JPH10219594A - 防湿積層体 - Google Patents
防湿積層体Info
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- JPH10219594A JPH10219594A JP2076297A JP2076297A JPH10219594A JP H10219594 A JPH10219594 A JP H10219594A JP 2076297 A JP2076297 A JP 2076297A JP 2076297 A JP2076297 A JP 2076297A JP H10219594 A JPH10219594 A JP H10219594A
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Abstract
り状態等で防湿層面と原紙裏面(非塗工面)とが重なっ
た場合に、防湿層表面のワックス成分が原紙裏面に転写
することを防止し、且つ使用後の古紙としての再生が可
能な防湿積層体を提供する。 【解決手段】 合成樹脂ラテックスとワックスエマルジ
ョンで構成される防湿性塗料に発泡性性微粒子を添加
し、防湿層を発泡させることによって、従来の防湿性を
維持し、且つ防湿層表面のワックス成分の転写防止効果
が発現。古紙としての再利用も容易である。
Description
性に優れる古紙として再生可能な防湿積層体に関する。
ラフト紙、各種の塗工紙などの巻取りおよび上質紙や塗
工紙の平判紙の包装には、製品の吸湿を防ぐために、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系ポ
リマ−、あるいは塩化ビニルや塩化ビニリデン等を含有
したコポリマ−等の高分子化合物を、紙支持体に塗工、
ラミネートまたは内部添加して耐湿、耐水性を付与した
包装紙が使用されている。
袋、ゴミ袋などの重袋用原紙においては、製袋して袋詰
めした後に中身の吸湿、吸水を防止しながら重量物を搬
送する必要があり、防湿性とともに強度が要求される。
このためポリエチレン、ポリプロピレンなどをクラフト
紙にラミネートしたポリオレフィンラミネート紙(以下
ポリラミ紙と称す)とクラフト紙を重ねて袋にしたもの
が通常使用されている。
後に古紙として再利用するために回収しても水に十分に
離解せず、古紙として再利用できない点がリサイクルの
面から問題となっている。また、これら使用済みポリラ
ミ紙は、廃棄する際ユーザーに費用の負担がかかる上、
焼却や埋めたてによる環境汚染の面からも、その処理に
は今だ困難を極めているのが現状である。
原料として再利用しようという試みも知られており、例
えば特開昭50−36711号公報には、特定の融点を
有するパラフィンワックスと、特定の軟化点を有する石
油樹脂に、ロジンおよび高級アルコールを加え、有機ア
ミン或いはアンモニア水溶液で乳化し、アルカリでけん
化した水性エマルジョンを調製し、この水性エマルジョ
ンをクラフト紙の片面、または両面上に塗布して、防湿
包装紙を製造する方法が開示されている。
ゴム系ラテックスとワックスエマルジョンとからなる水
性エマルジョンを用いて防湿包装紙を製造する方法が開
示されている。この方法は、防湿包装紙を製造する際
に、高温乾燥を施すことにより、防湿性の低下、および
製品使用時の折り曲げによる防湿性の低下などを解消し
ようとするものである。
には少なくともけん化当量のアルカリの存在下の水中に
分散させて得たワックス系エマルジョンと熱可塑性アク
リル系エマルジョンの混合物よりなる紙の防湿加工用組
成物が開示されている。特開昭61−47896号公報
には、特定の融点を有するパラフィンワックス、マレイ
ン化、若しくはフマール化ロジンと多価アルコールとの
エステル化物、液状ポリブテン、及びロジンなどを主成
分とするワックスエマルジョン、或いは前記ワックスエ
マルジョンと合成ゴム系ラテックスとの混合物を上質
紙、クラフト紙などの繊維質基材表面に塗布し、加温下
に乾燥する防湿紙の製造方法が開示されている。
来技術ではいずれも防湿加工後に防湿紙は巻き取りとな
るが、その時に防湿層面と裏面(非塗工面)が接触する
ため防湿層面のワックス成分が転写し、裏面が非常に滑
りやすくなってしまう(滑り性)。このような防湿紙を
用いて物品を包装する場合は通常裏面を外側にして包装
するが、裏面どうしが滑りやすいと包装品の荷崩れが起
きやすくなってしまい、取り扱いが困難となるうえ非常
に危険でもある。また、裏面に水酸化亜鉛、水酸化す
ず、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミ
ニウム、酸化亜鉛、酸化スズなどの両性化合物を塗布す
る方法(特公昭56−18712)や、二酸化けい素、
ポリスチレンなどの防滑性を有する顔料やアクリルスチ
レン、エチレンビニル酢酸などの粘着性物質を塗布する
方法もある。これらの方法は、防湿紙の巻取りを適切な
巻き圧で製造すれば十分な防滑性を示すが、巻取りを長
期保存した場合、ワックスが徐々に表面にブリードし、
そのワックスが裏面に転写するため裏面が非常に滑りや
すくなる。また、巻き圧を強くしすぎると防湿面が防滑
層の顔料によって損傷を受け防湿性が低下するという問
題点がある。
に鑑み、前述の如き合成樹脂ラテックスとワックス、及
び発泡性微粒子を必須成分とする防湿層を設けた防湿積
層体の滑り性について鋭意検討した結果、前記防湿層が
支持体上にて発泡性微粒子の発泡温度以上の温度で乾燥
/成膜される際、防湿層中に含まれる発泡性微粒子は、
それ自身が内包する揮発性ガスの膨張に伴って比重が低
下し、ラテックスが成膜する以前に防湿層表面へと浮き
出る。
成されるため、例えば防湿加工後の巻き取り状態を想定
した場合、防湿層と、その上方にくる原紙裏面は発泡微
粒子を介して接触するため、従来のような面接触による
ワックス成分の転写が発生しないことを見い出した。
凸によって、表面の摩擦抵抗が格段に向上する。またこ
の場合、乾燥後の発泡微粒子は防湿層の表面で独立気泡
を形成しているため、防湿性能にはほとんど影響を及ぼ
さないことも判明した。
表面上に、合成樹脂ラテックスとワックス及び発泡性微
粒子を含む塗料を塗工し、該塗料を発泡させることによ
って形成された防湿層を有する防湿積層体であり、この
ような構成によって優れた防湿性能を維持し、かつ原紙
裏面等へワックス成分が転写することのない、しかも古
紙として再生可能な防湿積層体を提供することにある。
本発明にて防湿層に使用する合成樹脂は、一般にラテッ
クス、又は水性エマルジョンとしてして用いられ、芳香
族ビニル単量体、脂肪族共役ジエン系単量体、エチレン
系不飽和脂肪酸単量体及びその他の共重合可能な単量体
から構成される共重合体、例えば、スチレン・ブタジエ
ン系ラテックス、メチルメタクリレート・ブタジエン系
ラテックス等の合成ゴム系ラテックスやアクリル・スチ
レン系エマルジョン等を用いることができる。
合体樹脂に適度な固さと耐水性を付与するものであり、
例えばスチレン、α−メチルスチレン、モノクロルスチ
レン、ビニルトルエンなどから選ぶことができる。とり
わけスチレンが好適である。脂肪族共役ジエン系単量体
は、得られる水不溶性共重合体樹脂に適度な柔軟性を付
与するものであり、例えば1,3−ブタジエン、2−メ
チル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−ジブタ
シエンなどを挙げることができ、特に1,3ブタジエン
が好適である。
重合体樹脂の接着力を高めるとともに、共重合体ラテッ
クスのコロイドとしての安定性を向上させるために有効
なものであり、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン
酸、ブテントリカルボン酸等の不飽和カルボン酸、イタ
コン酸モノエチルエステル、フマル酸モノブチルエステ
ル及びマレイン酸モノブチルエステルの少なくとも1個
のカルボキシル基を有する不飽和ポリカルボン酸アルキ
ルエステル、アクリルアミドプロパンスルホン酸、アク
リル酸スルホエチルナトリウム塩、メタクリル酸スルホ
プロピルナトリウム塩等の不飽和スルホン酸又はその塩
等を挙げることができ、これらのうちアクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、フマル酸等が好適に用いられ
る。
モノマー)としては、アクリル酸メチル、メタクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、およびアクリル酸ブチル等
のエチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステル、アク
リロニトリル、およびメタクリロニトリル等のエチレン
性不飽和ニトリル、アクリル酸β−ヒドロキシエチル、
アクリル酸β−ヒドロキシプロピル、およびメタクリル
酸β−ヒドロキシエチル等のエチレン性不飽和カルボン
酸ヒドロキシアルキルエステル、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、および
ジアセトンアクリルアミド等のエチレン性不飽和カルボ
ン酸アミドおよびその誘導体、アクリル酸グリシジル、
およびメタクリル酸グリシジル等の不飽和カルボン酸グ
リシジルエステル、並びにアクロレイン、およびアリル
アルコール等のビニル化合物等をあげることができる。
アルキルエステルとしてメタクリル酸メチル、エチレン
性不飽和ニトリルとしてアクリロニトリル、不飽和カル
ボン酸ヒドロキシアルキルエステルとしてアクリル酸β
−ヒドロキシエチル、および不飽和カルボン酸アミドお
よびその誘導体としてアクリルアミドが好適に用いられ
る。
は、ワックスの融点が50℃以上の乳化物であれば特に
制限はなく、例えば融点が50℃以上のパラフィンワッ
クスやマイクロクリスタリンワックスなどの石油ワック
ス、ポリエチレンワックスやフィッシャートロプシュワ
ックスなどの合成ワックス、モンタンワックスやセレシ
ンなどの鉱物系ワックス、キャンデリラワックスやカル
ナウバワックスなどの植物系ワックスを用いることがで
きる。この中でも結晶性が高いために防湿性が優れるパ
ラフィンワックスが好適である。また、ワックスを乳化
する際に変性ロジンと多価アルコールとのエーテル物、
ポリブテン、石油樹脂、テルペン樹脂などを混融させて
ワックスエマルジョンとしたものを用いることもでき
る。
固形分換算で、合成樹脂:ワックス=99:1〜50:
50の重量比が好ましく、さらに好ましくは99:1〜
80:20である。ワックスの重量比が1%未満では十
分な防湿性が得られず、また50%以上になると折目に
対する抵抗性が小さくなる、また発泡性微粒子よりもワ
ックスの配合効果が勝るために滑りやすくなる、さらに
は防湿性の効果が頭打ちになるなどの理由から、ワック
スを50%以上添加するのは好ましくない。
イト重合法等によって熱可塑性樹脂で構成される殻壁に
低沸点溶剤を内包させた熱膨張性マイクロカプセルであ
る。このカプセルは、80〜200℃の比較的低温度で
短時間の加熱により、直径が約4〜6倍、体積が50〜
100倍程度に膨張する平均粒子径が10〜30μmの
微粒子である。
ン、ペンタン、石油エーテル、ヘキサン、低沸点ハロゲ
ン化炭化水素、メチルシラン等の揮発性有機溶剤等が挙
られる。また低沸点溶剤を内包する熱可塑性樹脂として
は、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル等の共重合体組成物等が
用いられる。
自体が殻壁を構成する熱可塑性樹脂の軟化点温度以上に
加熱されると、熱可塑性樹脂が軟化し始め、同時に内包
されている低沸点溶剤の蒸気圧が上昇し、熱可塑性樹脂
が内圧によって押し広げられることによってカプセルが
発泡する。このような熱膨張性マイクロカプセルは、比
較的低温で膨張して独立気泡を形成するため、前述の如
き防湿層の防湿性を損なうことなく防湿層表面に微細な
凹凸を形成することが可能であるため、本用途には最適
である。
形分比に対して好ましくは0.1〜10重量部であり、
さらに好ましくは0.5〜5重量部である。この場合、
発泡性微粒子の配合量が0.1重量部以下では、十分な
防滑性が得られにくく、また10重量部以上では、滑り
性に対する効果が頭打ちとなり、経済的に適当であると
は言い難い。
とするが、このとき必要であれば、ポリカルボン酸など
の分散剤、消泡剤、界面活性剤、色合い調成剤を添加し
たりすることができる。この塗料を常法により紙支持体
に塗工して防湿層を形成する。塗工設備として特に限定
はしないが、エアナイフコーター、バーコーター、ロー
ルコーター、ブレードコーター、ゲートロール、サイズ
プレス、グラビアコーター、ダイコーター等から任意に
選択して用いられる。
g/m2、好ましくは5〜30g/m2である。塗工量が5
g/m2未満では防湿性が不十分になり、30g/m2を越
えて高くなると、得られる防湿性は塗工量の増大ととも
に僅かしか向上せず、頭打ちとなり、コスト高を招くの
で不経済である。また防湿層の乾燥温度としては、発泡
性微粒子の発泡温度(殻壁の軟化温度)以上の温度であ
れば特に問題はない。
作用により水中で分散しやすいパルプを主成分とするも
のであれば特に制限はないが、包装用途として一般的に
用いられている晒または未晒クラフト紙(酸性紙または
中性紙)、またはダンボ−ル用、建材用、白ボ−ル用、
チップボ−ル用等に用いられる板紙等が好適である。
する。特に断らない限り「部」及び「%」はそれぞれ
「重量部」及び「重量%」を表す。
Rラテックス、固形分50%:日本ゼオン(株)製)8
0重量部とワックスエマルジョンOKW−40(融点7
0℃のパラフィンワックス、固形分30%:荒川化学
(株)製)20重量部を混合して得られた塗料に発泡性
微粒子F−30D(粒子径10〜30μm、最高発泡温
度130℃:松本油脂製薬(株)製)1.5重量部を十
分に分散させて防湿性塗料を調整し、これを未晒クラフ
ト紙(坪量70g/m2、厚さ100μm)にメイヤーバ
ーで固形分として片面20g/m2となるように手塗りし
た後、熱風循環乾燥機にて145℃で乾燥させて防湿積
層体を得た。得られた積層体を用い、下記に示す試験方
法にてシ−トの離解性、透湿度、動摩擦係数について試
験し、その評価を行った。
に家庭用ミキサ−(刃は繊維を切らないようにヤスリで
削り落としたものを使用)で1分30秒間攪拌した。得
られたスラリ−を用いて150メッシュ金網を備えた実
験室用角型シ−トマシンにより、坪量70g/m2の手抄
きシ−トを作成した。未離解物(フィルム片、紙片等)
の有無を目視で評価し、未離解物を含まない物を○、含
む物を×とした。
で、塗工面を外側にして測定を行った。。透湿度値の基
準として50g/m2・24hr以下であれば充分実用性があ
る。
った。防湿面の未塗工原紙への転写は、防湿面と未塗工
原紙とを重ね合わせ、線圧25kg/cmでスーパーキャレ
ンダーに1回通紙した。また、防湿層は45℃1日間熱
処理したものを使用した。
た方法で実施した。ただし引っ張りスピードは200mm
/minとし、摩擦係数は動摩擦係数のみ測定した。防湿積
層体で防湿層を内側にして包装し積み重ねたものを運搬
する場合、裏面(非塗工面)どうしの動摩擦係数が0.
40未満になると荷崩れが発生しやすくなる。特に包装
品が重量物の場合、安全面から動摩擦係数が0.50以
上が望ましい。
4重量部に変更したこと以外は、実施例1と同様にして
防湿積層体を得た。得られたシ−トを用いて実施例1と
同様にして試験し、品質を評価した。
07W、50重量部とワックスエマルジョンOKW−4
0、50重量部を混合して得られた塗料に発泡性微粒子
F−30D、1.5重量部を十分に分散させて防湿性塗
料を調整したこと以外は、実施例1と同様にして防湿積
層体を得た。得られたシ−トを用いて実施例1と同様に
して試験し、品質を評価した。
/m2、厚さ100μm)にポリエチレンを片面200μ
mラミネ−トしたポリエチレンラミネ−ト紙を防湿積層
体とし、得られたシ−トを用いて実施例1と同様にして
試験し、品質を評価した。
かったこと以外は、実施例1と同様にして防湿積層体を
得た。得られたシ−トを用いて実施例1と同様にして試
験し、品質を評価した。
07W、20重量部とワックスエマルジョンOKW−4
0、80重量部を混合して得られた塗料に発泡性微粒子
F−30D、1.5重量部を十分に分散させて防湿性塗
料を調整したこと以外は、実施例1と同様にして防湿積
層体を得た。得られたシ−トを用いて実施例1と同様に
して試験し、品質を評価した。
07W、100重量部に発泡性微粒子F−30D、1.
5重量部を十分に分散させて防湿性塗料を調整したこと
以外は、実施例1と同様にして防湿積層体を得た。得ら
れたシ−トを用いて実施例1と同様にして試験し、品質
を評価した。
紙支持体の少なくとも一表面上に、合成樹脂ラテックス
とワックス、及び発泡性微粒子を含む塗料から形成され
た防湿層を有する防湿積層体は、離解性に優れ、且つ透
湿度が良好で、塗工面転写後の原紙も高い動摩擦係数を
維持していることが伺える(実施例1〜実施例3)。一
方、ポリエチレンラミネ−ト紙は離解性が不良であり
(比較例1)、また発泡性微粒子を配合しない場合(比
較例2)、及びワックス成分が50重量%以上を占めて
いる場合(比較例3)は、転写後の原紙の動摩擦係数が
大きく低下してしまう。またワックス成分を全く含まな
い場合は、所望する透湿度を得ることができなくなる
(比較例4)。
ィンワックスの混合塗料によって実現される高い防湿性
能、及び発泡性微粒子の配合によって、防湿加工後の巻
き取り状態におけるワックス成分の、原紙裏面(非塗工
面)への転写防止効果を併せ持たせた、古紙として再生
可能な防湿層を有する防湿積層体を提供するという効果
を奏する。
作用により水中で分散しやすいパルプを主成分とするも
のであれば特に制限はないが、包装用途として一般的に
用いられている晒または未晒クラフト紙(酸性紙または
中性紙)、またはダンボ−ル用、建材用、白ボ−ル用、
チップボ−ル用等に用いられる板紙等が好適であり、前
記紙支持体は、いずれも古紙が配合されたものであって
も何等差し支えない。
Claims (1)
- 【請求項1】 紙支持体の少なくとも一表面上に、合成
樹脂ラテックスとワックス及び発泡性微粒子を含む塗料
を塗工し、該塗料を発泡させることによって形成された
防湿層を有することを特徴とする防湿積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02076297A JP3763173B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 防湿積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02076297A JP3763173B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 防湿積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10219594A true JPH10219594A (ja) | 1998-08-18 |
JP3763173B2 JP3763173B2 (ja) | 2006-04-05 |
Family
ID=12036205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02076297A Expired - Fee Related JP3763173B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 防湿積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3763173B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001254296A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 防湿加工用樹脂組成物及び防湿材 |
JP2003119697A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-23 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 防湿紙 |
JP2018172463A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水蒸気バリア性塗料、水蒸気バリア性積層体の製造方法、および水蒸気バリア性積層体 |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP02076297A patent/JP3763173B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001254296A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 防湿加工用樹脂組成物及び防湿材 |
JP2003119697A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-23 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 防湿紙 |
JP2018172463A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水蒸気バリア性塗料、水蒸気バリア性積層体の製造方法、および水蒸気バリア性積層体 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3763173B2 (ja) | 2006-04-05 |
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