JPH1022205A - パターン形成状態検出装置、及びこれを用いた投影露光装置 - Google Patents

パターン形成状態検出装置、及びこれを用いた投影露光装置

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JPH1022205A
JPH1022205A JP8176432A JP17643296A JPH1022205A JP H1022205 A JPH1022205 A JP H1022205A JP 8176432 A JP8176432 A JP 8176432A JP 17643296 A JP17643296 A JP 17643296A JP H1022205 A JPH1022205 A JP H1022205A
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photosensitive pattern
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で最適な露光条件を設定することがで
き、高集積度の投影パターンが容易に得られるパターン
形成状態検出装置及びそれを用いた投影露光装置の提
供。 【解決手段】 露光光で感光体を塗布した物体上に形成
した感光パターン、該感光パターンに入射光束を照射す
る光束入射手段、該感光パターンからの信号光束を受光
する受光手段、該受光手段からの信号を用いて該光束の
変化を検出し、該感光パターンの形成状態を求める処理
手段とを有するパターン形成状態検出装置において、該
光束入射手段が入射光束の入射条件を変化させる手段を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン形成状態
検出装置及びそれを用いて投影露光装置に関し、例えば
ICやLSI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバ
イスや液晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデ
バイスを製造する工程のうち、リソグラフィー工程にお
いて使用される投影露光装置の露光状態を測定し、リア
ルタイム又は迅速に最適な露光条件を決定し、露光する
際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IC、LSI等の半導体デバイス
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の進展も著しい。この微細
加工技術としてマスク(レチクル)の回路パターン像を
投影光学系(投影レンズ)により感光基板上に形成し、
感光基板をステップ&リピート方式で露光する縮小投影
露光装置(ステッパー)が種々と提案されている。
【0003】このステッパーにおいては、レチクル上の
回路パターンを所定の縮小倍率を持った投影光学系を介
してウエハ面上の所定の位置に縮小投影して転写を行
い、1回の投影転写終了後、ウエハが載ったステージを
所定の量、移動して再び転写を行うステップを繰り返し
てウエハ全面の露光を行っている。
【0004】一般に投影光学系を有したステッパーを用
いて微細な回路パターンの転写を行うにはウエハ面への
露光量やウエハのフォーカス位置(投影光学系の光軸方
向の位置)等の露光条件を適切に設定することが重要に
なってくる。
【0005】このため、従来のステッパーでは、量産工
程に入る前の試し焼き工程(センドアヘッド)で1ショ
ット毎に露光条件、即ちフォーカス位置と露光量(シャ
ッター時間)の少なくとも一方を変えながら、感光基板
に焼付け後、感光基板を現像して直線上のパターンの線
幅を、光学顕微鏡や線幅測定装置で計測することで最適
な露光条件を決定している。
【0006】例えばウエハ上のショット領域の配列の横
方向についてはフォーカス値を一定にして露光量(シャ
ッター時間)を一定量ずつ変えて露光を行い、ショット
配列の縦方向には、露光量を一定にしてフォーカス値を
一定量ずつ変えて露光している。
【0007】そして現像後に形成された各ショット内の
ライン(L)&スペース(S)のレジストパターン(L
&Sパターン)の線幅を走査型電子顕微鏡(SEM)で
測長して検出し、これにより投影レンズの最適焦点位置
と最適露光量を算出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のステッパーにお
いて最適な露光条件(露光量やフォーカス位置)を設定
するにはウエハ上に形成したレジストパターンの線幅を
SEM等で計測しているため、処理時間がかるという問
題点があった。
【0009】本発明は、露光によるレジストの感光状態
(潜像)あるいは現像後のL&S等の感光パターンの形
成状態を複数の入射条件で入射した入射光束の変化、例
えば反射光の強度の変化や偏光状態の変化を利用して測
定し、その測定値から最適な露光条件を決定し、その最
適露光条件でウエハーを量産露光していくことにより短
時間で最適な露光条件を設定することができ、高集積度
の投影パターンが容易に得られるパターン形成状態検出
装置及びそれを用いた投影露光装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン形成状
態検出装置のある形態は、露光光で感光体を塗布した物
体上に形成した感光パターン、該感光パターンに入射光
束を照射する光束入射手段、該感光パターンからの信号
光束を受光する受光手段、該受光手段からの信号を用い
て該光束の変化を検出し、該感光パターンの形成状態を
求める処理手段とを有するパターン形成状態検出装置に
おいて、該光束入射手段が入射光束の入射条件を変化さ
せる手段を有することを特徴としている。
【0011】特に、前記光束入射手段が複数入射条件で
入射光束を照射し、該処理手段は該複数の光束の変化か
ら該感光パターンの形成状態を求めること。
【0012】任意の入射条件で該光束入射手段が入射光
束を照射し、該光束の変化を検出し、該処理手段によっ
て入射条件を決定し、決定された入射条件で該光束入射
手段が入射光束を照射し、該感光パターンの形成状態を
求めること。
【0013】前記入射条件は入射光束の入射角であるこ
と。
【0014】前記入射条件は該感光パターンの方向と入
射面がなす入射方位角であること。
【0015】前記入射条件は入射光束の波長であるこ
と。
【0016】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンのデューティであること。
【0017】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンの断面形状であること。
【0018】前記入射光束の変化は入射光束の偏光状態
の変化であること。
【0019】前記入射光束の変化は入射光束の強度の変
化であること。
【0020】前記感光パターンは現像処理前の潜像パタ
ーンであること。
【0021】前記感光パターンは現像処理後の現像パタ
ーンであること。等を特徴としている。
【0022】本発明の投影露光装置のある形態は、露光
光で照明した第1物体面上のパターンを投影光学系によ
り感光体を塗布した第2物体面上に投影露光し、感光パ
ターンを形成する投影露光装置において、光束入射手段
からの入射光束を該感光パターンに複数入射条件で照射
し、該感光パターンからの信号光束を受光手段で受光
し、該受光手段からの信号を用いて該入射光束の変化を
検出し、該感光パターンの形成状態を処理手段で求めて
いることを特徴としている。
【0023】特に、前記入射条件は入射光束の入射角で
あること。
【0024】前記入射条件は該感光パターンの方向と入
射面がなす入射方位角であること。
【0025】前記入射条件は入射光束の波長であるこ
と。
【0026】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンのデューティであること。
【0027】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンの断面形状であること。
【0028】前記入射光束の変化は入射光束の偏光状態
の変化であること。
【0029】前記入射光束の変化は入射光束の強度の変
化であること。
【0030】前記感光パターンは現像処理前の潜像パタ
ーンであること。
【0031】前記感光パターンは現像処理後の現像パタ
ーンであること。等を特徴としている。
【0032】本発明の投影露光方法のある形態は、露光
条件を種々と変えて露光光で照明した第1物体面上のパ
ターンを投影光学系によって感光体を塗布した第2物体
面上に投影露光し、複数の感光パターンを形成し、該複
数の感光パターンに光束入射手段から入射光束を複数入
射条件で照射し、該複数の感光パターンからの信号光束
を受光手段で受光し、該受光手段からの信号を用いて該
入射光束の変化を検出し、該複数の感光パターンの形成
状態を処理手段で求め、該処理手段からの信号に基づい
て制御手段により該第2物体の露光条件を制御している
ことを特徴としている。
【0033】特に、前記入射条件は入射光束の入射角で
あること。
【0034】前記入射条件は該感光パターンの方向と入
射面がなす入射方位角であること。
【0035】前記入射条件は入射光束の波長であるこ
と。
【0036】前記露光条件は前記第2物体面上を露光す
る露光量であること。
【0037】前記露光条件は前記第2物体面上を前記投
影光学系の光軸方向の位置であること。
【0038】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンのデューティであること。
【0039】前記感光パターンの形成状態は該感光パタ
ーンの断面形状であること。
【0040】前記光束の変化は光束の偏光状態の変化で
あること。
【0041】前記光束の変化は光束の強度の変化である
こと。
【0042】前記感光パターンは現像処理前の潜像パタ
ーンであること。
【0043】前記感光パターンは現像処理後の現像パタ
ーンであること。等を特徴としている。
【0044】本発明のデバイス製造方法のある形態は、
前記パターン形成状態検出装置を用いてデバイスを製造
することを特徴としている。
【0045】また本発明のデバイス製造方法のある形態
は、前記投影露光装置を用いてデバイスを製造すること
を特徴としている。
【0046】また本発明のデバイス製造方法は、前記投
影露光方法を用いてデバイスを製造することを特徴とし
ている。
【0047】
【発明の実施の形態】まず本発明において第1物体(レ
チクル)面上のパターンを第2物体(ウエハ)に投影露
光するときの最適な露光条件の設定方法の特徴について
説明する。
【0048】本発明ではパターンをレジストに転写した
場合、 (イ)フォーカス位置 (ロ)露光量 の変化に伴ってレジストパターンの屈折率平均値あるい
は実効値が変化する原理を利用している。
【0049】そこで本発明においては、レチクル(R)
に例えば一方向に周期を持つL&Sの露光条件測定用パ
ターンを形成したマスクを用いて、その基準パターンの
像をウエハ(W)へ露光量とフォーカスの少なくとも一
方の条件を変えてウエハ上に順次露光している。
【0050】そして、この露光によりできたウエハー上
のレジスト内の潜像(露光により化学変化等を起こして
屈折率が変化した部分で構成された像)もしくは現像後
の凹凸パターンに対し、光束入射手段より複数の入射条
件で入射光束を照射し、該感光パターンからの信号光束
を受光手段で受光している。受光手段からの信号を用い
て入射光束の変化(入射光束の偏光状態の変化や強度の
変化等)を検出し、複数の入射条件に対応した複数の光
束の変化の検出によって感光パターンの形成状態を処理
手段で求めている。そして処理手段からの信号に基づい
て制御手段によりウエハ面への露光条件(露光量やウエ
ハの光軸方向の位置など)を制御している。
【0051】次に光束の変化として入射光束の偏光状態
の変化を用いて場合を例にとり説明する。
【0052】感光パターンに対し、所定の波長と所定の
偏光状態を持つ光束を所定の入射角でレジストに入射さ
せている。その光束がレジスト内を透過し、ウエハ基板
上で反射し、さらにレジストを再び透過して出射してき
た光束、及びレジスト表面で直接反射した光束とが合波
したできた光束の偏光状態を測定する。
【0053】凹凸パターン位相型回折格子に対し、その
ピッチ以上の波長では回折光を生じず、複屈折特性をも
つことが知られている。
【0054】本発明の実施形態では反射光を検出する場
合を中心に示すが、レジストパターンのピッチが波長よ
り大きいときは回折光を生じ、この回折光でも同様の測
定ができる。
【0055】次に本発明で用いている偏光解析法につい
て説明する。
【0056】今、格子厚をd、デューティ比(周期に対
する残存レジスト部分の比)をtとし、周期以上の波長
を持つレーザー光が複屈折素子に垂直に入射したと仮定
する。このとき、入射光の偏光状態が格子の溝に平行で
あるか垂直であるかによって複屈折素子の周期構造部分
での屈折率n‖、n⊥は、それぞれ次式で与えられるこ
とが知られている(光学の原理III:ボルン・ウォル
フ著)。今、格子の溝に平行な光に対する実効屈折率を
n‖、垂直な光に対する実効屈折率をn⊥とすると、
【0057】
【外1】 ここでn1、n2はそれぞれ格子のL(ライン部分)とS
(スペース相当部分)の屈折率である。ライン部分Lと
スペース部分Sは、レジストの潜像の場合、Lがレジス
ト、Sが露光されたレジストであり、レジストを現像し
た場合、LがレジストでSが空気等の気体である。
【0058】また上記屈折率の式は周期構造の周期が波
長に対して十分小さい場合の近似式であり、厳密に電界
を計算することで周期が波長同等の場合や、周期構造以
外の屈折率も計算できる。
【0059】偏光解析のモデルはウエハ基板上の所定の
厚みの複屈折媒質の複屈折率を測定することに相当す
る。偏光解析法とは、このウエハ基板上に、P/S(P
偏光/S偏光)の位相差0、振幅比1の直線偏光光を所
定の角度θで入射させ、その反射光の位相差(Δ)と振
幅比(ψ)を測定し、n‖、n⊥を求めることができる
ものである。そして、予め測定したライン部分Lとスペ
ース部分Sの屈折率n1、n2及びレジスト厚dと、この
偏光解析法により求まったn‖、n⊥の値から、上記式
や厳密に解いた式を用いてデューティtを求めている。
またこの偏光解析法は公知であるので詳細は省略する。
【0060】入射光束の条件(入射角、パターン方向に
対する方位角、波長)についてはレジストの屈折率や、
膜厚、パターンの形状などで最適な条件が異なる。現像
レジストパターンの測定と、潜像レジストパターンの測
定とでも条件は異なる。更に潜像の場合、被露光部と未
露光部との屈折率差が小さいため、露光条件の微小な変
化でパターンの形状に発生する微小な変化を光束の微小
な違いで分解検出するためには露光条件によって光束の
変化が大きい入射条件で測定している。
【0061】そのために本発明の一実施形態は複数の入
射条件で入射可能な装置であり、上記のように偏光解析
法を利用してレジスト内の潜像パターン、もしくは現像
後の凹凸パターンのデューティを測定している。
【0062】本発明の一実施形態ではある入射条件で測
定した値から最適な入射条件を計算し、この最適な入射
条件で測定することで分解能を高めて測定している。
【0063】偏光解析法では入射条件によっては異なる
レジスト膜厚やレジストパターン形状においても同じ偏
光状態が再現されることがある。そのため、本発明の一
実施形態では複数の入射条件で反射光の変化を検出する
ことで、ある入射条件では重なっていたレジスト形状を
別の入射条件で分解して測定値を求めている。
【0064】本発明の一実施形態はL&Sのパターンを
異なる露光条件で感光基板上に転写して複数の感光パタ
ーンを形成する工程と、前記複数の感光パターンに対
し、順次、前記光束を照射し、その反射光の偏光状態を
検出し、前記偏光状態から感光パターンのデューティを
算出する工程と、前記デューティが所望になる露光条件
を決定する工程と、その露光条件でその後、複数のウエ
ハに焼き付ける工程を含み、前記光束入射手段は入射光
束の入射条件を可変であることを特徴とする。
【0065】(実施例1)次に本発明の実施形態を図を
用いて説明する。図1は本発明の実施例1の要部概略
図、図2〜図5は図1の一部分を抽出したときの説明図
である。
【0066】本実施例は感光パターンを介した入射光束
の変化として偏光状態の変化を利用した場合である。
【0067】図1において101は縮小投影レンズであ
り、後述する露光用の光源107からの露光光で照明し
たレチクル102面上の回路パターン102aをウエハ
103上に投影している。104はウエハチャックであ
り、ウエハ103を吸着している。105は粗微動ステ
ージであり、ウエハチャック104をZ方向の粗微動さ
せている。106はXYステージであり、XY方向にウ
エハチャック104を移動させている。107は露光用
の光源である。108は構造体であり、光源107、レ
チクル102、鏡筒101及びウエハステージ106、
アーチ306を支えている。
【0068】次に本実施形態で用いているウエハ103
の投影レンズ101の光軸方向の位置、即ちフォーカス
位置を検出する為のフォーカス位置制御装置とレチクル
102を露光光で照明する際の露光量制御装置とを有す
る制御手段について図4を参照して説明する。
【0069】図3において201は半導体レーザ等の高
輝度の光源である。光源201から出たレーザ光は折曲
げミラー208により方向を変えられた後、ウエハ10
3の表面に入射する。ウエハ103の測定点P1で反射
した後、光束は折曲げミラー209で方向を変えられた
後、入射光束の2次元位置を検出する検出素子202に
入射する。検出素子202は、例えばCCD等から成
り、光束の入射位置を検知している。ウエハ103の表
面のZ方向(投影レンズ101の光軸方向)の位置変化
が検出素子202上の入射位置の位置ずれとなるように
検出している。この検出素子202からの信号に基づい
てフォーカス制御装置203はウエハ103のZ方向の
位置、即ちフォーカス位置を粗微動ステージ105で制
御している。
【0070】206はシャッター開閉機構、207はハ
ーフミラー、205は照度センサーであり、ハーフミラ
ー207で反射した光源107からの光束の露光量を検
出している。積算露光制御装置204は照度センサー2
05からの信号に基づいてシャッターの開閉機構206
を制御して光源107からの光束の積算光量を制御して
いる。これによりレチクル102を照射する露光量が予
め設定した値となるように調整している。
【0071】本実施例では、このような露光量制御装置
とフォーカス位置制御装置より成る制御手段を利用して
レチクル102面上のパターンをウエハ103面上に投
影する際の露光条件を制御している。
【0072】次に光源107からの露光光で照明したレ
チクル102面上のパターンをウエハ103面上に投影
する場合について説明する。
【0073】図4はレチクル102面上の基準パターン
(以下「パターン」という)102pの説明図である。
パターン102pはライン(L)とスペース(S)より
成るL&Sのパターン1021、1022を互いに直交
させて構成している。
【0074】本実施形態ではL&Sのパターン102
1、1022より成るパターン102pを描画したレチ
クル102をレチクルステージ102aにセットし、レ
ジストを塗布したウエハ103をウエハチャック104
にセットし、レチクル102のパターン102pをステ
ップ&リピート方式でウエハ103上に順次露光してい
く。このとき前述したフォーカス制御装置203及び積
算露光制御装置204を用いて図6に示すように1ショ
ットである領域1031を順次焼き付け、パターン10
21、1022の潜像10312および10311を焼
き付ける。
【0075】そしてX方向のショット位置に応じて、フ
ォーカスオフセットを予想最適位置(予想ベストフォー
カス位置)を中心に一定量ずつ変えながらステップ移動
し、Y方向のショットに対しては同様に、最適露光量
(シャッター時間)を中心に露光量を変えながら露光し
ていく。図5の例では説明の都合上、3×3のマトリッ
クスであるが、このショット数は多い方が条件を出し易
くなる。
【0076】図6は、このように順次露光したときのウ
エハ103のレジストの断面の説明図である。露光後の
ウエハ103のレジストは図6に示すようにレジスト内
に潜像を形成する。潜像は露光光によってレジストが化
学変化等で性質が変化して構成されたもので、この斜線
で示した部分が露光した部分であり、一般的に屈折率が
変化している。図6のマトリックス番地は図5のそれぞ
れに対応した位置での断面であり、(1)、(2)、
(3)はそれぞれのチップのパターン像10312の断
面を表している。
【0077】次に、露光後のウエハ103のレジスト
は、図6に示す様に潜像を、ウエハチャック104から
外すことなく、光源部301、受光部302、ドライバ
ー303、そして偏光処理装置304で構成される偏光
解析装置300により入射光に対する反射光の振幅比ψ
と位相差Δを測定する。
【0078】図2は、この時の図1の偏光解析装置30
0の主要部分を抽出した概略図である。図10は図2の
光路を展開した説明図である。図2、図10において光
源部(光束入射手段)301は光源3011(ウエハ1
03上のL&Sピッチ以上の波長でHeNeレーザや半
導体レーザばかりでなく分光器の単色光でも良い)と偏
光素子3012(グラントムソン等)からなる。偏光素
子3012はウエハ103に対し、P偏光成分(紙面に
平行)とS偏光成分(紙面に垂直)が等量になるように
紙面と偏光面が45度になるように設置している。従っ
てこの光束P,Sの位相差Δは0で、振幅比ψは1であ
る。
【0079】受光部(受光手段)302は、異方性の軸
が光束305に直交したλ/4波長板3024、アナラ
イザーであるところの偏光素子3022(グラントムソ
ン等)、光電変換素子3021とを有している。更にλ
/4板3024は光束305方向を回転軸とする回転機
構3023内に保持され、ドライバー303の指令によ
り一定速度で回転している。
【0080】今、光源部301からの射出光305がウ
エハ103上のレジスト表面とウエハ表面で反射し、そ
の合波光束がウエハ103上のレジストの複屈折率n
1、n2等に応じてP、S偏光の位相差Δと振幅比ψが変
化する。
【0081】その光束を回転するλ/4板3024とア
ナライザー3022を通してディテクタ3021で検出
し、位相差Δと振幅比ψに応じた正弦波の電気信号を得
て、その振幅と直流成分の大きさ正弦波の位相情報か
ら、上記Δ、ψを求めている。
【0082】そして、偏光解析法で測定されたΔ、ψよ
り求められた n‖、n⊥と、予め測定されているレジ
ストの未露光部分の屈折率n1、被露光部分の屈折率n
2、レジストの厚みd、および基板の複素屈折率nsよ
り、デューティt⊥( n⊥を用いたときのデューテ
ィ)を以下の式で求めている。
【0083】t⊥=n1**2・(n2**2−n⊥**2)/
(n⊥**2・(n2**2−n1**2)) また、デューティt‖( n‖を用いたときのデューテ
ィ)は、 t‖=(n‖**2−n2**2)/(n1**2−n2**2) となる。この2値を次のように平均化してデューティt
の精度を高めている。
【0084】t=(t⊥+t‖)/2
【0085】図2で光源部302と受光部301はアー
チ306に固定されており、ドライバー3031が駆動
部307を稼動してこのアーチ306の上を円弧状に動
き、入射角を変えることができる。例えば測定対象が現
像処理前の潜像である場合、デューティを精度高く測定
できる最適な入射角はレジストによって差があり、未露
光部分と被露光部分の屈折率差や、膜厚などによって最
適な角度を選んでいる。また、測定対象が現像処理前の
潜像である場合と、現像処理後の現像パターンである場
合とでも最適入射角は大きく異なる為、コンピューター
304からの司令により測定対象に応じた入射角に変更
している。
【0086】一方、図7はサンプルのL&Sを偏光解析
によって得られたデューティとそのサンプルを現像し、
SEMで測定した値を比較することにより最適露光条件
を見出す方法の説明図である。これにより偏光解析法で
発生する下地の構造等で発生するデューティのオフセッ
トを計り、以降の測定ではこのオフセット値を差し引い
た値を補正された正しい測定値とする。このSEMとの
比較はプロセス等の条件がかわる最初に一度だけすれば
良く、以後はSEMは必要としない。
【0087】次に図8、図9に示す露光条件の最適化の
フローチャートを説明する。図8は1枚のウエハに8×
6個のチップ露光をし、その偏光解析結果をΔ−ψマッ
プ上に表した例である。例えば、ライン410上の測定
点は露光量が一定でフォーカスが変化しているものであ
り、一方ライン401上の測定点は逆にフォーカスが一
定で露光量が変化している。
【0088】このΔ−ψのマップ上の四角枠AX内に示
されたショットは、前述したようなSEM測定との対応
により最適なデューティになっている範囲を示してい
る。従って露光ショットを偏光解析法により測定し、
Δ、ψがこの枠AXに入れば、最適デューティをしめし
ていることになる。
【0089】以上をフロー化したフローチャートが図9
である。まず、ウエハにレジストをコートする。レジス
トの厚みがわかっていなければ、このとき測定する。次
に前述したようにステージをステップ移動しながら、フ
ォーカスと露光量(シャッター時間)を変えて試し焼き
をする。入射角θを基板の複素屈折率ns、レジストの
未露光部、被露光部の屈折率n1、n2、厚さd、波長λ
などによって測定感度が高くなる最適な入射角に固定す
る。
【0090】次にウエハをウエハチャックから取り外す
ことなく、同様にステージを移動しながら偏光解析法で
次々にショットを変えてΔ、ψを測定する。偏光解析結
果が図8で示された所定の範囲のΔ、ψであれば、その
ショットを焼き付けた露光条件を量産焼きの最適露光条
件とする。
【0091】この偏光解析方法によるデューティチェッ
クををウエハの量産焼付け工程内の途中で随時行い、歩
留を上げている。本実施形態では以上のようにして最適
な露光条件を設定した後にウエハを所定の現像処理工程
を介して、これにより高集積度のデバイスを製造してい
る。
【0092】ここまでは現像を行う前の潜像を測定対象
とした場合を中心に説明したが、本実施例では入射角可
変である為、レジストを現像した現像パターンの偏光解
析を行うこともできる。図13は本実施例に関わるレジ
スト現像後の感光パターンの断面形状の説明図である。
図13から明らかのように、潜像パターンの測定に比べ
て屈折率n2が略1.0の気体である為、L&Sの屈折率差
が大きく取れるので、デューティの測定精度が有利であ
り、条件が厳しい場合、現像パターンを測定することが
望ましい。
【0093】図14は本実施例で現像パターンを測定す
る場合のフローチャートである。図15は本実施例で現
像パターンで測定する場合の説明図である。ここではレ
ジストの現像用のデベロッパーとSEMを更に同居さ
せ、潜像ではなく現像で測定を行うとともに、SEMを
偏光解析法によるパターン形状測定の校正用として現像
したレジスト像を確認する必要が生じた時に使用してい
る。図14のフローチャートで測定を行う前に入射角θ
を基板の複素屈折率ns、レジストの屈折率n1、厚さ
d、波長λなどによって測定感度が高くなる最適な入射
角に固定してから測定を行っている。
【0094】(実施例2)本発明の実施例2は図2にお
いて入射方向可変とする実施例である。入射方向とは、
感光パターン面上のある方向に対して、入射光束光軸と
感光パターンの法線によって定義される入射面がなす入
射方位角である。図2においてウエハチャック104の
下のXYステージの下に不図示の回転ステージを有し、
XYステージが測定対象の感光パターンを入射スポット
に移動した後、レジストの下地、レジストの未露光部、
被露光部の屈折率n1、n2、厚みd、露光したパターン
の周期、角度、本数などに応じた最適な入射方向に回転
ステージが感光パターンを光源部、受光部に対して回転
する。こうして測定を感度良く行える最適な入射方向で
の偏光解析の測定を行っている。その他の構成は実施例
1と同様である。
【0095】同様の効果はウエハのXYステージの下の
回転ステージの替わりに図2のアーチ306を入射点を
通るウエハの法線を軸に回転する駆動系を用いても得ら
れる。
【0096】(実施例3)本発明の実施例3は図2にお
いて入射波長可変とする実施例である。例えば光源部3
01の光源をハロゲンランプと分光器による構成にした
ものである。潜像レジストパターンを測定対象とする場
合、レジストの感光波長に近い短波長で測定を行うと未
露光部が感光し、パターンが変化する可能性があるた
め、レジストが感度を持たない十分長い波長で測定して
いる。一方現像レジストパターンを測定対象とする場
合、現像処理後のパターンであるため、精度の高い測定
を行うときには感度の高い短波長で測定を行っている。
【0097】また、レジストの下地、レジストの未露光
部、被露光部の屈折率n1、n2、厚みd、露光したパタ
ーンの周期、角度、本数などに応じて最適な入射波長は
異なるため、測定対象に適した最適な入射波長で測定す
ることが望ましい。
【0098】その他の構成は実施例1と同様である。
【0099】同様の入射波長可変の効果はハロゲンラン
プからの光を分光器に通し、分光器の射出口から光ファ
イバーで光源部に光を導くことでも得られる。ハロゲン
ランプと分光器以外にもチューナブルレーザーや複数の
半導体レーザーなどを導入することでも得られる。
【0100】(実施例4)図11は本発明の実施例4の
説明図である。本実施例では実施例1に比べて露光装置
上に物理的制約等がある場合に、偏光解析装置を露光装
置のウエハステージ上とは別に設けている点が異なって
いるだけであり、その他の構成は同じである。図12
は、本実施例の変形例の説明図である。実施例4ではウ
エハ面上のレジストを現像しない潜像のままで偏光解析
していたが、この変形例ではレジストを現像してから偏
光解析を行っている。
【0101】(実施例5)本発明の実施例5は1つの感
光パターンについて複数入射角で測定を行うものであ
る。実施例1では予め測定してある未露光部と被露光部
の屈折率n1,n2,レジスト厚みd、基板の複素屈折
率nsを用いて一つの最適入射角を合わせたのに対し
て、本実施例では複数の入射角で入射して光束の変化を
検出し、複数の入射角での検出値を使ってより高精度に
測定を行うことを特徴とする。
【0102】本実施例によると予め測定してある未露光
部と被露光部の屈折率n1,n2,レジスト厚みd、基
板の複素屈折率nsを用いて最適な入射角の近傍の複数
の入射角を選び、これらの入射角で測定を行う。感光パ
ターンのある形状を仮定すると所望の入射角で光束を入
射したときの光束の変化を計算できる。測定した入射角
のそれぞれに対して、あるデューティtを仮定した計算
による光束の変化と、実際に測定で得られた光束の変化
を比較し、例えば3つの入射角θ1、θ2、θ3で測定し
ている場合、測定で得られたP偏光、S偏光の比、ψ
1、ψ2、ψ3、とP偏光、S偏光の位相差、Δ1、Δ2、
Δ3、と計算で得られたP偏光、S偏光の比、ψ1’
(t)、ψ2’(t)、ψ3’(t)、P偏光、S偏光の位相差、
Δ1’(t)、Δ2’(t)、Δ3’(t)を用いた関数、 D(t)=(ψ1−ψ1’(t))+(ψ2−ψ2’(t))+(ψ3
−ψ3’(t))+(Δ1−Δ1’(t))+(Δ2−Δ2’(t))
+(Δ3−Δ3’(t)) が最小に成るようにtを決定することでより高精度にデ
ューティtを求めている。
【0103】また、レジストは露光や現像によって膜厚
が変化することが知られている為、予め測定した厚みd
で入射角の最適化をしても必ずしも最適な入射角とは限
らない。膜厚によって偏光状態も変化する為、デューテ
ィの決定の場合は更に計算のパラメターとして厚みdを
加え、関数 D(t)=(ψ1−ψ1’(t,d))+(ψ2−ψ2’(t,d))+
(ψ3−ψ3’(t,d))+(Δ1−Δ1’(t,d))+(Δ2−
Δ2’(t,d))+(Δ3−Δ3’(t,d)) が最小になるようにデューティtと厚みdを決定するこ
とで感光パターンの形状がより厳密に測定される。この
ように実際のレジストの形状を決定する場合、パラメタ
ーが多いため、複数の入射角による検出値で測定するこ
とが望ましい。その他の構成は実施例1と同様である。
【0104】(実施例6)本発明の実施例6は1つの感
光パターンについて複数入射方向で測定を行うものであ
る。入射方向とは、感光パターン面上のある方向に対し
て、入射光束光軸と感光パターンの法線によって定義さ
れる入射面がなす入射方位角である。本実施例は実施例
2と同様に図2においてウエハチャック104の下のX
Yステージの下に不図示の回転ステージを有し、XYス
テージが測定対象の感光パターンを入射スポットに移動
した後、偏光解析の測定を行っている。
【0105】パターンに対してXの方向に入射して測定
を行い、その後回転ステージを駆動して光の入射点を中
心に感光パターンを90°XY平面内で回転することで
前の測定とは直交した入射方向による測定を行ってい
る。
【0106】本実施例は例えばレジストむらや下地の構
造等による測定値の変動がある場合に対応したもので、
ある方向からの偏光解析測定に対し、それに直交した入
射方向により前記測定した測定点と略同一点を測定する
ことにより以下のようにして精度向上を図っている。
【0107】この場合も実施例1でtを求めた時と同様
に t(90°)=(t⊥+t‖)/2 となり、実施例1で求めたt(0°)をつかって t=(t(0°)+t(90°))/2 と平均することにより、デューティtの測定精度を高め
る事もできる。
【0108】又、パターンの細部に渡る形状を測定する
場合は感光パターンの溝に平行な入射面とそれに直交す
る入射面の2方向のみでなく、その中間の入射方向で測
定した値を解析することが要求される。
【0109】同様の効果はウエハのXYステージの下の
回転ステージの替わりに図2のアーチ306を入射点を
通るウエハの法線を軸に回転する駆動系を用いても得ら
れる。その他の構成は実施例1と同様である。
【0110】(実施例7)本発明の実施例7は1つの感
光パターンについて複数波長で測定を行うものである。
本実施例は実施例3と同様に図2において例えば光源部
301の光源をハロゲンランプと分光器による構成にし
たものである。
【0111】実施例3では予め測定してあるレジストの
下地、レジストの未露光部、被露光部の屈折率n1、n
2、厚みd、露光したパターンの周期、角度、本数など
の測定対象の値に応じた一つの最適な入射波長で測定を
行ったのに対して、本実施例では複数の波長で入射して
光束の変化を検出し、複数の波長での検出値を使ってよ
り高精度に測定を行うことを特徴とする。
【0112】本実施例によると予め測定してある、レジ
ストの下地、レジストの未露光部、被露光部の屈折率n
1、n2、厚みd、露光したパターンの周期、角度、本数
などの測定対象の値を用いて最適な波長の近傍の複数の
波長を選び、これらの波長で測定を行う。
【0113】実施例5と同様に感光パターンのある形状
を仮定すると所望の波長での光束を入射したときの光束
の変化を計算できる。入射した波長のそれぞれに対し
て、あるデューティtを仮定した計算による光束の変化
と、実際に測定で得られた光束の変化を比較し、例えば
3つの波長λ1、λ2、λ3で偏光状態の変化を測定して
いる場合、測定で得られたP偏光、S偏光の比、ψ1、
ψ2、ψ3、とP偏光、S偏光の位相差、Δ1、Δ2、Δ
3、と計算で得られたP偏光、S偏光の比、ψ1’(t)、
ψ2’(t)、ψ3’(t)、P偏光、S偏光の位相差、Δ1’
(t)、Δ2’(t)、Δ3’(t)を用いた関数、 D(t)=(ψ1−ψ1’(t))+(ψ2−ψ2’(t))+(ψ3
−ψ3’(t))+(Δ1−Δ1’(t))+(Δ2−Δ2’(t))
+(Δ3−Δ3’(t)) が最小に成るようにtを決定することでより高精度にデ
ューティtを求めている。
【0114】レジストは露光や現像によって膜厚が変化
することが知られている為、パターンがない部位で予め
測定したレジスト厚みdでは計算が適当ではない場合が
ある。そのため本実施形態によれば、複数の波長によっ
て測定することでデューティやレジスト形状の他にパタ
ーン位置でのレジスト膜厚も同時に測定するものであ
る。
【0115】また、レジストは露光や現像によって膜厚
が変化することが知られている為、パターンがない部位
で予め測定した厚みdでの計算が適当ではない場合があ
る。そのため本実施形態によれば、複数の波長によって
測定することでデューティやレジスト形状の他にパター
ン位置でのレジスト膜厚も同時に測定するものである。
【0116】膜厚によって偏光状態が変化する為、上記
のようなデューティの決定の場合は、更に計算のパラメ
ターとして厚みdを加え、関数 D(t)=(ψ1−ψ1’(t,d))+(ψ2−ψ2’(t,d))+
(ψ3−ψ3’(t,d))+(Δ1−Δ1’(t,d))+(Δ2−
Δ2’(t,d))+(Δ3−Δ3’(t,d)) が最小になるようにデューティtと厚みdを決定するこ
とで感光パターンの形状がより厳密に測定される。この
ように実際のレジストの形状を決定する場合、パラメタ
ーが多いため、複数の波長による検出値で測定すること
が望ましい。
【0117】同様の複数入射波長による測定はハロゲン
ランプからの光を分光器に通し、分光器の射出口から光
ファイバーで光源部に光を導く構成でも得られる。ま
た、チューナブルレーザーなどの複数波長光源あるいは
異なる波長の光源を複数備えることでも同じ効果は得ら
れる。その他の構成は実施例1と同様である。
【0118】(実施例8)本発明の実施例8は1つの感
光パターンについて任意の入射条件で光源が入射光束を
照射し、その光束の変化の検出値から、処理手段によっ
て最適な入射条件を算出し、この最適な入射条件で光源
が入射光束を照射し、感光パターンの形成状態を求める
ものである。
【0119】前述の通り、レジストは露光や現像処理に
より膜厚などが変動し、測定の誤差要因となる。そこで
予め測定してある、レジストの下地の屈折率ns、レジ
ストの未露光部、被露光部の屈折率n1、n2、厚みd、
露光したパターンの周期、角度、本数などの測定対象の
値を用いて計算した最適な入射条件で一度測定を行い、
その測定結果と計算値の比較によって、大きく予備値と
異なる数値(例えば膜厚)を補正して最適な入射条件を
計算し直す。その新たな最適入射条件に光源を合わせ、
光束を入射して変化を受光系で検出してレジストパター
ンを測定している。
【0120】この入射条件とは入射角であり、入射方向
であり、入射波長である。
【0121】次に上記説明した露光方法を利用したデバ
イスの生産方法の実施例を説明する。
【0122】図16は微小デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。
ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によ
って作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程
であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0123】図17は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンが形成される。
【0124】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度の半導体デバイスを低コストに
製造することができる。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、露光によ
るレジストの感光状態(潜像)あるいは現像後のL&S
等の感光パターンの形成状態を入射光束の変化、例えば
反射光の強度の変化や偏光状態の変化を利用して測定
し、その測定値から最適な露光条件を決定し、その最適
露光条件でウエハを量産露光していくことにより短時間
で最適な露光条件を設定することができ、高集積度の投
影パターンが容易に得られるパターン形成状態検出装置
及びそれを用いた投影露光装置を達成することができ
る。
【0126】特に従来のSEMを用いる方法に比べて、
周期性を持つパターン、例えばL&Sパターンをレチク
ルに構成した露光条件測定用のレチクルを用いて、この
パターンのレジスト像(現像する場合、もしくは現像し
ない潜像の場合)のデューティを反射光の情報を用いる
ことにより最適露光条件を、高精度でしかも短時間で得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部断面図
【図2】図1の偏光解析装置一部分の説明図
【図3】露光装置における、フォーカス検出と露光量制
御の一部分の概略図
【図4】露光条件測定用レチクルパターンの説明図
【図5】露光条件を振って焼いたウェハ上のレジスト潜
像の説明図
【図6】図5のウエハのレジスト潜像の断面図
【図7】偏光解析装置による測定値のSEMによる校正
の説明図
【図8】Δ−ψマップを示す図
【図9】偏光解析法を露光条件設定に適用した場合のフ
ローチャートの説明図
【図10】偏光解析法の説明図
【図11】偏光解析装置を別置きした実施例4の説明図
【図12】偏光解析装置を別置きした実施例4の変形例
の説明図
【図13】レジスト現像後の断面形状の例を示す図
【図14】現像工程をいれたフローチャートの説明図
【図15】現像工程をいれる場合の実施例1の説明図
【図16】デバイスの製造フローを現の説明図
【図17】ウエハプロセスの説明図
【符号の説明】
101 縮小型の投影レンズ 102 レチクル 103 ウエハ 104 ウエハチャック 105 粗微動チルトZステージ 107 光源 108 フレーム 109 中央処理装置 201 フォーカス検知用光源 202 フォーカス検知用光電変換器 2031 フォーカス制御装置 2041 積算露光量検出回路 2042 積算露光量制御回路 301 偏光解析光源部 302 偏光解析受光部 303 回転ステージドライバー 304 偏光解析処理装置

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光で感光体を塗布した物体上に形成
    した感光パターン、該感光パターンに入射光束を照射す
    る光束入射手段、該感光パターンからの信号光束を受光
    する受光手段、該受光手段からの信号を用いて該光束の
    変化を検出し、該感光パターンの形成状態を求める処理
    手段とを有するパターン形成状態検出装置において、該
    光束入射手段が入射光束の入射条件を変化させる手段を
    有することを特徴とするパターン形成状態検出装置。
  2. 【請求項2】 該光束入射手段が入射光束を複数入射条
    件で照射し、該処理手段は該複数の光束の変化から該感
    光パターンの形成状態を求めることを特徴とする請求項
    1記載のパターン形成状態検出装置。
  3. 【請求項3】 任意の入射条件で該光束入射手段が入射
    光束を照射し、該光束の変化を検出し、該処理手段によ
    って入射条件を決定し、該決定された入射条件で該光束
    入射手段が入射光束を照射し、該感光パターンの形成状
    態を求めることを特徴とする請求項1乃至2記載のパタ
    ーン形成状態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記入射条件は入射光束の入射角である
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のパターン形成状
    態検出装置。
  5. 【請求項5】 前記入射条件は該感光パターンの方向と
    入射面がなす入射方位角であることを特徴とする請求項
    1乃至4記載のパターン形成状態検出装置。
  6. 【請求項6】 前記入射条件は入射光束の波長であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載のパターン形成状態
    検出装置。
  7. 【請求項7】 前記感光パターンの形成状態は該感光パ
    ターンのデューティであることを特徴とする請求項1乃
    至6記載のパターン形成状態検出装置。
  8. 【請求項8】 前記感光パターンの形成状態は該感光パ
    ターンの断面形状であることを特徴とする請求項1乃至
    6記載のパターン形成状態検出装置。
  9. 【請求項9】 前記入射光束の変化は入射光束の偏光状
    態の変化であることを特徴とする請求項第1乃至8記載
    のパターン形成状態検出装置。
  10. 【請求項10】 前記入射光束の変化は入射光束の強度
    の変化であることを特徴とする請求項第1乃至8記載の
    パターン形成状態検出装置。
  11. 【請求項11】 前記感光パターンは現像処理前の潜像
    パターンであることを特徴とする請求項1乃至10記載
    のパターン形成状態検出装置。
  12. 【請求項12】 前記感光パターンは現像処理後の現像
    パターンであることを特徴とする請求項1乃至10記載
    のパターン形成状態検出装置。
  13. 【請求項13】 露光光で照明した第1物体面上のパタ
    ーンを投影光学系により感光体を塗布した第2物体面上
    に投影露光し、感光パターンを形成する投影露光装置に
    おいて、光束入射手段からの入射光束を該感光パターン
    に複数の入射条件で照射し、該感光パターンからの信号
    光束を受光手段で受光し、該受光手段からの信号を用い
    て該入射光束の変化を検出し、該感光パターンの形成状
    態を処理手段で求めていることを特徴とする投影露光装
    置。
  14. 【請求項14】 前記入射条件は入射光束の入射角であ
    ることを特徴とする請求項13記載の投影露光装置。
  15. 【請求項15】 前記入射条件は該感光パターンの方向
    と入射面がなす入射方位角であることを特徴とする請求
    項13乃至14記載の投影露光装置。
  16. 【請求項16】 前記入射条件は入射光束の波長である
    ことを特徴とする請求項13乃至15記載の投影露光装
    置。
  17. 【請求項17】 前記感光パターンの形成状態は該感光
    パターンのデューティであることを特徴とする請求項1
    3乃至16記載の投影露光装置。
  18. 【請求項18】 前記感光パターンの形成状態は該感光
    パターンの断面形状であることを特徴とする請求項13
    乃至16記載の投影露光装置。
  19. 【請求項19】 前記入射光束の変化は入射光束の偏光
    状態の変化であることを特徴とする請求項第13乃至1
    8記載の投影露光装置。
  20. 【請求項20】 前記入射光束の変化は入射光束の強度
    の変化であることを特徴とする請求項第13乃至18記
    載の投影露光装置。
  21. 【請求項21】 前記感光パターンは現像処理前の潜像
    パターンであることを特徴とする請求項13乃至20記
    載の投影露光装置。
  22. 【請求項22】 前記感光パターンは現像処理後の現像
    パターンであることを特徴とする請求項13乃至20記
    載の投影露光装置。
  23. 【請求項23】 露光条件を種々と変えて露光光で照明
    した第1物体面上のパターンを投影光学系によって感光
    体を塗布した第2物体面上に投影露光し、複数の感光パ
    ターンを形成し、該複数の感光パターンに光束入射手段
    から入射光束を複数の入射条件で照射し、該複数の感光
    パターンからの信号光束を受光手段で受光し、該受光手
    段からの信号を用いて該入射光束の変化を検出し、該複
    数の感光パターンの形成状態を処理手段で求め、該処理
    手段からの信号に基づいて制御手段により該第2物体の
    露光条件を制御していることを特徴とする投影露光方
    法。
  24. 【請求項24】 前記入射条件は入射光束の入射角であ
    ることを特徴とする請求項23記載の投影露光方法。
  25. 【請求項25】 前記入射条件は該感光パターンの方向
    と入射面がなす入射方位角であることを特徴とする請求
    項23乃至24記載の投影露光方法。
  26. 【請求項26】 前記入射条件は入射光束の波長である
    ことを特徴とする請求項23乃至25記載の投影露光方
    法。
  27. 【請求項27】 前記露光条件は前記第2物体面上を露
    光する露光量であることを特徴とする請求項23乃至2
    6記載の投影露光方法。
  28. 【請求項28】 前記露光条件は前記第2物体面上を前
    記投影光学系の光軸方向の位置であることを特徴とする
    請求項23乃至26記載の投影露光方法。
  29. 【請求項29】 前記感光パターンの形成状態は該感光
    パターンのデューティであることを特徴とする請求項2
    3乃至28記載の投影露光方法。
  30. 【請求項30】 前記感光パターンの形成状態は該感光
    パターンの断面形状であることを特徴とする請求項23
    乃至28記載の投影露光方法。
  31. 【請求項31】 前記光束の変化は光束の偏光状態の変
    化であることを特徴とする請求項第23乃至29記載の
    投影露光方法。
  32. 【請求項32】 前記光束の変化は光束の強度の変化で
    あることを特徴とする請求項第23乃至29記載の投影
    露光方法。
  33. 【請求項33】 前記感光パターンは現像処理前の潜像
    パターンであることを特徴とする請求項23乃至32記
    載の投影露光方法。
  34. 【請求項34】 前記感光パターンは現像処理後の現像
    パターンであることを特徴とする請求項23乃至32記
    載の投影露光方法。
  35. 【請求項35】 請求項1から12記載のパターン形成
    状態検出装置を用いてデバイスを製造するデバイス製造
    方法。
  36. 【請求項36】 請求項13から22記載の投影露光装
    置を用いてデバイスを製造するデバイス製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項23から34記載の投影露光方
    法を用いてデバイスを製造するデバイス製造方法。
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