JPH10222558A - 農産物分荷業務の支援システム - Google Patents

農産物分荷業務の支援システム

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JPH10222558A
JPH10222558A JP2404697A JP2404697A JPH10222558A JP H10222558 A JPH10222558 A JP H10222558A JP 2404697 A JP2404697 A JP 2404697A JP 2404697 A JP2404697 A JP 2404697A JP H10222558 A JPH10222558 A JP H10222558A
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Yoshimasa Aikawa
義政 愛川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】農産物の各生産者からの集荷量、集荷時期が不
安定なものであっても、適確な農産物の分荷の決定が行
えるような農産物分荷業務の支援システムを提供するこ
とである。 【解決手段】出荷先毎に農産物の出荷予定量及びその出
荷予定時期をまとめた出荷予定データベースと、農産物
の入荷量及び入荷時期を表す入荷データを取得する入荷
データ取得手段と、入荷データが表す各生産者からの入
荷量の総計と出荷予定データベース内の各出荷先の出荷
予定量の総計とに差がある場合、所定のアルゴリズムに
従って各出荷先毎の出荷調整量を演算する出荷量調整量
手段と、各出荷先の出荷調整量に基づいて上記出荷予定
データベースの対応する出荷予定量を更新する出荷予定
量更新手段とを有するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農産物分荷業務の
支援システムに係り、詳しくは、農産物の出荷先、その
出荷先毎の出荷量等を決定する業務を支援するシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】農産物の出荷団体等は、生産者から集荷
した農産物を市場や量販店(以下、市場等という)に出
荷するための業務が行っている。このような業務におい
て、農産物の出荷先及びその出荷量等を決定するアルゴ
リズムは特に決められておらず、市場等からの月毎、年
毎等の予約量に対して生産者から集荷された農産物を経
験的な手法に従って振り向けるだけのものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、農産物の収穫
量、収穫時期は気象状況等に影響を受けて安定的なもの
ではなく、市場等の希望する入荷量と入荷時期がその農
産物の生産者からの集荷量(収穫量)とその集荷時期に
一致するとは限らない。そのような場合、生産者から集
荷した農産物をどのように市場等に分荷するかは全く分
荷担当者の意思のみで決定されており、適確な農産物の
分荷を行うことが難しい。
【0004】そこで、本発明の課題は、農産物の各生産
者からの集荷量、集荷時期が不安定なものであっても、
適確な農産物の分荷の決定が行えるような農産物分荷業
務の支援システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る農産物分荷業務の支援システムは、請
求項1に記載されるように、出荷先毎に農産物の出荷予
定量及びその出荷予定時期をまとめた出荷予定データベ
ースと、各生産者からの農産物の入荷量及び入荷時期を
表す入荷データを取得する入荷データ取得手段と、入荷
データ取得手段にて取得された入荷データが表す各生産
者からの入荷量の総計と出荷予定データベース内の各出
荷先の出荷予定量の総計とに差がある場合、所定のアル
ゴリズムに従って各出荷先毎の出荷調整量を演算する出
荷量調整手段と、出荷量調整手段にて演算された各出荷
先の出荷調整量に基づいて上記出荷予定データベースの
対応する出荷予定量を更新する出荷予定量更新手段とを
有するように構成される。
【0006】上記入荷データ取得手段は、農産物の作付
け前や作付け後比較的初期の段階では、入荷量や入荷時
期の推定値を入荷データとして取得することができ、ま
た、農産物の収穫直前や、収穫後生産者が実際に農産物
を出荷するまでの間では、各生産者からの入荷予定量や
入荷予定時期を入荷データとして取得することができ
る。更に、この入荷データ取得手段は、各生産者から農
産物が実際に入荷されたときその実際の入荷量及び入荷
日を入荷データとして取得することができる。
【0007】なお、上記各量(入荷予定量、出荷予定
量、出荷調整量等)は、農産物を梱包したケースの数量
や農産物の重量等で表すことができる。上記入荷データ
取得手段が入荷量及び入荷時期の推定値を入荷データと
して取得できるようにするという観点から、本発明は、
請求項2に記載されるように、上記農産物分荷業務の支
援システムにおいて、更に、所定の生産者単位毎に農産
物の入荷予定量及びその入荷予定時期をまとめた生産者
データベースと、所定の生産者単位毎に入荷予定量及び
その入荷時期を所定の条件を用いて推定演算する入荷演
算手段と、入荷演算手段にて推定演算された入荷予定量
及び入荷時期に基づいて上記生産者データベースの入荷
予定量及び入荷予定時期を更新する入荷予定更新手段と
を備え、上記入荷データ取得手段が、生産者データベー
スの各生産者単位毎の入荷予定量及び入荷時期を入荷デ
ータとして取得するように構成することができる。
【0008】このような農産物分荷業務の支援システム
では、農産物の作付け前や作付け後初期の段階の段階に
おいて、入荷演算手段が所定の生産者単位毎に農産物の
入荷予定量及び入荷予定時期を推定演算する。この推定
演算は、当該農産物の前年度の生産実績、作付け面積、
作況指数、気象条件、病虫害指数等のうちの一または複
数の条件を用いて行うことができる。なお、入荷予定時
期は、当該支援システムが設置される、例えば、農産物
の出荷団体等に生産者から当該農産物が入荷される時期
(日、期間、月、季等)である。
【0009】上記推定演算を当該農産物の作付け前や作
付け後初期の段階において適宜行うと、その都度得られ
る当該農産物の入荷予定数及び入荷予定時期に基づいて
生産者データベースの入荷予定量及び入荷予定時期が更
新される。作付け後、時間の経過と共に作況指数、気象
条件、病虫害指数等の当該農産物の実際の作柄を表す情
報をより多く推定演算に反映できるようになり、実際の
入荷量及び入荷時期により近い入荷予定量及び入荷予定
量を演算できるようになる。
【0010】一方、出荷予定データベースには、各出荷
先(市場等)毎に農産物の出荷予定量とその出荷予定時
期がまとめられている。この出荷予定量及び出荷予定時
期の初期値として、例えば、前年の出荷実績値や各出荷
先との具体的な契約(注文)出荷量及び契約出荷時期が
用いられる。上記生産者データベースが更新される毎
に、その生産者データベースの各生産者単位毎の入荷予
定量及び入荷時期を入荷データとして入荷データ取得手
段が取得する。そして、その取得された入荷データが表
す各生産者単位の入荷予定量の総計と出荷予定データベ
ースの各出荷先の出荷予定量の総計とが比較される。そ
して、各生産者単位の入荷予定量の総計と各出荷先の出
荷予定量の総計とに差がある場合、所定のアルゴリズム
に従って、各出荷先毎の出荷調整量が演算される。この
アルゴリズムは、コスト重視、価格重視等の出荷戦略に
基づいて適宜定められる。
【0011】例えば、上記入荷予定量の総計が出荷予定
量の総計より大きい場合、即ち、入荷予定量が出荷予定
量を超える場合、その差を輸送コストの安価な出荷先
(より近い出荷先)に優先的に割り振ったり、当該農産
物の取引価格の高い出荷先(市場等)に優先的に割り振
ったり、あるいは、各出荷先に均等に割り振ったりし
て、各出荷先毎の出荷調整量が演算される。
【0012】また、例えば、上記入荷予定量の総計が出
荷予定量の総計より小さい場合、即ち、入荷予定量が出
荷予定量に満たない場合、輸送コストの高価な出荷先
(より遠い出荷先)から優先的に、当該農産物の取引価
格の低い出荷先から優先的に、あるいは、各出荷先から
均等に、その差がなくなるように予定出荷量を削減する
(出荷調整量を演算する)。
【0013】上記のような生産者データベースと出荷予
定データベースの更新を適宜繰り返す。上述したよう
に、農産物の作付け前や作付け後初期の段階において、
生産者データベースの更新を行うと、生産量の推定演算
に加味できる情報(作況指数、気象条件等)がしだいに
多くなり、実際の農産物の作付け前や作付け後初期の段
階であっても生産者データベースの各生産者単位毎の入
荷予定量と入荷予定時期は、実際の収穫量とその入荷時
期に比較的近いものとなり得る。そして、このような入
荷予定量に基づいて出荷予定データベースの各出荷先毎
の出荷予定量と出荷予定時期が更新されるので、その各
出荷先毎の出荷予定量と出荷予定時期は、実際の収穫量
とその入荷時期に比較的即したものとなる。従って、農
産物の作付け前や作付け後の初期の段階であっても、出
荷予定データベースの各出荷先毎の出荷予定量と出荷予
定時期に基づいて実際の出荷量及び時期の予想ができ
る。更に、その出荷予定量に基づいて各出荷先に対して
価格交渉等を適確に行うことが可能にもなる。
【0014】更に、農産物の収穫直前や、収穫後生産者
が実際に農産物を出荷するまでの間において、各生産者
からの入荷予定量や入荷予定時期に関する情報を得(電
話、書類、ファックス、端末間通信等)、その情報をシ
ステムに入力すると、入荷データ取得手段がその入荷予
定量や入荷予定時期を入荷データとして取得する。そし
て、その各生産者からの入荷予定量の総計と出荷予定デ
ータベース内の各出荷先毎の出荷予定量の総計とに差が
ある場合、上記と同様に、所定のアルゴリズムに従って
各出荷先毎の出荷調整量が演算される。この演算された
各出荷先毎の出荷調整量に基づいて出荷予定データベー
スの対応する出荷予定量が更新される。
【0015】上記のように農産物の収穫直前や、収穫後
生産者が実際に農産物を出荷するまでの間において各生
産者から得られる入荷予定量及び入荷予定時期は、実際
の入荷量及び入荷時期に更に近いものである。従って、
それに基づいて更新された出荷予定データベースの各出
荷先毎の出荷予定量及び出荷予定時期は更に実際の入荷
量及び入荷時期に即したものとなる。この出荷予定デー
タベースの各出荷先毎の出荷予定量及び出荷予定時期に
基づいて適確な出荷準備(輸送手段の最終的な確保、人
員の調整、分荷の手順等)が可能となる。
【0016】また更に、各生産者から農産物が実際に入
荷されたときにその実際の入荷量及び入荷日をシステム
に入力すると、入荷データ取得手段がその実際の入荷量
及び入荷日を入荷データとして取得する。そして、その
各生産者からの実際の入荷量の総計と出荷予定データベ
ース内の各出荷先毎の出荷予定量の総計とに差がある場
合、上記と同様に、所定のアルゴリズムに従って各出荷
先毎の出荷調整量が演算される。この演算された各出荷
先毎の出荷調整量に基づいた出荷予定データベースの対
応する出荷予定量の更新値に基づいて入荷された農産物
を各出荷先に分荷することができる。
【0017】各生産者からの実際の入荷量の総計と出荷
予定データベース内の各出荷先の出荷予定量との総計と
に差がない場合、出荷予定データベース内の各出荷先の
出荷予定量に基づいて入荷された農産物を各出荷先に分
荷することができる。上記のような農産物分荷業務の支
援システムにおいて、輸送コスト及び市況価格条件を加
味してより有利な条件での出荷調整量を決めることがで
きるという観点から、本発明は、請求項3に記載される
ように、上記農産物分荷業務の支援システムにおいて、
更に、出荷先での農産物の取引数量及び価格を出荷先毎
にまとめた市況データベースと、出荷先毎に輸送手段別
のコスト及び輸送手段毎の農産物別の積載方法、積載重
量をまとめた輸送データベースとを有し、上記出荷調整
量演算手段が、上記市況データベース及び輸送データベ
ースを参照して輸送コスト及び市況価格条件を反映させ
た所定のアルゴリズムに従って各出荷先毎の出荷調整量
を演算する演算手段を有するように構成される。
【0018】また、更に、実際の出荷前により有利な条
件で輸送できるような輸送手段、人員の手配等ができる
という観点から、本発明は、請求項4に記載されるよう
に、上記市況データベースと輸送データベースとを有し
た農産物分荷業務の支援システムにおいて、更に、入荷
データ取得手段にて取得された入荷データが表す各生産
者からの入荷量の総計がが出荷予定データベース内の各
出荷先の出荷予定量の総計に等しい場合に、市況データ
ベースの情報及び輸送データベースを参照し、所望の輸
送コスト及び市況価格条件で出荷予定データベースに定
められた出荷予定量をその出荷予定時期に各出荷先に輸
送するための輸送方法を決める輸送方法決定手段を有す
るように構成することができる。
【0019】このように決められた輸送方法(トラッ
ク、鉄道、航空、船等の輸送手段、積載条件(温度、湿
度等の条件)、積載量等)に従って、実際の農産物の出
荷前に、運送業者に対して輸送手段、人員等の手配を行
うことができる。農産物の作付け前や作付け後比較的初
期の段階で上記輸送方法決定手段にて決定された輸送方
法に基づいて長期的な輸送計画、また、その輸送計画に
従った輸送コストの交渉を行うことができる。
【0020】農産物の収穫直前や、収穫後生産者が実際
に農産物を出荷するまでの間で上記輸送方法決定手段に
て決定された輸送方法に基づいて、輸送手段、人員等の
変更を行うことができる。更に、各生産者から農産物が
実際に入荷されたときに上記輸送方法決定手段にて決定
された輸送方法に基づいて、最終的な輸送手段、人員等
の変更を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の実施の一形態に係る農産
物分荷業務の支援システムは、図1に示すように構成さ
れる。図1において、データベースサーバ100と各ク
ライアント端末装置200(1)、200(2)及び2
00(3)がLAN300によって接続され、各クライ
アント端末装置200(1)、200(2)及び200
(3)からLAN300を介してデータベースサーバ1
00内の各種データベースの利用及び更新が行えるよう
になっている。また、データベースサーバ100は通信
網を介して外部データの取り込みが可能となっている。
なお、いずれかのクライアント端末装置を指す場合は単
に参照番号200を用いる。
【0022】データベースサーバ100には、市況デー
タベース、出荷予定データベース、生産者データベース
及び輸送データベースが構築されている。市況データベ
ースには、各市場毎に各農産物についての産地、規格、
品質、形状、色別の取引数量、価格の情報(市況デー
タ)がまとめられている。この市況データは通信網を介
して外部からデータベースサーバ100に取り込むこと
も、また、クライアント端末装置200にキーボード等
の入力ユニットを用いて直接入力された市況データをL
AN300を介してデータベースサーバ100に取り込
むことも可能である。
【0023】出荷予定データベースには、各市場等(出
荷先)毎に各農産物(品目)についての産地、規格、品
質、形状、色別の出荷予定数量、価格、納期(出荷予定
時期)等の情報がまとめられている。各市場等からの予
約発注があったときに、その予約数量、価格、納期が上
記各情報の初期値としてクライアント端末装置200に
入力されると、その情報がクライアント端末装置200
からからLAN300を介してデータベースサーバ10
0に提供される。そして、この出荷予定数量(初期値は
予約数量)、価格、納期(出荷予定時期)等の情報は、
各クライアント端末装置200(1)、200(2)及
び200(3)から更新することができる。
【0024】生産者データベースには、所定の生産者単
位毎(例えば、生産農家10戸毎)に各農産物(品目)
についての産地、規格、品質、形状、色別の入荷予定量
と入荷予定時期(生産者から当該システムが設置される
出荷団体等への入荷時期)がまとめられている。前年の
実績値、作付け面積からの推定値等がこれらの情報の初
期値として用いられる。クライアント端末装置200に
おいて種々の要因(気象要素、病害虫の発生)や作況指
数等に基づいて入荷予定数の推定演算が行われ、その推
定演算値に基づいて上記入荷予定量、入荷予定時期が更
新される。
【0025】輸送データベースには、市場等毎(出荷先
毎)の輸送手段別のコスト及び輸送手段毎の農産物別の
積載方法、積載重量等がまとめられている。ユーザはク
ライアント端末装置200を用いて適宜上記生産者デー
タベース及び出荷予定データベースの各情報の更新の作
業を行う。農産物の作付け前においては、例えば、図2
に示す手順で処理が行われる。
【0026】図2において、ユーザがクライアント端末
装置200に前年実績データ(品目別、等級別の出荷
量、品目別の作付け総面積)及び所定の生産者単位(例
えば、生産農家10戸)での品目別の作付け面積を入力
すると(S1)、 (品目別、等級別の出荷量)/(品目別の作付け総面
積)=a に従って作付け係数aが演算される。なお、等級別の出
荷量は各生産者単位からの出荷量である。更に、 (作付け面積)×(作付け係数a)=(A) に従って各生産者単位毎の入荷予定量(A)(入荷数量
推定値)の推定演算がなされる(S2)。そして、ユー
ザがクライアント端末装置200に各品目の作付け時期
を入力すると、その品目の生育期間から収穫時期(入荷
予定時期)が演算される(S3)。このように演算され
た各生産者単位毎の入荷予定量(A)と入荷予定時期が
クライアント端末装置200からデータベースサーバ1
00に転送され、その各生産者単位毎の入荷予定量
(A)及び入荷予定時期がデータベースサーバ100内
に構築される生産者データベースに格納される(S
5)。
【0027】なお、品目別の収量指数(単位面積当りの
収穫量)が既知である場合(県別に設定されている)、
その収量指数を用い、 (品目別作付け面積)×(品目別収量指数)=A に従って入荷予定量(A)を演算することもできる(S
4)。また、収穫時期(入荷予定時期)は、ユーザがキ
ーボード等を用いてクライアント端末装置200に直接
入力することもできる。
【0028】一方、このシステムが設置される出荷団体
と出荷先である市場等との間の交渉で決定された各品目
の出荷予約がある場合、その出荷予約量(B)及び出荷
予約時期をユーザはクライアント端末装置200に入力
する(S10)。また、このような出荷予約がない市場
等については、前年の出荷実績量及びその実績出荷時期
がクライアント端末装置200に入力される。このよう
にクライアント端末装置200に入力された各出荷先毎
の出荷予約量または出荷実績量及び出荷予約時期または
実績出荷時期がデータベースサーバ100に転送され
る。そして、これらの出荷量及び出荷時期が、当該デー
タベースサーバ100に構築される出荷予定データベー
スに出荷予定数量(B)及び出荷予定時期として格納さ
れる(S11)。
【0029】なお、各市場等毎に各品目の出荷分配指数
(b)(最大100%)を設定し、例えば、前年実績に
基づいて、 (全体出荷予定数量(前年実績出荷総量))×(出荷配
分率b)/100=(B) に従って各市場等(出荷先)に対する出荷予定数量
(B)を演算することもできる(S12)。
【0030】またなお、この各市場等毎の出荷予定数量
(B)は、市況傾向、市場戦略等を検討してユニークな
値に設定することもできる。上記のようにして生産者デ
ータベース及び出荷予定データベースに各情報が格納さ
れた後に、クライアント端末装置200は、各データベ
ースから各生産者単位毎の入荷予定数量(A)及び各市
場等毎の出荷予定数量(B)を読みだす。そして、入荷
予定数量の総量(”A”)と出荷予定数量の総量(”
B”)とが比較され、その結果が例えばクライアント端
末装置200のディスプレイユニットに表示される。
【0031】その比較結果が、入荷予定数量の総量(”
A”)が出荷予定の総量(”B”)より小さい場合(”
A”<”B”;C1)、各生産者単位での作付け予定面
積の拡大等の作付け計画の変更を行い、再度各生産者単
位毎の入荷予定数量(An)を演算する。そして、入荷
予定数量の総量(”A”)が出荷予定の総量(”B”)
以上(”A”≧”B”)となるまで作付け予定面積の拡
大等を行う。
【0032】また、このような作付け計画の変更ができ
ない場合(S13)、入荷予定数量の総量(”A”)が
出荷予定数量の総量(”B”)より大きくなるよう
に(”A”>”B”)、各市場等毎(出荷先毎)の出荷
予定数量(B)の値を変更する。また、入荷予定数量の
総量(”A”)が出荷予定数量の総量(”B”)を超え
ている場合(”A”>”B”;C2)、”A”=”B”
の条件が成立する(C3)ように各市場等毎の出荷予定
数量(B)の再演算を行う。このとき、上記のように出
荷分配指数(b)が決まっていれば、全体出荷量の値を
調整し、”A”=”B”の条件が成立するように各市場
等毎の出荷予定数量(B)の再演算を上記式 (全体出荷予定量(前年実績出荷総量))×(出荷配分
率b)/100=(B) に従って行う(S12)。
【0033】更に、このような出荷配分指数(b)が決
まっていなければ、入荷予定数量の総量(”A”)と出
荷予定数量の総量(”B”)との差を各市場等に配分す
る処理(出荷配分処理)が行われる(S14)。この出
荷配分処理のアルゴリズムは、市場戦略等を考慮して予
め決められている。なお、この出荷配分処理のアルゴリ
ズムについては後述する。
【0034】上記のようにして各生産者単位毎の入荷予
定数量(A)及び各市場等毎の出荷予定数量(B)が演
算されると、クライアント端末装置200からそれらの
情報がデータベースサーバ100に転送され、それらの
情報に基づいて生産者データベースの各生産者単位毎の
入荷予定数量(A)及び出荷予定データベースの各市場
等毎の出荷予定数量(B)が更新される(S5、S1
1)。
【0035】このように作付け前に更新される生産者デ
ータベース及び出荷予定データベースの情報に基づいて
作付け予定面積の修正が行えると共に、各市場等毎の大
まかな出荷予定数量及び出荷予定時期を把握することが
できる。また、生産者データベースの入荷予定数量に基
づいて各生産農家での物的(農業機械、農業生産資材の
購入等)、人的(アルバイト等)な計画を立てることが
可能となる。
【0036】農産物の作付け後、農産物の実際に予想さ
れる作柄に基づいて生産者データベース及び出荷予定デ
ータベースの更新を行うことができる。例えば、図3に
示す手順に従って、各生産者単位毎の入荷予定数量(A
n)が演算される。図3において、各地における各農産
物の気象要素(冷害、日照時間、気温、降水量等)の係
数X1及びその他病害虫指数X2が設定されている場合
(S21)、それらの係数をクライアント端末装置20
0に入力すると(C11、C12)、 (X1)×(X2)=(X3) に従って作況指数X3が演算される(S22)。そして
更に、データベースサーバ100の生産者データベース
から対応する生産者単位の入荷予定数量(A)が読みだ
され、 (A)×(X3)=(An) に従って新たな入荷予定数量(An)が演算される(S
23)。
【0037】また、各地における各農産物の作況指数X
3が専門家によって設定されている場合(S21)、そ
の作況指数X3を用いて、上記のように生産者データベ
ースから読みだした入荷予定数量(A)から (A)×(X3)=(An) に従って新たな入荷予定数量(An)が演算される(S
24)。
【0038】上記のように演算された入荷予定数量(A
n)に基づいて生産者データベースの対応する生産者単
位の入荷予定数量が更新される(図2におけるS5)。
そして、生産者データベースの各生産者単位毎の入荷予
定数量が上記のように作況指数に基づいて更新される
と、その更新後の各生産者単位毎の入荷予定数量の総量
(”A”)と出荷予定データベースの各市場等毎の出荷
予定数量の総量(”B”)との差に基づいて、上述した
手順(図2のS10乃至S14参照)に従って出荷予定
データベースの各市場等毎の出荷予定数量が更新され
る。
【0039】このように作況指数に基づいて更新された
生産者データベースの各生産者単位毎の入荷予定数量と
入荷予定時期は、現実に入荷されるであろう農産物の入
荷量と入荷時期に比較的近いものとなる。従って、この
入荷予定数量に基づいて更に更新された出荷予定データ
ベースの各市場等毎の出荷予定数量も現実の農産物の入
荷量に比較的即したものとなる。従って、出荷予定デー
タベースの各市場等毎の出荷予定量に基づいて農産物の
大まかな輸送計画を立てることができ、また、その輸送
計画に従った輸送手段、人員等の予約交渉を運送会社と
の間で行うことができる。
【0040】更に、農産物の各市場等への出荷日の約1
週間から1か月前の時期に、各生産者単位毎に対象とな
る農産物の出荷予想量(出荷団体への入荷予定数量)の
報告を受ける。この報告は、電話、ファックス、コンピ
ュータ端末とクライアント端末装置200との通信等の
手法で行うことができる。このように報告された各生産
者単位毎の入荷予定数量をクライアント端末装置200
に入力すると、例えば、図4に示す手順に従って処理が
行われる。
【0041】図4において、入力された各生産者毎の入
荷予定数量(A2)がクライアント端末装置200内部
において取得される(S30)。そして、この取得され
た各生産者毎の入荷予定数量(A2)の総計(”A
2”)と出荷予定データベースの各市場等毎の出荷予定
数量の総計(”Bn”)とが比較される。上記入荷予定
数量(A2)の総計(”A2”)と出荷予定量の総
計(”Bn”)が等しい場合((”A2”)=(”B
n”);C21)、出荷シミュレーション処理が行われ
る(S31)。
【0042】出荷シミュレーション処理では、データベ
ースサーバ100内の輸送データベース及び市況データ
ベースを参照して、輸送コスト及び市況価格が最適とな
る条件で出荷予定データベースに定められた出荷予定量
をその出荷予定時期に各市場等に輸送するための輸送方
法が決められる(例えば、線形計画法に従って)。輸送
方法は、いつ(出荷日)、どのような手段(輸送手段)
で、どのような積載状態で輸送するかという情報を含み
得る。輸送手段には、航空機、船舶、鉄道コンテナ、ト
ラック等を含む。
【0043】このような出荷シミュレーション処理によ
り得られた輸送方法にて、運送会社への輸送手段、人員
等の手配が行われる。一方、上記入荷予定量(A2)の
総計(”A2”)と出荷予定量の総計(”Bn”)がこ
となる場合((”A2”)>(”Bn”)または(”A
2”)<(”Bn”);C22)、出荷配分処理が行わ
れる(S32)。
【0044】例えば、入荷予定量の総計(”A”)が出
荷予定量の総計(”Bn”)より大きい場合((”A
2”)>(”Bn”))、出荷配分処理では、それらの
差((”A2”)−(”Bn”))が各市場等の配分
(出荷調整量)される。その配分のアルゴリズムは、輸
送コストができるだけ低く、かつ、市場価格の高い市場
により多く配分されるように予め決められる。従って、
その配分量(出荷調整量)は、データベースサーバ10
0内の輸送データベース及び市況データベースを参照し
て演算される。
【0045】また、入荷予定量の総計(”A”)が出荷
予定量の総計(”Bn”)より小さい場合((”A
2”)<(”Bn”))、出荷配分処理では、それらの
差((”Bn”)−(”A2”))が各市場等の差し引
き量として配分(出荷調整量)される。その配分のアル
ゴリズムは、輸送コストができるだけ高く、かつ、市場
価格の低い市場により多く差し引き量が配分されるよう
に予め決められる。この差し引き量は、データベースサ
ーバ100内の輸送データベース及び市況データベース
を参照して演算される。
【0046】このように各市場等への配分量、または各
市場等からの差し引き量(出荷調整量)が決められる
と、その配分量または差し引き量に基づいて出荷データ
ベースの各市場等毎の出荷予定量及び出荷予定時期が更
新される。そして、その更新された出荷データベースの
各市場等毎の出荷予定量及び出荷予定時期を用いて上述
した出荷シミュレーション処理(S31)が行われる。
【0047】更に、農産物の各市場等への出荷日の前日
に、各生産者単位毎に対象となる農産物の出荷予想量
(出荷団体への入荷予定量)の報告を受ける。この報告
される入荷予定量は実際の入荷量と略同じものである
(多少の増減はありうる)。このように報告された各生
産者単位毎の入荷予定量をクライアント端末装置200
に入力すると、例えば、図5に示す手順に従って処理が
行われる。
【0048】図5において、入力された各生産者毎の入
荷予定量(A3)がクライアント端末装置200内部に
おいて取得される(S40)。そして、この取得された
各生産者毎の入荷予定量(A3)の総計(”A3”)と
出荷予定データベースの各市場等毎の出荷予定量の総計
(”Bn”)とが比較される。上記入荷予定量(A3)
の総計(”A3”)が出荷予定量の総計(”Bn”)よ
り大きい場合((”A3”)>(”Bn”);C3
1)、上述した出荷配分処理(S41)及び出荷シミュ
レーション処理が行われる(S42)。なお、入荷容量
が出荷予定量よりとくに多くても構わない場合(差が僅
かである等)、特に出荷配分処理を行うことなく、出荷
データベースの出荷予定量、出荷予定時期を用いて出荷
シミュレーション処理が行われる(S42)。
【0049】一方、上記入荷予定量(A3)の総計(”
A3”)が出荷予定量の総計(”Bn”)より小さい場
合((”A3”)<(”Bn”);C32)、上述した
出荷配分処理(S43)及び出荷シミュレーション処理
が行われる(S44)。この場合、出荷配分処理では、
各出荷先の差し引き量が演算され、その差し引き量に基
づいて出荷予定データベースの各市場毎の出荷予定量が
更新される。
【0050】また、上記入荷予定量(A3)の総計(”
A3”)と出荷予定量の総計(”Bn”)が等しい場合
((”A2”)=(”Bn”);C33)、出荷シミュ
レーション処理が行われる(S44)。上記出荷シミュ
レーション処理により得られた輸送方法に基づいて、運
送会社に対して最終的な輸送手段や人員の報告、修正等
がなされる。
【0051】更にまた、更に、農産物の各市場等への出
荷日の当日に、各生産者単位毎の実際の入荷量をクライ
アント端末装置200に入力すると、例えば、図6に示
す手順に従って処理が行われる。図6において、入力さ
れた各生産者毎の入荷量(A4)がクライアント端末装
置200内部において取得される(S50)。そして、
この取得された各生産者毎の入荷量(A4)の総計(”
A4”)と出荷予定データベースの各市場等毎の出荷予
定量の総計(”Bn”)とが比較される。上記入荷予定
量(A4)の総計(”A4”)が出荷予定量の総計(”
Bn”)より大きい場合((”A4”)>(”B
n”);C41)、上述した出荷配分処理(S51)及
び出荷シミュレーション処理が行われる(S52)。
【0052】この出荷シミュレーション処理では、輸送
方法の決定と共に、その輸送方法に基づいて最終出荷指
示リスト(どの市場等に、どの農産物を、どれだけ、ど
の輸送手段を用いて輸送するか等が指示されたリスト)
が出力される。そして、その出荷指示リストに基づいて
送り状等が作成される(S53)。例えば、その作成さ
れたリストは、更に、市場等や輸送会社等にファックス
により送信される。
【0053】分荷の作業者は、上記のように出力された
最終出荷指示リストに従って入荷した農作物を各市場等
に分荷し、その分荷された農作物が送り状と共に各市場
等毎に決定された輸送手段に積載される。上記入荷予定
量(A4)の総計(”A4”)が出荷予定量の総計(”
Bn”)以下場合((”A4”)≦(”Bn”);C4
2)、特に出荷配分処理が行われることなく上記出荷シ
ミュレーション処理のみがが行われる(S52)。
【0054】なお、上記入荷予定量(A4)の総計(”
A4”)が出荷予定量の総計(”Bn”)より小さい場
合((”A4”)≦(”Bn”))は、実際の入荷量を
各市場等毎の出荷予定量の割合で配分した量を実際の各
市場等毎の出荷量として出荷シミュレーション処理が行
われる。上述したようなシステムによれば、作付け前、
作付け後の初期段階、出荷日の1週間から1か月前の時
期、出荷日の前日の各段階において、各生産者単位毎の
入荷予定量及び入荷予定時期と各市場等毎の出荷予定量
及び出荷予定時期を更新して実際の入荷量と入荷時期に
できるだけ近い状態の情報を各データベースに格納して
いる。従って、これら各段階において、適確な出荷予想
のもとに、作付け面積の計画ができると共に、輸送コス
ト、市場価格等を考慮した農産物の各市場等への配分、
更に、輸送手段、人員の確保ができる。そして、出荷日
当日には、最終的に更新された出荷予定量に基づいて入
荷された農産物を適確に分荷することができる。
【0055】上述した例において、当システムをデータ
ベースサーバ100とLANを介して接続されたクライ
アント端末装置200にて構成しているが、これらの構
成は、種々変更することができる。農産物分荷業務の支
援システムにおいて全体または部分的な構成、処理内
容、処理順序、各データベースの構成、内容等は、本発
明の主旨に沿って適宜変更することができる。
【0056】
【発明の効果】以上、説明してきたように、各請求項に
記載される本発明によれば、入荷データ入力手段が、農
産物の作付け前や作付け後比較的初期の段階において、
入荷量や入荷時期の推定値を入荷データとして入力し、
また、農産物の収穫直前や、収穫後生産者が実際に農産
物を出荷するまでの間では、各生産者からの入荷予定量
や入荷予定時期を入荷データとして入力し、更に、各生
産者から農産物が実際に入荷されたときその実際の入荷
量及び入荷日を入荷データとして入力することにより、
出荷予定データベースの各出荷先毎の出荷予定量及び出
荷予定時期が、各段階をおうごとに実際に生産者から入
荷されるであろう農産物の入荷量に近づいてゆく。従っ
て、実際に農産物が入荷したときに、最終的な出荷予定
データベースの各出荷先毎の出荷予定量に従って、その
入荷した農産物を適確に分荷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る農産物分荷業務の支
援システムの基本構成を示す図である。
【図2】農産物の作付け前における支援システムの処理
の手順を示すフローチャートである。
【図3】作況指数に基づいて各生産者単位毎の入荷予定
量を更新する処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】出荷前の段階における支援システムの処理の手
順を示すフローチャート(その1)である。
【図5】出荷前の段階における支援システムの処理の手
順を示すフローチャート(その2)である。
【図6】出荷当日における支援システムの処理の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 データベースサーバ 200、200(1)、200(2)、200(3)
クライアント端末装置 300 LAN

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出荷先毎に農産物の出荷予定量及びその出
    荷予定時期をまとめた出荷予定データベースと、 各生産者からの農産物の入荷量及び入荷時期を表す入荷
    データを取得する入荷データ取得手段と、 入荷データ取得手段にて取得された入荷データが表す各
    生産者からの入荷量の総計と出荷予定データベース内の
    各出荷先の出荷予定量の総計とに差がある場合、所定の
    アルゴリズムに従って各出荷先毎の出荷調整量を演算す
    る出荷量調整手段と、 出荷量調整手段にて演算された各出荷先の出荷調整量に
    基づいて上記出荷予定データベースの対応する出荷予定
    量を更新する出荷予定量更新手段とを有する農産物分荷
    業務の支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の農産物分荷業務の支援シス
    テムにおいて、 更に、所定の生産者単位毎に農産物の入荷予定量及びそ
    の入荷予定時期をまとめた生産者データベースと、 所定の生産者単位毎に入荷予定量及びその入荷時期を所
    定の条件を用いて推定演算する入荷演算手段と、 入荷演算手段にて推定演算された入荷予定量及び入荷時
    期に基づいて上記生産者データベースの入荷予定量及び
    入荷予定時期を更新する入荷予定更新手段とを備え、 上記入荷データ取得手段が、生産者データベースの各生
    産者単位毎の入荷予定量及び入荷時期を入荷データとし
    て取得するようにした農産物分荷業務の支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の農産物分荷業務の
    支援システムにおいて、 更に、出荷先での農産物の取引数量及び価格を出荷先毎
    にまとめた市況データベースと、 出荷先毎に輸送手段別のコスト及び輸送手段毎の農産物
    別の積載方法、積載重量をまとめた輸送データベースと
    を有し、 上記出荷量調整量手段が、上記市況データベース及び輸
    送データベースを参照して輸送コスト及び市況価格条件
    を反映させた所定のアルゴリズムに従って各出荷先毎の
    出荷調整量を演算する演算手段を有する農産物分荷業務
    の支援システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の農産物分荷業務の支援シス
    テムにおいて、 更に、入荷データ取得手段にて取得された入荷データが
    表す各生産者からの入荷量の総計が出荷予定データベー
    ス内の各出荷先の出荷予定量の総計に等しい場合に、市
    況データベースの情報及び輸送データベースを参照し、
    所望の輸送コスト及び市況価格条件で出荷予定データベ
    ースに定められた出荷予定量をその出荷予定時期に各出
    荷先に輸送するための輸送方法を決める輸送方法決定手
    段を有する農産物分荷業務の支援システム。
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