JPH10223414A - チップの表裏整列兼分離手段 - Google Patents

チップの表裏整列兼分離手段

Info

Publication number
JPH10223414A
JPH10223414A JP9039938A JP3993897A JPH10223414A JP H10223414 A JPH10223414 A JP H10223414A JP 9039938 A JP9039938 A JP 9039938A JP 3993897 A JP3993897 A JP 3993897A JP H10223414 A JPH10223414 A JP H10223414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
space
upright
feeder
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9039938A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kubota
滋 窪田
Masahiro Kubo
雅宏 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP9039938A priority Critical patent/JPH10223414A/ja
Publication of JPH10223414A publication Critical patent/JPH10223414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】フィダーで直立状態で1列搬送されてくるチッ
プの表裏整列と分離装填をミスなく高速に行う。 【解決手段】該直立チップtの表裏を検出する表裏検出
センサー4をフィダー2とローター1の間に設け、搬送
してきた直立チップtを前記表裏検出センサー4の検出
結果に応じてその指示によりチップtを右または左方向
へ傾斜もしくは転倒する外力を加えるようにする。上記
傾斜転倒手段5によって右または左方向へ傾斜もしくは
転倒してすべて表向きとなったチップtは、その後、ロ
ーター1の吸気手段6の吸気力で、凹部1aに水平姿勢
に吸引装填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィダーで直立状態で
1列搬送されてくるチップ(各種小形電子部品、例、チ
ップレジスタ)を水平状態で高速間欠回転するローター
のチップ装填用の各凹部に1個宛に分離して移乗すると
きに、チップを表裏検出センサーの検出と傾斜転倒手段
の作用でチップを直立状態から右または左方向へ傾斜も
しくは転倒して表または裏向きに揃えた傾斜もしくは水
平状態としたのち、凹部の水平状態と一致せしめて、該
凹部に1個宛分離して吸引装填されるように揃えた、チ
ップの表裏整列兼分離手段を提供する。
【0002】
【従来の課題】従来、高速間欠回転する円板の円周部に
等間隔にチップ装填用の凹部を形成したローターの各凹
部に、フィダーで1列搬送されてくるチップを1個宛に
分離し移乗装填して搬送し、該凹部のチップをチップテ
ープその他のチップ保持手段に移乗供給するようにし
た、チップの自動分離搬送手段が広く使用されている。
【0003】また、チップの中にはその表裏を問題とせ
ず単に1個宛に分離して搬送すればよいものと、例えば
チップレジスタのように全チップを表向き(若しくは裏
向き)に揃えて1個宛に分離搬送して、その状態でチッ
プテープ等に移乗せねばならないものがある。
【0004】そして、上記の表裏整列は、従来は主とし
てローターの凹部と相対した一列搬送フィダー(ストレ
ートフィダー)の前段のボールフィダーにおいて行われ
ており、該ボールフィダーはボールに多数個のチップを
ランダムに投入しそれを振動によって一列整列搬送する
と共に、その辺りに備えた表裏判別センサーの判別で表
向き(若しくは裏向き)のチップを再びボールに戻すよ
うに備え、裏向き(若しくは表向き)に揃ったものだけ
を1列搬送フィダーに送って、それからローターの各凹
部に1個宛分離装填するようにしたものである。
【0005】然るところ、上記のチップの表裏整列手段
は、ボールフィダーの一部として一体的に構成されてい
るため、該ボールフィダーは特殊な特注品的なものとし
て極めて高価となる課題があり、また、振動で一列整列
する途中段階で判別するためチップの表、裏が半々とし
て、せっかく一列整列したものの略半分をボールに戻し
てしまうことになるため、チップ一列整列搬送の効率
(搬送個数、スピード)が約1/2に低下することにな
って、チップの自動分離搬送の高速化を阻害する原因と
なっていた。
【0006】
【本発明の目的】そこで、本発明は上記従来手段を取り
止め、1列搬送フィダーとローターの凹部との相対位置
に、1個宛分離手段と併せて、簡潔なチップの表裏整列
手段を備えることによって、従来の課題を有効に解決し
たものである。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明は、フィダーで1列搬送
してくるチップを、高速間欠回転する円板の円周部に等
間隔にチップ装填用の凹部を形成したローターの各凹部
に、1個宛分離装填して搬送し、搬送したチップをチッ
プテープ、チップカセットその他のチップ保持手段に移
乗供給するようにしたチップ自動分離搬送手段におい
て、
【0008】長さL、幅W、厚さTでその寸法比がL>
W>Tであるチップを、その表面を右または左面として
幅W方向に直立し、長さL方向を前後方向として1列に
整列して搬送するフィダーを備えたこと、該直立チップ
の表裏を検出する表裏検出センサーを備えたこと、前記
フィダーとローターの間に、フィダーで搬送してきた先
頭の直立チップを前記表裏検出センサーの指示で表向き
に整えるため、該チップを右または左方向へ傾斜もしく
は転倒する外力を加える傾斜転倒手段を備えたこと、及
び、上記傾斜転倒手段によって右または左方向へ傾斜も
しくは転倒して表向きとなったチップを、ローターの吸
気手段の吸気力で、凹部に水平姿勢に吸引装填するよう
に備えたこと等を特徴とする、チップの表裏整列兼分離
手段Aによって、課題を解決したものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面につき説明す
る。フィダー2で1列搬送してくるチップtを、高速間
欠回転する円板の円周部に等間隔にチップ装填用の凹部
1aを形成したローター1の各凹部1aに、1個宛分離
装填して搬送し、搬送したチップtをチップテープ9、
チップカセットその他のチップ保持手段に移乗供給する
ようにしたチップ自動分離搬送手段において、(図1)
【0010】長さL、幅W、厚さTでその寸法比がL>
W>Tであるチップt(図16)を、その表面3を右ま
たは左面として幅W方向に直立し、長さL方向を前後方
向として1列に整列して搬送するフィダー2を備えたこ
と、該直立チップtの表裏を検出する表裏検出センサー
4を備えたこと、前記フィダー2とローター1の間に、
フィダー2で搬送してきた先頭の直立チップtを前記表
裏検出センサー4の指示で表向きに整えるため、該チッ
プtを右または左方向へ傾斜もしくは転倒する外力を加
える傾斜転倒手段5を備えたこと、及び、上記傾斜転倒
手段5によって右または左方向へ傾斜もしくは転倒して
表向きとなったチップtを、ローター1の吸気手段6の
吸気力で、凹部1aに水平姿勢に吸引装填するように備
えたこと等を特徴とする、チップの表裏整列兼分離手段
である。(図4〜図7)
【0011】チップtはその表裏面を選んで使用する小
型電子部品(例、チップレジスタ)であり、長さL、幅
W、厚さTでその寸法比がL>W>Tの長方形立方体で
あり、(図16) 該チップtをその表面3を右または左面として幅W方向
に直立し長さL方向を前後方向として1列に整列して搬
送するために、フィダー2の搬送溝7の幅W1をW1
1/2W、W1 >T、W1 <1/2Lに設定し、それに
よって、チップtが搬送溝7に必ず幅W方向に直立した
姿勢で嵌合して1列整列搬送されるように備えたもので
ある。(図17)
【0012】直立チップtを表裏検出センサー4の指示
で表3向き(もしくは裏向き)に整えるために傾斜転倒
手段5で右または左方向に傾斜もしくは転倒するため
に、直立チップtを中心としてその左右に対称な形状、
広さの表裏整列空間8を形成する。(図8〜図15)
【0013】上記の表裏整列空間8は、右または左方向
へ傾斜したチップtを傾斜姿勢で支持するように、横断
面形状をV形、V形変形、円形、半円形、円弧形等に形
成し、(図8、9、11、12、13、14)
【0014】また、転倒したチップを水平もしくは水平
に近い姿勢に支持するように空間の底面を水平若しくは
水平に近い形状に形成したものであり、(図10、1
5)
【0015】必要に応じて、上記表裏整列空間8とロー
ター1の凹部1a入口の間に、空間8内で傾斜もしくは
転倒したチップtを次第に水平姿勢に直して凹部1aへ
導入する横幅及び傾斜面を有する導入部10を備えたも
のである。
【0016】表裏整列空間の前端上部にストッパー突起
11若しくは出入自在なストッパーピン12(図16)
を備え、フィダー2から空間8内に入った直立チップt
の先端上部に衝突して、該チップtを空間8内の定位置
に停止するように備えたものである。(図8〜図15)
【0017】表裏整列空間8内の直立チップtを表3向
きに整えるべく右または左方向へ傾斜もしくは転倒する
ための傾斜転倒手段5は、空間8の左右の噴気口13か
らのエアーの噴気力、吸気力若しくはその両方によっ
て、直立チップtを右または左方向へ傾斜もしくは転倒
するようにした手段、(図12〜14)
【0018】空間8の上部または下部に備え、直立チッ
プtの上端または下端を係合載置したスライダー14を
左右摺動して、チップtを右または左方向へ傾斜もしく
は転倒するようにした手段、(図8〜11)
【0019】ソレノイド等で出入動するピンを空間の左
または右から突出しチップに衝突してチップを右または
左方向へ傾斜転倒する手段(図15)、その他の表裏検
出センサー4の指示で空間8内の直立チップtを右また
は左方向へ傾斜転倒するようにチップに外力を加える任
意の手段である。
【0020】表裏検出センサー4は直立チップtの表
(裏)面に側方から投受光してその表裏を検出する光線
反射式センサー(図示例)、その他のチップの表裏を判
別できるセンサーであり、該表裏検出センサー4を表裏
整列空間8の側方付近若しくはフィダー2の側方付近等
に備え、その指示を傾斜転倒手段5に与えて表裏整列空
間8内の直立チップtを表(裏)向きに傾斜もしくは転
倒するように備えたものである。
【0021】また、表裏整列空間8の側方付近にチップ
到達検出センサー15を備え、該センサー15で空間8
内にチップtが到達したこと検出し、その指示で表裏検
出センサー4、傾斜転倒手段5等を作動するように備え
たものである。
【0022】ローター1の凹部1aの直前位置にチップ
通過検出センサー16を備え、該センサー16で表裏整
列空間8から凹部1aへチップtが吸引装填したことを
検出し、その指示でローター1を1ステップ回転して次
位の凹部1aが表裏整列空間8と相対して次工程が行わ
れるように備えたものである。
【0023】
【作用】チップtは長さL、幅W、厚さTがL>W>T
の直方形立方体であり、一方、フィダー2の搬送溝7の
幅W1 との関係はW1 >1/2W、W1 >T、W1 <1
/2Lに設定したので、搬送溝7にチップtが直立姿勢
に嵌合して1列搬送される場合、長さL方向に直立嵌合
することは絶対になく、必ず幅W方向に直立し長さLを
前後方向として1列搬送される。
【0024】前のチップtのローター1の凹部1aへの
吸引装填をチップ通過検出センサー14が検出し、その
指示でローター1が1ステップ回転し新規の凹部1aが
表裏整列空間8(の導入部10)の相対位置に来ると同
時に、常時吸気しているローター1の吸気手段6に吸引
されてフィダー2で搬送されてきた先頭の直立チップt
が表裏整列空間8に入りストッパー突起(もしくはピ
ン)に衝突停止し、チップ到達検出センサー13がそれ
を検出し、その指示で表裏検出センサー4がチップtの
表裏を検出し、その指示で傾斜転倒手段5が作動し、ス
ライダー5aの左右摺動または右または左の噴気口5b
からの噴気等によって、直立チップtを右または左へ傾
斜もしくは転倒してチップtを表向き(もしくは裏向
き)に揃え、その瞬間にチップtがストッパー突起11
から外れ(もしくはピン12が後退し)、凹部1aの吸
気力で凹部1a方向に吸引され、導入部10で凹部1a
と合致する水平姿勢に直されて凹部1aに吸引装填され
る。
【0025】同時に、チップ通過検出センサー14がチ
ップtの通過装填を検出し、その指示でローター1が1
ステップ回転して新規の凹部1aが表裏整列空間8の相
対位置に来て、上記の作用が繰り返される。
【0026】上記の作用で、フィダー2で1列搬送して
きたチップtを、1個宛に分離して凹部1aに装填する
1個分離作用と、全てのチップを表向き(もしくは裏向
き)に揃える表裏整列作用の2つの作用が同時に行わ
れ、上記作用は極めて高速(例、毎分1000以上)か
つ確実に行われるものである。
【0027】また、傾斜転倒手段5のスライダー5a
は、例えば傾斜転倒空間8の上部または下部に設定寸法
左右摺動自在に備え、表裏検出センサー4の指示で直立
チップtの上端または下端を右または左方向へ移動して
直立チップtを傾斜もしくは転倒して、チップtを表向
き(もしくは裏向き)に揃え、
【0028】噴気口5bは、表裏整列空間8の左右側の
上部または下部に開口し、その噴気を直立チップtの上
端または下端に吹き付けて右または左方向へ傾斜もしく
は転倒して、チップtを表向き(もしくは裏向き)に揃
える。なお、噴気口5bに代え、それを吸気口としその
吸気力で直立チップtを傾斜もしくは転倒してもよい。
【0029】導入部10は、例えば、表裏整列空間8に
見合って左右に幅広い入口から、次第に傾斜面を水平面
に直したら、ローター1の凹部1aの入口に合致する幅
及び水平面の出口を形成したものであり、表裏整列空間
8内で傾斜もしくは転倒したチップtは上記導入部10
に導かれ、次第に凹部1aに合致する水平姿勢に直され
て、凹部1a内に吸引装填される。
【0030】
【効果】チップを1列搬送するときは直立状態として表
裏整列空間に送給し、表裏検出センサーと傾斜転倒手段
の作用でチップを表向き(裏向き)に揃えてからロータ
ーの凹部へ吸引装填するようにしたので、表裏整列と分
離装填をミスなしに極めて高速で行い得る革期的な効果
がある。
【0031】ローターの凹部の直前位置に本発明手段を
備えたので、1ヶ処でチップの表裏整列と1個宛分離の
両作用を同時に行い得て、スペースをとらず、ローコス
トですみ、作業の高速化を実現し得る。
【0032】従来のこの種手段は、センサーでチップの
表裏を判別したのち、表向きまたは裏向きの一方を排除
して表または裏の一方に揃えるようにしていたため、表
裏半々として表裏整列後のチップ数が略1/2になって
しまい、搬送、分離効率、速度が低下する欠点があった
が、その点、本発明手段は表裏検出センサーによる指示
と同時に傾斜転倒手段の作用で全チップを右または左へ
傾斜もしくは転倒し、チップと凹部の水平が一致させて
吸気口(常時吸気)の吸気力で凹部内に吸気装填するよ
うに備えたので、搬送されてくる全チップがそのまま全
部表裏を整列され、1個分離されることとなって、該作
用の高速化を無理なく促進し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例手段を備えたチップ自動分離搬
送手段の一部平面図。
【図2】本発明の直立チップを傾斜もしくは転倒して表
向きに揃える説明図。
【図3】従来の水平姿勢の表向きチップを表向きに揃え
る説明図。
【図4】図1の実施例の一部拡大平面図(傾斜転倒手段
がスライダーのもの)。
【図5】図4のB−B線矢視断面図。
【図6】図1の実施例の一部拡大平面図(傾斜転倒手段
が噴気力のもの)。
【図7】図6のC−C線矢視断面図。
【図8】(イ)、(ロ)は表裏整列空間(V形)の横断
面図(図4のD−D線断面図)で、傾斜転倒手段のスラ
イダーの右方向摺動で直立チップを表向き傾斜する説明
図。
【図9】(イ)、(ロ)はV形変形の表裏整列空間内の
直立チップをスライダーの左方向摺動で表向き傾斜する
説明図。
【図10】(イ)、(ロ)は方形の空間内の直立チップ
をスライダーの右方向摺動で水平に表向き転倒する説明
図。
【図11】(イ)、(ロ)はV形変形の空間内の直立チ
ップを下部設置のスライダーの右方向摺動で表向き傾斜
する説明図。
【図12】(イ)、(ロ)はV形変形の空間内の直立チ
ップを傾斜転倒手段の左側の噴気口の噴気で表向き傾斜
する説明図。
【図13】略半円形の空間内の直立チップを傾斜転倒手
段の下部開口の吸気口の吸気で水平に表向きにする説明
図。
【図14】略半円形の空間内の直立チップを下部開口の
噴気口の噴気で水平に表向きにする説明図。
【図15】(イ)、(ロ)は方形の空間内の直立チップ
を傾斜転倒手段の左側ピンの右方向突出で水平に表向き
にする説明図。
【図16】チップの長さ、幅、厚さの寸法と、搬送溝の
幅の寸法の関係の説明図。
【図17】(イ)はチップがW方向に(L方向を前後方
向として)直立した姿勢で幅W1の搬送溝に嵌合した状
態を示す図。(ロ)はチップのW方向を直立する方向へ
は、寸法的に幅W1 の搬送溝へ直立嵌合が可能であるこ
とを示す説明図。(ハ)はチップのL方向を直立する方
向へは、寸法的に幅W1 の搬送溝へ直立嵌合が不可能で
あることを示す説明図。
【符号の説明】
A 本発明手段の実施例 t チップ L 長さ W 幅 T 厚さ W1 搬送溝の幅 1 ローター 1a 凹部 2 フィダー 3 チップの表面 4 表裏検出センサー 5 傾斜転倒手段 5a スライダー 5b 噴気口(噴気)、吸気口(吸気) 5c ピン 6 吸気手段 7 搬送溝 8 表裏整列空間 9 チップテープ 10 導入部 11 ストッパー突起 12 ストッパーピン 13 チップ到達検出センサー 14 チップ通過検出センサー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィダーで1列搬送してくるチップを、高
    速間欠回転する円板の円周部に等間隔にチップ装填用の
    凹部を形成したローターの各凹部に、1個宛分離装填し
    て搬送し、搬送したチップをチップテープ、チップカセ
    ットその他のチップ保持手段に移乗供給するようにした
    チップ自動分離搬送手段において、 長さL、幅W、厚さTでその寸法比がL>W>Tである
    チップを、その表面を右または左面として幅W方向に直
    立し、長さL方向を前後方向として1列に整列して搬送
    するフィダーを備えたこと、 該直立チップの表裏を検出する表裏検出センサーを備え
    たこと、 前記フィダーとローターの間に、フィダーで搬送してき
    た先頭の直立チップを前記表裏検出センサーの指示で表
    向きに整えるため、該チップを右または左方向へ傾斜も
    しくは転倒する外力を加える傾斜転倒手段を備えたこ
    と、 及び、上記傾斜転倒手段によって右または左方向へ傾斜
    もしくは転倒して表向きとなったチップを、ローターの
    吸気手段の吸気力で、凹部に水平姿勢に吸引装填するよ
    うに備えたこと等を特徴とする、 チップの表裏整列兼分離手段。
  2. 【請求項2】チップはその表裏面を選んで使用する小型
    電子部品であり、長さL、幅W、厚さTでその寸法比が
    L>W>Tの長方形立方体であり、 該チップをその表面を右または左面として幅W方向に直
    立し長さL方向を前後方向として1列に整列して搬送す
    るために、フィダーの搬送溝の幅W1 をW1 >1/2
    W、W1 >T、W1 <1/2Lに設定し、それによっ
    て、チップが搬送溝に必ず幅W方向に直立した姿勢で嵌
    合して1列整列搬送されるように備えたことを特徴とす
    る、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  3. 【請求項3】直立チップを表裏検出センサーの指示で表
    向き(もしくは裏向き)に整えるために傾斜転倒手段で
    右または左方向に傾斜もしくは転倒するために、直立チ
    ップを中心としてその左右に対称な形状、広さの表裏整
    列空間を形成したものである、 請求項1のチップの表
    裏整列兼分離手段。
  4. 【請求項4】表裏整列空間は、右または左方向へ傾斜し
    たチップを傾斜姿勢で支持するように、横断面形状をV
    形、V形変形、円形、半円形、円弧形等に形成し、ま
    た、転倒したチップを水平若しくは水平に近い姿勢に支
    持するように空間の底面を水平もしくは水平に近い形状
    に形成したものであり、必要に応じて上記表裏整列空間
    とローターの凹部入口の間に、空間内で傾斜もしくは転
    倒したチップを次第に水平姿勢に直して凹部へ導入する
    横幅及び傾斜面を有する導入部を備えたものである、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  5. 【請求項5】表裏整列空間の前端上部にストッパー突起
    若しくは出入自在なストッパーピンを備え、フィダーか
    ら空間内に入った直立チップの先端上部に衝突して、該
    チップを空間内の定位置に停止するように備えたもので
    ある、請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  6. 【請求項6】表裏整列空間内の直立チップを表向きに整
    えるべく右または左方向へ傾斜もしくは転倒するための
    傾斜転倒手段は、 空間の左右からのエアーの噴気力、吸気力若しくはその
    両方によって、直立チップを右または左方向へ傾斜もし
    くは転倒するようにした手段、 空間の上部または下部に備え、直立チップの上端または
    下端を係合載置したスライダーを左右摺動して、チップ
    を右または左方向へ傾斜転倒するようにした手段、 ソレノイド等で出入動するピンを空間の左または右から
    突出しチップに衝突してチップを右または左方向へ傾斜
    転倒する手段、 その他の表裏検出センサーの指示で空間内の直立チップ
    を右または左方向へ傾斜もしくは転倒するようにチップ
    に外力を加える任意の手段である、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  7. 【請求項7】表裏検出センサーは直立チップの表(裏)
    面に側方から投受光してその表裏を検出する光線反射式
    センサー、その他のチップの表裏を判別できるセンサー
    であり、 該表裏検出センサーを表裏整列空間の側方付近若しくは
    フィダーの側方付近に備え、その指示を傾斜転倒手段に
    与えて表裏整列空間内の直立チップを表(裏)向きに傾
    斜もしくは転倒するように備えたものである、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  8. 【請求項8】表裏整列空間の側方付近にチップ到達検出
    センサーを備え、該センサーで空間内にチップが到達し
    たこと検出し、その指示で表裏検出センサー、傾斜転倒
    手段等を作動するように備えたものである、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
  9. 【請求項9】ローターの凹部の直前位置にチップ通過検
    出センサーを備え、該センサーで表裏整列空間から凹部
    へチップが吸引装填したことを検出し、その指示でロー
    ターを1ステップ回転して次位の凹部が表裏整列空間と
    相対して次工程が行われるように備えたものである、 請求項1のチップの表裏整列兼分離手段。
JP9039938A 1997-02-07 1997-02-07 チップの表裏整列兼分離手段 Pending JPH10223414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9039938A JPH10223414A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 チップの表裏整列兼分離手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9039938A JPH10223414A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 チップの表裏整列兼分離手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10223414A true JPH10223414A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12566899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9039938A Pending JPH10223414A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 チップの表裏整列兼分離手段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10223414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6533956B2 (en) 1999-12-16 2003-03-18 Tdk Corporation Powder for magnetic ferrite, magnetic ferrite, multilayer ferrite components and production method thereof

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6533956B2 (en) 1999-12-16 2003-03-18 Tdk Corporation Powder for magnetic ferrite, magnetic ferrite, multilayer ferrite components and production method thereof
US6628190B2 (en) 1999-12-16 2003-09-30 Tdk Corporation Powder for magnetic ferrite, magnetic ferrite, multilayer ferrite components and production method thereof
US6658724B2 (en) 1999-12-16 2003-12-09 Tdk Corporation Powder for magnetic ferrite, magnetic ferrite, multilayer ferrite components and production method thereof
US6737012B2 (en) 1999-12-16 2004-05-18 Tdk Corporation Powder for magnetic ferrite, magnetic ferrite, multilayer ferrite components and production method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4039505B2 (ja) 外観検査装置
JP2002234615A (ja) 物品重ね合わせ装置
JP2008254884A (ja) 整列搬送装置
JPH10223414A (ja) チップの表裏整列兼分離手段
JPH10235584A (ja) 物品認識方法及び装置
JP3464990B2 (ja) 微小物体検査装置
JP4785245B2 (ja) 微小物体検査装置
KR100682813B1 (ko) 워크 반송 시스템
JP3255210B2 (ja) 容器整列装置
JP4264155B2 (ja) 微小物体の外観検査装置
JP2004115273A (ja) チップ自動分離搬送装置
JPH1059537A (ja) チップの表裏整列兼分離手段
JPH0891549A (ja) 部品供給装置
JP2000150209A (ja) チップの表裏整列搬送装置
JP4382938B2 (ja) 微小物体検査装置
JP4151040B2 (ja) チップの表裏整列搬送装置
JP2002150348A (ja) 硬貨選別装置
JP2003104538A (ja) 物品整送装置
JPH07144747A (ja) 容器整列装置
JPH06115669A (ja) 電子部品の整列装置
JP2001163435A (ja) チップの設定面整列搬送装置
JPH07149422A (ja) チップ分離搬送装置
JP7279673B2 (ja) 搬送装置および搬送方法
JPH0623328A (ja) 部品仕分装置
JPH11240615A (ja) 部品整送装置