JPH10224007A - 基板保持装置およびそれを用いた基板の曲げ加工方法 - Google Patents
基板保持装置およびそれを用いた基板の曲げ加工方法Info
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- JPH10224007A JPH10224007A JP1918597A JP1918597A JPH10224007A JP H10224007 A JPH10224007 A JP H10224007A JP 1918597 A JP1918597 A JP 1918597A JP 1918597 A JP1918597 A JP 1918597A JP H10224007 A JPH10224007 A JP H10224007A
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- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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- H05K3/301—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
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- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ジャンパー線を用いて接続される基板同士を正
しい位置関係として、安定した接続状態を維持できる基
板保持装置を提供する。 【解決手段】中央部にV字状の屈曲部31を有する基板
保持装置30のフック33a〜33dをプリント基板5
0の取付孔51a〜51dに挿入させて保持装置30を
基板50に取り付ける。保持装置30を屈曲部31で曲
げる。接点部32とジャンパー線53が当接してジャン
パー線53が曲げられる。屈曲部31の傾斜面31a,
31b同士が当接して曲げ角度が一定となる。抑止部3
4でジャンパー線53が押さえられるので、ジャンパー
線53が基板から浮き上がらない。基板曲げ加工後の基
板50aと基板50bの位置関係が一定となると共に、
ジャンパー線53の半田付け部に機械的ストレスが加わ
らない。
しい位置関係として、安定した接続状態を維持できる基
板保持装置を提供する。 【解決手段】中央部にV字状の屈曲部31を有する基板
保持装置30のフック33a〜33dをプリント基板5
0の取付孔51a〜51dに挿入させて保持装置30を
基板50に取り付ける。保持装置30を屈曲部31で曲
げる。接点部32とジャンパー線53が当接してジャン
パー線53が曲げられる。屈曲部31の傾斜面31a,
31b同士が当接して曲げ角度が一定となる。抑止部3
4でジャンパー線53が押さえられるので、ジャンパー
線53が基板から浮き上がらない。基板曲げ加工後の基
板50aと基板50bの位置関係が一定となると共に、
ジャンパー線53の半田付け部に機械的ストレスが加わ
らない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板保持装置お
よび基板曲げ加工方法に関する。詳しくは、折り曲げ可
能な屈曲部と抑止部を有する基板保持装置を第1の基板
および第2の基板に取り付けて、基板保持装置の抑止部
でジャンパー線が第1および第2の基板から浮き上がる
ことを押さえ、基板保持装置の屈曲部を折り曲げたとき
に、屈曲部とジャンパー線を当接させてジャンパー線を
折り曲げ、基板同士を正しい位置関係として、安定した
接続状態を維持するように基板の曲げ加工を行うことが
できるものである。
よび基板曲げ加工方法に関する。詳しくは、折り曲げ可
能な屈曲部と抑止部を有する基板保持装置を第1の基板
および第2の基板に取り付けて、基板保持装置の抑止部
でジャンパー線が第1および第2の基板から浮き上がる
ことを押さえ、基板保持装置の屈曲部を折り曲げたとき
に、屈曲部とジャンパー線を当接させてジャンパー線を
折り曲げ、基板同士を正しい位置関係として、安定した
接続状態を維持するように基板の曲げ加工を行うことが
できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等では生産性の向上や基
板の効率的使用およびコストダウン等の目的から、例え
ばミシン目やV字状の切削加工線(以下「Vカット線」
という)が設けられた1枚のプリント基板に電気部品を
搭載し、半田槽等を使用して搭載された電気部品の半田
付けを行った後、予めプリント基板に形成されているミ
シン目あるいはVカット線の位置で分割することによ
り、電気部品が搭載された基板(以下、「マウント済み
基板」という)を複数枚同時に生産することが行われ
る。ここで、隣接するマウント済み基板間を電気的に接
続する場合、ケーブルやコネクタ等を用いることなくジ
ャンパー線でマウント済み基板間の接続が行われる場合
がある。
板の効率的使用およびコストダウン等の目的から、例え
ばミシン目やV字状の切削加工線(以下「Vカット線」
という)が設けられた1枚のプリント基板に電気部品を
搭載し、半田槽等を使用して搭載された電気部品の半田
付けを行った後、予めプリント基板に形成されているミ
シン目あるいはVカット線の位置で分割することによ
り、電気部品が搭載された基板(以下、「マウント済み
基板」という)を複数枚同時に生産することが行われ
る。ここで、隣接するマウント済み基板間を電気的に接
続する場合、ケーブルやコネクタ等を用いることなくジ
ャンパー線でマウント済み基板間の接続が行われる場合
がある。
【0003】図4は、ジャンパー線でマウント済み基板
間を接続する場合を示した図である。プリント基板10
にはミシン目11e,11fが設けられており、このミ
シン目11e,11fの位置で基板分割を行うことによ
り、プリント基板10はマウント済み基板10aとマウ
ント済み基板10bとに分割される。このマウント済み
基板10aとマウント済み基板10bは、ジャンパー線
12によって電気的に接続される。なお、図4および以
下に示す図において、マウント済み基板10a,10b
に搭載された電気部品は省略する。
間を接続する場合を示した図である。プリント基板10
にはミシン目11e,11fが設けられており、このミ
シン目11e,11fの位置で基板分割を行うことによ
り、プリント基板10はマウント済み基板10aとマウ
ント済み基板10bとに分割される。このマウント済み
基板10aとマウント済み基板10bは、ジャンパー線
12によって電気的に接続される。なお、図4および以
下に示す図において、マウント済み基板10a,10b
に搭載された電気部品は省略する。
【0004】図5Aは、図4に示すプリント基板10を
矢印A方向から見た図である。図5Aにおいて、ジャン
パー線12はマウント済み基板10a,10bに挿通さ
れ、マウント済み基板10a,10bの接続端子(例え
ば銅箔のラウンド)と半田付けされて、半田付け部13
a,13bが形成される。
矢印A方向から見た図である。図5Aにおいて、ジャン
パー線12はマウント済み基板10a,10bに挿通さ
れ、マウント済み基板10a,10bの接続端子(例え
ば銅箔のラウンド)と半田付けされて、半田付け部13
a,13bが形成される。
【0005】ここで プリント基板10を分割して、図
5Bに示すようにマウント済み基板10aとマウント済
み基板10bが所定の角度(例えば90度)を成すよう
に曲げ処理を行うと、ジャンパー線12がマウント済み
基板10a,10bから浮いた状態となり、ジャンパー
線12をマウント済み基板10a,10bに押し込む方
向(図5Bの矢印A,B方向)に力が加わって、半田付
け部13a,13bが、マウント済み基板10a,10
bから剥離されて配線パターンが断線されてしまう場合
がある。
5Bに示すようにマウント済み基板10aとマウント済
み基板10bが所定の角度(例えば90度)を成すよう
に曲げ処理を行うと、ジャンパー線12がマウント済み
基板10a,10bから浮いた状態となり、ジャンパー
線12をマウント済み基板10a,10bに押し込む方
向(図5Bの矢印A,B方向)に力が加わって、半田付
け部13a,13bが、マウント済み基板10a,10
bから剥離されて配線パターンが断線されてしまう場合
がある。
【0006】さらに、ジャンパー線12の曲げ状態によ
って、マウント済み基板10aの位置を基準としたとき
のマウント済み基板10bの位置が異なるものとされ
て、マウント済み基板10aとマウント済み基板10b
との位置関係が一定とならない。
って、マウント済み基板10aの位置を基準としたとき
のマウント済み基板10bの位置が異なるものとされ
て、マウント済み基板10aとマウント済み基板10b
との位置関係が一定とならない。
【0007】このため、ジャンパー線12の浮きを生ず
ることなく曲げ処理を行うことができる方法として、例
えば図6に示すように、熱溶融性樹脂あるいは接着剤等
のジャンパー線固定材15を用いてジャンパー線12を
マウント済み基板10a,10bに固定するものとし、
更に、例えばマウント済み基板10aの部品搭載面側に
複数のボルト16とナット17でガイドプレート18を
固定し、このガイドプレート18の端部を利用して、マ
ウント済み基板10aとマウント済み基板10bが所定
の角度を成すようにジャンパー線12の曲げ処理が行わ
れる。なお、ボルト16やナット17とマウント済み基
板10aの配線パターンが接して導通状態とならないよ
うに、マウント済み基板10aとナット17の間には絶
縁ワッシャ19が介在されている。
ることなく曲げ処理を行うことができる方法として、例
えば図6に示すように、熱溶融性樹脂あるいは接着剤等
のジャンパー線固定材15を用いてジャンパー線12を
マウント済み基板10a,10bに固定するものとし、
更に、例えばマウント済み基板10aの部品搭載面側に
複数のボルト16とナット17でガイドプレート18を
固定し、このガイドプレート18の端部を利用して、マ
ウント済み基板10aとマウント済み基板10bが所定
の角度を成すようにジャンパー線12の曲げ処理が行わ
れる。なお、ボルト16やナット17とマウント済み基
板10aの配線パターンが接して導通状態とならないよ
うに、マウント済み基板10aとナット17の間には絶
縁ワッシャ19が介在されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャンパー
線固定材15として熱溶融性樹脂を用いるものとした場
合、わずかな時間で樹脂が硬化することから効率よくジ
ャンパー線12を固定することができるが、振動やスト
レスによって熱溶融性樹脂が基板やジャンパー線から剥
離してしまう恐れがある。
線固定材15として熱溶融性樹脂を用いるものとした場
合、わずかな時間で樹脂が硬化することから効率よくジ
ャンパー線12を固定することができるが、振動やスト
レスによって熱溶融性樹脂が基板やジャンパー線から剥
離してしまう恐れがある。
【0009】また、ジャンパー線固定材15として接着
剤を用いるものとした場合、充分な接着強度が得られる
までに時間を要するので効率よく作業を進めることがで
きない。
剤を用いるものとした場合、充分な接着強度が得られる
までに時間を要するので効率よく作業を進めることがで
きない。
【0010】さらに、図7に示すように、ガイドプレー
ト18を利用してジャンパー線12を曲げても、ジャン
パー線12の曲がり状態がばらつきを生じ、マウント済
み基板10aとマウント済み基板10bとの位置関係が
一定とならず、このマウント済み基板10a,10bを
予め決められた位置に取り付けるものとすると、ジャン
パー線12の固定部にストレスが加わえられた状態とな
り、時間の経過と共にジャンパー線12を固定する力が
低下して、半田付け部13a,13bがマウント済み基
板10a,10bから剥離されてしまう恐れもある。
ト18を利用してジャンパー線12を曲げても、ジャン
パー線12の曲がり状態がばらつきを生じ、マウント済
み基板10aとマウント済み基板10bとの位置関係が
一定とならず、このマウント済み基板10a,10bを
予め決められた位置に取り付けるものとすると、ジャン
パー線12の固定部にストレスが加わえられた状態とな
り、時間の経過と共にジャンパー線12を固定する力が
低下して、半田付け部13a,13bがマウント済み基
板10a,10bから剥離されてしまう恐れもある。
【0011】そこで、この発明では、ジャンパー線を用
いて接続される基板同士を正しい位置関係として、安定
した接続状態を維持できる基板保持装置を提供する。
いて接続される基板同士を正しい位置関係として、安定
した接続状態を維持できる基板保持装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る基板保持
装置は、ジャンパー線を用いて接続された第1の基板と
第2の基板を保持する基板保持装置であって、第1の基
板と第2の基板が所定の角度となるように折り曲げ可能
な屈曲部と、ジャンパー線の基板からの浮きを押さえる
抑止部を有するものである。
装置は、ジャンパー線を用いて接続された第1の基板と
第2の基板を保持する基板保持装置であって、第1の基
板と第2の基板が所定の角度となるように折り曲げ可能
な屈曲部と、ジャンパー線の基板からの浮きを押さえる
抑止部を有するものである。
【0013】また、この発明に係る基板の曲げ加工方法
は、第1の基板と第2の基板をジャンパー線で接続する
と共に、ジャンパー線を曲げて第1の基板に対する第2
の基板の位置を所定の位置とする基板の曲げ加工方法で
あって、折り曲げ可能な屈曲部と抑止部を有する基板保
持装置を第1の基板および第2の基板に取り付けて、基
板保持装置の抑止部でジャンパー線の第1および第2の
基板からの浮きを押さえると共に、基板保持装置の屈曲
部を折り曲げることにより、屈曲部とジャンパー線を当
接させて第1の基板と第2の基板が所定の角度となるよ
うにジャンパー線を折り曲げるものである。
は、第1の基板と第2の基板をジャンパー線で接続する
と共に、ジャンパー線を曲げて第1の基板に対する第2
の基板の位置を所定の位置とする基板の曲げ加工方法で
あって、折り曲げ可能な屈曲部と抑止部を有する基板保
持装置を第1の基板および第2の基板に取り付けて、基
板保持装置の抑止部でジャンパー線の第1および第2の
基板からの浮きを押さえると共に、基板保持装置の屈曲
部を折り曲げることにより、屈曲部とジャンパー線を当
接させて第1の基板と第2の基板が所定の角度となるよ
うにジャンパー線を折り曲げるものである。
【0014】この発明においては、基板保持装置が第1
および第2の基板に取り付けられて、基板保持装置の抑
止部で第1および第2の基板を接続するためのジャンパ
ー線が基板から浮き上がることが押さえられる。また基
板保持装置を屈曲部で折り曲げることにより屈曲部とジ
ャンパー線が当接されて、ジャンパー線を所定の位置で
折り曲げることが可能となる。更に屈曲部は、曲げ角度
を制限する規制手段を有することから、ジャンパー線の
曲げ角度も規制される。
および第2の基板に取り付けられて、基板保持装置の抑
止部で第1および第2の基板を接続するためのジャンパ
ー線が基板から浮き上がることが押さえられる。また基
板保持装置を屈曲部で折り曲げることにより屈曲部とジ
ャンパー線が当接されて、ジャンパー線を所定の位置で
折り曲げることが可能となる。更に屈曲部は、曲げ角度
を制限する規制手段を有することから、ジャンパー線の
曲げ角度も規制される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明に
係るの実施の一形態について説明する。図1は本発明に
係る基板保持装置30と、この基板保持装置30が取り
付けられるプリント基板50を示す斜視図である。
係るの実施の一形態について説明する。図1は本発明に
係る基板保持装置30と、この基板保持装置30が取り
付けられるプリント基板50を示す斜視図である。
【0016】図1おいて、基板保持装置30はポリプロ
ピレンやポリスチレン等の樹脂を用いて構成されてお
り、基板保持装置30の中央部にはV字状の屈曲部31
が形成されている。屈曲部31の2つの傾斜面31a,
31bが接する接点部32は所定の曲率半径(例えばR
≒0.5mm)を持つよう形成されると共に厚さも薄く
(例えばt=0.5〜0.6mm)形成される。このた
め、この接点部32を支点として基板保持装置30を折
り曲げることができる。また、基板保持装置30を折り
曲げると規制手段である傾斜面31a,31bが当接さ
れることから、傾斜面31a,31bの傾斜角度を調整
することにより、基板保持装置30の折り曲げ角度を所
定の角度で規制することができる。
ピレンやポリスチレン等の樹脂を用いて構成されてお
り、基板保持装置30の中央部にはV字状の屈曲部31
が形成されている。屈曲部31の2つの傾斜面31a,
31bが接する接点部32は所定の曲率半径(例えばR
≒0.5mm)を持つよう形成されると共に厚さも薄く
(例えばt=0.5〜0.6mm)形成される。このた
め、この接点部32を支点として基板保持装置30を折
り曲げることができる。また、基板保持装置30を折り
曲げると規制手段である傾斜面31a,31bが当接さ
れることから、傾斜面31a,31bの傾斜角度を調整
することにより、基板保持装置30の折り曲げ角度を所
定の角度で規制することができる。
【0017】基板保持装置30の下面側には、この基板
保持装置30を後述するプリント基板50に取り付ける
ためのフック33a〜33dが適宜部位に立設される。
保持装置30を後述するプリント基板50に取り付ける
ためのフック33a〜33dが適宜部位に立設される。
【0018】また、図1の矢印A方向から見た図2に示
されているように、基板保持装置30の下面側中央部に
は、後述するジャンパー線53と対応する位置に凹状の
抑止部34が形成される。
されているように、基板保持装置30の下面側中央部に
は、後述するジャンパー線53と対応する位置に凹状の
抑止部34が形成される。
【0019】図1のプリント基板50には、基板保持装
置30のフック33a〜33dが挿通される取付孔51
a〜51dが設けられており、この取付孔51a〜51
dに基板保持装置30のフック33a〜33dが挿通さ
れると、フック33a〜33dがプリント基板50に係
止されて、基板保持装置30がプリント基板50に取り
付けられる。このとき、ジャンパー線53は基板保持装
置30の下面側の抑止部34の位置とされる。なお、図
1および後述する図3において、基板に搭載された電気
部品は省略する。
置30のフック33a〜33dが挿通される取付孔51
a〜51dが設けられており、この取付孔51a〜51
dに基板保持装置30のフック33a〜33dが挿通さ
れると、フック33a〜33dがプリント基板50に係
止されて、基板保持装置30がプリント基板50に取り
付けられる。このとき、ジャンパー線53は基板保持装
置30の下面側の抑止部34の位置とされる。なお、図
1および後述する図3において、基板に搭載された電気
部品は省略する。
【0020】ここで、プリント基板50のミシン目52
e,52fを利用して基板分割を行なうと共に、接点部
32を支点として基板保持装置30を折り曲げるものと
すると、プリント基板50は第1の基板であるマウント
済み基板10aと第2の基板であるマウント済み基板1
0bとに分割され、ジャンパー線53は図3に示すよう
に基板保持装置30の屈曲部31の接点部32と当接さ
れて折り曲げられる。また、基板保持装置30の屈曲部
31の傾斜面31a,31bが当接するので曲げ角度が
一定とされて、マウント済み基板50a,50bの位置
関係が一定とされる。
e,52fを利用して基板分割を行なうと共に、接点部
32を支点として基板保持装置30を折り曲げるものと
すると、プリント基板50は第1の基板であるマウント
済み基板10aと第2の基板であるマウント済み基板1
0bとに分割され、ジャンパー線53は図3に示すよう
に基板保持装置30の屈曲部31の接点部32と当接さ
れて折り曲げられる。また、基板保持装置30の屈曲部
31の傾斜面31a,31bが当接するので曲げ角度が
一定とされて、マウント済み基板50a,50bの位置
関係が一定とされる。
【0021】さらに、ジャンパー線53をマウント済み
基板50a,50bに押し込む方向に力が加わることが
ないと共に、マウント済み基板50aを所定の位置に取
り付けたときにはマウント済み基板50bが一定の位置
とされて、この位置でマウント済み基板50bを固定す
ることにより、半田付け部54a、54bに機械的なス
トレスが加えられることを防止できるので、安定した接
続状態を維持することができる。
基板50a,50bに押し込む方向に力が加わることが
ないと共に、マウント済み基板50aを所定の位置に取
り付けたときにはマウント済み基板50bが一定の位置
とされて、この位置でマウント済み基板50bを固定す
ることにより、半田付け部54a、54bに機械的なス
トレスが加えられることを防止できるので、安定した接
続状態を維持することができる。
【0022】なお、上述の実施の形態では、基板保持装
置30にフック33a〜33dを設けて、基板保持装置
30を第1および第2の基板であるマウント済み基板5
0a,50bに取り付けるものとしたが、ネジ等を用い
て取り付けるものとしてもよいことは勿論である。
置30にフック33a〜33dを設けて、基板保持装置
30を第1および第2の基板であるマウント済み基板5
0a,50bに取り付けるものとしたが、ネジ等を用い
て取り付けるものとしてもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、基板保持装置が第1
および第2の基板に取り付けられて、この基板保持装置
が屈曲部で折り曲げられることにより屈曲部とジャンパ
ー線が当接されて、ジャンパー線が所定の位置で折り曲
げられる。また、屈曲部は曲げ角度を制限する規制手段
を有することから、ジャンパー線が所定の角度に曲げら
れる。さらに、基板保持装置の抑止部によって基板間を
接続するジャンパー線の基板から浮きが押さえられる。
および第2の基板に取り付けられて、この基板保持装置
が屈曲部で折り曲げられることにより屈曲部とジャンパ
ー線が当接されて、ジャンパー線が所定の位置で折り曲
げられる。また、屈曲部は曲げ角度を制限する規制手段
を有することから、ジャンパー線が所定の角度に曲げら
れる。さらに、基板保持装置の抑止部によって基板間を
接続するジャンパー線の基板から浮きが押さえられる。
【0024】このため、ジャンパー線を用いて接続され
る基板同士を正しい位置関係とすることができると共
に、第1および第2の基板からジャンパー線と基板との
半田付け部を基板から剥離する方向に力が加わらず、安
定した接続状態を維持することができる。
る基板同士を正しい位置関係とすることができると共
に、第1および第2の基板からジャンパー線と基板との
半田付け部を基板から剥離する方向に力が加わらず、安
定した接続状態を維持することができる。
【図1】この発明に係る基板曲げ加工方法の実施の一形
態を示す分解斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
【図2】基板保持装置の側面図である。
【図3】基板曲げ加工後の側面図である。
【図4】従来のプリント基板の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の基板曲げ加工方法を示す側面図である。
【図6】ガイドプレートを用いた基板曲げ加工方法の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】ガイドプレートを用いた基板曲げ加工方法の側
面図である。
面図である。
10,50 プリント基板 10a,10b,50a,50b マウント済み基板 11e,11f,52e,52f ミシン目 12,53 ジャンパー線 13a,13b,54a,54b 半田付け部 15 ジャンパー線固定材 18 ガイドプレート 30 基板保持装置 31 屈曲部 31a,31b 傾斜面 32 接点部 33a〜33d フック 34 抑止部 51a〜51d 取付孔
Claims (3)
- 【請求項1】 ジャンパー線を用いて接続された第1の
基板と第2の基板を保持する基板保持装置において、 上記第1の基板と上記第2の基板が所定の角度となるよ
うに折り曲げ可能な屈曲部と、 上記ジャンパー線の基板からの浮きを押さえる抑止部を
有することを特徴とする基板保持装置。 - 【請求項2】 第1の基板と第2の基板をジャンパー線
で接続すると共に、上記ジャンパー線を曲げて上記第1
の基板に対する上記第2の基板の位置を所定の位置とす
る基板の曲げ加工方法において、 折り曲げ可能な屈曲部と抑止部を有する基板保持装置を
上記第1の基板および上記第2の基板に取り付けて、 上記基板保持装置の抑止部で上記ジャンパー線の上記第
1および第2の基板からの浮きを押さえると共に、上記
基板保持装置の屈曲部を折り曲げることにより、上記屈
曲部と上記ジャンパー線を当接させて上記第1の基板と
上記第2の基板が所定の角度となるように上記ジャンパ
ー線を折り曲げることを特徴とする基板曲げ加工方法。 - 【請求項3】 上記屈曲部は、曲げ角度を制限する規制
手段を有することを特徴とする請求項2記載の基板曲げ
加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918597A JPH10224007A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 基板保持装置およびそれを用いた基板の曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918597A JPH10224007A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 基板保持装置およびそれを用いた基板の曲げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224007A true JPH10224007A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=11992288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1918597A Pending JPH10224007A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 基板保持装置およびそれを用いた基板の曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224007A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101182657B1 (ko) | 2011-02-28 | 2012-09-18 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 차량에 장착된 인쇄 회로 기판 |
KR20200024650A (ko) * | 2018-08-28 | 2020-03-09 | 주식회사 엘지화학 | 인쇄회로기판 어셈블리 및 그것을 제조하는 제조방법 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1918597A patent/JPH10224007A/ja active Pending
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