JPH10217526A - ハンディタ−ミナルのサ−マルラインプリンタ制御方法 - Google Patents
ハンディタ−ミナルのサ−マルラインプリンタ制御方法Info
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- JPH10217526A JPH10217526A JP3297897A JP3297897A JPH10217526A JP H10217526 A JPH10217526 A JP H10217526A JP 3297897 A JP3297897 A JP 3297897A JP 3297897 A JP3297897 A JP 3297897A JP H10217526 A JPH10217526 A JP H10217526A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サ−マルプリンタは、サ−マルヘッド内の回
路抵抗に大電流が流れてヘッド駆動電源の電圧が低下す
ることを抑える為に、同時に加熱するドット数は最大6
4ドットに制限されている。 【解決手段】 印字するデ−タを8ドットで1個の論理
的なブロックと考え、分割する印字デ−タを8ドット単
位で管理し、同時に印字できるドット数の制限である6
4ドットまで論理的なブロックを可能な限り統合して印
字する。RAMに設けられている印字デ−タが記憶され
ているデ−タバッファの内容をバイト単位で参照する為
の読み込みポインタが物理的ブロックの先頭に無い場合
に、物理的ブロック内の同時発色するブロックの数に応
じて4バイトから7バイト分の非発色デ−タの0を転送
バッファに書き込んで、サ−マルプリンタによって印字
する印字時間を低減する。
路抵抗に大電流が流れてヘッド駆動電源の電圧が低下す
ることを抑える為に、同時に加熱するドット数は最大6
4ドットに制限されている。 【解決手段】 印字するデ−タを8ドットで1個の論理
的なブロックと考え、分割する印字デ−タを8ドット単
位で管理し、同時に印字できるドット数の制限である6
4ドットまで論理的なブロックを可能な限り統合して印
字する。RAMに設けられている印字デ−タが記憶され
ているデ−タバッファの内容をバイト単位で参照する為
の読み込みポインタが物理的ブロックの先頭に無い場合
に、物理的ブロック内の同時発色するブロックの数に応
じて4バイトから7バイト分の非発色デ−タの0を転送
バッファに書き込んで、サ−マルプリンタによって印字
する印字時間を低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディタ−ミナ
ルによって収集されてきた商品の数量デ−タや、倉庫内
の商品在庫デ−タを感熱紙に印字し、この印字した紙を
打ち出すためのサ−マルプリンタの制御方法に関するも
のである。
ルによって収集されてきた商品の数量デ−タや、倉庫内
の商品在庫デ−タを感熱紙に印字し、この印字した紙を
打ち出すためのサ−マルプリンタの制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】従来ハンディタ−ミナルのプリンタとし
て、サ−マルプリンタが多用されている。一例としてサ
−マルプリンタは、印字部分に6個の印字ブロックがあ
り、1個の印字ブロックには64個の加熱ドットが配置
されている。サ−マルプリンタは、サ−マルヘッド内の
回路抵抗に大電流が流れてヘッド駆動電源の電圧が低下
することを抑える為に、同時に加熱するドット数は最大
64ドットに制限されている。上記したように、このサ
−マルヘッドが、それぞれ64ドットの加熱ドットを持
つ6個のブロックに分割されている理由はこのためであ
る。しかも1ブロック単位でしか印字ドットを制御する
ことができなかった。
て、サ−マルプリンタが多用されている。一例としてサ
−マルプリンタは、印字部分に6個の印字ブロックがあ
り、1個の印字ブロックには64個の加熱ドットが配置
されている。サ−マルプリンタは、サ−マルヘッド内の
回路抵抗に大電流が流れてヘッド駆動電源の電圧が低下
することを抑える為に、同時に加熱するドット数は最大
64ドットに制限されている。上記したように、このサ
−マルヘッドが、それぞれ64ドットの加熱ドットを持
つ6個のブロックに分割されている理由はこのためであ
る。しかも1ブロック単位でしか印字ドットを制御する
ことができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
制御方法では、1回で加熱ドットを加熱する為に電流を
流せるのは最大で64個の加熱ドットである為に、図7
に示すように1番目の物理的ブロックで34ドット、2
番目の物理的ブロックで40ドット、3番目の物理的ブ
ロックで32ドットを印字しようとした場合に、1〜3
番のブロックをそれぞれ統合しようとしても、最大のド
ット数である64ドットを越えてしまう為に、図示した
ように3つのブロック(第1分割、第2分割、第3分
割)に分けることにより1回の加熱ドットが64ドット
を越えない範囲にして、印字させる必要があり、3つの
ブロックに対してハンディタ−ミナル本体に設けられて
いるCPU(図示せず)から送信されるストロ−ブ信号
をON、OFFさせている。従って、1ラインの印字時
間が分離されることにより1ラインの印字時間が延び、
印字デ−タによっては複数のブロックを統合することが
できないため、ライン印字の分割数が増えるという問題
点があった。
制御方法では、1回で加熱ドットを加熱する為に電流を
流せるのは最大で64個の加熱ドットである為に、図7
に示すように1番目の物理的ブロックで34ドット、2
番目の物理的ブロックで40ドット、3番目の物理的ブ
ロックで32ドットを印字しようとした場合に、1〜3
番のブロックをそれぞれ統合しようとしても、最大のド
ット数である64ドットを越えてしまう為に、図示した
ように3つのブロック(第1分割、第2分割、第3分
割)に分けることにより1回の加熱ドットが64ドット
を越えない範囲にして、印字させる必要があり、3つの
ブロックに対してハンディタ−ミナル本体に設けられて
いるCPU(図示せず)から送信されるストロ−ブ信号
をON、OFFさせている。従って、1ラインの印字時
間が分離されることにより1ラインの印字時間が延び、
印字デ−タによっては複数のブロックを統合することが
できないため、ライン印字の分割数が増えるという問題
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の不具合点
に鑑みなされたもので、プラテンとピンチロ−ラを使用
し、ステッピングモ−タの回転角度により感熱紙を給紙
させ、1ラインのサ−マルヘッドが物理的なブロックに
分割されたサ−マルヘッドにより、定められた文字や記
号を前記感熱紙に印字するサ−マルラインプリンタにお
いて、サ−マルヘッドの1ラインのドット数を物理的な
ブロックに配置されるドット数より小さなドット数を持
つ論理的なブロックに分離するシステムと、元の印字デ
−タ中に非発色ドットで構成される論理的なブロックを
挿入するシステムと、前記挿入システムにより新たに生
成された印字デ−タを順次シフトし、物理的なブロック
単位での通電を制御するシステムと、同時発色ドット数
の制限数近くまで、論理的なブロックを統合し、分割印
字による印字時間の増加を低減して印字し、読み込みポ
インタが物理的ブロックの先頭に無い場合に、前記物理
的ブロック内の同時発色する論理的ブロックの数に応じ
て4バイトから7バイト分の非発色デ−タである0を転
送バッファに書き込むハンディタ−ミナルのサ−マルラ
インプリンタの制御方法を提案するものである。
に鑑みなされたもので、プラテンとピンチロ−ラを使用
し、ステッピングモ−タの回転角度により感熱紙を給紙
させ、1ラインのサ−マルヘッドが物理的なブロックに
分割されたサ−マルヘッドにより、定められた文字や記
号を前記感熱紙に印字するサ−マルラインプリンタにお
いて、サ−マルヘッドの1ラインのドット数を物理的な
ブロックに配置されるドット数より小さなドット数を持
つ論理的なブロックに分離するシステムと、元の印字デ
−タ中に非発色ドットで構成される論理的なブロックを
挿入するシステムと、前記挿入システムにより新たに生
成された印字デ−タを順次シフトし、物理的なブロック
単位での通電を制御するシステムと、同時発色ドット数
の制限数近くまで、論理的なブロックを統合し、分割印
字による印字時間の増加を低減して印字し、読み込みポ
インタが物理的ブロックの先頭に無い場合に、前記物理
的ブロック内の同時発色する論理的ブロックの数に応じ
て4バイトから7バイト分の非発色デ−タである0を転
送バッファに書き込むハンディタ−ミナルのサ−マルラ
インプリンタの制御方法を提案するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、印字するデ−タを8ド
ットで1個の論理的なブロックと考え、分割する印字デ
−タを8ドット単位で管理し、同時に印字できるドット
数の制限である64ドットまで論理的なブロックを可能
な限り統合して印字する。RAMに設けられている印字
デ−タが記憶されているデ−タバッファの内容をバイト
単位で参照する為の読み込みポインタが物理的ブロック
の先頭に無い場合に、物理的ブロック内の同時発色する
ブロックの数に応じて4バイトから7バイト分の非発色
デ−タの0を転送バッファに書き込んで、サ−マルプリ
ンタによって印字する印字時間を低減する。
ットで1個の論理的なブロックと考え、分割する印字デ
−タを8ドット単位で管理し、同時に印字できるドット
数の制限である64ドットまで論理的なブロックを可能
な限り統合して印字する。RAMに設けられている印字
デ−タが記憶されているデ−タバッファの内容をバイト
単位で参照する為の読み込みポインタが物理的ブロック
の先頭に無い場合に、物理的ブロック内の同時発色する
ブロックの数に応じて4バイトから7バイト分の非発色
デ−タの0を転送バッファに書き込んで、サ−マルプリ
ンタによって印字する印字時間を低減する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面を参照して説
明する。図1は本発明のサ−マルプリンタの外観斜視
図、図2はサ−マルプリンタの制御を示す電気的ブロッ
ク図である。図3は本発明における制御の模式図、図4
は転送デ−タと制御情報の作成に関するフロ−チャ−
ト、図5は1ライン印字に関するフロ−チャ−ト、図6
は本発明のサ−マルラインプリンタの制御を示すタイミ
ングチャ−トである。
明する。図1は本発明のサ−マルプリンタの外観斜視
図、図2はサ−マルプリンタの制御を示す電気的ブロッ
ク図である。図3は本発明における制御の模式図、図4
は転送デ−タと制御情報の作成に関するフロ−チャ−
ト、図5は1ライン印字に関するフロ−チャ−ト、図6
は本発明のサ−マルラインプリンタの制御を示すタイミ
ングチャ−トである。
【0007】まず、図1について説明する。参照符号1
はサ−マルラインプリンタであり、図示しないハンディ
タ−ミナル本体の一部分に内蔵されている。サ−マルラ
インプリンタ1は、プラテン2を支持部分としてヘッド
3と感熱紙4を密着させ、へッド3の下面に配置された
水平方向ライン型のサ−マルヘッド5によって、1ライ
ンのドットパタ−ン(図示せず)を加熱によって発色印
字し、ステッピングモ−タ6によってピンチロ−ラ7を
回転させ、感熱紙4を1ラインのみ紙送りする動作を繰
り返し行なうものである。
はサ−マルラインプリンタであり、図示しないハンディ
タ−ミナル本体の一部分に内蔵されている。サ−マルラ
インプリンタ1は、プラテン2を支持部分としてヘッド
3と感熱紙4を密着させ、へッド3の下面に配置された
水平方向ライン型のサ−マルヘッド5によって、1ライ
ンのドットパタ−ン(図示せず)を加熱によって発色印
字し、ステッピングモ−タ6によってピンチロ−ラ7を
回転させ、感熱紙4を1ラインのみ紙送りする動作を繰
り返し行なうものである。
【0008】図2はサ−マルプリンタの制御を示す電気
的ブロック図であり、本実施例で示すサ−マルプリンタ
1はサ−マルヘッド5の総ドット数384ドットのもの
で、かつ6個のブロックに分割され、各ブロックは64
ドットづつの加熱ドットを配置している。感熱紙4(図
1を参照)に印字する印字デ−タは、1ドットが1ビッ
トで表現され、印字デ−タが0のときには発色せず、1
のときに発色するものと定義されている。この印字デ−
タは、ハンディタ−ミナル本体(図示せず)に設けられ
ているCPU8からシリアルデ−タとしてシフトレジス
タ9に転送され、CPU8から出力されるクロックに同
期してシフトレジスタ9に1ライン分のデ−タとして入
力される。
的ブロック図であり、本実施例で示すサ−マルプリンタ
1はサ−マルヘッド5の総ドット数384ドットのもの
で、かつ6個のブロックに分割され、各ブロックは64
ドットづつの加熱ドットを配置している。感熱紙4(図
1を参照)に印字する印字デ−タは、1ドットが1ビッ
トで表現され、印字デ−タが0のときには発色せず、1
のときに発色するものと定義されている。この印字デ−
タは、ハンディタ−ミナル本体(図示せず)に設けられ
ているCPU8からシリアルデ−タとしてシフトレジス
タ9に転送され、CPU8から出力されるクロックに同
期してシフトレジスタ9に1ライン分のデ−タとして入
力される。
【0009】シフトレジスタ9に取り込まれた印字デ−
タは、CPU8から出力されるラッチ信号によりラッチ
レジスタ10にコピ−され記録される。一度ラッチレジ
スタ10に記憶された印字デ−タは、シフトレジスタ9
に格納されている内容が変化しても、CPU8からラッ
チレジスタ10に入力されるラッチ信号がONとならな
い限り変化しない。ラッチレジスタ10に記憶された印
字デ−タは、CPU8から出力されるストロ−ブ信号0
から5までのいずれかがONとなると、0から5までの
各ストロ−ブ信号に該当する0から5までの物理的ブロ
ックに出力され、各ブロック内の加熱ドットを印字デ−
タのドットパタ−ンに応じて加熱する。なお、ヘッド駆
動電源11は、サ−マルヘッド5の加熱ドットを加熱す
る為に用いられており、ハンディタ−ミナル本体(図示
せず)に設けられている電源電池から電源を供給してい
る。
タは、CPU8から出力されるラッチ信号によりラッチ
レジスタ10にコピ−され記録される。一度ラッチレジ
スタ10に記憶された印字デ−タは、シフトレジスタ9
に格納されている内容が変化しても、CPU8からラッ
チレジスタ10に入力されるラッチ信号がONとならな
い限り変化しない。ラッチレジスタ10に記憶された印
字デ−タは、CPU8から出力されるストロ−ブ信号0
から5までのいずれかがONとなると、0から5までの
各ストロ−ブ信号に該当する0から5までの物理的ブロ
ックに出力され、各ブロック内の加熱ドットを印字デ−
タのドットパタ−ンに応じて加熱する。なお、ヘッド駆
動電源11は、サ−マルヘッド5の加熱ドットを加熱す
る為に用いられており、ハンディタ−ミナル本体(図示
せず)に設けられている電源電池から電源を供給してい
る。
【0010】1ラインの中に64ドットを越える発色ド
ット数がある場合には、分割して印字する。また、CP
U8から出力されるモ−タ駆動パルス12は、モ−タド
ライバ13に加えられ、モ−タドライバ13が感熱紙4
を送る為のステッピングモ−タ14を駆動する。参照符
号15はサ−マルラインプリンタ1を制御するためのプ
ログラムが記憶されているROMである。またRAM1
6には、ROM15に記憶されているプログラムの作業
領域及び印字デ−タの記憶領域が設けられている。
ット数がある場合には、分割して印字する。また、CP
U8から出力されるモ−タ駆動パルス12は、モ−タド
ライバ13に加えられ、モ−タドライバ13が感熱紙4
を送る為のステッピングモ−タ14を駆動する。参照符
号15はサ−マルラインプリンタ1を制御するためのプ
ログラムが記憶されているROMである。またRAM1
6には、ROM15に記憶されているプログラムの作業
領域及び印字デ−タの記憶領域が設けられている。
【0011】次に実際の分割印字によるサ−マルライン
プリンタの制御方法について説明する。本発明では図3
に示すように、サ−マルヘッド5に設けられている個々
のヘッドを、8ドットを1つの論理的なブロックと考
え、分割印字を8ドット単位で管理し、上記した同時発
色ドット数の制限である64ドットまで論理的なブロッ
クを可能な限り統合する(図3の第1分割では61ドッ
トであるように、発色ドット数が、64ドットを越えな
い範囲の発色ドット数まで論理ブロックを統合する)。
ただし、ストロ−ブ信号は物理的ブロックである64ド
ットに対応しているために、図3の第1分割に図示する
ように統合の対象とならない論理的なブロックの印字デ
−タは発色を起こさせないビット値である0を一時的に
設定し、この印字デ−タをシフトレジスタ9に転送す
る。該当するストロ−ブ信号をONにして図3の第1分
割のストロ−ブ信号0と1を発色させた後、残りの印字
デ−タについては引き続いてストロ−ブ信号2をONに
する。ここで、CPU8からシフトレジスタ9へ転送す
るデ−タ量が従来は印字デ−タのみを転送していたが論
理的ブロックに分割する為に発色を起こさせないデ−タ
を付加する事によりデ−タ量が増えるため、シフトレジ
スタ9への印字デ−タの転送時間を最小限にする為に、
発色する印字ブロック数に応じて発色を起こさせないビ
ット値である0の設定値を変更する。
プリンタの制御方法について説明する。本発明では図3
に示すように、サ−マルヘッド5に設けられている個々
のヘッドを、8ドットを1つの論理的なブロックと考
え、分割印字を8ドット単位で管理し、上記した同時発
色ドット数の制限である64ドットまで論理的なブロッ
クを可能な限り統合する(図3の第1分割では61ドッ
トであるように、発色ドット数が、64ドットを越えな
い範囲の発色ドット数まで論理ブロックを統合する)。
ただし、ストロ−ブ信号は物理的ブロックである64ド
ットに対応しているために、図3の第1分割に図示する
ように統合の対象とならない論理的なブロックの印字デ
−タは発色を起こさせないビット値である0を一時的に
設定し、この印字デ−タをシフトレジスタ9に転送す
る。該当するストロ−ブ信号をONにして図3の第1分
割のストロ−ブ信号0と1を発色させた後、残りの印字
デ−タについては引き続いてストロ−ブ信号2をONに
する。ここで、CPU8からシフトレジスタ9へ転送す
るデ−タ量が従来は印字デ−タのみを転送していたが論
理的ブロックに分割する為に発色を起こさせないデ−タ
を付加する事によりデ−タ量が増えるため、シフトレジ
スタ9への印字デ−タの転送時間を最小限にする為に、
発色する印字ブロック数に応じて発色を起こさせないビ
ット値である0の設定値を変更する。
【0012】次に実際の動作について、図4、図5のフ
ロ−チャ−トを基にして説明する。ここでの機能は、与
えられた印字デ−タを基に、シフトレジスタ9へ転送す
るためのデ−タを作成することと、実際の印字を行う前
に予め制御情報を作成することである。まず、制御情報
のクリア、制御のステップを示す制御ステップの番号、
RAM16に設けられている印字デ−タが記憶されてい
るデ−タバッファ(図示せず)の内容をバイト単位で参
照する為の読み込みポインタ、及び作成したデ−タを一
時記憶する転送バッファ内の書き込み位置をバイト単位
で示すための書き込みポインタの初期化(S1)、ま
た、同時に加熱するドット数の合計である合計通電ドッ
ト数を0にする(S2)。
ロ−チャ−トを基にして説明する。ここでの機能は、与
えられた印字デ−タを基に、シフトレジスタ9へ転送す
るためのデ−タを作成することと、実際の印字を行う前
に予め制御情報を作成することである。まず、制御情報
のクリア、制御のステップを示す制御ステップの番号、
RAM16に設けられている印字デ−タが記憶されてい
るデ−タバッファ(図示せず)の内容をバイト単位で参
照する為の読み込みポインタ、及び作成したデ−タを一
時記憶する転送バッファ内の書き込み位置をバイト単位
で示すための書き込みポインタの初期化(S1)、ま
た、同時に加熱するドット数の合計である合計通電ドッ
ト数を0にする(S2)。
【0013】RAM16内に設けられている図示しない
デ−タバッファから1バイトの印字デ−タを読み込み
(S3)、ROM15内に設けられている図示しないド
ット数テ−ブルを参照して、この1バイト中の通電ドッ
ト数を求める(S4)。ここでドット数テ−ブルとは、
8ビットで表現される数値0〜255のそれぞれについ
て、ビットの値が1であるビット数を順に並べた表であ
る。通電ドット数が0でなく(S5のNO)、かつ、こ
の制御ステップにおいてストロ−ブ開始番号を格納して
いなければ(S6のNO)、この制御ステップにおい
て、制御内容を「通電」(詳細は後述する)とし、物理
的ブロック番号を求める為に読み込みポインタの値を8
で割って、商をストロ−ブ信号の開始番号とする(S
7)。上記したS5又はS6のいずれかでYESとなれ
ば、(S7)をスキップする。
デ−タバッファから1バイトの印字デ−タを読み込み
(S3)、ROM15内に設けられている図示しないド
ット数テ−ブルを参照して、この1バイト中の通電ドッ
ト数を求める(S4)。ここでドット数テ−ブルとは、
8ビットで表現される数値0〜255のそれぞれについ
て、ビットの値が1であるビット数を順に並べた表であ
る。通電ドット数が0でなく(S5のNO)、かつ、こ
の制御ステップにおいてストロ−ブ開始番号を格納して
いなければ(S6のNO)、この制御ステップにおい
て、制御内容を「通電」(詳細は後述する)とし、物理
的ブロック番号を求める為に読み込みポインタの値を8
で割って、商をストロ−ブ信号の開始番号とする(S
7)。上記したS5又はS6のいずれかでYESとなれ
ば、(S7)をスキップする。
【0014】次に合計通電ドット数が、最大同時発色数
である64ドット以下である場合(S8のNO)は、合
計通電ドット数を更新する(S13)と共に、この印字
デ−タを転送バッファに書き込む(S14)。そして書
き込みポインタの更新(S15)と、読み込みポインタ
の更新(S16)を行ない、1ライン分の印字デ−タを
読み終わるまで、上記したS3から繰り返す(S1
7)。一方、合計通電ドット数に通電ドット数を加えた
ものが、最大同時発色数である64ドットを越える場合
(S8のYES)は、この制御ステップにおいて、物理
的ブロック番号を求めるために読み込みポインタの値−
1を8で割って、商をストロ−ブ信号の終了番号として
制御ステップ番号を1進める(S9)。
である64ドット以下である場合(S8のNO)は、合
計通電ドット数を更新する(S13)と共に、この印字
デ−タを転送バッファに書き込む(S14)。そして書
き込みポインタの更新(S15)と、読み込みポインタ
の更新(S16)を行ない、1ライン分の印字デ−タを
読み終わるまで、上記したS3から繰り返す(S1
7)。一方、合計通電ドット数に通電ドット数を加えた
ものが、最大同時発色数である64ドットを越える場合
(S8のYES)は、この制御ステップにおいて、物理
的ブロック番号を求めるために読み込みポインタの値−
1を8で割って、商をストロ−ブ信号の終了番号として
制御ステップ番号を1進める(S9)。
【0015】更に、読み込みポインタが物理的ブロック
の先頭に無い場合(S10のNO)は、物理的ブロック
内の同時発色する論理的ブロック数が読み込みポインタ
の値8で割った時の余りとなる。この余りの値が1と7
の場合は7バイト分の非発色デ−タ0を、余りの値が2
と6の場合は6バイト分の非発色デ−タ0を、同じく余
りの値が3と5場合は5バイト分の非発色デ−タ0を
(余りが3の場合を図3に例示)、余りが4の場合には
4バイト分の非発色デ−タ0を、転送バッファに書き込
み(S11)、この制御ステップにおいて制御内容を
「転送バッファに書き込んだ非発色デ−タ数シフト」
(詳細は後述する)とし、制御ステップ番号を1進める
(S12)。一方、読み込みポインタが物理的ブロック
の先頭にある場合(S10のYES)は、デ−タの空白
区間を作る必要が無いので、(S11)と(S12)を
スキップする。そして(S8)がYESの場合は、上記
した処理を終えた後、合計通電ドット数を0として再び
(S2)にもどり、合計通電ドット数を0として再び動
作を繰り返す。1ライン分の印字デ−タを読み終えた場
合(S17のYES)は、この制御ステップにおいて、
物理的ブロック番号を求める為に読み込みポインタの値
−1を8で割って商をストロ−ブ信号の終了番号とし、
図5に示すように制御ステップ番号を1進め(S1
8)、最後に制御内容を「終了」(詳細は後述する)と
する(S19)。
の先頭に無い場合(S10のNO)は、物理的ブロック
内の同時発色する論理的ブロック数が読み込みポインタ
の値8で割った時の余りとなる。この余りの値が1と7
の場合は7バイト分の非発色デ−タ0を、余りの値が2
と6の場合は6バイト分の非発色デ−タ0を、同じく余
りの値が3と5場合は5バイト分の非発色デ−タ0を
(余りが3の場合を図3に例示)、余りが4の場合には
4バイト分の非発色デ−タ0を、転送バッファに書き込
み(S11)、この制御ステップにおいて制御内容を
「転送バッファに書き込んだ非発色デ−タ数シフト」
(詳細は後述する)とし、制御ステップ番号を1進める
(S12)。一方、読み込みポインタが物理的ブロック
の先頭にある場合(S10のYES)は、デ−タの空白
区間を作る必要が無いので、(S11)と(S12)を
スキップする。そして(S8)がYESの場合は、上記
した処理を終えた後、合計通電ドット数を0として再び
(S2)にもどり、合計通電ドット数を0として再び動
作を繰り返す。1ライン分の印字デ−タを読み終えた場
合(S17のYES)は、この制御ステップにおいて、
物理的ブロック番号を求める為に読み込みポインタの値
−1を8で割って商をストロ−ブ信号の終了番号とし、
図5に示すように制御ステップ番号を1進め(S1
8)、最後に制御内容を「終了」(詳細は後述する)と
する(S19)。
【0016】次に、図4のフロ−チャ−トにおいて、後
述するといった部分の説明と、1ラインの印字を行なう
ための制御について、図5のフロ−チャ−トについて説
明する。まず、与えられた印字デ−タを基に、CPU8
からラッチレジスタ10に転送する為のデ−タの作成
と、制御を行なう為の制御情報を予め作成する(S2
0)。これは上記した図4のフロ−チャ−トに示した処
理である。制御を開始するにあたって、制御ステップ番
号を初期化する(S21)。次に(S20)で転送バッ
ファに作成した印字デ−タを先頭から1ライン分(48
バイト分)だけシフトレジスタ9に転送し(S22)、
ラッチ信号をON、OFFさせてラッチレジスタ10に
ラッチさせる(S23)。次に(S20)で作成された
制御情報から、現在の制御ステップ番号に該当する制御
情報を読み込む(S24)。
述するといった部分の説明と、1ラインの印字を行なう
ための制御について、図5のフロ−チャ−トについて説
明する。まず、与えられた印字デ−タを基に、CPU8
からラッチレジスタ10に転送する為のデ−タの作成
と、制御を行なう為の制御情報を予め作成する(S2
0)。これは上記した図4のフロ−チャ−トに示した処
理である。制御を開始するにあたって、制御ステップ番
号を初期化する(S21)。次に(S20)で転送バッ
ファに作成した印字デ−タを先頭から1ライン分(48
バイト分)だけシフトレジスタ9に転送し(S22)、
ラッチ信号をON、OFFさせてラッチレジスタ10に
ラッチさせる(S23)。次に(S20)で作成された
制御情報から、現在の制御ステップ番号に該当する制御
情報を読み込む(S24)。
【0017】制御内容が「通電」であれば(S25のY
ES)、更に制御情報からストロ−ブ開始番号と終了番
号を読み出して、開始番号から終了番号までに該当する
ストロ−ブ信号をONにする(S26)。ストロ−ブ信
号のON時間を管理する為に、通電タイマをリセット、
スタ−トさせ(S27)、CPU8の内部に設けられて
いる通電タイマ(図示せず)がタイムアップするまで待
つ(S28)。通電タイマ(図示せず)がタイムアップ
したら、全てのストロ−ブ信号をOFFにし(S2
9)、次の制御を行なう為に制御ステップ番号を1進め
る(S34)に進み、再び(S24)に戻る。一方、
(S24)で読み込んだ制御内容が「転送バッファに書
き込んだ非発色デ−タ数シフト」であれば(S30のY
ES)、転送バッファから前回に続く非発色デ−タ数分
の4から7バイト(論理的ブロック4から7個分)の印
字デ−タを読み込んで、シフトレジスタ9に転送し(S
31)、ラッチ信号をON、OFFさせてラッチレジス
タ10にラッチさせる(S32)。これにより、シフト
レジスタ9の内容全体が必要最小限の論理的ブロック分
だけ左にずれて、ラッチレジスタ10にも反映される。
そして、次の制御を行う為に制御ステップ番号を1進め
て(S34)、(S24)に戻る。また、(S24)で
読み込んだ制御内容が「終了」であれば(S33のYE
S)、1ラインの印字は終了する。
ES)、更に制御情報からストロ−ブ開始番号と終了番
号を読み出して、開始番号から終了番号までに該当する
ストロ−ブ信号をONにする(S26)。ストロ−ブ信
号のON時間を管理する為に、通電タイマをリセット、
スタ−トさせ(S27)、CPU8の内部に設けられて
いる通電タイマ(図示せず)がタイムアップするまで待
つ(S28)。通電タイマ(図示せず)がタイムアップ
したら、全てのストロ−ブ信号をOFFにし(S2
9)、次の制御を行なう為に制御ステップ番号を1進め
る(S34)に進み、再び(S24)に戻る。一方、
(S24)で読み込んだ制御内容が「転送バッファに書
き込んだ非発色デ−タ数シフト」であれば(S30のY
ES)、転送バッファから前回に続く非発色デ−タ数分
の4から7バイト(論理的ブロック4から7個分)の印
字デ−タを読み込んで、シフトレジスタ9に転送し(S
31)、ラッチ信号をON、OFFさせてラッチレジス
タ10にラッチさせる(S32)。これにより、シフト
レジスタ9の内容全体が必要最小限の論理的ブロック分
だけ左にずれて、ラッチレジスタ10にも反映される。
そして、次の制御を行う為に制御ステップ番号を1進め
て(S34)、(S24)に戻る。また、(S24)で
読み込んだ制御内容が「終了」であれば(S33のYE
S)、1ラインの印字は終了する。
【0018】図6は本発明における制御のタイミングチ
ャ−トを示したものである。はシフトレジスタ9への
デ−タ転送が1ライン分の1回で完了し、「シフト」制
御の必要もなく、「通電」制御は1回(ストロ−ブ信号
0〜5)で済んだ例である。は、シフトレジスタ9へ
の1ライン分のデ−タ転送を実施した後、1回目(スト
ロ−ブ信号0、1)の「通電」制御を実施し、「シフ
ト」制御を実施した後、2回目(ストロ−ブ信号2、
3)、3回目(ストロ−ブ信号4、5)の「通電」制御
を実施した例である。は、シフトレジスタ9へ1ライ
ン分のデ−タ転送を実施した後、1回目(ストロ−ブ信
号0、1)の「通電」制御を実施し、「シフト」制御を
実施した後、2回目(ストロ−ブ信号2、3)、3回目
(ストロ−ブ信号4)の「通電」制御を実施し、更に
「シフト」制御を実施して、4回目(ストロ−ブ信号
5)の「通電」制御を実施した例である。
ャ−トを示したものである。はシフトレジスタ9への
デ−タ転送が1ライン分の1回で完了し、「シフト」制
御の必要もなく、「通電」制御は1回(ストロ−ブ信号
0〜5)で済んだ例である。は、シフトレジスタ9へ
の1ライン分のデ−タ転送を実施した後、1回目(スト
ロ−ブ信号0、1)の「通電」制御を実施し、「シフ
ト」制御を実施した後、2回目(ストロ−ブ信号2、
3)、3回目(ストロ−ブ信号4、5)の「通電」制御
を実施した例である。は、シフトレジスタ9へ1ライ
ン分のデ−タ転送を実施した後、1回目(ストロ−ブ信
号0、1)の「通電」制御を実施し、「シフト」制御を
実施した後、2回目(ストロ−ブ信号2、3)、3回目
(ストロ−ブ信号4)の「通電」制御を実施し、更に
「シフト」制御を実施して、4回目(ストロ−ブ信号
5)の「通電」制御を実施した例である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のような構成となしたの
で、サ−マルプリンタの1ライン印字における印字デ−
タの分割数と、1ライン印字の転送デ−タ量を減らしサ
−マルプリンタによって印字する印字時間を低減するこ
とができるものである。
で、サ−マルプリンタの1ライン印字における印字デ−
タの分割数と、1ライン印字の転送デ−タ量を減らしサ
−マルプリンタによって印字する印字時間を低減するこ
とができるものである。
【図1】 サ−マルラインプリンタの外観図
【図2】 電気的ブロック図
【図3】 本発明における制御の模式図
【図4】 転送デ−タと制御情報の作成に関するフロ−
チャ−ト
チャ−ト
【図5】 転送デ−タと制御情報の作成に関するフロ−
チャ−ト
チャ−ト
【図6】 1ライン印字に関するフロ−チャ−ト
【図7】 本発明の制御に関するタイミングチャ−ト
【図8】 従来例
1 サ−マルラインプリンタ 2 プラテン 3 ヘッド 4 感熱紙 5 サ−マルヘッド 6 ステッピングモ−タ 7 ピンチロ−ラ 8 CPU 9 シフトレジスタ 10 ラッチレジスタ 11 ヘッド駆動電源 12 モ−タ駆動パルス 13 モ−タドライバ 14 ステッピングモ−タ 15 ROM 16 RAM
Claims (1)
- 【請求項1】 プラテンとピンチロ−ラを使用し、ステ
ッピングモ−タの回転角度により感熱紙を給紙させ、1
ラインのサ−マルヘッドが物理的なブロックに分割され
たサ−マルヘッドにより、定められた文字や記号を前記
感熱紙に印字するサ−マルラインプリンタにおいて、サ
−マルヘッドの1ラインのドット数を物理的なブロック
に配置されるドット数より小さなドット数を持つ論理的
なブロックに分離するシステムと、元の印字デ−タ中に
非発色ドットで構成される論理的なブロックを挿入する
システムと、前記挿入システムにより新たに生成された
印字デ−タを順次シフトし、物理的なブロック単位での
通電を制御するシステムと、同時発色ドット数の制限数
近くまで、論理的なブロックを統合し、分割印字による
印字時間の増加を低減して印字し、読み込みポインタが
物理的ブロックの先頭に無い場合に、前記物理的ブロッ
ク内の同時発色する論理的ブロックの数に応じて4バイ
トから7バイト分の非発色デ−タである0を転送バッフ
ァに書き込むことを特徴とするハンディタ−ミナルのサ
−マルラインプリンタの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297897A JPH10217526A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ハンディタ−ミナルのサ−マルラインプリンタ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297897A JPH10217526A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ハンディタ−ミナルのサ−マルラインプリンタ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217526A true JPH10217526A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12373984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297897A Pending JPH10217526A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ハンディタ−ミナルのサ−マルラインプリンタ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10217526A (ja) |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP3297897A patent/JPH10217526A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040924 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |