JPH10221321A - 超音波伝播媒体封入装置及び該装置を用いる封入方法 - Google Patents

超音波伝播媒体封入装置及び該装置を用いる封入方法

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JPH10221321A
JPH10221321A JP9021370A JP2137097A JPH10221321A JP H10221321 A JPH10221321 A JP H10221321A JP 9021370 A JP9021370 A JP 9021370A JP 2137097 A JP2137097 A JP 2137097A JP H10221321 A JPH10221321 A JP H10221321A
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JP
Japan
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gap
ultrasonic wave
sealing
wave propagation
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP9021370A
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English (en)
Inventor
Nobuo Awamura
宣夫 阿波村
Yoji Takasu
洋司 高須
Katsuhisa Hashimoto
克久 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPH10221321A publication Critical patent/JPH10221321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波探傷検査の際、液状媒体を狭い隙間の
下端より上端まで封入可能とする。 【解決手段】 隙間33の下端より上端まで超音波伝播
媒体を封入し、超音波伝播媒体を介しての材料の超音波
探傷検査に用いる超音波伝播媒体封入装置であって、超
音波伝播媒体を水又はグリセリン等の液状媒体で形成
し、下端の形状に応じて隙間33をシールするシール機
構と、シール機構を貫通して隙間33内に液状媒体を吸
引させる封入機構とを備えた。シール機構は、隙間33
の下端に液体シリコン樹脂材又は硬化型シリコン樹脂材
で形成されたシール部1である。封入機構は、シール部
1を貫通して隙間33に連通するホース2と、ホース2
へ接続する真空ポンプ7と、液状媒体タンク6と、液状
媒体の封入状態を確認可能な水頭圧計3とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
ト等の材料の超音波探傷検査に係り、特に狭い隙間に超
音波伝播媒体(カップラント)として液状媒体を封入す
るのに用いられる超音波伝播媒体封入装置及び該装置を
用いる封入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、軽水炉のCRD(制御棒駆動機
構)スタブチュウブとCRDハウジングとの間にある狭
い隙間に超音波伝播媒体を封入する技術として、ガスを
隙間に封入し超音波探傷検査を行う方法がある(特開平
4−344458号公報参照)。この方法は使用するガ
スに例えばヘリウムのような空気より軽いガスを用いる
ことにより、狭い隙間内の下端から上端までガスを封入
することができる。
【0003】しかし、この従来の技術では、超音波探傷
検査についてガスという超音波伝播媒体を使用するた
め、CRDハウジングの内面からの超音波が、隙間に封
入されたガスを介して対向する材料に伝わりにくく、実
際の超音波探傷に当たっては多くの経験を必要とすると
いう欠点があった。具体的には隙間ー超音波の周波数ー
温度によって異なるが、例えばヘリウムガスと水との往
復透過率を比較すると、ヘリウムガスは水の約100分
の1しか超音波が伝わらず材料欠陥の識別が難しい。
【0004】ヘリウムガスを超音波伝播媒体にした場
合、超音波が少しでも透過する周波数の範囲が狭い。超
音波探傷検査について超音波伝播媒体は、水又はグリセ
リン等の液体が適しているのは周知の事実であるが、被
検査対象個所が人の手の入らないほど狭く、かつ奥の位
置にあることに加え、0〜0.2mmのような狭い隙間
に重力にさからって約300mm以上の上端まで液体を
封入する必要があり、従来は適用が困難であった。
【0005】被検査対象個所の状況を図11〜図14に
示す。被検査対象個所は形状が球形をした原子炉圧力容
器30の下鏡31をCRDハウジング34が貫通した位
置にあり、隙間33を介して対向するCRDスタブチュ
ーブ36の溶接部32及び熱影響部等の被検査対象個所
を、CRDハウジング34の内面より隙間33に封入し
た超音波伝播媒体を介して超音波探傷検査するもので、
ICM(中性子計測)ハウジング35も混在していて被
検査対象個所の形状が下鏡31の球面に沿ってそれぞれ
異なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の隙間への超音波
伝播媒体封入装置にあっては、超音波探傷検査の際、ガ
スという超音波伝播媒体を使用すると、水の約100分
の1しか超音波が伝わらず、実際の探傷に経験を必要と
する。超音波伝播媒体に水又はグリセリン等の液体が適
しているが、被検査対象個所が人の手の入らないほど狭
く、かつ奥の位置にある隙間の上端まで液体を入れるの
が困難であり、また被検査対象個所の形状がそれぞれ異
なっている問題がある。
【0007】本発明の課題は、超音波探傷検査の際、液
状媒体を狭い隙間の下端より上端へ封入する超音波伝播
媒体封入装置及び該装置を用いる封入方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明に係る超音波伝播媒体封入装置は、隙間の下
端より上端まで超音波伝播媒体を封入し、超音波伝播媒
体を介しての材料の超音波探傷検査に用いられる超音波
伝播媒体封入装置において、超音波伝播媒体を液状媒体
で形成し、隙間を下端の形状に応じてシールするシール
機構と、シール機構を貫通して隙間内に液状媒体を吸引
させる封入機構とを備えた構成とする。
【0009】そしてシール機構は、隙間の下端の形状に
合わせて成型されるとともに変形されるシール部を具備
し、封入機構は、真空により隙間内に液状媒体を吸引さ
せかつ検査終了後に洗浄液を吸引させる構成でもよい。
【0010】またシール機構は、隙間の下端に充填シー
ル材を塗布して形成されたシール部であり、充填シール
材は、液体シリコン樹脂材又は硬化型シリコン樹脂材で
ある構成でもよい。
【0011】さらにシール機構は、帯状シール材を切断
し隙間の下端の形状に合わせて接着剤でリング状に接着
したシール部と、シール部を隙間の下端に取り付ける着
脱可能な押さえ機構と、押さえ機構をトグルクランプに
より隙間の下端へ押し付ける着脱可能な押し付け機構と
よりなる構成でもよい。
【0012】そしてシール機構は、帯状シール材を切断
し隙間の下端の形状に合わせて接着剤で多重リング状に
接着したシール部と、シール部を搭載して遠隔の隙間の
下端に移動可能なローラを有する押さえ機構とよりなる
構成でもよい。
【0013】また封入機構は、シール部を貫通して隙間
と連通するホースと、ホースへ弁の一方流路を経て接続
する真空ポンプと、ホースへ弁の他方流路を経て接続す
る液状媒体タンクと、ホースへ接続し液状媒体の封入状
態を確認可能な水頭圧計と、液状媒体タンクと交換可能
な洗浄液タンクとよりなる構成とする。
【0014】さらに超音波伝播媒体封入方法において
は、前記いずれか一つの超音波伝播媒体封入装置を用
い、隙間の下端をシールして隙間内を真空に保持し、真
空で液状媒体を液状媒体タンクより吸引して隙間に封入
するとともに、液状媒体の水頭圧により封入状態を確認
し、検査終了後に弁を切り替えて真空ポンプで液状媒体
を前記隙間より排出し、かつ真空により隙間内に洗浄液
を吸引して隙間内を洗浄した後に排出する構成とする。
【0015】本発明によれば、狭い隙間の下端をシール
して真空にすることにより、液状媒体が簡単に隙間に封
入され、また封入に必要なシール部の長さ及び形状を変
えることにより被検査個所の形状にかかわりなく用いら
れる。従って最終的にはCRDスタブチューブと原子炉
圧力容器の下鏡との間の溶接部及び熱影響部等の超音波
探傷検査の精度が向上される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1を参
照しながら説明する。図1に示すように、隙間33の下
端より上端まで超音波伝播媒体を封入し、超音波伝播媒
体を介しての材料の超音波探傷検査に用いられる超音波
伝播媒体封入装置であって、超音波伝播媒体を水又はグ
リセリン等の液状媒体で形成し、下端の形状に応じて隙
間33をシールする着脱可能なシール機構と、シール機
構を貫通して隙間33内に液状媒体を吸引させる着脱可
能な封入機構とを備えた構成とする。そしてシール機構
は、隙間33の下端の形状に合わせて成型されるととも
に下端の形状に合わせて変形可能であり、封入機構は、
真空により隙間33内に液状媒体を吸引させかつ検査終
了後に洗浄液を吸引させて隙間33内を洗浄後に排出す
るものである。
【0017】さらに詳細にはシール機構は、隙間33の
下端に充填シール材を塗布して形成されたシール部1で
あり、充填シール材は、液体シリコン樹脂材又は硬化型
シリコン樹脂材である。また封入機構は、シール部1を
貫通して隙間33に連通するホース2と、ホース2へ三
方弁等の弁5の一方の弁内通路を経て接続する真空ポン
プ7と、ホース2へ弁5の他方の弁内通路を経て接続す
る液状媒体タンク6と、ホース2へ接続し液状媒体の封
入状態を確認可能な水頭圧計3と、隙間33内の真空を
検知する真空計4と、液状媒体タンク6と交換可能な図
示しない洗浄液タンクとよりなるものとする。
【0018】すなわち封入装置は、CRDハウジング3
4と原子炉圧力容器の下鏡31の貫通部との間の隙間3
3をシールするシール部1に、真空引き及び水封入する
ためのホース2が取付けられる。ホース2は、真空ポン
プ7に接続され、かつ隙間33の真空圧を監視するため
の真空計4と、隙間33に封入された液状媒体の状態を
確認できる水頭圧計3と、バルブ5を経由して液状媒体
タンク6も接続される。
【0019】図1によりその操作手順を説明する。 1)液体シリコン樹脂材又は硬化型シリコン樹脂材を隙
間33の下端に塗布してシール部1を形成し、真空引き
兼液状媒体封入用のホース2を取り付ける。2)真空ポ
ンプ7を起動させることにより隙間33内を真空にす
る。真空圧は 真空計4で確認される。その後、バルブ5を液状媒体タ
ンク6側に開にすることによって隙間33内に液状媒体
を封入することができる。また隙間33内に封入された
液状媒体の状態を水頭圧計3で確認することができる。 3)超音波探傷試験が完了した後は、バルブ5を真空ポ
ンプ7側に開にすることにより、隙間33内に封入され
た液状媒体は真空ポンプ7に吸引され大気へ排出され
る。
【0020】次に本発明の他の実施の形態を図2及び図
3を参照しながら説明する。封入装置は、CRDハウジ
ングと原子炉圧力容器の下鏡貫通部との間の隙間の下端
をシールするように、帯状シール材を切断し隙間の下端
の形状に合わせて、接着剤でリング状又は多重リング状
に形成したシール部11,21と、シール部11,21
を隙間の下端にセットする落下防止機構を有し着脱可能
な押さえ金具(押さえ機構)8と、シール部11,21
を隙間の下端にトグルクランプ(留め金具)9dにより
CRDハウジング34に押し付ける着脱可能な押し付け
金具(押し付け機構)9とを備え、シール部11,21
には真空引き及び液状媒体を封入するためのホース2が
取付けられる。ホース2は真空ポンプ7に接続される。
ホース2には隙間33の真空圧を監視するための真空計
3と、隙間33に封入された液状媒体の状態を確認でき
る水頭圧計4と、バルブ5を経由して液状媒体タンク6
と、液状媒体タンク6と交換可能な図示しない洗浄液タ
ンクとが接続される。
【0021】なお押さえ金具8は、円環の一部を開放し
て蝶番により開閉可能に形成されるとともに、シール部
11,21側の端面がシール部11,21の形状に合わ
せて曲面に形成され、かつCRDハウジング34に押し
付けられる円環部8aと、円環部8aの開放端位置と直
交するように下端面に延設された対向する二つのストッ
パー8bと、開放端を締め付けるボルト8cとよりな
り、押し付け金具9は、円環の一部を開放して蝶番によ
り開閉可能に形成されCRDハウジング34に押し付け
られる円環部9aと、円環部9aの開放端位置と直交す
るようにストッパー8bに対向し、かつ円環部9aを介
して円環部9aに固定された二つのコ字状の固定部9b
と、固定部9bのコ字状の一方のフランジに摺動自在に
挿通された押し棒9eと、固定部9bに回動自在に取付
けられ押し棒9eに係合しストッパー8bを介して押さ
え金具8を下方よりシール部11,21へ押し付けるト
グルクランプ9dとよりなるものとする。
【0022】その操作手順を図2〜図9を参照しながら
説明する。 1)シール部11,21の帯状シール材(ゲル材)に孔
を開けてホース2を貫通する。このホース2によって隙
間33の真空引き及び液状媒体封入を行う。 2)CRDハウジング34の周長に合わせて、帯状シー
ル材を切断し、帯状シール材同士を接着剤で接着し一体
物のリング状又は多重リング状の輪にする。あるいは帯
状シール材を隙間33の形状に合わせて複数巻きして同
一個所に巻つける。 3)押さえ金具8によって下鏡31の隙間33の下端に
シール部11,21をセットする。この押さえ金具8は
ボルト8cを締め付けることにより液状媒体封入を行っ
た後にシール部11,21が落下するのを防止し、また
押さえ金具8自体が落下するのを防止するとともに、長
時間液状媒体の封入を可能にする。
【0023】4)トグルクランプ9dを有する押し付け
金具9でシール部11,21をCRDハウジング34に
押し付けるようにセットする。この押し付け金具9は、
ボルト9cを締め付けることにより押し付け金具9自体
が落下するのを防止する。
【0024】5)その後、真空ポンプ7を起動させるこ
とにより隙間33が真空になり、バルブ5を液状媒体タ
ンク6側に開にすることにより隙間33に液状媒体を封
入することができる。 6)超音波探傷検査が完了した後は、バルブ5を真空ポ
ンプ7側に開することにより隙間33に封入された液状
媒体は真空ポンプ7により吸引され大気へ排出される。
その後、液状媒体タンク6と図示しない洗浄液タンクと
を交換し、前記と同様に隙間内を真空に保持してバルブ
を洗浄液タンク側に開して洗浄液を吸引させ、隙間の洗
浄後にバルブを真空ポンプ側に開して洗浄液を排出する
ことが可能となる。
【0025】次に図10に示すように本発明の他の実施
例として、例えば約4,900mmの高所等に装置をセ
ットするため、自走型もしくは起動により昇降可能なロ
ーラ16を押さえ金具18に備え、押さえ金具18にシ
ール部11を搭載し、CRDハウジング34の外周に沿
って押さえ金具18を昇降し検査個所に取り付ける。こ
の構成では、ホース22を所定長さまで延長し、所定高
さでローラ16を停止しロックすることにより押し付け
金具を省略することができる。
【0026】また本発明の他の実施例として超音波伝播
媒体封入方法は、図1及び図2に示すように、前記いず
れか一つの超音波伝播媒体封入装置を用い、隙間33の
下端をシール部1,11,21でシールする工程101
と、真空ポンプ7を駆動して隙間33内を真空計4によ
り所定真空に保持する工程102と、バルブ5を液状媒
体タンク6側に開し真空により吸引し液状媒体タンク6
より液状媒体を隙間33に封入する工程103と、水頭
圧計3により液状媒体の水頭圧を制御し隙間33内の上
端まで液状媒体を封入する工程104と、液状媒体の水
頭圧により封入状態を確認する工程105と、検査終了
後に弁5を切り替えて真空ポンプ7で液状媒体を隙間3
3より排出する工程106と、かつ真空により隙間33
内に洗浄液を吸引して隙間33内を洗浄した後に洗浄液
を排出する工程107とを含むものとする。
【0027】本発明によれば、CRDハウジングの内面
からCRDスタブチューブの超音波探傷検査を行う場
合、CRDハウジングとCRDスタブチューブとの間の
狭い隙間に簡単に液状媒体を封入することが可能になる
とともに、シール部の長さ及び形状を変えることにより
被検査個所の形状にかかわりなく隙間のシールを行うこ
とができる。従って最終的にはCRDスタブチューブと
下鏡との溶接部及び熱影響部等の超音波探傷検査の精度
が向上される。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、隙間の下端を形状に応
じてシールし、真空を保持して隙間のの上端まで液状媒
体を吸引し封入できるため、液状媒体を介して材料の超
音波探傷検査が可能になるとともに、超音波探傷検査の
精度が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図3】図2の押さえ機構及び押し付け機構を示す図で
ある。
【図4】図2に示す他の実施の形態に対する操作手順の
シール部の図である。
【図5】図2に示す他の実施の形態に対する操作手順の
押さえ機構の図である。
【図6】図2に示す他の実施の形態に対する操作手順の
押さえ機構及び押し付け機構の図である。
【図7】図4に示す他のシール部の図である。
【図8】図7に示す押さえ機構の図である。
【図9】図7に示す押さえ機構及び押し付け機構の図で
ある。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図11】原子炉圧力容器を示す縦断面図である。
【図12】図11のイ部を示す拡大図である。
【図13】原子炉圧力容器の下部を示す縦断面図であ
る。
【図14】図13のA・A線の断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 シール部 2,22 ホース 3 水頭圧計 4 真空計 5 バルブ 6 液状媒体タンク 7 真空ポンプ 8,18 押さえ金具 9 押し付け金具 33 隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隙間の下端より上端まで超音波伝播媒体
    を封入し、該超音波伝播媒体を介しての材料の超音波探
    傷検査に用いられる超音波伝播媒体封入装置において、
    前記超音波伝播媒体を液状媒体で形成し、前記隙間を下
    端の形状に応じてシールするシール機構と、該シール機
    構を貫通して前記隙間内に前記液状媒体を吸引させる封
    入機構とを備えたことを特徴とする超音波伝播媒体封入
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波伝播媒体封入装置
    において、シール機構は、隙間の下端の形状に合わせて
    成型されるとともに変形されるシール部を具備し、封入
    機構は、真空により前記隙間内に液状媒体を吸引させか
    つ検査終了後に洗浄液を吸引させることを特徴とする超
    音波伝播媒体封入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の超音波伝播媒体封
    入装置において、シール機構は、隙間の下端に充填シー
    ル材を塗布して形成されたシール部であり、該充填シー
    ル材は、液体シリコン樹脂材又は硬化型シリコン樹脂材
    であることを特徴とする超音波伝播媒体封入装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の超音波伝播媒体封
    入装置において、シール機構は、帯状シール材を切断し
    隙間の下端の形状に合わせて接着剤でリング状に接着し
    たシール部と、該シール部を前記隙間の下端に取り付け
    る着脱可能な押さえ機構と、該押さえ機構をトグルクラ
    ンプにより前記隙間の下端へ押し付ける着脱可能な押し
    付け機構とよりなることを特徴とする超音波伝播媒体封
    入装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の超音波伝播媒体封
    入装置において、シール機構は、帯状シール材を切断し
    隙間の下端の形状に合わせて接着剤で多重リング状に接
    着したシール部と、該シール部を搭載して遠隔の前記隙
    間の下端に移動可能なローラを有する押さえ機構とより
    なることを特徴とする超音波伝播媒体封入装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の超音
    波伝播媒体封入装置において、封入機構は、シール部を
    貫通して隙間と連通するホースと、該ホースへ弁の一方
    流路を経て接続する真空ポンプと、前記ホースへ前記弁
    の他方流路を経て接続する液状媒体タンクと、前記ホー
    スへ接続し該液状媒体の封入状態を確認可能な水頭圧計
    と、前記液状媒体タンクと交換可能な洗浄液タンクとよ
    りなることを特徴とする超音波伝播媒体封入装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の超音
    波伝播媒体封入装置を用い、隙間の下端をシールして該
    隙間内を真空に保持し、該真空で液状媒体を液状媒体タ
    ンクより吸引して前記隙間に封入するとともに、該液状
    媒体の水頭圧により封入状態を確認し、検査終了後に弁
    を切り替えて真空ポンプで液状媒体を前記隙間より排出
    し、かつ前記真空により前記隙間内に洗浄液を吸引して
    該隙間内を洗浄した後に排出することを特徴とする超音
    波伝播媒体封入方法。
JP9021370A 1997-02-04 1997-02-04 超音波伝播媒体封入装置及び該装置を用いる封入方法 Pending JPH10221321A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112382422A (zh) * 2020-11-11 2021-02-19 中国核动力研究设计院 压水堆压力容器密封性能检测的打压专用系统及检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112382422A (zh) * 2020-11-11 2021-02-19 中国核动力研究设计院 压水堆压力容器密封性能检测的打压专用系统及检测方法

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