JPH1022352A - 半導体集積回路装置の故障解析システム - Google Patents

半導体集積回路装置の故障解析システム

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JPH1022352A
JPH1022352A JP17124896A JP17124896A JPH1022352A JP H1022352 A JPH1022352 A JP H1022352A JP 17124896 A JP17124896 A JP 17124896A JP 17124896 A JP17124896 A JP 17124896A JP H1022352 A JPH1022352 A JP H1022352A
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Mamoru Kaneko
守 金子
Yuji Iwasaki
佑二 岩崎
Takeo Nakatsuka
猛夫 中塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIの故障解析を光学顕微鏡や走査型電子
顕微鏡を使用して行うものにおいて、作業者による故障
解析時の作業性の向上を図る。 【解決手段】 故障解析装置12のCAD13とパター
ン・レイアウト設計用のCAD11とをリンクさせて、
前記故障解析装置12による半導体集積回路装置内の観
察したい箇所にCAD画面を移動させることにより、そ
れに連動して前記パターン・レイアウト設計用のCAD
の画面上に当該パターン・レイアウトの対応箇所を表示
させると共に、前記パターン・レイアウト設計用のCA
Dのパターン・レイアウトの中で観察したい箇所にCA
D画面を移動させることにより、それに連動して前記故
障解析装置12の試料台に置かれた半導体集積回路装置
内の対応する箇所を故障解析装置のCADの画面上に表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の故障解析システムに関し、特に半導体集積回路装置
の故障解析を光学顕微鏡、レーザー顕微鏡あるいは走査
型電子顕微鏡を使用して行うものにおいて、作業者によ
る故障解析時の作業性の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置(LSI)の
故障解析は、光学顕微鏡、レーザー顕微鏡あるいは走査
型電子顕微鏡(SEM)を用いて行っている。例えば、
SEMを例に故障解析法について説明すると、SEMは
周知のように試料の表面観察用の電子顕微鏡としてよく
使われている。
【0003】その基本原理は、図5のSEMの構成図に
示すように電子銃1から照射される電子ビームを例えば
100Å以下に絞り、レンズ2、偏向コイル3とにより
制御されながら試料室内にセットされた試料4に照射す
る。この試料4から放出される2次電子を2次電子検出
器5で検出し、電気信号として図示しない画像処理装置
で画像処理した後に、CRT画面上に表示して画像とし
て見るものである。6は信号増幅器である。
【0004】そして、故障解析を行う場合、このCRT
画面上に表示されたパターンとCADから出力されたパ
ターン・レイアウト図とを照合させながら進めている。
このとき、解析作業者は、パターン・レイアウトのプロ
ット図面を故障解析装置のかたわらに置いて、そのプロ
ット図面を見ながら故障解析を行っていた。また、LS
Iの光学顕微鏡によるパターンレイアウト写真を見なが
ら故障解析を行うこともあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この故障解析
方法は、SSIレベル(TEGパターンや小規模のIC
等)の解析においては、問題ではなかったが、近年のL
SIレベルになってからは、プロット図面が役に立たな
くなってきた。即ち、プロット図面では、倍率やレイヤ
ーが固定されてしまうため、LSIチップ内のある特定
の場所を詳細に観察したくても自由度の限定される1枚
のプロット図面を使っている限り、パターン・レイアウ
トと顕微鏡との照合は困難である。また、数m2 にもな
る大きなプロット図面を故障解析装置の近くに広げて解
析作業を行うことになり、とても不便であった。このよ
うに故障解析を進める上で、図6の従来の故障解析手順
に示すように故障解析作業者は、設計者との間で、例え
ばプロット図面の倍率を変える、プロット図面の表示レ
イヤーを変える、プロット図面の表示場所を変える等の
プロット図面の再作成を依頼したりして、故障解析作業
を行っていたため、故障解析作業がはかどらないという
問題があった。
【0006】そこで、本発明は、LSIの故障解析を光
学顕微鏡や走査型電子顕微鏡を使用して行うものにおい
て、作業者による故障解析時の作業性の向上を図ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
集積回路装置の故障解析システムは、故障解析装置のC
ADとパターン・レイアウト設計用のCADとをリンク
させて、前記故障解析装置による半導体集積回路装置内
の観察したい箇所にCAD画面を移動させることによ
り、それに連動して前記パターン・レイアウト設計用の
CADの画面上に当該パターン・レイアウトの対応箇所
を表示させると共に、前記パターン・レイアウト設計用
のCADのパターン・レイアウトの中で観察したい箇所
にCAD画面を移動させることにより、それに連動して
前記故障解析装置の試料台に置かれた半導体集積回路装
置内の対応する箇所を故障解析装置のCADの画面上に
表示させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路装
置の故障解析システムの一実施の形態について図面を基
に説明する。尚、SEMの構成については、図5に示す
通りであるため、説明は省略する。本発明の半導体集積
回路装置の故障解析システムは、コンピュータ(特に、
UNIXマシーン)で制御される故障解析装置に適用さ
れるものである。
【0009】最近の故障解析装置、例えば、SEM、レ
ーザー顕微鏡、光学顕微鏡、FIB等は、オペレーショ
ンの自動化が進み、コンピュータで制御される場合が多
く、また、処理データ量と処理速度の面から、UNIX
仕様のEWS(EngineeringWork Station)が使われて
いる。これは、処理速度の面からCADでは、UNIX
のEWSが多いため、UNIXでまとめるとシステムが
簡単となるからである。尚、インターフェースができれ
ば、パソコン制御であっても問題はない。
【0010】図1は本発明の半導体集積回路装置の故障
解析システムを示す構成図であり、10はパターン設計
者によりCAD11を介して設計されたパターン・レイ
アウトのデータを磁気テープや光磁気テープの形で記憶
しておくデータ・ソースで、設計室内の前記CAD11
は例えばSEMから成る故障解析装置12とリンクさ
れ、半導体集積回路装置(LSI)の各種解析箇所の座
標データの双方向通信が可能なCAD13とLAN14
によりデータ転送可能に結線されている。尚、故障解析
装置12として、レーザー顕微鏡、光学顕微鏡あるいは
FIB等を用いても良い。図2はSEMを搭載した故障
解析装置の正面図である。
【0011】このように、本発明の半導体集積回路装置
の故障解析システムによれば、例えば、図3の発明の故
障解析手順に示すようにCADルームでパターン設計者
によりパターン・レイアウト設計され、データ・ソース
10に記憶されたパターン・レイアウトのデータを故障
解析室に設置したCAD11のCRT11A画面上に表
示させ、更に、故障解析装置としてのSEMの試料台上
の故障解析を行うLSIを載置し、SEMによる解析状
況を同じくCAD13のCRT13A画面上に表示させ
る。図4はこのときの半導体集積回路装置の故障解析状
況を示す図であり、この場合、点線円(A、B、C)で
囲まれた部分内に欠陥が発見できる。
【0012】そして、故障解析作業者は、前記CAD1
1のCRT11A画面に表示されたパターン・レイアウ
トデータとCAD13のCRT13A画面に表示された
SEMによる故障解析状況を見比べながら、故障解析作
業を行う。このように本発明では、従来のプロット図面
では、倍率やレイヤーが固定されてしまうため、自由度
の限定される1枚のプロット図面を使っている限り、パ
ターン・レイアウトと顕微鏡との照合は困難であったと
いう問題が、本発明のCADパターンを使用すれば、例
えばプロット図面の倍率を変える、プロット図面の表示
レイヤーを変える、プロット図面の表示場所を変えると
いった変更が自由に行えるため、故障解析作業性が格段
と向上する。
【0013】また、1台のCRT画面上にマルチウィン
ドウで2画面表示させるようにしても良い。以上、説明
したように故障解析装置のCADとパターン・レイアウ
ト設計用のCADとをリンクさせたことにより、故障解
析装置の観察したい箇所にCADの画面を移動させるこ
とにより、それに連動してCADのパターン・レイアウ
トの対応箇所が画面上に表示でき、逆にCADのパター
ン・レイアウトの中で、観察したい箇所に画面を移動さ
せると、それに連動して故障解析装置の試料台に置かれ
たLSIチップ内に対応する箇所がCADのCRT画面
上に表示でき、解析作業者は、両画面を見比べながら、
解析作業が行える。
【0014】更に、CADのCRT画面の倍率とレイヤ
ーの指定は、故障解析装置とは独立して、自由に行える
ため、パターンと照合しながらの理想的な解析が可能で
ある。また、SEM像から発見した欠陥(欠陥位置と欠
陥の形状)データをCADのCRT画面に重ね合わせる
機能を持たせることで、更に故障個所の特定がし易くな
る。この場合、例えば色分けしてそれぞれを表示させる
ことで、見易くなる。
【0015】更に、本発明の故障解析システムを適用す
れば、パターンレイアウトCADからシステムCADに
リンケージできるため、故障→パターン→システム(回
路)という具合にシステム設計まで追っていけるように
なり、システム設計で信頼性上、弱い部分を指摘するこ
とも可能となるという利点もある。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば故障解析装置のC
ADとパターン・レイアウト設計用のCADとをリンク
させ、故障解析装置の観察したい箇所にCADのCRT
画面を移動させることにより、それに連動してCADの
パターン・レイアウトの対応箇所が画面上に表示でき、
逆にCADのパターン・レイアウトの中で、観察したい
箇所に画面を移動させると、それに連動して故障解析装
置の試料台に置かれたLSIチップ内に対応する箇所が
CADのCRT画面上に表示でき、故障解析作業者は、
両画面を見比べながら、解析作業を行うことができ、作
業が簡便になる。
【0017】更に、CADの画面の倍率とレイヤーの指
定は、故障解析装置とは独立して、自由に行えるため、
パターンと照合しながらの理想的な解析ができる。ま
た、SEM像から発見した欠陥(欠陥位置と欠陥の形
状)データをCADの画面に重ね合わせることで、故障
個所の特定がし易くなり、また故障原因の推定が精度の
高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体集積回路装置の
故障解析システムを示す構成図である。
【図2】本発明が適用される故障解析装置を示す正面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態の故障解析手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態の故障解析システムによ
り解析される半導体集積回路装置の解析状況を示すCR
Tの画面である。
【図5】従来の走査型電子顕微鏡の構成を示す図であ
る。
【図6】従来の故障解析手順を示すフローチャートであ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障解析装置のCADとパターン・レイ
    アウト設計用のCADとをリンクさせて、前記故障解析
    装置による半導体集積回路装置内の観察したい箇所にC
    AD画面を移動させることにより、それに連動して前記
    パターン・レイアウト設計用のCADの画面上に当該パ
    ターン・レイアウトの対応箇所を表示させるようにした
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の故障解析システ
    ム。
  2. 【請求項2】 故障解析装置のCADとパターン・レイ
    アウト設計用のCADとをリンクさせて、前記パターン
    ・レイアウト設計用のCADのパターン・レイアウトの
    中で観察したい箇所にCAD画面を移動させることによ
    り、それに連動して前記故障解析装置の試料台に置かれ
    た半導体集積回路装置内の対応する箇所を故障解析装置
    のCADの画面上に表示させるようにしたことを特徴と
    する半導体集積回路装置の故障解析システム。
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