の圧力に応じて開弁・
閉弁する燃料噴射弁からの燃料噴射量も不安定となって
しまいた。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、燃料
噴射弁などが引き起こすチャタリングやエンジンの振動
に影響されることなく安定した燃料噴射特性を可能とし
た信頼性に優れた燃料噴射装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、所定のタイミングで開弁および閉
弁して断続的な圧力波を伴う燃料を供給する電磁弁と、
該電磁弁により供給された燃料を導く燃料管と、該燃料
管により導かれた燃料を、該燃料の圧力に応じて開弁お
よび閉弁して燃料を噴射する燃料噴射弁と、を有した燃
料噴射装置において、前記燃料管は、剛体よりなる剛体
管と、該剛体管の管内に空気層を介して配置される樹脂
製の管と、を備えることを特徴とする。
【0015】したがって、燃料噴射弁などがチャタリン
グを引き起こしても、チャタリングによる圧力変動は、
空気層および樹脂製の管により吸収されるため、配管内
を流れる燃料は、チャタリングに影響されることはな
い。
【0016】前記空気層の厚さは、前記樹脂製の管が膨
張した場合に樹脂製の管の外面が前記剛体管の内面に当
接する範囲内の所定の厚さに設定されるとよい。
【0017】したがって、樹脂製の管が膨張する膨張領
域が規制される。
【0018】前記樹脂製の管の所定位置に、前記剛体管
の内面に当接する当接部を設けるとよい。
【0019】したがって、樹脂製の管は、剛体管に対し
て位置決めされ、樹脂製の管が膨張したり、移動したり
するような場合でも剛体管の管内において波を打ったり
などすることなく安定した状態が保たれる。
【0020】また、所定のタイミングで開弁および閉弁
して断続的な圧力波を伴う燃料を供給する電磁弁と、該
電磁弁により供給された燃料を導く燃料管と、該燃料管
により導かれた燃料を、該燃料の圧力に応じて開弁およ
び閉弁して燃料を噴射する燃料噴射弁と、を有した燃料
噴射装置において、前記燃料管にジャバラ部を備えるこ
とを特徴とする。
【0021】これによると、ジャバラ部が伸縮すること
により燃料管の内部に発生する圧力脈動、及び燃料管自
身の振動を低減させることが可能となる。、及び、燃料
管自身の振動もすることも外部が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0023】(実施の形態1)図1(a)は本発明の第
1の実施の形態に係る燃料噴射装置の概略構成断面図で
あり、(b)は(a)のうち要部(燃料管)の一部拡大
横断面図であり、(c)はその縦断面図である。
【0024】まず、燃料噴射装置1全体の概略について
説明する。
【0025】燃料噴射装置1は、概略、燃料を供給する
電磁弁部2と、電磁弁部2により分配供給される燃料を
それぞれ導く複数の燃料管3と、各々の燃料管3に接続
され、燃料を噴射する複数の燃料噴射弁4とを備えてい
る。
【0026】電磁弁部2では、不図示の燃料タンクから
供給される燃料を燃料流入管21から装置内部に取り込
み、プレッシャレギュレータ22により燃料を一定の圧
力に調圧し、圧力調整した燃料をソレノイドバルブ23
内に供給する。なお、供給されなかった燃料は燃料リタ
ーン管24から燃料タンクへと戻される。
【0027】そして、エンジンの状態に応じた噴射量を
不図示のコントロールユニットで決定し、コントロール
ユニット(制御信号)の指示に応じてソレノイドバルブ
23は開弁・閉弁して、複数の燃料管3に対して断続的
な圧力波を伴う燃料を分配供給する。なお、燃料管3
は、エンジンの型式や気筒数に応じて、所定本数だけ設
けられる。
【0028】また、燃料噴射弁4は、一方の端部41が
燃料管3に接続されており、他方の端部42は燃料噴射
側となる。そして、燃料噴射弁4は、不図示のエンジン
シリンダの吸気部等に備えられた取り付け孔に嵌合され
るように、取り付け部43が設けられ、取り付け孔に嵌
合して密封状態が形成される。
【0029】そして、燃料噴射弁4は、燃料管3に導か
れた燃料のための流路44と、この流路44と同軸的に
端部42側に備えられたバルブシート45と、このバル
ブシート45のシート面に接離自在に設けられた弁体4
6と、弁体46をバルブシート45のシート面に付勢す
る弁棒47およびコイルスプリング48等を備えてい
る。
【0030】弁体46は、コイルスプリング48の付勢
力により、バルブシート45のシート面に当接し、燃料
管3により供給される燃料の圧力が所定値よりも低い時
には、燃料噴射弁4の燃料噴射を行わないように閉弁状
態を維持している。
【0031】そして、燃料管3により供給される燃料の
圧力が所定値より高くなると、コイルスプリング48の
付勢力に抗して弁体46がバルブシート45のシート面
から離脱して開弁状態となり、燃料噴射を行う。
【0032】次に、本発明の実施の形態の特徴である燃
料管3について主に図1(b)および図1(c)を参照
して詳しく説明する。
【0033】図に示すように燃料管3は、剛体によって
形成された剛体管31と、その管内に空気層32を介し
て樹脂製の管33によって構成されている。
【0034】なお、剛体管31は、剛体である材料であ
れば良く、例えば金属製の鋼管などを用いることがで
き、また、樹脂製の管33の材料としては、11ナイロ
ン、6−6ナイロン、6ナイロンなどのナイロン樹脂
や、PTFEなどの樹脂を用いることができるが、ガソ
リンエンジンにおける燃料吐出力(一般に2.5〜3k
g/cm2 )に十分耐えることのできる曲げ強さを有
し、かつ、このような装置が適用される車のボンネット
内などの雰囲気温度(一般に−40〜120℃)に十分
耐えられる耐熱性を有したものであれば良い。
【0035】そして、樹脂製の管33の管内34に電磁
弁部2により供給される断続的な圧力波を伴う燃料を導
くようにしている。
【0036】このように構成することによって、燃料噴
射弁4がチャタリングを起こしても、樹脂製の管33
は、その材料特性(固有振動数など)や、樹脂製の管3
3の膨張・収縮により振動を吸収することによってほと
んど共振するようなことはなく、例え剛体管31が燃料
噴射弁4のチャタリングと共振したとしても、空気層3
2を介しているため樹脂製の管33へは、この振動の影
響を与えないので、樹脂製の管33の菅内34を流れる
燃料は安定している。したがって、燃料の噴射特性が安
定する。
【0037】また、空気層32の厚さは、樹脂製の管3
3が、管内の燃料の圧力などによって膨張した場合に樹
脂製の管33の外面が剛体管31の内面に当接する程度
の厚さに設定して、樹脂製の管33の膨張をある程度で
規制するようにすることで、樹脂製の管33の菅内34
を流れる燃料の圧力等にある程度の規制を付与すること
ができ、各燃料管3を同じ厚さに設定してやれば、それ
ぞれの特性を揃えることができ、一層燃料の噴射特性が
安定する。
【0038】さらに、樹脂製の管33に剛体管31の内
面に当接する(樹脂製の管33が通常の状態(膨張して
いない状態)でも当接する)当接部35を設けて、樹脂
製の管33を剛体管31に対してある程度位置決めさせ
れば、樹脂製の管33が燃料圧力などの影響によって膨
張したり、移動したりするような場合でも剛体管31の
管内において波を打ったりなどすることなく安定した状
態が保たれるので、より一層燃料の噴射特性が安定す
る。
【0039】なお、図1(c)においては、周方向に等
間隔に4つの当接部35を設けた場合を示しているが、
要はある程度の位置決めが保たれれば良く、等間隔に3
つに設けたり、等間隔でなくとも複数設けて位置決めさ
れるように設ければよい。
【0040】また、樹脂製の管33の長手方向に対して
は、全長にわたって当接部を設けてもよいが、樹脂製の
管33が波を打ったりすることのない程度に部分的に設
けても良く、材料・形状・制作の容易性などを考慮して
自由に設計できる。
【0041】このように構成された燃料管3を適用した
場合の燃料噴射弁の開弁・閉弁時の管内の圧力波形を図
3(b)に示す。図に示したように、開弁時(高圧側)
においても管内の圧力は安定していることが確認され
る。
【0042】(実施の形態2)図4は、第2の実施の形
態を説明するための燃料噴射装置51の概略構成断面図
である。図1に示した第1の実施の形態と同様の構成に
対しては同じ符号が付されている。
【0043】この実施の形態における特徴は、電磁弁部
2と燃料噴射弁4とを接続する燃料管53aの途中にジ
ャバラ部53bを設けたことにある。燃料管53aは、
金属製の管により形成されている。そして、ジャバラ部
53bが燃料管53aの一部を塑性変形させることによ
り一体的に形成されている。
【0044】尚、ジャバラ部は、ジャバラ部だけを燃料
管53aとは別個に作成し、前後に燃料管を接続するよ
うにして備えることも適宜行うことが可能である。
【0045】そして、燃料噴射弁4のチャタリング等に
より、燃料管53aの内部に圧力脈動が発生しても、圧
力に応じてジャバラ部53bが微小変形し伸縮すること
により圧力脈動を吸収し、圧力脈動による燃料噴射量の
バラツキを小さく抑えることが可能となる。
【0046】また、燃料管53aは、通常エンジンの吸
気部側に接続されているので、エンジンの振動が伝達さ
れることになるが、ジャバラ部53bで燃料管53a自
身の振動を低減させることも可能となり、安定した燃料
噴射を行うことができる。
【0047】図5は、本実施の形態の効果の確認を行う
為に、実際にエンジンが駆動している状態での各燃料噴
射弁により噴射される燃料噴射量のバラツキを%で示し
たグラフの図である。白丸プロットを結ぶ線L1はジャ
バラ部53bを備えた燃料管53aを備えた燃料噴射装
置のエンジン回転数ごとの燃料噴射量のバラツキが示さ
れており、黒丸プロットを結ぶ線L2はジャバラ部を備
えない従来技術による燃料噴射装置の結果である。
【0048】図に示されるように、本実施の形態を適用
した線L1の方が全体的に各燃料噴射弁毎の燃料噴射量
のバラツキを小さくすることが可能となった。また、従
来の燃料管では、線L2に示されるように4800回転
付近で、エンジンの振動による共振が発生して燃料噴射
量のバラツキが大きくなったと考えられるが、ジャバラ
部53bを備えることにより共振が抑えられ燃料管53
a自身の振動も低減して燃料噴射量のバラツキが低減し
ている。
【0049】尚、燃料管53aにジャバラ部53bを設
けることに代えて、パルセーションダンパ等の圧力脈動
吸収装置を組み込むことで、圧力脈動による燃料噴射量
のバラツキを小さく抑えることは可能であるが、簡易な
構成の本願発明と比較すると、部品点数の増加によるコ
ストアップや信頼性低下を招く恐れがある。
【0050】
【発明の効果】本発明は、燃料管に、剛体管と、この剛
体管の管内に空気層を介して配置される樹脂製の管とを
備えて、樹脂製の管の管内に圧力波を伴う燃料を導くよ
うにしたことで、燃料噴射弁などがチャタリングを引き
起こしても、チャタリングによる圧力変動は、空気層お
よび樹脂製の管により吸収されるため、配管内を流れる
燃料は、チャタリングに影響されることはなく、また、
外部から何らかの外力があっても剛体管に保護されるの
で、燃料管により安定した燃料を燃料噴射弁に供給する
ことができるので、燃料噴射特性が安定し、信頼性が向
上する。
【0051】また、空気層の厚さを、樹脂製の管が膨張
した場合に樹脂製の管の外面が剛体管の内面に当接する
範囲内の所定の厚さに設定して、樹脂製の管の膨張領域
を規制すれば、樹脂製の管の菅内を流れる燃料の圧力等
にある程度の規制を付与することができるので、一層燃
料の噴射特性を安定させることができる。
【0052】さらに、樹脂製の管の所定位置に、剛体管
の内面に当接する当接部を設ければ、樹脂製の管を剛体
管に対して位置決めさせることができ、樹脂製の管が膨
張したり、移動したりするような場合でも剛体管の管内
において波を打ったりなどすることなく安定した状態を
保たせることができるので、より一層燃料の噴射特性を
安定させることができる。
【0053】また、燃料管にジャバラ部を備えることに
より、非常に簡易な構成で燃料管の内部に発生する圧力
脈動、及び燃料管自身の振動を低減させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る
燃料管が適用された燃料噴射装置の概略構成断面図であ
り、(b)は(a)のうち燃料管の一部拡大横断面図で
あり、(c)はその縦断面図である。
【図2】図2は従来技術に係る燃料噴射装置の概略構成
図である。
【図3】図3(a)は従来技術に係る燃料管(金属製の
鋼管)を適用した場合の燃料噴射弁の開弁・閉弁時の管
内の圧力波形を示した図であり、(b)は本発明の第1
の実施の形態に係る燃料管を適用した場合の燃料噴射弁
の開弁・閉弁時の管内の圧力波形を示した図である。
【図4】図4は第2の実施の形態に係る燃料噴射装置の
概略構成断面図。
【図5】図5は第2の実施の形態の効果の確認結果を示
すグラフの図。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 電磁弁部 3 燃料管 31 剛体管 32 空気層 33 樹脂製の管 34 (樹脂製の管33の)菅内 35 当接部 4 燃料噴射弁 51 燃料噴射装置 53a 燃料管 53b ジャバラ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のタイミングで開弁および閉弁して断
    続的な圧力波を伴う燃料を供給する電磁弁と、該電磁弁
    により供給された燃料を導く燃料管と、該燃料管により
    導かれた燃料を、該燃料の圧力に応じて開弁および閉弁
    して燃料を噴射する燃料噴射弁と、を有した燃料噴射装
    置において、 前記燃料管は、剛体よりなる剛体管と、該剛体管の管内
    に空気層を介して配置される樹脂製の管と、を備えるこ
    とを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】前記空気層の厚さは、前記樹脂製の管が膨
    張した場合に樹脂製の管の外面が前記剛体管の内面に当
    接する範囲内の所定の厚さに設定されることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】前記樹脂製の管の所定位置に、前記剛体管
    の内面に当接する当接部を設けたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】所定のタイミングで開弁および閉弁して断
    続的な圧力波を伴う燃料を供給する電磁弁と、該電磁弁
    により供給された燃料を導く燃料管と、該燃料管により
    導かれた燃料を、該燃料の圧力に応じて開弁および閉弁
    して燃料を噴射する燃料噴射弁と、を有した燃料噴射装
    置において、 前記燃料管にジャバラ部を備えることを特徴とする燃料
    噴射装置。
JP9140882A 1996-12-09 1997-05-15 燃料噴射装置 Pending JPH10227267A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0979754A2 (en) 1998-08-11 2000-02-16 Nissan Motor Co., Ltd. Table apparatus
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