JPH1022658A - 筐体周りの防水パッキン - Google Patents

筐体周りの防水パッキン

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JPH1022658A
JPH1022658A JP17449296A JP17449296A JPH1022658A JP H1022658 A JPH1022658 A JP H1022658A JP 17449296 A JP17449296 A JP 17449296A JP 17449296 A JP17449296 A JP 17449296A JP H1022658 A JPH1022658 A JP H1022658A
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housing
waterproof packing
waterproof
packing
cabinet
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Takashi Ogawa
隆志 小川
Kenichi Jo
謙一 城
Shigeo Ogawa
繁男 小川
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NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上下ケースが対向し、防水構造を必要とする筐
体において、ケース内部品実装スペースをできるだけ大
きくとる。 【解決手段】第一の筐体1と、第一の筐体と対向して配
置される第二の筐体2と、第一の筐体と第二の筐体の合
わせ面に対し、筐体側壁部に挟み込み、弾性圧接させる
防水パッキン3を設け、またそのパッキン3の、第一の
筐体と第二の筐体の合わせ部に周囲突起部12を設け
る。これにより、筐体内部品実装スペースを大きくとる
ことができ、かつ確実な防水効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルあるいは
アナログ信号処理を行う通信装置等に利用し、屋外等で
利用し水の侵入を阻止する筐体周りの防水パッキンに関
する。
【0001】
【従来の技術】従来の筐体周りのパッキン構造に関し
て、図面を用いて説明する。
【0002】従来より防水対策を目的とし、電子部品の
実装基板等が内部に実装される筐体の側壁の接続部につ
いては接続部にパッキンが用いられている。
【0003】例えば、図4は、2つの側壁の接続部の断
面を示した図である。本図において、筐体側壁21と、
筐体側壁21と対向して配置される筐体側壁22と、筐
体側壁21に設けられたパッキン収納用の溝24を形成
し、溝24内にゴムパッキン23を介挿して面接触する
ことにより、防水する構成がとられていた。
【0004】また、他の例として、図5に対向する2つ
の傾斜した筐体側壁接続部の断面図を示す。本図におい
て、傾斜した側壁11と、側壁11と側壁12との対向
する側壁端面が傾斜面を形成し、その対向傾斜面間にゴ
ムパッキン13を介挿して面接触することにより、防水
する構成も提案されている。本構成は、実開昭63−5
9380号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
図4のごとく筐体側壁21に溝24を形成し、その溝2
4内にゴムパッキン23を介挿し、面接触させる構造と
していたため、ゴムパッキンを実装するために側壁面幅
Lを大きくとる必要があった。また、図5においても筐
体側壁11と筐体側壁12との対向した傾斜面にゴムパ
ッキン13を面接触させる構造としているため、面接触
させるときに十分な加重を必要とし、加重が少ない場合
に筐体側壁を接続しようとしたときには十分な防水がと
れなくなるという問題があった。さらに、筐体側壁11
と筐体側壁12との対向傾斜面間にゴムパッキンを備え
る構造としているため、ゴムパッキンが位置ずれを起こ
し、ゴムパッキンの筐体への位置合わせが難しいという
課題もあった。
【0006】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めのものであり、組立容易性の向上、防水性の向上及び
筐体側壁面幅を少なくすることを目的とする筐体周りの
防水パッキンを提供するためのものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の筐体周りの防水パッキンは、筐体間の接合
部に防水用として取り付けられる筐体周りの防水パッキ
ンにおいて、前記筐体の接合部にて外側の壁面部と冠着
し、前記接合部にて周囲突起部を介して前記筐体と接触
することを特徴としている。
【0008】また、本発明の防水パッキンは、外側の壁
面部に設けられた溝の底部に冠着することを特徴として
いる。
【0009】このような構成により、本発明の筐体周り
のパッキン構造は、防水構造を備え、第1の筐体と第2
の筐体の周囲側壁部に、パッキンを少なくともどちらか
一方を包み込む構造としているため、パッキンの組立を
容易に行うことができかつ側壁部幅を小さくすることが
できる。また、上記パッキンの第1の筐体と第2の筐体
との合わせ面に周囲突起部を備える構造としているた
め、弾性圧接時確実な防水効果を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の筐体周りの防水パッキンを
示す斜視図である。本図において、装置筐体は、電子部
品実装基板が内部に実装されており、上部筐体2と下部
筐体3とを防水パッキンにて防水処理して結合される構
成をしている。後で詳細に説明するが防水パッキン1
は、断面形状が英語小文字のh型の形状をしている。ま
た、防水パッキン1は、上部筐体2と下部筐体3との接
合部分に小さな周囲突起部15を有している。上部筐体
2及び下部筐体3は箱状の筐体であり、通信機等の電子
部品実装基板等が収納される。図2は、図1で示した実
施の形態について防水パッキン1の詳細を示す断面図で
ある。本図において、上部筐体2と下部筐体3とが防水
パッキン1を介して接続される構造をしている。上部筐
体2と下部筐体3との接続部分の外側壁面には防水パッ
キン1が取り付けられるように溝4が削成されている。
そして、防水パッキン1の頭部14は、溝4の底部と接
触し、溝4全体を冠着している。一方、防水パッキン1
のストッパー部16は、筐体内部壁面と接触し、頭部1
4と共に防水パッキン1を筐体に固定する役割を有して
いる。さらに、上部筐体2と下部筐体3との結合部に
は、小さな周囲突起部15により接触することにより、
防水性能を向上させる機能を有している。防水パッキン
1の筐体への取り付け方法は、下部筐体3の周囲外壁部
に防水パッキン1を包み込む。その後上部筐体2の周囲
外壁部と下部筐体3の周囲外壁部とを対向させ取り付け
ることにより防水パッキン1内周囲突起部15が弾性圧
接状態となり防水状態とする。以上の簡単に取り付けが
可能となる。
【0012】以上説明した防水パッキン1の断面形状
は、h型をしていた。しかし、本発明は、これに限定さ
れるものではない。
【0013】すなわち、図2に示した防水パッキン1の
断面形状を英語大文字のH型の形状にして、防水パッキ
ンの筐体取り付け力と防水性の向上を図ることも可能で
ある。この場合の防水パッキンの詳細断面図を図3に示
している。
【0014】本図においても、図2で説明したと同様
に、筐体に取り付けることができる。この結果、いずれ
の実施の態様についても防水パッキンを取り付けるため
の側壁部の幅L′は、図4に示した従来の側壁部の幅L
よりも小さくでき、しかも、防水性を向上できる効果を
有している。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の筐体周りの防水パッキンは、防水構造を備え、第1の
筐体と第2の筐体の周囲側壁部に、防水パッキンを包み
込む構造としているため、筐体側壁部幅を小さくするこ
とができ、また、組立を容易に行える。さらに、防水パ
ッキンには、第1の筐体と第2の筐体との合わせ部に周
囲突起部を備えることにより、防水パッキンの弾性圧接
時、確実な防水効果を得ることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筐体周りのパッキン構造を示す斜視図
である。
【図2】本発明の防水パッキンの実施の形態を示す要部
詳細図である。
【図3】本発明の防水パッキンの他の実施の形態を示す
要部詳細図である。
【図4】従来の技術の筐体側壁断面図である。
【図5】従来の技術の他の筐体側壁断面図である。
【符号の説明】
1 防水パッキン(h形断面) 2 上部筐体 3 下部筐体 4 溝 5 防水パッキン(H形断面) 11 筐体側壁 12 筐体側壁 13 ゴムパッキン 14 頭部 15 周囲突起部 16 ストッパー部 21 筐体側壁 22 筐体側壁 23 ゴムパッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 繁男 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体間の接合部に防水用として取り付け
    られる筐体周りの防水パッキンにおいて、 前記筐体の接合部にて外側の壁面部と冠着し、 前記接合部にて周囲突起部を介して前記筐体と接触する
    ことを特徴とする筐体周りの防水パッキン。
  2. 【請求項2】 前記防水パッキンは、前記外側の壁面部
    に設けられた溝の底部に冠着することを特徴とする請求
    項1記載の筐体周りの防水パッキン。
  3. 【請求項3】 前記防水パッキンは、前記溝の底部と接
    触する頭部と、 前記筐体内部と接触するストッパー部と、 前記筐体間の接合部で前記筐体と接触する周囲突起部か
    らなることを特徴とする請求項1,2記載の筐体周りの
    防水パッキン。
  4. 【請求項4】 前記防水パッキンの断面形状は、h型も
    しくはH型を有することを特徴とする請求項3記載の筐
    体周りの防水パッキン。
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