JPH10226069A - 圧電アクチュエータの製造方法およびインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

圧電アクチュエータの製造方法およびインクジェットヘッドの製造方法

Info

Publication number
JPH10226069A
JPH10226069A JP3183497A JP3183497A JPH10226069A JP H10226069 A JPH10226069 A JP H10226069A JP 3183497 A JP3183497 A JP 3183497A JP 3183497 A JP3183497 A JP 3183497A JP H10226069 A JPH10226069 A JP H10226069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
piezoelectric
piezoelectric actuator
photoresist layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3183497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3820665B2 (ja
Inventor
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP3183497A priority Critical patent/JP3820665B2/ja
Publication of JPH10226069A publication Critical patent/JPH10226069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3820665B2 publication Critical patent/JP3820665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械加工によらずにインクジェットヘッド用
圧電アクチュエータを歩止まりよく、安価に製造する。 【解決手段】 本発明のインクジェットヘッド用圧電ア
クチュエータの製造方法は、基板18上に積層したフォ
トレジスト層44に複数の型孔50を設け、これら型孔
50に圧電材料のスラリ52を充填し、これを焼成して
フォトレジスト層44を焼き飛ばし、上記基板18上に
残った圧電部材56に分極処理を施してアクチュエータ
22とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧印加により変
形する圧電アクチュエータの製造方法に関する。また、
圧電アクチュエータによりインクを押圧してインク滴を
吐出させ、記録紙等の記録媒体に付着させて画像を記録
するインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧印加時の圧電アクチュエータ
の変形によってインク室に収容されたインクを加圧し、
インク室に連通するノズルからインク滴を吐出するタイ
プのインクジェットヘッドが知られている。この種のイ
ンクジェットヘッドでは、通常、複数のインク室が微小
ピッチで配列されており、これら各インク室にそれぞれ
対応させて圧電アクチュエータを設ける必要がある。そ
のために、これまでは支持基板上に接着固定した圧電プ
レートにダイシングソーやワイヤーソー等で機械加工を
施して複数の微小片に分割することにより、複数の圧電
アクチュエータを形成するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧電プレート
を機械加工で分割する方法では、圧電アクチュエータを
一本づつ切り出すため加工に時間がかかり、量産性が低
かった。また、切削途中で圧電アクチュエータに折れや
欠けが生じやすく、歩止まりが悪かったため、生産コス
トが高くついていた。さらには、ダイシングソー等では
機械加工面の制約から圧電アクチュエータを約100μ
mオーダの配列ピッチで形成するのが限度であり、それ
に応じてインク室およびノズルもそれ以上に高密度に配
列することができないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、
製造コストを低減可能で量産に適し、また精度よく高密
度に圧電アクチュエータを配列可能な、新規な圧電アク
チュエータの製造方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、簡易でコストや量産性に優れ、さらにプ
リント速度の高速度化に適したインクジェットヘッドを
製造可能な、新規なインクジェットヘッドの製造方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の圧電アクチュエータの製造方法は、基板上
に積層したフォトレジスト層に型孔を設け、この型孔に
圧電材料のスラリを充填し、これを焼成してフォトレジ
スト層を焼き飛ばし、上記基板上に残った圧電部材に分
極処理を施して圧電アクチュエータとするものである。
【0006】また、本発明のインクジェットヘッドの製
造方法は、基板上に積層したフォトレジスト層に型孔を
設け、この型孔に圧電材料のスラリを充填し、上記スラ
リの充填されたフォトレジスト層の表面に金属層を形成
し、この金属層上であって上記型孔に対向する位置にフ
ォトレジストからなる凸状型を設け、この凸状型の周囲
の金属層上に非圧電材料のスラリを積層して凸状型を覆
い、これらを一体に焼成して上記凸状型および上記フォ
トレジスト層を焼き飛ばすことにより、上記凸状型に対
応するインク室用の空間を有する非圧電部材と、上記基
板と上記金属層との間に固定された圧電部材とを形成
し、この圧電部材を分極処理して圧電アクチュエータと
するものである。
【0007】
【発明の効果】本発明の圧電アクチュエータの製造方法
では、フォトレジスト層の型孔に圧電材料スラリを充填
して焼成するだけで基板上に圧電アクチュエータを同時
に形成することができる。この場合、フォトレジスト層
は焼成により焼き飛んでなくなるため、圧電アクチュエ
ータに折れや欠けが生じるおそれもない。また、焼成工
程では一度に大量の部材の処理が可能である。したがっ
て、本発明によれば、機械加工の場合に比べて歩止まり
および量産性が向上し、製造コストを安くできる。
【0008】また、フォトレジスト層の型孔は公知のフ
ォトリソグラフィにより形成され、圧電アクチュエータ
を複数配列する際にも、そのピッチは露光の際のマスク
パターンのピッチによって決めることができる。したが
って、従来の機械加工による場合に比べて圧電アクチュ
エータを精度よく、より高密度に配列することが可能に
なる。
【0009】本発明のインクジェットヘッドの製造方法
では、基板、圧電アクチュエータ、金属層、およびイン
ク室を有する非圧電部材からなるインクジェットヘッド
が一度の焼成工程により一体形成される。したがって、
従来のように個々に加工された複数の部材を接着剤で固
定しながらヘッドを組み立てる場合に比べて製造および
組立工程を簡略化することができ、より一層のコストダ
ウンを図れる。また、上述したのと同様に、圧電アクチ
ュエータを精度よく高密度に配列できるので、高密度多
ノズル化することでプリント速度を上げることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1から図3は、本発
明の製造方法を適用したインクジェットヘッド10を示
す。このヘッド10は、中央線30を挟んで対向する大
径インク滴吐出用ヘッド部(以下、「大径ヘッド部」と
いう)12と小径インク滴吐出用ヘッド部(以下、「小
径ヘッド部「という)14とからなり、天板16、隔壁
20、圧電アクチュエータ22および基板18により一
体に構成されている。
【0011】天板16は、セラミックス、金属、ガラ
ス、合成樹脂等からなり、一体成型、電鋳、フォトリソ
グラフィ等の方法で天板16の形成と同時に、あるいは
天板16の形成後の微細加工によりその裏面に複数の凹
部が形成されている。これら凹部が隔壁20によって覆
われることにより、大径ヘッド部12と小径ヘッド部1
4のそれぞれに、インクを収容するインク室24、補給
用インクを収容するインク供給室26、およびインク室
24とインク供給室26とを接続するインクインレット
28が形成されている。なお、本実施形態のインクジェ
ットヘッドは、大径ノズルと小径ノズルとを備えたもの
であるが、これに限らず、ノズル径が全て同一のインク
ジェットヘッドであっても構わない。
【0012】インク室24は各ヘッド部12,14の対
向方向に長溝状に延びており、中央線30に沿って等ピ
ッチで形成されている。インク供給室26はインク室2
4を挟んで中央線30の反対側に形成されており、図示
しないインクタンクにそれぞれ接続されている。また、
天板16にはインク室24の中央線30側の端部に連通
するノズル32,34が形成されている。各ノズル3
2,34は、図2に示すように段付きの断面形状を有し
ているが、吐出口径は大径ヘッド部12のノズル32の
方が小径ヘッド部14のノズル34よりも大きく形成し
てある。
【0013】上記隔壁20とセラミック、金属、シリコ
ン、ガラス等からなる基板18とに挟まれて固定された
圧電アクチュエータ22は周知の圧電材料からなり、イ
ンク室24よりも少し中央線30寄りの位置からインク
供給室26にかけてインク室24に沿って延びている。
圧電アクチュエータ22は、インク室24に対向する分
極処理された活性部36と、この活性部36の両側につ
ながる未分極状態の非活性部38,40とを有してい
る。これにより、圧電アクチュエータ22の上面と下面
に設けた共通電極および個別電極(いずれも図示せず)
間に電圧を印加すると、活性部36だけが変形するよう
になっている。なお、圧電アクチュエータ22は単層の
ものに限らず、共通電極と個別電極とを交互に挟むよう
に薄膜圧電シートを積層してなる積層型圧電アクチュエ
ータを用いてもよい。
【0014】次に、図4,5を参照して圧電アクチュエ
ータ22の製造方法を具体的な材料や条件を例示しなが
ら説明する。なお、以下の説明において、数値や材料等
の条件は一つの例であってこれらに限定されるものでは
なく、所望により任意に変更可能である。まず、図4
(a)に示すように、表面を2000番研磨した厚さ3
mmのアルミナ製の基板18上に、ニッケルペーストを
5μmの厚みにパターン印刷したのちメタライズ焼き付
けして個別電極42を形成しておく。この個別電極42
は上記圧電アクチュエータ22の活性部36に相当する
長さとする。そして、この基板18上にフォトレジスト
層42を積層する。フォトレジスト層42は、プロビミ
ド7020(富士ハントエレクトロニクステクノロジ社
製)を100μmづつ2度塗りして200μmの厚みに
形成する。その後、100℃で3分間ソフトベークし
た。
【0015】ついで、下面に圧電アクチュエータ22の
平面形状に対応するマスクパターン46をクロム層で形
成した石英ガラス板48を介して、上方よりG線の紫外
線を400mJ/cm2で4秒間照射し、上記フォトレ
ジスト層44にパターン露光する。このとき、未露光
部、すなわちマスクパターン46が個別電極42上にく
るように位置合わせしておく。
【0016】続いて、図4(c)に示すように、露光さ
れたフォトレジスト層44を現像液QZ3501(富士
ハントエレクトロニクステクノロジ社製)で現像して未
露光部を除去する。これにより、フォトレジスト層44
には圧電アクチュエータ22に対応する形状の複数の型
孔50が個別電極42上に形成される。そして、リンス
液QZ3512(同社製)で洗浄して乾燥させたのち、
350℃で1時間キュアリングした。
【0017】次に、図5(a)に示すように、例えばジ
ルコン酸鉛とチタン酸鉛のアルコキシドにより調製した
パウダを焼成後の比率がPb1(Zr0.52 ,Ti0.48
Oとなるように当量分散したスラリをフォトレジスト層
44の型孔50に流し込み、上方より板材で加圧する。
これにより、各型孔50に圧電材料のスラリが充填され
る。そして、図5(b)に示すように、フォトレジスト
層44上にあふれたスラリ52をブレード53で除去
し、型孔50内だけにスラリ52が残るように整形した
のち、140℃で30分間乾燥させた。その後、フォト
レジスト層44およびスラリ52の表面に共通電極とな
る厚さ1μmのニッケルめっき層を形成する。
【0018】ニッケルめっき層形成後、それらを120
0℃で焼成すると、フォトレジスト層44とその表面の
ニッケルめっき層は焼き飛んでなくなる。これにより、
図5(c)に示すように、基板18上には上下面に共通
電極54および個別電極42を有する圧電部材56だけ
が残る。なお、ニッケルめっき層の厚みが2μm以上あ
るとフォトレジスト層44と共に熱分解せずに残る可能
性があるため、その厚みは1μm程度とするのが好まし
い。なお、図5(b)において、フォトレジスト層を硬
化温度でキュアリングした後、電極42上のみの領域に
電極材ペーストをパターン塗布し、焼結することによ
り、圧電部材56上に2μm以上の導電層を形成するこ
ともできる。
【0019】そして、焼成された圧電部材56を徐冷し
たのち、150℃に加熱した状態で上下の共通電極54
と個別電極42との間に例えば直流電圧1.5kV/m
mを10分間印加して活性部36となる領域を分極処理
する。これにより、圧電アクチュエータ22の製造が完
了する。なお、以上の工程を繰り返せば積層型の圧電ア
クチュエータを製造することもできる。
【0020】このように、上記圧電アクチュエータの製
造方法では、フォトレジスト層44の型孔50に圧電材
料スラリ52を充填して焼成するだけで基板18上に複
数の圧電アクチュエータ22を同時に形成することがで
きる。この場合、フォトレジスト層44は焼成により焼
き飛んでなくなるため、圧電アクチュエータ22に折れ
や欠けが生じることもない。また、焼成工程では一度に
大量の処理が可能である。したがって、本発明によれ
ば、圧電アクチュエータを機械加工で形成する場合に比
べて歩止まりと量産性が格段に向上し、製造コストを安
くできる。
【0021】また、フォトレジスト層44の型孔50は
公知のフォトリソグラフィにより形成され、圧電アクチ
ュエータ22の配列ピッチは露光の際のマスクパターン
46のピッチによって決まる。したがって、この方法に
よれば、従来の機械加工による場合に比べて寸法精度の
高い圧電アクチュエータ22をより高密度に配列するこ
とが可能になり、それに対応してインク室24およびノ
ズル32,34も高密度に配置できるため、高密度多ノ
ズル化することによりプリント速度を上げることができ
る。
【0022】上記インクジェットヘッド10では、イン
クタンクからインク供給室26に供給されたインクがイ
ンクインレット28を介してインク室24に収容され
る。この状態で、画像信号に応じてドライバ回路(図示
せず)から個別電極42および共通電極54間に駆動電
圧が印加されると、圧電アクチュエータ22の活性部3
6が厚み方向に瞬時に膨張変形し、隔壁22を介してイ
ンク室24内のインクを加圧する。これにより、ノズル
32,34からそれぞれインク滴が吐出されるが、その
吐出口径の違いからノズル32からはノズル34よりも
比較的大きなインク滴が吐出される。これらインク滴が
記録媒体に付着して大,小ドットを形成し、これらドッ
トの集合により階調画像が記録される。電圧印加が解除
されると上記活性部36は元の状態に復帰し、毛管現象
によりインク供給室26からインク室24にインクが補
給され、次のインク吐出に備える。
【0023】上記インクジェットヘッド10において、
天板16および隔壁20は基板18上に形成された圧電
アクチュエータ22に接着して組み立ててもよいが、以
下に説明するインクジェットヘッドの製造方法により一
体形成してもよい。
【0024】基板12上にフォトレジスト層44を積層
し、その型孔50に圧電材料スラリ52を充填し、整
形、乾燥するまでは上述した圧電アクチュエータ22の
製造方法と同じである。ついで、図6(a)に示すよう
に、フォトレジスト層44および圧電材料スラリ52の
表面にニッケルめっき層(金属層)60を約10μmの
厚みに形成する。このニッケルめっき層60は上記隔壁
20および上記共通電極54を兼ねるものである。
【0025】続いて、図6(b)に示すように、ニッケ
ルめっき層60上であって型孔50に対向する位置にフ
ォトレジストからなる凸状型62をそれぞれ設ける。こ
の凸状型62はフォトレジスト層の積層、パターン露
光、現像の工程を3回繰り返してパターン形成された3
層構造を有している。第1層64はインク室24、イン
ク供給室26およびインクインレット28となる空間に
対応する形状に形成され、第2,第3層66はノズル3
2,34の段付き孔形状に対応するように形成されてい
る。
【0026】ついで、各凸状型62の周囲のニッケルめ
っき層60上に酸化ジルコニウムからなる非圧電材料の
スラリを凸状型62の先端面の高さまで積層したのち、
これらを1200℃で一体に焼成するとフォトレジスト
層44および凸状型62が焼き飛んでなくなる。これに
より、図6(c)に示すように、ニッケルめっき層60
上の非圧電材料が焼成されて、インク室24等となる空
間70およびノズル32,34を有する天板(非圧電部
材)16が形成される。また、基板18とニッケルめっ
き層60との間には焼成された圧電部材56だけが残
り、これに分極処理を施して活性部36を設けることに
より圧電アクチュエータ22となる。これにより、イン
クジェットヘッド10の製造が完了する。
【0027】このインクジェットヘッドの製造方法によ
れば、基板18、圧電アクチュエータ22、隔壁20、
およびインク室24等を有する天板16からなるインク
ジェットヘッド10が一度の焼成により一体形成され
る。したがって、この方法によれば上述した圧電アクチ
ュエータの製造方法による効果に加えて、個々に加工さ
れた複数の部材を接着剤で固定しながらヘッドを組み立
てる従来の方法より製造および組立工程を簡略化するこ
とができ、製造コストをより一層安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インクジェットヘッドの部分平面図である。
【図2】 図1におけるII−II線断面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】 圧電アクチュエータの製造過程を示す図であ
る。
【図5】 図4と同じく圧電アクチュエータの製造過程
を示す図である。
【図6】 インクジェットヘッドの製造過程を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…インクジェットヘッド、16…天板(非圧電部
材)、18…基板、20…隔壁(金属層)、22…圧電
アクチュエータ、24…インク室、44…フォトレジス
ト層、50…型孔、52…圧電材料のスラリ、56…圧
電部材、62…凸状型。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に積層したフォトレジスト層に型
    孔を設け、この型孔に圧電材料のスラリを充填し、これ
    を焼成してフォトレジスト層を焼き飛ばし、上記基板上
    に残った圧電部材に分極処理を施して圧電アクチュエー
    タとする圧電アクチュエータの製造方法。
  2. 【請求項2】 基板上に積層したフォトレジスト層に型
    孔を設け、この型孔に圧電材料のスラリを充填し、上記
    スラリの充填されたフォトレジスト層の表面に金属層を
    形成し、この金属層上であって上記型孔に対向する位置
    にフォトレジストからなる凸状型を設け、この凸状型の
    周囲の金属層上に非圧電材料のスラリを積層して凸状型
    を覆い、これらを一体に焼成して上記凸状型および上記
    フォトレジスト層を焼き飛ばすことにより、上記凸状型
    に対応するインク室用の空間を有する非圧電部材と、上
    記基板と上記金属層との間に固定された圧電部材とを形
    成し、この圧電部材を分極処理して圧電アクチュエータ
    とするインクジェットヘッドの製造方法。
JP3183497A 1997-02-17 1997-02-17 インクジェットヘッドの製造方法 Expired - Fee Related JP3820665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3183497A JP3820665B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 インクジェットヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3183497A JP3820665B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 インクジェットヘッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10226069A true JPH10226069A (ja) 1998-08-25
JP3820665B2 JP3820665B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=12342107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3183497A Expired - Fee Related JP3820665B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 インクジェットヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3820665B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788386A1 (fr) * 1998-12-30 2000-07-13 Samsung Electro Mech Procede de fabrication d'un micro-actionneur en utilisant une photolithographie
JP2006013372A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 機能膜の加工方法、及びそれを利用したインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2015520517A (ja) * 2012-06-04 2015-07-16 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 多層デバイスおよび多層デバイスの製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788386A1 (fr) * 1998-12-30 2000-07-13 Samsung Electro Mech Procede de fabrication d'un micro-actionneur en utilisant une photolithographie
US6265139B1 (en) * 1998-12-30 2001-07-24 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Method for fabricating piezoelectric/electrostrictive ceramic micro actuator using photolithography
JP2006013372A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 機能膜の加工方法、及びそれを利用したインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2015520517A (ja) * 2012-06-04 2015-07-16 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 多層デバイスおよび多層デバイスの製造方法
US10276306B2 (en) 2012-06-04 2019-04-30 Epcos Ag Method of producing a multilayer component

Also Published As

Publication number Publication date
JP3820665B2 (ja) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5818482A (en) Ink jet printing head
JP3849145B2 (ja) 圧電アクチユエータの製造方法
JP4386924B2 (ja) インクジェットヘッドの圧電アクチュエータの形成方法
US6109738A (en) Ink jet print head and a method of manufacturing the same
JP2976479B2 (ja) インクジェットヘッド
EP1083048A1 (en) Ink jet recording head and manufacturing method thereof
JPH10181015A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法
JP3820665B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH05318735A (ja) インクジェット式印字ヘッド及びその製造方法
JP3175269B2 (ja) インクジェット式印字ヘッド
JPS634959A (ja) セラミツクインクジエツトヘツドとその製造方法
JP4096185B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JPH10315469A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法
KR20030077626A (ko) 프린터 헤드의 제조 방법 및 정전 엑추에이터의 제조 방법
JPH11314366A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2002046283A (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP2000334950A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JPH02219654A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JPH11309858A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその駆動方法並びにインクジェット式記録装置
JPH10193623A (ja) インクジェット記録ヘッド用圧電部材の分極方法
JPH023311A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JPH1158747A (ja) ノズル形成部材及びその製造方法並びにインクジェットヘッド
JP3341843B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3345810B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP2001247376A (ja) インクジェットヘッド等のセラミック製中空部品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees