JP3387577B2 - ビール樽の漏れ検査装置 - Google Patents

ビール樽の漏れ検査装置

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JP3387577B2 JP25066193A JP25066193A JP3387577B2 JP 3387577 B2 JP3387577 B2 JP 3387577B2 JP 25066193 A JP25066193 A JP 25066193A JP 25066193 A JP25066193 A JP 25066193A JP 3387577 B2 JP3387577 B2 JP 3387577B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の漏れ検出方法お
よび装置に関し、特に超音波検出器を用いて容器の漏れ
を検出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器内に流体を充填した後に気密
性が要求されるものとして、例えばビール等が充填され
るステンレス製の樽容器等がある。この樽容器の構造を
図7に示す。
【0003】図7は樽容器の樽口付近の構造を示した断
面図、図8は図7に示した樽容器の外観図である。
【0004】図7に示す樽容器101は内部が空洞の樽
であり、容器上面の開口には円筒状の口金部102が設
けられている。口金部102の内部にはフィッティング
103がねじ込まれて固定されるとともに、口金部10
2とフィッティング103との接合部はシールリング1
04でシールされている。フィッティング103は口金
部102の内部にねじ込まれるブシュ105と、ブシュ
105の内部に貫通して設けられ、先端部が樽の底面付
近まで延びているダウンチューブ106とを有し、ブシ
ュ105の内部の、ダウンチューブ106の外側はガス
流路室107となっている。ダウンチューブ106は圧
縮コイルばね108により上方に付勢されるとともに、
その上端は弾性部材が設けられてシールされるフランジ
状のガスバルブ109となっており、ダウンチューブ1
06が押し下げられることにより、ブシュ105を介し
て樽容器内外が連通する構造となっている。また、ダウ
ンチューブ106の上端部には、圧縮コイルばね110
により上方に付勢されるビールバルブ111が設けられ
ており、このビールバルブ111が押し下げられること
により、ダウンチューブ106の上端と下端とが連通す
る構造となっている。
【0005】このように樽容器101の構造は、口金部
102とフィッティング103との接合部、ガスバルブ
109、およびビールバルブ111からビールが漏れな
いように、シールリング104や弾性部材によってシー
ルされている。ところが万一、シールリング104や弾
性部材が老朽化してひび割れが生じた場合、充填後のビ
ールの品質が保てない。このため、ビールの充填前に樽
容器の漏れを綿密に検査している。
【0006】また、上述した構成の樽容器は、図8に示
すように樽口以外で漏れの原因となる溶接部112を有
している。すなわち、溶接部112には、容器を製造し
た段階での溶接不良や長い年月の中で進行した溶接部の
腐食などによって、ピンホール113が生じることがあ
る。このため、溶接部112においても漏れの心配が無
いことを確認する必要がある。
【0007】上記溶接部のピンホールをライン上で検出
するには、通常作業員による目視検査に頼るしかなかっ
たが、ピンホールが微小な場合には目視による検出がほ
とんど不可能であった。オフラインでの検出において
は、容器内に光源を挿入して光の漏れを検出する方法や
特殊ガスを封入してガスの漏れを検出する方法等が知ら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光源を
用いる検出方法は、予め樽口に取り付けられているフィ
ッティングを外して容器内に照明器具を入れた後、容器
外より光の漏れを目視にて検査し、その後、照明器具を
取り出し再び付属品を取り付けて検査を終了する為、検
査をするための操作時間がかかるという問題点や、微小
なピンホールからの漏れであるので検査に時間がかかる
とともに、漏れ検出を見落とす危険性もあるという問題
点がある。
【0009】ガスを用いる検出方法においては、容器内
にヘリウム等の特殊ガスを充填した後、ガスセンサーで
溶接部をなぞってガス漏れを検査する為、検査に時間が
かかるという問題点や、特殊ガスを用いるために検査の
コストが高くなるという問題点がある。
【0010】また、ビール等を充填する樽容器は1日当
り数千本使用しており、これを上述のようなオフライン
による検出方法で検出することは、作業者に多大な労力
を与える為に実際作業上不可能である。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、容器の漏れを確実にオンライン
で自動的に連続して検出することができる容器の漏れ検
出方法および装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ビール樽の漏れを検査する漏れ検査装置で
あって、前記ビール樽は筒形状であり、手で持つための
孔を前記ビール樽の側面に有し、前記漏れ検査装置は、
前記ビール樽全体を収容可能な凹部が形成された固定遮
音装置と、前記ビール樽の上面および底面のうちの、前
記手で持つための孔が設けられている側の面が置かれ、
前記固定遮音装置の凹部開口端面と密着して前記ビール
樽全体を密閉する空間を形成するテーブルと、前記固定
遮音装置内に設けられ、圧縮空気が充填された前記ビー
ル樽の空気漏れにより発生する超音波を検出することで
前記ビール樽の漏れの有無を検査する第1の超音波検出
器および第2の超音波検出器と、を備え、前記第1の超
音波検出器が、前記ビール樽の、前記テーブルと対向す
る面とは反対面の近傍に設けられ、前記第2の超音波検
出器が、前記ビール樽の前記テーブルに置かれる面側に
ある前記孔の近傍に設けられ、前記第1の超音波検出器
および前記第2の超音波検出器の各々は、音波をピック
アップする音波センサーと、該音波センサーでピックア
ップした音波の信号から、空気漏れとして判断される超
音波の周波数帯域の信号のみをパスするバンドパスフィ
ルタとを有し、該バンドパスフィルタを経た信号から、
前記ビール樽の漏れの有無を検出することを特徴とす
る。
【0013】
【0014】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、ビール樽
に空気を充填した後、前記ビール樽全体を密閉遮音す
る。そして、超音波検出器を用い、前記ビール樽からの
圧縮空気の漏れを検出する。超音波測定器による漏れ検
出の原理としては、圧力のかかったビール樽の微小な漏
れ口を気体が通過する時、気体は気圧の高い薄層状の流
れから圧力の低い乱流に移り、この乱流に超音波成分が
含まれていることからこれを検出することにより、ビー
ル樽の漏れの有無が検出可能となる。また、超音波測定
器による検出時にビール樽全体を密閉遮音するので、
ール樽から漏れ出る微小な超音波がライン内で発生する
圧倒的な騒音にかき消されることなく、確実に検出され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の容器の漏れ検出方法を好適
に実施するための装置を示す側面図、図2は図1に示し
た検査用ストッパーを説明するための図、図3は図1に
示した容器の漏れ検出装置の矢印Aから見た矢視図、図
4は本発明の容器の漏れ検査装置の一実施例による検査
時の様子を示した概略正面図である。
【0017】本実施例は、図7及び図8に示した、被検
査部としての樽容器の樽口及び樽容器上部の溶接部から
の漏れを検出する例である。
【0018】図1に示すように搬送コンベア1の搬送経
路途中には、本実施例の容器の漏れ検出装置2が設置さ
れている。漏れ検査装置2には、検査位置として漏れ検
出装置2へ搬送されてきた樽容器3を停止させるための
検査用ストッパー5が取り付けられている。搬送コンベ
ア1の、漏れ検出装置2の設置位置より上流側の位置に
は、次に検査する樽容器3を待機させるための待機用ス
トッパー4が取り付けられている。なお、漏れ検出装置
2へ搬送される樽容器3には、予め圧縮空気が図7に示
した樽口のフィッティングおいてガスバルブを開いて注
入されている。
【0019】検査用ストッパー5は、図2に示すように
樽容器3の側面に当接可能な一対の当接部5aと、当接
部5aを駆動させるためのギア機構5bおよびリンク機
構5cとを備え、駆動手段(不図示)により矢印の方
向にギア機構5bを介してリンク機構5cを駆動させる
と当接部5a間が開いて樽容器3を通過可能とし、矢印
の方向に駆動させると当接部5a間が閉じて樽容器3
を停止させるように構成されている。
【0020】搬送コンベア1は、図3に示すように幅方
向に対する中央部が搬送経路に沿って開口された搬送用
ベルト1aと、搬送用ベルト1a上に樽容器3が載置可
能な幅でそれぞれ両側に搬送経路に沿って配設された側
部ガイド1bとを備えている。漏れ検査装置2が設置さ
れた、搬送用ベルト1aの下方には、昇降手段としての
リフトシリンダー6が漏れ検出装置2の架体中央に固定
されており、リフトシリンダー6は樽容器3を上昇させ
るためのリフト板6aを搬送用ベルト1aの開口から突
出可能に支持している。
【0021】漏れ検査装置2の架体上部には、図3及び
図4に示すように固定遮音装置7が固定されている。固
定遮音装置7には、リフトシリンダー6が駆動されてリ
フト板6aにより樽容器3が上昇した際に樽容器3の上
部の被検査部が収容される凹部7aが形成されていると
ともに、超音波を測定する超音波測定器(図5参照)の
音波センサー8が凹部8a内に連通するように固定され
ている。また、固定遮音装置7を構成する壁部は二重構
造になっており、内部には防音材としてのウレタンホー
ムが詰めてある。漏れ検出装置2の両側部にはそれぞれ
エアシリンダー9が設置され、各エアシリンダー9の突
出可能な先端部には防音材としてのウレタンホームから
なる移動遮音装置10が取り付けられている。移動遮音
装置10は、エアシリンダー9の駆動により、図4に示
すように上昇した際の樽容器3の側面および固定遮音装
置7の両方に密着することで、樽容器3の上部の被検査
部を密閉する空間を形成するように構成されている。こ
のような構成により、製造工程内で発生する騒音から樽
容器3の上部の被検査部が遮音可能となっている。
【0022】ここで、上述の音波センサー8を備える超
音波測定器を図5に基づいて詳細に説明する。
【0023】図5は本発明の容器の漏れ検出装置の一実
施例の超音波測定器の構成を示すブロック図である。
【0024】音波センサー8には例えばマイクロホンあ
るいはピエゾ素子等の音響変換器が用いられ、発生した
超音波は音波センサー8によりピックアップされて電気
信号に変換される。次に、音波センサー8により変換さ
れた電気信号は、プリアンプ11にて増幅された後、バ
ンドパスフィルタ12により所定の周波数帯域の情報の
み取り出される。このバンドパスフィルタ12は、樽容
器の漏れとして判断される漏れ情報が分布する周波数帯
域(例えば35KHz〜45KHz)の情報のみをパス
するように構成されている。すなわち、バンドパスフィ
ルタ12により漏れ情報以外の騒音は除去される。次
に、バンドパスフィルタ12を経た漏れ情報は波形整形
13を経て、周波数カウンタ14により漏れ情報の周
波数が測定される。測定結果は周波数表示手段15によ
りその周波数を表示するとともにレベル検知手段16
てレベルチェックされる。周波数カウンタ15の出力が
あることは、例えば35KHz〜45KHzの周波数を
もった情報、すなわち漏れ情報が存在することを意味
し、レベル検知手段16の出力により漏れの有無を表示
手段17で操作者に対して視覚的に示す。なお、表示手
17はブザー等のその他の報知手段でもよい。
【0025】次に、図1乃至図4を参照し、本実施例の
漏れ検出装置の動作について説明する。
【0026】搬送コンベア1により漏れ検出装置2内に
搬送されてきた樽容器3は、検査用ストッパー5により
停止する。すると、リフトシリンダー6が駆動されてリ
フト板6aが搬送用ベルト1aの開口を通過し、リフト
板6aにより樽容器3が固定遮音装置7の凹部7a内に
収容されるまで持ち上げられる。そして、エアシリンダ
ー9が駆動されて樽容器3の側面及び固定遮音装置7の
両方に移動遮音装置10が移動して密着する。これによ
り、樽容器3の上部の被検査部を密閉する空間が形成さ
れてラインの騒音が遮音される。
【0027】このような状態において、もし樽容器3の
上部にて溶接部にピンホールや樽口にシール不良部が発
生していると、樽容器3内部の圧力空気はピンホールや
シール不良部から漏れ出る。このように圧力のかかった
容器の微小な漏れ口を気体が通過する時、気体は気圧の
高い薄層状の流れから圧力の低い乱流に移り、この乱流
に超音波成分が含まれる。すなわち、微小な漏れ口を通
過するときに超音波が発生する。したがって、この超音
波を音波センサー8が検知し、図5に示した超音波測定
器によって樽容器3の漏れの有無が検出される。その
後、漏れが検出された樽容器3は後工程のリジェクト装
置(不図示)によってライン外に排出される。
【0028】超音波測定器7による測定が終了すると、
移動遮音装置10が後退し、次いでリフトシリンダー6
が下降し、樽容器3は搬送コンベア1の搬送用ベルト1
aに戻される。そして、検査用ストッパー5が開いて検
査済みの樽容器3はビールの充填工程等の次工程に搬送
される。その後、待機用ストッパー4によって待機して
いた樽容器3が漏れ検出装置2内に搬送され、次の樽容
器3の検査が開始される。
【0029】上述の一連の動作はライン上で秒単位の短
時間に連続して自動的に行うことが可能となっている。
【0030】上述した実施例では、溶接部のピンホール
や樽口のシール不良が発生する樽容器3の上部を固定遮
音装置7及び移動遮音装置10により遮音して漏れの有
無を検出する例を示しているが、本実施例に用いた樽容
器3は上部の他に下底側にも溶接部があり、双方の溶接
部からの漏れを検査する必要がある。
【0031】このため、樽容器3の上部を測定した後、
樽容器3を反転させ、上部側と下底側とを入れ換えて別
個に測定してもよい。また、その他の例を図6に示す。
【0032】図6は本発明の容器の漏れ検出装置の他の
構成の主要部を示す図である。
【0033】図6に示すように、樽容器22全体を収容
可能な凹部が形成された固定遮音装置18と、固定遮音
装置18に密着して樽容器22全体を密閉する空間を形
成する、上下移動可能なテーブル20とを有し、固定遮
音装置18の壁部には第1の超音波測定器19及び第2
の超音波測定器21が固定されている。第1の超音波測
定器19は、固定遮音装置18の凹部底壁に固定されて
いる。第2の超音波測定器21は、固定遮音装置18の
凹部の上部側壁に固定されている。さらに、固定遮音装
置18の凹部開口端面、および該凹部開口端面と密着す
るテーブル20の上面にはそれぞれポリウレタンプレー
ト等のシール材23が接着されている。これにより、樽
容器22の上部側における溶接部及び樽口からの漏れは
第1の超音波測定器19で、樽容器22の下底側におけ
る溶接部の漏れは第2の超音波測定器21でそれぞれ検
出される。樽容器22の下底側からの超音波は樽の縁を
回り込んで把手用孔22aより第2の超音波測定器21
に達する。このように構成すれば、樽容器22の下底側
の溶接部からの漏れを含め、容器全体の漏れを検出する
ことが可能となる。
【0034】本実施例では、検出位置としての漏れ検出
装置2の固定遮音装置7まで容器を搬送する搬送手段と
して、搬送コンベア1、検査用ストッパー5およびシフ
トシリンダー6を用いているが、これに限らず、検査用
ストッパー5にて停止した容器の位置を検査位置とし、
この容器に対して固定遮音装置7を移動させるものでも
よい。
【0035】また本実施例では、図7及び図8に示した
ビール等が充填される樽容器の漏れを検出する場合を例
にとって説明したが、本発明はこれに限らず、小容量の
ボンべや各種缶の漏れも検出可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、圧縮空気
が充填されたビール樽からの空気漏れを検査する装置で
あって、テーブルに置かれたビール樽の全体を密閉遮音
する固定遮音装置と、前記固定遮音装置内に設けられ、
圧縮空気が充填された前記ビール樽の空気漏れにより発
生する超音波を検出することで前記ビール樽の漏れの有
無を検査する超音波検出器と、を備えていることによ
り、ビール樽の漏れがオンラインにおいて自動的に検出
可能となる。この結果、検出時間が短時間で終了すると
ともに、例えば1日当り数千本使用されるビール樽にお
いて作業者に多大な労力を与えずに済む。
【0037】さらに、超音波測定器による検出時に固定
遮音装置とテーブルによりビール樽全体を囲って遮音す
る構成であるので、ビール樽から漏れ出る微小な超音波
がライン内で発生する圧倒的な騒音にかき消されること
なく、ビール樽の漏れが確実かつ高精度に検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の漏れ検出方法を好適に実施する
ための装置を示す側面図である。
【図2】図1に示した検査用ストッパーを説明するため
の図である。
【図3】図1に示した容器の漏れ検出装置の矢印Aから
見た矢視図である。
【図4】本発明の容器の漏れ検査装置の一実施例による
検査時の様子を示した概略正面図である。
【図5】本発明の容器の漏れ検出装置の一実施例の超音
波測定器の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の容器の漏れ検出装置の他の構成の主要
部を示す図である。
【図7】樽容器の樽口付近の構造を示した断面図であ
る。
【図8】図7に示した樽容器の外観図である。
【符号の説明】
1 搬送コンベア 1a 搬送用ベルト 1b 側部ガイド 2 漏れ検出装置 3,22 樽容器 4 待機用ストッパー 5 検査用ストッパー 5a 当接部 5b ギア機構 5c リンク機構 6 リフトシリンダー 6a リフト板 7,18 固定遮音装置 7a 凹部 8 超音波測定器 9 エアシリンダー 10 移動遮音装置 11 音波センサー 12 プリアンプ 13 バンドパスフィルター 14 波形整形器 15 周波数カウンタ 16 周波数表示手段 17 レベル検知手段 18 表示手段 19 第1の超音波測定器 20 テーブル 21 第2の超音波測定器 22a 把手用孔 23 シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保寺 一朗 福岡県北九州市門司区大里本町3−6− 1 サッポロビール株式会社 九州工場 内 (72)発明者 角本 哲司 福岡県北九州市門司区大里本町3−6− 1 サッポロビール株式会社 九州工場 内 (56)参考文献 特開 平4−72537(JP,A) 特開 平2−38835(JP,A) 特開 昭63−249033(JP,A) 実開 平1−124543(JP,U) 実開 昭53−119982(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビール樽の漏れを検査する漏れ検査装置
    であって、 前記ビール樽は筒形状であり、手で持つための孔を前記
    ビール樽の側面に有し、 前記漏れ検査装置は、 前記ビール樽全体を収容可能な凹部が形成された固定遮
    音装置と、 前記ビール樽の上面および底面のうちの、前記手で持つ
    ための孔が設けられている側の面が置かれ、前記固定遮
    音装置の凹部開口端面と密着して前記ビール樽全体を密
    閉する空間を形成するテーブルと、 前記固定遮音装置内に設けられ、圧縮空気が充填された
    前記ビール樽の空気漏れにより発生する超音波を検出す
    ることで前記ビール樽の漏れの有無を検査する第1の超
    音波検出器および第2の超音波検出器と、を備え、 前記第1の超音波検出器が、前記ビール樽の、前記テー
    ブルと対向する面とは反対面の近傍に設けられ、 前記第2の超音波検出器が、前記ビール樽の前記テーブ
    ルに置かれる面側にある前記孔の近傍に設けられ、 前記第1の超音波検出器および前記第2の超音波検出器
    の各々は、音波をピックアップする音波センサーと、該
    音波センサーでピックアップした音波の信号から、空気
    漏れとして判断される超音波の周波数帯域の信号のみを
    パスするバンドパスフィルタとを有し、該バンドパスフ
    ィルタを経た信号から、前記ビール樽の漏れの有無を検
    出することを特徴とするビール樽の漏れ検出装置。
  2. 【請求項2】 ビール樽の漏れを検査する漏れ検査装置
    であって、 前記ビール樽は筒形状であり、手で持つための孔を前記
    ビール樽の側面に有し、 前記漏れ検査装置は、 前記ビール樽全体を収容可能な凹部が形成された固定遮
    音装置と、 前記ビール樽の上面および底面のうちの、前記手で持つ
    ための孔が設けられている側の面が置かれ、前記固定遮
    音装置の凹部開口端面と密着して前記ビール樽全体を密
    閉する空間を形成するテーブルと、 前記固定遮音装置内に設けられ、圧縮空気が充填された
    前記ビール樽の空気漏れにより発生する超音波を検出す
    ることで前記ビール樽の漏れの有無を検査する第1の超
    音波検出器および第2の超音波検出器と、を備え、 前記第1の超音波検出器が、前記ビール樽の、前記テー
    ブルと対向する面とは反対面の近傍に設けられ、 前記第2の超音波検出器が、前記ビール樽の前記テーブ
    ルに置かれる面側にある前記孔の近傍に設けられ、 前記第1の超音波検出器および前記第2の超音波検出器
    の各々は、音波をピックアップする音波センサーと、該
    音波センサーでピックアップした音波の信号から、空気
    漏れとして判断される超音波の周波数帯域の信号のみを
    パスするバンドパスフィルタと、前記バンドパスフィル
    タを経た信号の波形整形器と、該波形整形器を経た信号
    のレベルチェックを行なって前記空気漏れの有無を検出
    するレベル検知手段とを有することを特徴とするビール
    樽の漏れ検出装置。
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