JPH10221538A - 光ケーブル接続部収納用キャビネット - Google Patents

光ケーブル接続部収納用キャビネット

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JPH10221538A
JPH10221538A JP9038612A JP3861297A JPH10221538A JP H10221538 A JPH10221538 A JP H10221538A JP 9038612 A JP9038612 A JP 9038612A JP 3861297 A JP3861297 A JP 3861297A JP H10221538 A JPH10221538 A JP H10221538A
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JP
Japan
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cord
extra
optical cable
clamp
cabinet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9038612A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujikichi Shinoda
冨士吉 篠田
Ichiro Tanaka
一郎 田中
Koji Shino
浩司 篠
Kenichi Nakazawa
賢一 中澤
Sadaaki Takano
貞明 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN RIICOM KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
JAPAN RIICOM KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by JAPAN RIICOM KK, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical JAPAN RIICOM KK
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Publication of JPH10221538A publication Critical patent/JPH10221538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ケーブルの接続配線作業を簡素化し、多数
の心線接続の交換並びに増設が容易にでき、コードの装
着簡便化でケーブル接続部と心線余長の収納を安全に行
う。 【解決手段】 光ケーブルの心線接続部を着脱自在に支
持する支持部1と、前記心線接続部から延びる心線余長
を収納する余長収納部2とを備えたケース本体3と、該
ケース本体3にヒンジ部31で開閉自在に設けた扉4と
からなり、該ケース本体3内に導入されて前記余長収納
部2に至る光ケーブルの光ケーブル及びテンションメン
バを保持する把持金具5,51 を具備したものであっ
て、前記余長収納部2はコード挿入溝6のある弾性コー
ドクランプ7と、該コードクランプ7を押し込んで保持
する嵌合部20と、コードクランプ7から延びるコード
をUターン状に収納する上端開口の余長ポケット部21
とを有すると共に、コードクランプ7に押し込まれたコ
ードによる応力伝達でコードを挾持固定するコードクラ
ンプ7に構成したことで、接続処理取扱い簡便で作業性
を大幅に向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ心線と
テンションメンバとを有する光ケーブルの接続や分岐配
線に用いる光ケーブル接続箱、詳しくは、ケース本体に
テンションメンバを含む光ケーブルなどの各光ファイバ
ケーブルを接続、分岐して止着状態に保持するようにし
た光ケーブル接続部収納用キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバ心線とテンションメ
ンバを有する光ケーブルの接続に際しては、テンション
メンバを止着することが不可欠であり、光ファイバの分
岐・引込接続には接続作業の失敗を見越して心線に余裕
を持たせた余長処理が不可欠である。このため従来で
は、心線接続後に接続部や心線余長を収納する収納トレ
イが多数枚使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ケーブル接続箱にあっては、特別なケースやシートを
用いる余長処理部材が必要で組立部品も多く、任意の心
線のハンドリングもやっかいであって、識別性も困難で
あるばかりか、心線の交換や増設もむずかしく、ケース
内でのコードのクランプが厄介で挿入しやすくすると抜
けやすくなって心線接続の安全性や、作業性の上でも問
題であり構造が複雑化してコスト高となるほか内部空間
が小さいことから心線余長が収納しにくくケーブル接続
の作業性が低いという問題があった。本発明は、これら
従来の諸欠点を排除しようとするもので、心線接続の交
換並びに増設が簡単にでき、心線余長の収容もコードの
クランプ作業を簡便化し、コードが挿入しやすく抜けに
くい確実な配線で、かつ一目でわかる配線ができて識別
性良好で、しかも任意の心線のハンドリングが可能で取
り扱い容易であり、安全な接続処理作業が行えて、作業
性を大巾に向上すると共に、心線接続部と余長とが完全
に分離状態で納められるし、余分な収納部材を不要と
し、低コストの光ケーブル接続部収納用キャビネットを
提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ケーブルの
心線接続部を着脱自在に支持する支持部と、前記心線接
続部から延びる心線余長を収納する余長収納部とを備え
たケース本体と、該ケース本体に開閉自在に設けた扉と
からなり、該ケース本体内に導入されて前記余長収納部
に至る光ケーブル及びテンションメンバを保持する把持
金具を具備したものであって、前記余長収納部はコード
挿入溝のある弾性コードクランプと、該コードクランプ
を押し込んで保持する嵌合部と、コードクランプから延
びるコードをUターン状に収納する余長ポケット部とを
有すると共に、コードクランプに押し込まれたコードに
よる応力伝達でコードを挾持固定するコードクランプと
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明にかかる光ケーブル接続
部収納用キャビネットは、扉を開けてケース本体のケー
ブル把持金具にケーブルを把持してテンションメンバ把
持部にケーブルのテンションメンバを止着し、引き出さ
れた心線は内配線材料に接続し分岐配線される心線は心
線係止部を経てケース本体内に配索される。キャビネッ
ト内では、心線接続部支持部によって接続部が収納さ
れ、しかも、コードクランプにコードを押し込んで固定
して心線接続の交換並びに増設が簡単にでき、余長収納
ポケットで心線余長の収容の余分な外力のかからないで
でき捻回、巻き癖を生じないで一目でわかる配線ができ
て識別性良好であると共に、任意の心線のハンドリング
が容易で取扱いも簡便であり、各心線余長の収容保持も
確実で、心線の固定化もワンタッチで可能で接続、分岐
の作業を安全かつ容易にすることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図3を参
照して説明すると、光ファイバケーブル接続部収納用キ
ャビネット10(以下、キャビネットと略称する。)
は、光ケーブルの心線接続部を着脱自在に支持する支持
部1と、前記心線接続部から延びる心線余長を収納する
余長収納部2とを備えたケース本体3と、該ケース本体
3にヒンジ部31で開閉自在に設けた扉4とからなり、
該ケース本体3内に導入されて前記余長収納部2に至る
光ケーブルの光ケーブル及びテンションメンバを保持す
る把持金具5,51 を具備したものであって、前記余長
収納部2はコード挿入溝6のある弾性コードクランプ7
と、該コードクランプ7を押し込んで保持する嵌合部2
0と、コードクランプ7から延びるコードをUターン状
に収納する上端開口の余長ポケット部21とを有すると
共に、コードクランプ7に押し込まれたコードによる応
力伝達でコードを挾持固定するコードクランプ7に構成
して光ケーブル接続部収納用キャビネット10としてあ
る。
【0007】この場合、前記コードクランプ7は硬度4
0〜80Hs、好ましくは60〜70Hsの熱可塑性ゴ
ム組成物からなり、コード挿入溝6と直交する片面或い
は両面に略60度角のV溝8を複数並列して凹凸状面と
した偏平板であって、山形の凸部となる部位にそれぞれ
コード挿入溝6を並列し、各コード挿入溝6間、即ち前
記凹凸状面の谷部にコード挿入溝6に沿った貫通孔9、
例えば楕円孔を上下方向に等間隔に複数配備してコード
挿入溝6に順次押し込まれるコードによる応力が伝わっ
てコードが挿入しやすく抜けにくいコード装着が容易と
なるように配慮されている。なお、このコードクランプ
7は底面に極薄両面接着テープ(図示せず)を貼り付け
前記クランプ嵌合部20に押し込んだ際に底部で固着化
できるようにするのがよい。
【0008】前記心線接続部の支持部1は、図1に示す
ように、所定間隔で立設された複数の櫛状の仕切板とか
ら構成され、余長収納部2に臨んで設けられていて心線
接続部、例えば、心線を接続したコネクタ、カセット或
いはケースをそれぞれ仕切板間に形成された隙間に上方
から縦に挿入することで支持できるようにしたものであ
る。
【0009】また、前記余長収納部2としては、仕切板
22で複数に区画した余長ポケット部21を備え、前面
に扉23を開閉自在に設け、例えば観音開きとなるよう
に設けると共に、前記コードクランプ嵌合部20にコー
ド挿入溝24を複数並列配備して一括収納できるように
し、該コードクランプ嵌合部20は余長ポケット部21
の側壁に突設した半円筒状のガイド部26を介して設
け、余長ポケット部21はブラケット25を介してケー
ス本体3のベースプレート30に着脱自在に取付けられ
るようになっている。
【0010】このキャビネット10は、樹脂の射出成形
等により成形され、ケーブル導入用の配索孔11が形成
され、該ケーブル配索孔11から光ファイバ心線とテン
ションメンバを有する複数の光ケーブルを導入し、把持
金具5,51 でケース本体3に定着できるようにしてあ
り、光ケーブル接続用のプラグ12および/またはコネ
クタと心線余長の収容部とを有する成端モジュール13
若しくは接続モジュールを内装してある。
【0011】なお、前記成端モジュール13は、ケース
本体3にヒンジ部14で回動自在で係脱可能に内装さ
れ、内蓋を有して余長収納部の配線整列を確実にしてあ
る。
【0012】図中、15は引き込み並びに引き落しの配
索孔に備えられるパッキンなどのシール板、16はケー
ブルカバー、17はケーブル係止手段、18は内蓋錠で
ある。
【0013】なお、前記余長収納部2は、支持部1を設
けたベースプレート30に着脱自在に嵌装されるが、ケ
ース本体壁と余長収納部壁に対応形成した嵌合係止部で
嵌着できるようにしてもよく、壁面定着用の取付孔を活
用してもよい。
【0014】この実施の形態にかかる光ケーブル接続用
収納ケースにあっては、分岐光ケーブルと引込光ケーブ
ルの接続に際しては、先ず、キャビネット10を建物の
外壁面にビス等を用いて固定し、分岐光ケーブルと引込
光ケーブルをそれぞれ配索溝に、例えば、分岐光ケーブ
ルを一方の配索孔に引込光ケーブルを他方の配索孔に通
す。そして、各光ケーブルの光ファイバ心線はコードク
ランプ7に押し込み固定し、接続部1および余長収納部
2に導いてコネクタにより接続し、その余長部分を余長
ポケット部21にUターン状に保持する。
【0015】また、成端モジュール13の内配線材料
は、一端にフエルールを設けたテープを単心分離部で多
数に分岐し、各単心線の他端にSC簡易プラグまたはM
PO簡易プラグを備えた既製の変換心線を用いるのが便
利であり、接続モジュール内配線材料も一端にSCコネ
クタまたはMPOコネクタを設けた既製の心線を用いる
のもよい。さらに、各成端モジュール13は取付部材で
ブラケットに対して個々に脱着できたりスライドさせて
配線点検処理作業をしやすくすると共に、定着した際に
も支持されて任意の心線をハンドリングしやすくするこ
とも配慮してあり、必要に応じ外して取り出しもでき一
目でわかりやすく識別性を良好にし、そして、各光ケー
ブルの光ファイバ心線はケーブル巻回・接続部に導い
て、その余長部分を心線収納部に巻き取って保持するの
で、配線処理作業が容易にでき、またこのモジュールを
差し込むだけの簡単な操作で切替交換並びに増設ができ
るようにすることもできる。
【0016】コネクタの交換及び増設は、コードおよび
コネクタを差むだけの簡単な作業でできるようにしてあ
って、しかも任意の心線のハンドリングも容易にできる
ようにしてあり、心線余長もポケット部によってUター
ン収納方式で捻回、巻き癖を生じないで処理でき、また
開閉扉を開くことによって一目でわかる配線形態で識別
性も著しく容易にできるようにしてある。
【0017】
【発明の効果】本発明は、光ケーブルの心線接続部を着
脱自在に支持する支持部と、前記心線接続部から延びる
心線余長を収納する余長収納部とを備えたケース本体
と、該ケース本体に開閉自在に設けた扉とからなり、該
ケース本体内に導入されて前記余長収納部に至る光ケー
ブル及びテンションメンバを保持する把持金具を具備し
たものであって、前記余長収納部はコード挿入溝のある
弾性コードクランプと、該コードクランプを押し込んで
保持する嵌合部と、コードクランプから延びるコードを
Uターン状に収納する余長ポケット部とを有すると共
に、コードクランプに押し込まれたコードによる応力伝
達でコードを挾持固定するコードクランプとしたことに
より、心線接続の交換並びに増設が簡単にでき、心線余
長の収容もコードのクランプ作業を簡便化し、コードが
挿入しやすく抜けにくい確実な配線で、かつ一目でわか
る配線ができて識別性良好で、しかも任意の心線のハン
ドリングが可能で取り扱い容易であり、安全な接続処理
作業が行えて、作業性を大巾に向上すると共に、心線接
続部と余長とが完全に分離状態で納められるし、コード
および心線接続部のみ固定すればよいので、余分な収納
部材を不要とし、低コストで生産できるなど実用上の効
果がある。また、本発明では、キャビネットの内部での
コード配線の確実化でスペースを有効に用いられコンパ
クト化と作業性向上とが実現でき切替操作も容易に作業
でき、しかも工具なしで作業性を大幅に向上でき、心線
余長収納も簡単で安全確実なケーブル配線が可能で構成
も簡単で安価な形態で取扱い容易な光ケーブル接続部収
納キャビネットとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(a)は扉を開いて内
部を示す正面図、(b)は一部切欠底面図、(c)はA
−A線における縦断面図である。
【図2】図1の例の心線余長収納部を示し、(a)はそ
の正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図3】本発明で用いられるコードグリップを示し、
(a)はその平面図、(b)は正面図、(c)は一部切
断底面図である。
【符号の説明】
1 支持部 2 余長収納部 3 ケース本体 4 扉 5,51 把持金具 6 コード挿入溝 7 コードクランプ 8 V溝 9 貫通孔 10 キャビネット 11 配索孔 12 プラグ 13 成端モジュール 20 クランプ嵌合部 21 余長ポケット 22 仕切板 23 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠 浩司 東京都新宿区西新宿3−19−2 日本電信 電話株式会社内 (72)発明者 中澤 賢一 東京都新宿区西新宿3−19−2 日本電信 電話株式会社内 (72)発明者 高野 貞明 東京都新宿区西新宿3−19−2 日本電信 電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ケーブルの心線接続部を着脱自在に支
    持する支持部と、前記心線接続部から延びる心線余長を
    収納する余長収納部とを備えたケース本体と、該ケース
    本体に開閉自在に設けた扉とからなり、該ケース本体内
    に導入されて前記余長収納部に至る光ケーブル及びテン
    ションメンバを保持する把持金具を具備したものであっ
    て、前記余長収納部はコード挿入溝のある弾性コードク
    ランプと、該コードクランプを押し込んで保持する嵌合
    部と、コードクランプから延びるコードをUターン状に
    収納する余長ポケット部とを有すると共に、コードクラ
    ンプに押し込まれたコードによる応力伝達でコードを挾
    持固定するコードクランプとしたことを特徴とする光ケ
    ーブル接続部収納用キャビネット。
  2. 【請求項2】 前記コードクランプが、硬度40〜80
    Hsの熱可塑性ゴム組成物からなりコード挿入溝と直交
    する片面を凹凸状面とした請求項1記載の光ケーブル接
    続部収納用キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記コードクランプが、コード挿入溝を
    多数並列し、各コード挿入溝間にコード挿入溝に沿った
    貫通孔を上下方向に等間隔に複数配備した偏平板である
    請求項1または2記載の光ケーブル接続部収納用キャビ
    ネット。
  4. 【請求項4】 前記余長収納部が、仕切板で複数に区画
    した余長ポケット部を備え、前面に扉を開閉自在に設け
    ると共に、前記コードクランプ嵌合部にコード挿入溝を
    複数並列配備した請求項1,2または3記載の光ケーブ
    ル接続部収納用キャビネット。
JP9038612A 1997-02-07 1997-02-07 光ケーブル接続部収納用キャビネット Withdrawn JPH10221538A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511