JPH10221702A - 配線基板、配線基板の製造方法及び該配線基板を用いた液晶素子 - Google Patents

配線基板、配線基板の製造方法及び該配線基板を用いた液晶素子

Info

Publication number
JPH10221702A
JPH10221702A JP2076497A JP2076497A JPH10221702A JP H10221702 A JPH10221702 A JP H10221702A JP 2076497 A JP2076497 A JP 2076497A JP 2076497 A JP2076497 A JP 2076497A JP H10221702 A JPH10221702 A JP H10221702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
wiring board
forming
electrode
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2076497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4011664B2 (ja
Inventor
Makoto Kameyama
誠 亀山
Atsumichi Ishikura
淳理 石倉
Toshiaki Yoshikawa
俊明 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP02076497A priority Critical patent/JP4011664B2/ja
Publication of JPH10221702A publication Critical patent/JPH10221702A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4011664B2 publication Critical patent/JP4011664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/06Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/06Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
    • H05K3/061Etching masks

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細な配線パターンを形成することのでき
る配線基板、配線基板の製造方法及び該配線基板を用い
た液晶素子を提供する。 【解決手段】 透光性基材6の表面に該透光性基材6と
の接着性の良い金属からなる下地層12を形成する工程
と、下地層12の表面に低抵抗の金属からなる低抵抗層
13を形成する工程と、低抵抗層13の表面に低抵抗層
13を保護する保護層14を形成する工程と、補助電極
10のパターンにエッチングする工程の他に、保護層1
4の表面にエッチング精度向上層15を形成する工程
と、エッチングの後、エッチング精度向上層15を除去
する工程とを設けることにより、高精細な配線パターン
を有する補助電極10を形成するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶素子に用いら
れる配線基板、配線基板の製造方法、該及び該配線基板
を用いた液晶素子に関し、特に配線基板の補助電極の形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、TN(Twisted Ne
matic)やSTN(SuperTwisted N
ematic)型等の液晶素子では、透光性基材の一例
であるガラス基板上に形成される透明電極としてITO
(Indiam Tin Oxide)膜が一般に用い
られるが、この透明電極を構成するITO膜は抵抗値が
高いため、最近のように表示面積の大型化、高精細化に
伴って印加される電圧波形の遅延が問題になってきた。
【0003】特に、強誘電性液晶を用いた液晶素子では
セルギャップが1〜3μmとより狭いため、電圧波形の
遅延が顕著であった。ここで、この抵抗値を低くするた
めに透明電極を厚く形成することも考えられるが、膜厚
を厚くすると成膜に時間を要し、且つコストもかかり、
更に透明性も悪くなる等の欠点があった。
【0004】そこで、このような欠点を解決するため
に、例えば、特開平2−63019号公報に示されるも
ののように、膜厚の薄い透明電極に併設して低抵抗値の
金属配線を形成する構成の配線基板が提案されている。
ここで、この公報に開示されている配線基板は、金属配
線を透明な絶縁物で埋め込み、表面に金属パターンを露
出した金属配線上にITO膜等の透明電極を形成したも
のである。
【0005】ところで、上述したような構成の配線基板
を作製する場合、金属配線間を埋めて平坦化する絶縁物
として、例えば特開平6−347810号公報に示され
るもののように透明な樹脂を用いる構成の配線基板が提
案されている。
【0006】次に、このような低抵抗率の金属配線を備
えた配線基板を製造する方法の一例を図7を用いて説明
する。
【0007】まず、同図(a)に示すように透明な平滑
板101の表面上に、UV(紫外線)硬化樹脂102を
ディスペンサ等の定量化治具108で所定量滴下する。
次に、(b)に示すようにUV硬化樹脂102が滴下さ
れた平滑板101上に、予め1μm程度の膜厚からなる
金属配線103が形成されたガラス基板104を金属配
線103を平滑板101に向けてUV硬化樹脂102を
挟むように接触させる。なお、この金属配線103は、
例えばスパッター法等によってガラス基板104上に銅
等の金属膜層を形成した後、フォトリソ法等によってパ
ターンニングして形成されたものである。
【0008】次に、(c)に示すように平滑板101と
ガラス基板104とでUV硬化樹脂102を挟んだ一体
物100Aを、(d)に示すようにプレス機105内に
入れて平滑板101とガラス基板104とを密着させ
る。この時、後の工程でITO膜等の透明電極と金属配
線103とが接して導通性を保つようにするため、UV
硬化樹脂102を金属配線103の表面上から除去する
か、又は極薄く樹脂が残るように、(e)に示す矢印方
向にようにプレス機105によりさらに圧力を加えて平
滑板101とガラス基板104とを強く、且つ基板全面
に均一に密着させる。
【0009】次に、一体物100Aをプレス機105か
ら取り外し、この後UV硬化樹脂102を硬化させるた
め、(f)に示すように平滑板101側からUV(紫外
線)光106を照射してUV硬化樹脂102を硬化させ
る。
【0010】次に、離型治具(図示省略)により(g)
の矢印に示すように平滑板101から、硬化したUV硬
化樹脂102と一体となったガラス基板104を剥離す
る。そして、この平滑板101からの剥離により、
(h)に示すような状態となったガラス基板104のU
V硬化樹脂102上に、(i)に示すように金属配線1
03と電気的に接するようにしてITO膜からなる透明
電極107を形成し、UV硬化樹脂102を埋め込んだ
配線基板100を得ていた。
【0011】ところで、上述した従来の製造方法によっ
て製造される配線基板100では、金属配線103の金
属として、体積抵抗値が2〜10×10-8Ωmと小さい
Cu(銅)が一般的に用いられている。そして、銅で形
成した金属配線103は、他の金属を用いた場合に較べ
て膜厚を薄く設定でき、且つ材料費が安価なことから最
も経済的である。
【0012】しかしながら、銅を用いた場合、銅で形成
された金属配線103はガラス基板104との密着力が
小さいために、図7(g)に示した離型工程において、
平滑板101からガラス基板104を剥離する際、ガラ
ス基板104から金属配線103が剥離するおそれがあ
り、これにより得られる配線基板100の歩留りが大幅
に低下するという欠点があった。
【0013】また、銅は酸化しやすい金属であり、図7
(i)に示した工程でITO膜等の透明電極107を金
属配線103上に形成する際、銅の表面酸化により透明
電極107と金属配線103との安定した電気的導通が
得られなくなるという欠点があった。
【0014】そこで、このような欠点を解決するため
に、金属配線103を、ガラス基板104と密着性の良
い金属からなる下地密着層と、この下地密着層上に形成
された低抵抗の金属からなる低抵抗層と、この低抵抗層
上に形成され、低抵抗層の酸化を防止する金属からなる
保護層とを順に形成して多層構造とした配線基板が提案
されている。
【0015】図8の(a)は、このような構成の配線基
板を示すものであり、多層金属配線103Aを形成する
下地密着層110は、例えばTi、Mo、W、Al 、T
a、Ni等の基板との密着性の良い金属、あるいはそれ
らの合金で形成されている。また、低抵抗層111は、
例えば銅(Cu)からなる薄膜であり、また保護層11
2は、例えばMo、Ta、W、Ti、Niあるいはそれ
らの合金からなる酸化防止薄膜からそれぞれ構成されて
いる。なお、図5(b)はカラーフィルタ113上に該
多層金属配線が形成された例である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の配線基板において、液晶素子の高画質、高開口率
化の要求に応えるために、配線幅を狭くし、高精細な配
線パターンを得る目的でフォトエッチング加工を施した
場合、図9に示すように、保護層112として低抵抗層
111上に形成した薄膜が、ひさし状にバリBとして残
ってしまい、これによりエッチング加工精度を低下さ
せ、結果的に加工歩留りを低くしてしまうという問題点
があった。
【0017】そこで本発明は、このような従来の問題点
を解決するためになされたものであり、高精細な配線パ
ターンを形成することのできる配線基板、配線基板の製
造方法及び該配線基板を用いた液晶素子を提供すること
を目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性基材の
表面にパターン形成された補助電極と、前記補助電極の
表面に形成された主電極とを有する配線基板において、
前記補助電極は、前記透光性基材の表面に順に該透光性
基材との接着性の良い金属からなる下地層と、低抵抗の
金属からなる低抵抗層と、前記低抵抗層を保護する保護
層と、エッチング精度向上層とを形成した後、エッチン
グ及び前記エッチング精度向上層の除去を行ってパター
ン形成されることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記下地層をMo、Ti、
W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれか
で形成したことを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記保護層をMo、Ti、
W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれか
で形成したことを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記下地層及び前記保護層
をNiMo合金で形成したことを特徴とするものであ
る。
【0022】また本発明は、前記低抵抗層及びエッチン
グ精度向上層をCuあるいはその合金で形成したことを
特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記補助電極相互の間隙に
高分子層を有することを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、透光性基材の表面にパター
ン形成された補助電極と、前記補助電極の表面に形成さ
れた主電極とを有する配線基板の製造方法において、前
記透光性基材の表面に該透光性基材との接着性の良い金
属からなる下地層を形成する工程と、前記下地層の表面
に低抵抗の金属からなる低抵抗層を形成する工程と、前
記低抵抗層の表面に該低抵抗層を保護する保護層を形成
する工程と、前記保護層の表面にエッチング精度向上層
を形成する工程と、前記下地層、低抵抗層、保護層及び
エッチング精度向上層を前記補助電極のパターンにエッ
チングする工程と、前記エッチングの後、前記エッチン
グ精度向上層を除去する工程と、により前記補助電極を
形成することを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、前記エッチング精度向上層
を100Å〜500Åの厚さ範囲で形成することを特徴
とするものである。
【0026】また本発明は、前記下地層をMo、Ti、
W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれか
で形成したことを特徴とするものである。
【0027】また本発明は、前記保護層をMo、Ti、
W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれか
で形成したことを特徴とするものである。
【0028】また本発明は、前記下地層及び前記保護層
をNiMo合金で形成したことを特徴とするものであ
る。
【0029】また本発明は、前記低抵抗層及びエッチン
グ精度向上層をCuあるいはその合金で形成したことを
特徴とするものである。
【0030】また本発明は、前記エッチング精度向上層
を除去する工程を、前記補助電極のパターンをパターニ
ングしたエッチングレジストの剥離工程と同時に行うこ
とを特徴とするものである。
【0031】また本発明は、前記保護層を形成する工程
と、前記エッチング精度向上層を形成する工程との間
に、該保護層及びエッチング精度向上層を形成する金属
又は合金の混合材料によってミキシング層を形成する工
程を設けたことを特徴とするものである。
【0032】また本発明は、前記ミキシング層を100
Å〜500Åの厚さ範囲で形成することを特徴とするも
のである。
【0033】また本発明は、前記補助電極相互の間隙に
高分子層を形成する工程を設けたことを特徴とするもの
である。
【0034】また本発明は、透光性基材の表面にパター
ン形成された補助電極と、前記補助電極の表面に形成さ
れた主電極とを有する一対の配線基板により液晶を挟持
する液晶素子において、前記配線基板の補助電極は、前
記透光性基材の表面に順に該透光性基材との接着性の良
い金属からなる下地層と、低抵抗の金属からなる低抵抗
層と、前記低抵抗層を保護する保護層と、エッチング精
度向上層とを形成した後、エッチング及び前記エッチン
グ精度向上層の除去を行ってパターン形成されることを
特徴とするものである。
【0035】また本発明は、透光性基材と、該透光性基
材上に設けられた第1電極と、該第1電極に設けられた
第2電極とを有する配線基板において、前記第1電極
は、前記透光性基材側から順に、Mo、Ti、W、A
l、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれかからな
る第1層、Cuあるいはその合金からなる第2層、M
o、Ti、W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金
のいずれかからなる第3層、及びCuあるいはその合金
からなる第4層を有することを特徴とするものである。
【0036】また本発明は、前記第1電極相互の間隙に
高分子層を有することを特徴とするものである。
【0037】また本発明は、前記第1層及び第3層がN
iMo合金からなることを特徴とするものである。
【0038】また本発明は、透光性基材と、該透光性基
材上に設けられた第1電極と、該第1電極に設けられた
第2電極とを有する配線基板において、前記透光性基材
上にMo、Ti、W、Al、Ta、Niあるいはそれら
の合金のいずれかからなる第1層を形成する工程と、前
記第1層の上にCuあるいはその合金からなる第2層を
形成する工程と、前記第2層の上にMo、Ti、W、A
l、Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれかからな
る第3層を形成する工程と、前記第3層の上にCuある
いはその合金からなる第4層を形成する工程と、前記第
1層、第2層、第3層及び第4層を前記第1電極のパタ
ーンにエッチングする工程と、前記エッチングの後、前
記第4層を除去する工程と、により前記第1電極を形成
することを特徴とするものである。
【0039】また本発明は、前記第3層を形成する工程
と、前記第4層を形成する工程との間に、該第3層及び
第4層を形成する金属又は合金の混合材料によってミキ
シング層を形成する工程を設けたことを特徴とするもの
である。
【0040】また本発明は、前記第4層を除去する工程
を、前記第1電極のパターンをパターニングしたエッチ
ングレジストの剥離工程と同時に行うことを特徴とする
ものである。
【0041】また本発明は、前記補助電極相互の間隙に
高分子層を形成する工程を設けたことを特徴とするもの
である。
【0042】また本発明は、透光性基材と、該透光性基
材上に設けられた第1電極と、該第1電極に設けられた
第2電極とを有する一対の配線基板により液晶を挟持す
る液晶素子において、前記第1電極は、前記透光性基材
側から順に、Mo、Ti、W、Al、Ta、Niあるい
はそれらの合金のいずれかからなる第1層、Cuあるい
はその合金からなる第2層、Mo、Ti、W、Al、T
a、Niあるいはそれらの合金のいずれかからなる第3
層、及びCuあるいはその合金からなる第4層を形成し
た後、エッチング及び前記第4層の除去を行ってパター
ン形成されることを特徴とするものである。
【0043】また本発明のように、透光性基材の表面に
順に透光性基材との接着性の良い金属からなる下地層
と、低抵抗の金属からなる低抵抗層と、低抵抗層を保護
する保護層と、エッチング精度向上層とを形成した後、
エッチング及びエッチング精度向上層の除去を行うこと
により、高精細な配線パターンを有する補助電極を形成
するようにする。
【0044】また本発明のように、透光性基材の表面に
該透光性基材との接着性の良い金属からなる下地層を形
成する工程と、下地層の表面に低抵抗の金属からなる低
抵抗層を形成する工程と、低抵抗層の表面に低抵抗層を
保護する保護層を形成する工程と、補助電極のパターン
にエッチングする工程の他に、保護層の表面にエッチン
グ精度向上層を形成する工程と、エッチングの後、エッ
チング精度向上層を除去する工程とを設けることによ
り、高精細な配線パターンを有する補助電極を形成する
ようにする。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0046】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
配線基板を用いた液晶素子の構造を示す断面図であり、
同図において、1は液晶素子、2は配線基板、3は液
晶、4はシール材、5はスペーサである。ここで、この
配線基板2は、透光性基材であるガラス基板6と、主電
極(第2電極)である透明電極7と、多層の補助電極
(第1電極)である多層金属電極10と、高分子材料で
ある紫外線硬化型樹脂で形成され、多層金属電極10間
を絶縁する絶縁層(高分子層)11とを有したものであ
る。なお、この配線基板2には絶縁膜8及び配向膜9が
形成されている。
【0047】ところで、この配線基板2の多層金属電極
10は、図2に示すように、ガラス基板6上の全面に成
膜されたガラス基板6との密着性のよい、例えばNiM
o合金よりなる下地層(第1層)12と、この下地層1
2の上に成膜された低抵抗のCu(銅)よりなる低抵抗
層(第2層)13と、この低抵抗層13の上に成膜され
た酸化防止膜として機能する、例えばNiMo合金より
なる保護層(第3層)14とからなるものである。
【0048】次に、このような構成の多層金属電極10
を備えた配線基板2の製造方法を図3、図4を用いて説
明する。
【0049】まず、図3の(a)に示すように、例えば
寸法300×310mmで厚さ1.1mmの両面研磨された
透明なガラス基板6上の全面に、例えばスパッタ法によ
りガラス基板6との密着性のよい、NiMo(ニッケル
モリブデン合金Mo含有率8.3at%)を500Å程
度の膜厚で成膜して下地層12を形成する。
【0050】次に、(b)に示すように、この下地層形
成工程にて形成された下地層12の上に、例えばスパッ
タ法により低抵抗のCu(銅)を1μm 程度の膜厚で成
膜して低抵抗層13を形成し、この後、(c)に示すよ
うに、この低抵抗層形成工程にて形成された低抵抗層1
3の上に、例えばスパッタ法により酸化防止膜として機
能するNiMo(ニッケルモリブデン合金Mo含有率
8.3at%)を500Å程度の膜厚で成膜して保護層
14を形成する。
【0051】ところで、本実施の形態においては、この
後のエッチング工程の前に、配線パターンの高精細化が
可能となるよう(d)に示すように、保護層形成工程に
て形成された保護層14の上に、例えばスパッタ法によ
り第2層目の低抵抗層13で用いた金属と同一のCu
(銅)を100〜500Åの厚さ範囲でエッチング精度
向上層(第4層)15を形成するようにしている。
【0052】そして、このようにエッチング精度向上層
形成工程にて形成されたエッチング精度向上層15の上
に、例えばフォトリソグラフィー法及びスピンコート法
によってフォトレジストを1μm程度の膜厚で全面塗布
する。
【0053】次に、このようにフォトレジストが塗布さ
れたガラス基板6をプリベータした後、所望パターンの
フォトマスク(図示省略)を用いて露光装置(例えば、
キヤノン(株)社製、商品名;MPA−1500)によ
り露光する。そして、この後、現像液により現像を行っ
た後、ポストベーク工程を経て、図4の(a)に示すよ
うにレジストパターン16を形成する。
【0054】次に、塩化第2鉄を主成分とする水溶液か
らなるエッチング液によりエッチング処理を施すことに
よりガラス基板6上に、(b)に示すような例えば幅6
μmでピッチ320μmのストライプ形状の高精細パタ
ーンをパターンニングする。ここで、この時形成された
多層金属配線10には、保護層14によるひさし状のバ
リは観測されず、高精度でシャープなパターンが得られ
た。
【0055】次に、このエッチング工程の後、レジスト
剥離液(長瀬電子化学社製の商品名:N−320)を用
い液温設定30°C、液スプレー圧0.8〜1.0kg/
cm2、基板搬送スピード450mm/min 、の条件でスプ
レー剥離する。この工程でレジスト16及びCu(銅)
からなるエッチング精度向上層15を同時に除去するこ
とができ、その結果として、(c)に示すようにガラス
基板6上に下地層12、低抵抗層13、保護層14が順
次形成された高精細な3層金属配線パターンが形成され
た配線基板2を得ることができる。
【0056】なお、このようにして形成された配線基板
2を備えた液晶素子の製造方法について次に説明する
と、まず平滑板の表面に、UV(紫外線)硬化樹脂(例
えばペンタエリスリトールトリファリレート50重量部
材、ネオベンチルグリコールジアクリレート50重量
部、1−ヒドロキシンクロヘキシルフェニルケトン2重
量部からなる樹脂)を滴下する(図7の(a)参照)。
【0057】次に、多層金属電極10が形成された配線
基板2と、UV硬化樹脂を挟むようにして一体化する
(図7の(b)、(c)参照)。そして、この後、プレ
ス工程、UV露光工程、離型工程を経て、金属配線間が
UV硬化樹脂11で埋め込まれ、全面にわたって平坦な
配線基板2を形成する(図7の(h)参照)。
【0058】そして、最後に多層金属配線10と電気的
に接するように配線パターンに合せて、例えば幅300
μmのITO膜からなる透明電極7をスパッタ形成して
パターンニングし、図2に示すような配線基板2を形成
する。
【0059】このように、エッチング工程の前に保護層
14の上にエッチング精度向上層15を形成することに
より、配線パターンの高精細化が可能となる。
【0060】なお、本実施の形態においては、下地層1
2として、NiMo合金を用いたが、ガラス基板6との
密着性が強い、例えばTi、Mo、W、Al 、Ta、N
i等の金属、あるいはそれらの合金からなる薄膜が好適
に用いられる。また、保護層14としてNiMo合金を
用いたが、例えばMo、Ta、W、Ti、Ni等の高融
点金属、あるいはそれらの合金からなる酸化防止膜とし
て機能する薄膜を好適に用いることができる。
【0061】さらに、レジスト剥離工程で、レジスト及
びエッチング精度向上層15を同時に除去したが、レジ
スト剥離工程後に、塩化第2銅水溶液にて、Cu(銅)
からなるエッチング精度向上層15を除去してもパター
ンニング精度を損なうことはない。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0063】図5は、本実施の形態に係る配線基板の製
造方法を模式的に示したものである。
【0064】本実施の形態では、まず例えば寸法300
×310mmで厚さ1.1mmの両面研磨された透明なガラ
ス基板6上に、スパッタ法によりガラス基板6との密着
性のよい金属(例えばNiMo合金)を500Å程度の
膜厚で成膜して下地層12を形成する(図3の(a)参
照)。
【0065】次に、この下地層12の上に低抵抗なCu
(銅)を1μm程度の膜厚で成膜して低抵抗層13を形
成する(図3の(b)参照)。この後、この低抵抗層1
3の上に酸化防止層として金属(例えばNiMo合金)
を500Å程度の膜厚で保護層14を形成する(図3の
(c)参照)。
【0066】そして、この後、本実施の形態において
は、保護層14の上に、保護層14の金属(例えばNi
Mo合金)と、第1の実施の形態において述べたエッチ
ング精度向上層15の金属(例えばCu)とを、例えば
スパッタ法により同時にスパッタリングを行い、図5の
(a)に示すように200Å程度の膜厚でミキシング層
18を成膜する。
【0067】次に、このミキシング層18上に、例えば
スパッタ法によりエッチング精度向上層として図5の
(b)に示すように低抵抗層13で用いた金属(例えば
Cu)を100〜500Åの膜厚で成膜し、エッチング
精度向上層15を形成する。
【0068】その後、第1の実施の形態と同様の工程を
経て、図5の(c)に示すように多層金属配線パターン
を形成する。ここで、この多層金属配線10Aの表面
は、主として保護層14の金属(例えばNiMo)で形
成されているが、ミキシング層18を形成した効果によ
り、エッチング精度向上層15及びミキシング層18
が、レジスト剥離工程でそれぞれ除去された際に、表面
粗さが200Å程度に粗化された粗面化表面19を得る
ことができる。
【0069】なお、図6は、この表面を表面形状測定器
(α−step)で測定した結果を示すものであり、こ
の場合も、第1の実施の形態同様、保護層14のひさし
状のバリは発生せず高精度な高精細配線パターンを得る
ことができた。
【0070】次に、第1の実施の形態と同様にして、こ
の多層金属配線10AをUV硬化樹脂11で埋め込み、
金属配線上に透明電極7を形成して図5の(d)に示す
配線基板2を得た。
【0071】このように、本実施の形態では、第1の実
施の形態で得られる効果以外に、金属配線表面19が2
00Å程度粗面化したことにより、透明電極7との接触
界面の実質的接触面積が増大する。これにより、より安
定な電気的導通性を得られる効果があり、多層金属配線
10Aと透明電極7との導通チェック工程での歩留りが
大幅に向上した。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、透
光性基材の表面に順に透光性基材との接着性の良い金属
からなる下地層と、低抵抗の金属からなる低抵抗層と、
低抵抗層を保護する保護層と、エッチング精度向上層と
を形成した後、エッチング及びエッチング精度向上層の
除去を行うことにより、バリのない高精細な配線パター
ンを有する補助電極を形成することができる。これによ
り、高加工歩留りで配線基板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配線基板を用
いた液晶素子の構造を示す断面図。
【図2】上記配線基板の多層金属電極の構造を示す図。
【図3】上記配線基板の製造方法の一部を説明する図。
【図4】上記配線基板の製造方法の他の一部を説明する
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製
造方法を説明する図。
【図6】上記第2の実施の形態に係る製造方法にて形成
された配線基板の表面粗さの測定結果を示す図。
【図7】従来の配線基板の製造方法を説明する図。
【図8】従来の配線基板の多層金属電極の構造を示す
図。
【図9】従来の問題点を説明する図。
【符号の説明】
1 液晶素子 2 配線基板 3 液晶 6 ガラス基板 7 透明電極 10,10A 多層金属電極 12 下地層 13,111 低抵抗層 14.112 保護層 15 エッチング精度向上層 18 ミキシング層

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基材の表面にパターン形成された
    補助電極と、前記補助電極の表面に形成された主電極と
    を有する配線基板において、 前記補助電極は、前記透光性基材の表面に順に該透光性
    基材との接着性の良い金属からなる下地層と、低抵抗の
    金属からなる低抵抗層と、前記低抵抗層を保護する保護
    層と、エッチング精度向上層とを形成した後、エッチン
    グ及び前記エッチング精度向上層の除去を行ってパター
    ン形成されることを特徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】 前記下地層をMo、Ti、W、Al、T
    a、Niあるいはそれらの合金のいずれかで形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の配線基板。
  3. 【請求項3】 前記保護層をMo、Ti、W、Al、T
    a、Niあるいはそれらの合金のいずれかで形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の配線基板。
  4. 【請求項4】 前記下地層及び前記保護層をNiMo合
    金で形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の配線基板。
  5. 【請求項5】 前記低抵抗層及びエッチング精度向上層
    をCuあるいはその合金で形成したことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の配線基板。
  6. 【請求項6】 前記補助電極相互の間隙に高分子層を有
    することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の配線基板。
  7. 【請求項7】 透光性基材の表面にパターン形成された
    補助電極と、前記補助電極の表面に形成された主電極と
    を有する配線基板の製造方法において、 前記透光性基材の表面に該透光性基材との接着性の良い
    金属からなる下地層を形成する工程と、 前記下地層の表面に低抵抗の金属からなる低抵抗層を形
    成する工程と、 前記低抵抗層の表面に該低抵抗層を保護する保護層を形
    成する工程と、 前記保護層の表面にエッチング精度向上層を形成する工
    程と、 前記下地層、低抵抗層、保護層及びエッチング精度向上
    層を前記補助電極のパターンにエッチングする工程と、 前記エッチングの後、前記エッチング精度向上層を除去
    する工程と、 により前記補助電極を形成することを特徴とする配線基
    板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチング精度向上層を100Å〜
    500Åの厚さ範囲で形成することを特徴とする請求項
    7記載の配線基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記下地層をMo、Ti、W、Al、T
    a、Niあるいはそれらの合金のいずれかで形成したこ
    とを特徴とする請求項7又は8記載の配線基板の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記保護層をMo、Ti、W、Al、
    Ta、Niあるいはそれらの合金のいずれかで形成した
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の配
    線基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記下地層及び前記保護層をNiMo
    合金で形成したことを特徴とする請求項7乃至10のい
    ずれかに記載の配線基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記低抵抗層及びエッチング精度向上
    層をCuあるいはその合金で形成したことを特徴とする
    請求項7乃至11のいずれか記載の配線基板の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記エッチング精度向上層を除去する
    工程を、前記補助電極のパターンをパターニングしたエ
    ッチングレジストの剥離工程と同時に行うことを特徴と
    する請求項7乃至12のいずれか記載の配線基板の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 前記保護層を形成する工程と、前記エ
    ッチング精度向上層を形成する工程との間に、該保護層
    及びエッチング精度向上層を形成する金属又は合金の混
    合材料によってミキシング層を形成する工程を設けたこ
    とを特徴とする請求項7乃至13のいずれか記載の配線
    基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ミキシング層を100Å〜500
    Åの厚さ範囲で形成することを特徴とする請求項14記
    載の配線基板の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記補助電極相互の間隙に高分子層を
    形成する工程を設けたことを特徴とする請求項7乃至1
    3のいずれかに記載の配線基板の製造方法。
  17. 【請求項17】 透光性基材の表面にパターン形成され
    た補助電極と、前記補助電極の表面に形成された主電極
    とを有する一対の配線基板により液晶を挟持する液晶素
    子において、 前記配線基板の補助電極は、前記透光性基材の表面に順
    に該透光性基材との接着性の良い金属からなる下地層
    と、低抵抗の金属からなる低抵抗層と、前記低抵抗層を
    保護する保護層と、エッチング精度向上層とを形成した
    後、エッチング及び前記エッチング精度向上層の除去を
    行ってパターン形成されることを特徴とする液晶素子。
  18. 【請求項18】 透光性基材と、該透光性基材上に設け
    られた第1電極と、該第1電極に設けられた第2電極と
    を有する配線基板において、 前記第1電極は、前記透光性基材側から順に、Mo、T
    i、W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいず
    れかからなる第1層、Cuあるいはその合金からなる第
    2層、Mo、Ti、W、Al、Ta、Niあるいはそれ
    らの合金のいずれかからなる第3層、及びCuあるいは
    その合金からなる第4層を有することを特徴とする配線
    基板。
  19. 【請求項19】 前記第1電極相互の間隙に高分子層を
    有することを特徴とする請求項18記載の配線基板。
  20. 【請求項20】 前記第1層及び第3層がNiMo合金
    からなることを特徴とする請求項18又は19記載の配
    線基板。
  21. 【請求項21】 透光性基材と、該透光性基材上に設け
    られた第1電極と、該第1電極に設けられた第2電極と
    を有する配線基板において、 前記透光性基材上にMo、Ti、W、Al、Ta、Ni
    あるいはそれらの合金のいずれかからなる第1層を形成
    する工程と、 前記第1層の上にCuあるいはその合金からなる第2層
    を形成する工程と、 前記第2層の上にMo、Ti、W、Al、Ta、Niあ
    るいはそれらの合金のいずれかからなる第3層を形成す
    る工程と、 前記第3層の上にCuあるいはその合金からなる第4層
    を形成する工程と、 前記第1層、第2層、第3層及び第4層を前記第1電極
    のパターンにエッチングする工程と、 前記エッチングの後、前記第4層を除去する工程と、 により前記第1電極を形成することを特徴とする配線基
    板の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第4層を100Å〜500Åの厚
    さ範囲で形成することを特徴とする請求項21記載の配
    線基板の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記第3層を形成する工程と、前記第
    4層を形成する工程との間に、該第3層及び第4層を形
    成する金属又は合金の混合材料によってミキシング層を
    形成する工程を設けたことを特徴とする請求項21又は
    22記載の配線基板の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記ミキシング層を100Å〜500
    Åの厚さ範囲で形成することを特徴とする請求項23記
    載の配線基板の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記第4層を除去する工程を、前記第
    1電極のパターンをパターニングしたエッチングレジス
    トの剥離工程と同時に行うことを特徴とする請求項21
    乃至24のいずれか記載の配線基板の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記補助電極相互の間隙に高分子層を
    形成する工程を設けたことを特徴とする請求項21乃至
    25のいずれかに記載の配線基板の製造方法。
  27. 【請求項27】 透光性基材と、該透光性基材上に設け
    られた第1電極と、該第1電極に設けられた第2電極と
    を有する一対の配線基板により液晶を挟持する液晶素子
    において、 前記第1電極は、前記透光性基材側から順に、Mo、T
    i、W、Al、Ta、Niあるいはそれらの合金のいず
    れかからなる第1層、Cuあるいはその合金からなる第
    2層、Mo、Ti、W、Al、Ta、Niあるいはそれ
    らの合金のいずれかからなる第3層、及びCuあるいは
    その合金からなる第4層を形成した後、エッチング及び
    前記第4層の除去を行ってパターン形成されることを特
    徴とする液晶素子。
JP02076497A 1997-02-03 1997-02-03 配線基板の製造方法 Expired - Fee Related JP4011664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02076497A JP4011664B2 (ja) 1997-02-03 1997-02-03 配線基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02076497A JP4011664B2 (ja) 1997-02-03 1997-02-03 配線基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10221702A true JPH10221702A (ja) 1998-08-21
JP4011664B2 JP4011664B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=12036255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02076497A Expired - Fee Related JP4011664B2 (ja) 1997-02-03 1997-02-03 配線基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4011664B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004133422A (ja) * 2002-09-03 2004-04-30 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板とその製造方法
JP2004163901A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板及びその製造方法
JP2005093571A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hitachi Metals Ltd 薄膜配線層
JP2005165305A (ja) * 2003-11-14 2005-06-23 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置及びその作製方法
US7883912B2 (en) 2003-11-14 2011-02-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and method for manufacturing the same
WO2012091487A2 (ko) * 2010-12-30 2012-07-05 주식회사 엘지화학 전극 및 이를 포함하는 전자소자
US8514340B2 (en) 2002-11-08 2013-08-20 Lg Display Co., Ltd. Method of fabricating array substrate having double-layered patterns

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004133422A (ja) * 2002-09-03 2004-04-30 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板とその製造方法
US7652740B2 (en) 2002-09-03 2010-01-26 Lg Display Co., Ltd. Array substrate for LCD device having dual metal-layer gate and data lines and manufacturing method thereof
JP2004163901A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板及びその製造方法
US8514340B2 (en) 2002-11-08 2013-08-20 Lg Display Co., Ltd. Method of fabricating array substrate having double-layered patterns
JP2005093571A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hitachi Metals Ltd 薄膜配線層
US7883912B2 (en) 2003-11-14 2011-02-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and method for manufacturing the same
JP4624078B2 (ja) * 2003-11-14 2011-02-02 株式会社半導体エネルギー研究所 液晶表示装置の作製方法
JP2005165305A (ja) * 2003-11-14 2005-06-23 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置及びその作製方法
WO2012091487A2 (ko) * 2010-12-30 2012-07-05 주식회사 엘지화학 전극 및 이를 포함하는 전자소자
WO2012091487A3 (ko) * 2010-12-30 2012-10-04 주식회사 엘지화학 전극 및 이를 포함하는 전자소자
CN103189932A (zh) * 2010-12-30 2013-07-03 Lg化学株式会社 电极以及包括该电极的电子器件
US20130192872A1 (en) * 2010-12-30 2013-08-01 Lg Chem, Ltd. Electrode, and electronic device comprising same
JP2014508373A (ja) * 2010-12-30 2014-04-03 エルジー・ケム・リミテッド 電極およびこれを含む電子素子
US8766097B2 (en) 2010-12-30 2014-07-01 Lg Chem Ltd. Electrode, and electronic device comprising same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4011664B2 (ja) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011162221A1 (ja) 防錆性に優れた狭額縁タッチ入力シートとその製造方法
JP4601710B1 (ja) 狭額縁タッチ入力シートとその製造方法
JP5435556B2 (ja) 導電性シート、積層導電性シート及び導電性パターンシート、並びに積層導電性シートの製造方法、透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートの製造方法
EP2395541A2 (en) Conductive pattern and manufacturing method thereof
JP2952075B2 (ja) 液晶素子の製造法
JP4855536B1 (ja) 防錆性に優れたタッチ入力シートの製造方法
WO2015200008A1 (en) Method of patterning a metal on a transparent conductor
TW201901701A (zh) 透明導電性基板之製造方法、透明導電性基板
KR20170113033A (ko) 필름 터치 센서 및 이를 포함하는 터치 스크린 패널
JP2020526778A (ja) 表示基板、表示基板の製造方法、および表示装置
US6606792B1 (en) Process to manufacturing tight tolerance embedded elements for printed circuit boards
JP2006524750A (ja) 複数の導電性層を有する基板並びにその製造方法及び使用方法
WO2017010521A1 (ja) 透明電極フィルム、調光素子、および透明電極フィルムの製造方法
JPH10221702A (ja) 配線基板、配線基板の製造方法及び該配線基板を用いた液晶素子
JPH10133597A (ja) 配線基板、該配線基板の製造方法、該配線基板を備えた液晶素子及び該液晶素子の製造方法
TW201419965A (zh) 線路之製造方法
JP2020074114A (ja) 導電性フィルム、タッチパネルセンサー、および、タッチパネル
US8829524B2 (en) Thin film transistor array substrate having sandwich structure gate electrode and manufacturing method thereof
TWI655095B (zh) Nano metal substrate for FPC and COF materials
CN101930930A (zh) 一种在氧化铟锡玻璃基板上形成铬铝铬金属走线的方法
US7892412B2 (en) Manufacturing process of embedded type flexible or rigid printed circuit board
JP2022141112A (ja) 金属張積層板及び配線基板、並びにそれらの製造方法
US20070045647A1 (en) Display panel package
US20100035187A1 (en) Method for smoothing printed circuit boards
JPH1062799A (ja) 配線基板、該配線基板の製造方法、該配線基板を備えた液晶素子及び該液晶素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070906

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees