JP5435556B2 - 導電性シート、積層導電性シート及び導電性パターンシート、並びに積層導電性シートの製造方法、透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートの製造方法 - Google Patents

導電性シート、積層導電性シート及び導電性パターンシート、並びに積層導電性シートの製造方法、透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、透明アンテナ、透明ディスプレイ、タッチ入力シート等に適する導電性シートおよびそれを用いて両面に導電パターンを備えた積層導電性シートに関する。
従来、基体シート上に透明導電膜が形成され、該透明導電膜上に金属膜が形成された導電性シートの発明として特許文献1があった。上記特許文献1の発明は、有機高分子基体上に、インジウム、錫の酸化物からなる透明導電層を形成した後、この透明導電層上に厚さ200Å以下の金属層を被着してなることを特徴とする透明導電性積層体の発明である。
特開平06−71804号公報
しかし、特許文献1の方法は、金属層の厚みが200Å以下と非常に薄いためエレクトロルミネッセンス表示装置には適しているが、光線透過率が高すぎて、金属層の上にレジストを形成して露光することができない問題があった。したがって、金属膜をフォトレジストによってパターン化できないため、本発明のような細線引き回し回路パターンを必要とする透明アンテナ、透明ディスプレイ、タッチ入力シートなどには適用できない問題があった。
一方、金属膜を形成する方法としてメッキなどの方法があるが、通常金属膜を厚く形成すると接する層(すなわち透明導電膜)との密着が悪くなり、後工程の際に界面剥離が生じるという問題があった。
そこで、本発明者らは、前記課題を解決するために、以下のような発明をした。すなわち、本発明の第1態様によれば、透明プラスチックフィルムからなる基体シート上に透明導電膜が形成され、該透明導電膜上に厚みが30〜1000nmの遮光性金属膜が形成されている導電性シートを提供する。
また、本発明の第2態様によれば、前記遮光性金属膜が、スパッタリング法により形成された銅膜である第1態様の導電性シートを提供する。
また、本発明の第3態様によれば、前記基体シートが、全光線透過率80%以上でありかつ波長545nmにおける光線透過率が80%以上の透明プラスチックフィルムである第1態様又は第2態様の導電性シートを提供する。
また、本発明の第4態様によれば、前記透明導電膜が、厚みが10〜200nmのアモルファスのインジウムスズ酸化物又は亜鉛酸化物からなる第1〜3態様のいずれかの導電性シートを提供する。
また、本発明の第5態様によれば、前記透明導電膜および遮光性金属膜がパターン化され、細線引き回し回路を構成している第1〜4態様のいずれかの導電性シートを提供する。
また、本発明の第6態様によれば、第1〜5態様のいずれかの導電性シートを二層重ねた積層導電性シートであって、透明導電膜および遮光性金属膜が表裏両面に形成されたことを特徴とする積層導電性シートを提供する。
また、本発明の第7態様によれば、第5態様の導電性シート又は請求項6記載の積層導電性シートの細線引き回し回路を含んだ透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートを提供する。
また、本発明の第8態様によれば、二枚の基体シート上にそれぞれ透明導電膜、遮光性金属膜、レジスト層を順次形成し、該基体シートどうしを対向して積層することにより積層された基体シートの両面に透明導電膜、遮光性金属膜、レジスト層を形成した後、両面同時にレジスト層を露光し、現像した後、前記透明導電膜および遮光性金属膜を同時にエッチングし、レジスト層を剥離することにより、両面に細線引き回し回路パターンを形成する第6態様の積層導電性シートの製造方法を提供する。
また、本発明の第9態様によれば、前記細線引き回し回路パターン上に保護レジストを被覆形成し、透明導電膜を結晶化させた後、前記細線引き回し回路パターン以外の遮光性金属膜をエッチング処理することにより、前記細線引き回し回路パターン以外の透明導電膜を露出形成することを特徴とする第7態様の透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートの製造方法を提供する。
本発明の導電性シートは、透明プラスチックフィルムからなる基体シート上に透明導電膜が形成され、該透明導電膜上に厚みが30〜1000nmの遮光性金属膜が形成されたことを特徴とする。したがって、遮光性金属膜上にレジスト層を形成して露光する際、露光光線を遮断することができる効果がある。そして、導電性シートを積層して基体シートの両面に透明導電膜および遮光性金属膜を形成するようにすれば、両面同時に露光ができ、その結果、両面に微細な細線引き回し回路パターンを形成できる効果がある。
また、本発明の導電性シートは、前記遮光性金属膜が、スパッタリング法により形成された銅膜であることを特徴とする。したがって、スパッタリング法により厚みを均一に形成しやすいため導電性のバラツキが少なく、かつ非常に精巧に現像処理やエッチング処理ができる。そのため、より微細な細線引き回し回路パターンを形成できる効果がある。また、透明導電膜との密着が向上する効果もある。また、銅膜にすることにより高導電性で遮光性に優れかつ加工がしやすくなる効果もある。
また、本発明の導電性シートは、前記基体シートが、全光線透過率80%以上でありかつ波長545nmにおける光線透過率が80%以上の透明プラスチックフィルムであることを特徴とする。したがって、透明性に優れかつ露光による現像処理がしやすい効果がある。また、本発明は、前記透明導電膜が、厚みが10〜200nmのアモルファスのインジウムスズ酸化物又は亜鉛酸化物であることを特徴とする。したがって、適度な導電性が得られ、遮光性金属膜との密着性が良く、パターンの骨見えも少なくかつエッチング処理のしやすい透明導電膜にできる効果がある。
また、本発明の導電性シートは、前記透明導電膜および遮光性金属膜がパターン化され、細線引き回し回路を構成していることを特徴とする。したがって、透明導電膜のみの箇所を作成し、細線引き回し回路と接続することにより透明アンテナ、透明ディスプレイ、タッチ入力シートなどを作製できる効果がある。また、本発明は、前記透明導電膜の回路パターンおよび前記細線引き回し回路パターンが基体シートの両面に形成されていることを特徴とする。したがって、両面にアンテナ又はディスプレイ又はタッチ入力機能を有する導電性シートを作成できる効果がある。
また、本発明の積層導電性シートは、前記導電性シートを二層重ねた積層導電性シートであって、透明導電膜および遮光性金属膜が表裏両面に形成されたことを特徴とする。したがって、片面に透明導電膜および遮光性金属膜が形成されたのみの導電性シートを両面に透明導電膜の回路パターンおよび細線引き回し回路パターンが形成された導電性シートに改良できる効果がある。また、本発明の透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートは、前記導電性シート又は積層導電性シートの細線引き回し回路を含むことを特徴とする。したがって、非常に精巧な細線引き回し回路からなる狭額縁の透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートにできる効果がある。
また、本発明の積層導電性シートの製造方法は、二枚の基体シート上にそれぞれ透明導電膜、遮光性金属膜、レジスト層を順次形成し、該基体シートどうしを対向して積層することにより積層された基体シートの両面に透明導電膜、遮光性金属膜、レジスト層を形成した後、両面同時にレジスト層を露光し、現像した後、前記透明導電膜および遮光性金属膜を同時にエッチングし、レジスト層を剥離することにより、両面に細線引き回し回路パターンを形成することを特徴とする。したがって、両面に透明導電膜の回路パターンおよび細線引き回し回路パターンが形成された積層導電シートを容易に製造できる効果がある。
また、本発明の透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートの製造方法は、前記細線引き回し回路パターン上に保護レジストを被覆形成し、透明導電膜を結晶化させた後、前記細線引き回し回路パターン以外の遮光性金属膜をエッチング処理することにより、前記細線引き回し回路パターン以外の透明導電膜を露出形成することを特徴とする。したがって、遮光性金属膜を選択的にエッチングし、透明導電膜のみの回路パターンを露出形成することが容易なため、透明性・電気性能などに優れた透明アンテナ又は透明ディスプレイ又はタッチ入力シートを得ることができる効果がある。
本発明に係る導電性シートの一実施例を示す模式断面図である。 図1の導電性シートを二層重ねた積層導電性シートの一実施例を示す模式断面図である。 図1の導電性シートをもとに細線引き回し回路パターンを形成する工程を示す模式断面図である。 図2の積層導電性シートをもとに両面に細線引き回し回路パターンを形成する工程を示す模式断面図である。 図4の両面に細線引き回し回路パターンを形成した積層導電性シートをもとに両面に細線引き回し回路パターンと透明導電パターンとを形成する工程を示す模式断面図である。
以下、本発明の最良の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の導電性シート5は、基体シート7上に透明導電膜3が形成され、その上に遮光性金属膜1が形成されたことを特徴とする(図1参照)。また、本発明の積層導電性シート20は、前記導電性シート5を二層重ねたシートであって、透明導電膜3および遮光性金属膜1が表裏両面に形成されたことを特徴とする。(図2参照)。
基体シート7は透明な透明プラスチックフィルムからなり、材質としてはポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂などなどが挙げられる。厚みは30〜2000μm程度が好ましい。そして、全光線透過率80%以上でありかつ波長545nmにおける光線透過率が80%以上であることが好ましい。全光線透過率80%以上であれば透明性に優れたアンテナ、ディスプレイ、タッチ入力シート等にすることができ、透明波長545nmにおける光線透過率が80%以上であれば、高い露光感度や再現性が得られるため、より細線の引き回し回路形成が可能となるためである。
遮光性金属膜層1としては、導電率が高くかつ遮光性の良い単一の金属膜やそれらの合金又は化合物などからなる層が挙げられ、その好ましい金属の例としては、アルミニウム、ニッケル、銅、銀などが挙げられる。とくに銅膜は、導電性、遮光性に優れているだけでなく、エッチング処理しやすいなど加工性にも優れているため、最も好ましい金属である。
遮光性金属膜層1の厚みは30〜1000nmにする。30nm以上の厚みで遮光性金属膜層1が両面に形成されていれば露光光線をほぼ完全に遮ることができるので、両面同時に露光しても他方の面のパターン化には影響を与えないからである。また、1000nm以下にすることでエッチングする際のパターン精度が向上し、精巧な細線パターンにできる遮光性金属膜層1が得られるからである。さらに好ましくは、100〜500nmにするとよい。100nm以上の厚みに設定することで高い導電性の遮光性金属膜層1が得られ、500nm以下にすることで取り扱いやすく加工性に優れた遮光性金属膜層1が得られるからである。
遮光性金属膜層1の形成方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などが挙げられる。その中でもスパッタリング法が最も好ましい。スパッタリング法は、膜厚を均一に形成しやすく遮光性金属膜層1の導電性、遮光性が安定しやすいだけでなく、透明導電膜との密着性が向上しやすい長所もあるからである。
透明導電膜3は、インジウムスズ酸化物、亜鉛酸化物などからなる金属酸化物膜やチオフェンなどの導電性ポリマー膜、金属ナノワイヤやカーボンナノチューブなどを含む導電繊維膜が挙げられ、金属酸化物膜では真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成し、導電性ポリマー膜や導電繊維膜は各種印刷法や塗装などで形成するとよい。厚みは数十nmから数μm程度で、パターンの骨見えが少なく、数mΩから数百Ωの表面抵抗値を示す透明導電膜が好ましい。そして基体シート7や遮光性金属膜層1との密着性に優れたものが好ましい。
これらの中でも厚みが10〜200nmのアモルファスのインジウムスズ酸化物や亜鉛酸化物は、適度な導電性が得られ、遮光性金属膜層1との密着性が得られやすく、エッチング処理によるパターン化もしやすいので、とくに好ましい。また、後述する細線引き回し回路パターン10以外に透明導電膜3のみの回路パターンを形成する場合には、透明導電膜3のパターンの骨見えが問題となるが、これらの材料は骨見えも少ない長所がある。
細線引き回し回路パターン10の形成は、遮光性金属膜層1上にレジスト層16を全面形成した後[図3(a)参照]、所望のパターンのマスク12を載せ、露光・現像[図3(b)参照]し、レジスト剥離液でもってレジスト層16を剥離した後、遮光性金属膜層1および透明導電膜3を塩化第二鉄などのエッチング液で同時にエッチングして形成する。ポジ型のレジストであれば、露光・現像しレジスト層16を残したまま[図3(c)参照]エッチングした後、レジスト層16を剥離してもよい[図3(d)参照]。
レジスト層16としては、レーザー光線やメタルハライドランプなどで露光し、酸性又はアルカリ水溶液あるいは有機溶媒などで現像が可能なノボラック樹脂やテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドなどのフォトレジスト材料で構成するのが好ましい。フォトレジスト材料による露光・現像により線幅の細い細線引き回し回路パターン10が確実性よく形成できるからである。とくにノボラック樹脂は、ポジ型のフォトレジストであるため両面同時露光・両面同時現像する場合に有利である。
レジスト層16の形成方法は、グラビア、スクリーン、オフセットなどの汎用の印刷法のほか、各種コーターによる方法、塗装、ディッピングなどの方法により形成するとよい。厚みとしては数百nmから数百μm程度の間で適宜設定するとよい。
細線引き回し回路パターン10を両面に形成する方法は、基体シート7の表裏両面に、透明導電膜3、遮光性金属膜1、レジスト層16を順次全面形成した後、表裏それぞれ所望のパターンのマスク12を載せ、露光・現像してレジスト層16をパターン形成する方法のほか、厚みの比較的薄い二枚の基体シート7を用いて、それぞれの片面に透明導電膜3、遮光性金属膜1、レジスト層16を順次全面形成した後、これらの二枚の基体シート7が対向するように積層し[図4(a)参照]、表裏それぞれ所望のパターンのマスク12を載せ、露光・現像[図4(b)参照]してレジスト層16をパターン形成する[図4(c)参照]方法が挙げられる。
その際、遮光性金属膜1が反対側の面の露光光線14を遮断するので、同時に違うマスクパターンで露光しても反対側のレジスト層16のパターンに影響を及ぼすこともない。したがって、両面同時に露光することが可能なため、レジスト層16の表裏の位置あわせがしやすく一回の工程で両面パターン化でき、生産性も向上する。なお、基体シート7の積層手段としては熱ラミネートや接着剤層を介したドライラミネートなどが挙げられる。なお、この二枚の基体シート7の間には透明な層や接着シートなどを設けてもよい。
また、形成された細線引き回し回路パターン10の上には、細線引き回し回路パターン10を覆って外観意匠を向上させる加飾層を設けるのが好ましい。とくに細線引き回し回路パターン10とは別に透明導電膜3のみのパターン部分も設ける場合には、レジスト層16を剥離した後、遮光性金属膜1のみをエッチング除去する際に、加飾層が細線引き回し回路パターン10を保護するための保護レジスト18の機能も果たすため、より好ましい。
加飾層の例としては、ポリビニル系、ポリアミド系、ポリアクリル系、ポリウレタン系、アルキッド系などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料又は染料を着色剤として含有する着色インキからなる層が挙げられる。また、着色剤としてアルミニウム、チタン、ブロンズ等の金属粒子やマイカに酸化チタンをコーティングしたパール顔料等を用いてもよい。絵柄層の形成方法としては、グラビア、スクリーン、オフセットなどの汎用印刷法や各種コート法、塗装などの方法が挙げられる。
また、細線引き回し回路パターン10とは別に透明導電膜3のみのパターン部分を設ける方法としては、レジスト剥離液でもってレジスト層16を全て剥離し、遮光性金属膜1を露出させた後[図5(a)参照]、細線引き回し回路パターン10のみに上記加飾層などの保護レジスト18を形成した後[図5(b)参照]、酸性化した過酸化水素などの特殊エッチング液で露出された遮光性金属膜1のみをエッチングし、その下にある透明導電膜3を露出させる方法が挙げられる[図5(c)参照]。その際、透明導電膜3がアモルファスの材料であれば、該エッチングの前に熱処理などの方法により結晶化させておくのが好ましい。結晶化によりエッチング耐性が向上し、より選択的に遮光性金属膜1のみをエッチングしやすくできるためである。
上記得られた透明導電膜3のみのパターン部分は、細線引き回し回路パターン10の端部と外部回路28とを電気接続することにより、細線引き回し回路パターン10を介して外部回路28と電気接続されて透明アンテナ部、透明ディスプレイ部、タッチ入力シートの透明入力部となる[図5(d)参照]。そして、これが両面に形成されれば、基体シート7を挟んで透明導電膜による表示部分が両面に形成された透明アンテナあるいは透明ディスプレイあるいはタッチ入力シートなどを製造することも可能になる。
《実施例1》
(1)導電性シートの作製
基体シートとして全光線透過率が88%で波長545nmにおける光線透過率が90%の厚さ100μmの透明二軸延伸ポリエステルフィルムを用い、その片面に厚さ100nmのアモルファスインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜をスパッタリング法で形成し、その上に厚さ200nmの銅膜からなる遮光性金属膜をスパッタリング法で形成して導電性シートを得た。得られた導電性シートは、透明導電膜の厚みのバラツキが14%以内で遮光性金属膜の厚みのバラツキが8%以内という非常にを均一な膜であり、透明導電膜と遮光性金属膜の積層膜でのシート抵抗値は100mΩ/□と高導電性であり、全光線透過率は0.1%で波長545nmにおける光線透過率は0.01%と非常に遮光性に優れた膜であった。また、得られた導電性シートに対してJIS規格によるテープ剥離試験を行ったところ100/100剥離なしの結果であり、透明導電膜と遮光性金属膜との密着性は良好であることがわかった。
(2)微細な引き回し回路パターンの形成
次いで、上記遮光性金属膜上にノボラック樹脂からなる厚さ5μmのレジスト層をグラビアコートで形成し、指触乾燥後の表面に中央部はベタパターンで端部は線幅30μm以下/間隙30μm以下の微細な電極パターンからなるマスクを載置し、メタルハライドランプによって露光し、有機溶媒に浸して現像した。次いで、塩化第二鉄のエッチング液で透明導電膜および遮光性金属膜を同時にエッチングしたところ、両被膜ともスムーズにエッチング処理がなされ、端部には非常に精巧で微細な引き回し回路パターンが形成された。
(3)透明アンテナへの適用
次いで、上記遮光性金属膜上のレジスト層をレジスト剥離液でもって全て剥離して遮光性金属膜を露出させ、次いで端部の細線引き回し回路パターン上のみにポリウレタン樹脂にカーボンブラックを含有させた加飾層をスクリーン印刷で形成し、次いで100℃で2日間放置してアモルファスインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜を結晶化させた後、酸性化した過酸化水素からなる特殊エッチング液に浸し中央部にある遮光性金属膜のみを除去して、その下にある透明導電膜を露出させた。得られた透明導電膜は、その透明導電パターンが見えにくい所謂骨見えの少ない導電部分となっていて、外部回路と微細な引き回し回路パターン端部とを電気接続すれば、透明アンテナに適用できることがわかった。
《実施例2》
(1)両面に導電性を有する導電性シートの作製
透明導電膜を厚さ200nmのアモルファス亜鉛酸化物にし、遮光性金属膜を厚さ300nmのアルミニウム膜にして基体シートの両面に形成したほかは、実施例1と同様にして導電性シートを得た。得られた導電性シートは、両面とも透明導電膜の厚みのバラツキが16%以内で遮光性金属膜の厚みのバラツキが9%以内という非常にを均一な膜であり、透明導電膜と遮光性金属膜の積層膜でのシート抵抗値は150mΩ/□と高導電性であり、全光線透過率は0.3%で波長545nmにおける光線透過率は0.02%と非常に遮光性に優れた膜であった。また、得られた導電性シートに対してJIS規格によるテープ剥離試験を行ったところ100/100剥離なしの結果であり、透明導電膜と遮光性金属膜との密着性は良好であることがわかった。
(2)微細な引き回し回路パターンの両面形成
次いで、上記両面の遮光性金属膜上にそれぞれレジスト層を形成し、指触乾燥後の片方の面に中央部はX電極パターンで端部は実施例1と同じ微細な電極パターンのマスクを載置し、もう片方の面には中央部はY電極パターンで端部は実施例1と同じ微細な電極パターンのマスクを載置した後、両面同時に露光し、両面同時に現像し、両面同時にエッチングしたほかは実施例1と同様にしたところ、両面ともスムーズにエッチング処理がなされ、非常に精巧で微細な引き回し回路パターンが両面に形成された。
(3)静電容量型のタッチ入力シートへの適用
次いで、上記両面の遮光性金属膜上のレジスト層を剥離し、両面の細線引き回し回路パターン上のみに加飾層形成し、次いで95℃で4日間放置してアモルファス亜鉛酸化物からなる両面の透明導電膜を結晶化させた後、両面中央部の遮光性金属膜のみをエッチング除去したほかは実施例1と同様にしたところ、両面導電性シート表面の中央部には透明のX電極パターンで、裏面の中央部には透明のY電極パターンが形成された。この得られた透明導電膜は、その透明導電パターンが見えにくい所謂骨見えの少ない導電部分となっていて、外部回路と微細な引き回し回路パターン端部とを電気接続すれば、透明性に優れた静電容量型のタッチ入力シートに適用できることがわかった。
《実施例3》
(1)積層導電性シートの作製
遮光性金属膜を厚さ30nmの銅膜にしたほかは、実施例1と同様にして導電性シートを作製した。この得られた導電性シートを電気泳動素子が組み込まれたシートの両面に透明な接着シートを介して貼り付けたところ、電気泳動素子が組み込まれたシートの両面に透明導電膜および遮光性金属膜が形成された積層導電性シートが得られた。
(2)微細な引き回し回路パターンの両面形成
次いで、上記積層導電性シートの表裏遮光性金属膜上にそれぞれレジスト層を形成し、指触乾燥後の上面には中央部がベタパターンで端部が実施例1と同じ微細な電極パターンのマスクを載置し、下面には中央部が画素電極パターンで端部が実施例1と同じ微細な電極パターンのマスクを載置した後、両面同時に露光し、両面同時に現像し、両面同時にエッチングしたほかは実施例1と同様にしたところ、両面ともスムーズにエッチング処理がなされ、非常に精巧で微細な引き回し回路パターンが両面に形成された。
(3)透明電気泳動ディスプレイへの適用
次いで、上記両面の遮光性金属膜上のレジスト層を剥離し、両面の細線引き回し回路パターン上のみに加飾層形成し、両面の透明導電膜を結晶化させた後、両面中央部の遮光性金属膜のみをエッチング除去したほかは実施例1と同様にしたところ、表面中央部は透明のベタパターンで裏面中央部は透明の画素電極パターンからなる透明導電膜が形成された。この得られた透明導電膜は、その透明導電パターンが見えにくい所謂骨見えの少ない導電部分となっていて、外部回路と微細な引き回し回路パターン端部とを電気接続すれば、透明性に優れた電気泳動ディスプレイに適用できることがわかった。
《比較例》
上記実施例3において、遮光性金属膜を厚さ20nmの銅膜にした以外は、実施例3と同様にしたが、互いに露光光線が遮光性金属膜を透過し、反対側のレジスト層に悪影響を与え、所定の引き回し回路パターンが得られなかった。また、上記実施例3において、遮光性金属膜を厚さ1100nmの銅膜にした以外は、実施例3と同様にしたが、エッチングに時間がかり、線幅の太いところと細いところが生じ、シート抵抗値が3割程度ばらついた引き回し回路パターンとなった。これでも透明アンテナには適用できることがわかったが、一部の透明ディスプレイやタッチ入力シートには適さなかった。ただ、それらも遮光性金属膜を厚さ1000nmの銅膜にすれば、ぎりぎり適用可能な範囲であることがわかった。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
1 遮光性金属膜層
3 透明導電膜
5 導電性シート
7 基体シート
10 細線引き回し回路パターン
12 マスク
14 露光光線
16 レジスト層
18 保護レジスト
20 積層導電性シート
22 積層導電性シートの端部
24 積層導電性シートの中央部
28 外部回路

Claims (8)

  1. 複数枚が積層された透明プラスチックフィルムからなる基体シートと、
    前記複数枚が積層された基体シートの最表面及び最裏面の上に形成された透明導電膜と、
    前記透明導電膜の各々の上に形成された遮光性金属膜と、
    前記遮光性金属膜の各々の上に形成されたレジスト層とを備え、
    中央部にある前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜が、前記レジスト層の露光・現像の後のエッチングにより位置ずれなく積層された所望のパターンに形成され、
    端部にある前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜が、前記レジスト層の露光・現像の後のエッチングにより位置ずれなく積層された細線引き回し回路パターンに形成され、
    前記レジスト層が除去され、更に中央部にある前記遮光性金属膜がエッチング除去され、中央部にある前記透明導電膜が回路パターンを構成する、透明アンテナ。
  2. 前記細線引き回し回路パターンの上に加飾層が形成された、請求項1記載の透明アンテナ。
  3. 前記透明プラスチックフィルムは、全光線透過率が80%以上であり、かつ波長545nmにおける光線透過率が80%以上である、請求項1又は2記載の透明アンテナ
  4. 前記透明導電膜は、アモルファスの、インジウムスズ酸化物又は亜鉛酸化物からなり、厚みが10〜200nmである、請求項1から3のいずれかに記載の透明アンテナ
  5. 前記遮光性金属膜は、スパッタリング法により形成された銅膜であり、厚みが30〜1000nmである、請求項1から4のいずれかに記載の透明アンテナ。
  6. 透明プラスチックフィルムからなる2枚積層された基体シートの両面の各々に、透明導電膜、遮光性金属膜が順次形成された積層導電性シートを準備し、前記遮光性金属膜の上にレジスト層を形成した後、両面同時に前記レジスト層を露光・現像し、前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜をエッチングし、前記レジスト層を剥離することにより、前記基体シートの両面の端部に各々、前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜が積層された細線引き回し回路パターンを形成し、前記細線引き回し回路パターンの上に保護レジストを被覆形成し、前記保護レジストが形成されていない前記遮光性金属膜のみをエッチングすることにより両面の中央部の各々に前記透明導電膜の回路パターンを露出形成する、透明アンテナの製造方法。
  7. 2枚の透明プラスチックフィルムからなる基体シート上に各々、透明導電膜、遮光性金属膜、レジスト層を順次積層形成し、前記基体シート同士を対向して積層することにより、積層された前記基体シートの両面に前記透明導電膜、前記遮光性金属膜、前記レジスト層を形成した後、両面同時に前記レジスト層を露光し、現像した後、前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜をエッチングし、前記レジスト層を剥離することにより、両面の端部に前記透明導電膜及び前記遮光性金属膜が順次積層された細線引き回し回路パターンを形成した後、前記細線引き回し回路パターン上に保護レジストを被覆形成し、前記保護レジストが形成されていない前記遮光性金属膜のみをエッチングすることにより両面の中央部の各々に前記透明導電膜の回路パターンを露出形成する、透明アンテナの製造方法。
  8. 前記透明導電膜は、アモルファスの、インジウムスズ酸化物又は亜鉛酸化物からなり、
    前記保護レジストが形成されていない前記遮光性金属膜のみをエッチングする前に、前記透明導電膜を結晶化させる、請求項7記載の透明アンテナの製造方法。
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