JPH10218126A - 粘着テ−プの貼着方法及びその装置 - Google Patents

粘着テ−プの貼着方法及びその装置

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JPH10218126A
JPH10218126A JP3718097A JP3718097A JPH10218126A JP H10218126 A JPH10218126 A JP H10218126A JP 3718097 A JP3718097 A JP 3718097A JP 3718097 A JP3718097 A JP 3718097A JP H10218126 A JPH10218126 A JP H10218126A
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laminated substrate
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和則 菅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粘着テ−プの貼着方法及びその装置に関し、プ
リント基板を複数枚重ねて孔明け加工をするときに端縁
辺の表裏を粘着テ−プで糊着し、表面のテ−プの長さを
重ねる枚数に関係なく常に一定になるようにしたことを
目的とする。 【構成】板状の素材を複数枚重ねた積層基板(15)を
載置するテ−ブル(5)と、そのテ−ブル上に載置した
積層基板(15)を動かないように押圧する左右一対の
押さえア−ム(8)と、その押さえア−ムに沿って移動
する粘着テ−プ切断用カッタ−(4)と、前記の押さえ
ア−ム(8)及び当該カッタ−を常時下方に引張するた
めの引っ張りバネ(9)を備え、前記押さえア−ム先端
部を上下方向に回動できるようにその基部を枠体(1
4)に軸(23)で結合し、且つ粘着テ−プ切断用カッ
タ−(4)の基部を移動ブロック(1)に上下方向に回
動できるように軸(22)で結合した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テ−プの貼着方法
及びその装置に関するもので、プリント基板を複数枚重
ねて孔明け加工をするときに端縁辺の表裏を粘着テ−プ
で糊着し、表面のテ−プの長さを重ね枚数に関係なく常
に一定になるようにしたことを目的とする。
【従来の技術】本願出願人は先に実用新案登録第214
2669号(実公平8−2084号)において、粘着テ
−プを複数枚のプリント基板を貼着する際に押さえ部材
の耐久期間を向上させ、しかも粘着テ−プへの押圧力を
平均に保つことを目的とする粘着テ−プの貼着装置を提
供した。これによって、押さえ部材の寿命が大幅に向上
する実用的な効果が得られた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記登録実
用新案において、押さえ部材が大幅に向上したとはい
え、3〜6ケ月位で交換する必要があり、なお、その課
題が皆無とはいえなかった。また、プリント基板に貼着
する際に重なり枚数の相違によって、当該粘着テ−プの
貼着長さが異なっている。この場合、基板の厚さが薄い
と貼着した粘着テ−プが長すぎる結果となる。従って、
プリント基板の有効面積内入り込み、極細孔をあける場
合、そのテ−プにかかって極細径のドリルの折損原因に
もなっていた。しかもその孔明け加工の際にテ−プの糊
が基板の重なり部に侵入する恐れもあり、精密度を要求
されるこの種の作業には未だ課題が残っている。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は従来技
術の課題を解決し、且つ発明の目的を達成するために提
供するものである。本発明の第1は粘着テ−プの貼着方
法において、板状の素材を複数枚重ねた積層基板をテ−
ブルと押さえア−ムにならってカッタ−が粘着テ−プを
切断すると共に、そのカッタ−が押さえア−ムに沿って
安定に移動するようにしたものである。本発明の第2は
粘着テ−プの貼着装置において、板状の素材を複数枚重
ねた積層基板を載置するテ−ブルと、そのテ−ブル上に
載置した積層基板を動かないように押圧する左右一対の
押さえア−ムと、その押さえア−ムに沿って移動する粘
着テ−プの切断用カッタ−と、前記の押さえア−ム及び
カッタ−を常時下方に引張するための引っ張りバネを備
え、前記押さえア−ム先端部を回動できるようにその基
部を軸で結合し、且つ前記カッタ−の基部を移動ブロッ
クに回動できるように軸で結合し、そのカッタ−で前記
の粘着テ−プを切断するように構成したものである。本
発明の第3は第2の発明に係る粘着テ−プの貼着装置に
おいて、カッタ−のア−ム用掛止部材に両翼片を形成
し、その両翼片でア−ムの上面に滑動できるように掛止
し、又はア−ムの長さ方向にあけた横長孔に滑動できる
ように掛止したものである。
【0004】
【作用】上記手段に基づく作用を説明する。積層板体を
テ−ブル上の所定位置に載置した後、モ−タ−を回転さ
せ、回転板の半回転により、連動する往復作動杆が前進
し、同時に移動ブロックが積層基板に向かって移動す
る。移動ブロックと一緒にカッタ−が押さえア−ムに沿
って前進する。押さえア−ムは、移動ブロックの前進で
段差にかかるとストッパ−から解除され、引っ張りバネ
の引張力でカッタ−と一緒に下方に引っ張られることに
よって、積層基板をテ−ブルの表面に押し付ける。移動
ブロックの前進移動に伴い、先に下部のロ−ラ−形押さ
え部材が積層基板の下面の縁辺に接し、さらにバネ板に
抗してわずかに下降しながらロ−ル巻きから垂直方向に
送り込まれている粘着テ−プの下端部位を押さえ部材の
ロ−ラ−面によって積層基板の下縁稜角辺から折って積
層板体の下面に押し付ける。次いで、垂下している粘着
テ−プを積層板体の表面から一定の長さ位置で前進する
カッタ−で切断する。その切断直後に上部のロ−ラ−形
押圧部材で積層基板の上縁稜角辺から粘着テ−プの切断
余剰端部を折って積層板体の表面に押圧接着する。その
結果、粘着テ−プはコ字形に跨がって積層基板に貼着さ
れる。回転板がさらに半回転すると、移動ブロックが元
の位置まで復帰して次の作動まで待機する。積層基板を
テ−ブルから取外し、次位の粘着テ−プを所定長さで垂
下することによって1作動が終了する。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を以て説明す
る。図1は本願発明に係る粘着テ−プの貼着装置の概略
正面図、図2は図1の状態から積層基板に粘着テ−プを
貼着して切断した概略正面図、図3は図1の一部の平面
図、図4は図1の4−4線に沿う断面図、図5は図に示
す一部の拡大正面図、図6は図5の平面図、図7は図1
の他の実施例を示す概略正面図、図8は図6の平面図、
図9は図1及び図6のさらに別の実施例を示す一部の概
略正面図、図10は本発明により得た積層基板の斜視図
である。
【0006】図において、1は移動ブロックであり、枠
体16に横架固定してあるガイドロッド20に沿って水
平移動ができるように配置されている。2は移動ブロッ
ク1の前部に設けた下部のロ−ラ−形の押さえ部材を示
し、移動ブロックに取付けたバネ板21 又はコイルバネ
1 ′によって上下に撓むようになっている。3は下部
のロ−ラ−形の押さえ部材2に対して上部に配置した基
板用押圧部材であり、カッタ−と一体的に設けられてい
る。前記の押圧部材はロ−ラ−形(図1〜図5)又はU
字形に曲成した摩擦挟圧体30(図7、図8)で形成さ
れる。4はカッタ−であり、移動ブロック1の上部に配
置し、且つその基部を軸22で上下方向に回動できるよ
うに結合する。前記カッタ−は取付部材41・ア−ム用
掛止部材42・バネ43等を介して後述の押さえア−ム
に沿って滑動できるように掛止されている。5は積層基
板を載置するためのテ−ブルを示し、カッタ−側に位置
する先端に位置決め部18を設け、且つその先端の移動
ブロック1に対峙する部位に切欠き凹部51が形成され
ている。6は移動ブロック1の上方に位置してロ−ル巻
きし、先端部位を垂下させる粘着テ−プ、7はその粘着
テ−プの供給機構である。8はテ−ブル5上の積層板体
を押圧固定するための押さえア−ムであり、移動ブロッ
ク1の両側に配置し、且つその基部を後方の取付枠体1
6に上下方向に回動できるように軸23で結合してあ
る。また、この押さえア−ム8には全長のうちの後半部
の高さh2 に段差gを形成して前半部の高さh1 を低く
してある。さらに、押さえア−ム8の上面には、カッタ
−の押さえア−ム用掛止部材42の両翼片421 を滑動
できるように掛止させてある。図8にあっては、押さえ
ア−ム8の長さ方向にあけた横長孔80に沿って前記ア
−ム用掛止部材のの両翼片421 を滑動できるように掛
止してある。9は引っ張りバネを示し、その一端を前記
のカッタ−4の刃先と結合軸22の間に取付け、他端を
移動ブロック1に取付けることによってカッタ−4を常
に押さえア−ム8に押付けるようにしてある。10は駆
動モ−タ−であって、減速機構(図示省略)を介して取
出軸11、回転板12、回転板と作動杆の結合軸21、
往復作動杆13、取付部材24、作動杆と取付部材の結
合軸25を介して移動ブロック1に前後に移動するよう
になっている。14は押さえア−ム8を支受するロ−ラ
−形ストッパ−であり、常時は押さえア−ム下部の後半
部を受け、移動ブロック1が前進したときに、押さえア
−ムの段差16により高さの低い前半部に移動するよう
に構成されている。15は粘着テ−プ6を貼着するため
の積層基板を示し、成品となる板状の素材151 の平面
に銅板やアルミニウム等の上板152 を前記板体の底面
にベ−クライト板などの下板153 を当てて挟み、これ
をテ−ブル5の上に置き、先端の位置決め部18にセッ
トする。19はテ−ブル5の先端の切欠き部51の両側
に設けたマイクロスイッチであり、積層基板15をテ−
ブル5上に置き、先端の位置決め部18にセットすると
スイッチオンとなるようになっている。26は押さえア
−ムを下方に引張作用を与えるための引っ張りバネであ
り、両端を当該ア−ムと枠体16側に掛止してある。図
7及び図8において、29は摩擦挟圧体の受け部材、3
0はステンレス薄板31と弾性ゴム32からなる摩擦挟
圧体であって、横向きの略U字形に曲成して使用する。
【0007】
【具体的な工程例】上記手段に基づく工程は次の通りで
ある。 (1) 積層板体15をテ−ブル5上の所定位置に載置
する。スイッチオンして、モ−タ−10を回転させる。
回転板12の半回転により、連動する往復作動杆13が
前進し、同時に移動ブロック1が積層基板15に向かっ
て移動する。移動ブロック1と一緒にカッタ−4が押さ
えア−ム8に沿って前進する。 (2) 押さえア−ム8を受けているストッパ−14が
当該ア−ムの段差gによって解除されると、引っ張りバ
ネ9の引張力で下方に引っ張られることによって、積層
基板15をテ−ブル5の表面に押し付ける。この場合、
押さえア−ム8は積層板体15の厚さに応じて、基部が
軸23を中心に上下方向に回動してその先端部位が清掃
基板15を押圧する。 (3) 移動ブロック1の前進移動に伴い、先に下部の
ロ−ラ−形押圧部材2が積層基板15の下面の縁辺に接
し、さらにバネ板21 又はコイルばね21 ′に抗してわ
ずかに下降しながらロ−ル巻きRから垂直方向に送り込
まれている粘着テ−プ6の下端部位を押さえ部材2のロ
−ラ−面によって積層板体下縁稜角辺151 から折って
積層基板15の下面に押し付ける。 (4) 次いで、カッタ−4は押さえア−ム8の上面又
は横長孔80に掛止している押圧ア−ム用掛止部材42
の両翼片421 が当該押圧ア−ムに沿って滑動しながら
前進する。そして、垂下している粘着テ−プ6を積層基
板15の表面から貼着に有効な必要最小限の長さ位置で
前進するカッタ−4で切断する。その切断直後に上部の
ロ−ラ−型押圧部材3で積層基板の上縁稜角辺152
ら粘着テ−プ6の切断余剰端部を折って積層基板の表面
に押圧接着する。その結果、粘着テ−プ6′はコ字形に
跨がって積層基板に貼着される。この場合、前記粘着テ
−プは図10において従来の粘着テ−プ6″より短い長
さで基板15の表面に接着される。 (5) 回転板12がさらに半回転すると、移動ブロッ
ク1が元の位置まで復帰して次の作動まで待機する。 (6) 積層基板15をテ−ブル5から取外すと、スイ
ッチがオフとなり、これに伴って送り出し機構(図示省
略)が駆動して次位の粘着テ−プを所定長さで垂下する
ことによって1工程が終了する。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の構成であるから、プリン
ト基板を複数枚重ねて孔あけ加工をするときに端縁辺の
表裏を粘着テ−プで糊着し、表面のテ−プの長さが重ね
枚数の多少によって積層基板の厚さが相違しても、基板
端面から表面内側に入り込む長さは常に短めに設定する
ことができる。これによって積層基板の有効面積を大き
くすることができる。そして、複数枚を素材を重ねて
も、その素材の厚さに関係なく端部まで加工することが
できる。しかも、積層基板において、粘着テ−プの無駄
の部分少なくなり、比較的効果なこの種の基板に用いる
粘着テ−プの使用量が節約できて経済的になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 粘着テ−プの貼着装置の内部機構を示す概略
正面図である。
【図2】 図1の状態から積層基板に粘着テ−プを貼着
して切断した概略正面図である。
【図3】 図1の一部の平面図である。
【図4】 図1の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 図1に示す一部の拡大正面図である。
【図6】 図5の平面図である。
【図7】 図1の他の実施例を示す概略正面図である。
【図8】 図6の平面図である。
【図9】 図1及び図6のさらに別の実施例を示す一部
の概略正面図である。
【図10】 図10は本発明により得た積層基板の斜視
図である。
【符号の説明】
1 移動ブロック 2 下部ロ−ラ−形押圧部材 3 上部ロ−ラ−形押圧部材 4 カッタ− 5 テ−ブル 6 粘着テ−プ 7 粘着テ−プの供給機構 8 押圧ア−ム 9 引っ張りバネ 10 モ−タ− 11 取出軸 12 回転板 13 往復作動杆 14 ロ−ラ−形ストッパ− 15 積層基板 16 取付枠体 18 位置決め部材 19 マイクロスイッチ 20 ガイドロッド 21 回転板と作動杆の結合軸 22 カッタ−の結合軸 23 往復作動杆の結合軸 24 結合部材 25 移動ブロックの結合軸 29 受け部材 30 摩擦挟圧材 41 カッタ−取付部材 42 押圧ア−ム用掛止部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図において、1は移動ブロックであり、枠
体16に横架固定してあるガイドロッド20に沿って水
平移動ができるように配置されている。2は移動ブロッ
ク1の前部に設けた下部のローラー形の押さえ部材を示
し、移動ブロックに取付けたバネ板2 (図1・図2・
図5)又はコイルバネ2(図7)によって上下に撓
むようになっている。3は下部のローラー形の押さえ部
材2に対して上部に配置した基板用押圧部材であり、カ
ッターと一体的に設けられている。前記の押圧部材はロ
ーラー形(図1〜図5)又はU字形に曲成した摩擦挟圧
体30(図7、図8)で形成される。4はカッターであ
り、移動ブロック1の上部に配置し、且つその基部を軸
22で上下方向に回動できるように結合する。前記カッ
ターは取付部材41・アーム用掛止部材42・バネ43
等を介して後述の押さえアームに沿って滑動できるよう
に掛止されている。5は積層基板を載置するためのテー
ブルを示し、カッター側に位置する先端に位置決め部1
8を設け、且つその先端の移動ブロック1に対峙する部
位に切欠き凹部51が形成されている。6は移動ブロッ
ク1の上方に位置してロール巻きし、先端部位を垂下さ
せる粘着テープ、7はその粘着テープの供給機構であ
る。8はテーブル5上の積層板体を押圧固定するための
押さえアームであり、移動ブロック1の両側に配置し、
且つその基部を後方の取付枠体16に上下方向に回動で
きるように軸23で結合してある。また、この押さえア
ーム8には全長のうちの後半部の高さhに段差gを形
成して前半部の高さhを低くしてある。さらに、押さ
えアーム8の上面には、カッターの押さえアーム用掛止
部材42の両翼片42を滑動できるように掛止させて
ある。図9にあっては、押さえアーム8の長さ方向にあ
けた横長孔80に沿って前記アーム用掛止部材のの両翼
片42を滑動できるように掛止してある。9は引っ張
りバネを示し、その一端を前記のカッター4の刃先と結
合軸22の間に取付け、他端を移動ブロック1に取付け
ることによってカッター4を常に押さえアーム8に押付
けるようにしてある。10は駆動モーターであって、減
速機構(図示省略)を介して取出軸11、回転板12、
回転板と作動杆の結合軸21、往復作動杆13、取付部
材24、作動杆と取付部材の結合軸25を介して移動ブ
ロック1に前後に移動するようになっている。14は押
さえアーム8を支受するローラー形ストッパーであり、
常時は押さえアーム下部の後半部を受け、移動ブロック
1が前進したときに、押さえアームの段差により高さ
の低い前半部に移動するように構成されている。15は
粘着テープ6を貼着するための積層基板を示し、成品と
なる板状の素材15の平面にベークライトやアルミニ
ウム等の上板15を前記板体の底面にベークライト板
などの下板15を当てて挟み、これをテーブル5の上
に置き、先端の位置決め部18にセットする。19はテ
ーブル5の先端の切欠き部51の両側に設けたマイクロ
スイッチであり、積層基板15をテーブル5上に置き、
先端の位置決め部18にセットするとスイッチオンとな
るようになっている。26は押さえアームを下方に引張
作用を与えるための引っ張りバネであり、両端を当該ア
ームと枠体16側に掛止してある。図7及び図8におい
て、29は摩擦挟圧体の受け部材、30はステンレス薄
板31と弾性ゴム32からなる摩擦挟圧体であって、横
向きの略U字形に曲成して使用する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【具体的な工程例】上記手段に基づく工程は次の通りで
ある。 (1) 積層板体15をテーブル5上の所定位置に載置
する。スイッチオンして、モーター10を回転させる。
回転板12の半同転により、連動する往復作動杆13が
前進し、同時に移動ブロック1が積層基板15に向かっ
て移動する。移動ブロック1と一緒にカッター4が押さ
えアーム8に沿って前進する。 (2) 押さえアーム8を受けているストッパー14が
当該アームの段差gによって解除されると、引っ張りバ
ネ9の引張力で下方に引っ張られることによって、積層
基板15をテーブル5の表面に押し付ける。この場合、
押さえアーム8は積層板体15の厚さに応じて、基部が
軸23を中心に上下方向に回動してその先端部位が積層
基板15を押圧する。 (3) 移動ブロック1の前進移動に伴い、先に下部の
ローラー形押圧部材2が積層基板15の下面の縁辺に接
し、さらにバネ板2又はコイルばね2′に抗してわ
ずかに下降しながらロール巻きRから垂直方向に送り込
まれている粘着テープ6の下端部位を押さえ部材2のロ
ーラー面によって積層板体下縁稜角辺15から折って
積層基板15の下面に押し付ける。 (4) 次いで、カッター4は押さえアーム8の上面又
は横長孔80に掛止している押圧アーム用掛止部材42
の両翼片42が当該押圧アームに沿って滑動しながら
前進する。そして、垂下している粘着テープ6を積層基
板15の表面から貼着に有効な必要最小限の長さ位置で
前進するカッター4で切断する。その切断直後に上部の
ローラー型押圧部材3で積層基板の上縁稜角辺15
ら粘着テープ6の切断余剰端部を折って積層基板の表面
に押圧接着する。その結果、粘着テープ6′はコ字形に
跨がって積層基板に貼着される。この場合、前記粘着テ
ープは図10において従来の粘着テープ6″より短い長
さで基板15の表面に接着される。 (5) 回転板12がさらに半回転すると、移動ブロッ
ク1が元の位置まで復帰して次の作動まで待機する。 (6) 積層基板15をテーブル5から取外すと、スイ
ッチがオフとなり、これに伴って送り出し機構(図示省
略)が駆動して次位の粘着テープを所定長さで垂下する
ことによって1工程が終了する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【具体的な工程例】本発明は上記の構成であるから、プ
リント基板を複数枚重ねて孔け加工をするときに端縁
辺の表裏を粘着テープで糊着し、表面のテープの長さが
重ね枚数の多少によって基板の厚さが変わっても、基板
端面から平面内側に入り込むテープの長さは常に一定に
なる。すなわち、基板の厚さが厚ければその厚さ分だけ
テープが長く切断される。また、基板の厚さが薄ければ
その薄い分だけ短く切断される。これによって当該基板
の有効面積を大きくすることができる。そして、基板を
構成するために複数素材を重ねても、その素材の厚さ
に関係なくより端部近くまで加工することができる。し
かも、積層基板において、粘着テープの無駄の部分が少
なくなり、比較的高価なこの種のテープの使用量が減っ
て経済的である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の素材を複数枚重ねた積層基板をテ
    −ブルと押さえア−ムにならってカッタ−が粘着テ−プ
    を切断すると共に、そのカッタ−が押さえア−ム上を安
    定に移動するようにしたことを特徴とする粘着テ−プの
    貼着方法。
  2. 【請求項2】 板状の素材を複数枚重ねた積層基板(1
    5)を載置するテ−ブル(5)と、そのテ−ブル上に載
    置した積層基板(15)を動かないように押圧する左右
    一対の押さえア−ム(8)と、その押さえア−ムに沿っ
    て移動する粘着テ−プ切断用カッタ−(4)と、前記の
    押さえア−ム(8)及び当該カッタ−を常時下方に引張
    するための引っ張りバネ(9)を備え、前記押さえア−
    ム先端部を上下方向に回動できるようにその基部を枠体
    (16)に軸(23)で結合し、且つ粘着テ−プ切断用
    カッタ−(4)の基部を移動ブロック(1)に上下方向
    に回動できるように軸(22)で結合したことを特徴と
    する粘着テ−プの貼着装置。
  3. 【請求項3】 カッタ−(4)のア−ム用掛止部材(4
    2)に両翼片(421 )を形成し、その両翼片でア−ム
    (8)の上面に滑動できるように掛止し、又はア−ム
    (8)の長さ方向にあけた横長孔(80)に滑動できる
    ように掛止した請求項2記載の粘着テ−プの貼着装置。
JP03718097A 1997-02-04 1997-02-04 粘着テープの貼着方法及びその装置 Expired - Lifetime JP3234790B2 (ja)

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