JPH10217501A - インクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置

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JPH10217501A
JPH10217501A JP10039761A JP3976198A JPH10217501A JP H10217501 A JPH10217501 A JP H10217501A JP 10039761 A JP10039761 A JP 10039761A JP 3976198 A JP3976198 A JP 3976198A JP H10217501 A JPH10217501 A JP H10217501A
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    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング内へのインク注入の容易化と,ハ
ウジング内圧力の均一化を達成可能なインクジェットプ
リンタヘッドを提供する。 【解決手段】 ハウジング11内のインクをインク噴射
装置13に供給し,印字をおこなうインクジェットプリ
ンタヘッドのインク貯蔵装置において,インクを貯蔵す
るハウジング11と,ハウジング11に設けられて,流
体の流通が自在な第1貫通孔20aと,第1貫通孔20
aを封止/開放可能であるととも少なくとも外気の流通
を許可する第1弾性体19と,第1弾性体19を第1貫
通孔方向に付勢可能な弾性部材17とを設けたことによ
り,エアバックなどの手段を設けずともハウジング内の
圧力を一定に保持することが可能であるとともに,イン
ク漏れの心配もない装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,インクジェットプ
リンタのインク貯蔵装置,特に,ハウジング内のインク
をインク噴射装置に供給し,印字をおこなうインクジェ
ットプリンタヘッドのインク貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常,インクジェットプリンタのプリン
タヘッドは,インクを貯蔵するハウジングと,電気的エ
ネルギーを印加してハウジングに貯蔵したインクを噴射
するインク噴射装置とから構成されている。
【0003】従来のインクジェットプリンタのプリンタ
ヘッドでは,ハウジングへのインクの注入は,ハウジン
グに設けられたインク注入孔を介して行っていたが,使
用時にインク注入孔からインク漏れが生じることがある
ため,インク注入後,そのインク注入孔を封止してい
た。
【0004】そして,従来のインクジェットプリンタに
おいては,ハウジングに貯蔵されているインクをインク
噴射装置に供給しているための圧力をハウジング内部に
生じさせるために,例えば,ハウジング内に設置された
エアバッグを膨張させ,その膨張によって生じた内部圧
力によって,ハウジング内に貯蔵されているインクを,
定常的にインク噴射装置に供給している。そして,イン
ク噴射装置に電気的エネルギーを印加することによっ
て,印字を形成している。
【0005】このような印字動作がおこなわれると,ハ
ウジング内のインクは徐々に減少していくが,インクの
減少量に応じてエアバッグが膨張するので,ハウジング
内は一定の圧力を維持するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このエ
アバッグは,ハウジングの容量に応じて最大の膨張量が
決められているため,発生する圧力に限界がある。この
ため,ハウジング内のインクを全てインク噴射装置に供
給することができずに,一定量のインクがハウジング内
に残存してしまうという問題がある。このため,インク
ジェットプリンタヘッドの使用回数が減り,使用者の印
刷装置の管理費が上がってしまっていた。
【0007】本発明は,従来の装置が有する上記問題点
に鑑みて成されたものであり,エアバッグなどを使用せ
ずとも,ハウジング内に所望の内部圧力を生じさせるこ
とを可能にするとともに,ハウジング内のインクの貯蔵
効率を高め,使用不能なインクの残存量を最小化するこ
とにより,プリンタヘッドの使用回数を増やし,ユーザ
がプリンタを使用する際の管理費を節減することが可能
な,新規かつ改良されたインクジェットプリンタヘッド
のインク貯蔵装置を提供することを目的としている。
【0008】さらに本発明の別の目的は,ハウジング内
の圧力を均一に保持し,インク噴射装置にインクを安定
的に供給することが可能な,新規かつ改良されたインク
ジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め,本発明によれば,ハウジング内のインクをインク噴
射装置に供給し,印字を行うインクジェットプリンタヘ
ッドのインク貯蔵装置が提供される。そして,このイン
ク貯蔵装置は,請求項1に記載のように,前記インクを
貯蔵するハウジングと,前記ハウジングに設けられて,
流体の流通が自在な第1貫通孔と,前記第1貫通孔を封
止/開放可能であるととも少なくとも外気の流通を許可
する第1弾性体と,前記第1弾性体を前記第1貫通孔方
向に付勢可能な弾性部材とを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】かかる構成により,インク注入時には,イ
ンク注入器を前記第1貫通孔から挿入することにより,
前記第1弾性体は弾性部材の付勢力に抗して下がり,イ
ンク注入を容易に行える。そして,インク注入後,イン
ク注入器を第1貫通孔から外せば,前記第1弾性体によ
り第1貫通孔が封止されるので,インクの漏れが防止で
きる。その際に,第1弾性体は空気の流通は許可するの
で,ハウジング内が負圧になることはなく,ハウジング
内は一定の圧力に保持される。
【0011】さらに,請求項2に記載のように,前記ハ
ウジングの下方位置にはインクを吸収可能な第2弾性体
が設けられ,前記第2弾性体を介して前記ハウジング内
のインクを前記インク噴射装置に供給するように構成し
ても良い。かかる構成により,ハウジング内のインク残
存量が減少した場合であっても,残存するインクを第2
弾性体に吸収させて,インク噴射装置に供給することが
できるので,インクの貯蔵効率を高め,使用不能なイン
クの残存量を最小化することができる。
【0012】また,前記弾性部材は,請求項3に記載の
ように,前記第1弾性体を前記第1貫通孔方向に付勢す
るとともに,前記第2弾性体を前記インク噴射装置方向
に付勢するように構成すれば,第1弾性体により効果的
に通気口を封止することができるとともに,第2弾性体
をハウジングの下方に維持して効果的に残存インクを吸
収させることができる。
【0013】また,請求項4に記載のように,前記ハウ
ジングの前記貫通孔を所定の容積を有するハウジングカ
バーにより覆い,前記ハウジングカバーには流体の流通
が自在な第2貫通孔を設ければ,前記ハウジングカバー
に覆われた空間がバッファ空間として機能して,ハウジ
ング内の圧力が一定に保持されるとともに,第1貫通孔
から漏れたインクもこの空間内にとどまるので,インク
漏れ等の心配がさらに軽減される。
【0014】さらに請求項5または6に記載のように,
前記第2弾性体及び第1弾性体を多孔性材料から構成す
れば,インクや空気を効果的に吸収させることが可能で
あるとともに,適度な弾性力も有しているので,インク
噴射装置へのインク供給路及び通気口を効果的に封止す
ることができる。
【0015】さらに,請求項7に記載のように,前記第
1貫通孔と前記第2貫通孔とは同一直線上には配置され
ていないようにすれば,インク漏れが効果的に防止でき
るとともに,第2貫通孔からインクを補充する際に,誤
ったインクを入れた場合であっても,誤ったインクがハ
ウジング内に直接流入することを防止することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,添付した図面に基づき本発
明の実施の形態を詳細に説明する。本実施形態にかかる
インクジェットプリンタヘッドは,図1に示すように,
インクを貯蔵するハウジング11と,前記ハウジング1
1の下面および上面に空気ないしインクを吸入する第2
弾性体14と第1弾性体19,前記弾性体14,19の
形態を保つために保持する第1保持板15a,第2保持
板18bと,前記保持板15a,18bと結着され前記
弾性体14,19をそれぞれ互いに一定高さに保つよう
に保持する第1保持ロッド15b,第2保持ロッド18
aから主に構成されている。なお第1保持ロッド15b
と第2保持ロッド18bとは,後述する圧縮バネ17と
ともに弾性部材を構成するものである。
【0017】また,ハウジングの下方には,インク噴射
装置13が設けられ,電気的接続手段13aによって電
気的エネルギーがインク噴射装置13に印加されるとイ
ンクの噴射を開始する。
【0018】このインク噴射装置13が,インク噴射を
開始すると,ハウジング11内にはインク吸入力及び負
圧が発生し,インクがインクスタンドパイプ11a及び
インクバイア11bを通してインク噴射装置13に供給
される。インク噴射装置13はハウジング11の下方に
配置されているが,第2弾性体14によりウジング11
内の圧力が吸収されるので,インク噴射装置13に強制
噴射を生じさせるような過度な圧力を発生させることは
ない。
【0019】この第2弾性体14は,インク噴射装置1
3へのインク経路中に配されたフィルタ12上に搭載さ
れ,さらに,インク供給用の開口部15dを有する第1
保持板15aが載せられている。第1保持板15aは,
ハウジング11内の使用不能なインク残留量を減らすた
めに,ハウジング11に貯蔵されたインクの最下位高さ
の位置に装着される。
【0020】また,第2弾性体14は,多数の大気開放
形状の小さい空隙を有しており,この空隙により毛細管
現象によって,インクを吸入し,第2弾性体14内にイ
ンク噴射装置13に供給するためのインクを保持する。
【0021】このように,第2弾性体14が毛細管現象
によってインクを吸入すると,ハウジング11内部の圧
力が低下してしまうので,ハウジング1の上部から外気
が流入できる構造を取っている。すなわち,ハウジング
11上部のハウジングカバー21には通気口としての空
気投入口21aが設けられており,さらに,インク密閉
キャップ20にはインク注入用開口部20aが設けられ
ているので,外気がハウジング11内に流入するように
なっている。
【0022】この外気は,インク注入用開口部20aの
下部に密着している第1弾性体19の小さい空隙に吸入
されるので,第1弾性体19は外気による空気圧を受け
ることになる。この第1弾性体19の受ける空気圧によ
って,ハウジング11に貯蔵されたインクは,一定かつ
均一な圧力を受けることができる。
【0023】なお,ハウジングカバー21内は,一定の
空間を有しているので,空気投入口21aを通して流入
される空気量を一定に保つことができ,空気圧力を一定
にすることができる。
【0024】このように外気が第1弾性体19を通して
ハウジング11内に流入するようになっているので,イ
ンク噴射装置13が連続的に動作して負圧を発生させて
も,ハウジング11内には外気が流入することになるの
で,ハウジング11内が負圧となることはない。
【0025】これらの第2弾性体14及び第1弾性体1
9は,外気やインクなどの流体の流通が可能なように多
数の小さな開放型シェルが形成された多孔性材料,例え
ばウレタン発泡材で作られており,内部に多数の均一な
インク貯蔵空間を有している。この弾性体の厚さは3m
m〜55mm範囲が望ましく,特に10〜20mm範囲
が最も効果的である。
【0026】上記においては,ハウジング内に負圧が発
生する場合について説明したが,反対に,ハウジング1
1内が正常の圧力である場合には,上記空隙を通してハ
ウジング11内のインクがインク注入用開口部20aか
ら漏れ出ることを防止する必要がある。
【0027】この場合,すなわち,ハウジング11内の
圧力が正常の場合には,第1保持ロッド15a内に挿入
された圧縮バネ17の反発力により第2保持ロッド18
a上にある第2保持板18b上に保持された第1弾性体
19が,上部に付勢されている。したがって,第1弾性
体19がインク注入用開口部20aに圧着されているの
で,インクの漏れを防止することができる。
【0028】実際にインク噴射装置が印字動作を実行す
ると,上記過程が交互に繰り返されながら,インクが消
耗していく。そして,ハウジング11内のインクが全て
なくなると,第2弾性体14より低い位置にある極少量
のインクは残留するが,殆どのインクは第2弾性体14
に吸収されてインク噴射装置13に供給されることにな
る。
【0029】また,インク再充填をする際には,空気投
入口21aとインク注入用開口部20aが同一直線上に
なく,一定距離(δ)離れたところに設けられているの
で,誤ったインクを注入してもそのインクが直接ハウジ
ング11内に流入することを防止できる。
【0030】次に,インクジェットプリンタヘッドのイ
ンク貯蔵装置の組立過程を図2,図3,図4,図5に基
づいて説明する。
【0031】まず,図2に示すように,ハウジング11
に一体に形成されたインクブァイア11b及びインクス
タンドパイプ11aにフィルタ12を接着し,フィルタ
12上に矢印方向Aに第2弾性体14を装着する。
【0032】そして,ハウジング11内に設けられた固
定用ボス16,16’に第1保持板15aの固定孔15
c,15c’を矢印B,B’方向に装着して固定する。
そして,第1保持板15a上に,第1保持ロッド15b
を固着し,第1保持ロッド15bの内部空間に圧縮バネ
17を矢印方向Dに沿って挿入する。
【0033】次に,図3に示すように,弾性部材を構成
する第2保持ロッド18aと第1弾性体19の組立をお
こなう。
【0034】まず,第1保持ロッド15bの内側に第2
保持ロッド18aを挿入する。第2保持ロッド18aが
第1保持ロッド15bに挿入される際,最初の挿入作業
を容易にするために,図4に示すように,第1保持ロッ
ド15bと第2保持ロッド18aに一定高さで係止する
ようそれぞれ切欠き15e,15e’と突起18c,1
8c’に装着させる。そして,第1弾性体19を第2保
持手段18の第2保持板18b上に装着する。
【0035】弾性部材は,図4に示すように,第1保持
ロッド15bと第2保持ロッド18aと圧縮バネ17と
から構成される。第1保持ロッド15bには,第2保持
ロッド18aに形成された少なくとも一つ以上の突起1
8c,18c’を嵌合するために,切欠き15e,15
e’が少なくとも一つ以上形成されている。
【0036】さらに,ハウジング11の内部を密閉させ
るために,インク密閉用キャップ20をハウジング11
の上部に熱または超音波を用いて融着してシールする。
【0037】ハウジング11の内部組立が完了した後
は,図5に示すように,インク注入器30によってハウ
ジング11内部にインク10を注入する。,インク注入
器30をインク注入用開口部20aを通じてインク注入
用針30cをハウジング11内に挿入し,インク注入器
30のピストン30aに一定圧力を加えることによっ
て,インク貯蔵シリンダ30b内に貯蔵されたインク1
0をインク注入用針30cを通じてハウジング11内に
注入する。すなわち,インク注入器30を矢印E方向に
一定の圧力で押し込むと,第1弾性体19,第2保持手
段18を通して圧縮バネ17に圧力が伝達される。この
圧力を受けた圧縮バネ17は圧縮するので,第2保持ロ
ッド18aは矢印方向Fに沿って下方に移動し,インク
注入用針30cがハウジング11の内部に挿入されるの
で,インクをハウジング内に注入することができる。
【0038】ハウジング11内へのインクの注入が完了
すると,ハウジング11の上部に,ハウジングカバー2
1を組み立てる。ハウジング11上にハウジングカバー
21を熱または超音波を用いて融着してシールし,イン
クジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置の組立作業
を完了する。
【0039】以上添付図面を参照しながら本発明に基づ
いて構成されたインクジェットプリンタヘッドのインク
貯蔵装置の好適な実施形態について説明したが,本発明
はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求
の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の
変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,
それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するも
のと了解される。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように,本発明
においては,ハウジング内のインクをインク噴射装置に
供給し,印字をおこなうインクジェットプリンタヘッド
のインク貯蔵装置において,インクを貯蔵するハウジン
グと,ハウジングに設けられて,流体の流通が自在な第
1貫通孔と,第1貫通孔を封止/開放可能であるととも
少なくとも外気の流通を許可する第1弾性体と,第1弾
性体を第1貫通孔方向に付勢可能な弾性部材とを設けた
ことにより,インク注入時には,インク注入器を前記第
1貫通孔から挿入することにより,第1弾性体は弾性部
材の付勢力に抗して下がり,インク注入を容易に行え
る。そして,インク注入後,インク注入器を第1貫通孔
から外せば,第1弾性体により第1貫通孔が封止される
ので,インクの漏れが防止できる。その際に,第1弾性
体は空気の流通は許可するので,ハウジング内が負圧に
なることはなく,ハウジング内は一定の圧力に保持され
る。その結果,エアバックなどの手段を設けずともハウ
ジング内の圧力を一定に保持することが可能であるとと
もに,インク漏れの心配もない装置を提供できる。
【0041】さらに,ハウジングの下方位置にはインク
を吸収可能な第2弾性体を設け,その第2弾性体を介し
て前記ハウジング内のインクを前記インク噴射装置に供
給するように構成すれば,ハウジング内のインク残存量
が減少した場合であっても,残存するインクを第2弾性
体に吸収させて,インク噴射装置に供給することができ
るので,インクの貯蔵効率を高め,使用不能なインクの
残存量を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるプリンタヘッドの断面図で
ある。
【図2】本実施形態にかかる第2弾性体と第1保持手段
及び圧縮バネの組立方法を示した断面図である。
【図3】本実施形体にかかる第1弾性体と第2保持手段
の組立方法を示した断面図である。
【図4】本実施形態にかかる第1保持手段及び第2保持
手段の構成を拡大して示した断面図である。
【図5】本実施形態にかかるプリンタヘッドへのインク
注入方法を示した断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 13 インク噴射装置 14 第2弾性体 15a 第1保持板 15b 第1保持ロッド 16,16’ 固定用ボス 17 圧縮バネ 18a 第2保持ロッド 18b 第2保持板 19 第1弾性体 20a インク注入用開口部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内のインクをインク噴射装置
    に供給し,印字を行うインクジェットプリンタヘッドの
    インク貯蔵装置において,前記インクを貯蔵するハウジ
    ングと,前記ハウジングに設けられて,流体の流通が自
    在な第1貫通孔と,前記第1貫通孔を封止/開放可能で
    あるとともに,少なくとも外気の流通を許可する第1弾
    性体と,前記第1弾性体を前記第1貫通孔方向に付勢可
    能な弾性部材とを備えたことを特徴とする,インクジェ
    ットプリンタヘッドのインク貯蔵装置
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの下方位置にはインクを
    吸収可能な第2弾性体が設けられ,前記第2弾性体を介
    して前記ハウジング内のインクを前記インク噴射装置に
    供給することを特徴とする,請求項1に記載のインクジ
    ェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は,前記第2弾性体を前記
    インク噴射装置方向に付勢するものであることを特徴と
    する,請求項1または2に記載の請求項1または2に記
    載のインクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの前記貫通孔は所定の容
    積を有するハウジングカバーにより覆われており,前記
    ハウジングカバーには流体の流通が自在な第2貫通孔が
    設けられていることを特徴とする,,請求項1,2また
    は3のいずれかに記載のインクジェットプリンタヘッド
    のインク貯蔵装置。
  5. 【請求項5】 前記第1弾性体は,多孔性材料であるこ
    とを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれか
    に記載のインクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2弾性体は,多孔性材料であるこ
    とを特徴とする,請求項2,3,4または5のいずれか
    に記載のインクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とは同
    一直線上には配置されていないことを特徴とする,請求
    項1,2,3,4,5または6のいずれかに記載のイン
    クジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置。
JP10039761A 1997-02-05 1998-02-05 インクジェットプリンタヘッドのインク貯蔵装置 Expired - Fee Related JP2901583B2 (ja)

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