JPH10220370A - 流体機械 - Google Patents

流体機械

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JPH10220370A
JPH10220370A JP2398497A JP2398497A JPH10220370A JP H10220370 A JPH10220370 A JP H10220370A JP 2398497 A JP2398497 A JP 2398497A JP 2398497 A JP2398497 A JP 2398497A JP H10220370 A JPH10220370 A JP H10220370A
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JP
Japan
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rotor
rotor chamber
pair
rotors
circles
Prior art date
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Pending
Application number
JP2398497A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Ryusuke Harada
隆介 原田
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロ−タ室の肉圧を均等化し、ケ−シングを軽
量化し、加工容易で低コストにし、騒音対策を容易にす
る。 【解決手段】 凸部23、25で互いに噛み合うロ−タ
7、9と、ロ−タ室5にロ−タ7、9を回転可能に内包
すると共に、流体の流入口27と流出口29を有するケ
−シング3とを備え、ロ−タ室5の横断面形状が、ロ−
タ7、9の回転軌跡に対応する一対の円57、59及び
これらを結ぶ一対の接線61、63とで長円形状に形成
されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両の
ス−パ−チャ−ジャに用いられる流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−91492号公報に図5のよ
うなル−ツ式のコンプレッサ201が記載されている。
【0003】このコンプレッサ201は、コンプレッサ
ケ−シング203と一対のロ−タ205、207とを備
えており、各ロ−タ205、207はケ−シング203
に設けられたロ−タ室209の内部で回転する。ケ−シ
ング203には各ロ−タ205、207の軸方向に対し
てほぼ直角方向に流体の吸入口211と吐出口213と
が設けられている。
【0004】ロ−タ室209の加工は、各ロ−タ20
5、207先端の回転軌跡に対応する穴215、217
を軸方向からボ−リング機によって別々に穴開けするこ
とによって行われており、従って、ロ−タ室209の横
断面(軸と直角方向の断面)には、吸入口211と吐出
口213の箇所にドリルの逃げによる凸状の肉厚部21
9、221が形成される。
【0005】又、ル−ツ式のコンプレッサ201には、
流体の吐出が断続的に行われ、逆流を伴うことによっ
て、騒音が高いという問題がある。
【0006】そこで、図6のように、吐出口223を内
側端部225から外側端部227に向かって徐々に広く
なるようにテ−パ状に加工し、流体の流速変化を緩和し
て、騒音を低減することが行われている。
【0007】又、図5に破線で描いたように、肉厚部2
19、221の外面に凹部229、231を設けてロ−
タ室209の肉圧を全周にわたって均等にしたものがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ボ−リング
機によってロ−タ室209の各穴215、217を別々
に穴開けする加工は、時間が掛かって、コスト高であ
る。
【0009】又、ドリルの逃げによる肉厚部219、2
21は穴開け加工で必ず形成されるものであるが、これ
らの肉厚部219、221は駄肉であり、重量が増加す
るばかりでなく、他の部分との肉厚差が生じ、温度変化
による膨張と収縮に伴ってケ−シング203の各部に歪
みが出易い。
【0010】しかし、図5のように凹部229、231
を設けてロ−タ室209の肉圧を全周にわたって均等に
すれば、重量増加と歪みとが防止されるが、ロ−タ室2
09外周の形状が複雑になり、製造コストが嵩む。
【0011】又、コンプレッサ201の効率を上げるた
めには、各ロ−タ205、207とロ−タ室209の壁
面との間で流体の洩れをなるべく少なくしたい。
【0012】そこで、この発明は、ケ−シングが加工し
易く低コストで軽量であり、ロ−タ室の肉圧が均等で騒
音対策が容易な流体機械の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体機械は、
それぞれの歯状凸部で互いに噛み合う一対のロ−タと、
ロ−タ室の内部にこれらのロ−タを回転可能に内包する
と共に、流体の流入口と流出口を有するケ−シングとを
備え、前記ロ−タ室の横断面形状が、各ロ−タの回転軌
跡に対応する一対の円及びこれらの円を結ぶ一対の接線
で長円状に形成されたことを特徴とする。
【0014】このように、請求項1の流体機械では、ロ
−タ室の横断面形状が、各ロ−タの回転軌跡に対応する
一対の円と、これらを結ぶ一対の接線とで長円状に形成
される。
【0015】従って、従来例のようなドリルの逃げによ
る肉厚部(駄肉)が形成されないから、ロ−タ室の肉圧
が全周にわたって均等になり、それだけ軽量化されると
共に、このように肉厚差がないから、温度変化による歪
みが防止される。
【0016】又、重量増加と歪みとを防止するために、
図5のようにロ−タ室の外周に凹部229、231を設
ける必要がないから、ロ−タ室の外周形状が簡単にな
り、製造コストの上昇が防止される。
【0017】又、一対の円を接線で結んだことによっ
て、従来例では肉厚部が形成されているロ−タ室の内壁
部が平面状に加工され、この平面と各ロ−タとの間に隙
間が形成される。
【0018】こうして形成された隙間によって、吐出側
で流体の流速変化が緩和されるから、騒音が大幅に低減
される。
【0019】請求項2の発明は、請求項1記載の流体機
械であって、各ロ−タの歯状凸部が軸方向に形成され、
ケ−シングの流入口と流出口とが各ロ−タの軸方向に対
してほぼ直角方向に配置されていることを特徴とし、請
求項1の構成と同等の効果を得る。
【0020】又、請求項2の構成はル−ツ式の流体機械
であるが、上記のように、接線部分の平面部と各ロ−タ
との間に隙間が形成されるから、この平面部に吐出口が
設けられ、この隙間によって流速変化が緩和され、騒音
が大幅に低減される構成は、吐出側の騒音が高いル−ツ
式の流体機械にとって特に有利である。
【0021】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の流体機械であって、ロ−タ室が、円筒の接線方向
で切削を行う総形カッタを前記長円に沿って移動させる
ことにより加工されたことを特徴とし、請求項1又は請
求項2の構成と同等の効果を得る。
【0022】これに加えて、総形カッタを長円に沿って
移動させロ−タ室をフライス加工することは、上記のよ
うに、ロ−タ室を長円形状にしたことによって可能にな
り、この加工によれば、各ロ−タ用の穴を軸方向から別
々に穴明け加工する従来例と異なって、ロ−タ室を短時
間で容易に加工することが可能になり、加工コストが大
きく低減される。
【0023】請求項4の発明は、請求項3記載の流体機
械であって、総形カッタを長円に沿って移動させること
によりロ−タ室の壁面に鋸歯状の凹凸が加工され、この
凹凸と各ロ−タとの間でラビリンスシ−ルが形成される
ことを特徴とし、請求項3の構成と同等の効果を得る。
【0024】これに加えて、総形カッタによってロ−タ
室の壁面に加工される鋸歯状の凹凸と各ロ−タとの間で
ラビリンスシ−ルが形成され、このラビリンスシ−ルに
よってロ−タ室の壁面と各ロ−タとの間で流体の洩れが
防止されるから、流体機械の効率が大きく向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図4によって本発明の一
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、
3、4の特徴を備えている。図1はこの実施形態を用い
たス−パ−チャ−ジャを示している。なお、以下の説明
の中で左右の方向は図3での左右の方向であり、符号を
与えていない部材等は図示されていない。
【0026】このス−パ−チャ−ジャは、入力プ−リ、
タイミングギヤ組、ル−ツ式のコンプレッサ1(実施形
態の流体機械)などから構成されている。
【0027】図1のように、コンプレッサ1は、コンプ
レッサケ−シング3と、ケ−シング3に設けられたロ−
タ室5の内部に配置された一対のロ−タ7、9とを備え
ている。
【0028】各ロ−タ7、9は、繭型断面のロ−タ本体
11、13と、これらの軸穴15、17に固定されたロ
−タ軸19、21などから構成されている。各ロ−タ本
体11、13は軸方向に形成された2本の凸部23、2
5によって互いに噛み合いながら反対方向に回転する。
【0029】ケ−シング3には、図1、2、3に示すよ
うに、ロ−タ軸19、21の軸方向とほぼ直角位置に、
吸入口27(流入口)と吐出口29(流出口)とが設け
られている。これらの吸入口27と吐出口29には、外
側に向かって流路面積が広くなるようにテ−パが付けら
れている。
【0030】入力プ−リは入力側のロ−タ軸19にスプ
ライン連結されており、ベルトを介してクランクシャフ
ト側のプ−リに連結されている。このクランクシャフト
側プ−リには電磁クラッチが組み込まれており、入力プ
−リはエンジンの駆動力によりこの電磁クラッチを介し
て回転駆動される。
【0031】タイミングギヤ組は互いに噛み合った一対
のタイミングギヤからなり、これらのタイミングギヤは
ロ−タ軸19、21にそれぞれ連結されている。
【0032】コンプレッサ1はプ−リから入力したエン
ジンの駆動力によって回転駆動される。このとき、タイ
ミングギヤ組はロ−タ7、9が互いに接触しないよう
に、これらを反対方向に同期回転させる。駆動されたコ
ンプレッサ1は、ロ−タ7、9の回転によって吸入口2
7から吸い込み吐出口29から吐き出した吸気でエンジ
ンを過給する。
【0033】コンプレッサケ−シング3は、ケ−シング
本体31の開口部にボルトで右側のカバ−を固定して形
成されている。又、ケ−シング本体31の左側には薄板
鋼板製のカバ−が取り付けられ、ケ−シング本体31と
の間でギヤ室を形成している。このギヤ室にはオイルが
封入されており、タイミングギヤ組はこのギヤ室に収容
され、オイルで潤滑される。
【0034】図3のように、ケ−シング本体31には冷
却フィン33と、各ロ−タ軸19、21の左端側を支承
するベアリング用のベアリングハウジング35、37が
設けられている。又、各ロ−タ軸19、21の右側ベア
リング用のベアリングハウジングは右側のカバ−に設け
られている。
【0035】ケ−シング3のロ−タ室5の加工には、図
2、3に示すような総形カッタ39が用いられる。この
総形カッタ39は多数の切刃41が円筒状に配置されて
おり、軸43の回転に伴って円筒の接線方向で切削を行
うものである。
【0036】ロ−タ室5の加工は、先ず、ケ−シング本
体31に下穴を加工し、この下穴に総形カッタ39を差
し込んで回転させながら、図2に示す長円形の加工軌跡
45に沿って総形カッタ39をこの軌跡45の矢印方向
に送り、フライス加工する。このとき、総形カッタ39
は矢印47のように送りの方向に回転させる。
【0037】このような加工によって、ロ−タ室5の横
断面には、各ロ−タ軸19、21の回転中心49、51
を中心とし、各ロ−タ7、9の回転軌跡53、55に対
応する一対の円57、59と、これらの円57、59を
結ぶ一対の接線61、63が形成される。
【0038】これらの接線61、63によって、ロ−タ
室5の吸入口27側と吐出口29側の内壁は平面にな
り、この平面と各ロ−タ7、9との間に図2のような隙
間65、67が形成される。
【0039】図4は加工中の総形カッタ39と加工され
るロ−タ室5の各横断面を示している。図4において、
69、71はそれぞれロ−タ室5の加工前と加工後の内
面であり、41aは総形カッタ39の切削中の切刃であ
り、41bは次に切削を行う切刃である。又、2点鎖線
73、75はそれぞれ各ロ−タ7、9(凸部23、2
5)先端の回転面と総形カッタ39による加工面71の
底部であり、破線77は切刃41bによって次に切削さ
れる加工面(切刃41bの回転軌跡)である。
【0040】総形カッタ39は加工中送り速度より高速
で回転させる。又、総形カッタ39の送り方向79と回
転方向81とは互いに異なっている。これらの速度差と
方向差などによって、加工後の面71には鋸歯状の凸部
83が等間隔に形成される。
【0041】図3のように、これらの凸部83はロ−レ
ット状であると共に、各ロ−タ7、9の回転方向と直角
に形成されるから、各ロ−タ7、9の凸部23、25の
先端との間でラビリンスシ−ルを形成する。
【0042】こうして、実施形態のス−パ−チャ−ジャ
が構成されている。
【0043】このス−パ−チャ−ジャでは、上記のよう
に、コンプレッサ1のロ−タ室5の横断面を、各ロ−タ
7、9の回転軌跡53、55に対応する一対の円57、
59と、これらを結ぶ一対の接線61、63とで長円状
に形成した。
【0044】従って、ロ−タ室5の吸入口27側と吐出
口29側の内壁に、従来例のようなドリルの逃げによる
肉厚部(駄肉)が形成されないから、ロ−タ室5の肉圧
が全周にわたって均等になり、それだけ軽量化されると
共に、全周にわたって肉厚差がないから、温度変化によ
る歪みが防止される。
【0045】又、こうして重量増加と温度変化による歪
みとが防止されるから、これらを防止する目的で図5の
ようにロ−タ室の外周に凹部229、231を設ける必
要がなく、ロ−タ室の外周形状が簡単になり、製造コス
トの上昇が防止される。
【0046】又、上記のように、接線61、63によっ
て吸入口27と吐出口29側に隙間65、67が形成さ
れるから、この隙間67により吐出口29側で流体の流
速変化が緩和され、騒音が大幅に低減される。
【0047】又、吐出口29にテ−パを付けて、外側に
向かって流路面積が広くなるようにしたことにより、騒
音低減効果が更に強化されている。
【0048】なお、各ロ−タ7、9を反対方向に回転さ
せれば吸入口27が吐出側になるから、同様に、隙間6
5と吸入口27側のテ−パとによって騒音が大幅に低減
される。
【0049】又、コンプレッサ1はル−ツ式であるが、
上記のように、隙間65、67によって騒音が大幅に低
減される本発明の構成は、吐出側の騒音が高いル−ツ式
の流体機械にとって特に有利である。
【0050】又、ロ−タ室5を長円形状にしたことによ
り、この長円に沿って総形カッタ39を移動させてロ−
タ室5を加工することが可能になり、このように加工す
ることにより、各ロ−タ用の穴を軸方向から別々に穴明
け加工する従来例と異なって、ロ−タ室5を短時間で容
易に加工することができ、加工コストが大きく低減され
る。
【0051】これに加えて、ロ−タ室5の壁面に形成さ
れた鋸歯状の凸部83と各ロ−タ7、9との間に形成さ
れたラビリンスシ−ルにより、ロ−タ室5の内壁と各ロ
−タ7、9との間で吸気の洩れ(逆流)が防止されるか
ら、コンプレッサ1の効率が大きく向上する。
【0052】又、総形カッタ39の送り速度と回転速度
や、送り方向79と回転方向81(切刃41の外径)な
どを変えることによって、ラビリンスシ−ルを構成する
鋸歯状の凸部83の間隔と高さ、及び、シ−ル性を調整
することが可能である。
【0053】なお、本発明の流体機械は、スクリュ−ロ
−タを用いたスクリュ−式のものでもよい。
【0054】又、本発明の流体機械は、ロ−タの回転に
よって流体を圧縮するコンプレッサのような圧縮機の他
に、流体を膨張させて回転力を取り出す膨張機として用
いてもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1の流体機械では、ロ−タ室の横
断面形状を各ロ−タに対応する一対の円とこれらを結ぶ
一対の接線とで長円状に形成したことにより、従来例と
異なって、駄肉が形成されないから、ロ−タ室の肉圧が
全周にわたって均等になり、それだけ軽量化されると共
に、肉厚差がないから温度変化による歪みが防止され
る。
【0056】又、重量増加と歪みとを防止する目的で、
ロ−タ室の外周に凹部を設ける必要がないから、ロ−タ
室の外周形状が簡単になり、製造コストの上昇が防止さ
れる。
【0057】又、一対の円を結ぶ接線によって形成され
たロ−タ室の平面と各ロ−タとの間の隙間によって流体
の流速変化が緩和され、騒音が大幅に低減される。
【0058】請求項2の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得ると共に、上記のように、平面と各ロ−タと
の隙間によって騒音が大幅に低減される構成は、吐出側
の騒音が高い請求項2のル−ツ式流体機械にとって、特
に有利である。
【0059】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の構成と同等の効果を得ると共に、総形カッタを長円に
沿って移動させる加工によれば、従来例と異なって、ロ
−タ室を短時間で容易に加工することが可能になり、加
工コストが大きく低減される。
【0060】請求項4の発明は、請求項3の構成と同等
の効果を得ると共に、ロ−タ室に加工される鋸歯状の凹
凸と各ロ−タの先端部とで形成されるラビリンスシ−ル
によって流体の洩れが防止され、流体機械の効率が大き
く向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す横断面図である。
【図2】図1の実施形態に用いられるコンプレッサケ−
シングに総形カッタを用いてロ−タ室を加工する様子を
示す横断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB部拡大図に相当し、加工中の状態を詳
細に示す。
【図5】従来例の横断面図である。
【図6】他の従来例の吐出口形状を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ル−ツ式コンプレッサ(流体機械) 3 コンプレッサケ−シング(ケ−シング) 5 ロ−タ室 7、9 ロ−タ 23、25 ロ−タの凸部 27 吸入口(流入口) 29 吐出口(流出口) 39 総形カッタ 57、59 各ロ−タの回転軌跡に対応する円 61、63 円57、59を結ぶ接線 83 鋸歯状の凸部(ラビリンスシ−ル)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの歯状凸部で互いに噛み合う一
    対のロ−タと、ロ−タ室の内部にこれらのロ−タを回転
    可能に内包すると共に、流体の流入口と流出口を有する
    ケ−シングとを備え、前記ロ−タ室の横断面形状が、各
    ロ−タの回転軌跡に対応する一対の円及びこれらの円を
    結ぶ一対の接線で長円状に形成されたことを特徴とする
    流体機械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、各ロ−タ
    の歯状凸部が軸方向に形成され、ケ−シングの流入口と
    流出口とが各ロ−タの軸方向に対してほぼ直角方向に配
    置されていることを特徴とする流体機械。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、ロ−タ室が、円筒の接線方向で切削を行う総形カッ
    タを前記長円に沿って移動させることにより加工された
    ことを特徴とする流体機械。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明であって、総形カッ
    タを長円に沿って移動させることによりロ−タ室の壁面
    に鋸歯状の凹凸が加工され、この凹凸と各ロ−タとの間
    でラビリンスシ−ルが形成されることを特徴とする流体
    機械。
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