JPH10217872A - ウエザストリップの接続構造 - Google Patents

ウエザストリップの接続構造

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JPH10217872A
JPH10217872A JP9022726A JP2272697A JPH10217872A JP H10217872 A JPH10217872 A JP H10217872A JP 9022726 A JP9022726 A JP 9022726A JP 2272697 A JP2272697 A JP 2272697A JP H10217872 A JPH10217872 A JP H10217872A
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JP
Japan
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longitudinal direction
connection
center core
weather strip
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP9022726A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Yano
洋二 矢野
Yusuke Kagotani
祐介 篭谷
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付基部と中空状シール部とを備えるウエザ
ストリップを型成形により接続する構造であって、この
接続部の取付基部に中芯取出孔が長手方向に沿って開設
された構造において、中芯取出孔の相対する壁面を接着
する際に、接続部の長手方向におけるズレ及び取付基部
の取付面における段差を確実に防止する。 【解決手段】 接続部W3の取付基部1に設けられた中
芯取出孔3の相対する壁面に、互いに嵌合することによ
りこれら壁面間の長手方向及び奥行方向へのズレを規制
する凹部32と凸部31を設け、型成形後にこれら壁面
を接着する際に、凹部32と凸部31を嵌合させながら
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア開口
部にて車体開口縁又はドア周縁部に取付けられて当該開
口部をシールするウエザストリップの接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のドア開口部をシールするウエザ
ストリップは、一般に、車体開口縁又はドア周縁部に取
付けられる取付基部と、この取付基部から膨出する中空
状シール部とよりなる。かかるウエザストリップにおい
ては、従来より、例えばドア開口部のコーナ部等におい
て、押出成形された複数本のウエザストリップを型成形
により接続するということがなされている。
【0003】例えば、図7に示すように、取付基部1と
中空状シール部2とを有する押出成形された2本の直線
状のウエザストリップ(ストレート部)W1,W2を、
型成形により形成された湾曲状の接続部W3を介して接
続している。かかる接続構造において、押出成形された
ストレート部W1,W2と型成形された接続部W3との
間に弾力差を生じさせないためには、接続部W3にも中
空状シール部2を設ける必要がある。そこで、型成形時
に接続部W3に中空状シール部2を形成するための中芯
を配し、型成形後にこの中芯を接続部W3から抜くため
に、図7に示すように、接続部W3の取付基部1にその
長手方向に延びる長孔状の中芯取出孔3を開設してい
る。
【0004】このような接続構造において、中芯取出孔
3がある程度以上長くなると接続部W3の強度が不十分
になりやすいことから、例えば50mmより長い場合に
は、補強のために、型成形後に、この中芯取出孔3の相
対する壁面を長手方向における複数の箇所で接着するこ
とがなされている。
【0005】かかる中芯取出孔3の接着は、通常、手作
業でなされるため、図7に矢印で示すように、ウエザス
トリップの長手方向にズレが生じやすい。そのため、従
来、かかる長手方向のズレを防止するために、図8に示
すように、中芯取出孔3を屈曲線状に開設することがな
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように中芯取出孔
3を屈曲線状に開設される構造であると、中芯取出孔3
の相対する壁面を接合することによりその山と谷が嵌合
するため、中芯取出孔3の長手方向におけるズレを防止
することができる。しかしながら、この嵌合は、中芯取
出孔3の奥行方向における接合面のズレを規制するもの
ではないので、中芯取出孔3の接着時に、取付基部1の
取付面に図9のような段差hが生じ易いという問題があ
り、かかる段差hにより、ウエザストリップの車体への
取付不良やシール性の低下といった不具合を生じる。
【0007】そこで、本発明は、ウエザストリップの接
続構造において、接続部の取付基部に設けた中芯取出孔
の相対する壁面を接着する際に、その長手方向における
ズレのみならず、取付基部の取付面における段差をも確
実に防止することができるものを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウエザストリッ
プの接続構造は、取付基部と中空状シール部とを備える
ウエザストリップを型成形により接続する構造であっ
て、この接続部の取付基部に、当該接続部を中空状に形
成する中芯を取出すための中芯取出孔が長手方向に沿っ
て開設され、この中芯取出孔の相対する壁面に、互いに
嵌合することによりこれら壁面間の長手方向及び奥行方
向へのズレを規制する凹部と凸部が設けられたことを特
徴とする。
【0009】上記においては、ウエザストリップを型成
形により接続するに際し、中芯を用いてその接続部を中
空状に形成する。そして、型成形後に接続部の取付基部
に設けた中芯取出孔から中芯を取出す。その後、中芯取
出孔の相対する壁面を接着する際に、凹部と凸部を嵌合
させながら行ない、この両者の嵌合によりかかる壁面間
における中芯取出孔の長手方向及び奥行方向へのズレを
防止する。すなわち、これら凹部と凸部により、中芯取
出孔の接着を確実に位置ズレなく行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態につ
き、図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この実施形態にかかるウエザスト
リップの接続構造を示す正面図である。この接続構造
は、上述した従来のウエザストリップと同様、ドア開口
部のコーナ部における構造であって、直線状をなす2本
のウエザストリップ(ストレート部)W1,W2を、型
成形により形成された湾曲状の接続部W3を介して接続
するものである。
【0012】2本のストレート部W1,W2は、いずれ
も押出成形により、ドア周縁部等のレール4に嵌着され
る取付基部1とこの取付基部1から膨出する中空状シー
ル部2とを備えるよう形成されており、図1に示すよう
に両者は異なる断面形状を有する。
【0013】接続部W3は、断面形状の異なる2本のス
トレート部W1,W2の端部同士をなだらかに接続する
ものであり、図2に示すように、ストレート部W1,W
2と同様、ドア周縁部等のレール4に嵌着される取付基
部1とこの取付基部1から膨出する中空状シール部2と
を備える。この接続部W3の取付基部1には、ウエザス
トリップの長手方向に延びる長孔状の中芯取出孔3が開
設されている。この中芯取出孔3は、接続部W3の型成
形後において、後記する接続用金型5の第2中間型54
の中芯56を抜くためのものであり、中空状シール部2
の内部空間を取付基部1の取付面側からウエザストリッ
プの外部空間に接続している。この中芯取出孔3は接続
部W3の型成形後に相対する壁面が接着され、図4に示
すように、接続部W3はこの状態でドア周縁部等のレー
ル4に取付けられる。
【0014】図1〜3に示すように、この中芯取出孔3
の相対する壁面には、互いに嵌合することによりこれら
壁面間の長手方向及び奥行方向へのズレを規制する凸部
31と凹部32が設けられている。すなわち、中芯取出
孔3の長手方向ほぼ中央において、当該孔3の相対する
長手側の壁面には、その一方の壁面に当該面内から突出
する凸部31が設けられ、その他方の壁面にこの凸部3
1が嵌入する凹部(凹状の穴)32が設けられている。
ここでいう嵌入とは、凹部32が凸部31をその全周に
わたって拘束するように、凸部31が凹部32に嵌め入
れられることをいう。凸部31は縦断面略半円状をな
し、凹部32はこの凸部31とほぼ同一形状に陥没して
形成されている。
【0015】接続部W3は、図5に示す成形型である接
続用金型5を用いて形成することができる。ここで、接
続用金型5は、上下型51,52と、その間に挟まれる
第1及び第2中間型53,54とよりなり、上下型5
1,52には湾曲状の溝55が形成されている。第1中
間型53は、この溝55に沿った形状の縁部を有して形
成されている。第2中間型54は、接続部W3に中空状
シール部2を形成する中芯56を有し、この中芯56
は、上記中芯取出孔3を形成する薄片帯状の連結部57
を介して第2中間型54本体に連結されている。この連
結部57には、長手方向のほぼ中央に上記凹部31及び
凸部32を形成する凹凸形成部58が設けられている。
【0016】型形成に際しては、下型52の溝部55の
両端部に、2本のストレート部W1,W2の端部をそれ
ぞれ配して、その上に第1及び第2中間型53,54を
配する。その際、中芯56の両端部をそれぞれ対応する
ストレート部W1,W2の端部に挿入しながら、中芯5
6を前記溝部55内に配する。そして、上型51を配し
て、不図示の注入孔より接続用金型5内にゴムを注入
し、これにより図6に示すように接続部W3が形成され
る。
【0017】このようにして型形成した後に、中芯56
を中芯取出孔3から取出す。その後、接続部W3を補強
するために中芯取出孔3の相対する壁面を長手方向にお
ける複数の箇所で接着する。その際、図3に示すよう
に、凹部32に凸部31を嵌入させながら両壁面を接合
する。
【0018】以上説明した接続構造であると、中芯取出
孔3の相対する壁面を接着する際に、凹部32に凸部3
1を嵌入させながら行なうことにより、両壁面の接着面
内におけるあらゆる方向へのズレがなくなる。すなわ
ち、中芯取出孔3の接着を確実に位置ズレなく行なうこ
とができる。そのため、接続部W3の長手方向における
ズレのみならず、取付基部1の取付面における段差をも
確実に防止することができる。
【0019】なお、上記においては、中芯取出孔3の長
手方向の中央にのみ凸部31及び凹部32を設ける構造
としたが、かかる凸部31及び凹部32は中芯取出孔3
の長手方向に複数個設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明のウエザストリップの接続構造で
あると、中芯取出孔の相対する壁面に設けた凹部と凸部
との嵌合により、かかる壁面の接着を確実に位置決めさ
せて行なうことができるので、接続部の長手方向におけ
るズレのみならず、取付基部の取付面における段差をも
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態にかかるウエザストリップ
の接続構造を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本実施形態の接続構造における接続部の中芯取
出孔の要部拡大斜視図である。
【図4】本実施形態の接続構造における接続部の車体取
付時の断面図である。
【図5】本実施形態の接続構造において接続部を型成形
するため接続用金型の分解斜視図である。
【図6】本実施形態の接続構造における接続部の型成形
時の断面図である。
【図7】従来のウエザストリップの接続構造を示す斜視
図である。
【図8】従来のウエザストリップの接続構造を示す正面
図である。
【図9】従来のウエザストリップの接続構造において接
続部に生じた段差を示す断面図である。
【符号の説明】
1……取付基部 2……中空状シール部 3……中芯取出孔 31…凸部 32…凹部 56…中芯 W1,W2…ウエザストリップ(ストレート部) W3…接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基部と中空状シール部とを備えるウ
    エザストリップを型成形により接続する構造であって、
    この接続部の取付基部に、当該接続部を中空状に形成す
    る中芯を取出すための中芯取出孔が長手方向に沿って開
    設され、この中芯取出孔の相対する壁面に、互いに嵌合
    することによりこれら壁面間の長手方向及び奥行方向へ
    のズレを規制する凹部と凸部が設けられたことを特徴と
    するウエザストリップの接続構造。
JP9022726A 1997-02-05 1997-02-05 ウエザストリップの接続構造 Pending JPH10217872A (ja)

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