JPH10221838A - 高解像度アルミニウム・アブレーション・マスク - Google Patents

高解像度アルミニウム・アブレーション・マスク

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JPH10221838A JP1287698A JP1287698A JPH10221838A JP H10221838 A JPH10221838 A JP H10221838A JP 1287698 A JP1287698 A JP 1287698A JP 1287698 A JP1287698 A JP 1287698A JP H10221838 A JPH10221838 A JP H10221838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルーエンスが200mJ/cm2を超える
レーザに使用する高解像度のアブレーション・マスクの
製法。 【解決手段】 この方法はドライ・エッチングと化学エ
ッチングを併用して、透明基板と、前記基板上に付着さ
せたUV屈折性の高い材料、たとえばアルミニウムの層
と、前記UV屈折性の高い材料の層の所定の領域に置か
れ、前記UV屈折性の高い材料の層の他の領域は露出さ
せたフォトレジスト層とを備え、エッチングされていな
いアブレーション・マスクのエッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、約200mJ/c
2ないし少なくとも約500mJ/cm2の範囲のフル
ーエンスによるレーザ・アブレーションに使用する高解
像度マスクの製造方法に関するものである。ドライ・エ
ッチング技術と化学エッチング技術を併用する本発明の
方法により、従来の技術による方法と比較して、アブレ
ーション・マスクの寸法制御が改善される。
【0002】
【従来の技術】微小電気材料加工の分野において、金属
皮膜、ガラス、および重合体などの他の材料の層を含む
ターゲットを選択的に付着させたりエッチングしたりす
る必要がある。ターゲットに無接触マスクを介して高エ
ネルギーを当てるレーザ・アブレーションはこの必要性
に応えて開発されたもので、ターゲットがフォトリソグ
ラフィ用接触マスク、フォトレジストまたはパターニン
グされた移送層あるいはその両方、および標準の接触マ
スク処理に使用される各種の処理および洗浄溶液に、過
度に露出されない。さらに、マスク/光学系とターゲッ
トとの距離により、アブレーションされた生成物により
マスク/光学系が汚染される可能性が減少する。
【0003】高エネルギーのレーザを使用する材料処理
の、主要な欠点のひとつは、アブレーション・マスクが
レーザ照射による損傷に十分耐えなければならないこと
である。従来の技術により、各種のアブレーション・マ
スクが開発され、レーザ・アブレーションに使用されて
いる。しかし、通常従来の技術によるアブレーション・
マスクは、フルーエンスの高いレーザに使用することが
できなかったり、複雑な処理ステップを必要とすること
が多い比較的高価な材料を含んでいたりする。
【0004】従来の技術で知られている最も簡単で安価
なアブレーション・マスクのひとつは、通常ステンレス
・スチールまたはモリブデン金属からなる金属箔マスク
である。金属箔マスクは通常安価であるが、解像度が低
く、質が低いため、形成する像の種類に限度がある。
【0005】業界で知られた他の比較的安価な種類のレ
ーザ・アブレーション・マスクは、開口を設けた単一
層、または開口を設けた複合金属層を石英基板上に付着
させたものである。このようなアブレーション・マスク
では、クロム、アルミニウム、および銅をバッキングし
たアルミニウムを金属として使用することが示唆されて
いる。これらのアブレーション・マスクは、金属箔マス
クでは得られない質と多様性を与えるが、通常レーザに
よる損傷のしきい値が低く(<200mJ/cm2)、
ほとんどのレーザ処理用途には不適当である。たとえ
ば、米国特許第4786358号明細書には、レーザに
よる損傷のしきい値が135mJ/cm2と記載されて
おり、これはレーザのフルーエンスが通常200mJ/
cm2を超えるレーザ・アブレーション工程には不適当
である。同様な問題は、従来の技術によるアルミニウム
/石英マスクにも存在する。
【0006】誘電アブレーション・マスクも業界で知ら
れている。誘電アブレーション・マスクの一例が、たと
えば米国特許第4923772号明細書に開示されてい
る。具体的には、米国特許第4923772号明細書
は、UVグレードの合成溶融シリカ基板上に、複数の屈
折率の高い誘電層と屈折率の低い誘電層が交互に設けら
れたアブレーション・マスクを開示している。記載され
たアブレーション・マスクは、使用される高エネルギー
のフルーエンスと、ハイパワーのレーザに耐える。しか
し、これらのマスクは、製造するのが比較的高価であ
り、構成する誘電材料が使用する特定の波長のレーザに
合わせてつくられる。したがって、レーザの波長が変わ
ると、たとえば異なる材料のターゲットをアブレーショ
ンしたい場合、異なる誘電材料を含む新しい誘電マスク
が必要である。米国特許第5349155号明細書は、
同様の誘電アブレーション・マスクを教示している。
【0007】IBMテクニカル・ディスクロージャ・ブ
ルテン、Vol.36、No.11、1993年11
月、p.583−584、「Metal Films/Diamond Memb
rane Mask for Excimer Laser Ablation Projection Et
ching」には、厚さ3ないし5μmのアルミニウム層を
CVDダイヤモンドの上に付着させ、反射防止コーティ
ングを被覆したアブレーション・マスクが記載されてい
る。CVDダイヤモンドの目的は、レーザ・パルスが続
いている時にアルミニウムにより吸収されたレーザ・エ
ネルギーを効率良くヒートシンクすることである。記載
されたアブレーション・マスク構造は、幾分高価であ
り、製造が困難である。ダイヤモンドの変わりに銅をし
ようした場合、同様の熱放射を得るために、アルミニウ
ムと銅の境界面に銅とアルミニウムの合金を形成させる
と、アルミニウムの反射率が減少し、レーザ・フルーエ
ンスが高い場合、金属/マスク・フィーチャの破壊の危
険が増大する。
【0008】従来の技術にも本発明にも使用することが
できるエッチングされていないアブレーション・マスク
の典型的な断面図を図1に示す。具体的には、エッチン
グされていないアブレーション・マスク10は、透明基
板12、透明基板12の表面上に付着させたUV屈折性
の高い材料、たとえばアルミニウムの材料層14、層1
4の所定の領域上に、層14の他の領域18を露出した
ままにするように置かれたフォトレジスト層16からな
る。
【0009】アブレーション・マスクは業界では周知の
ものであるが、これらのマスクを化学エッチング工程お
よびドライ・エッチング工程でパターニングする際に、
まだ問題がある。これらの従来の技術による工程での問
題を、図2、図3、および図4に示す。これらの各図
で、層14はアルミニウムで構成されている。
【0010】具体的には、図2は従来の技術によるレー
ザ・アブレーションマスクの製造工程を示したもので、
図1のマスクの、マスクを化学エッチャントによりエッ
チングした後の断面図である。これらの図では、同一の
要素は同一の番号で示してあることに留意されたい。化
学エッチングされたマスク20は、フォトレジスト層1
6の各縁部にアンダーカット22がある。このフォトレ
ジストにアンダーカットを生成する性質は、化学エッチ
ングに付随するもので、10μm未満の幾何的形状の再
現性を得るのを不可能にしている。
【0011】ドライ・エッチングでは、イオン・ビーム
・エッチング(IBE)と、反応性イオン・エッチング
(RIE)が当技術分野で知られている。これらのドラ
イ・エッチング法は、いずれも視示界線エッチング法
で、化学エッチングより厳密な寸法制御により、高解像
度のパターンを形成することができる。それにもかかわ
らず、これらの各ドライ・エッチング法は独特の問題を
抱えている。
【0012】IBEにおける主要な問題は、入射イオン
の流速が速いため、マスクのすべてのフィーチャが高速
エッチングされることである。この現象は、フォトレジ
スト層の側壁でイオンが反射されることに原因する。こ
の性質を、業界では「トレンチング」と称し、典型的に
はアブレーションされたフィーチャの縁部が粗くなる原
因となる。この点に関連して、図3は図1のアルミニウ
ムのアブレーション・マスクをIBEでエッチングする
従来の技術による方法を示したものである。具体的に
は、図3はIBEマスク30が透明基板12の表面に貫
入するトレンチ32を有することを示している。
【0013】また、基板上に非常に厚いアルミニウム皮
膜(≧1μm)を付着させると、皮膜の形態が顆粒状と
なり、皮膜表面が粗くなる。IBEの間に、この粗さが
基板に移動し、最終的にはレーザ光線の散乱のため、ア
ブレーション中に基板に入射する有効なレーザ・フルー
エンスが減少する。粗さが強すぎると、局部的なマスキ
ングが生じ、アブレーションが妨げられる。
【0014】RIE使用時に起きる典型的な問題は、パ
ターン・フィーチャの下部にテール、すなわちエッチン
グされない材料の細いペデスタルが形成することであ
る。この現象を本明細書では「グラス」と称するが、R
IE中に層14が局部的にマスキングされるために起き
る。これらのペデスタルは、以後のエッチングで除去さ
れず、マスクが使用不能になる。この点は、図4に示さ
れており、図1のアブレーション・マスクをRIEによ
りエッチングする従来の技術を示す。すなわち、RIE
マスク40はエッチングされないアルミニウム42のペ
デスタル、すなわち「グラス」を有し、これは以後のR
IEで除去することができない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、約
200mJ/cm2ないし少なくとも約500mJ/c
2の範囲のレーザ・フルーエンスを有するレーザ・ア
ブレーションに使用するマスクの製造方法を提供するこ
とにある。
【0016】本発明の他の目的は、トレンチ、粗い表
面、またはエッチングされないペデスタル、すなわち
「グラス」を含まないアブレーション・レーザ・マスク
の製造方法を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、解像度が高く、高品
質の像をターゲット材料に与えることができるアブレー
ション・マスクの製造方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記その他の目的は、ド
ライ・エッチング技法と化学エッチング技法を併用する
本発明の方法により達成できる。具体的には、本発明に
よれば、フルーエンスが200mJ/cm2を超えるレ
ーザに使用する高解像度のレーザ・アブレーション・マ
スクの製法が提供される。この方法は、下記のステップ
を含む。 (a)透明基板、前記透明基板上に付着させたUV屈折
性の高い材料の層、および前記UV屈折性の高い材料の
層の所定の領域に置かれ、前記UV屈折性の高い材料の
層の他の領域は露出させたフォトレジスト層からなる、
エッチングされていないレーザ・アブレーション・マス
クを形成するステップと、(b)露出したUV屈折性の
高い材料の層の一部をエッチングし、露出したUV屈折
性の高い材料の層の他の部分はエッチングされないよう
にするのに十分な条件で、前記エッチングされていない
レーザ・アブレーション・マスクをドライ・エッチング
にかけるステップと、(c)前記ドライ・エッチングさ
れたレーザ・アブレーション・マスクを、ステップ
(b)でエッチングされなかった前記露出したUV屈折
性の高い材料の層の残った部分をエッチングするのに十
分な条件で化学エッチャントに接触させるステップとを
含む。
【0019】本発明のステップ(b)で、ドライ・エッ
チングはイオン・ビーム・エッチング(IBE)で行っ
ても、反応性イオン・エッチング(RIE)で行っても
よい。本発明の工程(b)でIBEを使用する場合は、
トレンチが透明基板の表面に浸透することなく最初に透
明基板の表面に接触し始める深さまで、UV屈折性の高
い材料の露出した領域をエッチングするのに十分な条件
で行う。
【0020】本発明のステップ(b)でRIEを使用す
る場合は、ステップ(b)で使用する条件は、前記UV
屈折性の高い材料の層の露出した領域をエッチングする
のに十分なもので、これによりRIE後に、エッチング
されていないUV屈折性の高い材料のペデスタルが前記
露出した領域に残る。次に、RIEで化学エッチングさ
れたアブレーション・マスクを前記ペデスタルが除去さ
れるのに十分な条件で化学エッチャントと接触させて、
ペデスタルを除去する。
【0021】
【発明の実施の形態】上述のように、本発明は高解像度
で、フルーエンスが約200mJ/cm2を超えるレー
ザに耐えるアブレーション・マスクの製法を提供する。
すなわち、本発明により提供されるマスクは、損傷を生
じるしきい値が非常に高く、広範囲のレーザ・アブレー
ション用途に適する。具体的には、本発明の方法はドラ
イ・エッチング技法と化学エッチングの技法とを併用し
たものである。
【0022】本発明の1実施例では、IBEと化学エッ
チングとを併用して、透明基板の表面上にトレンチも粗
さもないアブレーション・マスクを製造する効果的な方
法が提供される。本発明の第2の実施例では、RIEと
化学エッチングとを併用して、透明基板の表面上にエッ
チングされていないUV屈折性の高い材料のペデスタル
のないアブレーション・マスクを製造する効果的な方法
が提供される。
【0023】本発明および本発明が解決する問題につい
て、図を参照して詳細に説明する。
【0024】再び図1を参照すると、本発明に使用する
エッチングされていないアブレーション・マスクの断面
図が示されている。具体的には、エッチングされていな
いアブレーション・マスク10は、透明基板12、透明
基板12の表面上に付着させたUV屈折性の高い材料、
たとえばアルミニウムの層14、層14の所定の領域上
に、層14の他の領域18を露出したままにするように
置かれたフォトレジスト層16からなる。
【0025】アブレーション工程で使用するレーザの波
長に対して透明であれば、当業者に周知のいかなる透明
基板でも本発明において使用することができる。通常、
本発明に使用する透明基板はいかなる不純物も含有しな
い。これらの制限に適合する透明基板には、石英、CV
Dダイヤモンド、フッ化カルシウムなどがあるが、これ
らに限定されるものではない。これらの透明基板の内、
UVグレードの合成溶融シリカを含有する石英で構成さ
れるのが最も好ましい。本発明に使用する透明基板の厚
みは、本発明では特に決定的な制限はない。
【0026】次に、当業者に周知の方法を用いて、透明
基板12上にUV屈折性の高い材料の層14を付着させ
る。本明細書で使用する「UV屈折性の高い」の語は、
層14の材料が、アブレーション工程で使用するUVの
約90%以上を屈折させることができることを示す。た
とえば、層14は、電子線蒸着またはスパッタリングに
より透明基板12の表面上に付着させることができる。
本明細書で意図するUV屈折性の高い材料のうち、本発
明ではアルミニウムが最も好ましい。以下の説明ではア
ルミニウムについて記載されているが、これは他のUV
屈折性の高い材料にも適用することができることに留意
されたい。
【0027】透明基板12上に付着させるアルミニウム
層14の厚みは、約3μm以上でなければならない。こ
の厚みは、通常のレーザ・アブレーションに付随するエ
ネルギーの範囲である約200mJ/cm2ないし少な
くとも500mJ/cm2の範囲のレーザ・フルーエン
スに十分耐えることが証明されている。アルミニウム層
の厚みの上限は通常約6μmである。この厚みの上限に
より、微小電気ターゲット材料の処理のために必要なア
ルミニウム層の開口の寸法に関連する解像度に問題を回
避することができる。
【0028】本発明で使用するフォトレジスト層16
は、当業者に周知の従来のフォトレジストである。本発
明で使用できる適当なフォトレジストは、パターンを形
成した感UV性有機重合体で形成される。
【0029】上述のように、図2、図3、および図4に
示す従来の技術によるアルミニウムのレーザ・アブレー
ション・マスクを製造する方法の欠点は、図5、図6、
図7、および図8に示し、以下に詳細に説明する本発明
の方法により解決される。
【0030】具体的には、図5および図6は、図1に示
すアルミニウムのアブレーション・マスクを、最初IB
Eを、次に化学エッチャントを使用した化学エッチング
を行う本発明の第1の実施例を示す。本発明の第1の実
施例によれば、図1に示すアルミニウムのアブレーショ
ン・マスクを、トレンチ52Aが最初に透明基板12の
上面に接触し始める深さまで、アルミニウムの層の前記
露出した領域18をエッチングするのに十分な条件でI
BEを行う。IBEでエッチングされたアルミニウムの
アブレーション・マスク50Aを図5に示す。
【0031】トレンチ52Aが最初に透明基板12に接
触し始める深さは、アルミニウム層14の厚みに依存す
る。通常本発明では、IBEは、IBE後に露出した領
域18に、少なくとも約0.5μmのアルミニウム層1
4が残るように行う。IBEでエッチングされなかった
このアルミニウムは、トレンチ52Aが透明基板12に
貫入することなくアルミニウム層14でトレンチ52A
を形成するのに十分な量である。たとえば、金属層14
の厚みが3μmの場合、IBEは約2.5μmのアルミ
ニウム層14がエッチングにより除去されるように行
う。
【0032】IBEは、当業者に周知の技術を用いて行
う。通常本発明では、IBEは約0.03ないし約0.
06ミリトルの圧力で行う。さらに好ましくは、IBE
は約0.04ないし約0.05ミリトルの圧力で行う。
本発明では、通常約300ないし約1000Vのイオン
・エネルギーを使用する。さらに好ましくは、IBEの
間に使用するイオン・エネルギーは、約400ないし約
500Vである。
【0033】通常本発明では、IBEは約100ないし
約250分間行う。さらに好ましくは、IBEは約12
5ないし約150分間行う。
【0034】本発明ではいかなる種類の不活性気体もイ
オン・ビーム源として使用することができる。具体的に
は、不活性気体にはHe、Ar、Ne、Kr、Xeなど
があるが、これらに限定されるものではない。これらの
気体の内、Arがイオン源として特に好ましい。複数の
前記の不活性気体の混合物も本明細書で企図されてい
る。
【0035】次に、IBEを行ったアルミニウムのアブ
レーション・マスク50Aを、露出した領域18からエ
ッチングされていないアルミニウムをエッチングするの
に十分な条件で、化学エッチャントと接触させる。
【0036】アルミニウム層14をエッチングすること
ができるものであれば、当業者に周知のいかなる化学エ
ッチャントも本発明で使用することができる。このよう
な化学エッチャントの代表例にはリン酸、クロム酸、硝
酸、酢酸、水酸化カリウム溶液などがあるが、これらに
限定されるものではない。複数のこのような化学エッチ
ャントの混合物も本明細書で企図されている。これらの
化学エッチャントは水と混合して使用することもでき
る。前記の化学エッチャントのうち、硝酸、リン酸、お
よび酢酸の混合物が特に好ましい。
【0037】これらの化学エッチャントはIBEアブレ
ーション・マスク50Aを浸漬する浴に含まれていて
も、マスクに直接噴霧してもよい。
【0038】本発明では、化学エッチングは通常約21
℃ないし約60℃の温度で、約2分ないし約15分間行
う。さらに好ましくは化学エッチングは約40℃ないし
約50℃の温度で、約4分ないし約10分間行う。
【0039】本発明の第1の実施例により作成した最終
のアルミニウムのアブレーション・マスク50Bを図6
に示す。このマスクをレーザ・アブレーション・マスク
として使用する前に、フォトレジスト層16を標準的な
フォトリソグラフィ法により除去することが重要であ
る。
【0040】本発明の第2の実施例では、図1に示すエ
ッチングされていないマスクを、最初にRIEを、続い
て化学エッチングを行う。詳細には、図1に示すマスク
を、まず、アルミニウム層14の露出した領域18をエ
ッチングするのに十分な条件で、RIEを行う。RIE
でエッチングされたマスク60Aを図7に示す。RIE
工程では、マスク上にエッチングされていないアルミニ
ウムのペデスタル62Aが残る。
【0041】RIEは、当業者に周知の技術を用いて行
う。RIEで使用する反応性気体は通常BCl3および
Cl2である。一般に、RIE中の気体の圧力は約10
ないし約100ミリトルである。さらに好ましくは、R
IE中の気体の圧力は約20ないし約30ミリトルであ
る。このような圧力は、約200Vないし約800Vの
プラズマ・シーズ電位に相当する。さらに好ましくは、
RIE中のプラズマ・シーズ電位は約300Vないし約
400Vである。
【0042】本発明によれば、RIEは約30分ないし
約200分間行う。さらに好ましくは、RIEは約60
分ないし約80分間行う。
【0043】RIE工程の後、RIEでエッチングされ
たマスク60Aを、ペデスタル62Aを除去するのに十
分な条件で、化学エッチャントに接触させる。
【0044】本発明の第2の実施例で使用する化学エッ
チャントと条件は、上述の本発明の第1の実施例のもの
と同一である。化学エッチャントは、当業者に周知の技
術を用いて、浴中で使用しても、直接マスクに噴霧して
もよい。
【0045】本発明の第2の実施例により製造した最終
のエッチングされたマスク60Bを図8に示す。フォト
レジスト層16は、標準的なフォトリソグラフィ法で除
去した後、マスクはアブレーション・マスクとして使用
される。
【0046】本発明で実施されるレーザ・アブレーショ
ン基本技術は、米国特許第4923772号明細書に記
載されている。同明細書を参照として本明細書に合体す
る。要約すれば、エキシマ・レーザなどのレーザからの
エネルギー源は、レーザ・アブレーション・マスクを介
して適当なターゲット基板上に向けられ、またはプロジ
ェクタ装置を介して処理(たとえば減衰)された後、タ
ーゲットに向けられる。
【0047】上述のように、本発明により製造した金属
アブレーション・マスクは、損傷しきい値が高く(≧2
00mJ/cm2)高解像度を有し、光学的品質が高
い。さらに、本発明の方法により、従来の技術で使用さ
れる従来の方法の約7倍改善された寸法制御が得られ
る。
【0048】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0049】(1)約200mJ/cm2ないし少なく
とも約500mJ/cm2の範囲のフルーエンスを有す
るレーザに使用するアブレーション・マスクの製造方法
において、(a)透明基板、前記透明基板上に付着させ
たUV屈折性の高い材料の層、および前記UV屈折性の
高い材料の層の所定の領域に置かれ、前記UV屈折性の
高い材料の層の他の領域は露出させたフォトレジスト層
からなる、エッチングされていないレーザ・アブレーシ
ョン・マスクを形成するステップと、(b)露出したU
V屈折性の高い材料の層の一部をエッチングし、露出し
たUV屈折性の高い材料の層の他の部分はエッチングさ
れないようにするのに十分な条件で、前記エッチングさ
れていないレーザ・アブレーション・マスクをドライ・
エッチングにかけるステップと、(c)前記ドライ・エ
ッチングされたマスクを、工程(b)でエッチングされ
なかった前記露出したUV屈折性の高い材料の層の部分
をエッチングするのに十分な条件で化学エッチャントに
接触させるステップとを含む方法。 (2)前記透明基板が、石英、CVDダイヤモンド、ま
たはフッ化カルシウムであることを特徴とする上記
(1)に記載の方法。 (3)前記透明基板が、石英であることを特徴とする上
記(2)に記載の方法。 (4)前記石英が、UVグレードの合成溶融シリカを含
有することを特徴とする上記(3)に記載の方法。 (5)前記UV屈折性の高い材料が、アルミニウムで構
成されることを特徴とする上記(1)に記載の方法。 (6)前記UV屈折性の高い材料の層の厚みが、約3な
いし約6μmであることを特徴とする上記(5)に記載
の方法。 (7)前記ドライ・エッチングが、イオン・ビーム・エ
ッチング(IBE)または反応性イオン・エッチング
(RIE)により行われることを特徴とする上記(1)
に記載の方法。 (8)前記ドライ・エッチングが、トレンチが前記透明
基板に浸透することなく最初に透明基板に接触し始める
深さまで、前記UV屈折性の高い材料の層の前記露出し
た領域をエッチングし、前記露出したUV屈折性の高い
材料の層の一部をエッチングされないまま残すのに十分
な条件で、IBEを使用して行われることを特徴とする
上記(7)に記載の方法。 (9)前記IBEが、He、Ar、Ne、Kr、および
Xeからなる群から選択された不活性気体を使用して行
われることを特徴とする上記(8)に記載の方法。 (10)前記不活性気体が、Arであることを特徴とす
る上記(9)に記載の方法。 (11)前記IBEが、約0.03ないし約0.06ミ
リトルの圧力で行われることを特徴とする上記(8)に
記載の方法。 (12)前記IBEが、約0.04ないし約0.05ミ
リトルの圧力で行われることを特徴とする上記(11)
に記載の方法。 (13)前記IBEが、約300ないし約1000Vの
エネルギーで行われることを特徴とする上記(8)に記
載の方法。 (14)前記イオン・エネルギーが約400ないし約5
00Vであることを特徴とする上記(13)に記載の方
法。 (15)前記IBEが、約100ないし約250分間行
われることを特徴とする上記(8)に記載の方法。 (16)前記IBEが、約125ないし約150分間行
われることを特徴とする上記(15)に記載の方法。 (17)前記化学エッチング工程が、約21ないし約6
0℃の温度で、約2ないし約15分間行われることを特
徴とする上記(1)に記載の方法。 (18)前記化学エッチング工程が、約40ないし約5
0℃の温度で、約4ないし約10分間行われることを特
徴とする上記(17)に記載の方法。 (19)さらに、化学エッチングされたマスクから、フ
ォトレジスト層を除去するステップを含むことを特徴と
する上記(1)に記載の方法。 (20)ドライ・エッチングが、前記UV屈折性の高い
材料の層の露出した領域をエッチングするのに十分な条
件でRIEを使用して行われ、これによりRIE後に、
エッチングされていない、UV屈折性の高い材料のペデ
スタルが前記露出した領域に存在することを特徴とする
上記(8)に記載の方法。 (21)前記RIEが、BCl3およびCl2からなる群
から選択された反応性気体を使用して行われることを特
徴とする上記(20)に記載の方法。 (22)前記RIEが、約10ないし約100ミリトル
の圧力で行われることを特徴とする上記(20)に記載
の方法。 (23)前記RIEが、約20ないし約30ミリトルの
圧力で行われることを特徴とする上記(22)に記載の
方法。 (24)前記RIEが、約200ないし約800Vのプ
ラズマ・シーズ電位で行われることを特徴とする上記
(20)に記載の方法。 (25)前記RIEが、約300ないし約400Vのプ
ラズマ・シーズ電位で行われることを特徴とする上記
(24)に記載の方法。 (26)前記RIEが、約30ないし約200分間行わ
れることを特徴とする上記(20)に記載の方法。 (27)前記RIEが、約60ないし約80分間行われ
ることを特徴とする上記(22)に記載の方法。 (28)約200mJ/cm2ないし少なくとも約50
0mJ/cm2の範囲のフルーエンスを有するレーザに
使用するアルミニウム・アブレーション・マスクの製造
方法において、(a)透明基板、前記透明基板上に付着
させたアルミニウム層、および前記アルミニウム層の所
定の領域に置かれ、前記アルミニウム層の他の領域は露
出させたフォトレジスト層からなる、エッチングされて
いないアルミニウム・レーザ・アブレーション・マスク
を形成するステップと、(b)露出したアルミニウム層
の一部をエッチングし、露出したアルミニウム層の他の
部分はエッチングされないようにするのに十分な条件
で、前記エッチングされていないアルミニウム・レーザ
・アブレーション・マスクをドライ・エッチングにかけ
るステップと、(c)前記ドライ・エッチングされたマ
スクを、ステップ(b)でエッチングされなかった前記
露出したアルミニウム層の部分をエッチングするのに十
分な条件で化学エッチャントに接触させるステップとを
含む方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術にも本発明にも使用されるエッチン
グされていないアブレーション・レーザ・マスクを示す
断面図である。
【図2】化学エッチングを行った後の、図1に示すアブ
レーション・マスクを示す断面図である。
【図3】IBEを行った後の、図1に示すアブレーショ
ン・マスクを示す断面図である。
【図4】RIEを行った後の、図1に示すアブレーショ
ン・マスクを示す断面図である。
【図5】IBEを行った後の、図1に示すアブレーショ
ン・マスクを示す断面図である。
【図6】化学エッチングを行った後の、図1に示すアブ
レーション・マスクを示す断面図である。
【図7】RIEを行った後の、図1に示すアブレーショ
ン・マスクを示す断面図である。
【図8】化学エッチングを行った後の、図1に示すアブ
レーション・マスクを示す断面図である。
【符号の説明】
10 エッチングされていないアブレーション・マスク 12 透明基板 14 UV屈折性の高い材料の層 16 フォトレジスト層 18 露出した領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ・エル・スペイデル アメリカ合衆国12570 ニューヨーク州ポ クアグストウ・ドライブ 97 (72)発明者 ラージェシュ・エス・パテル アメリカ合衆国94555 カリフォルニア州 フレモント カーディナル・テラス 3758

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約200mJ/cm2ないし少なくとも約
    500mJ/cm2の範囲のフルーエンスを有するレー
    ザに使用するアブレーション・マスクの製造方法におい
    て、(a)透明基板、前記透明基板上に付着させたUV
    屈折性の高い材料の層、および前記UV屈折性の高い材
    料の層の所定の領域に置かれ、前記UV屈折性の高い材
    料の層の他の領域は露出させたフォトレジスト層からな
    る、エッチングされていないレーザ・アブレーション・
    マスクを形成するステップと、(b)露出したUV屈折
    性の高い材料の層の一部をエッチングし、露出したUV
    屈折性の高い材料の層の他の部分はエッチングされない
    ようにするのに十分な条件で、前記エッチングされてい
    ないレーザ・アブレーション・マスクをドライ・エッチ
    ングにかけるステップと、(c)前記ドライ・エッチン
    グされたマスクを、ステップ(b)でエッチングされな
    かった前記露出したUV屈折性の高い材料の層の部分を
    エッチングするのに十分な条件で化学エッチャントに接
    触させるステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】前記透明基板が、石英、CVDダイヤモン
    ド、またはフッ化カルシウムであることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記透明基板が、石英であることを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記石英が、UVグレードの合成溶融シリ
    カを含有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記UV屈折性の高い材料が、アルミニウ
    ムで構成されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】前記UV屈折性の高い材料の層の厚みが、
    約3ないし約6μmであることを特徴とする請求項5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ドライ・エッチングが、イオン・ビー
    ム・エッチング(IBE)または反応性イオン・エッチ
    ング(RIE)により行われることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ドライ・エッチングが、トレンチが前
    記透明基板に浸透することなく最初に透明基板に接触し
    始める深さまで、前記UV屈折性の高い材料の層の前記
    露出した領域をエッチングし、前記露出したUV屈折性
    の高い材料の層の一部をエッチングされないまま残すの
    に十分な条件で、IBEを使用して行われることを特徴
    とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記IBEが、He、Ar、Ne、Kr、
    およびXeからなる群から選択された不活性気体を使用
    して行われることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記不活性気体が、Arであることを特
    徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記IBEが、約0.03ないし約0.
    06ミリトルの圧力で行われることを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記IBEが、約0.04ないし約0.
    05ミリトルの圧力で行われることを特徴とする請求項
    11に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記IBEが、約300ないし約100
    0Vのエネルギーで行われることを特徴とする請求項8
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記イオン・エネルギーが約400ない
    し約500Vであることを特徴とする請求項13に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】前記IBEが、約100ないし約250
    分間行われることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記IBEが、約125ないし約150
    分間行われることを特徴とする請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】前記化学エッチング工程が、約21ない
    し約60℃の温度で、約2ないし約15分間行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記化学エッチング工程が、約40ない
    し約50℃の温度で、約4ないし約10分間行われるこ
    とを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】さらに、化学エッチングされたマスクか
    ら、フォトレジスト層を除去するステップを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】ドライ・エッチングが、前記UV屈折性
    の高い材料の層の露出した領域をエッチングするのに十
    分な条件でRIEを使用して行われ、これによりRIE
    後に、エッチングされていない、UV屈折性の高い材料
    のペデスタルが前記露出した領域に存在することを特徴
    とする請求項8に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記RIEが、BCl3およびCl2から
    なる群から選択された反応性気体を使用して行われるこ
    とを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記RIEが、約10ないし約100ミ
    リトルの圧力で行われることを特徴とする請求項20に
    記載の方法。
  23. 【請求項23】前記RIEが、約20ないし約30ミリ
    トルの圧力で行われることを特徴とする請求項22に記
    載の方法。
  24. 【請求項24】前記RIEが、約200ないし約800
    Vのプラズマ・シーズ電位で行われることを特徴とする
    請求項20に記載の方法。
  25. 【請求項25】前記RIEが、約300ないし約400
    Vのプラズマ・シーズ電位で行われることを特徴とする
    請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】前記RIEが、約30ないし約200分
    間行われることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  27. 【請求項27】前記RIEが、約60ないし約80分間
    行われることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  28. 【請求項28】約200mJ/cm2ないし少なくとも
    約500mJ/cm2の範囲のフルーエンスを有するレ
    ーザに使用するアルミニウム・アブレーション・マスク
    の製造方法において、(a)透明基板、前記透明基板上
    に付着させたアルミニウム層、および前記アルミニウム
    層の所定の領域に置かれ、前記アルミニウム層の他の領
    域は露出させたフォトレジスト層からなる、エッチング
    されていないアルミニウム・レーザ・アブレーション・
    マスクを形成するステップと、(b)露出したアルミニ
    ウム層の一部をエッチングし、露出したアルミニウム層
    の他の部分はエッチングされないようにするのに十分な
    条件で、前記エッチングされていないアルミニウム・レ
    ーザ・アブレーション・マスクをドライ・エッチングに
    かけるステップと、(c)前記ドライ・エッチングされ
    たマスクを、ステップ(b)でエッチングされなかった
    前記露出したアルミニウム層の部分をエッチングするの
    に十分な条件で化学エッチャントに接触させるステップ
    とを含む方法。
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