JPH10224213A - Pll回路を使用したジッタ発生装置 - Google Patents

Pll回路を使用したジッタ発生装置

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JPH10224213A
JPH10224213A JP9020494A JP2049497A JPH10224213A JP H10224213 A JPH10224213 A JP H10224213A JP 9020494 A JP9020494 A JP 9020494A JP 2049497 A JP2049497 A JP 2049497A JP H10224213 A JPH10224213 A JP H10224213A
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JP
Japan
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clock signal
phase
input
jitter
signal
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JP9020494A
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Inventor
Takashi Aoki
青木  隆
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペクトラムアナライザ等の外部測定器を必
要とせず、回路中における各素子のばらつき、温度変
化、経年変化等の誤差による影響を低減する。 【解決手段】 基準クロックf1が位相比較器10の一
方の端子10aに入力している状態で、切替部9の共通
接点9Bを第1入力接点9Aaに切り替えて同相クロッ
クf2を他方の端子10bに入力し、そのときにフィル
タ11を通過する信号のレベルをレベル検出部13で検
出する。又、切替部9の共通接点9Bを第2入力接点9
Abに切り替えて逆相クロックf3を位相比較器10の
他方の端子10bに入力し、そのときにフィルタ11を
通過する信号のレベルをレベル検出部13で検出する。
これら同相クロックf2及び逆相クロックf3を入力し
たときのレベル差を動作時の基準値として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL(Phase Lo
cked Loop )回路の位相比較器の出力に、例えば、10
Hz〜20MHzの正弦波をジッタ信号として印加して
電圧制御発振器を駆動して変調をかけて出力する際に、
その変調量であるジッタ量を校正できる、PLL回路を
使用したジッタ発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のPLL回路を使用したジッ
タ発生装置のブロック構成を示す図である。
【0003】このPLL回路を使用したジッタ発生装置
は、位相比較器21、キャリアフィルタ22、レベル検
出器23、ジッタ印加部24、電圧制御発振器25を備
えて概略構成されている。
【0004】このジッタ発生装置では、所定周波数の信
号が基準クロック信号として位相比較器21の一方の入
力端子21aに入力される。位相比較器21の他方の入
力端子21bには、電圧制御発振器25の出力が入力さ
れる。
【0005】位相比較器21では、基準クロック信号と
電圧制御発振器25からの出力との位相を比較し、位相
差に応じた差信号を出力する。キャリアフィルタ22で
は、位相比較器21の出力のキャリア成分(位相比較器
21に入力される電圧制御発振器25の出力信号又は基
準クロック信号のキャリア周波数成分)を除去し、ジッ
タ印加部24で印加可能な最大周波数以下の周波数成分
(ジッタ成分)を通過させる。そのときのジッタ成分の
レベルは、ジッタ量としてレベル検出器23によって検
出され表示部23aに表示される。
【0006】ジッタ印加部24では、キャリアフィルタ
22を通過した信号に対し、例えば10Hz〜20MH
zの周波数範囲で所望のジッタ量による正弦波のジッタ
信号を印加する。電圧制御発振器25は、位相比較器2
1に入力される両者の信号、すなわち基準クロック信号
の周波数と電圧制御発振器25の出力の周波数とが一致
するように、ジッタ印加部24の出力によって周波数が
可変制御される。レベル検出器23は、いわば、電圧制
御発振器25の出力信号を位相比較器21で復調された
ジッタ信号の大きさを検出して表示部23aに表示する
ことにより、実際のジッタ量がどのくらいかを表示する
ものである。
【0007】ところで、この種のPLL回路を使用した
ジッタ発生装置では、回路中における各素子のばらつき
や温度変化、経年変化等による誤差が発生すると、ジッ
タ量を正確に設定できなくなるため、電圧制御発振器2
5の出力信号のスペクトラム中のキャリア信号とジッタ
信号(変調信号)のレベル関係からジッタ量を算出して
校正を行っていた。
【0008】さらに説明すると、ベッセル関数を利用し
て0.25UIP-P 時の第1側帯波とキャリア波のレベ
ル関係を算出する。その際、ベッセル関数表中のベッセ
ル関数xは単位がradなので、UIP-P をradに変
換する。0.032UIP-P=0.1radなので、
0.25UIP-P ≒0.78radとなる。又、ベッセ
ル関数表でx=0.78のとき、キャリア波の値J0(x)
=0.85359、第1側帯波の値J1(x)=0.361
08となる。次に、それぞれの損失を算出すると、キャ
リア波では20log10(0.85359)≒−1.4
dB、第1側帯波では20log10(0.36108)
≒−8.8dBとなる。
【0009】ここで、外部測定器26としてスペクトラ
ムアナライザを電圧制御発振器25に接続し、図7に示
すように、ジッタ量0.25UIP-P 時の電圧制御発振
器の出力クロック信号のスペクトラムを観測すると、ジ
ッタ信号を印加していないとき状態でのキャリアレベル
と比較して、第1側帯波は−8.8dBになることが判
る。又、ジッタ量0.25UIP-P 時のキャリアレベル
と第1側帯波レベルの関係は、−8.8dB−(−1.
4dB)=−7.4dBになることが判る。
【0010】そして、ジッタ印加部24よりジッタ信号
を印加していないときと、ジッタ量0.25UIP-P
ジッタ信号を印加したときのキャリア波に対する第1側
帯波のレベル差が−7.4dBとなるように、ジッタ信
号のレベルを調整していた。このようにしてジッタ量
0.25UIP-P のときのレベル検出器23の検出レベ
ルを基準値として校正していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のPLL回路を使用したジッタ発生装置では、校
正時にスペクトラムアナライザ等の外部測定器26が必
要不可欠であり、回路中における各素子のばらつきや温
度変化、径年変化等による誤差を内部回路によって校正
を行うことができなかった。
【0012】又、別の方法として、ベッセルヌルによる
校正方法がある。ベッセルヌルは、正弦波変調の変調度
を増加した場合に、その変調度に応じてキャリア信号レ
ベルが所定関数の曲線と同じ働きをすることを利用し、
関数曲線がゼロになる点(ベッセルヌル)で校正を行う
方法である。この方法によれば、1UIを越える大きな
ジッタ変調度(あるいはジッタ量)も正確に校正できる
が、外部測定器としてのスペクトラムアナライザが必要
不可欠であった。
【0013】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、スペクトラムアナライザ等の外部
測定器を必要とすることなく、内部回路によって測定前
に簡単に校正が行え、回路中における各素子のばらつ
き、温度変化、経年変化等の誤差による影響を低減でき
るPLL回路を使用したジッタ発生装置を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一方の端子10aに入力される
基準クロック信号f1と、他方の端子10bに入力され
るクロック信号との位相を比較してその位相差に応じた
差信号を出力する位相比較器10と、該位相比較器の出
力の所定周波数成分を除去するフィルタ11と、該フィ
ルタを通過した信号にジッタ信号を印加するジッタ印加
部12と、出力が前記位相比較器の入力の他方の端子に
接続されていて、前記ジッタ印加部の出力により前記基
準クロック信号の周波数と一致するように周波数が可変
制御されるとともに前記ジッタ信号で変調される電圧制
御発振器14と、前記位相比較器で復調されて前記フィ
ルタから出力されるジッタ信号成分のレベルを検出し、
そのレベルに相当するジッタ量を表示するレベル検出器
13とを備えたPLL回路を使用したジッタ発生装置に
おいて、前記基準クロック信号と同位相の同相クロック
信号f2と、前記基準クロック信号と逆位相の逆相クロ
ック信号f3を出力する同相・逆相クロック出力部8
と、前記電圧制御発振器からの出力クロック信号f4、
前記同相クロック信号、前記逆相クロック信号の何れか
の信号が前記位相比較器の他方の端子に入力されるよう
に入出力間を切替えるための切替部9と、該切替部を制
御することによって校正状態と通常状態とに切替える校
正部16とを備えており、該校正部が校正状態に設定し
たとき、前記位相比較器の一方の端子に前記基準クロッ
ク信号が入力している状態で、前記同相クロック信号が
前記切替部を介して前記位相比較器の他方の端子に入力
されたときに前記レベル検出器が検出するレベルと、前
記逆相クロック信号が前記切替部を介して前記位相比較
器の他方の端子に入力されたときに前記レベル検出器が
検出するレベルとのレベル差を前記校正部が求め、前記
校正部が通常状態に設定したとき、前記位相比較器の他
方の端子に前記電圧制御発振器が出力する出力クロック
信号が入力された状態で、前記レベル検出器が検出して
表示するジッタ量を、前記レベル差を基準値として補正
して表示することを特徴とする。
【0015】又、請求項2の発明は、一方の端子10a
に入力される基準クロック信号f1と、他方の端子10
bに入力されるクロック信号との位相を比較してその位
相差に応じた差信号を出力する位相比較器10と、該位
相比較器の出力の所定周波数成分を除去するフィルタ1
1と、該フィルタを通過した信号にジッタ信号を印加す
るジッタ印加部12と、出力が前記位相比較器の入力の
他方の端子に接続されていて、前記ジッタ印加部の出力
により前記基準クロック信号の周波数と一致するように
周波数が可変制御されるとともに前記ジッタ信号で変調
される電圧制御発振器14と、前記位相比較器で復調さ
れて前記フィルタから出力されるジッタ信号成分のレベ
ルを検出し、そのレベルに相当するジッタ量を表示する
レベル検出器13とを備えたPLL回路を使用したジッ
タ発生装置において、前記基準クロック信号の位相を所
定ビットシフトしたシフトクロック信号f5を出力する
シフトレジスタ15と、前記電圧制御発振器からの出力
クロック信号f4、前記基準クロック信号、前記シフト
クロック信号の何れかの信号が前記位相比較器の他方の
端子に入力されるように入出力間を切替えるための切替
部9と、該切替部を制御することによって校正状態と通
常状態とに切替える校正部16とを備えており、該校正
部が校正状態に設定したとき、前記位相比較器の一方の
端子に前記基準クロック信号が入力している状態で、該
基準クロック信号が前記切替部を介して前記位相比較器
の他方の端子に入力されたときに前記レベル検出器が検
出するレベルと、前記シフトクロック信号が前記切替部
を介して前記位相比較器の他方の端子に入力されたとき
に前記レベル検出器が検出するレベルとのレベル差を前
記校正部が求め、前記校正部が通常状態に設定したと
き、前記位相比較器の他方の端子に前記電圧制御発振器
が出力する出力クロック信号が入力された状態で、前記
レベル検出器が検出して表示するジッタ量を、前記レベ
ル差を基準値として補正して表示することを特徴とす
る。
【0016】本発明によるジッタ発生装置の校正は測定
直前に行われるものであり、請求項1のジッタ発生装置
では、校正部16が校正状態に設定したとき、基準クロ
ック信号f1が位相比較器10の一方の端子10aに入
力している状態で、同相クロック信号f2が切替部9を
介して位相比較器10の他方の端子10bに入力された
ときにフィルタ11を通過する信号のレベルをレベル検
出器13で検出する。次に、基準クロック信号f1が位
相比較器10の一方の端子に入力している状態で、基準
クロック信号f1と逆相の逆相クロック信号f3が切替
部9を介して位相比較器10の他方の端子10bに入力
されたときにフィルタ11を通過する信号のレベルをレ
ベル検出器13で検出する。校正部16は、レベル検出
器13が検出した前記2つのレベル差を求める。そし
て、校正部16が通常状態に設定したとき、位相比較器
10の他方の端子10bに電圧制御発振器6が出力する
出力クロック信号が入力された状態で、レベル検出器1
3が検出して表示するジッタ量を、前記レベル差を基準
値として補正して表示する。
【0017】請求項2のジッタ発生装置では、校正部1
6が校正状態に設定したとき、基準クロック信号f1が
位相比較器10の一方の端子10aに入力している状態
で、基準クロック信号f1が切替部9を介して位相比較
器10の他方の端子10bに入力されたときにフィルタ
11を通過する信号のレベルをレベル検出器13で検出
する。次に、基準クロック信号f1が位相比較器10の
一方の端子10aに入力している状態で、基準クロック
信号f1の位相を所定ビットシフトしたシフトクロック
信号f5が切替部9を介して位相比較器10の他方の端
子10bに入力されたときにフィルタ11を通過する信
号のレベルをレベル検出器13で検出する。校正部16
は、レベル検出器13が検出した前記2つのレベル差を
求める。そして、校正部16が通常状態に設定したと
き、位相比較器10の他方の端子10bに電圧制御発振
器6が出力する出力クロック信号が入力された状態で、
レベル検出器13が検出して表示するジッタ量を、前記
レベル差を基準値として補正して表示する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施の形態に
よるPLL回路を使用したジッタ発生装置のブロック構
成図、図2は本発明のPLL回路を使用したジッタ発生
装置が適用される基準クロック信号発生部としての周波
数シンセサイザの一例を示すブロック構成図である。
【0019】まず、周波数シンセサイザの構成を図2に
基づいて説明する。周波数シンセサイザは、水晶発振器
1、リファレンス・ディバイダ2、プログラマブル・デ
ィバイダ3、位相比較器4、低域フィルタ5、電圧制御
発振器6を備えて基準クロック信号発生部7を構成して
いる。
【0020】水晶発振器1は、例えば数MHz〜10数
MHzで発振信号をリファレンス・ディバイダ2に入力
している。リファレンス・ディバイダ2は、周波数増分
(チャンネル・スペース)に応じて設定された分周数に
より、水晶発振器1からの発振信号を周波数増分(チャ
ンネル・スペース)まで周波数を下げて分周し、この分
周された信号を基準クロック信号として位相比較器4に
入力している。
【0021】プログラマブル・ディバイダ3は、周波数
範囲及び周波数増分に応じて設定された分周数により、
電圧制御発振器6からの出力を分周しており、この分周
された信号を位相比較器4に入力している。
【0022】位相比較器4は、一方の入力端子4aにリ
ファレンス・ディバイダ2で分周された信号が入力し、
他方の入力端子4bにプログラマブル・ディバイダ3か
らの分周信号が入力しており、両者の信号の位相比較を
行い、位相差に応じた差信号を出力している。
【0023】低域フィルタ5は、位相比較器4からの差
信号に比例した平滑信号に変換している。電圧制御発振
器6は、低域フィルタ5からの平滑信号により、リファ
レンス・ディバイダ2で分周された信号の周波数に、プ
ログラマブル・ディバイダ3からの分周信号の周波数が
一致するように、その周波数が可変制御される。
【0024】これにより、プログラマブル・ディバイダ
3の分周数を1だけ変化させると、電圧制御発振器6の
出力クロック信号の周波数が周波数増分だけ変化する。
この電圧制御発生器6の出力信号は、動作の基準となる
基準クロック信号f1として、以下に説明する各実施の
形態のPLL回路を使用したジッタ発生装置に入力され
る。
【0025】(第1実施の形態)第1実施の形態による
PLL回路を使用したジッタ発生装置は、同相・逆相ク
ロック出力部8、切替部9、位相比較器10、キャリア
フィルタ11、ジッタ印加部12、レベル検出器13、
電圧制御発振器14を備えて概略構成される。
【0026】ここで、ジッタとは、ディジタル信号伝送
における位相変動の評価指標である。又、ジッタ量(ジ
ッタ振幅)をあらわす単位としては、Unit Interval が
用いられ、1UIはビットクロックの1周期として定義
されるものであり、ここでは、位相変化幅のPeak to Pe
ak)であるUIP-P を用いて説明している。
【0027】同相・逆相クロック出力部8は、基準クロ
ック信号発生部7からの例えばデューティ比50%の基
準クロック信号f1を入力とし、図4に示すように、基
準クロック信号f1と同一位相による同相クロック信号
f2と、基準クロック信号f1に対して位相が180°
遅れた逆相クロック信号f3とを出力している。この同
相・逆相クロック出力部8は、同相クロック信号f1を
基準クロック信号として位相比較器10の一方の端子1
0aに常に入力している。
【0028】切替部9は、3つの入力接点9Aと共通接
点9Bを備え校正手段16により制御される。第1入力
接点9Aaは、同相クロック信号f2が出力される同相
・逆相クロック出力部8の出力端子8aに接続される。
第2入力接点9Abは、逆相クロック信号f3が出力さ
れる同相・逆相クロック出力部8の出力端子8bに接続
される。第3入力接点9Acは、電圧制御発振器14の
出力端子14aに接続される。
【0029】この切替部9では、共通接点9Bが第1〜
第3の3つの入力接点9Aの何れかに切り替えられる
と、切り替えられた入力接点9Aから入力される信号を
位相比較器10の他方の端子10bに出力している。
【0030】さらに説明すると、共通接点9Bが第1入
力接点9Aaに切り替えられたときは、同相・逆相クロ
ック出力部8からの同相クロック信号f2が位相比較器
10に入力される。共通接点9Bが第2入力接点9Ab
に切り替えられたときは、同相・逆相クロック出力部8
からの逆相クロック信号f3が位相比較器10に入力さ
れる。共通接点9Bが第3入力接点9Acに切り替えら
れたときは、電圧制御発振器14の出力クロック信号f
4が位相比較器10に入力される。
【0031】位相比較器10は、一方の入力端子10a
に同相・逆相クロック出力部8からの同相クロック信号
f2による基準クロック信号が入力され、他方の入力端
子10bに切替部9を介して同相・逆相クロック出力部
8からの同相クロック信号f2、逆相クロック信号f
3、又は電圧制御発振器14の出力クロック信号f4の
何れかの信号が入力される。この位相比較器10では、
入力された2つの信号の位相を比較し、その位相差に応
じた差信号をキャリアフィルタ11に出力している。
【0032】キャリアフィルタ11は、低域フィルタで
構成され、位相比較器10の他方の入力端子10bに電
圧制御発振器14の出力が入力しているときに、位相比
較器10からの差信号に含まれるキャリア成分(位相比
較器10に入力される各信号のキャリア周波数成分)を
除去し、ジッタ印加部12で印加可能な最大周波数以下
の周波数の信号を通過させている。このキャリアフィル
タ11を通過した信号はジッタ印加部12に入力され
る。
【0033】又、キャリアフィルタ11は、位相比較器
10の他方の入力端子10bに同相・逆相クロック出力
部8の同相クロック信号f2又は逆相クロック信号f3
が入力しているときに、位相比較器10からの差信号を
平滑して出力している。
【0034】レベル検出器13は、キャリアフィルタ1
1を通過した信号のレベルを検出している。ジッタ印加
部12は、キャリアフィルタ11を通過した信号に対
し、所定周波数範囲(例えば10Hz〜20MHz)で
所望のジッタ量による正弦波のジッタ信号を印加して電
圧制御発振器14に入力している。
【0035】電圧制御発振器14は、ジッタ印加部12
からの出力により、その出力の周波数が基準クロック信
号f2(f1)の周波数と一致するように周波数が可変
制御される。
【0036】次に、上記のように構成されたPLL回路
を使用したジッタ発生装置により校正を行う場合には、
まず、校正手段16により切替部9の共通接点9Bを第
1入力接点9Aaに切り替える。これにより、位相比較
器10の他方の入力端子10bには、入力端子10aに
入力される基準クロック信号と同相の図4(a)に示す
同相クロック信号f2が同相・逆相クロック出力部8か
ら入力される。
【0037】位相比較器10では、入力された2つの信
号の位相を比較する。この場合、位相比較器10の両入
力端子10a,10bには同相の基準クロック信号f1
が入力され、位相比較器10からは位相差に応じた差信
号が出力される。キャリアフィルタ11では、位相比較
器10の出力を差信号に比例した平滑信号に変換する。
この平滑信号のレベルは、レベル検出器13によって検
出され、校正手段16に用意されたメモリに記憶され
る。
【0038】次に、切替部9の共通接点9Bを第2入力
接点9Abに切り替える。これにより、位相比較器10
の一方の入力端子10aには、同相・逆相クロック出力
部8からの同相クロック信号f2が基準クロック信号と
して入力される。又、位相比較器10の他方の入力端子
10bには、上記基準クロック信号に対して0.5UI
P-P だけ位相が遅れた図4(b)に示す逆相クロック信
号f3が同相・逆相クロック出力部8から入力される。
【0039】位相比較器10では、入力された2つの信
号の位相を比較し、その位相差に応じた差信号が出力さ
れる。キャリアフィルタ11では、位相比較器10から
の出力を差信号に比例した平滑信号に変換する。この平
滑信号のレベルは、レベル検出器13によって検出さ
れ、校正手段16に用意されたメモリに記憶される。
【0040】そして、校正手段16は、内部のメモリに
記憶された前記2つのレベル、つまり、位相比較器10
の他方の入力端子10bに対し、同相クロック信号f2
を入力したときのレベル検出器13のレベルと、逆相ク
ロック信号f3を入力したときのレベル検出器13のレ
ベルとの差の絶対値をとり、その値がジッタ量0.5U
P-P のときの基準値としてレベル検出器13に設定さ
れ、校正が完了する。上記校正後は、PLL回路は通常
のループ動作にされ、そのときのジッタ量は、レベル検
出器13で上記校正時に取得した基準値で補正されて、
表示部13aに正しく表示される。以下、PLL回路の
動作と補正の過程を説明する。
【0041】上記校正が終了すると、校正手段16によ
り切替部9の共通接点9Bが第3入力接点9Acに切り
替えられる。その状態で、基準クロック信号発生部7か
らの基準クロック信号f1が同相・逆相クロック出力部
8に入力されると、同相クロック信号f1が基準クロッ
ク信号として位相比較器10の一方の入力端子10aに
入力される。又、電圧制御発振器14の出力が切替部9
を介して位相比較器10の他方の入力端子10bに入力
される。
【0042】このようにしてループが形成されて、ジッ
タ印加部12に所望の周波数のジッタ信号が印加される
と、電圧制御発振器14から出力される信号は、PLL
ループで同期した周波数信号(キャリア)をセンター周
波数として印加されたジッタ信号により位相変調され
る。この電圧制御発振器14から出力された信号は、位
相比較器10で復調され、さらにキャリアフィルタ11
により変調成分、つまりジッタ信号成分が取り出され
る。
【0043】レベル検出器13は、キャリアフィルタ1
1から出力されるジッタ成分のレベルを検出して、その
検出したレベル値を校正時に取得した基準値で割った値
だけ補正して、ジッタ量を表示部13aに表示する。な
お、キャリアフィルタ11から出力されるジッタ成分の
レベルと表示されるジッタ量は比例関係にある。
【0044】本発明によれは、上記動作から、表示部1
3aに表示されるジッタ量を見ながらジッタ印加部12
に印加するジッタ信号のレベルを設定することにより、
正しいジッタ量が設定される。
【0045】次に、本発明による第2実施の形態につい
て説明する。図3は本発明の第2実施の形態によるPL
L回路を使用したジッタ発生装置のブロック構成図であ
る。尚、図中において第1実施の形態と同一の構成要素
には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0046】(第2実施の形態)この第2実施の形態に
よるジッタ発生装置は、第1実施の形態のものがワンポ
イントで校正し、そこで得た基準値で校正していたが、
複数ポイントで校正し、広い範囲のジッタ量にわたって
校正できるようにしたものである。そのため、第1実施
の形態における同相・逆相クロック出力部8に代えてシ
フトレジタ15が設けられている。
【0047】シフトレジスタ15は、図5(a)に示す
基準クロック発生部7からの基準クロック信号f1を入
力とし、基準クロック信号f1の周波数frをN倍した
クロック信号がクロック端子に入力している(図5
(b)参照)。このシフトレジスタ15では、基準クロ
ック信号発生部7から入力される周波数frの基準クロ
ック信号f1を周波数N・frのクロック信号の立ち上
がりのタイミングで所定ビットだけ位相をシフトさせ、
そのときのシフトクロック信号f5を切替部9の第2入
力接点9Abに出力している(図5(c)参照)。
【0048】さらに説明すると、シフトレジスタ15
は、複数段、例えば8段のD型フリップ・フロップ回路
で構成されている。各フリップ・フロップ回路は、Q出
力端子が後段のフリップ・フロップ回路のD端子に接続
され、初段のフリップ・フロップ回路のD端子に基準ク
ロック信号発生部7からの基準クロック信号f1が入力
している(図5(a)参照)。
【0049】そして、フリップ・フロップ回路の所定段
数目、例えば2段目のフリップ・フロップ回路のQ出力
端子が切替部9の第2入力接点9Abに接続された構成
では、図5(c)に示すように、基準クロック信号発生
部7から入力される基準クロック信号f1をクロック2
周期分(2ビット)だけ位相をシフトさせている。これ
により、1UIP-P の基準クロック信号f1に対し、N
=8の場合は、0.25UIP-P だけ位相のシフトした
シフトクロック信号f5が切替部9の第2入力接点9A
bに出力されることになる。
【0050】尚、シフトクロック信号f5の基準クロッ
ク信号f1に対する位相のシフト量は、シフトレジスタ
15のクロック端子に入力されるクロック信号の周波数
と、シフトレジスタ15を構成するフリップ・フロップ
回路の何段目のQ出力端子を切替部9の第2入力接点9
Abに接続するかによって決定される。この接続は、校
正手段16によって行えるようにする。
【0051】上記第2実施の形態によるPLL回路を使
用したジッタ発生装置により校正を行う場合には、ま
ず、校正手段16により切替部9の共通接点9Bを第1
入力接点9Aaに切り替える。これにより、位相比較器
10の一方の入力端子10aには、基準クロック信号発
生部7から基準クロック信号f1が入力される。また、
位相比較器10の他方の入力端子10bにも基準クロッ
ク信号f1が入力される。
【0052】位相比較器10では、入力された2つの信
号の位相を比較する。この場合、位相比較器10の両入
力端子10a,10bには同相の基準クロック信号f1
が入力され、位相比較器10からは位相差に応じた差信
号が出力される。キャリアフィルタ11では、位相比較
器10の出力を差信号に比例した平滑信号に変換する。
そして、この平滑信号のレベルは、レベル検出器13に
よって検出され、校正手段16に用意されたメモリに記
憶される。
【0053】次に、校正手段16により切替部9の共通
接点9Bを第2入力接点9Abに切り替える。これによ
り、位相比較器10の一方の入力端子10aには、基準
クロック信号発生部7から基準クロック信号f1が入力
される。又、位相比較器10の他方の入力端子10bに
は、シフトレジスタ15によって所定ビット、例えば図
5に示すような基準クロック信号f1に対してジッタ量
0.25UIP-P だけ位相が遅れたシフトクロック信号
f5が入力される。
【0054】位相比較器10では、入力された2つの信
号の位相を比較し、その位相差に応じた差信号が出力さ
れる。キャリアフィルタ11では、位相比較器10から
の出力を差信号に比例した平滑信号に変換する。この平
滑信号のレベルは、レベル検出器13によって検出さ
れ、校正手段16に用意されたメモリに記憶される。
【0055】そして、校正手段16は、内部のメモリに
記憶された前記2つのレベル、つまり、位相比較器10
の他方の入力端子10bに対し、基準クロック信号f1
を入力したときのレベル検出器13のレベルと、シフト
クロック信号f5を入力したときのレベル検出器13の
レベルとの差の絶対値をとり、その値がジッタ量0.2
5UIP-P のときの基準値としてレベル検出器13に設
定され、校正が完了する。この校正完了後、校正手段1
6により、切替部9の共通接点9Bを入力接点9Abに
設定し、通常の動作ルートに設定された後の補正方法
は、第1の実施の形態の説明と同一である。
【0056】このように、上記各実施の形態によれば、
上述した校正動作を測定直前に実行することにより、回
路中の各素子のばらつき、温度変化、経年変化等の誤差
による影響を低減してジッタ量を設定させることができ
る。
【0057】又、第2実施の形態のジッタ発生装置によ
れば、シストレジスタ15のクロック端子に入力される
クロック信号の周波数、シフトクロック信号f5の基準
クロック信号f1に対する位相のシフト量を変えること
により、0〜1UIP-P での基準値の設定が可能とな
り、基準値の設定範囲を拡張することができるので、補
正範囲も広く精度も確実に良くなる。
【0058】そして、上記各実施の形態によるジッタ発
生装置は、正弦波ジッタ変調をかけた信号を被測定物に
入力し、そのままジッタ印加部12で印加されるジッタ
信号のジッタ振幅を増加したときに、被測定物がどこま
でエラーを発生しないで正常に動作するかを評価する際
に使用される。この場合、ジッタ印加部12によりジッ
タ信号の変調周波数を変えて繰り返し測定を行い、各測
定ポイントにおける測定結果に基づいてジッタ耐力を評
価している。
【0059】又、各実施の形態によるジッタ発生装置
は、被測定物に正弦波ジッタ変調をかけた信号を入力
し、そのジッタ振幅が出力側にどの程度伝達されるかを
評価する場合にも使用することができる。その際の測定
結果としては、入力側に付加したジッタ振幅量をA、出
力側で測定したジッタ振幅量をBとすると、20log
(B/A)により求められる。
【0060】上記正弦波ジッタ変調のかかった信号が入
力される被測定物は、例えば同軸ケーブルや光ファイバ
等の伝送線路、各種測定器等である。尚、光ファイバを
被測定物とする場合、正弦波ジッタ変調のかかった信号
は、例えばE/O変換器により光信号に変換された後、
光ファイバに入射される。
【0061】ところで、上記各実施の形態のジッタ発生
装置の前段に接続される基準クロック信号発生部7とし
ては、図2に示すような電圧制御発振器14の出力を直
接分周して位相ロックをかける方式の周波数シンセサイ
ザに限定されるものではなく、所定周波数の基準クロッ
ク信号を発生するものであればよく、例えば水晶発振器
の出力と電圧制御発振器の出力をミクサでミックスして
低い周波数に下げてから分周する方式の周波数シンセサ
イザや固定周波数の基準クロック信号を発生する回路等
であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のようにスペクトラムアナライザ等の外部測定器を
必要とすることなく、内部回路により測定直前に簡単に
校正が行え、回路中における各素子のばらつき、温度変
化、経年変化等によるジッタ量の誤差を低減することが
できる。又、請求項2の発明によれば、基準クロック信
号に対するシフトクロック信号の位相のシフト量を変え
ることにより、基準値の設定範囲を拡張することがで
き、広い範囲にわたり、精度良くジッタ量の補正が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態によるPLL回路を使
用したジッタ発生装置のブロック構成図
【図2】本発明のPLL回路を使用したジッタ発生装置
が適用される基準クロック信号発生部としての周波数シ
ンセサイザの一例を示すブロック構成図
【図3】本発明の第2実施の形態によるPLL回路を使
用したジッタ発生装置のブロック構成図
【図4】本発明の第1実施の形態によるPLL回路を使
用したジッタ発生装置の校正時に位相比較器に入力され
る信号のタイミングチャート図
【図5】本発明の第2実施の形態によるPLL回路を使
用したジッタ発生装置の校正時に位相比較器に入力され
る信号のタイミングチャート図
【図6】従来のPLL回路を使用したジッタ発生装置の
ブロック構成図
【図7】電圧制御発振器の出力クロック信号のスペクト
ラムの一例を示す図
【符号の説明】
7…基準クロック信号発生部、8…同相・逆相クロック
出力部、9…切替部、10…位相比較器、11…キャリ
アフィルタ、12…ジッタ印加部、13…レベル検出
器、13a…表示部、14…電圧制御発振器、15…シ
フトレジスタ、f1…基準クロック信号、f2…同相ク
ロック信号、f3…逆相クロック信号、f4…出力クロ
ック信号、f5…シフトクロック信号、16…校正手
段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端子(10a)に入力される基準
    クロック信号(f1)と、他方の端子(10b)に入力
    されるクロック信号との位相を比較してその位相差に応
    じた差信号を出力する位相比較器(10)と、該位相比
    較器の出力の所定周波数成分を除去するフィルタ(1
    1)と、該フィルタを通過した信号にジッタ信号を印加
    するジッタ印加部(12)と、出力が前記位相比較器の
    入力の他方の端子に接続されていて、前記ジッタ印加部
    の出力により前記基準クロック信号の周波数と一致する
    ように周波数が可変制御されるとともに前記ジッタ信号
    で変調される電圧制御発振器(14)と、前記位相比較
    器で復調されて前記フィルタから出力されるジッタ信号
    成分のレベルを検出し、そのレベルに相当するジッタ量
    を表示するレベル検出器(13)とを備えたPLL回路
    を使用したジッタ発生装置において、 前記基準クロック信号と同位相の同相クロック信号(f
    2)と、前記基準クロック信号と逆位相の逆相クロック
    信号(f3)を出力する同相・逆相クロック出力部
    (8)と、 前記電圧制御発振器からの出力クロック信号(f4)、
    前記同相クロック信号、前記逆相クロック信号の何れか
    の信号が前記位相比較器の他方の端子に入力されるよう
    に入出力間を切替えるための切替部(9)と、該切替部
    を制御することによって校正状態と通常状態とに切替え
    る校正部(16)とを備えており、 該校正部が校正状態に設定したとき、前記位相比較器の
    一方の端子に前記基準クロック信号が入力している状態
    で、前記同相クロック信号が前記切替部を介して前記位
    相比較器の他方の端子に入力されたときに前記レベル検
    出器が検出するレベルと、前記逆相クロック信号が前記
    切替部を介して前記位相比較器の他方の端子に入力され
    たときに前記レベル検出器が検出するレベルとのレベル
    差を前記校正部が求め、前記校正部が通常状態に設定し
    たとき、前記位相比較器の他方の端子に前記電圧制御発
    振器が出力する出力クロック信号が入力された状態で、
    前記レベル検出器が検出して表示するジッタ量を、前記
    レベル差を基準値として補正して表示することを特徴と
    するPLL回路を使用したジッタ発生装置。
  2. 【請求項2】 一方の端子(10a)に入力される基準
    クロック信号(f1)と、他方の端子(10b)に入力
    されるクロック信号との位相を比較してその位相差に応
    じた差信号を出力する位相比較器(10)と、該位相比
    較器の出力の所定周波数成分を除去するフィルタ(1
    1)と、該フィルタを通過した信号にジッタ信号を印加
    するジッタ印加部(12)と、出力が前記位相比較器の
    入力の他方の端子に接続されていて、前記ジッタ印加部
    の出力により前記基準クロック信号の周波数と一致する
    ように周波数が可変制御されるとともに前記ジッタ信号
    で変調される電圧制御発振器(14)と、前記位相比較
    器で復調されて前記フィルタから出力されるジッタ信号
    成分のレベルを検出し、そのレベルに相当するジッタ量
    を表示するレベル検出器(13)とを備えたPLL回路
    を使用したジッタ発生装置において、 前記基準クロック信号の位相を所定ビットシフトしたシ
    フトクロック信号(f5)を出力するシフトレジスタ
    (15)と、 前記電圧制御発振器からの出力クロック信号(f4)、
    前記基準クロック信号、前記シフトクロック信号の何れ
    かの信号が前記位相比較器の他方の端子に入力されるよ
    うに入出力間を切替えるための切替部(9)と、該切替
    部を制御することによって校正状態と通常状態とに切替
    える校正部(16)とを備えており、 該校正部が校正状態に設定したとき、前記位相比較器の
    一方の端子に前記基準クロック信号が入力している状態
    で、該基準クロック信号が前記切替部を介して前記位相
    比較器の他方の端子に入力されたときに前記レベル検出
    器が検出するレベルと、前記シフトクロック信号が前記
    切替部を介して前記位相比較器の他方の端子に入力され
    たときに前記レベル検出器が検出するレベルとのレベル
    差を前記校正部が求め、前記校正部が通常状態に設定し
    たとき、前記位相比較器の他方の端子に前記電圧制御発
    振器が出力する出力クロック信号が入力された状態で、
    前記レベル検出器が検出して表示するジッタ量を、前記
    レベル差を基準値として補正して表示することを特徴と
    するPLL回路を使用したジッタ発生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815584B1 (ko) 2005-02-01 2008-03-20 삼성전자주식회사 잡음 신호 발생 장치 및 방법
CN100403653C (zh) * 2002-09-24 2008-07-16 联发科技股份有限公司 最大抖动容许偏差校准方法及其装置
JP2015089139A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 コリア アドバンスド インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジィ 内部ジッタ生成部を有する内部ジッタ許容値テスト装置

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