JPH10222163A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH10222163A
JPH10222163A JP9035495A JP3549597A JPH10222163A JP H10222163 A JPH10222163 A JP H10222163A JP 9035495 A JP9035495 A JP 9035495A JP 3549597 A JP3549597 A JP 3549597A JP H10222163 A JPH10222163 A JP H10222163A
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Kazunori Matsuda
寿徳 松田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で意図通りのクレッシェンド及び
デクレッシェンドの編集を行う機能を持つことにより、
自由度の高い編集を効率よく行うことができる自動演奏
装置を提供する。 【解決手段】 クレッシェンド及びデクレッシェンドの
編集の際、指定手段6により、目標値及びカーブが指定
される。編集手段2は、編集対象自動演奏データの任意
の編集部分における音の強弱が、指定手段6で指定され
た目標値に向かって徐々に強くなるように又は弱くなる
ように、上記編集部分に存在するベロシティ情報等の所
定情報を編集する。また、編集手段2は、このときの音
の強弱の変化が指定手段6で指定されたカーブに従うよ
うに編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動演奏装置に関
し、特に、自動演奏データの任意の部分にクレッシェン
ドやデクレッシェンドを付加する編集機能を有する自動
演奏装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子キーボードや電子ピアノ
等の電子楽器と一体的或いは別体に設けられ、RAM
(Ramdom Access Memory)等の内部記憶装置に記憶され
た自動演奏データに基づいて自動演奏を行う自動演奏装
置が知られている。
【0003】一般に、ある1曲を自動演奏するための自
動演奏データは、例えば、図19に示すように、リズム
パート、コードパート、メロディパート等、16パート
の自動演奏データPart 1〜Part 16から構成されて
いる。そして、自動演奏データPart 1〜Part 16
は、各々のパートを演奏するためのキー番号やベロシテ
ィ情報等を含む音符(ノート)データ、音色番号等を含
む音色データ、ボリューム値等を含むボリュームデータ
等、様々な情報を含んでいる。
【0004】そこで、上述のような自動演奏データPar
t 1〜Part 16に含まれる各種の情報を、装置に設け
られた操作パネルを操作することで変更(編集)して、
所望のパートの音色等を編集する等、様々な編集機能を
有する自動演奏装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動演奏装置は、上述のような様々な編集機能を持って
いても、音の強弱を次第に強くするためのクレッシェン
ドや、音の強弱を次第に弱くするためのデクレッシェン
ドを、自動演奏データの任意の部分に後から付加する編
集を行うことができなかった。すなわち、自動演奏デー
タの任意の部分にクレッシェンドやデクレッシェンドを
後から付加する編集機能を有する自動演奏装置はなかっ
た。
【0006】仮に、従来の自動演奏装置で自動演奏デー
タの任意の部分にクレッシェンドやデクレッシェンドを
後から付加しようとすると、その任意の部分に存在する
ボリュームデータ或いは音符データのベロシティ情報等
を、意図する強弱に対応させて細かく設定する必要があ
る。例えば、徐々に強くなるように、ボリュームデータ
を細かく設定する必要がある。このような作業は、非常
に面倒な作業であり、編集作業の効率も悪い。
【0007】上述のように、従来の自動演奏装置は、自
動演奏データの任意の部分にクレッシェンドやデクレッ
シェンドを後から付加する編集機能を持っていなかった
ため、自由度の高い編集を行うことができなかった。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、簡単な操作で意図通りのクレッ
シェンド及びデクレッシェンドの編集を行う機能を持つ
ことにより、自由度の高い編集を効率よく行うことがで
きる自動演奏装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、パート毎
に予め記憶した自動演奏データの指定された編集部分に
クレッシェンドやデクレッシェンドを付加する編集機能
を有する自動演奏装置であって、上記編集部分にクレッ
シェンドを付加するかデクレッシェンドを付加するかを
指定する指定手段と、上記指定手段の指定情報に基づい
て上記編集部分に含まれる所定情報を編集する編集手段
とを備えることを特徴とする自動演奏装置。第2の発明
は、上記第1の発明において、上記指定手段は、音の強
弱が最終的に到達すべき目標値を指定し、上記編集手段
は、上記編集部分での音の強弱が上記指定手段で指定さ
れた目標値に向かって徐々に到達するように上記所定情
報を編集することを特徴とする。第3の発明は、上記第
2の発明において、上記目標値に到達するまでの音の強
弱の変化を示すカーブを複数パターン記憶した記憶手段
を備え、上記指定手段は、上記記憶手段に記憶された複
数のカーブから任意のカーブを指定し、上記編集手段
は、上記指定手段で指定されたカーブに従って上記編集
部分での音の強弱が上記目標値に向かって徐々に到達す
るように上記所定情報を編集することを特徴とする。第
4の発明は、上記第1の発明において、上記所定情報
は、ベロシティ情報、ボリューム情報及びエクスプレッ
ション情報のうちの何れか1つの情報を含むことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0011】本発明に係る自動演奏装置は、例えば、図
1に示すような自動演奏装置100に適用される。
【0012】この自動演奏装置100は、自動演奏デー
タの任意の部分にクレッシェンドやデクレッシェンドを
後から付加する編集機能(以下、この機能を単に編集機
能と言う)を有するものであり、上記図1に示すよう
に、データバスやアドレスバス等のバスライン1に接続
されたCPU(Central Processing Unit )2、ROM
(Read Only Memory)3、RAM(Ramdom Access Memo
ry)4及び音源回路7を備えており、CPU2、ROM
3、RAM4及び音源回路7は各々バスライン1により
相互にデータの送受信が行われるようになされている。
また、CPU2には、外部インターフェース回路(外部
I/F)5と操作パネル6が接続されている。さらに、
音源回路7には増幅器8が接続され、増幅器8にはスピ
ーカ9が接続されている。
【0013】まず、CPU2は、ROM3に格納された
種々のプログラムに従って装置全体の動作制御を行う。
例えば、CPU2は、操作パネル6のスキャン処理を行
って、その操作パネル6の操作に応じて後述する各処理
を実行する。
【0014】ROM3には、CPU2の各種の処理プロ
グラムや、楽音波形データ等が格納されている。
【0015】RAM4は、CPU2の各種処理の実行過
程において各種の情報を一時記憶したり、各種処理の結
果得られた情報を記憶したりする領域を有するメモリで
ある。また、RAM4には、上記図19に示したような
自動演奏データが複数曲分格納されている。
【0016】外部I/F5は、例えば、MIDIインタ
ーフェースから構成される。この外部I/F5は、自動
演奏装置と外部機器との接続規格であるMIDI(Musi
calInstrument Digital Interface)規格により、この
自動演奏装置100と図示していない外部機器との間で
情報の授受を行う。これにより、CPU2でRAM4に
格納されている自動演奏データを外部出力して、外部機
器で自動演奏を行うようにすることも可能である。
【0017】操作パネル6には、例えば、図2に示すよ
うに、操作パネル6上の各種操作子やスイッチ等により
設定された内容等を表示する表示器61が設けられてい
る。したがって、使用者は、この表示器61を見ながら
各種の操作や情報設定等を行うことができるようになさ
れている。また、操作パネル6には、上記各種操作子や
スイッチ等として、自動演奏の開始(プレイ)/終了
(ストップ)を指示するプレイ/ストップスイッチ62
と、どの曲を自動演奏するか又は編集するかを指示する
選曲スイッチ63と、編集処理の実行を指示する編集実
行スイッチ64と、編集を行う際の後述するカーブを指
定するカーブスイッチ65と、編集を行う際の後述する
到達率を指定する到達率スイッチ66と、どのパートを
編集するかを指示するパートスイッチ67と、編集を開
始する小節を指定する開始小節スイッチ68と、編集を
終了する小節を指定する終了小節スイッチ69とが設け
られている。
【0018】音源回路7は、CPU2により供給される
自動演奏データに基づいて、ROM3に格納されている
楽音波形データを読み出して加工し、図示していないデ
ィジタル/アナログ変換器でアナログの楽音信号を生成
して増幅器8に供給する。したがって、音源回路7で生
成された楽音信号が増幅器8で増幅された後、スピーカ
9から放音されることとなる。
【0019】つぎに、図3〜図14のフローチャートを
用いて、CPU2によって行われる自動演奏装置100
の動作について説明する。
【0020】この自動演奏装置100では、上記図3〜
図14のフローチャートに従ったプログラムがROM3
に予め格納されており、これらのプログラムをCPU2
が実行するようになされている。
【0021】上記図3はメイン処理であり、自動演奏装
置100が電源ON状態となると、このメイン処理が実
行される。
【0022】すなわち、CPU2は、装置全体の初期化
処理を行った後(ステップS301)、パネル処理(ス
テップS302)、自動演奏処理(ステップS30
3)、及び外部I/F5からの入力データ等に対する処
理(ステップS304)を順次行って、ステップS30
2のパネル処理に戻る。
【0023】また、上記自動演奏処理において自動演奏
を実行する場合、CPU2は、自動演奏する曲のテンポ
に応じたタイマを作成し、上記図4に示すようなタイマ
割込処理を実行する。これにより、自動演奏する曲のテ
ンポに応じた速さでタイマクロックがインクリメントさ
れる(ステップS401)。
【0024】上記図5は、上記図3のメイン処理で示し
たパネル処理(ステップS302)を具体的に示すフロ
ーチャートである。
【0025】このパネル処理では、先ず、CPU2は、
操作パネル6上のプレイ/ストップスイッチ62が押さ
れたか否かを判別する(ステップS501)。
【0026】ステップS501の判別の結果、プレイ/
ストップスイッチ62が押されている場合、CPU2
は、プレイ/ストップ処理を実行して(ステップS50
2)、次のステップS503の処理に進む。
【0027】ステップS501の判別の結果、プレイ/
ストップスイッチ62が押されていない場合、又はステ
ップS502のプレイ/ストップ処理の後、CPU2
は、操作パネル6上の選曲スイッチ63が押されたか否
かを判別する(ステップS503)。
【0028】ステップS503の判別の結果、選曲スイ
ッチ63が押されている場合、CPU2は、選曲処理を
実行して(ステップS504)、次のステップS505
の処理に進む。
【0029】ステップS503の判別の結果、選曲スイ
ッチ63が押されていない場合、又はステップS504
の選曲処理の後、CPU2は、操作パネル6上の編集実
行スイッチ64が押されたか否かを判別する(ステップ
S505)。
【0030】ステップS505の判別の結果、編集実行
スイッチ64が押されている場合、CPU2は、編集処
理を実行して(ステップS506)、次のステップS5
07の処理に進む。
【0031】ステップS505の判別の結果、編集実行
スイッチ64が押されていない場合、又はステップS5
06の編集処理の後、CPU2は、操作パネル6上のカ
ーブスイッチ65が押されたか否かを判別する(ステッ
プS507)。
【0032】ステップS507の判別の結果、カーブス
イッチ65が押されている場合、CPU2は、カーブ変
更処理を実行して(ステップS508)、次のステップ
S509の処理に進む。
【0033】ステップS507の判別の結果、カーブス
イッチ65が押されていない場合、又はステップS50
8のカーブ変更処理の後、CPU2は、操作パネル6上
の到達率スイッチ66が押されたか否かを判別する(ス
テップS509)。
【0034】ステップS509の判別の結果、到達率ス
イッチ66が押されている場合、CPU2は、到達率変
更処理を実行して(ステップS510)、次のステップ
S511の処理に進む。
【0035】ステップS509の判別の結果、到達率ス
イッチ66が押されていない場合、又はステップS51
0の到達率変更処理の後、CPU2は、操作パネル6上
のパートスイッチ67が押されたか否かを判別する(ス
テップS511)。
【0036】ステップS511の判別の結果、パートス
イッチ67が押されている場合、CPU2は、編集対象
パート変更処理を実行して(ステップS512)、次の
ステップS513の処理に進む。
【0037】ステップS511の判別の結果、パートス
イッチ67が押されていない場合、又はステップS51
2の編集対象パート変更処理の後、CPU2は、操作パ
ネル6上の開始小節スイッチ68が押されたか否かを判
別する(ステップS513)。
【0038】ステップS513の判別の結果、開始小節
スイッチ68が押されている場合、CPU2は、開始小
節変更処理を実行して(ステップS514)、次のステ
ップS515の処理に進む。
【0039】ステップS513の判別の結果、開始小節
スイッチ68が押されていない場合、又はステップS5
14の開始小節変更処理の後、CPU2は、操作パネル
6上の終了小節スイッチ69が押されたか否かを判別す
る(ステップS515)。
【0040】ステップS515の判別の結果、終了小節
スイッチ69が押されている場合、CPU2は、終了小
節変更処理を実行して(ステップS516)、上記図3
のメイン処理にリターンする。
【0041】ステップS515の判別の結果、終了小節
スイッチ69が押されていない場合には、CPU2は、
そのまま上記図3のメイン処理にリターンする。
【0042】上述のように、パネル処理では、操作パネ
ル6上の各スイッチ状態を検出して、その状態に基づい
て各種処理を行う。
【0043】上記図6は、上記図5のパネル処理で示し
たプレイ/ストップ処理(ステップS502)を具体的
に示すフローチャートである。
【0044】ここで、この自動演奏装置100では、例
えば、装置が自動演奏実行中であるか否かを示すプレイ
フラグが設けられており、このプレイフラグは、装置が
自動演奏実行中であるときには「1」に設定され、装置
が自動演奏実行中でないときには「0」に設定されるよ
うになされている。
【0045】そこで、このプレイ/ストップ処理では、
先ず、CPU2は、上記プレイフラグにより、装置が自
動演奏実行中であるか否かを判別する(ステップS60
1)。
【0046】ステップS601の判別の結果、装置が自
動演奏実行中である場合、CPU2は、上記プレイフラ
グを「0」にクリアして(ステップS604)、自動演
奏を終了させる処理(楽音を消去させる処理)を行う
(ステップS605)。
【0047】ステップS601の判別の結果、装置が自
動演奏実行中でない場合、CPU2は、上記プレイフラ
グを「1」にセットする(ステップS602)。そし
て、CPU2は、自動演奏を開始させる処理を行う(ス
テップS603)。具体的には、後述する選曲処理で得
られた曲番号に対応する自動演奏データの先頭のポイン
タをパート毎にセットして、上記図3に示した自動演奏
処理(ステップS303)を実行する。
【0048】上述のような自動演奏終了処理(ステップ
S605)又は自動演奏開始処理(ステップS603)
の後、CPU2は上記図5のパネル処理にリターンす
る。
【0049】上記図7は、上記図5のパネル処理で示し
た選曲処理(ステップS504)を具体的に示すフロー
チャートである。
【0050】ここで、この自動演奏装置100では、上
述したように複数曲分の自動演奏データがRAM4に記
憶されており、それらの曲のうちどの曲を自動演奏する
か、或いは、どの曲の自動演奏データを編集するかは、
選曲スイッチ63を押すことにより選択できるようにな
されている。そして、選曲スイッチ63が押される度
に、曲番号がインクリメントし、このときの曲番号が表
示器61に画面表示される。したがって、使用者は、表
示器61の画面で曲番号を確認しながら選曲スイッチ6
3を操作することで、所望の曲を選択できる。
【0051】そこで、この選曲処理では、先ず、CPU
2は、上述したプレイフラグにより、装置が自動演奏実
行中であるか否かを判別する(ステップS701)。
【0052】ステップS601の判別の結果、装置が自
動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記図
5のパネル処理にリターンする。
【0053】ステップS601の判別の結果、装置が自
動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに記
憶された曲番号を次の曲の番号に更新して(ステップS
702)、上記図5のパネル処理にリターンする。
【0054】上記図8は、上記図5のパネル処理で示し
た編集対象パート変更処理(ステップS512)を具体
的に示すフローチャートである。
【0055】ここで、この自動演奏装置100では、パ
ート毎に自動演奏データの編集を行うことができ、どの
パートの編集を行うかは、パートスイッチ67を押すこ
とにより選択できるようになされている。例えば、選曲
スイッチ63の操作により上述した選曲処理(ステップ
S504)が行われた結果、編集する曲番号が得られる
と、次にパートスイッチ67を操作することにより、そ
の編集する曲番号に対応した自動演奏データのどのパー
トの自動演奏データを編集するかを指定することができ
る。すなわち、パートスイッチ67が押される度に、編
集対象となるパートが、パート1、パート2、・・・へ
と順次変わり、現在どのパートが編集対象となっている
かの情報が表示器61に画面表示される。したがって、
使用者は、表示器61の画面で確認しながらパートスイ
ッチ67を操作することで、所望のパートを選択でき
る。
【0056】そこで、この編集対象パート変更処理で
は、先ず、CPU2は、上述したプレイフラグにより、
装置が自動演奏実行中であるか否かを判別する(ステッ
プS801)。
【0057】ステップS801の判別の結果、装置が自
動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記図
5のパネル処理にリターンする。
【0058】ステップS801の判別の結果、装置が自
動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに記
憶された編集対象パートを示す情報を次のパートを示す
情報に更新して(ステップS802)、上記図5のパネ
ル処理にリターンする。
【0059】上記図9は、上記図5のパネル処理で示し
た開始小節変更処理(ステップS514)を具体的に示
すフローチャートである。
【0060】ここで、この自動演奏装置100では、選
曲スイッチ63とパートスイッチ67を順次操作して、
上述した選曲処理(ステップS504)と編集対象パー
ト変更処理(ステップS512)が順次実行された結
果、編集する曲が決定し、その曲のどのパートを編集す
るかが決定した後、開始小節スイッチ68を押すことに
より、編集対象の自動演奏データにおいて、編集を開始
する小節を指定できるようになされている。すなわち、
開始小節スイッチ68が押される度に、小節番号が、
1、2、・・・へと順次変わり、現在の小節番号が表示
器61に画面表示される。したがって、使用者は、表示
器61の画面で確認しながら開始小節スイッチ68を操
作することで、間引き編集を開始したい小節を指定でき
る。
【0061】そこで、この開始小節変更処理では、先
ず、CPU2は、上述したプレイフラグにより、装置が
自動演奏実行中であるか否かを判別する(ステップS9
01)。
【0062】ステップS901の判別の結果、装置が自
動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記図
5のパネル処理にリターンする。
【0063】ステップS901の判別の結果、装置が自
動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに記
憶された開始小節番号を示す情報を次の小節の番号に更
新して(ステップS902)、上記図5のパネル処理に
リターンする。
【0064】上記図10は、上記図5のパネル処理で示
した終了小節変更処理(ステップS516)を具体的に
示すフローチャートである。
【0065】ここで、この自動演奏装置100では、上
述したようにして、開始小節スイッチ68により編集を
開始する小節が決定した後、終了小節スイッチ69を押
すことにより、編集を終了する小節を指定できるように
なされている。すなわち、終了小節スイッチ69が押さ
れる度に、小節番号が、1、2、・・・へと順次変わ
り、現在の小節番号が表示器61に画面表示される。し
たがって、使用者は、表示器61の画面で確認しながら
終了小節スイッチ69を操作することで、編集を終了し
たい小節を指定できる。これにより、例えば、上記図1
9に示すように、ある曲のパート2の自動演奏データP
art 2に対して、2小節n2 〜4小節n4にクレッシェ
ンドやデクレッシェンドを付加する編集を行うことを指
定できる。
【0066】そこで、この終了小節変更処理では、先
ず、CPU2は、上述したプレイフラグにより、装置が
自動演奏実行中であるか否かを判別する(ステップS1
001)。
【0067】ステップS1001の判別の結果、装置が
自動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記
図5のパネル処理にリターンする。
【0068】ステップS1001の判別の結果、装置が
自動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに
記憶された終了小節番号を示す情報を次の小節の番号に
更新して(ステップS1002)、上記図5のパネル処
理にリターンする。
【0069】尚、上述した開始小節変更処理(ステップ
S514)及び終了小節変更処理(ステップS516)
は、「開始小節番号」と「終了小節番号」が逆転しない
ようになされている。例えば、「開始小節番号≦終了小
節番号」の関係が常に成り立つようになされており、開
始小節番号と終了小節番号が同じ値に設定された場合に
は、その値の小節のみを編集することとする。
【0070】上記図11は、上記図5のパネル処理で示
した到達率変更処理(ステップS510)を具体的に示
すフローチャートである。
【0071】ここで、この自動演奏装置100では、上
述のようにして、選曲スイッチ63、パートスイッチ6
7、開始小節スイッチ68及び終了小節スイッチ69を
順次操作して、上述した選曲処理(ステップS50
4)、編集対象パート変更処理(ステップS512)、
開始小節変更処理(ステップS514)及び終了小節変
更処理(ステップS516)が順次実行された結果、編
集する曲が決定し、その曲のどのパートを編集するかが
決定し、さらにそのパートの自動演奏データのどの小節
を編集するかが決定した後、到達率スイッチ66を押す
ことにより、編集対象小節における音の強弱を指定でき
るようになされている。
【0072】ここで言う「到達率」とは、例えば、10
0%を基準として、200%が最も強く、0%が最も弱
いものとし、どの%値を目標に徐々に強くするか或いは
弱くするかを示すものとする。そして、「到達率」は1
0%刻みで指定することができるようになされている。
したがって、編集する小節にデクレッシェンドを付加し
たい場合には、到達率を「10%〜90%」の範囲内で
設定し、クレッシェンドを付加したい場合には、到達率
を「110%〜200%」の範囲内で設定し、音の強弱
に変化を持たせない場合(変更しない場合)には、到達
率を「100%」に設定すればよい。
【0073】図15は、上記図19に示した2小節n2
〜4小節n4 を編集する場合において、到達率を「15
0%」に設定した場合と「10%」に設定した場合の音
の強弱の変化を示したものである。到達率を「150
%」に設定した場合には、上記図15中の直線Aに示す
ように、150%を目標に徐々に音が強くなり、到達率
を「10%」に設定した場合には、上記図15中の直線
Bに示すように、10%を目標に徐々に音が弱くなるよ
うになされている。
【0074】尚、上記図15では、説明の簡単のため
に、音の強弱の変化を直線A,Bで示したが、このよう
な音の強弱の変化を示す直線A,Bについては後述す
る。
【0075】上述のような「到達率」を設定するのが到
達率スイッチ66であり、この到達率スイッチ66が押
される度に、「到達率」が10%刻みで、10、20、
・・・へと順次変わり、現在の到達率が表示器61に画
面表示される。したがって、使用者は、表示器61の画
面で確認しながら到達率スイッチ66を操作すること
で、所望の到達率を指定できる。
【0076】そこで、この到達率変更処理では、先ず、
CPU2は、上述したプレイフラグにより、装置が自動
演奏実行中であるか否かを判別する(ステップS110
1)。
【0077】ステップS1101の判別の結果、装置が
自動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記
図5のパネル処理にリターンする。
【0078】ステップS1101の判別の結果、装置が
自動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに
記憶された到達率を更新して(ステップS1102)、
上記図5のパネル処理にリターンする。
【0079】上記図12は、上記図5のパネル処理で示
したカーブ変更処理(ステップS508)を具体的に示
すフローチャートである。
【0080】ここで、この自動演奏装置100では、上
述した到達率変更処理(ステップS510)で到達率が
決定されると、その決定した到達率に達するまでの音の
強弱の変化、すなわち上記図15では直線AやBで示し
た変化を指定することができるようになされている。
【0081】例えば、ROM3には、上述したような変
化を図16(a)〜(c)に示すようなカーブ1〜3と
して予め記憶されており、これらのカーブ1〜3を、カ
ーブスイッチ65で指定できるようになされている。
【0082】すなわち、カーブスイッチ65が押される
度に、カーブ番号が、1、2、3と順次変わり、現在の
カーブ番号が表示器61に画面表示される。したがっ
て、使用者は、表示器61の画面で確認しながらカーブ
スイッチ65を操作することで、所望のカーブを指定で
きる。
【0083】そこで、このカーブ変更処理では、先ず、
CPU2は、上述したプレイフラグにより、装置が自動
演奏実行中であるか否かを判別する(ステップS120
1)。
【0084】ステップS1201の判別の結果、装置が
自動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記
図5のパネル処理にリターンする。
【0085】ステップS1201の判別の結果、装置が
自動演奏実行中でない場合、CPU2は、内部メモリに
記憶されたカーブ番号を更新して(ステップS120
2)、上記図5のパネル処理にリターンする。
【0086】上記図13は、上記図5のパネル処理で示
した編集処理(ステップS506)を具体的に示すフロ
ーチャートである。
【0087】ここで、この自動演奏装置100では、選
曲スイッチ63、パートスイッチ67、開始小節スイッ
チ68、終了小節スイッチ69、到達率スイッチ66、
カーブスイッチ65を順次操作して、上述した選曲処理
(ステップS504)、編集対象パート変更処理(ステ
ップS511)、開始小節変更処理(ステップS51
4)、終了小節変更処理(ステップS516)、到達率
変更処理(ステップS510)、カーブ変更処理(ステ
ップS508)が順次実行された後、編集実行スイッチ
64が押されると、この編集処理が実行されるようにな
されている。したがって、この時点では、編集対象とな
る曲番号、パート、開始小節、終了小節、到達率、カー
ブ番号の情報がCPU2の内部メモリに記憶されてい
る。
【0088】尚、説明の簡単のために、例えば、上記図
19に示すように、ある曲のパート2の自動演奏データ
Part 2の2小節n2 〜4小節n4 に、クレッシェンド
又はデクレッシェンドを付加する編集を行うように指定
されたものとして、以下説明する。また、ここでは、編
集するデータを、例えば、音符データに含まれるベロシ
ティ情報としている。
【0089】そこで、この編集処理では、先ず、CPU
2は、上述したプレイフラグにより、装置が自動演奏実
行中であるか否かを判別する(ステップS1301)。
【0090】ステップS1301の判別の結果、装置が
自動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記
図5のパネル処理にリターンする。
【0091】ステップS1301の判別の結果、装置が
自動演奏実行中でない場合、CPU2は、先ず、上述の
ようにして内部メモリに記憶した各種の情報を用いて、
パート2の自動演奏データPart 2の2小節n2 の先頭
ポインタPS を読み出し開始位置(リードポインタ)と
して設定する(ステップS1302)。
【0092】次に、CPU2は、開始小節と終了小節の
差を求め、この差により、対象カーブの歩進割合を決定
する(ステップS1303)。これは、例えば、同じカ
ーブ1でも、図17(a)に示すように編集する小節数
が4小節(n2 〜n5 )、又は上記図17(b)に示す
ように7小節(n2 〜n8 )というように、編集対象小
節の数が異なると、歩進の割合も異なるためである。
【0093】次に、CPU2は、ステップS1302で
設定されたリードポインタからデータの読み出しを行う
(ステップS1304)。
【0094】次に、CPU2は、ステップS1304で
読み出したデータが音符データであるか否かを判別する
(ステップS1305)。
【0095】ステップS1305の判別の結果、音符デ
ータでなかった場合、CPU2は、後述するステップS
1311に進む。
【0096】ステップS1305の判別の結果、音符デ
ータであった場合、CPU2は、開始小節からの位置と
ステップS1303で決定した歩進割合より、対象カー
ブから値a(φ〜1)を読み取る(ステップS130
6)。例えば、図18に示すように、編集対象小節にお
いて、PR に位置するデータがステップS1304で読
み出された場合、そのデータの対象データ(カーブ1)
における位置を値aとして読み取る。すなわち、この値
aは、ステップS1304で読み出したデータが、対象
カーブのどこに位置するのかを示す値である。
【0097】次に、CPU2は、決定されている到達率
(%)を、 b=(到達率−100)/100 なる式により、小数値bに変換する(ステップS130
7)。
【0098】次に、CPU2は、ベロシティ値を実際に
どれだけ上下させるかの割合値cを、ステップS130
6で得られた値「a」と、ステップS1307で得られ
た値「b」を持って、 c=a×b なる式により求める(ステップS1308)。
【0099】次に、CPU2は、現在のベロシティ値に
対する割合dを、ステップS1308で得られた値
「c」を持って、 d=1+c なる式により求める(ステップS1309)。
【0100】次に、CPU2は、現在のベロシティ値
と、ステップS1309で得られた値「d」とを乗算し
て、その乗算結果を編集後のベロシティ値として、現在
のリードポインタに書き込む(ステップS1310)。
【0101】そして、CPU2は、リードポインタを次
のポインタに更新する(ステップS1311)。
【0102】次に、CPU2は、ステップS1311で
更新されたリードポインタが最終小節である4小節n4
の最終ポインタPE となったか否かを判別する(ステッ
プS1312)。
【0103】ステップS1312の判別の結果、最終ポ
インタPE となった場合に、CPU2は上記図5のパネ
ル処理にリターンし、未だ最終ポインタPE となってい
ない場合には、CPU2はステップS1304に戻る。
【0104】上述のようにして、2小節n2 〜4小節n
4 の音符データに含まれるベロシティ情報が編集され、
2小節n2 〜4小節n4 には、任意のカーブでクレッシ
ェンドやデクレッシェンドが付加されることとなる。
【0105】上記図14は、上記図3のパネル処理で示
した自動演奏処理(ステップS303)を具体的に示す
フローチャートである。
【0106】尚、この自動演奏処理は、各パート毎に行
われる処理であり、以下説明の簡単のために、ある1つ
のパートの自動演奏データに対する自動演奏処理につい
てのみ説明する。
【0107】ここで、この自動演奏装置100では、自
動演奏が実行されていない時に選曲スイッチ63で自動
演奏する曲が選択され、プレイ/ストップスイッチ62
が押されると、上述した選曲処理(ステップS504)
及びプレイ/ストップ処理(ステップS502)が実行
され、その後この自動演奏処理が実行されるようになさ
れている。また、このとき、上記図4に示したタイマ割
込処理も実行される。したがって、この時点では、上述
したプレイフラグは「1」に設定されており、自動演奏
する曲番号に対応する自動演奏データの先頭のポインタ
(リードポインタ)がパート毎に設定されている。ま
た、自動演奏する曲のテンポに応じた速さでタイマクロ
ックがインクリメントされる。
【0108】すなわち、先ず、CPU2は、上記プレイ
フラグにより、装置が自動演奏実行中であるか否かを判
別する(ステップS1401)。
【0109】ステップS1401の判別の結果、装置が
自動演奏実行中である場合、CPU2は、そのまま上記
図3のメイン処理にリターンする。
【0110】ステップS1401の判別の結果、装置が
自動演奏実行中でない場合、CPU2は、上述のように
して設定されたリードポインタから自動演奏データを読
み出す(ステップS1402)。
【0111】次に、CPU2は、ステップS1402で
読み出したデータに含まれる時間情報と、上記図4に示
したタイマ割込処理で発生するタイマクロックとが一致
するか否かを判別する(ステップS1403)。尚、上
記時間情報は、演奏開始時間等を含む情報であり、自動
演奏データ中の各データが有するものである。したがっ
て、読み出したデータの時間情報と、タイマ割込処理で
発生するタイマクロックとを比較することにより、その
読み出したデータが演奏すべき時であるか否かを判別す
ることができる。
【0112】ステップS1403の判別の結果、読み出
したデータの時間情報とタイマクロックが一致していた
場合、CPU2は、そのデータに対して演奏処理を行う
(ステップS1404)。これにより、そのデータに基
づいた楽音がスピーカ9から放音される。そして、CP
U2は、リードポインタを次のデータの読み出し位置を
示すポインタに更新して(ステップS1405)、ステ
ップS1402の処理に戻る。
【0113】ステップS1403の判別の結果、読み出
したデータの時間情報とタイマクロックが一致していな
かった場合、CPU2は、そのまま上記図3のメイン処
理にリターンする。
【0114】上述のように、自動演奏装置100では、
複雑な操作を行うこと無しに、自動演奏データの任意の
部分にクレシェンドやデクレッシェンドを後から付加す
る編集を行えるように構成したことにより、自由度の高
い編集を効率よく行うことができる。また、クレシェン
ドやデクレッシェンドを付加する際に、カーブをつける
ようにすると共に、そのカーブを任意に選択できるよう
に構成したことにより、さらに自由度の高い編集を行う
ことができる。
【0115】尚、上述した自動演奏装置100では、編
集するデータをベロシティ情報としたが、これに限ら
ず、ボリューム情報やエクスプレッション情報等でもよ
い。
【0116】また、上記図16(a)〜(c)に示した
ようなカーブ1〜3は、予め用意されていることとした
が、使用者が任意にカーブを作成するようにしてもよ
い。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように第1の本発明によれ
ば、複雑な操作を行うこと無しに、自動演奏データの任
意の編集部分に含まれる音の強弱を制御する情報等の所
定情報を編集して、上記編集部分にクレッシェンド又は
デクレッシェンドを後から付加できるように構成したこ
とにより、簡単な操作で使用者の意図通りのクレッシェ
ンド及びデクレッシェンドの編集を行うことができる。
これにより、自由度の高い編集を効率よく行うことがで
きる。第2の発明によれば、上記第1の発明において、
上記編集部分における音の強弱が、指定された目標値に
向かって徐々に強くなるように、又は徐々に弱くなるよ
うに構成したことにより、上記目標値を所望の値に設定
するだけで、様々なクレッシェンド又はデクレッシェン
ドを付加することができる。したがって、さらに自由度
の高い編集を効率よく行うことができる。第3の発明に
よれば、上記第2の発明において、上記編集部分におけ
る音の強弱が、指定されたカーブに従って徐々に強くな
るように、又は徐々に弱くなるように構成したことによ
り、複数のカーブから所望のカーブを選択するだけで、
様々な変化を持ったクレッシェンド又はデクレッシェン
ドを付加することができる。したがって、さらに自由度
の高い編集を効率よく行うことができる。第4の発明に
よれば、上記第1の発明において、上記編集部分に含ま
れるベロシティ情報、又はボリューム情報、又はエクス
プレッション情報を編集するように構成したことによ
り、上記編集部分にクレッシェンド又はデクレッシェン
ドを付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動演奏装置を適用した自動演奏
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記自動演奏装置の操作パネルを説明するため
の図である。
【図3】上記自動演奏装置のCPUが実行するメイン処
理を示すフローチャートである。
【図4】自動演奏時に実行されるタイマ割込処理を示す
フローチャートである。
【図5】上記メイン処理のパネル処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記パネル処理のプレイ/ストップ処理を示す
フローチャートである。
【図7】上記パネル処理の選曲処理を示すフローチャー
トである。
【図8】上記パネル処理の編集対象パート変更処理を示
すフローチャートである。
【図9】上記パネル処理の開始小節変更処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】上記パネル処理の終了小節変更処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】上記パネル処理の到達率変更処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記パネル処理のカーブ変更処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】上記パネル処理の編集処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】上記メイン処理の自動演奏処理を示すフロー
チャートである。
【図15】「到達率」を説明するための図である。
【図16】設定するカーブを説明するための図である。
【図17】カーブの歩進割合を求める処理を説明するた
めの図である。
【図18】対象データがカーブのどの位置にあるのかを
求める処理を説明するための図である。
【図19】ある1曲の自動演奏データの構成の一例を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 バスライン 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 外部I/F 6 操作パネル 7 音源回路 8 増幅器 9 スピーカ 100 自動演奏装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パート毎に予め記憶した自動演奏データ
    の指定された編集部分にクレッシェンドやデクレッシェ
    ンドを付加する編集機能を有する自動演奏装置であっ
    て、 上記編集部分にクレッシェンドを付加するかデクレッシ
    ェンドを付加するかを指定する指定手段と、 上記指定手段の指定情報に基づいて上記編集部分に含ま
    れる所定情報を編集する編集手段とを備えることを特徴
    とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 上記指定手段は、音の強弱が最終的に到
    達すべき目標値を指定し、 上記編集手段は、上記編集部分での音の強弱が上記指定
    手段で指定された目標値に向かって徐々に到達するよう
    に上記所定情報を編集することを特徴とする請求項1記
    載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 上記目標値に到達するまでの音の強弱の
    変化を示すカーブを複数パターン記憶した記憶手段を備
    え、 上記指定手段は、上記記憶手段に記憶された複数のカー
    ブから任意のカーブを指定し、 上記編集手段は、上記指定手段で指定されたカーブに従
    って上記編集部分での音の強弱が上記目標値に向かって
    徐々に到達するように上記所定情報を編集することを特
    徴とする請求項2記載の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 上記所定情報は、ベロシティ情報、ボリ
    ューム情報及びエクスプレッション情報のうちの何れか
    1つの情報を含むことを特徴とする請求項1記載の自動
    演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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