JPH10223408A - チップ状回路部品とその製造方法 - Google Patents

チップ状回路部品とその製造方法

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JPH10223408A
JPH10223408A JP9033160A JP3316097A JPH10223408A JP H10223408 A JPH10223408 A JP H10223408A JP 9033160 A JP9033160 A JP 9033160A JP 3316097 A JP3316097 A JP 3316097A JP H10223408 A JPH10223408 A JP H10223408A
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chip
shaped
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resistance value
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JP9033160A
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Inventor
Junichi Fukuyama
淳一 福山
Kazuhiko Oyama
和彦 大山
Shinichi Harada
慎一 原田
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ状回路部品の抵抗値特性を所望の許容
範囲に収めやすく、そのため、歩留まりが高いチップ状
回路部品とその製造方法。 【解決手段】 チップ状部品素体13の内部電極15、
16の外側部分を削ることにより、同素体13のうち、
内部電極15、16の外側部分の電流の流路断面積が狭
くなり、チップ状回路部品の外部電極14間で測定され
る抵抗値が増大する。このため、一部のチップ状部品素
体13に一対の外部電極14を形成し、その外部電極1
4の間で抵抗値を測定し、その抵抗値により他のチップ
状部品素体13の削る量を決定し、これによって他のチ
ップ部品素体13の一部を削ることにより、チップ状回
路部品の抵抗値が所望の許容範囲に納まるように調整す
ることが出来る。例えば、チップ状部品素体13は、ラ
ップ研磨またはバレル研磨により削る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ状部品素体の端
部に外部電極を有するチップ状回路部品に関し、例え
ば、温度により抵抗値が変化し、電子機器の温度補償、
電流制御、温度検出等に使用されるサーミスタ等のよう
に、所定の抵抗値特性を要請されるチップ状回路部品と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のサーミスタは、抵抗器、コンデ
ンサ、インダクタ等と同様にしてチップ化が進んでお
り、その多くは積層セラミックコンデンサと同様に、角
柱或は角板状のチップ状のセラミック素体の両端面に接
続用の端子、いわゆる外部電極を設けたものである。図
7は特に、セラミックの積層体からなるチップ状部品素
体1を有するチップ状回路部品を示している。
【0003】このチップ状回路部品では、チップ状部品
素体1を構成するセラミック層4の層間に2組の内部電
極5、6が形成され、これら内部電極5、6がセラミッ
ク層4を介して対向している。各組の内部電極5、6
は、各々チップ状部品素体1の対向する端面側に導出さ
れ、チップ状部品素体1の各々の端部に形成された外部
電極2、3に導通している。このようなチップ状回路部
品において、その抵抗値はチップ状部品素体1に固有の
抵抗率と、その内部において対向した内部電極5、6の
間の距離と面積により決定される。
【0004】このようなサーミスタは、次のようにして
製造される。まず、酸化マンガン、酸化コバルトを主成
分とし、酸化銅や酸化ニッケル等の原子価制御剤等を含
むサーミスタセラミック粉末を溶剤で溶解された樹脂バ
インダに一様に分散したセラミックスラリーを作る。こ
のセラミックスラリーをドクターブレード法等でポリエ
チレンテレフタレートフィルム等のベースフィルム上に
薄く塗布し、乾燥してセラミックグリーンシートを作
る。次に、このセラミックグリーンシート上にPdペー
スト等の導電ペーストを使用してサーミスタ素体複数個
分の内部電極パターンを印刷する。そして、図4のよう
に、内部電極5、6が両端側に交互にずれるようにベー
スフィルムから剥離されたセラミックグリーンシートを
順次積層し、サーミスタ素体を複数個分含む未焼成のセ
ラミック積層体を得る。その後、この積層体を裁断し、
焼成することにより、個々に分離されたチップ状部品素
体1を得る。このチップ状部品素体1の両端部に導電ペ
ーストを塗布し、これを焼き付けることにより、外部電
極2、3を形成する。これにより、図7に示すようなサ
ーミスタであるチップ状回路部品が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】前記のようなチッ
プ状回路部品では、チップ状部品素体1の寸法のばらつ
きが抵抗値特性に影響を与える。例えば、積層タイプの
チップ状サーミスタの抵抗値特性は、内部電極の対向面
積、内部電極間の距離及びサーミスタ素体の固有抵抗に
よって決まる。しかし、前記チップ状回路部品では、積
層するセラミックグリーンシートの厚みのばらつき、積
層体を個々のチップ状部品素体に裁断しするときの裁断
寸法のばらつき、チップ状部品素体を焼成したときの焼
成収縮による素体寸法のばらつき等に起因して、チップ
状部品素体1に寸法のばらつきが生じる。このため、チ
ップ状回路部品の抵抗値特性にもばらつきが生じること
が避けられなかった。
【0006】このように、チップ状回路部品の抵抗値特
性を決定する要因には様々な因子が関連しているため、
例えば、寸法精度を厳密に管理しても、所望の抵抗値特
性を有するチップ状回路部品が得られるとは限らない。
そのため、抵抗値許容差の狭いチップ状回路部品、例え
ば、±1%以下という狭い抵抗値の許容範囲を有するチ
ップ状サーミスタを製造する場合、製造されたチップ状
サーミスタのうち、その許容範囲に収まる抵抗値を有す
るものの割合が低くなり、製品としての歩留まりが低い
という課題があった。
【0007】本発明は、前記従来の外部電極にメッキ膜
を有するチップ状回路部品とその製造方法の課題に鑑
み、チップ状回路部品の抵抗値特性を所望の許容範囲に
収めやすく、そのため、歩留まりが高いチップ状回路部
品とその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のように、チップ状
回路部品の抵抗値特性は、内部電極の対向面積、内部電
極間の距離及びサーミスタ素体の固有抵抗によって決ま
る。本件発明者らは、チップ状回路部品の抵抗値特性に
与える影響をさらに詳細に検討して結果、チップ状回路
部品の外部電極14、14の間に電圧を印加したとき、
チップ状部品素体13の内部電極15、16の外側の部
分には、電流密度が小さいものの、電気力線が生じ、チ
ップ状回路部品の抵抗値に影響を与えていることに着目
した。チップ状回路部品が小型化されると共に、その抵
抗値の許容差が小さくなると、チップ状部品素体13の
内部電極15、16の外側の部分を流れる電流の影響が
無視できなくなってくる。
【0009】そこで本発明では、前記の目的を達成する
ため、チップ状部品素体13の側面を削り、その内部電
極15、16の外側の部分の電流密度を増大させること
により、チップ状回路部品の外部電極14の間で測定さ
れる抵抗値を微量だけ増大させて調整するようにしたも
のである。これにより、チップ状回路部品の抵抗値特性
を精密に調整し、その抵抗値を所望の許容範囲に納める
ことが出来るようにしたものである。
【0010】すなわち、本発明によるチップ状回路部品
は、チップ状部品素体13と、このチップ状部品素体1
3の端部に形成された外部電極14とを有し、前記チッ
プ状部品素体13の少なくとも一つの側面が削られてい
ることを特徴とする。換言すると、前記チップ状部品素
体13の内部電極15、16を有しない部分が削られて
いることを特徴とする。
【0011】さらにこのようなチップ状回路部品を製造
する方法は、チップ状部品素体13を得る工程と、この
チップ状部品素体13の端部に外部電極14を形成する
工程とを有し、前記チップ状部品素体13の少なくとも
一つの側面を削った後、外部電極14を形成することを
特徴とする。換言すると、前記チップ状部品素体13の
内部電極15、16を有しないその外側部分を削った
後、外部電極14を形成することを特徴とする。
【0012】例えば、チップ状部品素体13は、ラップ
研磨またはバレル研磨により削る。チップ状部品素体1
3の内部電極15、16の外側部分を削ることにより、
同素体13のうち、内部電極15、16の外側部分の電
流の流路断面積が狭くなり、チップ状回路部品の外部電
極14間で測定される抵抗値が増大する。このため、一
部のチップ状部品素体13に一対の外部電極14を形成
し、その外部電極14の間で抵抗値を測定し、その抵抗
値により他のチップ状部品素体13の削る量を決定し、
これによって他のチップ部品素体13の側面を削ること
により、チップ状回路部品の抵抗値が所望の許容範囲に
納まるように調整することが出来る。なお、チップ状部
品素体13の側面を、セラミック層の積層方向(厚さ方
向)及びそれと直行する方向(幅方向)の双方に削るこ
とにより、一方の研磨量が少なくなり、研磨精度の向上
及び研磨による抵抗調整精度の向上が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図2に本発明によるチップ状回路部品のチップ状部品素
体13の積層構造の例を示す。例えば、チップ状回路部
品がサーミスタである場合、チップ状部品素体13を構
成するセラミック層11、17、18は、抵抗値に正ま
たは負の温度特性を有する酸化マンガン、酸化コバルト
を主成分とするサーミスタセラミックからなり、図示の
場合は矩形状の層からなっている。このセラミック層1
1、17、18のうち、中間のセラミック層11、11
…の表面に2種類の内部電極15、16が各々形成され
ている。このうち内部電極15、15…は、セラミック
層11、11…の図において両端側に形成され、それぞ
れセラミック層11、11…の端辺に達するように偏っ
て形成されている。また、他方のセラミック層11、1
1…に形成された内部電極16、16…は、セラミック
層11、11…の中央部に形成され、セラミック層1
1、11…の端辺には達していない。
【0014】このような内部電極15、16が形成され
たセラミック層11、11…は、必要な組数だけ交互に
積層され、さらにその両側に内部電極15、16が形成
されていないセラミック層17、18が適当な数だけ積
層され、この積層体によりチップ状部品素体13が構成
される。このように作られたチップ状部品素体13の内
部電極15、16の対向状態を図5(a)〜(c)に示
す。
【0015】なお、このようなチップ状部品素体13
は、図2に示すように個々に積層されて製造される訳で
はなく、前述したように、実際はセラミックグリーンシ
ートの形成、その表面への内部電極パターンの印刷、セ
ラミックグリーンシートの積層、その積層体の裁断、積
層体の焼成という工程を経て、多数のものが同時に製造
される。
【0016】こうして得られたチップ状部品素体13を
図1(a)〜(c)に示す。このチップ状部品素体13
では、その内部で積層されたセラミック層を介して一対
の内部電極15、16が交互に対向している。そして、
一方の内部電極15、15の端部がチップ状部品素体1
3の対向する両端面に露出している。このチップ状部品
素体13の母集団の中から、適当な数のチップ状部品素
体12を無作為に抽出する。図1(d)に示すように、
この抽出したチップ状部品素体13の端部表面に銀ペー
スト等の導電ペーストを塗布し、焼き付けて外部電極1
4を形成する。そして、このチップ状回路部品を所定の
温度に制御された恒温槽、例えば25℃±0.01℃に
温度制御されたシリコンオイルに入れ、外部電極14、
14の間の初期抵抗値(R25)を測定する。
【0017】次に、この初期抵抗値(R25)の測定結果
から、抵抗値の平均値μとそのばらつき(標準偏差σ
n-1/平均値μ )を求める。また、チップ状部品素子1
3の寸法をとその初期抵抗値(R25)との関係を予め求
めておく。この初期抵抗値(R25)の測定結果によるデ
ータとチップ状部品素体13の寸法と初期抵抗値
(R25)との相関図から、チップ状回路部品の抵抗値が
所望の許容範囲に収まるようなチップ状部品素体13の
削る量を求め、決定する。
【0018】次に、この決定された削る量により、前記
母集団のチップ状部品素体13の側面を削る。この削ら
れたチップ状部品素体13の両端に導電ペーストを塗布
し、焼き付けて、図1(d)に示すような外部電極1
4、14を形成する。これによって、チップ状回路部品
が完成する。このようにして削るのは、図1(c)に示
すように、チップ状部品素体13の幅W及び厚さtのう
ち、内部電極の幅W’及び厚さt’を除くその外側の部
分であり、図1(c)の上下両側面のうち、少なくとも
一面を削る。
【0019】既に述べた通り、チップ状部品素体13の
内部電極15、16の外側の部分は、電流密度が小さい
ものの、電気力線が生じ、チップ状回路部品の抵抗値に
影響を与えている。チップ状回路部品が小型化されると
共に、その抵抗値の許容差が小さくなると、チップ状部
品素体13の内部電極15、16の外側の部分を流れる
電流の影響が無視できなくなってくる。
【0020】そこで、チップ状部品素体13に外部電極
14、14を設けた時に、所望の抵抗値より低めになる
ようにチップ状部品素体13を作っておく。そして、母
集団から無作為に抜き出した一部のチップ状部品素体1
3に一対の外部電極14を形成し、その外部電極14の
間で抵抗値を測定し、その抵抗値により他のチップ状部
品素体13の削る量を決定し、これによって母集団の他
のチップ部品素体13の側面を削る。これにより、チッ
プ状部品素体13のうち、内部電極15、16の外側部
分の電流の流路断面積を狭くし、チップ状回路部品の外
部電極14間で測定されらう抵抗値を増大させる。こう
してチップ状回路部品の抵抗値が所望の許容範囲に納ま
るように調整する。なお、図1及び図2に示した内部電
極15、16のパターン形状は、一例であって、例えば
図3及び図4或いは図5及び図6に示すような内部電極
15、16のパターン形状、さらには他の内部電極1
5、16のパターン形状を採用することが出来ることは
言うまでもない。
【0021】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について、具
体的な数値をあげて具体的且つ詳細に説明する。 (実施例1)厚さ25μmのサーミスタ材料を含むセラ
ミックグリーンシートを用意し、このセラミックグリー
ンシート上に図1(a)〜(c)及び図2に示すような
2種類の内部電極15、16を形成するような内部電極
パターンを縦横に配列して印刷し、これらを交互に10
層積み重ね、さらにその両側に内部電極パターンが印刷
されていないセラミックグリーンシートをそれぞれ15
層ずつ積み重ね、圧着した後、チップ状に裁断した。そ
の後、このチップを1300℃の温度で焼成し、チップ
状部品素体13を得た。
【0022】このチップ状部品素体13の図1(c)に
示す断面の寸法の比は、W’/W=0.8、t’/t=
0.8であった。得られたチップ状部品素体13の中か
ら無作為に100個のチップ状部品素体13を抜き取
り、その寸法を測定したところ、幅Wの平均値とばらつ
きは、W=750μm±0.9%、厚さtの平均値とば
らつきは、t=750μm±0.9%であった。この抜
き取ったチップ状部品素体13の両端に、導電ペースト
を塗布し、焼き付けて、図1(d)に示すような外部電
極14、14を形成した。
【0023】この外部電極14、14を形成したチップ
状部品素体13を25℃±0.01℃に温度制御された
シリコンオイルに入れ、外部電極14、14の間の初期
抵抗値(R25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値
μは9900Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均
値μ )は±1.8%であった。チップ状回路部品の目
的の抵抗値は、10000Ωであるので、前記抽出され
たチップ状部品素体13の抵抗値分布は、平均値におい
て100Ωずれている。そして、チップ状部品素体13
の抵抗値を10000Ω±1%の許容範囲としたとき、
前記抽出されたチップ状部品素体13の抵抗値の測定結
果から、母集団の歩留まりを推計すると、36.9%で
ある。
【0024】他方、チップ状部品素子13の寸法とその
初期抵抗値(R25)との関係を予め求め、相関図を作成
しておいた。例えば、比較的大きな幅W及び厚さtの寸
法を有するチップ状部品素体13を選び、その両端に外
部電極14、14を形成し、これを25℃±0.01℃
に温度制御されたシリコンオイルに入れ、外部電極1
4、14の間の初期抵抗値(R25)を測定する。その
後、1〜10μm程度の寸法でチップ状部品素体13の
側面を削り、その時の幅W及び厚さt寸法を測定すると
共に、25℃±0.01℃に温度下で外部電極14、1
4の間の初期抵抗値(R25)を測定する。こうして何度
か繰り返すことにより、幅Wまたは厚さtと初期抵抗値
(R25)との関係が求まる。チップ状部品素体13の幅
Wまたは厚さtを一定とし、他方を削っていくと、幅W
または厚さtに変化に対し、初期抵抗値(R25)はほぼ
直線的に変化する。そして、その相関、例えば直線の傾
きは、同じロットのチップ状部品素子13では、全体と
して殆ど共通していることが確認されている。
【0025】次に、前記の初期抵抗値(R25)の測定結
果によるデータとチップ状部品素体13の寸法と初期抵
抗値(R25)との相関図から、チップ状回路部品の抵抗
値が所望の許容範囲に収まるようなチップ状部品素体1
3の幅Wを推計する。この実施例では、チップ状部品素
体13の幅W=740μmと推計した。次に、前記チッ
プ状部品素体13の母集団の中から、幅W=740μm
±0.1%より狭い巾のものを抜き出して廃棄し、それ
より幅Wが広いものを、幅W=74μm±0.1%の幅
になるよう削った。また、幅W=740μm±0.1%
の範囲にあるものは削らず、そのままとした。チップ状
部品素体13はラップ研磨法により削り、チップ状部品
素体13の両側面を均等に削った。
【0026】次に、この削られたチップ状部品素体13
の両端に導電ペーストを塗布し、焼き付けて、図1
(d)に示すような外部電極14、14を形成した。こ
れによって、チップ状回路部品が完成した。こうして得
られたチップ状回路部品の中から無作為に100個のチ
ップ状回路部品を抜き取り、これらを25℃±0.01
℃に温度制御されたシリコンオイルに入れ、外部電極1
4、14の間の初期抵抗値(R25)を測定した。その結
果、抵抗値の平均値μは10000Ω、そのばらつき
(標準偏差σn-1/平均値μ )は±1.0%であった。
この結果から、製造されたチップ状回路部品の母集団の
抵抗値を統計学的に予測すると、10000Ω±1%の
範囲に前記母集団のうちの68.3%が含まれることに
なり、歩留まりは68.3%となる。なお、母集団に
は、幅W=740μm±0.1%より狭い巾のもので、
廃棄されたものを含む。
【0027】(実施例2)前記実施例1において、チッ
プ状回路部品の抵抗値が所望の許容範囲に収まるような
チップ状部品素体13の幅W及び厚さtを何れも745
μmと推計し、母集団のチップ状部品素体13が、幅W
=745μm±0.1%、厚さt=745μm±0.1
%になるよう、同素体13の側面をその幅方向及び厚さ
方向の双方にラップ研磨した。こうして得られたチップ
状回路部品の中から無作為に100個のチップ状回路部
品を抜き取り、これらを25℃±0.01℃に温度制御
されたシリコンオイルに入れ、外部電極14、14の間
の初期抵抗値(R25)を測定した。その結果、抵抗値の
平均値μは10000Ω、そのばらつき(標準偏差σ
n-1/平均値μ )は±0.2%であった。この結果か
ら、製造されたチップ状回路部品の母集団の抵抗値を統
計学的に予測すると、10000Ω±1%の範囲に前記
母集団のうちの全体、すなわち100%が含まれること
になり、歩留まりは100%となる。この実施例では、
チップ状部品素体13の側面を、セラミック層の積層方
向及びそれと直行する方向の双方で削るので、一方の研
磨量が少なくなり、研磨精度の向上及び研磨による抵抗
調整精度の向上が期待される。
【0028】(実施例3)前記実施例1において、チッ
プ状部品素体13の内部電極15、16の寸法を変える
ことにより、図1(c)に示す断面の寸法を、W’/W
=0.6、t’/t=0.6としたこと、チップ状部品
素体13の母集団から無作為に抜き取った100個のチ
ップ状部品素体13の25℃±0.01℃の温度下にお
ける外部電極14、14の間の初期抵抗値(R25)の平
均値とそのばらつきがμ=9900Ω±1.4%であっ
たこと以外は、前記実施例2と同様にしてチップ状部品
素体13の側面をラップ研磨した。ここでは、チップ状
回路部品の抵抗値が所望の許容範囲に収まるようなチッ
プ状部品素体13の幅W及び厚さtを何れも743μm
と推計し、母集団のチップ状部品素体13が、幅W=7
43μm±0.1%、厚さt=743μm±0.1%に
なるよう削った。
【0029】こうして得られたチップ状回路部品の中か
ら無作為に100個のチップ状回路部品を抜き取り、こ
れらを25℃±0.01℃に温度制御されたシリコンオ
イルに入れ、外部電極14、14の間の初期抵抗値(R
25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値μは100
00Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均値μ )は
±0.2%であった。この結果から、製造されたチップ
状回路部品の母集団の抵抗値を統計学的に予測すると、
10000Ω±1%の範囲に前記母集団のうちの全体、
すなわち100%が含まれることになり、歩留まりは1
00%となる。この実施例では、チップ状部品素体13
の図1(c)に示す断面の寸法の比、が、W’/W=
0.6、t’/t=0.6と、実施例2に比べて小さい
ため、同じ抵抗値に納めるためには、切削量をより大き
くする必要がある。
【0030】(実施例4)前記実施例1において、チッ
プ状部品素体13の内部電極15、16の寸法を変える
ことにより、図1(c)に示す断面の寸法を、W’/W
=0.4、t’/t=0.4としたこと、チップ状部品
素体13の母集団から無作為に抜き取った100個のチ
ップ状部品素体13の25℃±0.01℃の温度下にお
ける外部電極14、14の間の初期抵抗値(R25)の平
均値とそのばらつきがμ=9900Ω±1.4%であっ
たこと以外は、前記実施例2と同様にしてチップ状部品
素体13の側面をラップ研磨した。ここでは、チップ状
回路部品の抵抗値が所望の許容範囲に収まるようなチッ
プ状部品素体13の幅W及び厚さtを何れも735μm
と推計し、母集団のチップ状部品素体13が、幅W=7
35μm±0.1%、厚さt=735μm±0.1%に
なるよう削った。
【0031】こうして得られたチップ状回路部品の中か
ら無作為に100個のチップ状回路部品を抜き取り、こ
れらを25℃±0.01℃に温度制御されたシリコンオ
イルに入れ、外部電極14、14の間の初期抵抗値(R
25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値μは100
00Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均値μ )は
±0.1%であった。この結果から、製造されたチップ
状回路部品の母集団の抵抗値を統計学的に予測すると、
10000Ω±1%の範囲に前記母集団のうちの全体、
すなわち100%が含まれることになり、歩留まりは1
00%となる。
【0032】この実施例では、チップ状部品素体13の
図1(c)に示す断面の寸法の比、がW’/W=0.
4、t’/t=0.4と、実施例2に比べて小さいた
め、同じ抵抗値に納めるためには、切削量をより大きく
する必要がある。すなわち、チップ状部品素体13の内
部電極15、16の外側の電気力線は、内部電極15、
16に近い部分で電流密度が大きく、遠い部分で電流密
度が小さい。このため、チップ状部品素体13の側面を
削ったとき、チップ状部品素体13の図1(c)に示す
断面の寸法の比W’/W、t’/tによって、チップ状
回路部品の抵抗値の変化が異なってくる。具体的には、
チップ状部品素体13の図1(c)に示す断面の寸法の
比W’/W、t’/tが小さいものは、大きいものに比
べて、チップ状部品素体13の側面を削ったときの、チ
ップ状回路部品の抵抗値の増加が少ない。また、チップ
状部品13の表面側では、側面を削っても抵抗値の増加
が緩やかで、内部に研削が進むに従って、抵抗値の増加
する割合が大きくなる。
【0033】(実施例5)前記実施例1において、チッ
プ状部品素体13の内部電極15、16の寸法を変える
ことにより、図1(c)に示す断面の寸法を、W’/W
=0.4、t’/t=0.4としたこと、チップ状部品
素体13の母集団から無作為に抜き取った100個のチ
ップ状部品素体13の25℃±0.01℃の温度下にお
ける外部電極14、14の間の初期抵抗値(R25)の平
均値とそのばらつきがμ=9900Ω±1.4%であっ
たこと、及びチップ状部品素体13の側面をバレル研磨
したこと以外は、前記実施例1と同様にしてチップ状回
路部品を製造した。ここでは、チップ状回路部品の抵抗
値が所望の許容範囲に収まるようなチップ状部品素体1
3の幅W及び厚さtを何れも736μmと推計し、母集
団のチップ状部品素体13が、幅W=736μm±0.
9%、厚さt=736μm±0.9%になるよう研磨し
た。
【0034】こうして得られたチップ状回路部品の中か
ら無作為に100個のチップ状回路部品を抜き取り、こ
れらを25℃±0.01℃に温度制御されたシリコンオ
イルに入れ、外部電極14、14の間の初期抵抗値(R
25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値μは100
00Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均値μ )は
±0.9%であった。この結果から、製造されたチップ
状回路部品の母集団の抵抗値を統計学的に予測すると、
10000Ω±1%の範囲に前記母集団のうちの全体、
すなわち73.3%が含まれることになり、歩留まりは
73.3%となる。この実施例では、チップ状部品素体
13をバレル研磨しているため、チップ状部品素体13
の全側面の他、角部も削られ、全体に丸みを帯びたチッ
プ状部品素体13が得られる。そのため、外部電極1
4、14を形成するため、チップ状部品素体13の端部
に塗布される導電ペーストの塗布量も増大する効果があ
る。
【0035】(実施例6)前記実施例1において、チッ
プ状部品素体13の内部電極15、16のパターンを、
図3及び図4に示すパターンとし、且つその寸法を変え
ることにより、図3(c)に示す断面の寸法を、W’/
W=0.4、t’/t=0.4としたこと、チップ状部
品素体13の母集団から無作為に抜き取った100個の
チップ状部品素体13の25℃±0.01℃の温度下に
おける外部電極14、14の間の初期抵抗値(R25)の
平均値とそのばらつきがμ=9900Ω±0.7%であ
ったこと以外は、前記実施例5と同様にしてチップ状部
品素子13をバレル研磨し、チップ状回路部品を製造し
た。ここでは、チップ状回路部品の抵抗値が所望の許容
範囲に収まるようなチップ状部品素体13の幅W及び厚
さtを何れも730μmと推計し、母集団のチップ状部
品素体13が、幅W=730μm±0.9%、厚さt=
730μm±0.9%になるよう研磨した。
【0036】こうして得られたチップ状回路部品の中か
ら無作為に100個のチップ状回路部品を抜き取り、こ
れらを25℃±0.01℃に温度制御されたシリコンオ
イルに入れ、外部電極14、14の間の初期抵抗値(R
25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値μは100
00Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均値μ )は
±0.7%であった。この結果から、製造されたチップ
状回路部品の母集団の抵抗値を統計学的に予測すると、
10000Ω±1%の範囲に前記母集団のうちの全体、
すなわち84.7%が含まれることになり、歩留まりは
84.7%となる。
【0037】(実施例7)前記実施例1において、チッ
プ状部品素体13の内部電極15、16のパターンを、
図5及び図6に示すパターンとし、且つその寸法を変え
ることにより、図5(c)に示す断面の寸法を、W’/
W=0.4、t’/t=0.4としたこと、チップ状部
品素体13の母集団から無作為に抜き取った100個の
チップ状部品素体13の25℃±0.01℃の温度下に
おける外部電極14、14の間の初期抵抗値(R25)の
平均値とそのばらつきがμ=9900Ω±0.8%であ
ったこと以外は、前記実施例2と同様にしてチップ状部
品素子13をラップ研磨し、チップ状回路部品を製造し
た。ここでは、チップ状回路部品の抵抗値が所望の許容
範囲に収まるようなチップ状部品素体13の幅W及び厚
さtを何れも741μmと推計し、母集団のチップ状部
品素体13が、幅W=741μm±0.1%、厚さt=
741μm±0.1%になるよう研磨した。
【0038】こうして得られたチップ状回路部品の中か
ら無作為に100個のチップ状回路部品を抜き取り、こ
れらを25℃±0.01℃に温度制御されたシリコンオ
イルに入れ、外部電極14、14の間の初期抵抗値(R
25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値μは100
00Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均値μ )は
±0.2%であった。この結果から、製造されたチップ
状回路部品の母集団の抵抗値を統計学的に予測すると、
10000Ω±1%の範囲に前記母集団のうちの全体、
すなわち100%が含まれることになり、歩留まりは1
00%となる。
【0039】(比較例)厚さ25μmのサーミスタ材料
を含むセラミックグリーンシートを用意し、このセラミ
ックグリーンシート上に図1(a)〜(c)及び図2に
示すような2種類の内部電極15、16を形成するよう
な内部電極パターンを形成し、これらを交互に10層積
み重ね、さらにその両側に内部電極パターンが印刷され
ていないセラミックグリーンシートをそれぞれ15層ず
つ積み重ね、圧着した後、チップ状に裁断した。その
後、このチップを1300℃の温度で焼成し、チップ状
部品素体13を得た。
【0040】このチップ状部品素体13の図1(c)に
示す断面の寸法は、W’/W=0.8、t’/t=0.
8であった。また、得られたチップ状部品素体13の中
から無作為に100個のチップ状部品素体13を抜き取
り、その寸法を測定したところ、幅Wの平均値とばらつ
きは、W=750μm±0.9%、厚さtの平均値とば
らつきは、t=750μm±0.9%であった。この抜
き取ったチップ状部品素体13の両端に、導電ペースト
を塗布し、焼き付けて、図1(d)に示すような外部電
極14、14を形成した。
【0041】この外部電極14、14を形成したチップ
状部品素体13を25℃±0.01℃に温度制御された
シリコンオイルに入れ、外部電極14、14の間の初期
抵抗値(R25)を測定した。その結果、抵抗値の平均値
μは9900Ω、そのばらつき(標準偏差σn-1/平均
値μ )は±1.8%であった。チップ状回路部品の目
的の抵抗値は、10000Ωであるので、前記抽出され
たチップ状部品素体13の抵抗値分布は、平均値におい
て100Ωずれている。そして、チップ状部品素体13
の抵抗値を10000Ω±1%の許容範囲としたとき、
前記抽出されたチップ状部品素体13の抵抗値の測定結
果から、母集団の歩留まりを推計すると、36.9%で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、チ
ップ状部品素体13の側面を削り、その内部電極15、
16の外側の部分の電流密度を増大させることにより、
チップ状回路部品の外部電極14の間で測定される抵抗
値を微量だけ増大させて調整するようにしたので、チッ
プ状回路部品の抵抗値特性を精密に調整し、その抵抗値
を所望の許容範囲に納めることが出来るようになる。こ
れによって、所望の抵抗値特性を有するチップ状回路部
品が得られ、製品としての歩留まりを向上させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明によるチップ状回路部品のチ
ップ状部品素体の例の縦断側面図、(b)は、同チップ
状部品素体の例の平面図、(c)は、図(a)のA−A線
断面図、(d)は、同チップ状部品素体より作られたチ
ップ状回路部品の例を示す縦断側面図である。
【図2】前記チップ状回路部品のチップ状部品素体の積
層構造の例を示すセラミック層の分解斜視図である。
【図3】(a)は、本発明によるチップ状回路部品のチ
ップ状部品素体の他の例の縦断側面図、(b)は、同チ
ップ状部品素体の例の平面図、(c)は、図(a)のB−
B線断面図、(d)は、同チップ状部品素体より作られ
たチップ状回路部品の例を示す縦断側面図である。
【図4】前記チップ状回路部品のチップ状部品素体の積
層構造の例を示すセラミック層の分解斜視図である。
【図5】(a)は、本発明によるチップ状回路部品のチ
ップ状部品素体の他の例の縦断側面図、(b)は、同チ
ップ状部品素体の例の平面図、(c)は、図(a)のC−
C線断面図、(d)は、同チップ状部品素体より作られ
たチップ状回路部品の例を示す縦断側面図である。
【図6】前記チップ状回路部品のチップ状部品素体の積
層構造の例を示すセラミック層の分解斜視図である。
【図7】積層形チップ状回路部品の従来例を示す一部断
面斜視図である。
【符号の説明】
13 チップ状部品素体 14 外部電極 15 内部電極 16 内部電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状部品素体(13)と、このチッ
    プ状部品素体(13)の端部に形成された外部電極(1
    4)とを有するチップ状回路部品において、前記チップ
    状部品素体(13)の少なくとも一つの側面が削られて
    いることを特徴とするチップ状回路部品。
  2. 【請求項2】 導体膜からなる内部電極(15)、(1
    6)を有するチップ状部品素体(13)と、このチップ
    状部品素体(13)の端部に形成された外部電極(1
    4)とを有するチップ状回路部品において、前記チップ
    状部品素体(13)の内部電極(15)、(16)を有
    しない部分が削られていることを特徴とするチップ状回
    路部品。
  3. 【請求項3】 チップ状部品素体(13)を得る工程
    と、このチップ状部品素体(13)の端部に外部電極
    (14)を形成する工程とを有するチップ状回路部品の
    製造方法において、前記チップ状部品素体(13)の少
    なくとも一つの側面を削った後、外部電極(14)を形
    成することを特徴とするチップ状回路部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 導体膜からなる内部電極(15)、(1
    6)を有するチップ状部品素体(13)を得る工程と、
    このチップ状部品素体(13)の端部に外部電極(1
    4)を形成する工程とを有するチップ状回路部品の製造
    方法において、前記チップ状部品素体(13)の内部電
    極(15)、(16)を有しない部分を削った後、外部
    電極(14)を形成することを特徴とするチップ状回路
    部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 チップ状部品素体(13)をラップ研磨
    により削ることを特徴とする請求項3または4に記載の
    チップ状回路部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 チップ状部品素体(13)をバレル研磨
    により削ることを特徴とする請求項3または4に記載の
    チップ状回路部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 チップ状部品素体(13)の側面を、セ
    ラミック層の積層方向及びそれと直行する方向の双方で
    削ることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載のチ
    ップ状回路部品の製造方法。
  8. 【請求項8】 チップ状部品素体(13)の側面を削る
    ことにより、チップ状回路部品の外部電極(14)間の
    抵抗値を調整することを特徴とする請求項3〜7の何れ
    かに記載のチップ状回路部品の製造方法。
  9. 【請求項9】 一部のチップ状部品素体(13)に一対
    の外部電極(14)を形成し、その外部電極(14)の
    間で抵抗値を測定し、その抵抗値により他のチップ状部
    品素体(13)の削る量を決定することを特徴とする請
    求項3〜8の何れかに記載のチップ状回路部品の製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256005A (ja) * 1997-03-10 1998-09-25 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
JP2004507069A (ja) * 1999-07-06 2004-03-04 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 低容量多層バリスタ
JP2008547213A (ja) * 2005-06-20 2008-12-25 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 低減された寄生容量を備えた電気的多層構成素子
JP2017175011A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Tdk株式会社 Ntcサーミスタ素子

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JP2008547213A (ja) * 2005-06-20 2008-12-25 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 低減された寄生容量を備えた電気的多層構成素子
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