JPH10217402A - 化粧シート及びその製造方法並びに該化粧シートを用いた化粧部材 - Google Patents

化粧シート及びその製造方法並びに該化粧シートを用いた化粧部材

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JPH10217402A
JPH10217402A JP9023946A JP2394697A JPH10217402A JP H10217402 A JPH10217402 A JP H10217402A JP 9023946 A JP9023946 A JP 9023946A JP 2394697 A JP2394697 A JP 2394697A JP H10217402 A JPH10217402 A JP H10217402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材フィ
ルムとした化粧シートと同等の性能を備え、しかも健康
被害や環境破壊等の心配がなく経済的な、三次元形状の
物品の表面への貼付に適した化粧シート、及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】エチレン系樹脂および/または結晶性ポリ
プロピレン樹脂からなる基材層と、絵柄層と、非晶質ポ
リオレフィン樹脂を含有する中間樹脂層と、エチレン系
樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなる
表面樹脂層とを有する化粧シート。また、中間樹脂層及
び表面樹脂層を共押出しラミネート法により積層する製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内壁面や
天井面等の内装材や、建具、家具、什器、機器筐体等の
表面装飾に使用するための化粧シートに関するものであ
り、さらに詳しくは、三次元形状の基材の表面に貼付し
て使用するに好適な熱成形性を有する化粧シートに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木質系加工品や樹脂成形品等の三
次元形状の物体の表面に意匠性を付与する方法として例
えば、熱成形性を有する化粧シートを加熱軟化させた状
態で、真空圧を利用して物体の表面に沿って密着させて
貼付する、所謂真空ラミネート法や、熱成形性を有する
化粧シートを物体の表面に載置し、シリコーンゴム等の
弾性体を介して加熱加圧することにより、加熱軟化した
化粧シートを物体の表面の凹部にまで圧入して貼付する
方法等が用いられている。
【0003】係る化粧方法に使用する化粧シートとして
は、三次元形状の物体の表面に沿って成形されるに十分
な熱成形性が要求されるので、熱成形性に優れた樹脂で
あるポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材フィルムとした
化粧シートが、最も広く使用されている。
【0004】しかしながら、上記ポリ塩化ビニル樹脂
は、燃焼時に塩化水素等の有害ガスを発生するので、火
災時の被害や焼却処分時の環境汚染問題等が指摘されて
いる他、可塑剤やモノマーの揮発により使用者に健康被
害を発生したり、焼却灰の埋め立て処分により安定剤と
して含有されていた重金属が溶出し環境汚染を発生する
等、多くの問題を抱えたものであるので、より環境に優
しい材料による代替が今や社会的要請となっている。
【0005】ところが、三次元形状の物体の表面への化
粧に使用する化粧シートの基材フィルムとしては、ポリ
塩化ビニル樹脂以外にも例えばポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニル系樹脂
等、各種の樹脂フィルムを使用する方法が検討されて来
たが、化粧シートに要求される印刷適性や、熱成形性
(軟化温度や加熱軟化状態での耐破断性、柔軟性、均一
変形性、形状追随性等)、経済性等の面で、ポリ塩化ビ
ニル樹脂フィルムと同等以上の性能を有するものは得ら
れておらず、ポリ塩化ビニル樹脂の代替の目処は全く立
っていないのが実状であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける上記した問題点を解決すべくなされたものであっ
て、従来のポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材フィルム
とした化粧シートと同等の性能を備え、しかも健康被害
や環境破壊等の心配がなく経済的な、三次元形状の物品
の表面への貼付に適した化粧シートを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧シートは、
エチレン系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹
脂からなる基材層と、絵柄層と、非晶質ポリオレフィン
樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物からなる中間樹
脂層と、エチレン系樹脂および/または結晶性ポリプロ
ピレン樹脂からなる表面樹脂層とを有するものである。
【0008】また本発明の化粧シートは、前記絵柄層
が、前記基材層と前記中間樹脂層との間に設けられてな
ることを特徴とするものである。
【0009】また本発明の化粧シートは、前記中間樹脂
層が、プロピレンおよび/またはブテン−1成分含有率
が50重量%以上の非晶質ポリオレフィン樹脂を20〜
100重量%と、結晶性ポリプロピレン樹脂および/ま
たはエチレン系樹脂を80〜0重量%含有する樹脂組成
物からなることを特徴とするものである。
【0010】本発明の化粧シートの製造方法は、エチレ
ン系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂から
なる基材層に絵柄層を形成後、非晶質ポリオレフィン樹
脂を含有するオレフィン系樹脂組成物からなる中間樹脂
層と、エチレン系樹脂および/または結晶性ポリプロピ
レン樹脂からなる表面樹脂層とを、共押出しラミネート
法により積層することを特徴とするものである。
【0011】本発明の化粧部材は、基材の表面に、上記
のいずれかの化粧シートを貼付してなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の化粧シートは、その一例
を図1に示す様に、基材層1上に、絵柄層2と、中間樹
脂層3と、表面樹脂層4とが形成された多層構成の化粧
シートであって、特に、基材層1はエチレン系樹脂およ
び/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなり、中間樹
脂層3は非晶質ポリオレフィン樹脂を含有するオレフィ
ン系樹脂組成物からなり、表面樹脂層4はエチレン系樹
脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなるこ
とを特徴とするものである。
【0013】基材層1としては、上述の通り、エチレン
系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からな
る樹脂フィルム乃至シートを使用する。より具体的に
は、エチレン系樹脂としては例えば低密度ポリエチレン
樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、超低密度ポリエチ
レン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレ
ン樹脂等のポリエチレン樹脂や、エチレンと他のオレフ
ィン、ビニルエステルまたはその鹸化物、不飽和カルボ
ン酸またはそのエステルまたは金属塩等との共重合体樹
脂等、結晶性ポリプロピレン樹脂としては沸騰n−ヘプ
タン不溶性のアイソタクチックポリプロピレン樹脂、ま
たはアイソタクチックポリプロピレンと他のα−オレフ
ィンとの共重合体樹脂が好適に使用可能である。
【0014】また、上記した結晶質ポリプロピレン樹脂
やエチレン系樹脂としては、例えば不飽和カルボン酸ま
たはそのエステル、酸無水物、金属塩等の誘導体、不飽
和物のアミド、アミノ化合物、グリシジルメタアクリレ
ート、ヒドロキシメタアクリレート等により変性したも
のを使用することもできる。
【0015】その他、基材層1には必要に応じて例えば
安定剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、密着助剤、
充填材、着色剤、体質顔料等の添加剤を適宜添加しても
良い。基材層1の厚みは特に限定されないが、通常10
〜300μm程度の範囲であり、中でも30〜150μ
m程度の範囲が好ましい。
【0016】絵柄層2は、基材層1の裏面側、すなわち
中間樹脂層3や表面樹脂層4を設ける面と反対側の面に
設けることも可能であるが、工程中の絵柄層2の擦傷事
故や、基材への貼付時の接着剤に含有される溶剤等によ
る侵食等を防止する為には、絵柄層2は基材層1の表面
側に設けて、中間樹脂層3との間に挟持した構成とする
ことが好ましい。係る構成を採用すると、化粧シートに
隠蔽性が必要とされる場合に、基材層1として白色また
は着色の不透明樹脂フィルムを使用することによって、
隠蔽ベタ印刷層を省略することが可能となるので、生産
性や品質安定性の観点からも好ましい。
【0017】絵柄層2の形成方法としては、従来の化粧
シートのそれと全く同様に、例えばグラビア印刷法、オ
フセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、
無版印刷法等、従来公知の任意の印刷方法を使用するこ
とができる。また、単なる着色を目的とする場合には、
印刷法の他例えばグラビアコーティング法、マイクログ
ラビアコーティング法、ロールコーティング法、フロー
コーティング法、スプレーコーティング法、ディップコ
ーティング法、ナイフコーティング法、エアーナイフコ
ーティング法、ロッドコーティング法、キスコーティン
グ法、リップコーティング法、コンマコーティング法
等、従来公知の任意のコーティング法を用いることがで
きる。絵柄層2の材質としては、従来公知の任意の印刷
インキやコーティング剤、塗料等が使用可能である。
【0018】絵柄層2の形成の際、エチレン系樹脂およ
び/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなる基材層1
は、表面の濡れ性に乏しく、絵柄層2の十分な密着性が
得られ難い場合も多い。その様な場合には、基材層1の
絵柄層2形成面に予め例えばアンカー処理、コロナ処
理、フレーム処理、オゾン処理、酸処理、紫外線または
電子線等の電離放射線照射等の表面処理を施しておくこ
とが好ましく、その際表面張力を概ね36dyne/c
m以上としておくことが好ましい。
【0019】中間樹脂層3の材質は、少なくとも非晶質
ポリオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物
であって、より詳しくは、沸騰n−ヘプタンによるソッ
クスレー抽出不溶分が70重量%以下、より好適には6
0重量%以下であることが、柔軟性確保の面から好まし
い。一方、機械的強度の面からは、数平均分子量は10
00〜200000、より好適には1500〜1000
00の範囲であることが好ましい。
【0020】上記非晶質ポリオレフィン樹脂として具体
的には、例えばアタクチックポリプロピレン樹脂、プロ
ピレン・エチレン共重合体樹脂、プロピレン・ブテン−
1共重合体樹脂、プロピレン・ブテン−1・エチレン三
元共重合体樹脂、プロピレン・ヘキセン−1・オクテン
−1三元共重合体樹脂、プロピレン・ヘキセン−1・4
−メチルペンテン−1三元共重合体樹脂、ポリブテン−
1樹脂、ブテン−1・エチレン共重合体樹脂、ブテン−
1・ヘキセン−1・オクテン−1三元共重合体樹脂、ブ
テン−1・ヘキセン−1・4−メチルペンテン−1三元
共重合体等の非晶質オレフィン系樹脂を挙げることがで
き、またそれらのうちの複数種を適宜混合して使用する
こともできる。
【0021】但し、エチレン成分含有量が多すぎると、
基材フィルム1が柔軟になり過ぎ、また加熱軟化状態で
の強度が低下する。一方、ヘキセン−1等の長い側鎖を
与える成分が多すぎると、基材フィルム1の柔軟性が低
下する他、軟化温度が上昇し、加熱軟化状態での変形
性、形状追随性等が低下する。従って、非晶質ポリオレ
フィン樹脂としてはプロピレンおよび/またはブテン−
1を主体とすることが好ましく、両者の含有率を50重
量%以上とすることが最も好ましい。
【0022】上記中間樹脂層3を構成する非晶質ポリオ
レフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物には、
必要に応じて結晶性ポリプロピレン樹脂および/または
エチレン系樹脂を添加して、柔軟性や軟化温度、軟化状
態での変形性等の必要物性を調整することもできる。上
記結晶性ポリプロピレン樹脂やエチレン系樹脂として
は、具体的には例えば既に基材層1を構成する樹脂とし
て前掲したものと同様のの樹脂を使用することが出来、
基材層1に使用した樹脂と同種であっても異種であって
も良い。
【0023】また、上記した非晶質ポリオレフィン樹脂
や結晶性ポリプロピレン樹脂、エチレン系樹脂として
は、例えば不飽和カルボン酸またはそのエステル、酸無
水物、金属塩等の誘導体、不飽和物のアミド、アミノ化
合物、グリシジルメタアクリレート、ヒドロキシメタア
クリレート等により変性したものを使用することもでき
る。
【0024】中間樹脂層3を構成する樹脂組成物に、上
記した結晶性ポリプロピレン樹脂および/またはエチレ
ン系樹脂を添加する場合には、非晶質ポリオレフィン樹
脂の含有量を20〜100重量%、結晶性ポリプロピレ
ン樹脂および/またはエチレン系樹脂の含有量を80〜
0重量%の範囲とすることが好ましい。非晶質ポリオレ
フィン樹脂の含有量が20重量%以下であると、十分な
柔軟性や熱成形性を得ることが困難である。
【0025】その他、必要に応じて例えば安定剤、可塑
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、密着助
剤、充填材、着色剤、体質顔料等の添加剤を適宜添加し
ても良い。但し、中間樹脂層3には少なくとも絵柄層2
を透視可能な透明性を備えることが必要であるが、その
限りにおいて着色透明や半透明であっても良い。
【0026】表面樹脂層4を構成するエチレン系樹脂お
よび/または結晶性ポリプロピレン樹脂としては、基材
層1を構成する樹脂や中間樹脂層3に添加する樹脂と同
様の樹脂を使用することができ、それらと同一の樹脂で
あっても異なっていても良い。但し、基材層1と表面樹
脂層4の材質や厚みが極端に異なっていると、両者の熱
膨張係数の差により化粧シートに反りを発生して貼付適
性を低下させる場合があるので、基材層1と表面樹脂層
4とは、同一厚みの同種の樹脂から構成することが最も
好ましい。
【0027】その他、表面樹脂層4には必要に応じて例
えば安定剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、紫外線
吸収剤、密着助剤、充填材、着色剤、体質顔料、滑剤、
減摩剤、艶調整剤等の添加剤を適宜添加しても良い。但
し、表面樹脂層4には少なくとも絵柄層2を透視可能な
透明性を備えることが必要であるが、その限りにおいて
着色透明や半透明であっても良い。
【0028】本発明において、化粧シートの総厚やその
各構成層の厚みは特に限定されないが、一般的には化粧
シートの総厚は10〜300μm程度の範囲から選ばれ
るのが普通であり、中でも50〜200μmの範囲とす
る例が多い。またその各構成層の厚さは、非晶質ポリオ
レフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物からな
る中間樹脂層3の構成比が多いほど積層フィルムは柔軟
性や熱変形性が増し、一方エチレン系樹脂および/また
は結晶性ポリプロピレン樹脂からなる基材層1及び表面
樹脂層4の構成比が多いほど腰が強く破断強度の高い積
層フィルムが得られるから、両者の構成比を適宜設定す
ることによって、基材フィルム1の機械的・熱的特性を
調整することができる。
【0029】特に、従来の三次元成形用化粧シートの基
材フィルムとして使用されていたポリ塩化ビニル樹脂フ
ィルムに近い特性を得る為には、非晶質ポリオレフィン
樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物からなる中間樹
脂層3の厚みと、エチレン系樹脂および/または結晶性
ポリプロピレン樹脂からなる基材層1及び表面樹脂層4
の厚みの和との比率を、概ね4:1〜1:4程度の範囲
から選ぶことが好ましい。
【0030】但し、化粧部材の表面材として必要とされ
る耐磨耗性、耐擦傷性等の表面物性を満足させる為に
は、機械的強度に優れたエチレン系樹脂および/または
結晶性ポリプロピレン樹脂からなる層の構成比を高めに
設定した方が有利であり、具体的には、前記比率を概ね
1:1〜1:4程度の範囲から選ぶことが好ましい。
【0031】本発明の化粧シートの表面には、図2に例
示する様に、必要に応じてエンボス5を施して、立体的
な意匠性を付与することもできる。図2に示す例では、
エンボス5は表面樹脂層4の表面のみに設けられている
が、エンボス5は表面樹脂層5から中間層3や絵柄層
2、基材層1までの適宜の深さにまで亘って設けること
ができる。また、図3に例示する様に、必要に応じて前
記エンボス5の溝部にワイピング法等により着色剤6を
充填したり、全面にトップコート層7を施しても良い。
【0032】その他、基材層1を構成するエチレン系樹
脂や結晶質ポリプロピレン樹脂は、特に極性基を有する
共重合体樹脂や変性樹脂等を使用した場合は兎も角、一
般の汎用樹脂フィルムを使用した場合等には、基材への
貼付に使用する汎用の接着剤に対する接着性に乏しい場
合が多いので、図4に例示する様に、基材層1の裏面に
接着性を向上するためのプライマー層8を設けると良
い。プライマー層8としては、例えばウレタン系樹脂、
アクリル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、
ポリアミド系樹脂等からなる従来公知の任意のプライマ
ー塗料が好適に使用可能である。
【0033】本発明において、基材層1上への中間樹脂
層3や表面樹脂層4の積層方法は特に限定されず、例え
ば熱ラミネート法、ドライラミネート法、押出しラミネ
ート法等、従来公知の任意の方法が適用可能であるが、
中でも多層押出し機を使用した共押出しラミネート法に
よると、生産性に優れ、また層間の密着性に優れた化粧
シートが容易に得られるので、最も好適である。特に、
表面へのエンボス5の形成を必要とする場合には、共押
出しラミネートと同時にエンボスロールによりエンボス
5を付与する方法によると、エンボス工程の為にシート
を再度加熱する必要がなく、効率良く製造可能であるの
で最も好適である。
【0034】また、積層時に接合面に例えば接着剤やア
ンカー剤、プライマー等の塗布やコロナ処理、フレーム
処理、オゾン処理、酸処理、紫外線または電子線等の電
離放射線照射等の表面処理を施すことによって、各構成
層間の密着性を向上する処置を施すことも任意である。
【0035】本発明の化粧シートの各構成層の積層順序
としては上記の他、例えば図5に示す様に、絵柄層2を
中間樹脂層3と表面樹脂層4との間に設けることもでき
る。また、例えば図6に示す様に、基材層1と中間樹脂
層3との間、および中間樹脂層3と表面樹脂層4との間
の2箇所に設けても良く、こうすることによって深み感
や立体感のある意匠性に優れた絵柄を有する化粧シート
を得ることができる。
【0036】また、例えば図7に示す様に、中間樹脂層
3を基材層1の裏面側とし、その裏面にさらにエチレン
系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からな
る裏面樹脂層9を設けた構成としても良い。この構成の
化粧シートは、絵柄層2の裏面側の樹脂層1、3、9の
総厚が比較的厚く取れ、それらにチタン白等の顔料を添
加することにより高い隠蔽性が得られるので、隠蔽性を
特に厳しく要求される用途等には好適である。
【0037】また逆に、例えば図8に示す様に、絵柄層
2を基材層1の裏面側とし、その裏面にエチレン系樹脂
および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなる裏面
樹脂層9を設けた構成としても良い。この構成の化粧シ
ートは、絵柄層2の表面側の樹脂層1、3、4の総厚が
比較的厚く取れるので、特に深いエンボス5を設ける用
途や、高度の塗装感や深み感が要求される用途に適して
いる。
【0038】その他、例えば図9や図10に示す様に、
非晶質ポリオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂
組成物からなる中間樹脂層3を、エチレン系樹脂および
/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなる層を挟んで
2層以上設けた構成としても良い。係る構成は、特に厚
手の化粧シートにおいて、シートの柔軟性や熱成形性と
機械的強度や腰等のバランスを取る為には好適である。
【0039】なお、図5〜図10に例示した如き各種層
構成の化粧シートにも、必要に応じてエンボス5やそこ
への着色剤6の充填、トップコート層7、プライマー層
8等を適宜施しても良いことは言うまでもない。
【0040】以上詳述した本発明の化粧シートを、必要
に応じて接着剤等を介して、化粧部材用基材の表面に貼
付することによって、本発明の化粧部材が得られる。こ
こで、前記化粧部材用基材としては、例えば木材単板、
合板、積層材、繊維板、パーティクルボード等の木質系
基材や、ガラス、陶磁器、石膏ボード、珪酸カルシウム
板、スラグセメント板、スレート板、木質セメント板、
繊維強化コンクリート板、軽量気泡コンクリート板等の
無機質系基材、鉄、銅、アルミニウム、ステンレス等の
金属系基材、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン樹
脂、アクリル系樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹
脂等の合成樹脂系基材等、またはそれらの混合物、複合
体、積層体等、従来公知の任意のものが使用可能であ
る。
【0041】また、本発明の化粧シートは三次元成形適
性に優れているので、前記基材として三次元形状に成型
された基材を使用し、真空ラミネート法等によりその表
面に沿って密着させて貼付してなる、三次元形状の化粧
部材において、その真価を発揮する。勿論、単純な平板
状の基材に適用したり、表面に凹凸を有する柱状基材に
ラッピング法等により貼付して使用しても良いことは言
うまでもない。
【0042】
【実施例】
<実施例1>厚さ80μmの結晶性無延伸ポリプロピレ
ンフィルム(二村化学工業社製、商品名太閤FC)のコ
ロナ処理面に、ウレタン系インキにて木目柄を印刷後、
その印刷面上に、非晶質ポリオレフィン樹脂を含有する
オレフィン系樹脂組成物(宇部レキセン社製、商品名C
AP350)と、結晶性ポリプロピレン樹脂(三井石油
化学工業社製、商品名ハイポールLA221)とを、そ
れぞれ厚さ40μm及び80μmに共押出しラミネート
法により積層し、該積層と同時に表面に導管柄のエンボ
スを施し、該エンボスの溝部にワイピング法により着色
剤を充填し、さらに全面にウレタン系のトップコートを
施し、最後に裏面にコロナ処理後ウレタン系のプライマ
ー(東洋インキ製造社製、商品名ラミスター)を乾燥後
の塗布量5g/m2 に塗工して、本発明の化粧シートを
得た。
【0043】表面に框組型の切削加工を施した厚さ20
mmの中密度繊維板からなる基材の表面に、ウレタン変
性ビニル樹脂系エマルジョン接着剤(コニシ社製、商品
名CVC555)を乾燥後の塗布量10g/m2 に塗布
し、その表面に上記化粧シートを、従来の塩ビ化粧シー
トの場合と同一条件(シート加熱温度70℃、圧縮空気
圧力2kg/cm2 、圧熱時間110秒)にて真空圧空
成型法にて密着させて貼付し、本発明の化粧部材を得
た。
【0044】<実施例2>厚さ50μmの非晶質ポリオ
レフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物(宇部
レキセン社製、商品名CAP350)の表裏を、それぞ
れ厚さ50μmの結晶性ポリプロピレン樹脂(三井石油
化学工業社製、商品名ハイポールLA221)でサンド
イッチする様に、三層共押出し法により成形した積層シ
ートの片面をコロナ処理後、ウレタン系インキにて木目
柄を印刷後、その印刷面上に、結晶性ポリプロピレン樹
脂(三井石油化学工業社製、商品名ハイポールLA22
1)を、厚さ50μmに押出しラミネート法により積層
し、該積層と同時に表面に導管柄のエンボスを施し、該
エンボスの溝部にワイピング法により着色剤を充填し、
さらに全面にウレタン系のトップコートを施し、最後に
裏面にコロナ処理後ウレタン系のプライマー(東洋イン
キ製造社製、商品名ラミスター)を乾燥後の塗布量5g
/m2 に塗工して、本発明の化粧シートを得た。
【0045】上記化粧シートを使用して、以下実施例1
と同一の要領により化粧部材を得た。
【0046】<実施例3>厚さ40μmの非晶質ポリオ
レフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物(宇部
レキセン社製、商品名CAP350)の表裏を、それぞ
れ厚さ40μmの結晶性ポリプロピレン樹脂(三井石油
化学工業社製、商品名ハイポールLA221)でサンド
イッチする様に、三層共押出し法により成形した積層シ
ートの片面をコロナ処理後、ウレタン系インキにて木目
柄を印刷し、その印刷面上に、非晶質ポリオレフィン樹
脂を含有するオレフィン系樹脂組成物(宇部レキセン社
製、商品名CAP350)と、結晶性ポリプロピレン樹
脂(三井石油化学工業社製、商品名ハイポールLA22
1)とを、それぞれ厚さ40μmに共押出しラミネート
法により積層し、該積層と同時に表面に導管柄のエンボ
スを施し、該エンボスの溝部にワイピング法により着色
剤を充填し、さらに全面にウレタン系のトップコートを
施し、最後に裏面にコロナ処理後ウレタン系のプライマ
ー(東洋インキ製造社製、商品名ラミスター)を乾燥後
の塗布量5g/m2 に塗工して、本発明の化粧シートを
得た。
【0047】上記化粧シートを使用して、以下実施例1
と同一の要領により化粧部材を得た。
【0048】
【発明の効果】本発明の化粧シートは、エチレン系樹脂
および/または結晶性ポリプロピレン樹脂からなる基材
層と、絵柄層と、非晶質ポリオレフィン樹脂を含有する
オレフィン系樹脂組成物からなる中間樹脂層と、エチレ
ン系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂から
なる表面樹脂層とを設けて構成したことにより、柔軟性
や熱成形性等の点において従来のポリ塩化ビニル樹脂系
の化粧シートと同等の性能を有し、三次元形状を有する
基材の表面に貼付して使用するに好適であり、しかも表
面はポリオレフィン系樹脂であるから、ポリ塩化ビニル
樹脂よりも耐溶剤性や耐汚染性に優れる。その上、従来
のポリ塩化ビニル樹脂で大きな問題とされていた、燃焼
時の塩化水素等の有害ガスの発生もなく、焼却処分が容
易であるから、正に現代の環境保護問題や廃棄物処理問
題等の社会的要請に合致したものである。
【0049】また特に、前記絵柄層を、前記基材層と前
記中間樹脂層との間に設けたことにより、工程中の絵柄
層2の擦傷事故や、基材への貼付時の接着剤に含有され
る溶剤等による侵食等を防止することができる。
【0050】また特に、前記中間樹脂層を、プロピレン
および/またはブテン−1成分含有率が50重量%以上
の非晶質ポリオレフィン樹脂を20〜100重量%と、
結晶性ポリプロピレン樹脂および/またはエチレン系樹
脂を80〜0重量%含有する樹脂組成物から構成したこ
とにより、ポリ塩化ビニル樹脂系の化粧シートと同等の
機械的・熱的特性を有する化粧シートを容易に実現する
ことができる。
【0051】本発明の化粧シートの製造方法は、エチレ
ン系樹脂および/または結晶性ポリプロピレン樹脂から
なる基材層に絵柄層を形成後、非晶質ポリオレフィン樹
脂を含有するオレフィン系樹脂組成物からなる中間樹脂
層と、エチレン系樹脂および/または結晶性ポリプロピ
レン樹脂からなる表面樹脂層とを、共押出しラミネート
法により積層することにより、層間の密着性に優れた化
粧シートを生産性良く簡便に製造することができる。
【0052】本発明の化粧部材は、化粧部材用基材の表
面に上記の化粧シートを貼付して構成したので、従来の
塩ビ化粧部材と同様に生産性良く簡便に製造可能であ
り、しかも耐溶剤性や耐汚染性に優れており、また焼却
しても有害ガスを発生する虞もなく、環境問題や廃棄物
処理問題の解決に寄与することのできる優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図2】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図3】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図4】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図5】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図6】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図7】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図8】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図9】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図10】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1‥‥基材層 2‥‥絵柄層 3‥‥中間樹脂層 4‥‥表面樹脂層 5‥‥エンボス 6‥‥着色剤 7‥‥トップコート層 8‥‥プライマー層 9‥‥裏面樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04F 13/18 E04F 13/18 A // B29L 9:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン系樹脂および/または結晶性ポリ
    プロピレン樹脂からなる基材層と、絵柄層と、非晶質ポ
    リオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成物か
    らなる中間樹脂層と、エチレン系樹脂および/または結
    晶性ポリプロピレン樹脂からなる表面樹脂層とを有する
    化粧シート。
  2. 【請求項2】前記絵柄層が、前記基材層と前記中間樹脂
    層との間に設けられてなることを特徴とする請求項1に
    記載の化粧シート。
  3. 【請求項3】前記中間樹脂層が、プロピレンおよび/ま
    たはブテン−1成分含有率が50重量%以上の非晶質ポ
    リオレフィン樹脂を20〜100重量%と、結晶性ポリ
    プロピレン樹脂および/またはエチレン系樹脂を80〜
    0重量%含有する樹脂組成物からなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の化粧シート。
  4. 【請求項4】エチレン系樹脂および/または結晶性ポリ
    プロピレン樹脂からなる基材層に絵柄層を形成後、非晶
    質ポリオレフィン樹脂を含有するオレフィン系樹脂組成
    物からなる中間樹脂層と、エチレン系樹脂および/また
    は結晶性ポリプロピレン樹脂からなる表面樹脂層とを、
    共押出しラミネート法により積層することを特徴とする
    化粧シートの製造方法。
  5. 【請求項5】基材の表面に、請求項1乃至3に記載の化
    粧シートを貼付してなる化粧部材。
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