JPH10217950A - 自動車におけるブレーキパイプ配設構造 - Google Patents

自動車におけるブレーキパイプ配設構造

Info

Publication number
JPH10217950A
JPH10217950A JP2025997A JP2025997A JPH10217950A JP H10217950 A JPH10217950 A JP H10217950A JP 2025997 A JP2025997 A JP 2025997A JP 2025997 A JP2025997 A JP 2025997A JP H10217950 A JPH10217950 A JP H10217950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
brake pipe
reinforcing member
brake
panel reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2025997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ibaraki
孝之 茨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2025997A priority Critical patent/JPH10217950A/ja
Publication of JPH10217950A publication Critical patent/JPH10217950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキパイプ保護用のプロテクタを省略す
ることができるような構成の自動車におけるブレーキパ
イプ配設構造を提供する。 【解決手段】 車体前後方向に沿って延びるようにフロ
アパネル2の下面に取付けられるフロアパネル補強用部
材4の近傍箇所であって、かつ、フロアパネル補強用部
材4に対して車体中央寄りの側部箇所にブレーキパイプ
5を配管することにより、フロアパネル補強用部材4
を、フロアパネル補強用部材が取付けられている側の車
輪からブレーキパイプ5に向かう飛び石の受け部として
兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロアパ
ネルの下面に配管されるブレーキパイプの配設構造に関
し、さらに詳しくは、このブレーキパイプを飛び石から
保護するための配管構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】四輪自動車等のフロアパネルの下面に
は、通常、ブレーキパイプが配管されており、このブレ
ーキパイプを通して前輪及び後輪のブレーキ装置にブレ
ーキ油を供給するようにしている。図6は従来のブレー
キパイプ配設構造を示すものであって、従来において
は、車体前後方向に沿って延びるようにフロアパネル2
0の下面に取付けられるフロアパネル補強用部材21の
側部に複数本のブレーキパイプ22を平行状に配置する
と共に、これらのブレーキパイプ22をプロテクタ23
にて取り囲んた状態でこのプロテクタ23をフロアパネ
ル20の下面に取付けることにより、ブレーキパイプ2
2が飛び石等から損傷を受けないようにブレーキパイプ
22を保護している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のブレーキパイプ配設構造では、ブレーキパイ
プ22を保護するためのプロテクタ23を必要とするた
め、その分だけ部品点数及び組付工数が多くなり、車体
重量やコストの面で問題がある。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、ブレーキパイプ保護用
のプロテクタを省略することができるような構成の自動
車におけるブレーキパイプ配設構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、車体前後方向に沿って延びるように
フロアパネルの下面に取付けられるフロアパネル補強用
部材の近傍箇所であって、かつ、前記フロアパネル補強
用部材に対して車体中央寄りの側部箇所にブレーキパイ
プを配管することにより、前記フロアパネル補強用部材
を、前記フロアパネル補強用部材が取付けられている側
の車輪から前記ブレーキパイプに向かう飛び石の受け部
として兼用するようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図5を参照して説明する。
【0007】図1は本発明に係るブレーキパイプ配設構
造を備えた四輪自動車1を示すものである。本例の四輪
自動車1のフロアパネル2は、その前部部分を構成する
フロントフロアパネル2aとその後部部分を構成するリ
ヤフロアパネル2bとから成り、上述のフロントフロア
パネル2aは車体前後方向の中間箇所に段差部3を有し
ており、このフロントフロアパネル2aの前部が後部よ
りも高くなっている。そして、相対的に高い床面を構成
するフロントフロアパネル2aの前部の下面にフロアパ
ネル補強用部材4が車体強度の向上のために取付けられ
ている。
【0008】上述のフロアパネル補強用部材4は、図2
〜図4に示すように長手状の部材であって、図5に明示
する如く、断面コ字状の本体部4aと、この本体部4a
の両側部に屈曲成形されたフランジ部4b,4cとで構
成されている。かくして、このフロアパネル補強用部材
4は、図2及び図5に示すように、車体左右方向の中央
部と側端部との間の中間箇所において車体前後方向に沿
って延びるように配置され、そのフランジ部4b,4c
が前記フロントフロアパネル2aの前部の下面に当てが
われてスポット溶接S(図2参照)にて溶接結合されて
いる。なお、フロントフロアパネル2aへのフロアパネ
ル補強用部材4の取付状態の下では、図4に示すよう
に、フロアパネル補強用部材4の下面がフロントフロア
パネル2aの後部の下面とほぼ同じ高さになるように設
定され、フロアパネル補強用部材4の一端はフロントフ
ロアパネル2aの段差部3に対応配置されている。
【0009】そして、本例においては、フロアパネル2
の下面側であってかつ前記フロアパネル補強用部材4の
近傍箇所に、図1に示す如くブレーキマスタシリンダ8
に接続された複数本のブレーキパイプ5が配設されてい
る。さらに詳述すると、車体左右方向の中央部から側方
に偏倚した位置に固着配置されたフロアパネル補強用部
材4の近傍箇所であってかつこのフロアパネル補強用部
材4に対して車体中央寄りの箇所に複数本のブレーキパ
イプ5が平行状に配管され、一部のブレーキパイプ5が
図3に示すようにフロアパネル補強用部材4のフランジ
部4bと重なり合うようにレイアウトされている。
【0010】かくして、フロアパネル補強用部材4の車
体中央寄りの側部箇所、すなわち、四輪自動車1の前輪
6から跳ねた飛び石等の飛行経路の影領域(フロアパネ
ル補強用部材4の側部に隠れた領域)に複数本のブレー
キパイプ5が配管されると共に(図5参照)、図4に示
すようにこの影領域内を通るブレーキパイプ部分5a
は、その前後に延びるブレーキパイプ部分5b,5cよ
りも高い位置に配置されてフロアパネル補強用部材4の
フランジ部4bに沿って配置されている。これにより、
上述の部材4はフロアパネル2の補強機能に加えて、ブ
レーキパイプ部分5aに向かう飛び石に対する受け部と
しての機能をも有する自動車部品となされ、フロアパネ
ル補強部兼受け部としての役目を果たすようになってい
る。
【0011】図5は四輪自動車1の走行中に前輪6から
飛び跳ねた飛び石がブレーキパイプ5に当たらないこと
を概念的に示すものである。ただし、図5に示すフロア
パネル補強用部材4及びブレーキパイプ5の配設位置は
車体左方側であり、図1〜図4の場合と逆の位置にある
場合を示している。図5から明かなように、本例の構成
によれば、飛び石の飛行経路(図5において矢印αで示
す方向)の途中にフロアパネル補強用部材4の本体部4
aが存在するたため、ブレーキパイプ5(図1〜図4の
場合にはブレーキパイプ部分5a)に向かう飛び石はこ
の本体部4aにぶつかって跳ね返り、或いは下方へ落下
することとなる。従って、飛び石がブレーキパイプ5に
当たるのを回避することができる。換言すれば、フロア
パネル補強用部材4が飛び石の受け部としての役目を果
たし、飛び石によりブレーキパイプ5が損傷を受けてし
まうような不具合の発生を防止できる。
【0012】なお、フロアパネル補強用部材4の側部に
配管されるブレーキパイプ部分5a以外のブレーキパイ
プ部分5b,5c(図3及び図4参照)すなわちフロア
パネル補強用部材4で保護することができない部分につ
いては、従来と同様にプロテクタを使用して保護する構
成となされている。
【0013】本例によれば、フロアパネル補強用部材4
を飛び石の受け部として兼用してブレーキパイプ部分5
aの保護を図るようにしているので、少なくともブレー
キパイプ部分5aを保護するためのプロテクタを省略す
ることができる。従って、その分だけ部品点数及び組付
工数の削減が可能となる上に、重量の低減並びにコスト
ダウンが可能となる。
【0014】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、既述の実施例では、車体前後方向において
高さが異なるフロントフロアパネル2aの場合のブレー
キパイプ配設構造を示したが、前部と後部とで高さがほ
ぼ同じであるようなフロントフロアパネル2aの場合に
は、このフロントフロアパネル2aの下面に配管される
ブレーキパイプ5の全長に対応する長さのフロアパネル
補強用部材4を既述の実施例と同様の構成にて配設する
ようにすれば良い。この場合には、従来用いていたよう
な別部材のブレーキパイプ保護用プロテクタを全廃する
ことが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、フロアパネルの
下面に取付けられるフロアパネル補強用部材の近傍箇所
であって、かつ、このフロアパネル補強用部材に対して
車体中央寄りの側部箇所にブレーキパイプを配管するこ
とにより、フロアパネル補強用部材を飛び石の受け部と
して兼用するようにしたものであるから、少なくともフ
ロアパネル補強用部材にてブレーキパイプを保護できる
箇所においては、ブレーキパイプ保護用のプロテクタを
省略することができる。そのため、部品点数及び組付工
数の削減が可能となり、ひいては重量の低減並びにコス
トダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキパイプ配設構造を備えた
四輪自動車の側面図である。
【図2】上述の四輪自動車の概略平面図である。
【図3】上述の四輪自動車のフロアパネルの下面に取付
けられたフロアパネル補強用部材及びこの部材の側部に
配管されているブレーキパイプを示す底面図である。
【図4】上述の四輪自動車のフロアパネルの下面に取付
けられたフロアパネル補強用部材及びこの部材の側部に
配管されているブレーキパイプを示す側面図である。
【図5】飛び石に対するフロアパネル補強用部材の受け
部としての機能を概念的に示す斜視図である。
【図6】従来におけるブレーキパイプの保護構造(ブレ
ーキパイプの配設構造)を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 四輪自動車 2 フロアパネル 2a フロントフロアパネル 2b リヤフロアパネル 3 段差部 4 フロアパネル補強用部材 4a 本体部 4b,4c フランジ部 5 ブレーキパイプ 6 前輪 α 飛び石の飛行方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に沿って延びるようにフロ
    アパネルの下面に取付けられるフロアパネル補強用部材
    の近傍箇所であって、かつ、前記フロアパネル補強用部
    材に対して車体中央寄りの側部箇所にブレーキパイプを
    配管することにより、前記フロアパネル補強用部材を、
    前記フロアパネル補強用部材が取付けられている側の車
    輪から前記ブレーキパイプに向かう飛び石の受け部とし
    て兼用したことを特徴とする自動車におけるブレーキパ
    イプ配設構造。
JP2025997A 1997-02-03 1997-02-03 自動車におけるブレーキパイプ配設構造 Pending JPH10217950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025997A JPH10217950A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 自動車におけるブレーキパイプ配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025997A JPH10217950A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 自動車におけるブレーキパイプ配設構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10217950A true JPH10217950A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12022213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025997A Pending JPH10217950A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 自動車におけるブレーキパイプ配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10217950A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107583A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Suzuki Motor Corp 車両のフロアパネル制振構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107583A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Suzuki Motor Corp 車両のフロアパネル制振構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5879938B2 (ja) 車両後部の側部パネルの補強構造
KR100527710B1 (ko) 리어스트럿어셈블리의 상단 마운팅부 구조
JPH0365473A (ja) 後車軸担体を持つ乗用自動車
JPH10217950A (ja) 自動車におけるブレーキパイプ配設構造
JP4238389B2 (ja) サイドステップの支持構造
JP3493361B2 (ja) アクスルビーム式サスペンション搭載車の車体後部構造
JP5941418B2 (ja) 作業車両
JP3440867B2 (ja) 電気自動車の車体下部構造
JP3890942B2 (ja) 車両のサスペンション装置
KR200160327Y1 (ko) 차량의 리어 써스팬션 쇽업소오버의 장착구조
JP3312548B2 (ja) フロア下部構造
JP3724079B2 (ja) 車体のフロント構造
JP4466123B2 (ja) ステアリングラックマウント構造
CN218229285U (zh) 摩托车
JPS5876326A (ja) 自動車のフイラ−ホ−ス配管構造
JP2008247121A (ja) 車体下部構造
CN218229281U (zh) 摩托车
KR102643648B1 (ko) 트레일링암
JP2582199B2 (ja) フィラチューブの配設構造
JP3724276B2 (ja) ダイナミックダンパ取付け構造
KR20050035007A (ko) 자동차의 전방 차체 보강구조
KR100456868B1 (ko) 차량 연료탱크의 확장구조
JP2864394B2 (ja) 車両のパイプ類配索装置
JPH061908Y2 (ja) 自動車のフロア下配管保護構造
JPH09207849A (ja) 自動二輪車のバッテリーおよびエアクリーナ取付構造