JPH10221217A - 寿命診断装置および余寿命予測装置 - Google Patents

寿命診断装置および余寿命予測装置

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JPH10221217A
JPH10221217A JP1922697A JP1922697A JPH10221217A JP H10221217 A JPH10221217 A JP H10221217A JP 1922697 A JP1922697 A JP 1922697A JP 1922697 A JP1922697 A JP 1922697A JP H10221217 A JPH10221217 A JP H10221217A
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JP
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life
diagnosed
vibration
monitoring
spectrum
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JP1922697A
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Inventor
Hideki Kobayashi
英樹 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大掛かりな設備と人手ならびに費用を必要とせ
ず、寿命診断が可能な寿命診断装置ならびに被診断機器
の余寿命を予測することが可能な余寿命予測装置を得
る。 【解決手段】寿命診断すべき被診断機器16から発生す
る振動を検出する半導体加速度センサ3X,3Y,3Z
と、3X,3Y,3Zで検出された加速度信号をアンプ
4で増幅した信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器5と、該変換されたデジタル信号を、16の余寿命に
基づき設定したスレショルドレベルを越えるかどうかを
判定する判定回路6と、6によりスレショルドレベルを
越えたことが検知されたとき警報を報知するアラーム出
力回路7と、3X,3Y,3Z、5、6、7を射出成形
回路部品1,2により一体化するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寿命診断すべき被
診断機器から発生する振動に基づいて被診断機器の寿命
を診断する寿命診断装置ならびに被診断機器の余寿命を
予測する余寿命予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寿命診断すべき被診断機器から発
生する振動に基づいて被診断機器の寿命を診断する寿命
診断システムとして、図17に示すような各機器を組合
せ接続して使用していた。これは、被診断機器に固着し
て加速度を検出するX,Y,Zの加速度ピックアップセ
ンサ51X,51Y,51Zと、該各センサ51X,5
1Y,51Zで検出された加速度信号を加算増幅する増
幅装置(アンプ)52と、増幅装置52の出力信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器53と、A/D変換
器53で変換されたデジタル信号を高速フーリェ変換ア
ナライザ等のスペクトル分析器54を、それぞれ実験系
に用いて、スペクトル分析器54の結果を見ながら診断
者が被診断機器の寿命を判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の寿命
診断システムは、各機器を組合せ接続しているため、大
掛かりな設備と人手ならびに費用を必要としていた。こ
のために、多数の被診断機器の寿命を監視することはで
きず、最も重要と思われる機器のみ、しかも定期点検時
のみ診断を実施していた。
【0004】本発明の目的は、大掛かりな設備と人手な
らびに費用を必要とせず、多数の被診断機器器の寿命診
断が可能な寿命診断装置ならびに被診断機器の余寿命を
予測することが可能な余寿命予測装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、寿命診断すべき被診断
機器から発生する振動を検出する振動検出手段と、該振
動検出手段で検出された振動信号をデジタル信号に変換
するデジタル変換手段と、該デジタル変換手段で変換さ
れた信号を、前記被診断機器の余寿命に基づき設定した
スレショルドレベルを越えるかどうかを監視する監視手
段と、該監視手段によりスレショルドレベルを越えたこ
とが検知されたとき警報を報知する報知手段と、前記振
動検出手段と、デジタル変換手段と、監視手段と、報知
手段とを一体化する一体化手段と、を具備した寿命診断
装置である。
【0006】請求項1に対応する発明によれば、被診断
機器から発生する振動を検出し、これをデジタル信号に
変換した後、スレショルドレベルを越えたとき警報が報
知され、この結果、被診断機器の寿命を診断できる。請
求項1に対応する発明では、振動検出手段と、デジタル
変換手段と、監視手段と、報知手段とが一体化手段によ
り一体化されているので、大掛かりな設備と人手ならび
に費用を必要とせず、多数の被診断機器の寿命診断が可
能である。
【0007】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、寿命診断すべき被診断機器から発生する振
動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出さ
れた振動信号をデジタル信号に変換するデジタル変換手
段と、該デジタル変換手段で変換された信号をスペクト
ル分析するスペクトル分析手段と、該スペクトル分析手
段の分析出力を前記被診断機器の余寿命に基づき設定し
たスレショルドレベルを越えるかどうかを監視する監視
手段と、該監視手段によりスレショルドレベルを越えた
ことが検知されたとき警報を報知する報知手段と、前記
振動検出手段と、デジタル変換手段と、スペクトル分析
手段と、監視手段と、報知手段とを一体化する一体化手
段と、を具備した寿命診断装置である。
【0008】請求項2に対応する発明によれば、スペク
トル分析手段を備えているので、寿命診断の高精度化が
可能となり、機能を拡張することも可能になる。前記目
的を達成するため、請求項3に対応する発明は、請求項
1または請求項2記載の一体化手段として、三次元射出
成形品に電気回路を形成する部品を組み込んだものであ
る寿命診断装置である。
【0009】請求項3に対応する発明によれば、三次元
射出成形品に電気回路を形成する部品を組み込んだの
で、プリント基板や配線の手間が不要で、非常に小形で
安価な寿命診断が可能になり、また外部処理系と信号を
やり取り行うためのコネクタ等を一体成形ができる。
【0010】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、寿命診断すべき被診断機器から発生する振
動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出さ
れた振動信号をデジタル信号に変換するデジタル変換手
段と、該デジタル変換手段で変換された信号を、前記被
診断機器の余寿命に基づき設定したスレショルドレベル
を越えるかどうかを監視する監視手段と、該監視手段に
よりスレショルドレベルを越えたことが検知されたとき
警報を報知する報知手段と、前記振動検出手段と、デジ
タル変換手段と、監視手段と、報知手段とを一体化する
一体化手段を備えた寿命診断装置、ならびに前記寿命診
断装置で測定された振動データと前記被診断機器に関す
る過去の寿命データを利用して余寿命を予測する予測手
段と、を具備した余寿命予測装置である。
【0011】請求項4に対応する発明によれば、寿命診
断装置で測定された振動データと被診断機器に関する過
去の寿命データを利用して余寿命を予測するので、高精
度に余寿命を予測することができる。
【0012】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、寿命診断すべき被診断機器から発生する振
動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出さ
れた振動信号をデジタル信号に変換するデジタル変換手
段と、該デジタル変換手段で変換された信号をスペクト
ル分析するスペクトル分析手段と、該スペクトル分析手
段の分析出力を前記被診断機器の余寿命に基づき設定し
たスレショルドレベルを越えるかどうかを監視する監視
手段と、該監視手段によりスレショルドレベルを越えた
ことが検知されたとき警報を報知する報知手段と、前記
振動検出手段と、デジタル変換手段と、スペクトル分析
手段と、監視手段と、報知手段とを一体化する一体化手
段とを備えた寿命診断装置、ならびに前記寿命診断装置
で測定された振動データと前記スペクトル分析手段から
得られるスペクトルデータを利用して被診断機器の余寿
命を予測する予測手段とを具備した余寿命予測装置であ
る。
【0013】請求項5に対応する発明によれば、寿命診
断装置で測定された振動データとスペクトル分析手段か
ら得られるスペクトルデータを利用して被診断機器の余
寿命を予測するので、より高精度に余寿命を予測するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 <第1の実施形態>図1は、本発明の寿命診断装置の第
1の実施形態を示す分解斜視図であり、これは図2に示
すように、2つの三次元射出成形回路部品1,2により
振動検出手段例えばX,Y,Zの半導体加速度センサ3
X,3Y,3Zと、増幅手段例えばアンプ4と、デジタ
ル変換手段例えばA/D変換器5と、監視手段例えばス
レショルドレベル判定回路6と、報知手段例えばアラー
ム出力回路7を、一体化したものである。
【0015】ここで、三次元射出成形回路部品(以下回
路部品と称する)1,2は、いずれも射出成形品に、選
択無電解めっき法により、めっき回路パターンを形成し
たもので、具体的には回路部品1の表下面にめっき回路
パターン(図示せず)が形成され、また回路部品2はこ
れに有する凹部の内壁面にめっき回路パターン12が形
成されている。
【0016】回路部品1には、内部信号用コネクタ8、
外部インターフェース用コネクタ9、アラーム出力用コ
ネクタ10、スレショルドレベル調整器11が装着さ
れ、該めっき回路パターンに電気的に接続されている。
【0017】回路部品2には、めっき回路パターン12
が形成されている壁面に、電池13、電子部品14、専
用IC15が装着され、これらはいずれもめっき回路パ
ターン12と電気的に接続されている。
【0018】このように各部品が搭載された状態の回路
部品1,2は互いに嵌合可能で、両者を嵌合した状態で
は、スレショルドレベル調整器11および外部インター
フェース用コネクタ9を除く部品全てが回路部品1,2
により形成される内部空間に収納されるようになってい
る。このような構成の寿命診断装置22の大きさは、例
えばカードサイズであり、この寿命診断装置22を被診
断機器16に装着するには、図3に示すように粘着テー
プ17あるいは図示しないマグネットを使用すること
で、被診断機器16に容易に装着される。
【0019】このようにすることにより、被診断機器1
6に発生する微振動は加速度センサ3X,3Y,3Zに
より検出され、回路部品1,2に形成されているめっき
回路パターンを通じて信号処理系のアンプ4により増幅
され、かつA/D変換器5によりデジタル信号に変換さ
れる。A/D変換器5により変換されたデジタル信号
は、スレショルドレベル判定回路6に入力され、図4に
示すように予め設定された加速度gのスレショルドレベ
ルを越えたか否かが判定され、もしスレショルドレベル
を越えていれば、アラーム出力回路7を経由して外部監
視機器に対して警報が出力される。なお、図4の横軸は
時間T(Sec)を示している。
【0020】以上述べた寿命診断装置22の第1の実施
形態によれば、半導体加速度センサ3X,3Y,3Z
と、A/D変換器5と、スレショルドレベル判定回路6
と、アラーム出力回路7を、回路部品1,2により一体
化したので、大掛かりな設備と人手ならびに費用を必要
とせず、多数の被診断機器の寿命診断が可能である。こ
のため、従来の技術のように大掛かりな設備を用意する
ことなく、時間的にも事後処理することなく、リアルタ
イムに寿命診断することができる。さらに、従来の技術
ではスペクトル分析器の分析結果から診断者が判断して
いたものが、本実施形態では警報信号によって余寿命を
把握することができるので、実用性が高い。
【0021】<第2の実施形態>図5は、前述の回路部
品1,2をリードフレームインサート基板により構成し
たもので、これは具体的にはリードフレーム18を射出
成形品内に埋設したものである。この場合には、前述の
選択無電解めっき法により、めっき回路パターンを形成
したものに比べて、三次元性、接続点数削減、大量生産
性に優れている。
【0022】これ以外の作用効果は、前述の第1の実施
形態と同様な作用効果が得られる。 <第3の実施形態>図6は第3の実施形態を示す分解斜
視図であり、図7はその電気回路を説明するためのブロ
ック図である。前述の第1の実施形態と異なる点は、以
下に述べるスペクトル分析器19を組合せたものであ
る。
【0023】具体的には、A/D変換器5とスレショル
ドレベル判定回路6の間に、高速フーリェ変換処理のよ
うなスペクトル分析機能を有するスペクトル分析モジュ
ール20を、電気的に接続したものである。
【0024】さらに、スペクトル分析モジュール20の
出力側に、後述する新たにポイント判定回路23を介し
てアラーム出力回路7Aを電気的に接続したものであ
る。そして、ポイント判定回路23、アラーム出力回路
7Aと、スレショルドレベル判定回路6、アラーム出力
回路7のいずれか一方側のみを生かすことができるよう
に、図示しない切換器等を設けるか、またはいずれか一
方側のみを接続してもよい。
【0025】スペクトル分析モジュール20、ポイント
判定回路23、アラーム出力回路7Aまたはスペクトル
分析モジュール20、スレショルドレベル判定回路6、
アラーム出力回路7は、前述した寿命診断装置22とは
別の回路部品に付加したものである。
【0026】このような構成の寿命診断装置を被診断機
器16に装着すると、半導体加速度3X,3Y,3Zに
より検出された微振動信号は、アンプ4にて増幅され、
A/D変換器5によりデジタル信号に変換され、この変
換されたデジタル信号はスペクトル分析モジュール20
に入力される。スペクトル分析モジュール20内部で、
スペクトル分析され、このスペクトル分析後、スレショ
ルド判定回路6により図8に示すように予め定められた
加速度のスレショルドレベルを越えた否かが判定され、
もしスレショルドレベルを越えていればアラーム出力回
路7を経由して警報信号が出力される。
【0027】また、これとは別に、スペクトル分析モジ
ュール20により分析された振動データが、ポイント判
定回路23により図9のように個別チェックポイントで
規定値を越えているか否か判定され、もし規定値を越え
ているならばアラーム出力回路7Aを経由して警報信号
が出力される。
【0028】このように、第3の実施形態では、スペク
トル分析モジュール20を付加することにより、スペク
トル分布上の個別チェックポイントで寿命判定を行うこ
とができ、より高精度な寿命診断が可能になる。
【0029】<第4の実施形態>図10〜図12は本発
明の余寿命予測装置の第1実施形態を説明するための図
であり、図10はその分解斜視図、図11は電気回路概
略を示すブロック図である。
【0030】これは前述した寿命診断装置22と、寿命
診断装置22で測定された振動データと被診断機器16
に関する過去の寿命データを利用して余寿命を予測する
予測手段例えば、データ作成部37、寿命データベース
36、機器種別判別回路35、余寿命計算回路24、表
示部25および記憶部26を備えた余寿命診断装置27
を組み合わせたものである。
【0031】余寿命診断装置27と寿命診断装置22の
間は、携帯情報端末28、携帯電話29、モデム30、
情報端末31を順次介して信号ができるようにしたもの
である。
【0032】このような構成のものにおいて、寿命診断
装置22により加速度が検出され、無線によって監視室
側に設置された余寿命診断装置27に送信される。この
場合、データを受け取った余寿命診断装置27は、まず
被診断機器16の登録番号により機器種別を判別する。
【0033】次に、被診断機器16に関して用意され
た、図12に示すような寿命特性予測特性曲線を用い
て、被診断機器16の余寿命を余寿命計算回路24にお
いてなされ、これが表示部25に表示される。
【0034】以上のような信号処理を行うには、事前に
被診断機器16に関する寿命特性データを整備しておく
必要がある。具体的には、図12に示すように使用開始
時、寿命故障、および寿命故障に至るまでの中間段階の
発生加速度データを個別に蓄積し、それを補間あるいは
補外して算出する。
【0035】以上述べた第4の実施形態によれば、現場
の被診断機器16に装着された寿命診断装置22からの
信号を無線で受信し、遠隔地において余寿命を予測する
ことができ、この結果プラント関係の総合的な寿命管理
が可能になる。
【0036】<第5の実施形態>図13〜図16は、本
発明の余寿命予測装置の第2実施形態を説明するための
図であり、図13はその分解斜視図、図14は電気回路
概略を示すブロック図である。図11の構成に、新たに
スペクトル分析器19、測定周波数確認回路33および
カーブフィット処理回路34を追加したものである。
【0037】このような構成のものにおいて、寿命診断
装置22により加速度が検出され、スペクトル分析器1
9により周波数ースペクトル強度の関係が算出される。
スペクトル分析器19内で、図9に示した任意の周波数
におけるスペクトル強度データを採取し、無線によって
監視室側に設置された余寿命診断装置27に送信され
る。そして、データを受け取った余寿命診断装置27
は、まず被診断機器16の登録番号により機器種別を判
別する。
【0038】次に、測定周波数確認回路33は、今回チ
ェックポイントとして設定していた周波数を確認した
後、被診断機器16に関して用意された図15に示す寿
命特性データを用いて該当周波数における図16に示す
寿命特性予測曲線を算出する。そして、算出された寿命
特性予測曲線を用いて被診断機器16の余寿命を計算
し、この結果が表示部25に表示される。図16におい
て、「f=Fの場合」は次のようなことを意味してい
る。すなわち、図15において、周波数(f)がFとい
う値で見たときのスペクトル強度の時間的推移を表した
ものである。
【0039】以上のような信号処理を行うには、事前に
被診断機器16に関する寿命特性データを整備しておく
必要がある。具体的には、図15に示すように使用開始
時、寿命故障時、および寿命故障に至るまでの中間段階
のスペクトルデータを個別に蓄積し、それぞれ最小2乗
法などによりデータを処理しておくことで実現される。
【0040】また、図16に示す任意の周波数における
寿命特性予測曲線は、カーブフィット処理回路34によ
り使用開始時、寿命故障時、およびそれらの中間段階に
おけるスペクトル強度を補間あるいは補外して算出す
る。
【0041】以上述べた第5の実施形態によれば、現場
の被診断機器16に装着された寿命診断装置19からの
信号を無線で受信し、遠隔地において余寿命を予測する
ことができ、この結果プラント関係の総合的な寿命管理
が可能になる。この場合、前述の第4の実施形態に比べ
てさらにより高精度に余寿命予測を行うことができる。
【0042】<発明の他の実施形態>本発明は、前述の
実施形態では、図7のスペクトル分析モジュール20、
ポイント判定回路23、アラーム出力回路7Aからなる
スペクトル分析器19は、寿命診断装置22の回路部品
1,2とは別体に構成したものについて説明したが、こ
れらの部品20、23、7Aを前述の寿命診断装置22
の回路部品1,2に一体に構成したものであってもよ
い。
【0043】また、図14のスペクトル分析器19は、
寿命診断装置22の回路部品1,2とは別体に構成した
ものについて説明したが、スペクトル分析器19を前述
の寿命診断装置22の回路部品1,2に一体に構成した
ものであってもよい。本発明は、前述した携帯電話はこ
れに限らず、他の無線機能を有した機器であればなんで
もない。
【0044】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、大掛かりな
設備と人手ならびに費用を必要とせず、多数の被診断機
器の寿命診断が可能な寿命診断装置ならびに被診断機器
の余寿命を予測することが可能な余寿命予測装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の寿命診断装置の第1の実施形態を説明
するための分解斜視図。
【図2】図1の電気回路を説明するためのブロック図。
【図3】図1のセンサと回路部品と粘着シートの関係を
示す図。
【図4】図1の寿命診断装置の作用を説明するための加
速度と加速度データの関係を示す特性図。
【図5】本発明の寿命診断装置の第2の実施形態を説明
するための要部分解斜視図。
【図6】本発明の寿命診断装置の第3の実施形態を説明
するための分解斜視図。
【図7】図6の電気回路を説明するためのブロック図。
【図8】図7のスペクトル分析器の作用を説明するため
のスペクトル強度と周波数の関係を示す特性図。
【図9】図7のスペクトル分析器の作用を説明するため
のスペクトル強度と周波数とチェックポイントの関係を
示す特性図。
【図10】本発明の余寿命予測装置の第1の実施形態を
説明するための斜視図。
【図11】図10の余寿命予測装置の電気回路を示すブ
ロック図。
【図12】図11の作用を説明するための加速度と余寿
命の予測値を説明するための特性曲線を示す図。
【図13】本発明の余寿命予測装置の第2の実施形態を
説明するための斜視図。
【図14】図13の余寿命予測装置の電気回路を示すブ
ロック図。
【図15】図14の作用を説明するためのスペクトル強
度と周波数強の関係を示す特性曲曲線図。
【図16】図14の作用を説明するためのスペクトル強
度と余寿命予測値の関係を示す
【図17】従来の寿命診断装置の1例を説明するための
ブロック図。
【符号の説明】
1,2…射出成形回路部品、3X,3Y,3Z…半導体
加速度センサ、4…アンプ、5…A/D変換器、6…ス
レショルドレベル判定回路、7,7A…アラーム出力回
路、8…内部信号用コネクタ、9…外部インターフェー
ス用コネクタ、10…アラーム出力用コネクタ、11…
スレショルドレベル調整器、12…めっきパターン、1
3…電池、14…電子部品、15…専用IC、16…被
診断機器、17…粘着シート、18…リードフレーム、
19…スペクトル分析器、20…スペクトル分析モジュ
ール、21…周波数設定器、22…寿命診断装置、23
…ポイント判定回路、24…余寿命計算回路、25…表
示部、26…記憶部、27…余寿命診断装置、28…携
帯情報端末、29…携帯電話、30…モデム、31…情
報端末、33…測定周波数確認回路、34…カーブフイ
ット処理回路、35…機器種別判別回路、36…寿命デ
ータベース、37…データ作成部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寿命診断すべき被診断機器から発生する
    振動を検出する振動検出手段と、 該振動検出手段で検出された振動信号をデジタル信号に
    変換するデジタル変換手段と、 該デジタル変換手段で変換された信号を、前記被診断機
    器の余寿命に基づき設定したスレショルドレベルを越え
    るかどうかを監視する監視手段と、 該監視手段によりスレショルドレベルを越えたことが検
    知されたとき警報を報知する報知手段と、 前記振動検出手段と、デジタル変換手段と、監視手段
    と、報知手段とを一体化する一体化手段と、 を具備した寿命診断装置。
  2. 【請求項2】 寿命診断すべき被診断機器から発生する
    振動を検出する振動検出手段と、 該振動検出手段で検出された振動信号をデジタル信号に
    変換するデジタル変換手段と、 該デジタル変換手段で変換された信号をスペクトル分析
    するスペクトル分析手段と、 該スペクトル分析手段の分析出力を前記被診断機器の余
    寿命に基づき設定したスレショルドレベルを越えるかど
    うかを監視する監視手段と、 該監視手段によりスレショルドレベルを越えたことが検
    知されたとき警報を報知する報知手段と、 前記振動検出手段と、デジタル変換手段と、スペクトル
    分析手段と、監視手段と、報知手段とを一体化する一体
    化手段と、 を具備した寿命診断装置。
  3. 【請求項3】 前記一体化手段は、三次元射出成形品に
    電気回路を形成する部品を組み込んだものである請求項
    1または請求項2記載の寿命診断装置。
  4. 【請求項4】 寿命診断すべき被診断機器から発生する
    振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出
    された振動信号をデジタル信号に変換するデジタル変換
    手段と、該デジタル変換手段で変換された信号を、前記
    被診断機器の余寿命に基づき設定したスレショルドレベ
    ルを越えるかどうかを監視する監視手段と、該監視手段
    によりスレショルドレベルを越えたことが検知されたと
    き警報を報知する報知手段と、前記振動検出手段と、デ
    ジタル変換手段と、監視手段と、報知手段とを一体化す
    る一体化手段を備えた寿命診断装置、ならびに前記寿命
    診断装置で測定された振動データと前記被診断機器に関
    する過去の寿命データを利用して余寿命を予測する予測
    手段と、 を具備した余寿命予測装置。
  5. 【請求項5】 寿命診断すべき被診断機器から発生する
    振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出
    された振動信号をデジタル信号に変換するデジタル変換
    手段と、該デジタル変換手段で変換された信号をスペク
    トル分析するスペクトル分析手段と、該スペクトル分析
    手段の分析出力を前記被診断機器の余寿命に基づき設定
    したスレショルドレベルを越えるかどうかを監視する監
    視手段と、該監視手段によりスレショルドレベルを越え
    たことが検知されたとき警報を報知する報知手段と、前
    記振動検出手段と、デジタル変換手段と、スペクトル分
    析手段と、監視手段と、報知手段とを一体化する一体化
    手段とを備えた寿命診断装置、ならびに前記寿命診断装
    置で測定された振動データと前記スペクトル分析手段か
    ら得られるスペクトルデータを利用して被診断機器の余
    寿命を予測する予測手段と、 を具備した余寿命予測装置。
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