JPH10220391A - ガス圧縮ユニット - Google Patents
ガス圧縮ユニットInfo
- Publication number
- JPH10220391A JPH10220391A JP3858197A JP3858197A JPH10220391A JP H10220391 A JPH10220391 A JP H10220391A JP 3858197 A JP3858197 A JP 3858197A JP 3858197 A JP3858197 A JP 3858197A JP H10220391 A JPH10220391 A JP H10220391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- valve
- blow
- compressor
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機１から吐出された高温・高圧のガスが
吐出管６を経てアフタークーラ７で冷却された後、送風
管９を経て需要先に送られ、この送風管９に介装された
逆止弁16の上流側から分岐する放風管８に介装された放
風弁15を吐出管６内のガス圧力を検出する圧力センサ14
の検出値に応じて開閉するガス圧縮ユニットにおいて、
圧縮機１のサージングを防止する。 【解決手段】 アフタークーラ７の上流側ガス圧力と下
流側のガス圧力との圧力差を検出する差圧センサ21を設
け、この差圧センサ21の検出値が正のとき圧力センサ14
の検出値に応じて放風弁15を開閉し、差圧センサ21の検
出値が負のとき放風弁15を開とするコントローラ20を設
けた。
吐出管６を経てアフタークーラ７で冷却された後、送風
管９を経て需要先に送られ、この送風管９に介装された
逆止弁16の上流側から分岐する放風管８に介装された放
風弁15を吐出管６内のガス圧力を検出する圧力センサ14
の検出値に応じて開閉するガス圧縮ユニットにおいて、
圧縮機１のサージングを防止する。 【解決手段】 アフタークーラ７の上流側ガス圧力と下
流側のガス圧力との圧力差を検出する差圧センサ21を設
け、この差圧センサ21の検出値が正のとき圧力センサ14
の検出値に応じて放風弁15を開閉し、差圧センサ21の検
出値が負のとき放風弁15を開とするコントローラ20を設
けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は工場やプラント等の
需要先に高圧空気を供給するのに好適なガス圧縮ユニッ
トに関する。
需要先に高圧空気を供給するのに好適なガス圧縮ユニッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のガス圧縮ユニットの系統図が図２
に示されている。圧縮機１はモータ３により増速機２を
介して一定回転数で駆動される。すると、空気が吸込サ
イレンサ４、吸込管５を経て圧縮機１に吸い込まれて圧
縮される。
に示されている。圧縮機１はモータ３により増速機２を
介して一定回転数で駆動される。すると、空気が吸込サ
イレンサ４、吸込管５を経て圧縮機１に吸い込まれて圧
縮される。
【０００３】圧縮機１から吐出された高温・高圧の圧縮
空気は吐出管６を経てアフタークーラ７に入り、ここで
ほぼ常温に冷却された後、送風管９及びこれに介装され
た逆止弁16を経て工場、プラント等の需要先に送られ
る。
空気は吐出管６を経てアフタークーラ７に入り、ここで
ほぼ常温に冷却された後、送風管９及びこれに介装され
た逆止弁16を経て工場、プラント等の需要先に送られ
る。
【０００４】需要先における圧縮空気の消費量の増大又
は減少によって圧縮機１の吐出圧力、即ち、吐出管６内
の圧力が低下又は上昇する。これを検出した圧力センサ
14の検出値がコントローラ20に入力されると、コントロ
ーラ20は放風弁15に出力してこれを開閉する。
は減少によって圧縮機１の吐出圧力、即ち、吐出管６内
の圧力が低下又は上昇する。これを検出した圧力センサ
14の検出値がコントローラ20に入力されると、コントロ
ーラ20は放風弁15に出力してこれを開閉する。
【０００５】放風弁15を開くと、圧縮空気の一部が逆止
弁16の上流側で分岐して放風管８に入り、これに介装さ
れた放風弁15を経て大気中に放出されるが、送風管９内
の圧縮空気は逆止弁16によってその逆流を阻止される。
弁16の上流側で分岐して放風管８に入り、これに介装さ
れた放風弁15を経て大気中に放出されるが、送風管９内
の圧縮空気は逆止弁16によってその逆流を阻止される。
【０００６】放風弁15を開閉することによって圧縮機１
の吐出圧力は図３に示すように、その圧力曲線Ｐと抵抗
曲線Ｆとの交点の定格圧力Ｃに維持される。
の吐出圧力は図３に示すように、その圧力曲線Ｐと抵抗
曲線Ｆとの交点の定格圧力Ｃに維持される。
【０００７】なお、図２において、11は吸込管５内の空
気温度を検出する温度センサ、12は吸込管５内の空気圧
力を検出する圧力センサ、13は吐出管６内の空気温度を
検出する温度センサである。また、図３において、Ｈは
サージング限界曲線、Ｓはサージング領域を示す。
気温度を検出する温度センサ、12は吸込管５内の空気圧
力を検出する圧力センサ、13は吐出管６内の空気温度を
検出する温度センサである。また、図３において、Ｈは
サージング限界曲線、Ｓはサージング領域を示す。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガス圧縮ユ
ニットにおいては、圧縮機１の吐出圧力が上昇すること
によって予め設定された設定圧力に到達したとき放風弁
15を開放することによって圧縮機１のサージングを防止
しているが、放風弁15の作動速度が速い場合には図３に
示すようにサージング点Ｄより低い圧力Ｅ（大流量側）
でサージンクが発生するという不具合があった。
ニットにおいては、圧縮機１の吐出圧力が上昇すること
によって予め設定された設定圧力に到達したとき放風弁
15を開放することによって圧縮機１のサージングを防止
しているが、放風弁15の作動速度が速い場合には図３に
示すようにサージング点Ｄより低い圧力Ｅ（大流量側）
でサージンクが発生するという不具合があった。
【０００９】これに対処するため、放風弁15の作動速度
を遅くすると、需要先への圧縮空気の供給が遅れてしま
うという不具合を惹起する。
を遅くすると、需要先への圧縮空気の供給が遅れてしま
うという不具合を惹起する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機から吐出された高温・高圧のガスが吐出
管を経てアフタークーラで冷却された後、送風管を経て
需要先に送られ、この送風管に介装された逆止弁の上流
側から分岐する放風管に介装された放風弁を上記吐出管
内のガス圧力を検出する圧力センサの検出値に応じて開
閉するガス圧縮ユニットにおいて、上記アフタークーラ
の上流側ガス圧力と下流側のガス圧力との圧力差を検出
する差圧センサを設け、この差圧センサの検出値が正の
とき上記圧力センサの検出値に応じて上記放風弁を開閉
し、上記差圧センサの検出値が負のとき上記放風弁を開
とするコントローラを設けたことを特徴とするガス圧縮
ユニットにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機から吐出された高温・高圧のガスが吐出
管を経てアフタークーラで冷却された後、送風管を経て
需要先に送られ、この送風管に介装された逆止弁の上流
側から分岐する放風管に介装された放風弁を上記吐出管
内のガス圧力を検出する圧力センサの検出値に応じて開
閉するガス圧縮ユニットにおいて、上記アフタークーラ
の上流側ガス圧力と下流側のガス圧力との圧力差を検出
する差圧センサを設け、この差圧センサの検出値が正の
とき上記圧力センサの検出値に応じて上記放風弁を開閉
し、上記差圧センサの検出値が負のとき上記放風弁を開
とするコントローラを設けたことを特徴とするガス圧縮
ユニットにある。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図１に示され
ている。アフタークーラ７の上流側ガス圧力と下流側ガ
ス圧力との圧力差を検出する差圧センサ21が設けられ、
この検出値はコントローラ20に入力される。
ている。アフタークーラ７の上流側ガス圧力と下流側ガ
ス圧力との圧力差を検出する差圧センサ21が設けられ、
この検出値はコントローラ20に入力される。
【００１２】すると、コントローラ20は差圧センサ21の
検出値が負のとき、放風弁15に出力してこれを開とする
が、検出値が正の時は従来と同様圧力センサ14の検出値
に応じて放風弁15を開閉する。
検出値が負のとき、放風弁15に出力してこれを開とする
が、検出値が正の時は従来と同様圧力センサ14の検出値
に応じて放風弁15を開閉する。
【００１３】しかして、圧縮機１がサージングを惹起す
ると、圧縮空気が逆流するという特有の現象が発生する
ので、アフタークーラ７を流過する際の圧力損失によっ
てその下流側ガス圧力より上流側ガス圧力が低下するた
め、差圧センサ21の検出値が負となる。
ると、圧縮空気が逆流するという特有の現象が発生する
ので、アフタークーラ７を流過する際の圧力損失によっ
てその下流側ガス圧力より上流側ガス圧力が低下するた
め、差圧センサ21の検出値が負となる。
【００１４】従って、差圧センサ21の検出値が負となっ
たとき放風弁15を開放することによって、圧縮機１の作
動点を安定した作動領域に回避させる。他の構成及び作
用は図２に示す従来のものと同様であり、対応する部材
には同じ符号を付してその説明を省略する。
たとき放風弁15を開放することによって、圧縮機１の作
動点を安定した作動領域に回避させる。他の構成及び作
用は図２に示す従来のものと同様であり、対応する部材
には同じ符号を付してその説明を省略する。
【００１５】
【発明の効果】本発明においては、アフタークーラの上
流側ガス圧力と下流側のガス圧力との圧力差を検出する
差圧センサを設け、この差圧センサの検出値が負のとき
放風弁を開とするため、圧縮機の作動点を安定作動領域
に回避させることができる。
流側ガス圧力と下流側のガス圧力との圧力差を検出する
差圧センサを設け、この差圧センサの検出値が負のとき
放風弁を開とするため、圧縮機の作動点を安定作動領域
に回避させることができる。
【図１】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図２】従来のガス圧縮ユニットの系統図である。
【図３】圧縮機の圧力と流量との関係を示す線図であ
る。
る。
１ 圧縮機 ６ 吐出管 ７ アフタークーラ ９ 送風管 16 逆止弁 ８ 放風管 15 放風弁 14 圧力センサ 21 差圧センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機から吐出された高温・高圧のガス
が吐出管を経てアフタークーラで冷却された後、送風管
を経て需要先に送られ、この送風管に介装された逆止弁
の上流側から分岐する放風管に介装された放風弁を上記
吐出管内のガス圧力を検出する圧力センサの検出値に応
じて開閉するガス圧縮ユニットにおいて、 上記アフタークーラの上流側ガス圧力と下流側のガス圧
力との圧力差を検出する差圧センサを設け、この差圧セ
ンサの検出値が正のとき上記圧力センサの検出値に応じ
て上記放風弁を開閉し、上記差圧センサの検出値が負の
とき上記放風弁を開とするコントローラを設けたことを
特徴とするガス圧縮ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3858197A JPH10220391A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ガス圧縮ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3858197A JPH10220391A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ガス圧縮ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10220391A true JPH10220391A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12529269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3858197A Withdrawn JPH10220391A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ガス圧縮ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10220391A (ja) |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP3858197A patent/JPH10220391A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |