JPH10226942A - レピア織機における緯入れ装置 - Google Patents

レピア織機における緯入れ装置

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JPH10226942A
JPH10226942A JP2914797A JP2914797A JPH10226942A JP H10226942 A JPH10226942 A JP H10226942A JP 2914797 A JP2914797 A JP 2914797A JP 2914797 A JP2914797 A JP 2914797A JP H10226942 A JPH10226942 A JP H10226942A
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JP
Japan
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rapier
wheel
band
belt
guide roller
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JP2914797A
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Masami Niihara
正己 新原
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レピアバンドの寿命を延ばす。 【解決手段】レピアホイール13に対するレピアバンド
12の巻き掛け部位では動力伝達歯14は動力受承孔1
5と噛み合い、レピアホイール13の往復回転が動力伝
達歯14及ぶ動力受承孔15を介してレピアバンド12
に伝達される。レピアバンド12がレピアホイール13
に巻き掛けられた部位では動力伝達歯14の凸面141
が動力受承孔15を通ってレピアバンド12の外面から
突出する。押さえベルト16,17は動力伝達歯14の
凸面141の列に押し付けられる。レピアホイール13
の回転は動力伝達歯14を介して押さえベルト16,1
7に伝わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レピア織機におけ
る緯入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭54−156858号公報、特開
昭59−21740号公報、特開平8−209494号
公報に開示されるように、レピア織機における緯入れ装
置には、レピアヘッドを止着したレピアバンドと、レピ
アバンドを巻き掛けたレピアホイールとからなる機構が
ある。レピアバンドのように剛性があって撓み変形可能
なバンドを駆動する場合には、このようなバンドを巻き
掛けるホイールが用いられる。レピアホイールは往復回
動され、レピアバンドに止着されたレピアヘッドが経糸
開口内へ進入すると共に、経糸開口内から退避して緯糸
の緯入れが行われる。
【0003】特開昭54−156858号公報のレピア
織機では、動力伝達歯のないレピアホイールに巻き付け
られたレピアバンドがその基端部をレピアホイールに止
着されている。レピアバンドはレピアホイールの全周に
巻き掛けられた押さえベルトによってレピアホイールの
周面に押さえ付けられている。
【0004】しかし、特開昭54−156858号公報
のレピア織機では、レピアヘッドのストロークを稼ぐた
めにレピアホイールを大径化しなければならない。又、
押さえベルトはレピアホイールの周面上で幅方向に2列
に並べてレピアバンドを押さえる形状とするため、レピ
アホイールの幅を広く、かつ剛性を高める必要がある。
しかし、レピアホイールの大径化、レピアホイールの幅
広化、剛性向上は慣性モーメントの著しい増加を招く。
慣性モーメントの増加はレピア織機の高速化を阻害す
る。
【0005】特開昭59−21740号公報の装置で
は、動力伝達歯のあるレピアホイールに巻き掛けられた
レピアバンドの巻き掛け部位が押さえベルトによってレ
ピアホイールの周面に押さえつけられている。押さえベ
ルトには溝孔が設けられており、レピアバンドの動力受
承孔から突出するレピアホイールの動力伝達歯が前記溝
孔に入り込むようになっている。レピアホイールの回転
力は動力伝達歯及び溝孔を介して押さえベルトに伝達さ
れる。
【0006】特開平8−209494号公報の装置で
は、一対の押さえローラがレピアバンドを直接レピアホ
イールの周面に押さえ付けている。レピアホイールの回
転力を押さえローラに伝達するベルトはレピアホイール
の周面に直接巻き掛けられている。
【0007】特開昭59−21740号公報、特開平8
−209494号公報のレピアホイールの周面には動力
伝達歯が周方向に列設されており、レピアバンドには動
力受承孔がバンドの長さ方向に列設されている。レピア
ホイールの往復回動は動力伝達歯と動力受承孔との嵌合
に基づいてレピアバンドに伝達される。レピアバンドは
レピアホイールの全周の一部にのみ巻き掛け係合してい
る。従って、レピアホイールの小径化が可能となり、こ
の動力伝達構成はレピア織機の高速化の上で有利であ
る。
【0008】しかし、特開平8−209494号公報の
装置では、押さえベルト及びレピアバンドがレピアホイ
ールの周面上で幅方向に2列に並ぶことになるため、レ
ピアホイールの幅を広く、かつ剛性を高める必要があ
る。レピアホイールの幅広化、剛性向上は慣性モーメン
トの増加を招く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開昭59−2174
0号公報の装置では、慣性モーメントの増加によるレピ
ア織機の高速化の阻害という問題は生じない。しかし、
動力伝達歯と動力受承孔とを円滑に嵌合させるために両
者間に適度の隙間を設ける必要があるが、同様に押さえ
ベルトの溝孔と動力伝達歯とを円滑に嵌合させるために
両者間に適度の隙間を設ける必要がある。レピアホイー
ルの回転方向が切り換わるときにも押さえベルトはレピ
アホイールの切り換わり回転方向とは逆方向に慣性によ
って周回しようとしている。この慣性作用及び前記隙間
の存在のために押さえベルトとレピアバンドとの間で滑
りが生じる。この滑りはレピアバンドを摩耗させ、レピ
アバンドが薄くなってゆく。レピアバンドが薄くなりす
ぎると、レピアホイールの動力伝達歯がレピアバンドの
動力受承孔と動力受承孔との間を破断してゆく。
【0010】本発明は、レピアバンドの寿命を延ばすこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、レ
ピアバンドに止着されたレピアヘッドを経糸開口内へ挿
入すると共に、経糸開口内から退避させて緯糸を緯入れ
し、レピアホイールに巻き掛けたレピアバンドの動力受
承孔にレピアホイールの動力伝達歯を噛合して駆動され
る前記レピアバンドを押さえベルトによって前記レピア
ホイールの周面に規制する緯入れ装置を対象とし、請求
項1の発明では、前記レピアホイールの動力伝達歯の高
さの少なくとも一部を前記レピアバンドの厚みよりも大
きくし、前記押さえベルトによって前記レピアバンドを
前記レピアホイールの周面に規制する部位では前記動力
伝達歯が前記動力受承孔を貫通して突出すると共に、前
記押さえベルトに摩擦接触するようにした。
【0012】レピアホイールの回転は動力伝達歯を介し
て押さえベルトに伝わり、押さえベルトはレピアバンド
を経由することなくレピアホイールから回転力を得る。
押さえベルトは動力伝達歯に常に摩擦接触しており、押
さえベルトの慣性がレピアバンドに伝わることはない。
従って、押さえベルトの慣性がレピアバンドの摩耗の原
因となることはない。
【0013】請求項2の発明では、前記動力伝達歯の先
端をレピアホイールの周方向に弧となる形状とした。動
力伝達歯の先端面は山形になっており、動力受承歯の先
端面の一部が押さえベルトに接触する。
【0014】請求項3の発明では、前記押さえベルトと
して平ベルトを採用した。構造的に簡単な平ベルトは押
さえベルトとして好適である。請求項4の発明では、第
1のガイドローラと第2のガイドローラとに請求項3の
押さえベルトを掛け渡し、前記レピアバンドの巻き掛け
部位を挟んで前記レピアホイールと対向する位置に第1
のガイドローラを配置し、前記レピアバンドの非巻き掛
け部位に前記押さえベルトを接触させる位置に第2のガ
イドローラを配置し、前記第1のガイドローラの周面を
ガイドローラの幅方向に弧となるクラウニング形状と
し、前記第2のガイドローラの周面を非クラウニング形
状とした。
【0015】ガイドローラの周面のクラウニング形状は
平ベルトを定位置に保持するうえで有効である。平ベル
トはクラウニング形状を持つ第1のガイドローラによっ
て定位置に保持される。第2のガイドローラは押さえベ
ルトをレピアバンドの非巻き掛け部位に接合している。
第2のガイドローラがクラウニング形状を持つとすると
このクラウニング形状の部位で押さえベルトもクラウニ
ング形状となり、押さえベルトのクラウニング形状部位
とレピアバンドの動力受承孔とが干渉する。この干渉は
異常音の発生をもたらす。第2のガイドローラの周面を
非クラウニング形状とした構成は異常音の発生を防止す
る。
【0016】請求項5の発明では、押さえベルトを一対
とし、レピアホイールの回転中心を挟んで互いに反対側
に前記一対の押さえベルトを配設した。押さえベルトの
張力がレピアホイールの円滑な回転の妨げとなることは
ない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0018】図1に示す11は緯入れ始端側から経糸
(図示略)の開口内に挿入される受け渡し用レピアヘッ
ドである。受け渡し用レピアヘッド11はレピアバンド
12の先端に止着されており、レピアバンド12は支軸
132を中心に往復回動するレピアホイール13に巻き
掛けられている。緯入れ末端側にもレピアバンド(図示
略)が往復回動するレピアホイール(図示略)に巻き掛
けられている。このレピアバンドの先端には受け取り用
レピアヘッド(図示略)が止着されている。両レピアホ
イールの往動回動によって受け渡し用レピアヘッド11
及び受け取り用レピアヘッドが経糸開口内に挿入され、
受け渡し用レピアヘッド11及び受け取り用レピアヘッ
ドが織幅の中央部で出会う。受け渡し用レピアヘッド1
1によって経糸開口内へ挿入された緯糸は受け取り用レ
ピアヘッドに受け渡される。両レピアホイールの復動回
動によって受け渡し用レピアヘッド11及び受け取り用
レピアヘッドが経糸開口内から退避し、緯糸が経糸開口
内を通される。
【0019】レピアバンド12を巻き掛けるレピアホイ
ール13の周面には動力伝達歯14が列設されており、
レピアバンド12には動力受承孔15が列設されてい
る。レピアホイール13に対するレピアバンド12の巻
き掛け部位では動力伝達歯14は動力受承孔15と噛み
合い、レピアホイール13の往復回転が動力伝達歯14
及ぶ動力受承孔15を介してレピアバンド12に伝達さ
れる。
【0020】動力伝達歯14の先端面は、レピアホイー
ル13の周方向に円弧となる凸面141に形成してあ
る。凸面141の円弧の半径はレピアホイール13の半
径よりも小さくしてある。凸面141の最低位143、
即ちレピアホイール13の歯底131から計って最も低
い凸面141の部位はレピアバンド12の厚みと略同じ
にしてある。凸面141の最高位142、即ちレピアホ
イール13の歯底131から計って最も高い凸面141
の部位はレピアバンド12の厚みよりも大きくしてあ
る。従って、レピアバンド12がレピアホイール13に
巻き掛けられた部位では動力伝達歯14の凸面141が
動力受承孔15を通ってレピアバンド12の外面から突
出する。
【0021】レピアホイール13に対するレピアバンド
12の巻き掛け部位と非巻き掛け部位との境付近には無
端状の押さえベルト16,17が配設されている。平ベ
ルト型の押さえベルト16は一対のガイドローラ18,
19に掛け渡されており、両ガイドローラ18,19間
における押さえベルト16の側部がレピアホイール13
の周面からのレピアバンド12の浮き上がりを防止す
る。同様に、平ベルト型の押さえベルト17も一対のガ
イドローラ20,21に掛け渡されており、両ガイドロ
ーラ20,21間における押さえベルト17の一側がレ
ピアホイール13の周面からのレピアバンド12の浮き
上がりを防止する。支軸22に回転可能に支持された第
1のガイドローラ18,20はレピアバンド12の巻き
掛け部位を挟んでレピアホイール13と対向する位置に
ある。支軸23に回転可能に支持された第2のガイドロ
ーラ19,21はレピアバンド12の非巻き掛け部位に
押さえベルト16,17を接触させる位置にある。
【0022】図3に示すように、第1のガイドローラ1
8の周面181はガイドローラ18の幅方向に弧形状と
なるクラウニング形状である。図2に示すように、第2
のガイドローラ19の周面191は非クラウニング形状
である。ガイドローラ20の周面はガイドローラ18と
同じクラウニング形状であり、ガイドローラ21の周面
はガイドローラ19と同様に非クラウニング形状であ
る。
【0023】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)動力伝達歯14の高さはレピアバンド12の厚
みよりも大きく、押さえベルト16,17によってレピ
アバンド12をレピアホイール13の周面に規制する部
位では動力伝達歯14が動力受承孔15を貫通して突出
する。従って、押さえベルト16,17は動力伝達歯1
4の凸面141の列に押し付けられる。レピアホイール
13の回転は動力伝達歯14を介して押さえベルト1
6,17に伝わり、押さえベルト16,17はレピアバ
ンド12を経由することなくレピアホイール13から回
転力を得る。レピアホイール13の回転方向が切り換わ
るときにも押さえベルト16,17にはレピアホイール
13の切り換わり前の周回方向の慣性力が作用してい
る。しかし、押さえベルト16,17は動力伝達歯14
に常に接触しており、押さえベルト16,17の慣性が
レピアバンド12に伝わることはない。従って、押さえ
ベルト16,17の慣性がレピアバンド12の摩耗の原
因となることはなく、レピアバンド12の寿命が延び
る。 (1-2)動力伝達歯14の凸面141の一部は押さえベ
ルト16,17に接触する。動力伝達歯14の先端はレ
ピアホイール13の周方向に円弧となる凸面141とな
っている。従って、凸面141が押さえベルト16,1
7にくい込むことはなく、動力伝達歯14と押さえベル
ト16,17との接触によって押さえベルト16,17
が損傷することはない。 (1-3)構造的に最も簡単な平ベルトは押さえベルト1
6,17として好適である。 (1-4)クラウニング形状を持たない一対のガイドロー
ラ間に平ベルトが掛け渡されていると、平ベルトはガイ
ドローラの幅方向に移動してしまい、平ベルトがガイド
ローラから外れるおそれがある。ガイドローラ18,2
0の周面のクラウニング形状は平ベルトである押さえベ
ルト16,17を定位置に保持するうえで有効である。
押さえベルト16,17はクラウニング形状を持つ第1
のガイドローラ18,20によって定位置に保持され
る。第2のガイドローラ19,21は押さえベルト1
6,17をレピアバンド12の非巻き掛け部位に接合し
ている。第2のガイドローラ19,21がクラウニング
形状を持つとするとこのクラウニング形状の部位で押さ
えベルト16,17もクラウニング形状となる。そのた
め、押さえベルト16,17のクラウニング形状部位が
レピアバンド12の動力受承孔15にくい込み、そして
離脱する。このような干渉の繰り返しが異常音の発生を
もたらす。第2のガイドローラ19,21の周面を非ク
ラウニング形状とした構成は異常音の発生を防止する。 (1-5)一対の押さえベルト16,17はレピアホイー
ル13の回転中心を挟んで互いに反対側に配設されてお
り、押さえベルト16,17がレピアホイール13に押
接する力は互いにほぼ打ち消し合う。従って、押さえベ
ルト16,17の張力が支軸132に対して偏荷重とし
て作用することはなく、押さえベルト16,17の張力
がレピアホイール13の円滑な回転の妨げとなることは
ない。
【0024】次に、図4の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、動力伝達歯14の先端面
144はレピアホイール13の回転中心上に中心を持つ
円弧面である。先端面144は全て動力受承孔15から
突出しており、押さえベルト16,17は先端面144
全体に接合する。
【0025】この実施の形態においても第1の実施の形
態における(1-1)項と同じ効果が得られる。次に、図
5の第3の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と
同じ構成部には同じ符号が付してある。
【0026】この実施の形態では、押さえベルト24の
外周面側に突条241が形成されており、動力伝達歯1
4の先端面には凹条145が形成されている。突条24
1は凹条145に嵌合する。突条241と凹条145と
の嵌合構成は、非クラウニング形状のガイドローラ25
の幅方向への押さえベルト24の移動を阻止する。
【0027】次に、図6の第4の実施の形態を説明す
る。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、押さえベルト26の外周
面側の両側縁に突条261が形成されており、動力伝達
歯14の先端が両突条261間に嵌合する。このような
嵌合構成は、非クラウニング形状のガイドローラ25の
幅方向への押さえベルト26の移動を阻止する。
【0028】次に、図7の第5の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、平ベルト型の押さえベル
ト27がテンションローラ28に巻き掛けられており、
張力付与ばね29のばね力がテンションローラ28を介
して押さえベルト27に付与される。張力付与ばね29
のばね力は保持枠30に対するねじ31の螺合位置を変
更することによって調整できる。
【0029】この実施の形態においても第1の実施の形
態における(1-1)項と同じ効果が得られる。又、ねじ
31の螺合位置を調整することによってレピアホイール
13に対する押さえベルト27の適正な押接力を容易に
設定することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、レピア
ホイールの動力伝達歯の高さの少なくとも一部を前記レ
ピアバンドの厚みよりも大きくし、押さえベルトによっ
て前記レピアバンドを前記レピアホイールの周面に規制
する部位では前記動力伝達歯がレピアバンドの動力受承
孔を貫通して突出すると共に、前記押さえベルトに接触
するようにしたので、押さえベルトが動力伝達歯を介し
てレピアホイールから直接駆動力を得ることになり、レ
ピアバンドの寿命が延びるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態を示す側
面図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】図2のB−B線拡大断面図。
【図4】第2の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図5】第3の実施の形態を示す要部拡大断面図。
【図6】第4の実施の形態を示す要部拡大断面図。
【図7】第5の実施の形態を示す側面図。
【符号の説明】
12…レピアバンド、13…レピアホイール、14…動
力伝達歯、15…動力受承孔、16,17,24,2
6,27…押さえベルト、18,20…第1のガイドロ
ーラ、19,21…第2のガイドローラ、25…ガイド
ローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レピアバンドに止着されたレピアヘッドを
    経糸開口内へ挿入すると共に、経糸開口内から退避させ
    て緯糸を緯入れし、レピアホイールに巻き掛けたレピア
    バンドの動力受承孔にレピアホイールの動力伝達歯を噛
    合して駆動される前記レピアバンドを押さえベルトによ
    って前記レピアホイールの周面に規制する緯入れ装置を
    備えたレピア織機において、 前記レピアホイールの動力伝達歯の高さの少なくとも一
    部を前記レピアバンドの厚みよりも大きくし、前記押さ
    えベルトによって前記レピアバンドを前記レピアホイー
    ルの周面に規制する部位では前記動力伝達歯が前記動力
    受承孔を貫通して突出すると共に、前記押さえベルトに
    摩擦接触するようにしたレピア織機における緯入れ装
    置。
  2. 【請求項2】前記動力伝達歯の先端はレピアホイールの
    周方向に弧となる形状である請求項1に記載のレピア織
    機における緯入れ装置。
  3. 【請求項3】前記押さえベルトは平ベルトである請求項
    1及び請求項2のいずれか1項に記載のレピア織機にお
    ける緯入れ装置。
  4. 【請求項4】前記押さえベルトは第1のガイドローラと
    第2のガイドローラとに掛け渡されており、第1のガイ
    ドローラは前記レピアバンドの巻き掛け部位を挟んで前
    記レピアホイールと対向する位置にあり、第2のガイド
    ローラは前記レピアバンドの非巻き掛け部位に前記押さ
    えベルトを接触させる位置にあり、前記第1のガイドロ
    ーラの周面はガイドローラの幅方向に弧形状となるクラ
    ウニング形状であり、前記第2のガイドローラの周面は
    非クラウニング形状である請求項3に記載のレピア織機
    における緯入れ装置。
  5. 【請求項5】前記押さえベルトは一対であり、一対の押
    さえベルトはレピアホイールの回転中心を挟んで互いに
    反対側に配設されている請求項1乃至請求項4のいずれ
    か1項に記載のレピア織機における緯入れ装置。
JP2914797A 1997-02-13 1997-02-13 レピア織機における緯入れ装置 Pending JPH10226942A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102021716A (zh) * 2010-12-16 2011-04-20 浙江理工大学 剑带柔性加压装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102021716A (zh) * 2010-12-16 2011-04-20 浙江理工大学 剑带柔性加压装置

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