JP2002168734A - 車両管理システム - Google Patents
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- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/20—Monitoring the location of vehicles belonging to a group, e.g. fleet of vehicles, countable or determined number of vehicles
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/008—Registering or indicating the working of vehicles communicating information to a remotely located station
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個々のユーザの車両健康状態をリアルタイム
で管理して予防安全性を向上すると共に個々のユーザに
車両健康状態についての情報を提供する。 【解決手段】 ユーザが自己の車両１専用の携帯電話２
を用い、この携帯電話２に予めセットされている特定の
番号を押すと、自動的に車両１の制御装置とのワイヤレ
ス通信がスタンバイすると共に中央情報管理センター５
１を呼び出し、車両１内のネットワークを介した各制御
装置のデータが携帯電話２をスルーして中央情報管理セ
ンター５１へ送信される。中央情報管理センター５１で
は個々のユーザ毎に車両情報を蓄積して各部門に配信
し、車両健康状態を管理すると共に、各ユーザに車両整
備状態や不具合の有無等の車両健康状態に係わる情報を
提供する。
で管理して予防安全性を向上すると共に個々のユーザに
車両健康状態についての情報を提供する。 【解決手段】 ユーザが自己の車両１専用の携帯電話２
を用い、この携帯電話２に予めセットされている特定の
番号を押すと、自動的に車両１の制御装置とのワイヤレ
ス通信がスタンバイすると共に中央情報管理センター５
１を呼び出し、車両１内のネットワークを介した各制御
装置のデータが携帯電話２をスルーして中央情報管理セ
ンター５１へ送信される。中央情報管理センター５１で
は個々のユーザ毎に車両情報を蓄積して各部門に配信
し、車両健康状態を管理すると共に、各ユーザに車両整
備状態や不具合の有無等の車両健康状態に係わる情報を
提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々のユーザの車
両の車両健康状態をリアルタイムで管理可能な車両管理
システムに関する。
両の車両健康状態をリアルタイムで管理可能な車両管理
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車等の車両の故障診断に際し
ては、車両に搭載された電子制御装置からデータを読み
込むことのできる故障診断装置の装備が不可欠となって
いる。この種の故障診断装置としては、例えば、本出願
人による特公平７−１５４２７号公報に開示されている
故障診断装置があり、故障診断装置本体、或いは故障診
断装置本体に外部のエキスパートシステム用コンピュー
タを接続して車載電子制御装置内のデータ、すなわち車
載電子制御装置内に記憶されているセンサ・スイッチ類
の検出信号やインジェクタなどのアクチュエータ類に出
力する制御信号、及びシステム内部の演算データ等を読
込み、不具合箇所或いは故障原因を探究し、必要な修
理、又は調整を行うことができる。
ては、車両に搭載された電子制御装置からデータを読み
込むことのできる故障診断装置の装備が不可欠となって
いる。この種の故障診断装置としては、例えば、本出願
人による特公平７−１５４２７号公報に開示されている
故障診断装置があり、故障診断装置本体、或いは故障診
断装置本体に外部のエキスパートシステム用コンピュー
タを接続して車載電子制御装置内のデータ、すなわち車
載電子制御装置内に記憶されているセンサ・スイッチ類
の検出信号やインジェクタなどのアクチュエータ類に出
力する制御信号、及びシステム内部の演算データ等を読
込み、不具合箇所或いは故障原因を探究し、必要な修
理、又は調整を行うことができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
故障診断装置は、定期点検や車両に実際に故障が発生し
た後に使用されることを前提としており、使用頻度や使
用場所等が極めて限定されている。このため、ユーザの
日常の実使用条件下における車両の各部品の経年変化を
把握して車両健康状態を管理することは困難であり、故
障発生前に予防的な処置を講じることはできない。
故障診断装置は、定期点検や車両に実際に故障が発生し
た後に使用されることを前提としており、使用頻度や使
用場所等が極めて限定されている。このため、ユーザの
日常の実使用条件下における車両の各部品の経年変化を
把握して車両健康状態を管理することは困難であり、故
障発生前に予防的な処置を講じることはできない。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、個々のユーザの車両健康状態をリアルタイムで管理
して予防安全性を向上すると共に、個々のユーザに車両
健康状態についての情報を提供することのできる車両管
理システムを提供することを目的としている。
で、個々のユーザの車両健康状態をリアルタイムで管理
して予防安全性を向上すると共に、個々のユーザに車両
健康状態についての情報を提供することのできる車両管
理システムを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、個々のユーザの車両毎に、
該車両に搭載された制御装置のデータをリアルタイムで
外部に無線通信可能な専用の車両データ通信手段を備
え、上記車両データ通信手段から送信されたデータを受
信して個々のユーザの車両毎に蓄積し、蓄積したデータ
に基づいて個々のユーザの車両毎の車両健康状態を管理
すると共に、該車両健康状態に係わる情報を個々のユー
ザに提供することを特徴とする。
め、請求項１記載の発明は、個々のユーザの車両毎に、
該車両に搭載された制御装置のデータをリアルタイムで
外部に無線通信可能な専用の車両データ通信手段を備
え、上記車両データ通信手段から送信されたデータを受
信して個々のユーザの車両毎に蓄積し、蓄積したデータ
に基づいて個々のユーザの車両毎の車両健康状態を管理
すると共に、該車両健康状態に係わる情報を個々のユー
ザに提供することを特徴とする。
【０００６】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、上記車両データ通信手段と上記制御装置と
の両者に、ワイヤレス通信を行うための通信回路を備
え、上記制御装置のデータをワイヤレス通信で上記車両
データ通信手段へ送信することを特徴とする。
明において、上記車両データ通信手段と上記制御装置と
の両者に、ワイヤレス通信を行うための通信回路を備
え、上記制御装置のデータをワイヤレス通信で上記車両
データ通信手段へ送信することを特徴とする。
【０００７】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、上記ユーザの車両に上記制御装置が複数搭
載されている場合、各制御装置が互いにネットワークを
介して接続され、該ネットワーク中の少なくとも一つの
制御装置に、上記通信回路が備えられていることを特徴
とする。
明において、上記ユーザの車両に上記制御装置が複数搭
載されている場合、各制御装置が互いにネットワークを
介して接続され、該ネットワーク中の少なくとも一つの
制御装置に、上記通信回路が備えられていることを特徴
とする。
【０００８】請求項４記載の発明は、請求項２又は請求
項３記載の発明において、上記車両データ通信手段は、
上記制御装置とのワイヤレス通信機能を備えた携帯型電
話機であることを特徴とする。
項３記載の発明において、上記車両データ通信手段は、
上記制御装置とのワイヤレス通信機能を備えた携帯型電
話機であることを特徴とする。
【０００９】請求項５記載の発明は、請求項１，２，
３，４の何れか一に記載の発明において、上記車両健康
状態に係わる情報を、一般公開用ネットワークを介して
個々のユーザに提供することを特徴とする。
３，４の何れか一に記載の発明において、上記車両健康
状態に係わる情報を、一般公開用ネットワークを介して
個々のユーザに提供することを特徴とする。
【００１０】すなわち、請求項１記載の発明は、個々の
ユーザが車両毎に備えられた専用の車両データ通信手段
を用いて車載の制御装置のデータをリアルタイムで無線
送信すると、そのデータが個々のユーザの車両毎に蓄積
されて車両健康状態が管理されると共に、車両健康状態
に係わる情報が個々のユーザに提供される。
ユーザが車両毎に備えられた専用の車両データ通信手段
を用いて車載の制御装置のデータをリアルタイムで無線
送信すると、そのデータが個々のユーザの車両毎に蓄積
されて車両健康状態が管理されると共に、車両健康状態
に係わる情報が個々のユーザに提供される。
【００１１】その際、請求項２記載の発明は、車両デー
タ通信手段と車載制御装置との両者にワイヤレス通信を
行うための通信回路を備え、車載の制御装置のデータを
ワイヤレス通信で車両データ通信手段へ送信する。請求
項３記載の発明は、ユーザの車両に制御装置が複数搭載
されている場合、各制御装置を互いにネットワークを介
して接続し、ネットワーク中の少なくとも一つの制御装
置に通信回路を備える。請求項４記載の発明は、車両デ
ータ通信手段を車載の制御装置とのワイヤレス通信機能
を備えた携帯型電話機とする。請求項５記載の発明は、
車両健康状態に係わる情報を、インターネット等の一般
公開用ネットワークを介して個々のユーザに提供する。
タ通信手段と車載制御装置との両者にワイヤレス通信を
行うための通信回路を備え、車載の制御装置のデータを
ワイヤレス通信で車両データ通信手段へ送信する。請求
項３記載の発明は、ユーザの車両に制御装置が複数搭載
されている場合、各制御装置を互いにネットワークを介
して接続し、ネットワーク中の少なくとも一つの制御装
置に通信回路を備える。請求項４記載の発明は、車両デ
ータ通信手段を車載の制御装置とのワイヤレス通信機能
を備えた携帯型電話機とする。請求項５記載の発明は、
車両健康状態に係わる情報を、インターネット等の一般
公開用ネットワークを介して個々のユーザに提供する。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１〜図３は本発明の実施の一形
態に係わり、図１は車両管理システムの全体構成図、図
２は車両のネットワーク系を示す説明図、図３は中央情
報管理センターにおける車両情報の通信処理のフローチ
ャートである。
施の形態を説明する。図１〜図３は本発明の実施の一形
態に係わり、図１は車両管理システムの全体構成図、図
２は車両のネットワーク系を示す説明図、図３は中央情
報管理センターにおける車両情報の通信処理のフローチ
ャートである。
【００１３】図１は、市場におけるユーザの車両１の車
両健康状態を２４時間リアルタイムで管理すると共に、
ユーザに最新の自己車両情報（健康状態）を提供するた
めの車両管理システムを示すものである。この車両管理
システムにおいては、各ユーザの車両１毎に、車載制御
装置のデータ（自己車両情報）をリアルタイムで外部に
無線通信可能な専用の車両データ通信手段としての無線
通信端末２が備えられており、この無線通信端末２を介
して自己車両情報が中央情報管理センター５１に送信さ
れ、ホストコンピュータ５１ａのデータベースＤＢに蓄
積されて管理される。
両健康状態を２４時間リアルタイムで管理すると共に、
ユーザに最新の自己車両情報（健康状態）を提供するた
めの車両管理システムを示すものである。この車両管理
システムにおいては、各ユーザの車両１毎に、車載制御
装置のデータ（自己車両情報）をリアルタイムで外部に
無線通信可能な専用の車両データ通信手段としての無線
通信端末２が備えられており、この無線通信端末２を介
して自己車両情報が中央情報管理センター５１に送信さ
れ、ホストコンピュータ５１ａのデータベースＤＢに蓄
積されて管理される。
【００１４】各ユーザの車両１と中央情報管理センター
５１との間のデータ通信には、図示しない基地局を介し
た移動体無線通信システムを利用することができる。ま
た、各ユーザの車両１の自己車両情報を送信する無線通
信端末２としては、車両１の制御装置にハーネスを介し
て接続される通信端末でも良いが、車載の制御装置との
間でワイヤレス通信を行うことにより車両１と切り離し
て携帯可能な小型通信端末を採用することが望ましい。
この携帯可能な通信端末として、本形態では、車載の制
御装置とのワイヤレス通信のための通信回路を内蔵した
専用の携帯型電話機（携帯電話）を採用し、以下、無線
通信端末２を携帯電話２として説明する。尚、既にユー
ザが携帯電話を所有している場合には、ユーザの携帯電
話に接続してデータを送信させる通信端末でも良い。
５１との間のデータ通信には、図示しない基地局を介し
た移動体無線通信システムを利用することができる。ま
た、各ユーザの車両１の自己車両情報を送信する無線通
信端末２としては、車両１の制御装置にハーネスを介し
て接続される通信端末でも良いが、車載の制御装置との
間でワイヤレス通信を行うことにより車両１と切り離し
て携帯可能な小型通信端末を採用することが望ましい。
この携帯可能な通信端末として、本形態では、車載の制
御装置とのワイヤレス通信のための通信回路を内蔵した
専用の携帯型電話機（携帯電話）を採用し、以下、無線
通信端末２を携帯電話２として説明する。尚、既にユー
ザが携帯電話を所有している場合には、ユーザの携帯電
話に接続してデータを送信させる通信端末でも良い。
【００１５】携帯電話２を介して車両１のデータを中央
情報管理センター５１に送信する本形態では、車両１に
搭載される制御装置が単一である場合、その制御装置に
携帯電話２との間のワイヤレス通信を制御するための通
信回路が内蔵される。また、車両１に複数の制御装置、
例えば、図２に示すように、制御装置＃０１，＃０２，
＃０３＃０４，＃０５，…が搭載されている場合には、
各制御装置＃０１，＃０２，＃０３＃０４，＃０５，…
がネットワーク１０を介して互いに接続され、制御情報
が一元化されることが望ましく、ネットワーク１０中の
所定の制御装置、例えば制御装置＃０１に、携帯電話２
との間のワイヤレス通信を制御するための通信回路＃０
１ａが内蔵される。ネットワーク１０は、リアルタイム
制御に適した車両用のネットワークであり、また、車載
制御装置との間のワイヤレス通信方式としては、例え
ば、近距離のワイヤレス通信を司るブルートゥース（Bl
uetooth）規格による通信方式を採用することができ
る。
情報管理センター５１に送信する本形態では、車両１に
搭載される制御装置が単一である場合、その制御装置に
携帯電話２との間のワイヤレス通信を制御するための通
信回路が内蔵される。また、車両１に複数の制御装置、
例えば、図２に示すように、制御装置＃０１，＃０２，
＃０３＃０４，＃０５，…が搭載されている場合には、
各制御装置＃０１，＃０２，＃０３＃０４，＃０５，…
がネットワーク１０を介して互いに接続され、制御情報
が一元化されることが望ましく、ネットワーク１０中の
所定の制御装置、例えば制御装置＃０１に、携帯電話２
との間のワイヤレス通信を制御するための通信回路＃０
１ａが内蔵される。ネットワーク１０は、リアルタイム
制御に適した車両用のネットワークであり、また、車載
制御装置との間のワイヤレス通信方式としては、例え
ば、近距離のワイヤレス通信を司るブルートゥース（Bl
uetooth）規格による通信方式を採用することができ
る。
【００１６】一方、中央情報管理センター５１は、図１
に示すように、専用のネットワーク５０を介して、開発
本部５２、ソフトウエア開発環境５３、営業・サービス
本部５４、検査・品質保証本部５５等の複数の部門と接
続されている。また、この専用のネットワーク５０に
は、各地のディーラ等の専用のネットワーク６０，７
０，…が接続され、各ネットワーク６０，７０，…に、
それぞれに接続されるサービスツール６１，７１，…や
セールスツール６２，７２，…等を介して中央情報管理
センター５１の管理情報に基づく車両１の実際の診断や
修理を可能とする車両管理システムが形成される。更
に、各専用のネットワーク５０，６０，７０，…は、一
般公開用ネットワークとしてのインターネット８０に相
互接続されており、携帯電話２を介しての情報提供に加
え、各ユーザのパーソナルコンピュータ（パソコン）Ｐ
Ｃを介しての情報提供を可能としている。
に示すように、専用のネットワーク５０を介して、開発
本部５２、ソフトウエア開発環境５３、営業・サービス
本部５４、検査・品質保証本部５５等の複数の部門と接
続されている。また、この専用のネットワーク５０に
は、各地のディーラ等の専用のネットワーク６０，７
０，…が接続され、各ネットワーク６０，７０，…に、
それぞれに接続されるサービスツール６１，７１，…や
セールスツール６２，７２，…等を介して中央情報管理
センター５１の管理情報に基づく車両１の実際の診断や
修理を可能とする車両管理システムが形成される。更
に、各専用のネットワーク５０，６０，７０，…は、一
般公開用ネットワークとしてのインターネット８０に相
互接続されており、携帯電話２を介しての情報提供に加
え、各ユーザのパーソナルコンピュータ（パソコン）Ｐ
Ｃを介しての情報提供を可能としている。
【００１７】以上の車両管理システムでは、ユーザは、
自己の車両１が稼動状態にあれば、停車中か走行中かに
拘らず自己の車両情報を中央情報管理センター５１に随
時送信することが可能である。すなわち、ユーザは、自
己の車両１の状態を知りたい場合には、車両１専用の携
帯電話２を用いて中央情報管理センター５１に車両情報
を送信することにより、自己の車両の整備状態や不具合
の有無等の車両健康状態に係わる情報を受け取ることが
できる。
自己の車両１が稼動状態にあれば、停車中か走行中かに
拘らず自己の車両情報を中央情報管理センター５１に随
時送信することが可能である。すなわち、ユーザは、自
己の車両１の状態を知りたい場合には、車両１専用の携
帯電話２を用いて中央情報管理センター５１に車両情報
を送信することにより、自己の車両の整備状態や不具合
の有無等の車両健康状態に係わる情報を受け取ることが
できる。
【００１８】ユーザが自己の車両１の車両情報を中央情
報管理センター５１に送信するには、車両１専用の携帯
電話２を用い、この携帯電話２に予めセットされている
特定の番号を押すのみで良く、自動的に車両１の制御装
置＃０１とのワイヤレス通信がスタンバイすると共に中
央情報管理センター５１を呼び出す。そして、携帯電話
２と中央情報管理センター５１との接続が確立すると、
車両１内のネットワーク１０を介した各制御装置のデー
タが制御装置＃０１の通信用回路＃０１ａからユーザの
識別コード等が付加されて携帯電話２へ送信され、携帯
電話２をスルーして中央情報管理センター５１へ送信さ
れる。
報管理センター５１に送信するには、車両１専用の携帯
電話２を用い、この携帯電話２に予めセットされている
特定の番号を押すのみで良く、自動的に車両１の制御装
置＃０１とのワイヤレス通信がスタンバイすると共に中
央情報管理センター５１を呼び出す。そして、携帯電話
２と中央情報管理センター５１との接続が確立すると、
車両１内のネットワーク１０を介した各制御装置のデー
タが制御装置＃０１の通信用回路＃０１ａからユーザの
識別コード等が付加されて携帯電話２へ送信され、携帯
電話２をスルーして中央情報管理センター５１へ送信さ
れる。
【００１９】中央情報管理センター５１にユーザの携帯
電話２からアクセスがあった場合のホストコンピュータ
５１ａにおける処理は、図３に示すフローチャートに従
って実行される。この処理では、先ず、ステップＳ１
で、データ受信中か否かを調べ、データ受信中でない場
合、ルーチンを抜け、データ受信中の場合、ステップＳ
２へ進んで、受信したデータを処理し、ステップＳ３で
データを蓄積する。例えば、受信データに対し、ユーザ
毎の識別コード、車種、制御条件（走行距離、走行条
件）、データ種別（制御データ、学習データ、自己診断
データ等）、センサやアクチュエータ等の該当する装置
・部品の種別等に応じて処理を行い、データベースＤＢ
に蓄積する。
電話２からアクセスがあった場合のホストコンピュータ
５１ａにおける処理は、図３に示すフローチャートに従
って実行される。この処理では、先ず、ステップＳ１
で、データ受信中か否かを調べ、データ受信中でない場
合、ルーチンを抜け、データ受信中の場合、ステップＳ
２へ進んで、受信したデータを処理し、ステップＳ３で
データを蓄積する。例えば、受信データに対し、ユーザ
毎の識別コード、車種、制御条件（走行距離、走行条
件）、データ種別（制御データ、学習データ、自己診断
データ等）、センサやアクチュエータ等の該当する装置
・部品の種別等に応じて処理を行い、データベースＤＢ
に蓄積する。
【００２０】次いで、ステップＳ４へ進み、ユーザの携
帯電話２に表示する表示データ、例えば、携帯電話２か
ら中央情報管理センター５１へデータを送信中である旨
のメッセージや携帯電話２から送信中のデータの種類を
告知するメッセージ、或いは逆に中央情報管理センター
５１における受信処理の進行状況を知らせるメッセージ
等の表示データを送信し、ステップＳ５で、通信が終了
したか否かを調べる。その結果、通信が終了していない
場合には、ステップＳ１へ戻って以上の処理を継続し、
通信が終了した場合、ルーチンを抜ける。
帯電話２に表示する表示データ、例えば、携帯電話２か
ら中央情報管理センター５１へデータを送信中である旨
のメッセージや携帯電話２から送信中のデータの種類を
告知するメッセージ、或いは逆に中央情報管理センター
５１における受信処理の進行状況を知らせるメッセージ
等の表示データを送信し、ステップＳ５で、通信が終了
したか否かを調べる。その結果、通信が終了していない
場合には、ステップＳ１へ戻って以上の処理を継続し、
通信が終了した場合、ルーチンを抜ける。
【００２１】中央情報管理センター５１に蓄積された個
々のユーザ毎の車両情報は、ネットワーク５０を介して
各部門に配信され、車両健康状態を管理すると共に各種
サービスを行う。例えば、開発本部５２においては、ユ
ーザの車両における各種部品の使用頻度情報の収集、制
御アルゴリズムの評価、リアルタイムな診断や不具合対
応、各部品の経時変化を把握しての予測診断、再現困難
な不具合の診断等を該当部署にて行い、ソフトウエア開
発環境５３においては、制御アルゴリズムの改良や新規
開発のための情報収集等を該当部署にて行う。
々のユーザ毎の車両情報は、ネットワーク５０を介して
各部門に配信され、車両健康状態を管理すると共に各種
サービスを行う。例えば、開発本部５２においては、ユ
ーザの車両における各種部品の使用頻度情報の収集、制
御アルゴリズムの評価、リアルタイムな診断や不具合対
応、各部品の経時変化を把握しての予測診断、再現困難
な不具合の診断等を該当部署にて行い、ソフトウエア開
発環境５３においては、制御アルゴリズムの改良や新規
開発のための情報収集等を該当部署にて行う。
【００２２】また、営業・サービス本部５４において
は、ユーザサービスの一環として、ユーザの車両１の入
庫前の事前診断、個別ユーザに対応した定期検査等の入
庫連絡等を該当部署にて行い、ディーラ等に情報を配信
してサービスツール６１による点検或いは診断を指示す
る。検査・品質保証本部５５においては、市場における
部品レベルでの絶対的な品質評価、リアルタイムな生の
統計データの採取、部品製造メーカ毎の相対的な品質評
価等を該当部署にて行い、評価結果を各部門にフィード
バックする。
は、ユーザサービスの一環として、ユーザの車両１の入
庫前の事前診断、個別ユーザに対応した定期検査等の入
庫連絡等を該当部署にて行い、ディーラ等に情報を配信
してサービスツール６１による点検或いは診断を指示す
る。検査・品質保証本部５５においては、市場における
部品レベルでの絶対的な品質評価、リアルタイムな生の
統計データの採取、部品製造メーカ毎の相対的な品質評
価等を該当部署にて行い、評価結果を各部門にフィード
バックする。
【００２３】各部門での各ユーザの車両に対するデータ
解析結果や診断結果等の情報は、中央情報管理センター
５１に戻されて各ユーザ毎の履歴情報として蓄積される
と共に、インターネット８０上のホームページを介し
て、或いは、直接、携帯電話２を介して個々のユーザに
提供される。すなわち、各ユーザは、自己のパソコンＰ
Ｃ或いは携帯電話２からインターネット８０を介して該
当するホームページにアクセスし、自己の識別番号、氏
名、パスワード等を入力して、自己の車両情報を閲覧す
ることができる。
解析結果や診断結果等の情報は、中央情報管理センター
５１に戻されて各ユーザ毎の履歴情報として蓄積される
と共に、インターネット８０上のホームページを介し
て、或いは、直接、携帯電話２を介して個々のユーザに
提供される。すなわち、各ユーザは、自己のパソコンＰ
Ｃ或いは携帯電話２からインターネット８０を介して該
当するホームページにアクセスし、自己の識別番号、氏
名、パスワード等を入力して、自己の車両情報を閲覧す
ることができる。
【００２４】これにより、ユーザは自己の車両１につい
て携帯電話２を操作して車両データを中央情報管理セン
ター５１に送信するといった簡単な操作のみで自己によ
る日常点検の煩雑さや時間の制約から開放され、関係部
門による高度且つ正確な診断サービスを通信料のみの僅
かな費用で受けることができ、故障発生を未然に回避す
ることができる。また、車両の定期検査時においても、
予め車両状態を中央情報管理センタ−５１に送信してお
くことにより、実際に車両をディーラのサービスステー
ション等に入庫した時点では大方の点検を済ませておく
ことができ、ユーザ及び業者の双方で時間及び経費を節
約することができる。
て携帯電話２を操作して車両データを中央情報管理セン
ター５１に送信するといった簡単な操作のみで自己によ
る日常点検の煩雑さや時間の制約から開放され、関係部
門による高度且つ正確な診断サービスを通信料のみの僅
かな費用で受けることができ、故障発生を未然に回避す
ることができる。また、車両の定期検査時においても、
予め車両状態を中央情報管理センタ−５１に送信してお
くことにより、実際に車両をディーラのサービスステー
ション等に入庫した時点では大方の点検を済ませておく
ことができ、ユーザ及び業者の双方で時間及び経費を節
約することができる。
【００２５】また、万一、車両１に故障が発生した場合
には、専用の携帯電話２から車両１のデータを送信する
ことで、故障の程度を知ることができ、緊急に修理を要
する場合、車両搭載のナビゲーション装置等を介して現
在位置から最も近いサービスステーションへの案内サー
ビスを受けることも可能である。更に、走行安全性に問
題はないものの再現性の無い軽微な不具合が発生する場
合等、従来では迅速な原因究明が困難であった故障に対
しても、専用の携帯電話２から中央情報管理センター５
１へ実走行における車両運転データを送信することによ
り、迅速に原因を究明することが可能となる。
には、専用の携帯電話２から車両１のデータを送信する
ことで、故障の程度を知ることができ、緊急に修理を要
する場合、車両搭載のナビゲーション装置等を介して現
在位置から最も近いサービスステーションへの案内サー
ビスを受けることも可能である。更に、走行安全性に問
題はないものの再現性の無い軽微な不具合が発生する場
合等、従来では迅速な原因究明が困難であった故障に対
しても、専用の携帯電話２から中央情報管理センター５
１へ実走行における車両運転データを送信することによ
り、迅速に原因を究明することが可能となる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、個
々のユーザの車両健康状態をリアルタイムで管理して予
防安全性を向上すると共に、個々のユーザに車両健康状
態についての情報を提供することができる。
々のユーザの車両健康状態をリアルタイムで管理して予
防安全性を向上すると共に、個々のユーザに車両健康状
態についての情報を提供することができる。
【図１】車両管理システムの全体構成図
【図２】車両のネットワーク系を示す説明図
【図３】中央情報管理センターにおける車両情報の通信
処理のフローチャート
処理のフローチャート
１ 車両 ＃０１，＃０２，＃０３，＃０４，＃０５ 制御装置 ＃０１ａ 通信回路 ２ 携帯電話（車両データ通信手段） １０ 車両用のネットワーク ５１ 中央情報管理センター ８０ インターネット（一般公開用ネットワーク）
Claims (5)
- 【請求項１】 個々のユーザの車両毎に、該車両に搭載
された制御装置のデータをリアルタイムで外部に無線通
信可能な専用の車両データ通信手段を備え、 上記車両データ通信手段から送信されたデータを受信し
て個々のユーザの車両毎に蓄積し、蓄積したデータに基
づいて個々のユーザの車両毎の車両健康状態を管理する
と共に、該車両健康状態に係わる情報を個々のユーザに
提供することを特徴とする車両管理システム。 - 【請求項２】 上記車両データ通信手段と上記制御装置
との両者に、ワイヤレス通信を行うための通信回路を備
え、 上記制御装置のデータをワイヤレス通信で上記車両デー
タ通信手段へ送信することを特徴とする請求項１記載の
車両管理システム。 - 【請求項３】 上記ユーザの車両に上記制御装置が複数
搭載されている場合、各制御装置が互いにネットワーク
を介して接続され、該ネットワーク中の少なくとも一つ
の制御装置に、上記通信回路が備えられていることを特
徴とする請求項２記載の車両管理システム。 - 【請求項４】 上記車両データ通信手段は、 上記制御装置とのワイヤレス通信機能を備えた携帯型電
話機であることを特徴とする請求項２又は請求項３記載
の車両管理システム。 - 【請求項５】 上記車両健康状態に係わる情報を、一般
公開用ネットワークを介して個々のユーザに提供するこ
とを特徴とする請求項１，２，３，４の何れか一に記載
の車両管理システム。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP2000364726A JP2002168734A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 車両管理システム |
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| EP01128273A EP1211648A3 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-28 | Vehicle management system |
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|---|---|---|---|
| JP2000364726A JP2002168734A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 車両管理システム |
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ID=18835614
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| JP2000364726A Pending JP2002168734A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 車両管理システム |
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| EP (1) | EP1211648A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002168734A (ja) |
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-
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- 2001-11-28 EP EP01128273A patent/EP1211648A3/en not_active Withdrawn
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| EP1211648A2 (en) | 2002-06-05 |
| EP1211648A3 (en) | 2004-11-17 |
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