JPH10219806A - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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Publication number
JPH10219806A
JPH10219806A JP9020332A JP2033297A JPH10219806A JP H10219806 A JPH10219806 A JP H10219806A JP 9020332 A JP9020332 A JP 9020332A JP 2033297 A JP2033297 A JP 2033297A JP H10219806 A JPH10219806 A JP H10219806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
wastewater
chamber main
chamber
drainage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9020332A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomune Sasaki
基宗 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH10219806A publication Critical patent/JPH10219806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水枝管側から流入して合流する汚水の継手
本体の流入口側への逆流を防止できる排水桝を提供する
こと。 【解決手段】 両端部に受口21,22を有する桝本体
2と、この桝本体2に45度の傾斜角度をもって連結さ
れた分岐部3と、桝本体2と分岐部3の合流部の上部に
設けられた掃除口4とからなり、桝本体2の流入口側の
受口21が段部2aを介して桝本体2より高くされてい
る排水桝1において、段部2aが上流側に向かって曲面
状に膨出されている排水桝。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は逆流防止機能を有す
る排水桝に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅からの汚水には台所,風呂場,
洗濯場あるいは便所などからのものがあり、これらの汚
水が流れる各排水枝管はそれぞれインバート継手(ある
いは排水桝)を介して排水本管に接続されている。この
ようなインバート継手としては、たとえば実開昭61−
148991号公報において、排水本管に接続される継
手本体と、排水枝管に接続される分岐部とからなり、こ
の分岐部を継手本体に45度の合流角度で略Y字状に一
体に連結したものが記載されている。なお、継手本体の
流入口側の受口が、所定寸法だけ陥没する落差(あるい
は段部)が設けられることにより継手本体より高くされ
ている
【0003】
【発明が解決するための課題】しかしながら、上記イン
バート継手においては、継手本体の流入口側の受口が高
くされていることにより、排水枝管側から流入して合流
する汚水が、継手本体の流入口側へ逆流するのをある程
度は防止できるが、完全に防止することはできなかっ
た。特に、流入する汚水が大便などの汚物を含んでいる
場合、この汚物が継手本体内に逆流して溜まり易く、寒
冷地においては、これらが凍結して排水管路が詰まると
いう問題があった。
【0004】本発明は上記従来の排水桝(あるいはイン
バート継手)の問題を解消しようとするものであり、排
水枝管側から流入して合流する汚水の継手本体の流入口
側への逆流を防止できる排水桝を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
排水桝は、両端部に接続部を有する桝本体と、この桝本
体に45度の傾斜角度をもって連結された分岐部と、前
記桝本体と分岐部の合流部の上部に設けられた掃除口と
からなり、前記桝本体の流入口側の受口が段部を介して
桝本体より高くされている排水桝において、前記段部が
上流側に膨出されているものである。
【0006】(作用)請求項1記載の本発明において
は、桝本体の流入口側の受口が段部を介して桝本体より
高くされ、しかも、この段部が上流側に膨出されている
ので、排水本管から桝本体内へ流入する汚水は、段部を
通じて下流側へスムースに流れ、汚水が桝本体内から排
水本管側へ逆流しない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の排水桝の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の排水桝の
一実施例を使用状態とともに示す平面視の横断面図、図
2は図1のX−X線における切断端面図、図3は図1の
Y−Y線における切断端面図である。
【0008】排水桝1は桝本体2と分岐部3と掃除口4
とから構成され、分岐部3が桝本体2に対して45度の
合流角度をもって桝本体2の側壁に一体に連結された略
Y字形状となされている。
【0009】桝本体2の一端には流入側の受口21が、
他端には流出側の受口22がそれぞれ設けられている。
受口21には上流側の排水本管7の端部が挿入して接続
され、一方、受口22には下流側の排水本管8の端部が
挿入して接続される。
【0010】分岐部3の端部には受口31が設けられ、
この受口31に排水枝管9の端部が接続される。掃除口
4は掃除用の立上り管10の下端部が接続されるもので
あり、桝本体2と分岐部3との合流部の上方に開口して
一体に設けられている。
【0011】そして、図2に示すように、桝本体2の流
入側の受口21は高さHaの段部2aを介して桝本体2
の上流側境界より上方に位置している。この段部2aは
図に示すように、上流側に向かって曲面状に膨出されて
いる。
【0012】なお、桝本体2の下側には長さの異なる脚
部5,6が設けられている。このため、桝本体2のイン
バート部内面23は敷設面Sに対して所定の勾配を有し
ている。この勾配は排水管路の管路勾配に略等しくされ
ている。
【0013】同様に、図3に示すように、分岐部3の流
出側(桝本体2との合流部境界)においても、高さHb
の段部3bが設けられており、排水枝管9から流入した
汚水が逆流しないようになされている。
【0014】以上のように構成された排水桝1におい
て、排水本管7から桝本体2内へ流入する汚水は、桝本
体2の上流側から高さHaの段部2aを通じて下流側の
排水本管8へと流れる。このため、桝本体2の上流側に
設けられた段部2aにより、桝本体2内から排水本管7
側への逆流が防止されることはもちろん、排水本管7か
らの汚水の流入速度が増速されるので、桝本体2内にて
汚水が滞留することもなく、円滑に流れる。
【0015】なお、上記実施例においては、分岐部3の
流出側に段部3bを設けたが、この段部3bは必ずしも
設けなくてよい。しかし、排水本管7を流れる汚水流量
が増大した場合などの非常時を考慮すれば、排水枝管9
側への逆流防止の対策上、段部3bを設けるほうが望ま
しい。
【0016】また上記実施例では、排水桝の種類として
分岐部を桝本体に対して45度の合流角度で略Y字状に
接続した45Yタイプのものを示したが、桝本体の両側
壁に2個の分岐部を一体に連結した三方Yタイプのもの
であってもよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の排水桝において
は、桝本体の流入口側の受口を段部を介して桝本体より
高くするとともに、この段部を上流側に膨出しているの
で、上流側に存在する段部により、桝本体内から上流側
の排水本管側への逆流は防止され、しかも、排水本管か
ら流入する汚水の流入速度が増速され、桝本体内にて汚
水ならびに汚物が滞留せずに円滑に排水できる。したが
って、汚物などの凍結による排水管路の閉塞は生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における排水桝の一実施例を使用状態と
ともに示す横断面図である。
【図2】図1のX−X線における切断端面図である。
【図3】図1のY−Y線における切断端面図である。
【符号の説明】
1 排水桝 2 桝本体 2a 段部 21 流入側の受口 22 流出側の受口 3 分岐部 3b 段部 4 掃除口 7,8 排水本管 9 排水枝管 10 立上り管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に接続部を有する桝本体と、この
    桝本体に45度の傾斜角度をもって連結された分岐部
    と、前記桝本体と分岐部の合流部の上部に設けられた掃
    除口とからなり、前記桝本体の流入口側の受口が段部を
    介して桝本体より高くされている排水桝において、前記
    段部が上流側に膨出されていることを特徴とする排水
    桝。
JP9020332A 1997-02-03 1997-02-03 排水桝 Withdrawn JPH10219806A (ja)

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JP9020332A JPH10219806A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 排水桝

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JP9020332A JPH10219806A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 排水桝

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JPH10219806A true JPH10219806A (ja) 1998-08-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2397357A (en) * 2002-12-19 2004-07-21 Mcalpine & Co Ltd Soil pipe fitting
EP1832226A1 (en) * 2006-03-06 2007-09-12 Fujinon Corporation Endoscopic passage confluent structure

Cited By (4)

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